JP5316319B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、さらに詳しくは、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材にシート状の光沢付与材を重ねながら光沢付与材越しに定着をし、その定着後に光沢付与材を分離して高光沢性のトナー画像が取得可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、光沢性の高い画像を得るために、例えば、受像シート(記録材)上に転写されたトナー画像の上にフィルムシート(光沢付与材)を重ね合わせて熱ロール間を通過させることにより、トナー画像を受像シートに融着せしめ、しかる後、フィルムシートを受像シートから分離するトナー画像の定着方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、これと同様に、記録材上のトナー像に有端状フィルム(光沢付与材)を介して加熱ローラから熱を与えることによってトナーを加熱溶融した後、有端状フィルムと記録材を重ねたまま放冷し、トナーが高粘度化した状態で記録材を有端状フィルムから剥がす、という定着装置が知られている。さらにこの定着装置は、有端状フィルムを送り出し側から巻き取り側へ順次に巻き取り可能に構成している(例えば特許文献2参照)。
上述した特許文献1及び2は、共に、記録材上の未定着のトナー像を覆い被せるように光沢付与材を記録材に重ね合わせて加熱及び加圧による定着をし、その定着後に記録材から光沢付与材を分離するものであるが、特に、特許文献2に記載された定着装置は、出力画像に対する高光沢性の必要の有無に関わらず、全ての画像形成時に有端状フィルムを送り出して使用する構成であるため、多量の有端状フィルムを消費していた。なお、特許文献1に記載された定着装置には、受像シート(記録材)に対してのフィルムシート(光沢付与材)の大きさや形状、フィルムシートの搬送にかかる構成部について記載がなく不明である。
そこで、本件発明者らは、記録材より一回り大きいシート状の光沢付与材(耐熱性を有し、トナーの融着を起こし難い材料として、ポリエステル等に代表される樹脂薄膜シートを用いることが多い)をストックしておき、必要に応じて、トナー像を担持した記録材が定着装置に進入するのとほぼ同時に光沢付与材を定着装置へと供給可能な画像形成装置を開発した。加えて、記録紙上のトナーに効率良く熱を伝達するために、光沢付与材の厚さに着目した。
しかしながら、記録紙上のトナーに効率良く熱を伝達するために、光沢付与材の厚さをある程度薄くすると、所謂“コシ”が弱くなり、光沢付与材が加熱ローラから分離する力(光沢付与材のコシの力に比例)より、光沢付与材と加熱ローラとの密着力が勝って、光沢付与材が加熱ローラに巻き付いてしまう場合があった。この巻きつき現象は、定着に関する熱効率の向上の障害になっていた。
そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像形成装置は、下記の技術的手段を講じた。
請求項1にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、前記記録材搬送手段を、前記定着ニップの延出方向に対し前記記録材の前記定着ニップへの突入方向が平面視直交方向となるように構成すると共に、前記光沢付与材搬送手段を、前記定着ニップの延出方向に対し前記光沢付与材の前記定着ニップへの突入方向が平面視斜交方向となるように構成した画像形成装置を特徴とする。
請求項2にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成されている画像形成装置を特徴とする。
請求項3にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段と、一対の前記回転体のうち前記光沢付与材と当接する側の回転体の、前記定着ニップより回転方向下流側で、且つ、前記記録材の縁と前記光沢付与材の縁との間となるような所要の位置で、その回転体の表面に接触するように係合され、該回転体に付着した前記光沢付与材に係合させて前記回転体から前記光沢付与材を分離させる分離手段とを備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項4にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段と、前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成され、一対の前記回転体のうち前記光沢付与材と当接する側の回転体の、前記定着ニップより回転方向下流側で、且つ、前記光沢付与材の平面視先鋭状の頂部に位置するような所要の位置で、その回転体の表面に接触するように係合され、該回転体に付着した前記光沢付与材に係合させて前記回転体から前記光沢付与材を分離させる分離手段とを備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項5にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、前記光沢付与材は、前記定着ニップへの突入方向側の端部を他の部位より所要量厚く形成させた画像形成装置を特徴とする。
