JP4925662B2 - 媒体処理機及び紙幣入出金機 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣の認識を行い、認識できない紙幣をリジェクトし返却する入出金リジェクト機構に関するものである。
図8に示したように、一般に、紙幣入出金機には、顧客からの紙幣の入金動作および認識できない紙幣をリジェクトし返却する動作などを行う入出金部1と、投入された紙幣の認識を行う認識部2が設けられている。
そして、入出金部1には、入金された紙幣をプールするプール部21と、入金された紙幣を1枚ごとに分離する紙幣分離部22と、認識部2により正券と認識されずリジェクトされた紙幣を集積する処理および集積されたリジェクト紙幣を顧客に返却する処理を行う入金リジェクト部3が配置されている。
そして、入金リジェクト部3は、図9、図10に示したように、搬送用のベルトおよびローラからなる上部ベルト部6aと、下部に設けた下部ベルト部6bと、一時集積部5の方向(図中矢印C方向)から搬送されてくるリジェクト紙幣を停止させるための紙幣ストッパ8と、図示しない各部を駆動するための駆動モータとから構成されている。
そして、図9に示した構成の入金リジェクト部3では、入金動作のときは、図示しない駆動装置により、破線にて示した下部ベルト部6b'および搬送ガイド90'を図中矢印A方向に移動させ実線の位置に配置し開いた状態とするとともに紙幣ストッパ8'をB方向に移動させて実線の位置に配置し閉じた状態とし、搬送されてきた紙幣100が入金リジェクト部3の集積エリアの外へ飛び出すことを防止し、下部ベルト部6bの移動によりできたスペース(9a)にリジェクトされた紙幣100を集積するようにしている。
また、リジェクト紙幣100を返却する動作のときは、上記とは逆に、下部ベルト部6bおよび搬送ガイド90を搬送路として構成させるため、図中A方向とは逆に移動させて閉じた状態としリジェクト紙幣100をクランプするとともに、紙幣ストッパ8を図中B方向とは逆に移動させ開いた状態とし、リジェクト紙幣100を入出金部1に搬送し、顧客に返却するようにしている。
そして、図10に示した構成の入金リジェクト部では、入金動作のときは、ローラ7を支点として破線の下部ベルト部6b'および搬送ガイド90'を回転させD方向に移動させ実線の位置に配置し開いた状態とし、紙幣ストッパ8'をB方向に移動させ実線の位置に配置し閉じた状態とし、搬送されてきたリジェクト紙幣100が集積スペース外へ飛び出すことを防止して、下部ベルト部6bの移動によりできたスペース(9b)にリジェクトされた紙幣100を集積する。
また、リジェクト紙幣100を返却する動作のときは、下部ベルト部6bおよび搬送ガイド90を高速搬送路として構成させるため、D方向とは逆に移動させ閉じた状態とし紙幣100をクランプするとともに、紙幣ストッパ8をB方向とは逆に移動させ開いた状態とし、リジェクト紙幣100を入出金部1に搬送し、顧客に返却する(例えば、特許文献1参照)。
このとき、一般に、リジェクトされる紙幣は切れや折れ等があり、搬送が困難な場合があるため、強制排出機構として、図示しないL字形のレバーを設けこれを往復運動するようにし、搬送困難な状態に集積した紙幣を入出金部1へ押し出し、入金リジェクト部3の内部に残留しないようにしている。
特開2003−226442号公報
しかしながら、上記従来の入金リジェクト部の機構では、上部ベルト部6a、下部ベルト部6bと紙幣間の摩擦力を高くすることができない場合で、強制排出機構がない場合などでは、入出金部1へ紙幣を完全に搬送できないという不具合があった。
