JP6094289B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を冷却する冷却装置及びこの冷却装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、定着装置によって熱せられた用紙を冷却する冷却装置及びこの冷却装置を備えた画像形成装置が知られている。
特許文献1には、熱交換装置を備えた画像形成装置が開示されている。この熱交換装置は、複数本のローラに張架された冷却ベルトを有する冷却ベルトユニットと、冷却ベルトと共に用紙を挟持して搬送する搬送ベルトと、を備えている。また、この熱交換装置は、冷却ベルトの内部に配され、冷却液が流れる流路が形成された冷却プレートを備えている。搬送ベルトに搬送される用紙が、冷却ベルトを介して冷却プレートに接触することで、用紙の熱が流路に流入した冷却液に伝達されて用紙が冷却される。
また、この熱交換装置は、冷却プレートに接続されたタンク、ポンプ、ラジエータを有している。用紙の熱で温められた冷却液は、タンク、ポンプを経て、ラジエータに送られ、排熱されて、再び冷却プレートの流路へと供給される。
特開2012−198502号公報
特許文献1に開示されているような熱交換装置及び画像形成装置では、例えば冷却ベルトの交換時において、交換作業を容易に行うために、冷却ベルトユニットを作業者側に移動可能に設けているものがある。しかし、冷却ベルトユニットの移動には、冷却ベルトの内部に配された冷却プレートの移動も伴うので、冷却プレートとタンクとの接続及び冷却プレートとラジエータとの接続を解除する必要がある。このため、接続の解除の際に、装置内で冷却液が漏れてしまうという問題が生じる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、移動時に、筐体内で冷却液が漏れない冷却装置及びこの冷却装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の冷却装置は、画像形成システムを構成する画像形成装置又は用紙処理装置の筐体に挿脱可能に収容される冷却装置であって、搬送部と、冷却部と、を備える。搬送部は、無端状の第1のベルトと、第1のベルトを張架する第1のローラと、を有する第1のベルトユニットと、第1のベルトに対向する無端状の第2のベルトと、第2のベルトを張架する第2のローラと、を有する第2のベルトユニットと、を有し、用紙を第1のベルトと第2のベルト間に挟持して搬送する。冷却部は、液体の冷却媒体が流動する流動路を形成し、第1のベルトの内部に設けられる流動路形成部と、流動路にパイプを介して冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、搬送部と連結し、第1のベルトを介して用紙を冷却する。搬送部は、第1のベルトユニットを筐体に対して挿脱方向に移動可能に支持するように設けられたユニット移動機構を有し、媒体供給部は第1のベルトユニットに固定されており、第1のベルトユニットと媒体供給部を水平に維持した状態で、第2のベルトユニットは、第1のベルトユニットから離れる方向に移動可能である。
また、搬送部、流動路形成部及び媒体供給部は、筐体に対して挿脱されるとき、第1のローラ及び第2のローラの回転軸方向である挿脱方向に一体的に移動する。
また、本発明の画像形成装置は、用紙上にトナー画像を形成する画像形成装置本体と、
画像形成装置本体に挿脱可能に収容され、用紙を冷却する上記冷却装置と、を備える。
上記構成の冷却装置及び画像形成装置では、冷却部が搬送部と連結しているので、筐体に対して冷却措置を挿脱するとき、搬送部と冷却部の流動路形成部及び媒体供給部とが一体的に移動する。例えば、搬送部の第1のベルトの交換のため搬送部を移動するとき、冷却部の流動路形成部及び媒体供給部が搬送部と一体的に移動するので、流動路形成部と媒体供給部との接続を解除する必要がない。したがって、装置内に冷却液が漏れることを防止することができる。
本発明によれば、移動時に、筐体内で冷却液が漏れない冷却装置及びこの冷却装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、図1の矢印Y方向から見た画像形成装置を示す要部図である。 図1の画像形成装置の冷却装置を前方斜め上方から見た要部斜視図である。 図1の画像形成装置の冷却装置を後方斜め上方から見た要部斜視図である。 図2の画像形成装置のX−X線矢視断面図である。 図1の画像形成装置の冷却装置を上方から見た要部上面図である 図1の画像形成装置の作用を説明する図であり、冷却装置を画像形成装置本体の筐体から引き出した状態を示す説明図である。 図1の画像形成装置の作用を説明する図であり、冷却装置の搬送ベルトユニットを開放した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[画像形成装置の構成]
図1に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略断面図を示す。画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備え、電子写真方式により用紙上にモノクロ画像を形成する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体10と、冷却装置100と、を備えている。画像形成装置1は、図示しない外部機器、例えば、パーソナルコンピュータと接続可能であり、その外部機器から画像データを取得する。
画像形成装置本体10は、原稿搬送部2及び原稿読み取り部3と、筐体8内に収容された画像形成部4と、給紙カセット部5と、排紙トレイ6と、を備える。なお、画像形成装置本体10内には、給紙カセット部5から画像形成部4を介して排紙トレイ6に至る用紙の搬送経路Aが所定位置に設けられた各種ローラ、ガイド板、及び、搬送ベルト等により形成されている。