請求項6にかかる発明は、一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、前記光沢付与材は、前記定着ニップへの突入方向側の端面を側面視円弧状または側面視傾斜状に形成させた画像形成装置を特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項5または6において、前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成されていることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項5乃至7の何れか1項において、前記搬送制御手段は、前記端部が前記定着ニップを通過した後に前記記録材が前記定着ニップへ挟入されるように、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させることを特徴とする。
本発明によれば、定着ニップの延出方向に対して、シート状の光沢付与材が平面視角を突き出すように定着ニップへ挟入するように構成して、光沢付与材の先端となる角部分における定着ニップの延出方向の総面積を小さくすることで、先端部分の総付着力を弱くし、従来、光沢付与材が回転体(加熱ローラ、加熱ベルト)から巻き付いてしまうような薄さ(コシ)であっても、光沢付与材の先端が回転体から離れて巻きつきを防止するから、高光沢性の画像形成はもとより、定着に関する熱効率の向上が期待できる。あるいは、回転体に巻きつき始めた光沢付与材に係合して機械的に分離する分離手段を設けることで、高光沢性の画像形成はもとより、定着に関する熱効率の向上が期待できる。
本実施の形態にかかる画像形成装置の概略を示す概略構成図である。 実施の形態1にかかる模式的な斜視図であり、記録材と光沢付与材とにおける定着手段への搬送方向を示した斜視図である。 実施の形態1にかかる模式的な平面図であり、記録材と光沢付与材とにおける定着手段への搬送方向を示した平面図である。 実施の形態2にかかる光沢付与材の平面図である。 実施の形態3にかかる模式的な平面図であり、記録材及び光沢付与材、定着手段、分離手段との配置関係を示した平面図である。 実施の形態4にかかる模式的な平面図であり、記録材及び光沢付与材、定着手段、分離手段との配置関係を示した平面図である。 実施の形態5にかかる光沢付与材の斜視図である。 実施の形態5にかかる模式的な側面図であり、記録材と光沢付与材と搬送タイミングを示した側面図である。 実施の形態6にかかる光沢付与材の部分側面図である。
本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を説明する。
先ず、各実施の形態において実質的に共通する画像形成装置の概略を、図1を参照しながら説明する。本実施の形態にかかる画像形成装置は、外部から送信されたデータを受信し、そのデータに基づいてシート状の記録材S1に画像を作像するフルカラーのレーザープリンタを例示している。
この画像形成装置は、図1に示すように、中間転写ベルト部と、一次転写ローラ4と、プロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kと、露光手段9と、給紙カセット10と、繰り出しローラ11と、二次転写ローラ12と、レジストローラ13と、定着手段14と、光沢付与材トレイ15と、送りローラ部16と、分離ローラ部17と、排紙トレイ18と、光沢付与材回収トレイ19と、搬送制御手段とを備える。
中間転写ベルト部は、機枠に軸支された駆動ローラ1及び従動ローラ2と、その駆動ローラ1と従動ローラ2と備えたローラ部に反時計回りに回転可能に掛架されトナー像を担持可能な無端状の中間転写ベルト3とを備える。
一次転写ローラ4は、その中間転写ベルト3の上側のベルト内側に沿って所定間隔をおいて4つ設けられており、後述する4つの感光ドラム5上のトナー像を中間転写ベルト3上に一次転写させるようになっている。
プロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kは、感光ドラム5と、その感光ドラム5を一様に帯電させる帯電手段6と、感光ドラム5上の静電潜像をトナー像として顕像化させる現像手段7とを備えて構成され、中間転写ベルト3の上側のベルトを挟んで一次転写ローラ4に感光ドラム5が対向するように4つ配設されている。この4つのプロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kは、図中、左から右に向かって順に、イエロー用のプロセスカートリッジ8Y、マゼンタ用のプロセスカートリッジ8M、シアン用のプロセスカートリッジ8C、黒用のプロセスカートリッジ8Kになっている。なお、4つのプロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kの配色はこの順番に限らず、他の順番であってもかまわない。