また、強制排出機構としてレバーを設けた場合であっても、レバーの可動部等に紙幣が挟み込まれたときなどでは、レバーが往復運動をするため、押し出し位置まで移動してもプール部21へ紙幣を押し出し切れず紙幣を引き戻し入金リジェクト部3の内部に紙幣を残留させてしまったり、一部のみ引き戻し返却する紙幣を破損してしまったりするという不具合があった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、媒体の認識を行い、認識できない媒体をリジェクトし搬出する媒体処理機において、リジェクト媒体を搬送するリジェクト媒体搬送用ベルトに突起部を設け、前記リジェクト媒体を前記突起部により掻き出すようにし、前記リジェクト媒体を集積する搬送上流側筐体と前記突起部の先端軌跡がオーバーラップするようにした。
本発明の媒体処理機によれば、リジェクト媒体を搬送するリジェクト媒体搬送用ベルトに突起部を設け、前記リジェクト媒体を前記突起部により掻き出すようにしたので、集積されたリジェクト媒体を引き戻すことなく掻き出すことができ、折れや破れの発生した媒体でも確実に返却することができる。また前記リジェクト媒体を集積する搬送上流側筐体と前記突起部の先端軌跡がオーバーラップするようにしたので、ジャム媒体がリジェクト部に残留することを防止することができる。
以下、本発明に係る実施の形態例を、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、取扱う媒体を紙幣として説明するが、紙葉状の媒体であれば、紙幣でなくとも債券や切符などでも同様に取扱うことができる。
実施例1の紙幣入出金機は、入金リジェクト部3の上部ベルト部に突起部を設け、入金リジェクト部へ集積された紙幣を突起部により押し出すようにしたものである。
(構成)
(装置全体の構成)
実施例1の紙幣入出金機の全体の構成は、図8に示したように、顧客からの紙幣の分離動作および認識できない紙幣を返却する動作等を行う入出金部1と、分離された投入紙幣を認識する認識部2と、認識部2により正券とされた紙幣を一時的に集積する一時集積部5と、一時集積部5の紙幣を再度認識し各種紙幣ごとに集積する集積部10と、紙幣を補充する補充部11と、リジェクト紙幣として回収する紙幣を格納するリジェクト部12とからなる。
そして、入出金部1は、入金された紙幣をプールするプール部21と、入金された紙幣を1枚ごとに分離する紙幣分離部22と、認識部2により正券と判定されずリジェクトされた紙幣を装置内に取り込むことはなく集積する処理および集積されたリジェクト紙幣を顧客に返却する処理を行う入金リジェクト部3から構成される。
プール部21は、図3に示したように、図示しない駆動モータ等により、顧客が紙幣を投入する時或いはリジェクトされた紙幣を取出す場合と(図3(a))、入金された紙幣を分離、認識する場合(図3(b))とで、位置が変えられる構造となっている。
(入金リジェクト部の構成)
入金リジェクト部3の構成を、図1を用いて以下詳細に説明する。先ず、下側の横面図(図1(b))を用いて入金リジェクト部3の構成を説明する。なお、平ベルト25、突起ベルト26の下側に図9、図10にて説明した従来の入金リジェクト部と同様の搬送ガイド90を設けているが図画煩雑となるので、省略している。
入金リジェクト部3は、リジェクト紙幣を集積する動作か、返却および出金する動作に応じて開いた状態と閉じた状態を切り替える下部ベルト部24aとこれを開閉するガイドとしてのオープンガイド24bと、下部ベルト部24aの動作と同期して動作する紙幣ストッパ38と、紙幣を入金部1側に搬送するための平ベルト25と、集積された紙幣を押し出すために突起部50を設けた図2に示したような突起ベルト26と、図示しないモータにより駆動される駆動ギヤ36と、下部ベルト部24aおよび平ベルト25に駆動を伝達するジョイントギアL(27L)と、突起ベルト26に駆動を伝達するジョイントギアU(27U)と、オープンガイド24b等の位置を各動作モードにより切り替えるためのカム29と、カム29の動きを伝達する支点41を有したリンクA(30a)、リンクB(30b)を具備している。