原稿搬送部2は、原稿の連続的な読み取りを行うため原稿読み取り部3に原稿を搬送するものであり、原稿給紙トレイ21と、原稿排紙トレイ22と、を有している。原稿搬送部2は、原稿給紙トレイ21にセットされた原稿を原稿読み取り部3の所定の読み取り位置に搬送する。また、原稿搬送部2は、原稿読み取り部3が所定の読み取り位置に搬送された原稿の読み取りを行った後、この原稿を原稿排紙トレイ22に搬送する。
原稿読み取り部3は、原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の情報をアナログ電気信号に変換し、更に、該アナログ電気信号をデジタル信号に変換する。そして、原稿読み取り部3は、変換したデジタル信号を画像データとして後述する制御部11に出力する。
画像形成部4は、ドラム状の感光体41と、画像形成機能部として感光体41の周囲に設けられた帯電部42、画像書込部43、現像部44、転写部45、分離部46及びクリーニング部47と、を有する。また、画像形成部4は、定着部48と、排紙ローラ49とを有する。そして、画像形成部4内では、用紙の搬送経路Aの上流側から、感光体41及びその周囲に設けられた上記各部からなる画像形成機能部、定着部48、排紙ローラ49が配置される。
帯電部42は、感光体41に所定の電圧を印加して、感光体41の表面を一様に帯電させる。画像書込部43は、後述する制御部11から所定の画像処理が施された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、レーザービームを照射し、感光体上に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41上に形成された静電潜像を反転現像して感光体41上にトナー像を生成する。用紙は、トナー像が生成された感光体41の回転に同期するように給紙され、転写部45は、用紙を搬送する搬送ベルトの裏面側から所定の電圧を印加して、感光体41上に形成されたトナー像を用紙に転写する。
分離部46は、トナー像が転写された用紙を除電することで、用紙を感光体41から分離させる。その後、トナー像が転写された用紙は、定着部48に搬送される。
定着部48は、用紙を加熱して、転写されたトナー像のトナーを溶融させるとともに、用紙を加圧して、トナー像を用紙に定着させる。用紙は、後述する冷却装置100によって冷却され、排紙ローラ49によって搬送されて排紙トレイ6上に載置され、または、両面に画像を形成する場合は、画像形成機能部に再び給紙される。
給紙カセット部5は、各種用紙に対応した給紙カセット51を複数有し、各給紙カセット51に収納された所定の用紙を搬送経路Aに沿って、一枚ずつ、画像形成部4に給紙する。
また、画像形成装置1は、制御部11を備えている。制御部11は、図示しないCPUからなる処理部と、ROMやRAMなどからなる記憶部と、を有し、画像形成装置1の動作全体を制御する。例えば、制御部11は、画像データに対する画像処理や、画像形成装置本体10に設けられた図示しない液晶表示部に各種の情報を表示する表示処理をユーザの指示に応じて、又は、所定のタイミングで実行する。また、制御部11は、後述する冷却装置100の押圧ローラ151が搬送ベルト120を押圧する力を調整する押圧力調整処理を、ユーザの指示に応じて、又は、所定のタイミングで実行する。
[冷却装置100の構成]
次に、図2を参照して、筐体8内に収容された冷却装置100について説明する。図2は、図1の矢印Y方向から見た画像形成装置1を示す要部図である。
図2に示すように、冷却装置100は、搬送部101と、冷却部130と、を備えている。本実施形態では、冷却装置100は、定着部48と排紙ローラ49との間(図1参照)に配置されている。また、冷却装置100は、画像形成装置本体10の後述する冷却装置支持部7に、画像形成装置1の前方(図中矢印Fで示す)及び後方(図中矢印Bで示す)に挿脱可能に、支持されている。すなわち、画像形成装置本体10内に収容されている冷却装置100は、画像形成装置1の前方へ引き出し可能で、また、引き出された冷却装置100は、画像形成装置1の後方へ移動し、画像形成装置本体10内へ挿入可能である。
搬送部101は搬送経路Aに沿って用紙を搬送し、冷却部130は搬送されている用紙を冷却する。
[搬送部101の構成]
次に、図3〜図5を参照して、冷却装置100の搬送部101について説明する。図3は、冷却装置100を前方斜め上方から見た要部斜視図である。図4は、冷却装置100を後方斜め上方から見た要部斜視図である。図5は、図2の画像形成装置のX−X線矢視断面図である。なお、図3及び図4においては、冷却部130の図示を省略している。また、図5のSは用紙を示し、矢印Pは用紙の搬送方向を示している。
図3〜図5に示すように、搬送部101は、冷却ベルトユニット(第1のベルトユニット)102と、ユニット移動機構(図5参照)160と、搬送ベルトユニット(第2のベルトユニット)103と、ヒンジ部180(図4参照)と、押圧ユニット150(図5参照)と、を有している。
[冷却ベルトユニット102の構成]
冷却ベルトユニット102は、冷却ベルト(第1のベルト)110と、冷却ベルト110を張架する複数のローラと、これら複数のローラを回転可能に軸支する前上板部105及び後上板部106と、前上板部105と後上板部106とを接合する上接合部(図5参照)107と、を有している。
図3に示すように、前上板部105は、搬送部101の前上側に設けられている矩形平板状の部材である。前上板部105の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔105aが設けられている。
