JP6476652B2 - 記録材冷却搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

記録材冷却搬送装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6476652B2
JP6476652B2 JP2014170400A JP2014170400A JP6476652B2 JP 6476652 B2 JP6476652 B2 JP 6476652B2 JP 2014170400 A JP2014170400 A JP 2014170400A JP 2014170400 A JP2014170400 A JP 2014170400A JP 6476652 B2 JP6476652 B2 JP 6476652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
pressure
cooling
belt
conveyance direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014170400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016044050A (ja
Inventor
松本到
石井建司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014170400A priority Critical patent/JP6476652B2/ja
Priority to US14/807,379 priority patent/US9563155B2/en
Publication of JP2016044050A publication Critical patent/JP2016044050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6476652B2 publication Critical patent/JP6476652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

本発明は、シート状記録材用の記録材冷却搬送装置および画像形成装置に関するものである。
定着装置を通過した記録材の熱を奪う冷却部材を備えるとともに、ベルトで記録材を挟持搬送しながら冷却部材にて記録材を冷却する冷却装置が知られている(特許文献1)。この冷却装置では、冷却部材に対してベルトを加圧する加圧部材がさらに設けられている。
しかしながら、加圧部材の加圧力を大きくすると搬送中の記録材に皺が発生してしまう。一方で加圧部材の加圧力を小さくすると、ベルトを介する冷却部材と記録材との接触が安定しないため、冷却効果が落ちてしまう。
そこで本発明は、冷却部材による記録材の効率的な冷却を実現しつつ、記録材への皺の発生を抑制する記録材冷却搬送装置の提供を課題とする。
この課題を解決するため、定着装置で定着されたトナー画像を有する記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材のうち少なくとも一方のベルト部材の内周面に接触して、前記記録材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材が接触する前記ベルト部材と対向する他方のベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して前記冷却部材を加圧する加圧部材と、を有し、前記加圧部材は記録材搬送方向に複数設けられ、記録材搬送方向上流側の加圧部材の加圧力が記録材搬送方向下流側の他の加圧部材の加圧力よりも小さいこと、および前記冷却部材は、第1の冷却部材と、前記第1の冷却部材よりも記録材搬送方向下流側に設けられた第2の冷却部材と、を有し、前記第1の冷却部材は前記第2ベルト部材の内周面に接触して、当該第2ベルト部材を介して前記記録材を前記他方の面から冷却するものであって、前記第2の冷却部材は前記第1ベルト部材の内周面に接触して、当該第1ベルト部材を介して前記記録材を前記一方の面から冷却するものであって、前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材は、前記第2ベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して付勢手段により前記第2の冷却部材を加圧し、前記記録材搬送方向上流側の加圧部材は、前記第1の冷却部材の上方に設けられ、自重により前記第1の冷却部材を加圧することを特徴とする記録材冷却搬送装置を提案する。
記録材搬送方向上流側の加圧部材による適度な加圧力で記録材をベルト間に挟持することで、皺の発生が回避される。また、第1ベルト部材および第2ベルト部材を介して加圧部材が第1の冷却部材を加圧しているため、冷却部材による記録材の効率的な冷却が実現される。
実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。 図1に示す冷却装置の拡大図である。 奥側から見た冷却装置の概略構成図である。 自重により冷却部材を加圧する加圧部材の詳細な部分斜視図である。 別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。 別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。 別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