露光手段9は、そのプロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kの上方に配置されており、外部から送信されたデータに基づいて、帯電手段6で帯電された夫々の感光ドラム5に静電潜像を形成するためのレーザ光を照射するようになっている。
給紙カセット10は、シート状の記録材S1を収納可能な容器体であり、中間転写ベルト3の下方に着脱可能に配置されている。
繰り出しローラ11は、その給紙カセット10の上縁部近傍で駆動ローラ1側に設けられており、給紙カセット10に収納された記録材S1を一枚ずつ送り出すようになっている。
二次転写ローラ12は、中間転写ベルト3を挟んで駆動ローラ1に対向するように設けられており、中間転写ベルト3上のトナー像を記録材S1に二次転写させるようになっている。
レジストローラ13は、その二次転写ローラ12と繰り出しローラ11との間に設けられた一対のローラであり、記録材S1を挟持し、所要のタイミングで記録材S1を送り出すことにより、中間転写ベルト3上のトナー像を記録材S1に二次転写可能させるようになっている。
定着手段14は、一対の回転体としての、加熱ローラ141と、加圧ローラ142とを備え、この両者が軸方向に圧接衝合して定着ニップN(図8参照)を形成すると共に、図示しない駆動手段により回動可能に構成され、駆動ローラ1と二次転写ローラ12との上方に配置されている。
加熱ローラ141は、機械的強度に優れ且つ熱伝導性が良好なアルミニウム等の金属製の円筒状部材の表面に、シリコーンゴム等の弾性層を被覆し、更に弾性層の表面にPFA(四フッ化エチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体)チューブからなる離型層を被覆したものが用いられる。また、加熱ローラ141の内部には、ハロゲンランプ等の加熱源が設けられ、加熱ローラ141の表面温度が所定の温度になるように制御されている。
円筒状部材の材質としては、機械的強度と良好な熱伝導性を備えていれば特に材質は制限されず、上述したアルミニウム以外の材質として、例えばステンレス、鋼、黄銅等の金属や合金が挙げられる。
弾性層の材質としては、上述したシリコーンゴム以外ものとして、例えばフッ素系ゴム等も使用可能である。この弾性層を円筒状部材の表面に形成する方法も特に限定されず、注入成型法やコーティング法等が採用できる。
離型層の材質は、耐熱性があり、トナーに対する適度な離型性を備えるものであればよく、上述したPFA以外のものとして、例えばフッ素系ゴムやフッ素系樹脂等が使用可能である。
加熱ローラ141の内部に有する加熱源としては、円筒状部材内部に収容できる形状、構造のものであれば特に限定されず、目的に応じて適宜選定する。
加圧ローラ142は、上述した加熱ローラ141と同様に、機械的強度に優れたアルミニウム等の金属製の円筒状部材表面に、シリコーンゴム等の弾性層を被覆し、更に弾性層の表面にPFAチューブからなる表面離型層とを積層して被覆して構成されている。
光沢付与材トレイ15は、画像形成装置の、光沢付与材回収トレイ19の下方の上面に、光沢付与材S2を複数枚収納可能に、且つ、定着手段14に向かうように斜設されている。
上述した光沢付与材S2は、ポリエステルで構成された樹脂薄膜シートからなり、当該画像形成装置にて通紙可能な記録材S1の最大寸法よりも幅方向と長さ方向ともに大きなサイズとなっている。
送りローラ部16は、定着手段14の供給側近傍に配設された回動可能な送りローラ161とガイド板162とを備えて構成され、光沢付与材トレイ15から供給された光沢付与材S2を、定着手段14の定着ニップNの入り口に向かって所要のタイミングで送り込むようになっている。
分離ローラ部17は、定着手段14の排出側近傍に配設された回動可能な分離ローラ171と分離板172とを備えて構成され、定着手段14から繰り出された光沢付与材S2が後述する光沢付与材回収トレイ19に向かって屈曲するように分離板172を係合させ、光沢付与材S2と重なっていた記録材S1のみ、上方に向かって搬送されるようにして、光沢付与材S2と記録材S1とを分離させるようになっている。
排紙トレイ18は、分離ローラ部17によって分離された記録材S1を積載可能に、画像形成装置の上面に斜設されている。
光沢付与材回収トレイ19は、分離ローラ部17によって分離された光沢付与材S2を積載可能に、画像形成装置の、排紙トレイ18と光沢付与材トレイ15との間の上面に斜設されている。
搬送制御手段(図示せず)は、画像形成装置の搬送駆動系を制御させるもので、光沢付与材S2が記録材S1のトナー像側に覆い被さりながら両者(光沢付与材S2、記録材S1)が定着ニップNへ挟入可能に、記録材搬送手段と光沢付与材搬送手段とを制御させるようになっている。ここで、記録材搬送手段と光沢付与材搬送手段とを説明すると、共に、搬送に係るローラ、これを駆動させる駆動モータ、搬送路を形成させるガイド板などを備え、さらに、記録材搬送手段の場合は、レジストローラ13を備えて構成され、光沢付与材搬送手段の場合は、送りローラ部16を備えて構成される。