図4に示すように、後上板部106は、搬送部101の後上側に設けられている矩形平板状の部材である。後上板部106の前面は、前上板部105の後面に対向している。後上板部106の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔106aが設けられている。後上板部106の略中央部には、前後方向に貫通し、後述する冷却装置支持部7が挿通する支持部挿通孔106bが設けられている。また、後上板部106の下部には、前後方向に貫通し、冷却部130の後述するパイプ144A,144Bが挿通するパイプ挿通孔106cが所定の距離を空けて2つ設けられている。
図5に示すように、上接合部107は、略角筒状の部材である。上接合部107の下部には、開口が設けられている。上接合部107における画像形成装置1の前後方向の両端部は、前上板部105及び後上板部106に固定されている。
冷却ベルト110は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトである。本実施形態において、冷却ベルト110を張架するローラ、すなわち第1のローラは、上駆動ローラ111、第1上従動ローラ112、上導入ローラ113、上ステアリングローラ114、第2上従動ローラ115である。各ローラ111,112,113,114,115の回転軸が前上板部105及び後上板部106の軸受け孔105a,106aを挿通することによって、各ローラ111,112,113,114,115は、前上板部105及び後上板部106に回転可能に軸支されている。
上駆動ローラ111は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、上駆動ローラ111は、図示しない回転機構に接続されている。第1上従動ローラ112は、上駆動ローラ111と同様の高さ位置で上駆動ローラ111よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上導入ローラ113は、第1上従動ローラ112よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上導入ローラ113は、上導入ローラ113の下端部が、第1上従動ローラ112の下端部よりも高い位置に位置するように配置されている。上ステアリングローラ114は、第1上従動ローラ112の上方に設けられている。第2上従動ローラ115は、上駆動ローラ111の上方で上ステアリングローラ114と同様の高さ位置に設けられている。冷却ベルト110は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、上駆動ローラ111の回転に伴って、図5の矢印R方向に回転する。
[ユニット移動機構160の構成]
ユニット移動機構160は、図5に示すように、2組の第1スライド部161及び第2スライド部162を有し、上接合部107と、画像形成装置本体10に設けられた冷却装置支持部7と、に固定されている。
冷却装置支持部7は、略平板状の平板部71と、2つの略角柱状の角柱部72と、で構成されている。平板部71及び角柱部72は、金属製の平板の一方向における両端部を直角に曲折させた2つの部材を用いて、曲折させた箇所を溶接することによって形成されている。角柱部72は、平板部71における一方向の両端部の下部に固定されている。
冷却装置支持部7の前部は、支持部挿通孔106bを挿通し、冷却ベルトユニット102内に配置されている(図4参照)。
図5に示すように、ユニット移動機構160の第1スライド部161は、第1外側スライド部163と第1内側スライド部164とで構成されている。第1外側スライド部163は、略角筒状の部材であり、一側面が冷却装置支持部7に相対移動不能に固定されている。第1外側スライド部163の一側面に対向する側面には、長孔165が形成されている。
第1内側スライド部164は、略平板状の金属板の一方向の両端部を略直角に曲折させることによって形成されている。第1内側スライド部164の曲折した箇所が、第1外側スライド部163の長孔165に係合することによって、第1内側スライド部164と、第1外側スライド部163とは、画像形成装置1の前後方向(挿脱方向)に相対的に摺動可能に係合している。
第1外側スライド部163の摺動方向の両端部には、第1内側スライド部164と係合し、第1外側スライド部163と第1内側スライド部164の摺動範囲を規制するストッパー(図示省略)が設けられている。
第2スライド部162は、第2外側スライド部166と第2内側スライド部167とで構成されている。第2外側スライド部166は第1外側スライド部163と同様の形状に形成されており、第2内側スライド部167は第1内側スライド部164と同様の形状に形成されている。第2外側スライド部166の一側面は、上接合部107に相対移動不能に固定されている。第2内側スライド部167の曲折した箇所が、第2外側スライド部166の長孔168に係合することによって、第2内側スライド部167と、第2外側スライド部166と、は、画像形成装置1の前後方向に相対的に摺動可能に係合している。
第2内側スライド部167と、第1内側スライド部164と、は相対移動不能に固定されている。
上記のように構成され、画像形成装置本体10の筐体8内に収容されている冷却ベルトユニット102を前方へ移動させると、第2外側スライド部166が第2内側スライド部167に対して前方へ摺動する。そして、第2外側スライド部166のストッパーが第2内側スライド部167に係合後、さらに冷却ベルトユニット102を前方へ移動させると、第2内側スライド部167に相対移動不能に固定されている第1内側スライド部164が、第1外側スライド部163に対して前方へ摺動する。そして、第1内側スライド部164と第2内側スライド部167とは、第1外側スライド部163のストッパーが第1内側スライド部164に係合するまで、共に前方へ移動する。すなわち、第1スライド部161及び第2スライド部162が伸長して、冷却ベルトユニット102が前方へ移動する。