前記リンクA(30a)は、紙幣ストッパ38と連動するようになっており、また、カム29は、2枚のカム29a、29bから構成されており、ともに連動して回転する構造となっている。
次に、上面図(図1(a))を用いて入金リジェクト部3の構成を説明する。入金リジェクト部3には、さらに、突起ベルト26の突起部50の位置を検出する突起位置検知機構37が設けられている。この突起位置検知機構37は、突起ベルト26が矢印K方向に回転するとそれとともに突起部50が矢印K方向に移動し突起位置検出機構37に当たると、支点42を支点とし矢印M方向に回動する。そして突起位置検出機構37の先端に設けた光学センサ等によりこの回動を検出することにより突起部50が所定の位置に到達したことを検出することができる。
左右に配置した2本のシャフト32、33とベルトプーリの関係は、平ベルト25の左側の2個のベルトプーリ34a、34bおよび突起ベルト26の右側のベルトプーリ34cはアイドル、平ベルト25の右側の2個のベルトプーリ35a、35bおよび突起ベルト26の左側のベルトプーリ35cが固定となっている。
すなわち、右側のシャフト32に回転駆動が伝達されると、平ベルト25は回転するが突起ベルト26は回転せず、シャフト33に回転駆動が伝達されると、突起ベルト26は回転するが平ベルト25は回転しない構造になっている。
また、平ベルト25と突起ベルト26を同一のシャフト32、33に掛け、並列に配置することにより機構を簡素化するために図4に示したように、平ベルト25と突起ベルト26を配置するようにしている。
すなわち、平ベルト25と突起ベルト26のベルトプーリ径φを、突起ベルト26の突起部50以外は搬送路エリア39内に現れないプーリ径となるようにしている。このような構造とすることにより、預金の支払いなどの出金動作のとき、突起部50のみ搬送路外とすれば、突起ベルト26を回転することなく、平ベルト25のみを回転し紙幣を搬送することができる。
(動作)
以上の構成により、実施例1の紙幣入出金機は、以下のように動作する。
(装置全体の動作)
まず、実施例1の紙幣入出金機全体の概略動作を、図8を用いて説明する。顧客が紙幣を入出金部1のプール部21に投入すると、入金動作として、紙幣分離部22により1枚ずつ分離し、認識部2により認識し、正券とされた紙幣は一時集積部5に集積し、正券と判定されずリジェクトされた紙幣は入金リジェクト紙幣集積動作として、入金リジェクト部3に集積する。
そして、入金リジェクト部3へ集積された入金リジェクト紙幣は、顧客に返却すべき紙幣であるので、入金リジェクト紙幣搬出動作として、入出金部1へ戻され顧客へ返却する。このとき、入金枚数が規定枚数以上の場合は、当該規定枚数以上の紙幣は分離・認識処理は行わず、入出金部1に残して置き、顧客にそのまま返却するようにする。
前記正券とされ一時集積部5に集積された紙幣は、再び、認識部2により紙幣種別を認識し種別ごとに集積部10に格納する。このとき認識リジェクトが発生したときは、リジェクト部12に当該紙幣を格納する。また、紙幣入出金機内の紙幣の額が所定の額以下となったときなどでは、補充部11より紙幣を補充する。
(入金リジェクト部の動作)
次に、入金リジェクト部の動作を図1の入金リジェクト部の動作説明図、図3の入出金部の動作説明図および図5の入金リジェクト部3の動作テーブルを用いて以下詳細に説明する。まず、顧客が紙幣をプール部21へ投入すると、プール部21は、支点(21b)を支点として分離部22側(図中矢印CCW方向)へ回動し、図3(a)に示した位置から図3(b)に示した位置へ回動した後、紙幣を1枚ごとに分離する。
紙幣の分離は、入金された紙幣をビルプレス21aにより下方に押圧しながら、押圧された下側の紙幣を紙幣分離部22の分離ローラ22aにより分離する方法により行う。分離された紙幣は、図中矢印N方向の認識部2に搬送される。
(入金リジェクト紙幣集積動作:図5のモード番号1)