次に、以上のように構成された画像形成装置の基本的な動作を説明する。なお、本実施の形態にかかる画像形成装置は、高光沢画像の出力モードと、通常の光沢画像の出力モードとが選択可能になっており、高光沢画像の出力モードが選択されたことを前提にして説明する。
外部から送信されたデータに基づいて、各色のプロセスカートリッジ8Y、8M、8C、8Kで夫々の単色のトナー像を感光ドラム5に形成し、中間転写ベルト3を駆動して、その中間転写ベルト3上で夫々の単色のトナー像を重ね合わせてカラー化するように順次一次転写し、中間転写ベルト3は、そのカラートナー像を二次転写ローラ12に向かって搬送する。
一方、給紙カセット10に収納されていた記録材S1は、繰り出しローラ11によって繰り出され、レジストローラ13が記録材S1を挟持して搬送を一旦待機状態にする。カラートナー像の移動タイミングに合わせた所定のタイミングでレジストローラ13が動作して記録材S1の搬送を開始し、二次転写ローラ12によりカラートナー像が記録材S1上に一括転写(二次転写)する。カラートナー像を担持した記録材S1は定着手段14に向かって移動する。
光沢付与材トレイ15に収納されていた光沢付与材S2は、図示しない光沢付与材S2用の繰り出しローラによって繰り出され、カラートナー像を担持した記録材S1が定着手段14の定着ニップNに挟入する直前に、光沢付与材S2が定着ニップNに挟入されるように送りローラ部16が光沢付与材S2を送り出す。
このようにして、光沢付与材S2が記録材S1のトナー像側に覆い被さりながら両者(光沢付与材S2、記録材S1)が定着ニップNへ挟入し、光沢付与材S2越しにトナーを記録材S1に溶融定着する。
定着ニップNから先に出てきた光沢付与材S2の先端を、分離ローラ部17が光沢付与材回収トレイ19に向かってガイドして、光沢付与材S2は光沢付与材回収トレイ19に移動していく。定着ニップNから後から出てきた記録材S1の先端は、分離ローラ部17と係合することなく、上方に向かって移動していく。
そして、光沢付与材S2は、光沢付与材回収トレイ19に排出され、記録材S1は排紙トレイ18に排出されて一連の動作が終了する。
このように、光沢付与材S2越しにトナーを記録材S1に溶融定着することで、高光沢画像を得ることが可能となるが、しかしながら、加熱ローラ141の熱を記録紙上のトナーに効率良く伝達するために、光沢付与材S2の厚さを薄くしていくと、所謂“コシ”が弱くなり、光沢付与材S2が加熱ローラ141から分離する力(光沢付与材S2のコシの力に比例)より、光沢付与材S2と加熱ローラ141との密着力が勝って、光沢付与材S2が加熱ローラ141に巻き付いてしまう場合がある。そこで、後述する各実施の形態の構成を加えることによって、この巻きつき現象を解消している。以下、各実施の形態を、順を追って説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1は、図2及び図3に示すように、記録材搬送手段を、定着ニップNの延出方向(加熱ローラ141、加圧ローラ142の軸方向)に対し記録材S1の定着ニップNへの突入方向が平面視直交方向となるように構成すると共に、光沢付与材搬送手段を、定着ニップNの延出方向に対し、平面視矩形状の光沢付与材S2の定着ニップNへの突入方向が平面視斜交方向となるように構成した例である。なお、この場合も、図3に示すように、光沢付与材S2が記録材S1のトナー像側を完全に覆い被さるようになっている。
このように構成したことで、光沢付与材S2は、一方の角S2aを突き出すように定着ニップNに挟入し、光沢付与材S2の先端となる角S2a部分の、定着ニップNの延出方向の総面積を小さくすることで、先端部分の総付着力を弱くし、従来、光沢付与材が加熱ローラ141から巻き付いてしまうような薄さであっても、光沢付与材S2の先端が加熱ローラ141から離れて巻きつきを防止するから、高光沢性の画像形成はもとより、定着に関する熱効率の向上が期待できる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、図4に示すように、実施の形態1と実質的に同じ作用が生じるように、光沢付与材S2の形状を、少なくとも定着ニップNへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成した例である。上述したように、光沢付与材S2が角S2aを突き出すように定着ニップNに挟入すれば良い、換言すれば、光沢付与材S2の定着ニップNへの突入方向側の辺を、定着ニップNの延出方向と完全に平行とならないような形状にすれば良い。