また、上記のように、前方へ移動した冷却ベルトユニット102を後方へ移動させると、第2外側スライド部166が第2内側スライド部167に対して後方へ摺動する。そして、第2外側スライド部166のストッパーが第2内側スライド部167に係合後、さらに冷却ベルトユニット102を後方へ移動させると、第2内側スライド部167に相対移動不能に固定されている第1内側スライド部164が、第1外側スライド部163に対して後方へ摺動する。そして、第1内側スライド部164と第2内側スライド部167とは、第1外側スライド部163のストッパーが第1内側スライド部164に係合するまで、共に後方へ移動する。すなわち、第1スライド部161及び第2スライド部162が収縮して、冷却ベルトユニット102が後方へ移動する
[搬送ベルトユニット103の構成]
図3〜図5に示すように、搬送ベルトユニット(第2のベルト)103は、冷却ベルトユニット102の下方に設けられている。搬送ベルトユニット103は、搬送ベルト120と、搬送ベルト120を張架する複数のローラと、これら複数のローラを回転可能に軸支する前下板部127及び後下板部128と、前下板部127と後下板部128とを接合する下接合部129(図5参照)を有している。
図3に示すように、前下板部127は、搬送部101の前下側に設けられている矩形平板状の部材である。前下板部127の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔127aが設けられている。また、前下板部127の下部には、作業者が画像形成装置本体10から冷却装置100を抜き出す際に用いるハンドル部170が設けられている。ハンドル部170は前下板部127の前面に対し並行に延び、両端部が略直角に曲折して前下板部127の前面に固定されている。
図4に示すように、後下板部128は、搬送部101の後下側に設けられている矩形平板状の部材である。後下板部128の前面は、前下板部127の後面に対向している。後下板部128の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔128aが設けられている。後下板部128における前面の下部には、押圧部171が所定の距離を空けて2つ設けられている。押圧部171は、棒状の部材であり、後下板部128の前面に固定された一端部から後方へ延び、先端部が上方へ曲折している。
図5に示すように、下接合部129は、略角筒状の部材である。下接合部129の下部には、開口が設けられている。下接合部129における画像形成装置1の前後方向の両端部は、前下板部127及び後下板部128に固定されている。
搬送ベルト120は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトであり、冷却ベルト110の下方に設けられている。本実施形態において、搬送ベルト120を張架するローラ、すなわち第2のローラは、下駆動ローラ121、第1下従動ローラ122、下導入ローラ123、下ステアリングローラ124、第2下従動ローラ125である。各ローラ121,122,123,124,125の回転軸が前下板部127及び後下板部128の軸受け孔127a,128aを挿通することによって、各ローラ121,122,123,124,125は、前下板部127及び後下板部128に回転可能に軸支されている。
下駆動ローラ121は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、下駆動ローラ121は、図示しない回転機構に接続されている。第1下従動ローラ122は、下駆動ローラ121と同様の高さ位置で下駆動ローラ121よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、第1下従動ローラ122よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、下導入ローラ123の上端部が、第1下従動ローラ122の上端部よりも低い位置に位置するように配置されている。下ステアリングローラ124は、第1下従動ローラ122の下方に設けられている。第2下従動ローラ125は、下駆動ローラ121の下方で下ステアリングローラ124と同様の高さ位置に設けられている。搬送ベルト120は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、下駆動ローラ121の回転に伴って、図5の矢印L方向に回転する。
冷却ベルト110と搬送ベルト120は、上導入ローラ113及び下導入ローラ123付近では、互いに接触せず、搬送経路Aの上流側から搬送された用紙を受け入れる導入口126を形成している。また、互いに対向する冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面は、導入口126よりも用紙の搬送方向の下流側の領域で接触し、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する。
[ヒンジ部180の構成]
ヒンジ部180は、図4に示すように、冷却装置100の後部に所定の距離を空けて2つ設けられている。
ヒンジ部180は、上ヒンジ部181、下ヒンジ部182及びコイルばね(図示省略)を有している。下ヒンジ部182は、略平板状の下接合面部183と、下接合面部183の上端部に一体的に形成された円筒状の軸部184と、を有している。下接合面部183は、搬送ベルトユニット103の後下板部128の上端部に固定されている。