図1は、実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体200に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備えている。なお、図1では、イエローのプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、感光体2の表面を露光する露光手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザ光を照射するようになっている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10を有する。中間転写ベルト10は、支持部材としての複数のローラ21〜24に張架されており、それらローラ21〜24のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
4つの感光体2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11はそれぞれの位置で中間転写ベルト10の内周面を押圧しており、中間転写ベルト10の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト10を張架する1つのローラ24に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。この二次転写ローラ12は中間転写ベルト10の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
画像形成装置本体200の下部には、紙やOHP等のシート状の記録材Pを収容した複数の給紙カセット13が配設されている。各給紙カセット13には、収容されている記録材Pを送り出す給紙ローラ14が設けてある。また、画像形成装置本体200の図の左側の外面には、機外に排出された記録材Pをストックする排紙部としての排紙トレイ20が設けてある。
画像形成装置本体200内には、記録材Pを給紙カセット13から二次転写ニップを通って排紙トレイ20へ搬送するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向上流側にはレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向下流側には、定着装置8、記録材冷却搬送装置としての冷却装置9、一対の排出ローラ16が順次配設されている。定着装置8は、例えば、内部に図示しないヒータ(熱源)を有する定着部材としての定着ローラ17と、定着ローラ17を加圧する加圧部材としての加圧ローラ18を備える。定着ローラ17と加圧ローラ18とが接触した箇所には、定着ニップが形成されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト10を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト10を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧または定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト10はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙ローラ14が回転することによって、給紙カセット13から記録材Pが搬出される。搬出された記録材Pは、レジストローラ15によってタイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ12には、中間転写ベルト10上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー画像が記録材P上に一括して転写される。その後、記録材Pは定着装置8に送り込まれ、定着ローラ17と加圧ローラ18によって記録材Pが加圧および加熱されてトナー画像が記録材P上に定着される。そして、記録材Pは、冷却装置9によって冷却された後、一対の排出ローラ16によって排紙トレイ20に排出される。
両面印刷の場合は、冷却後の記録材Pを切換爪25を切り換えることにより反転路26へ導き、切換爪27を切り換えてローラ28などを逆回転させることにより反転後の記録材Pを反転路29からレジストローラ15へと再給紙して用紙の表裏を反転させる。このとき、中間転写ベルト10上には裏面画像となるトナー画像を形成して担持させておき、記録材Pの裏面にトナー画像を転写して定着装置8による定着処理と冷却装置9による冷却処理を経て、排出ローラ16により排紙トレイ20上に排紙する。
以上の説明は、記録材にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つまたは3つのプロセスユニットを使用して、2色または3色の画像を形成したりすることも可能である。
