JP5761594B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、前記冷却部材の前記冷却面とは反対側の面にも撥水層を形成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、前記撥水層の主成分が金属材料であることを特徴する冷却装置。
また、請求項4の発明は、請求項3の冷却装置において、前記冷却部材から電荷を除去する電荷除去手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、前記撥水層のほうが前記冷却部材の母材よりも硬いことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、前記冷却面にシート状部材搬送方向に沿った溝を1つ以上設け、前記溝が前記冷却面におけるシート状部材搬送方向下流端まで延びていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、シート状部材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によって該シート状部材に定着させる熱定着手段と、前記熱定着手段によってトナー像が定着されたシート状部材を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、前記冷却手段として、請求項1、2、3、4、5または6の冷却装置を用いたことを特徴とするものである。
図3は、構成例1に係る冷却装置30の全体構成図である。
本構成例に係る冷却装置30では、複数の張架ローラ41,42,43,44によって回転可能に張架されおもて面2aに用紙10を担持して搬送するベルト部材である冷却ベルト2と、複数の張架ローラ45,46,47,48によって回転可能に張架されおもて面3aに用紙10を担持して搬送する搬送ベルト3とが、互いのおもて面が対向するように配設されており、冷却ベルト2と搬送ベルト3とで用紙10を挟みながら担持して搬送する。
図5は構成例2に係る冷却プレート1の外観図であり、図6は構成例2に係る冷却装置30の全体構成図である。
また、本実施形態によれば、冷却プレート1の冷却面1aに用紙搬送方向に沿った溝1fを1つ以上設けたことで、結露によって生じた水分が冷却プレート1の淵でたまってしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、冷却プレート1が傾斜を持って配置され傾斜の最下点付近に、水分を回収し装置外あるいは貯水容器である廃液タンクに移送させる水路9、または、吸湿材12を設けたことで、冷却プレート1の上面1bに、結露による水分が過度にたまるのが抑えられるとともに、結露による水分が回収されるため、冷却プレート1から冷却ベルト2上に水滴が落ちるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、冷却プレート1の冷却面1aとは反対側の面である上面1bに撥水層1iを設けたことで、傾斜を持って配置された冷却プレート1の上面1b上の水滴は速やかに水路9へ誘導され、装置外あるいは廃液タンクなどに排出させることができる。
また、本実施形態によれば、冷却プレート1の内部に冷却媒体である冷却液が流れる流路1gが設けられており、流路1gの内壁である流路内壁1eにも撥水層1jを形成したことで、流路内壁1eの撥水性が増し、流路1g内を流れる冷却液と流路内壁1eとの間に生じる粘性抵抗が低下するため、圧力損失を低下させることができる。
また、本実施形態によれば、上記撥水層の主成分が金属材料であることで、ビッカース硬さが高く熱伝導性も良いため長時間使用しても高い性能を維持することができる。
また、本実施形態によれば、冷却プレート1から電荷を除去する電荷除去手段であるアース11を設けたことで、冷却プレート1にアース11を繋ぎアース11によって冷却プレート1内の電荷を逃がして結露が起きた場合などにこれを介した電気回路が形成されるのを抑制し、ガルバニック腐食が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記撥水層のほうが冷却プレート1の母材であるA5052アルミニウム合金よりも冷却ベルト2に対する摩擦係数が低いことで、冷却ベルト2をスムーズに回転させることができる。
また、本実施形態によれば、上記撥水層のほうが冷却プレート1の母材であるA5052アルミニウム合金よりも硬いことで耐久性が向上し、長時間使用しても高い性能を維持することができる。
また、本実施形態によれば、シート状部材である用紙10上にトナー像を形成するトナー像形成手段である画像ステーション54と、用紙10上に形成されたトナー像を少なくとも熱によって用紙10に定着させる熱定着手段である熱定着装置116と、熱定着装置116によってトナー像が定着された用紙10を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、前記冷却手段として、本発明の冷却装置30を用いたことにより、冷却ベルト2をスムーズに回転させて用紙10の冷却を良好に行うことができる。
1a 冷却面
1b 上面
1c ガイド壁
1d 吸湿材料
1e 流路内壁
1f 溝
1g 流路
1h 撥水層
1i 撥水層
1j 撥水層
2 冷却ベルト
3 搬送ベルト
5 冷却液循環経路
6 タンク
7 ポンプ
8a ファン
8b ラジエータ
9 水路
10 用紙
11 アース
12 吸湿材
13 水分
21 レジストローラ対
23 給紙コロ
29 用紙搬送路
30 冷却装置
41 張架ローラ
42 張架ローラ
43 張架ローラ
44 張架ローラ
45 張架ローラ
46 張架ローラ
47 張架ローラ
48 張架ローラ
51 中間転写ベルト
52 ローラ
53 ローラ
54 画像ステーション
55 ローラ
56 二次転写ローラ
58 ローラ
59 クリーニング装置
100 ポンプ
101 タンク
103 ラジエータ
104 ファン
105 配管
110 帯電装置
111 感光体
112 光書込装置
113 現像装置
114 クリーニング装置
115 一次転写ローラ
116 熱定着装置
117 排紙収容部
119 用紙収納部
128 用紙搬送路
Claims (7)
- 複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、
前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、
前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、
前記冷却部材が傾斜を持って配置され傾斜の最下点付近に、水分を回収し装置外あるいは貯水容器に移送させる水路、または、吸湿材を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、
前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、
前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、
前記冷却部材の前記冷却面とは反対側の面にも撥水層を形成したことを特徴とする冷却装置。 - 複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、
前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、
前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、
前記撥水層の主成分が金属材料であることを特徴する冷却装置。 - 請求項3の冷却装置において、
前記冷却部材から電荷を除去する電荷除去手段を設けたことを特徴とする冷却装置。 - 複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、
前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、
前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、
前記撥水層のほうが前記冷却部材の母材よりも硬いことを特徴とする冷却装置。 - 複数の張架部材によって回転可能に張架され、シート状部材をおもて面に担持して搬送するベルト部材と、
前記ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、該ベルト部材を介して前記シート状部材を冷却する冷却部材とを備えた冷却装置において、
前記冷却部材の前記冷却面に撥水層を形成しており、
前記冷却面にシート状部材搬送方向に沿った溝を1つ以上設け、前記溝が前記冷却面におけるシート状部材搬送方向下流端まで延びていることを特徴とする冷却装置。 - シート状部材上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によって該シート状部材に定着させる熱定着手段と、
前記熱定着手段によってトナー像が定着されたシート状部材を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、
前記冷却手段として、請求項1、2、3、4、5または6の冷却装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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