上ヒンジ部181は、略平板状の上接合面部185と、上接合面部185に一体的に形成された一対の軸受け部186と、を有している。上接合面部185は、冷却ベルトユニット102の後上板部106の下端部に固定されている。一対の軸受け部186は、下ヒンジ部182の軸部184を回転可能に軸支している。したがって、ヒンジ部180は、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して、軸部184を中心に回動可能に連結している。言い換えれば、ヒンジ部180は、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して開閉可能に、つまり搬送ベルトユニット103の前部と冷却ベルトユニット102の前部との間の距離を伸縮可能に、連結している。
コイルばねは、軸部184及び軸受け部186の近傍に設けられ、搬送ベルトユニット103と冷却ベルトユニット102との間の距離が縮まる方向に、搬送ベルトユニット103を付勢する。
[押圧ユニット150の構成]
押圧ユニット150は、図5に示すように、搬送ベルト120の内側で、且つ、下駆動ローラ121と第1下従動ローラ122の間に設けられている。押圧ユニット150は、冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面が互いに接触する領域において、搬送ベルト120の内周面を押圧する。
また、押圧ユニット150は、搬送ベルト120に接触する4つの押圧ローラ151、押圧ローラ151を支持する押圧ベース体153、押圧ベース体153を上下方向に移動させる押圧駆動機構152を有している。
押圧ベース体153は、本体部154、ガイド部155及び軸受け部156を有している。本体部154は、平板状に形成され、その上面には、押圧ローラ151を回転自在に支持する軸受け部156と、軸受け部156の上下方向の移動をガイドするガイド部155が設けられている。軸受け部156は、ガイド部155に固定されているコイルばね157によって上方(冷却部130側)へ付勢されている。
押圧駆動機構152は、図示しないモータやギアからなり、制御部11によって駆動を制御され、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。制御部11は、画像形成時に押圧力調整処理を実行する。具体的には、制御部11は、給紙する用紙を収容する給紙カセット51(図1参照)に対応して予め記憶した用紙の紙厚に応じて押圧駆動機構152の駆動を制御して、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。これにより、押圧ローラ151によって入力される搬送ベルト120への押圧力を調整する。例えば、いわゆる厚紙に対して画像を形成する場合は、押圧ベース体153を下方に移動させて押圧ローラ151の押圧力を弱める。これによって、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する冷却ベルト110と搬送ベルト120の負荷を低減させる。
押圧ローラ151は、弾性体、例えばゴムや樹脂で形成された略円柱状の部材であり、回転軸方向の端部より中央部の外径が大きいクラウン形状に形成されている。なお、押圧ローラ151を形成するために用いる弾性体は、硬度が60度以下の弾性体が好ましい。硬度が60度以下の弾性体で形成された押圧ローラ151を用いる場合、搬送される用紙を冷却板131に十分に密着させることができる。
4つの押圧ローラ151のそれぞれは搬送ベルト120、冷却ベルト110及び下部材131bを介して、冷却管ユニット132の各冷却管本体134に、上下方向に対向している。そして、押圧ローラ151は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、搬送ベルト120の内周面と接触している。このため、押圧ローラ151は、搬送されている用紙を冷却板131の冷却管本体134の近傍に押し当てることができる。その結果、効率的に用紙を冷却することができる。
押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却装置100に搬送される最も大きい用紙の同方向の長さよりも長く設定されている。また、押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却板131の同方向の長さよりも、短く設定されている。
[冷却部130の構成]
次に、図5及び図6を参照して、冷却装置100の冷却部130について説明する。図6は、冷却装置100を上方から見た要部上面図である。なお、図6の矢印Fは画像形成装置1の前方を示し、矢印Bは画像形成装置1の後方を示す。また、図6では搬送部101の図示を省略している。
冷却部130は、図5に示す冷却板131及び冷却管ユニット(流動路形成部)132と、図6に示すパイプ144A,144Bと、タンク140と、ポンプ(媒体供給部)141と、ラジエーター142と、ファン143とを有している。また、冷却部130は、収容部145と、連結部146と、助連結部147とを有している。