そして、入金リジェクト紙幣集積動作(図5のモード番号1)として、分離した各紙幣を認識部2へ搬送して認識し、正券の場合は一時集積部5へ集積し、正券でないと判定された紙幣はリジェクト紙幣として入金リジェクト部3へ集積する。このとき、カム29の回転位置を図1(b)横面図に示した位置とすると、リンクA(30a)、リンクB(30b)により各部位置は図示した位置となる。すなわち、オープンガイド24bが矢印Jとは逆方向に作用するので下部ベルト部24aが開いた状態となり、紙幣ストッパ38が図中矢印I方向と逆方向に回動し閉じた状態となり、ジョイントギアU(27U)がH方向に回動しジョイントしていない状態となり、オープンガイド24bの下降によりジョイントギアL(27L)もジョイントしていない状態となり、シャフト32、33共に駆動せず、従って、平ベルト25も突起ベルト26も回転しない状態となる。
以上の状態として、入金されたすべての紙幣または規定数の分離、認識を行い、正券の場合は一時集積部5へ集積し、正券でないと判定されたリジェクト紙幣は下部ベルト部24aを開いた状態にしたスペースに蓄積される。
(入金リジェクト紙幣返却動作:図5のモード番号2)
そして、入金されたすべての紙幣または規定数の分離、認識を終了すると、入金リジェクト紙幣搬出動作(図5のモード番号2)とし、図3(b)の状態において、ビルプレス21aの紙幣繰出し側先端を入金リジェクト部3の上部あたりまで上昇させる。
そして、(再び図1に戻って)図示しない駆動モータ等によりカム29を図示した位置からCCW方向に回転すると、カム29a、29bの接点位置が矢印F方向に回転し、支点41によりリンクA(30a)、リンクB(30b)もF方向に回転することにより、オープンガイド24bを上昇させ下部ベルト部24aを閉じた状態とするとともに、紙幣ストッパ38をI方向に回転させて開いた状態とし、また、ジョイントギアUおよびジョイントギアL(27U、27L)をジョイントして平ベルト25と突起ベルト26を駆動させて入金リジェクト紙幣を入出金部1へ搬送する。
そして、入金リジェクト紙幣の入出金部1への搬送を終了すると、プール部21のビルプレス21aを下降させ入金リジェクト紙幣を上部から押圧した後、支点21bを支点として、プール部21を分離部22と逆側(CW方向)へ回転し、図3(b)の位置から図3(a)の位置とし、ビルプレス21aを開き顧客に返却を促すメッセージや表示などを行う。
(出金動作:図5のモード番号3)
預金の引き出しなどの出金動作(図5のモード番号3)として、正券として集積部10に集積した紙幣を顧客に支払う動作では、図示しない駆動モータ等によりカム29を図示した位置からCW方向に回転すると、カム29aの接点位置が矢印F方向に移動しカム29bの接点位置は移動せず、従って、リンクA(30a)がF方向に移動しリンクB(30b)の位置はそのままの位置となるので、オープンガイド24bは図1矢印J方向に上昇し下部ベルト部24aを閉じた状態とし、紙幣ストッパ38を図中矢印I方向に回動させ開いた状態とし、ジョイントギアL(27L)のみをジョントさせ、右側のシャフト32のみ駆動させて、平ベルト25だけを駆動する。
ここで、ジョイントギアU(27U)をジョントさせず左側のシャフト33を駆動させず、突起ベルト26を駆動しない理由は、出金動作中に突起ベルト26の突起部50が搬送路内を通過して紙幣に衝突しジャムの原因となるため、突起部50を搬送路外の位置にて停止させて置く必要があるためである。なお、突起部50の停止位置は、前記突起位置検知機構37によって検知し、搬送路外の所定の位置に停止して置くようにすればよい。
なお、以上の実施例の説明では、図1(a)上面図に示したように平ベルト25を2個、突起ベルト26を1個設けた例にて説明したが、図6に示したように、平ベルト25を3個、突起ベルト26を2個設けた構成とすることにより、残留紙幣が複数折りされた場合などのように小さな紙幣も確実に顧客に返却することができる。