冷却装置は、図2に示すように、ベルト搬送手段30のベルトの走行によって搬送されるシート状記録材Pを冷却する冷却部材33を備えたものである。ベルト搬送手段30は、シート状記録材Pの一方の面(表面または上面)側に配置される第1の搬送機構31と、シート状記録材Pの他方の面(裏面または下面)側に配置される第2の搬送機構32を備える。また、各搬送機構に対してそれぞれ冷却部材33を備え、第1の冷却部材としての冷却部材(液冷プレート)33aがシート状記録材Pの一方の面(裏面または下面)側に配置され、第2の冷却部材としての冷却部材33bがシート状記録材Pの他方の面(表面または上面)側に配置され、第3の冷却部材としての冷却部材33cがシート状記録材Pの一方の面(裏面または下面)側に配置されている。
冷却部材33a,33b,33cは、シート状記録材の走行方向に沿ってずれて配置されている。また、一方の冷却部材33bは、下面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34bとされ、他方の冷却部材33a,33cは、上面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34a,34cとされている。そして、各冷却部材33a,33b,33cの内部には、冷却液が流れる冷却液流路が形成されている。
この冷却装置は、図3に示すように、発熱部としての記録材Pからの熱を受ける受熱部45と、受熱部45の熱を放熱する放熱部46と、受熱部45と放熱部46とを冷却液が循環する循環路47とを有する冷却液循環回路44を備える。この循環路47内には、冷却液を循環させるためのポンプ48と、冷却液を溜める液溜タンク49とが配置されている。そして、液冷プレートである冷却部材33a,33b,33cを受熱部45として機能させる。また、放熱部46としてラジエータ等からなる。冷却液には、例えば、水を主成分とし、凍結温度を下げるためのプロピレングリコールまたはエチレングリコールや、金属製の部品の錆を防止するための防錆剤(例えば、リン酸塩系物質:リン酸カリ塩、無機カリ塩等)が添加されたもの等がある。
循環路47としては、冷却部材33aの一方の開口部と液溜タンク49とを連結する配管50と、冷却部材33aの他方の開口部と冷却部材33bの一方の開口部とを連結する配管60と、冷却部材33bの他方の開口部と冷却部材33cの一方の開口部を連結する配管51と、冷却部材33cの他方の開口部と放熱部46としてラジエータとを連結する配管52と、放熱部46としてラジエータとポンプ48とを連結する配管53と、ポンプ48と液溜タンク49とを連結する配管54とを備える。配管50,60,51,52,53,54を有する循環路47は一本の流路を形成しているが、冷却部材33a,33b,33c内では蛇行しており、冷却液が効果的に冷却部材を冷却するようになっている。
第1の搬送機構31は、複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)55と、このローラ55に掛け回される第1ベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)56とを備える。第2の搬送機構32は、複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)57c,57d,58と、駆動ローラ57aと、ローラ57、58に掛け回される第2ベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)59とを備える。
このため、記録材Pを搬送する際には、第1の搬送機構31のベルト56と第2の搬送機構32のベルト59とで、記録材Pを挟持搬送することになる。すなわち、駆動ローラ57aが駆動することによって、図2に示すように、ベルト59が矢印A方向に走行し、ベルト56,59間に挟まれた記録材Pを介して、第2の搬送機構32のベルト59の走行に伴って、第1の搬送機構31のベルト56が矢印B方向に走行する。これによって、記録材Pは矢印C方向沿って、上流側から下流側へと搬送される。なお、ローラ55dはベルト56,59を介してローラ57dとニップを形成していない。また、ローラ55dの最下点は、後述する加圧部材70aの最下点と同じか下に位置していることが好ましい。ローラ55dがこのような配置である限り、ローラ55dが対向するベルト59に対してベルト56を介して接触または非接触であってもよい。
次に、前記のように構成された冷却装置の動作について説明する。記録材Pの挟持搬送する場合、図2等に示すように、第1の搬送機構31と第2の搬送機構32とを近接させた状態とする。この図2に示す状態において、第2の搬送機構32の駆動ローラ57aを回転駆動させれば、前記したように、各ベルト56,59が矢印方向に走行して、記録材Pは矢印方向に走行する。この状態では、前記冷却液循環回路44において、冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内に冷却液を流す。
この際、第1の搬送機構31のベルト56の内周面が、冷却部材33bの吸熱面34bを摺動し、第2の搬送機構32のベルト59の内周面が、冷却部材33aの吸熱面34aと冷却部材33cの吸熱面34cを摺動する。このため、記録材Pの表面(上面)側から、ベルト56を介して冷却部材33bは記録材Pの熱を吸収する。また、記録材Pの裏面(下面)側から、ベルト59を介して冷却部材33c,33aは記録材Pの熱を吸収する。この場合、冷却部材33a,33b,33cが吸収した熱量を冷却液が外部に輸送することで冷却部材33a,33b,33cは低温に保たれる。
すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却液が冷却液循環回路44内を循環し、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内を流れて吸熱して高温となった冷却液が、放熱部として機能するラジエータを通過することによって、外気へ放熱され、その温度が低下する。そして、低温となった冷却液が再度冷却液流路内を流れて、冷却部材33a,33b,33cが放熱部46と機能する。このため、このサイクルを繰り返すことによって、記録材Pは両面から冷却される。
図2に示すように、加圧部材70a,70b,70c,70d,70e,70fが、各冷却部材33a,33b,33cに対向するベルトの内周面に接触して設けられている。
加圧部材70a,70bは、冷却部材33aの上方に設けられ、ベルト56,59を介して冷却部材33aを自重で加圧している。加圧部材70e,70fは、冷却部材33cの上方に設けられ、ベルト56,59を介して冷却部材33cを加圧している。加圧部材70c,70dは、冷却部材33bの下方に設けられ、重力に抗してベルト56,59を介して冷却部材33bを加圧している。ここで、加圧部材70c,70d,70e,70fは付勢手段71c,71d,71e,71fからの付勢力を受けて冷却部材33b,33cを加圧している。このとき、記録材搬送方向上流側の加圧部材70a,70bの加圧力が下流側の他の加圧部材70c,70d,70e,70fの加圧力よりも小さく設定されている。本実施形態では、付勢手段71c,71d,71e,71fとしてばねを用いており、ばねは特に板ばねやコイルばねである。
加圧部材は、ベルト56,59を介して冷却部材へ当接する回転部材と、回転部材を回転可能とする回転軸で構成している。各回転部材は全て同じ材質(例えばスポンジやゴム)であり、全て同じ重量を有する。回転軸は各加圧部材間で異なる材質でできており、加圧部材70c,70d,70e,70fの回転軸は例えば鉄で構成し、加圧部材70a,70bの回転軸は鉄よりも重量が軽い部材(例えばアルミニウム)で構成している。加圧部材70a,70bの回転軸をアルミニウムで構成するとき、加圧部材70a,70bは例えば1.5Nの加圧力を有し、加圧部材70c,70d,70e,70fの回転軸を鉄で構成するとき、これらは例えば3.5Nの加圧力を有すると好ましい。また、付勢手段71c,71d,71e,71fを備えた加圧部材70c,70d,70e,70fは例えば8〜14Nの加圧力を有すると好ましい。
だが、加圧部材70c,70dは重力に抗して冷却部材33bに押圧する必要があるため、加圧部材70a,70b,70c,70dの回転軸をアルミニウムで構成し、加圧部材70e,70fの回転軸を鉄で構成してもよい。そして、加圧部材70a,70bの加圧力が他の加圧部材70c,70d,70e,70fの加圧力よりも小さくなるように、加圧部材70c,70d,70e,70fの付勢手段71c,71d,71e,71fの付勢力を調節すればよい。また、加圧部材70a,70bの加圧力が加圧部材70e,70fの加圧力よりも小さい限り、加圧部材70e,70fは付勢手段71e,71fを有さず、自重により冷却部材33cを加圧してもよい。
図4は、自重により冷却部材を加圧する加圧部材の詳細な部分斜視図である。
加圧部材70a,70bは加圧ローラユニット300を構成しており、加圧ローラユニット300は、2つの加圧部材70a,70b、2つの軸受ガイド部材340およびこれら部材を取り付けるためのユニットフレーム(不図示)などを有する。加圧部材70a,70bはそれぞれ、回転部材16a、回転軸16bおよび回転軸16bに設けられた2つの軸受330を有している。加圧ローラユニットの他端も同様の構成であるため、ここでは一端のみを示している。
軸受330は、軸方向外側の円筒部331と、軸方向内側で円筒部331より半径方向外側に突出したフランジ332とを有している。軸受ガイド部材340は折り曲げられた平坦な金属部材からなり、その断面はコ字状になっている。軸受ガイド部材340は回転部材16aの軸方向と垂直に延在し、冷却装置9のフレーム360(図3)にねじなどで固定されている。ただし図3において、簡略化のために手前側のフレームの図示は省略している。軸受ガイド部材340は、加圧部材70a,70bの加圧方向(垂直方向)に互いに略平行に延びる一対のガイド部340aと一対のガイド部340bを有しており、ガイド部340aとガイド部340bは段部341により接合している。切欠350aの横幅は切欠350bの横幅より大きい。切欠350a,350bの記録材搬送方向の幅は、軸受ガイド部材340の一対のガイド部340aと一対のガイド部340bで画定されている。
ガイド部340aの成す切欠350aの横幅はフランジ332の径より小さいが、円筒部331の径よりも僅かに大きい。円筒部331はガイド部340aの成す切欠350aを通って軸方向外側に突出している。一方、段部341より上方に位置するガイド部340bの成す切欠350bは円筒部331よりも小さい。従って、軸受330は切欠350a内でガイド部340aによりガイドされ上下方向に移動できるが、円筒部331は段部341により段部341よりも上方への移動を規制される。
また、図示のように、切欠350aの横幅より大きい径を有するフランジ332は軸受ガイド部材340よりも軸方向内側に配置されている。ローラはその両端で同構造の軸受330を有するため、軸方向へのローラの移動が規制されている。また、フランジ332の下部は軸受ガイド部材340の底面342に接触するため、このときに軸受330の下方への移動が規制される。