冷却板131は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された平板状の部材であり、内部に冷却管ユニット132と嵌合する嵌合孔133が複数、本実施形態では4つ設けられている。嵌合孔133は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に形成されている。冷却板131は、一方の面に断面半円状の溝が形成された2つの平板状の部材である上部材131aと下部材131bとを用意し、上部材131aと下部材131bとを溝が互いに対向するように圧着させることによって形成される。また、互いに対向した溝によって嵌合孔133が形成される。なお、嵌合孔133の内径を冷却管ユニット132の後述する冷却管本体134の外径よりもやや小さく設定し、上部材131aと下部材131bの溝を形成する箇所に均一の突起を設けてもよい。この場合、上部材131aと下部材131bの圧着時に突起が冷却管本体134に食い込んで、冷却管本体134と嵌合孔133との間の隙間をなくすことができる。また、上部材131aの用紙搬送方向の両端部に上方へ凹む凹部(図示省略)を形成し、下部材131bの用紙搬送方向の両端部に上方へ突出する凸部(図示省略)を形成し、凹部と凸部とを係合させてもよい。また、冷却板131は、平板状の側面に嵌合孔133を貫通させることによって形成されてもよい。
冷却板131は、冷却ベルト110の内側で、且つ、上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112の間に、設けられている。冷却板131の下部材131bの下面は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、冷却ベルト110の内周面と接触している。
冷却管ユニット132は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された管状の部材であり、内部に冷却水が流動する流動路137を形成する。冷却管ユニット132は、4つの冷却管本体134、3つの接続部135を有している。
接続部135は、隣り合う冷却管本体134の端部同士を接続する。接続部135は用紙の搬送方向に沿って延び、接続部135の両端部は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に曲折し、冷却管本体134の端部に固定されている。
用紙の搬送方向の最も上流側に配置された冷却管本体134には、この冷却管本体134とラジエーター142とを連結する円筒状のパイプ144Aが接続されている。また、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134には、冷却管本体134とポンプ141とを連結する円筒状のパイプ144Bが接続されている。
タンク140は、冷却媒体の一具体例を示す冷却水を収容し、ポンプ141とラジエーター142に接続されている。ポンプ141は、制御部11によって駆動を制御され、冷却部130内で冷却水を循環させる。
ファン143は、画像形成装置1の外装パネルにおける筐体8内と筐体8外とを連通する開口(図示省略)の付近に配置され、開口から外気を流入させて、ラジエーター142に導く。
上記冷却装置100において、ポンプ141は、画像形成時に、冷却水を、冷却水が冷却管ユニット132内の流動路137を用紙の搬送方向の下流側から上流側に向かって流動するように、パイプ144Bを介して、冷却管ユニット132に供給する。したがって、冷却管ユニット132に供給された冷却水は、まず用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134の内部を流れ、次に第1の接続部135の内部を流れ、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134の内部に流入する。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134と3番目に配置された冷却管本体134とを連結する第2の接続部135と用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134の内部を流れる。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134と最も上流側に配置された冷却管本体134とを連結する第3の接続部135と、最も上流側に配置された冷却管本体134の内部を流れる。そして、冷却水は、パイプ144Aを介して流動路から排出され、ラジエーター142で放熱し、タンク140に収容される。
このようにポンプ141は、用紙の搬送方向の下流側から上流側に向けて冷却水が冷却管ユニット132内を流動するように、冷却水を冷却管ユニット132に供給する。なお、図6の矢印Wは冷却水の流動方向を示している。
収容部145は、図6に示すように、略箱状に形成された部材であり、内部にタンク140、ポンプ141、ラジエーター142及びファン143を収容する。収容部145の前面は開口しており、パイプ144A,144Bが挿通している。
収容部145の側面の前上端部には、連結部146が形成されている。連結部146は収容部145の側面の前上端部から連続して前方へ延び、先端部が冷却ベルトユニット102の後上板部106に固定されている。したがって、連結部146は、収容部145に収容されているタンク140、ポンプ141、ラジエーター142及びファン143を冷却ベルトユニット102に連結している。
連結部146の下方には、補助連結部147が設けられている。補助連結部147は、後リンク部147b、前リンク部147a及びリンク連結部148を有している。後リンク部147bは、補助連結部147の後部を形成し、後リンク部147bの後端部は、収容部145の側面の前下端部に固定されている。後リンク部147bの前端部は、リンク連結部148に結合している。前リンク部147aは、補助連結部147の前部を形成し、前リンク部147aの前端部は、搬送ベルトユニット103の後下板部128に固定されている。前リンク部147aの後端部は、リンク連結部148に結合している。