勿論、平ベルト25、突起ベルト26の数を、さらに多く或いは少なくするようにしてもよいし、或いは平ベルト25、突起ベルト26を、シャフト32、33方向にベルトの回転に関連させてスライドさせるような機構としてもよい。
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように、以上のように実施例1の紙幣入出金機によれば、リジェクト媒体搬送用ベルトに突起部を設け、当該リジェクト媒体を当該突起部により掻き出すようにしたので、入金リジェクト部に集積されたリジェクト紙幣を引き戻すことなく何度でも掻き出すことができるので、折れや破れの発生した紙幣でも確実にそのまま顧客に返却することができる。
また、独立したカム面を2つ有するカムを設け回転制御することにより、少なくとも入金リジェクト紙幣集積動作、入金リジェクト紙幣搬出動作、出金動作を実現できるようにしたので、機構を簡素化できるとともにアクチュエータの数をも減らすことができる。
実施例2の紙幣入出金機は、入金リジェクト部の搬送上流側筐体と突起先端軌跡がオーバーラップする範囲を設け、搬送ガイドの搬送下流側端部延長線と突起先端軌跡がオーバーラップする範囲を設けるようにしたものである。
(構成)
図7は実施例2の紙幣入出金機の構成およびその動作説明図である。各構成は実施例1の入金リジェクト部の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。実施例2の入金リジェクト部は、その配置に特徴があり、実施例1の入金リジェクト部と異なる。
図7(a)は、入金の際、リジェクト紙幣を入金リジェクト部3に集積するときの各部の配置を示した図であり、下部ベルト部24aがリジェクト紙幣を集積するスペースを生成するために開いた状態となっている。同図破線部101は、突起ベルト26の突起部50先端がベルトの回転により描く先端の軌跡を表している。
同図左側には、紙幣を集積するための入金リジェクト部3の筐体40が設けられており、一時集積部5方向から搬送された紙幣は、この筐体40により24a下部ベルト部まで落下させられ、集積される。ジャム紙幣100zは、一時集積部5方向から搬送された紙幣がジャム等によりヨレヨレになった状態で集積させていることを示している。なお、平ベルト25や紙幣ストッパ38は、図が煩雑となるので省略している。
図7(b)は、下部ベルト部24aを閉じた状態とし、集積したリジェクト紙幣をプール部21に搬送するときの各部位置を示した図である。本図においても、破線部101は、突起ベルト26の突起の先端軌跡を表している。また、図中Lxは、搬送上流側の入金リジェクト部筐体40と突起先端軌跡101がオーバーラップする範囲を示しており、一方、Lyは、搬送ガイド90の搬送下流側である右端の延長線102と突起先端軌跡101がオーバーラップする範囲を示している。
実施例2の入金リジェクト部は、図7(b)に示したように、前記Lx、Lyがともに0以上となるようにしている。
(動作)
Lxが0より小さい場合、すなわち搬送上流側の入金リジェクト部筐体40と突起先端軌跡101のオーバーラップがない場合では、図7(c)左側に示したように入金リジェクト部筐体40上に残留したジャム紙幣100xがあった場合、突起部50により掻き出すことができず、そのまま残留してしまう。
また、Lyが0より小さい場合、すなわち、搬送ガイド90の搬送下流側である右端の延長線102と突起先端軌跡101のオーバーラップがない場合では、突起ベルト26下側に残留したジャム紙幣100zは突起部50により押され図7(c)右側に示したように右側に移動するだけで、突起部50により掻き出すことができないので、搬送ガイド90の上にそのまま残留してしまう。