したがって、図4(1)に示すように、突入方向側の辺S2bを傾斜状にする、図4(2)に示すように、突入方向側の辺S2cを山状にする、図4(3)に示すように、突入方向側の辺S2dを中央部のみ山状にする、図4(4)に示すように、突入方向側の辺S2eを九十九折状にする、等、特に限定されない。なお、本実施の形態では、定着ニップNへの突入方向側の辺のみを例示しているが、方向性を持たせないように他の辺も同様な形状にしても良い。
この実施の形態2によれば、光沢付与材S2の形状のみを変更すれば事足りるので、画像形成装置自体の構成の変更をしなくても、高光沢性の画像形成はもとより、定着に関する熱効率の向上が期待できる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、上述した、各実施の形態において実質的に共通する画像形成装置に分離手段20を加えて、加熱ローラ141から光沢付与材S2を強制的に分離する例である。
すなわち、実施の形態3にかかる分離手段20は、図5に示すように、定着ニップNの出口から所要の距離離間した加熱ローラ141側の位置に、加熱ローラ141と平行となるように画像形成装置本体の機枠に架設されたホルダー201と、光沢付与材S2との当接側である加熱ローラ141の、定着ニップNより回転方向下流側で、且つ、記録材S1の縁S1sと光沢付与材S2の縁S2sとの間となるような所要の位置で、加熱ローラ141の表面に接触するようにホルダー201に設けられた一対の分離爪202とを備える。さらに、この分離爪202は、圧縮スプリング(図示せず)を介してホルダー201に取付けられており、加熱ローラ141の表面に弾発付勢されている。
このように構成することで、光沢付与材S2が加熱ローラ141に付着して巻き付く前、または、巻き付き直後に、分離爪202が、加熱ローラ141から光沢付与材S2を強制的に分離するから、高光沢性の画像形成、定着に関する熱効率の向上はもとより、分離にかかる信頼性を向上することができる。しかも、分離爪202の配設位置を、記録材S1の縁S1sと光沢付与材S2の縁S2sとの間となるような所要の位置にしたことで、分離の際に、光沢付与材S2越しに記録紙上のトナー像を擦らないから、画像損傷の発生の恐れを払拭できる。
この分離爪202の配設位置であるが、光沢付与材S2のサイズが、当該画像形成装置にて通紙可能な記録材S1の最大寸法よりも幅方向と長さ方向ともに大きなサイズとなっていることから、常に、加熱ローラ141における記録材S1の通紙範囲外となるように、光沢付与材S2の縁内側でその縁近傍に分離爪202の配設することで、上述した効果はもとより、加熱ローラ141の表面のうち、記録材S1の通紙範囲の表面が、分離爪202の摺接の影響を受けずに正常に保つことができる。
(実施の形態4)
実施の形態4は、図6に示すように、実施の形態3で例示した分離手段20を備え、実施の形態2と同様に構成した光沢付与材S2を用いた例である。この場合、光沢付与材S2は、光沢付与材S2の平面視先鋭状の頂部S2fの位置を、記録材S1の縁S1sと光沢付与材S2の縁S2sとの間に位置するように形成する。分離爪202は、その頂部S2fに位置するような所要の位置で、加熱ローラ141の表面に接触するようにホルダー201に設ける。なお、図6では頂部S2fが一つであることから、分離爪202は一つであるが、頂部S2fの数に応じて分離爪202を設ける。
この実施の形態4によれば、高光沢性の画像形成、定着に関する熱効率の向上はもとより、加熱ローラ141から光沢付与材S2を分離するその信頼性を、より向上することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5は、図7及び図8に示すように、光沢付与材S2と加熱ローラ141との密着力より光沢付与材S2が加熱ローラ141から分離する力(光沢付与材S2のコシの力に比例)が勝るように、定着ニップNへの突入方向側の端部S2gのみを他の部位より所要量厚く形成させると共に、その端部S2gの後端S2hが定着ニップNを通過した後、記録材S1の先端S1aが定着ニップNへ挟入されるように、記録材搬送手段と光沢付与材搬送手段とを搬送制御手段が制御させた例である。この場合、光沢付与材S2の記録材S1側の面を平滑にし、光沢付与材S2の加熱ローラ141側の端部S2gの面のみ凸状に形成している。
この実施の形態5によれば、高光沢性の画像形成、定着に関する熱効率の向上はもとより、光沢付与材S2の形状の変更と搬送制御手段のタイミング調整を行うだけで事足りるので、画像形成装置自体の構成の大幅な変更をしなくて済むことができる。
(実施の形態6)
実施の形態6は、光沢付与材S2は、図9(1)に示すように、定着ニップNへの突入方向側の端面S2kを側面視円弧状に形成したり、図9(2)に示すように、定着ニップNへの突入方向側の端面S2mを側面視傾斜状に形成した例である。
このように構成することで、加熱ローラ141と光沢付与材S2との付着起点Pが、光沢付与材S2の先端S2nより後方で、且つ、加熱ローラ141と光沢付与材S2とで形成されたV字状の底部分となり、付着起点Pから光沢付与材S2の先端S2nまでの長さ部分やその周囲の部分の復元力(真直ぐになろうとする力;コシ)が付着起点Pに応力集中して、かかる部位の付着力が弱められるから、加熱ローラ141表面からの分離が容易となり、加熱ローラ141への光沢付与シート材巻き付きを防止することができる。