リンク連結部148は、前リンク部147aと後リンク部147bとを、図2の矢印V方向に回動可能に連結する。リンク連結部148の下部は、押圧部171の先端部と接触している(図2参照)。
[画像形成装置1の作用]
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態の画像形成装置1の作用について説明する。図7は、画像形成装置1の作用を説明する図であり、冷却装置100を画像形成装置本体10の筐体8から引き出した状態を示す説明図である。図8は、画像形成装置の作用を説明する図であり、冷却装置100の搬送ベルトユニット103を開放した状態を示す説明図である。なお、図7及び図8において矢印Fは画像形成装置1の前方を示し、矢印Bは画像形成装置1の後方を示している。
図7に示すように、画像形成装置本体10に収容されていた冷却装置100を画像形成装置1の前方へ引き出す場合、作業者は、搬送ベルトユニット103のハンドル部170を把持して冷却装置を前方へ移動させる。
このとき、搬送ベルトユニット103とヒンジ部180で連結されている冷却ベルトユニット102におけるユニット移動機構160の第1スライド部161及び第2スライド部162が伸長して、冷却ベルトユニット102が前方へ移動する。
冷却ベルトユニット102が前方へ移動すると、連結部146によって冷却ベルトユニット102に連結されている収容部145が前方へ移動する。したがって、これに伴って、収容部145に収容されているタンク140、ポンプ141、ラジエーター142及びファン143が前方へ移動する。すなわち、画像形成装置1では、搬送部101の移動に伴って冷却部130が移動する。
このとき、収容部145が連結部146及び補助連結部147によって、搬送部101に連結されているため、収容部145を搬送部101で確実に支持することができる。すなわち、補助連結部147は、搬送部101が収容部145を確実に支持できるように、搬送部101と収容部145との連結を補助している。
次に、図8に示すように、引き出した冷却装置100の搬送ベルトユニット103の前部を、下降させて、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して、開放するときの画像形成装置1の作用について説明する。
搬送ベルトユニット103を開放する場合、作業者は、ハンドル部170を把持して搬送ベルトユニット103の前部を下降させると、搬送ベルトユニット103は、ヒンジ部180の軸部184(図4参照)を中心に回動する。これに伴って、搬送ベルトユニット103の押圧部171が補助連結部147のリンク連結部148を押し上げる。このため、補助連結部147の前リンク部147a及び後リンク部147bは、図8の矢印V方向に回転して補助連結部147が屈曲する。
また、図8に示す状態から、搬送ベルトユニット103の前部を上昇させると、搬送ベルトユニット103は、軸部184(図4参照)を中心に回動して、搬送ベルトユニット103が閉止される。これに伴って、補助連結部147のリンク連結部148は、押圧部171による押圧から開放され、前リンク部147a及び後リンク部147bは、図8の矢印V方向に対して逆方向に回転して補助連結部147が伸展する。
本実施形態の画像形成装置1では、搬送部101の移動に伴って冷却部130が移動する。すなわち、搬送部101と冷却部130が一体的に移動する。したがって、例えば冷却ベルト110を取り換えるために、冷却装置100を画像形成装置1の前方へ移動させ、画像形成装置本体10の筐体8から引き出す場合に、搬送部101内に配置されている冷却管ユニット132とパイプ144A,144Bとの接続を解除する必要がない。つまり、冷却管ユニット132とポンプ141及びラジエーター142との接続を維持したまま、冷却装置100を前方へ移動させることができ、且つ、筐体8内で冷却水が漏れることを防止することができる。
また、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して、開放することができるので、例えば用紙ジャム時に冷却ベルト110と搬送ベルト120間に残留した用紙を取り除く作業を容易に行うことができる。
また、ヒンジ部180が、冷却ベルトユニット102と搬送ベルトユニット103とを、搬送部101の後方で連結している。このため、例えば冷却ベルト110の取り換え作業や用紙ジャム時の残留用紙を取り除く際の作業をヒンジ部180が妨げず、作業者は容易に作業を行うことができる。
また、補助連結部147を設けているので、収容部145を搬送部101で確実に支持することができる。また、補助連結部147は、搬送ベルトユニット103の開放に伴って、屈曲するので、搬送ベルトユニット103の開放を妨げない。
以上、本発明を適用した実施の形態について説明した。しかしながら、上記実施の形態による発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施形態では、画像形成装置本体10の筐体8内に冷却装置100を設けた態様を説明したが、画像形成装置本体10の外部に別の筐体、例えば画像形成装置1と連結して画像形成システムを構成し、用紙にステープル処理などの後処理を行う用紙処理装置の筐体に収容してもよい。
また、ヒンジ部180に代えて、冷却ベルトユニット102及び搬送ベルトユニット103を連結し、冷却ベルトユニット102に対し、搬送ベルトユニット103を昇降可能に支持するラックピニオン機構を用いてもよい。この場合、ラックピニオン機構によって、搬送ベルトユニット103を傾斜させることなく昇降させることができる。
また、ユニット移動機構160を冷却装置100の構成として説明したが、画像形成装置本体10側に設けてもよい。