よって、軸受330は切欠350a内を上下に移動可能であり、軸受330が段部341または底面342に接触しない限り、加圧部材70a,70bは自重により冷却部材33cを加圧する。
なお、加圧ローラユニットに付勢手段を備える場合、付勢手段としてばね、例えば回転部材16aの軸方向に延びる細長い板ばねを用いることができる。この場合、板ばねの一端は回転部材16aに対向するユニットフレーム(不図示)に固定し、自由端である他端は切欠350bから軸方向外側に突出させてフランジ332を下方に押圧させればよい。付勢力は板ばねの厚さや幅によって調節できる。よって、加圧ローラユニットを組み立てると、加圧部材は付勢手段により所定の付勢力で加圧されるため、加圧ローラユニットを冷却装置9に取り付ければ、これに対向する冷却部材がベルトを介して加圧されることになる。付勢手段71c,71dまたは付勢手段71e,71fを備えた加圧ローラユニットは、図2における加圧部材70c,70dまたは加圧部材70e,70fを構成し得る。
加圧ローラユニットを用いることにより、例えば2つの回転部材を備えた加圧ローラユニットを簡単に冷却装置9に装着でき、メンテナンスも容易となる。
なお、2つの回転部材(加圧部材70a,70b)を備えた加圧ローラユニットを用いる場合、回転軸の重量を変えるなどして、記録材搬送方向上流側の加圧部材70aの加圧力を下流側の加圧部材70bの加圧力よりも小さく設定してもよい。
以上のように冷却装置9を構成することにより、全ての加圧部材が同じ加圧力を有する場合に比べて、記録材Pの皺を抑制することができる。
定着装置8から排出された薄い記録材Pには、定着装置8と冷却装置9の間で撓みが生じることがある。その後、撓みを生じたまま記録材Pが冷却装置9のベルト56,59によって強く押圧されると、撓みが押しつぶされ、皺が生じてしまう。より具体的には、記録材搬送方向上流側の加圧部材の加圧力が大きいと、最上流側の加圧部材70a,70bによって皺が作られ、そのまま記録材は下流側に搬送されてしまう。一方、加圧部材70a,70bを設置しなければ、記録材Pがベルトを介して冷却部材にしっかり接触せず、冷却効果が低減してしまう。そこで、加圧部材70a,70bにより適度な加圧力で記録材Pをベルト56,59で挟持することで、皺の発生が回避される。一旦記録材Pが皺の無い状態でベルト56,59間になじめば、その後加圧部材70c,70d,70e,70fでより強い加圧力で記録材Pを押圧しても皺は生じない。
表1は、異なる構成を有する冷却装置において記録材Pの皺の発生を確認した実験結果を示すものである。記録材Pの皺の欄における「×」は目視にて皺を確認できるレベルを示し、「△」は目視にて皺を確認できるが品質に大きな影響がないレベルを示し、「○」は目視で皺を確認できないレベルを示す。冷却効果の欄における「○」は、多数の記録材が重なってもトナーによって記録材同士がブロック化して貼りつくブロッキング現象が生じない程度に十分冷却されていることを示す。
Figure 0006476652
ここで、構成1の冷却装置では、全ての加圧部材が同じ加圧力(約12N)を有するように全ての加圧部材を付勢手段により付勢した。
構成2の冷却装置では、全ての加圧部材の重量(約3.5N)を同じにするために、各回転部材を同じ材料(スポンジ)で構成し、各回転軸はともに鉄で構成した。さらに、加圧部材70c,70dは約15.5Nの加圧力を有するバネで付勢し、加圧部材70e,70fは約8.5Nの加圧力を有するばねで付勢し、加圧部材70a,70bはばねで付勢せず、自重で冷却部材33aを加圧させた。従って、加圧部材70a,70bは約3.5Nの加圧力、加圧部材70c,70d,70e,70fは約12Nの加圧力を有していた。
構成3の冷却装置では、加圧部材70a,70bの重量(約1.5N)を加圧部材70c,70d,70e,70fの重量(約3.5N)よりも小さくした。このとき、各回転部材を同じ材料(スポンジ)で構成し、加圧部材70c,70d,70e,70fの回転軸は鉄で構成し、加圧部材70a,70bの回転軸はアルミニウムで構成した。また、加圧部材70c,70dは約15.5Nの加圧力を有するバネで付勢し、加圧部材70e,70fは約8.5Nの加圧力を有するばねで付勢し、加圧部材70a,70bはばねで付勢せず、自重で冷却部材33aを加圧させた。従って、加圧部材70a,70bは約1.5Nの加圧力、加圧部材70c,70d,70e,70fは約12Nの加圧力を有していた。
表1より、構成2,3のように、冷却装置9の最上流の冷却部材33aに対向する加圧部材の加圧力を下流側の加圧部材より小さくすることで、記録材の皺の発生を抑制しつつ良好な冷却効果が得られることが明らかになった。一方、構成1のように最上流の加圧部材の加圧力が大きい場合、良好な冷却効果は得られたが、記録材に皺が発生してしまった。
図5は、別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
図5(a)に示す冷却装置9は、加圧部材70a,70bが付勢手段71a,71bにより付勢されており、全ての加圧部材が付勢されている点でのみ図2の冷却装置と異なる。全ての加圧部材の付勢手段はばねでできており、各付勢手段のばね定数は任意であるが、記録材搬送方向上流側の加圧部材70a,70bの加圧力が下流側の他の加圧部材70c,70d,70e,70fの加圧力よりも小さくなるように設定されている。各加圧部材の回転軸の構成材料も任意であり、各付勢手段のばね定数は回転軸の構成材料によって調節すればよい。この構成によっても上記と同様の効果が得られる。