以上、本実施の形態にかかる画像形成装置を説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、実施の形態1から6を適宜組み合わせるなど、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1‥駆動ローラ 2‥従動ローラ 3‥中間転写ベルト 4‥一次転写ローラ 5‥感光ドラム 6‥帯電手段 7‥現像手段 8Y、8M、8C、8K‥プロセスカートリッジ 9‥露光手段 10‥給紙カセット 11‥繰り出しローラ 12‥二次転写ローラ 13‥レジストローラ 14‥定着手段 141‥加熱ローラ 142‥加圧ローラ 15‥光沢付与材トレイ 16‥送りローラ部 161‥送りローラ 162‥ガイド板 17‥分離ローラ部 171‥分離ローラ 172‥分離板 18‥排紙トレイ 19‥光沢付与材回収トレイ 20‥分離手段 201‥ホルダー 202‥分離爪 S1‥記録材 S1a‥先端 S2‥光沢付与材 S2a‥角 S2b〜S2e‥突入方向側の辺 S2f‥頂部 S2g‥端部 S2h‥後端 S2k、S2m‥端面 S2n‥先端 S1s‥記録材の縁 S2s‥光沢付与材の縁 P‥付着起点 N‥定着ニップ
特開平1−279277号公報 特許第2511826号公報

Claims (8)

  1. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、
    前記記録材搬送手段を、前記定着ニップの延出方向に対し前記記録材の前記定着ニップへの突入方向が平面視直交方向となるように構成すると共に、前記光沢付与材搬送手段を、前記定着ニップの延出方向に対し前記光沢付与材の前記定着ニップへの突入方向が平面視斜交方向となるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、
    前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段と、
    一対の前記回転体のうち前記光沢付与材と当接する側の回転体の、前記定着ニップより回転方向下流側で、且つ、前記記録材の縁と前記光沢付与材の縁との間となるような所要の位置で、その回転体の表面に接触するように係合され、該回転体に付着した前記光沢付与材に係合させて前記回転体から前記光沢付与材を分離させる分離手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段と、
    前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成され、
    一対の前記回転体のうち前記光沢付与材と当接する側の回転体の、前記定着ニップより回転方向下流側で、且つ、前記光沢付与材の平面視先鋭状の頂部に位置するような所要の位置で、その回転体の表面に接触するように係合され、該回転体に付着した前記光沢付与材に係合させて前記回転体から前記光沢付与材を分離させる分離手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、
    前記光沢付与材は、前記定着ニップへの突入方向側の端部を他の部位より所要量厚く形成させたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 一対の回転体同士を軸方向に圧接衝合して定着ニップが形成されと共に該定着ニップに所望の定着温度を付与可能に構成された定着手段と、
    未定着のトナー像を担持したシート状の記録材を前記定着手段へ搬送する記録材搬送手段と、
    前記記録材より所要量大きいシート状の光沢付与材を前記定着手段へ搬送する光沢付与材搬送手段と、
    前記光沢付与材が前記記録材のトナー像側に覆い被さりながら両者が前記定着ニップへ挟入可能に、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させる搬送制御手段とを備えてなり、
    前記光沢付与材は、前記定着ニップへの突入方向側の端面を側面視円弧状または側面視傾斜状に形成させたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記光沢付与材は、少なくとも前記定着ニップへの突入方向側の辺が平面視先鋭状に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送制御手段は、前記端部が前記定着ニップを通過した後に前記記録材が前記定着ニップへ挟入されるように、前記記録材搬送手段と前記光沢付与材搬送手段とを制御させることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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