また、本発明を、カラー画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。
1…画像形成装置、 4…画像形成部、 6…排紙トレイ、 7…冷却装置支持部、8…筐体、 10…画像形成装置本体、 48…定着部、 49…排紙ローラ、 71…平板部、 72…角柱部、 100…冷却装置、 101…搬送部、 102…冷却ベルトユニット、 103…搬送ベルトユニット、 105…前上板部、 106…後上板部、 106b…支持部挿通孔、 106c…パイプ挿通孔、 107…上接合部、 110…冷却ベルト、111…上駆動ローラ、 112…第1上従動ローラ、 113…上導入ローラ、 114…上ステアリングローラ、 115…第2上従動ローラ、 120…搬送ベルト、 121…下駆動ローラ、 122…第1下従動ローラ、 123…下導入ローラ、 124…下ステアリングローラ、 125…第2下従動ローラ、 127…前下板部、 128…後下板部、 130…冷却部、 131…冷却板、132…冷却管ユニット、 134…冷却管本体、 135…接続部、 137…流動路、 140…タンク、 141…ポンプ、 142…ラジエーター、 143…ファン、 144A,144B…パイプ、 145…収容部、 146…連結部、 147…補助連結部、 ユニット移動機構…係合部、 170…ハンドル部、 171…押圧部、180…ヒンジ部

Claims (5)

  1. 画像形成装置又は用紙処理装置の筐体に挿脱可能に収容される冷却装置であって、
    無端状の第1のベルトと、前記第1のベルトを張架する第1のローラと、を有する第1のベルトユニットと、前記第1のベルトに対向する無端状の第2のベルトと、前記第2のベルトを張架する第2のローラと、を有する第2のベルトユニットと、を有し、用紙を前記第1のベルトと前記第2のベルト間に挟持して搬送する搬送部と、
    液体の冷却媒体が流動する流動路を形成し、前記第1のベルトの内部に設けられる流動路形成部と、前記流動路にパイプを介して前記冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、前記搬送部と連結し、前記第1のベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、を備え、
    前記筐体に挿脱するとき、前記搬送部、前記流動路形成部及び前記媒体供給部は、前記第1のローラ及び前記第2のローラの回転軸方向である挿脱方向に一体的に移動し、
    前記搬送部は、前記第1のベルトユニットを前記筐体に対して前記挿脱方向に移動可能に支持するように設けられたユニット移動機構を有し、
    前記媒体供給部は前記第1のベルトユニットに固定されており、前記第1のベルトユニットと前記媒体供給部を水平に維持した状態で、前記第2のベルトユニットは、前記第1のベルトユニットから離れる方向に移動可能である
    冷却装置。
  2. 前記冷却部は、前記媒体供給部と前記第1のベルトユニットとを連結する連結部を有する
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第2のベルトユニットを前記第1のベルトユニットに対して開閉可能に連結するヒンジ部を備え、
    前記ヒンジ部は、前記第2のベルトユニット及び前記第1のベルトユニットにおける前記挿脱方向の一方の端部に配置され、
    前記搬送部、前記流動路形成部及び前記媒体供給部は、前記挿脱方向の他方に一体的に移動することにより、前記筐体から引き出される
    請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記冷却部は、前記媒体供給部と前記第2のベルトユニットとを連結する補助連結部を有し、
    前記補助連結部は、前記第2のベルトユニットが前記第1のベルトユニットに対して開放されると屈曲し、閉止されると伸展する
    請求項に記載の冷却装置。
  5. 用紙上にトナー画像を形成する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に挿脱可能に収容され、用紙を冷却する冷却装置と、を備え、
    前記冷却装置は、
    無端状の第1のベルトと、前記第1のベルトを張架する第1のローラと、を有する第1のベルトユニットと、前記第1のベルトに対向する無端状の第2のベルトと、前記第2のベルトを張架する第2のローラと、を有する第2のベルトユニットと、を有し、用紙を前記第1のベルトと前記第2のベルト間に挟持して搬送する搬送部と、
    液体の冷却媒体が流動する流動路を形成し、前記第1のベルトの内部に設けられる流動路形成部と、前記流動路にパイプを介して前記冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、前記搬送部と連結し、前記第1のベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、を備え、
    前記画像形成装置本体に挿脱するとき前記搬送部、前記流動路形成部及び前記媒体供給部は、前記第1のローラ及び前記第2のローラの回転軸方向である挿脱方向に一体的に移動し、
    前記搬送部は、前記第1のベルトユニットを前記画像形成装置本体に対して前記挿脱方向に移動可能に支持するように設けられたユニット移動機構を有し、
    前記媒体供給部は前記第1のベルトユニットに固定されており、前記第1のベルトユニットと前記媒体供給部を水平に維持した状態で、前記第2のベルトユニットは、前記第1のベルトユニットから離れる方向に移動可能である
    画像形成装置。
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