図5(b)に示す冷却装置9は図5(a)に示す冷却装置の変形例である。本実施形態の冷却装置9では、全ての加圧部材の付勢手段を同じ構成としている。そして、ローラ55dの最下点は加圧部材70aの最下点よりも上に位置していて、ローラ55dはローラ57dから離間している。このようなローラ55dの配置により、加圧部材70aには上方に持ち上げられる力が加わる。従って、全ての加圧部材の付勢手段を同じ構成としても、記録材搬送方向上流側の加圧部材70a,70bの加圧力を下流側の他の加圧部材70c,70d,70e,70fの加圧力よりも小さく設定できる。また、ローラ55dと加圧部材70aとの間のベルト56の軌跡は、記録材搬送方向上流側から下流側に向けて下方へ傾斜する。従って、記録材Pの先端が上方にカールしたとしても、ベルト56とベルト59との間に案内し易くなる。
図6は、別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
本実施形態の冷却装置9は1つの冷却部材33aのみを有し、記録材搬送方向上流側の加圧部材70aの加圧力が下流側の他の加圧部材70b,70e,70fの加圧力よりも小さく設定されている。加圧部材は記録材搬送方向に複数設けられている。各加圧部材を構成する回転軸と回転部材は共通の部材である。加圧部材70aは冷却部材33aを自重で加圧しているのに対して、加圧部材70b,70e,70fは自重と付勢手段71b,71e,71fの付勢力とを合わせた加圧力により冷却部材33aを加圧している。この構成によっても上記と同様の効果が得られる。
本実施形態においても、図5(b)と同じように、全ての加圧部材に同じ付勢手段を設け、加圧部材70aに対して上方に力が加わるようにローラ55dの下端位置を加圧部材70aの下端位置よりも上方に配置してもよい。
図7は、別な実施形態に係る冷却装置の概略構成図である。
本実施形態の冷却装置9では、図2の実施形態と異なり、記録材搬送方向上流側の加圧部材70aよりも記録材搬送方向上流側にベルト56を張架する第1回転部材である張架部材130が設けられている。また、張架部材130よりもベルト回転方向上流側にベルト56を張架する第2回転部材であるローラ55dが設けられている。張架部材130は、ローラ55dと加圧部材70aとの間にある。また、ローラ55dの最下点は加圧部材70aの最下点よりも上方にある。そして、張架部材130の最下点を加圧部材70aの最下点と同じ高さか下方に位置させている。
従って、自重で加圧している加圧部材70aの加圧力の減少を抑制でき、上記と同様の効果が得られる。さらに、張架部材130とローラ55dとの間のベルト56の軌跡は、記録材搬送方向上流側から下流側に向けて下方へ傾斜することになる。従って、記録材Pの先端が上方にカールしたとしても、ベルト56とベルト59との間に案内し易くなる。そして、張架部材130によって、ベルト56,59の接触領域を広められるので、記録材Pを搬送方向に沿って冷却部材33aに広く接触させることができる。
なお、本実施形態の張架部材130を図5(b)に示すローラ55dと加圧部材70aとの間に設けてもよい。
なお、冷却部材の数は図1〜3,5,6のものに限定されず、例えば、冷却部材は2つであってもよい。
また、記録材搬送方向最上流の冷却部材は下方に配置されることに限定されず、上方に配置されてもよい。
また、冷却部材の吸熱面は扁平円弧面状に限られず、平坦面であってもよい。
9 冷却装置(記録材冷却搬送装置)
30 ベルト搬送手段
33a,33b,33c 冷却部材
56 ベルト(第1ベルト部材)
59 ベルト(第2ベルト部材)
70a,70b,70c,70d,70e,70f 加圧部材
特開2012−098677号公報

Claims (8)

  1. 定着装置で定着されたトナー画像を有する記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、
    前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材のうち少なくとも一方のベルト部材の内周面に接触して、前記記録材を冷却する冷却部材と、
    前記冷却部材が接触する前記ベルト部材と対向する他方のベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して前記冷却部材を加圧する加圧部材と、
    を有し、
    前記加圧部材は記録材搬送方向に複数設けられ、記録材搬送方向上流側の加圧部材の加圧力が記録材搬送方向下流側の他の加圧部材の加圧力よりも小さいこと、および
    前記冷却部材は、第1の冷却部材と、前記第1の冷却部材よりも記録材搬送方向下流側に設けられた第2の冷却部材と、を有し、
    前記第1の冷却部材は前記第2ベルト部材の内周面に接触して、当該第2ベルト部材を介して前記記録材を前記他方の面から冷却するものであって、
    前記第2の冷却部材は前記第1ベルト部材の内周面に接触して、当該第1ベルト部材を介して前記記録材を前記一方の面から冷却するものであって、
    前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材は、前記第2ベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して付勢手段により前記第2の冷却部材を加圧し、
    前記記録材搬送方向上流側の加圧部材は、前記第1の冷却部材の上方に設けられ、自重により前記第1の冷却部材を加圧することを特徴とする記録材冷却搬送装置。
  2. 定着装置で定着されたトナー画像を有する記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、
    前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材のうち少なくとも一方のベルト部材の内周面に接触して、前記記録材を冷却する冷却部材と、
    前記冷却部材が接触する前記ベルト部材と対向する他方のベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して前記冷却部材を加圧する加圧部材と、
    を有し、
    前記加圧部材は記録材搬送方向に複数設けられ、記録材搬送方向上流側の加圧部材の加圧力が記録材搬送方向下流側の他の加圧部材の加圧力よりも小さいこと、および
    前記記録材搬送方向上流側の加圧部材と前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材は、回転軸と、当該回転軸に設けられ前記冷却部材を加圧する回転部材と、を有し、
    前記回転部材の材質は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材と前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材とで同じであり、前記回転軸の材質は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材と前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材とで異なることを特徴とする記録材冷却搬送装置。
  3. 前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の回転軸は前記記録材搬送方向下流側の他の加圧部材の回転軸よりも軽いことを特徴とする請求項2記載の記録材冷却搬送装置。
  4. 前記記録材搬送方向上流側の加圧部材は、複数の回転部材を備え、加圧ローラユニットを構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  5. 前記記録材搬送方向上流側の加圧部材よりも記録材搬送方向上流側に前記ベルト部材を張架する第1回転部材を有し、
    前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の最下点は前記第1回転部材の最下点と同じ高さか下方に位置していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  6. 前記記録材搬送方向上流側の加圧部材よりも記録材搬送方向上流側に前記ベルト部材を張架する第1回転部材と、
    前記第1回転部材よりもベルト回転方向上流側に前記ベルト部材を張架する第2回転部材と、を有し、
    前記第1回転部材の最下点は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の最下点と同じ高さか下方に位置しており、前記第2回転部材の最下点は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の最下点よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  7. 定着装置で定着されたトナー画像を有する記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、
    前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材のうち少なくとも一方のベルト部材の内周面に接触して、前記記録材を冷却する冷却部材と、
    前記冷却部材が接触する前記ベルト部材と対向する他方のベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して前記冷却部材を加圧する加圧部材と、
    を有し、
    前記加圧部材は記録材搬送方向に複数設けられ、記録材搬送方向上流側の加圧部材の加圧力が記録材搬送方向下流側の他の加圧部材の加圧力よりも小さいこと、および
    前記記録材搬送方向上流側の加圧部材よりも記録材搬送方向上流側に前記ベルト部材を張架する第1回転部材と、
    前記第1回転部材よりもベルト回転方向上流側に前記ベルト部材を張架する第2回転部材と、を有し、
    前記第1回転部材の最下点は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の最下点と同じ高さか下方に位置しており、前記第2回転部材の最下点は前記記録材搬送方向上流側の加圧部材の最下点よりも上方に位置していることを特徴とする記録材冷却搬送装置。
  8. 記録材に画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
JP2014170400A 2014-07-24 2014-08-25 記録材冷却搬送装置および画像形成装置 Active JP6476652B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170400A JP6476652B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 記録材冷却搬送装置および画像形成装置
US14/807,379 US9563155B2 (en) 2014-07-24 2015-07-23 Cooling device and image forming apparatus incorporating the cooling device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170400A JP6476652B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 記録材冷却搬送装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016044050A JP2016044050A (ja) 2016-04-04
JP6476652B2 true JP6476652B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=55634954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014170400A Active JP6476652B2 (ja) 2014-07-24 2014-08-25 記録材冷却搬送装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6476652B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3919766B1 (en) 2019-01-29 2024-06-05 NTN Corporation Ball bearing

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005010533A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP4998188B2 (ja) * 2007-10-03 2012-08-15 富士ゼロックス株式会社 記録材搬送装置及びこれを用いた記録材冷却装置、並びに画像形成装置
JP6094941B2 (ja) * 2012-12-27 2017-03-15 株式会社リコー 冷却装置および画像形成装置
JP5942865B2 (ja) * 2013-01-21 2016-06-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016044050A (ja) 2016-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5636883B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP6229445B2 (ja) 冷却装置および画像形成装置
JP2014149344A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6137271B2 (ja) 記録材冷却装置および画像形成装置
US9563155B2 (en) Cooling device and image forming apparatus incorporating the cooling device
JP6357866B2 (ja) 記録材搬送装置および画像形成装置
JP6365036B2 (ja) 記録材冷却装置および画像形成装置
JP6476652B2 (ja) 記録材冷却搬送装置および画像形成装置
JP5515704B2 (ja) 画像形成装置
JP5446607B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP6124122B2 (ja) 冷却装置、及び画像形成装置
JP6375785B2 (ja) 記録材冷却搬送装置および画像形成装置
JP5800290B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP6160315B2 (ja) 冷却装置および画像形成装置
JP6044395B2 (ja) 冷却装置および画像形成装置
JP2016023074A (ja) 記録材搬送機構、記録材搬送装置、記録材冷却装置および画像形成装置
JP6202181B2 (ja) 冷却装置および画像形成装置
JP6520258B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6357873B2 (ja) 記録材冷却装置および画像形成装置
JP2016045483A (ja) 記録材冷却搬送装置および画像形成装置
JP6361170B2 (ja) 記録材冷却搬送装置及び画像形成装置
JP5660234B2 (ja) 記録材冷却装置及び画像形成装置
JP6127713B2 (ja) 記録材搬送装置及び画像形成装置
JP2015169706A (ja) 記録材冷却搬送装置及び画像形成装置
JP2014228678A (ja) 記録材搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180605

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6476652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151