そこで、Lxを0以上とすることにより、入金リジェクト部筐体40上に残留したジャム紙幣100xであってもこれを確実に入金リジェクト部筐体40の下側に掻き落とすことができる。そして、Lyを0以上とすることにより、同図右側に示した搬送ガイド90の上に残留したジャム紙幣100yをも突起部50により掻き出すことができ、プール部21に搬送することができ、顧客に確実に返却することができる。従って、ジャム紙幣であっても入金リジェクト部3に残留することがない。
(実施例2の効果)
以上のように実施例2の紙幣入出金機によれば、入金リジェクト部の搬送上流側筐体と突起先端軌跡がオーバーラップする範囲を設け、搬送ガイドの搬送下流側端部延長線と突起先端軌跡がオーバーラップする範囲を設けるようにしたので、ジャム紙幣が入金リジェクト部に残留することを確実に防止することができる。
《その他の変形例》
以上の実施例の説明では、上部ベルトを下部ベルトより伸ばした構成とし上部ベルトに突起部を設けた構成として説明したが、下部ベルトを伸ばして長くした構成であってもよく、また、下部ベルトに突起部を設けるような構成としてもよい。
また、以上の実施例の説明では、突起部50を1つ設けた例を示したが、突起部を搬送路エリア39外に配置するようにできる位置であれば、2個或いはさらに多数設けるようにしてもよい。
また、以上の実施例の説明では、突起部50の形状を矩形として説明したが、ジャム紙幣を掻き出す形状であれば、L字形状やX字などの形状としてもよい。
以上述べたように、本発明は、紙幣の認識を行い、認識できない紙幣をリジェクトし返却する入出金リジェクト機構を有する媒体処理装置などに広く用いることができる。
実施例1の入金リジェクト部の構成図および動作説明図である。 実施例1の突起ベルトの概観図である。 実施例1の入出金部の構成および動作説明図である。 実施例1の入金リジェクト部の構成図である。 実施例1の入金リジェクト部の動作テーブルである。 実施例1の入金リジェクト部の変形例である。 実施例2の入金リジェクト部の構成図および動作説明図である。 紙幣入出金機の概略構造図である。 従来の入金リジェクト部の構成図および動作説明図である。 従来の入金リジェクト部の構成図および動作説明図である。
符号の説明
1 入出金部
2 認識部
3 入金リジェクト部
5 一時集積部
21 プール部
22 紙幣分離部
24a オープンガイド
24b 下部ベルト部
25 平ベルト
26 突起ベルト
27L、27U ジョントギア
29a、29b カム
30a、30b リンク
32、33 シャフト
34 ベルトプーリ(アイドル)
35 ベルトプーリ(固定)
37 突起位置検知機構
38 紙幣ストッパ
39 搬送路エリア
50 突起部
90 搬送ガイド
100 紙幣
φ ベルトプーリ径

Claims (8)

  1. 媒体の認識を行い、認識できない媒体をリジェクトし搬出する媒体処理機において、
    リジェクト媒体を搬送するリジェクト媒体搬送用ベルトに突起部を設け、
    前記リジェクト媒体を前記突起部により掻き出すようにし、
    前記リジェクト媒体を集積する搬送上流側筐体と前記突起部の先端軌跡がオーバーラップするようにしたことを特徴とする媒体処理機。
  2. 前記リジェクト媒体の搬送をガイドするガイド部の搬送下流側端部延長線と前記突起部の先端軌跡がオーバーラップするようにしたことを特徴とする請求項1記載の媒体処理機。
  3. 前記媒体を紙幣としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の紙幣入出金機。
  4. 回転可能な第1および第2のシャフトと、
    前記第1のシャフトの回転とともに駆動する第1のベルトと、
    前記第2のシャフトの回転とともに駆動し突起部を有する第2のベルトと、
    前記第1のシャフトの回転とともに駆動し、閉じた状態で紙幣を搬送し、開いた状態で紙幣を集積する第3のベルトとを設け、
    紙幣を集積する第1のモードのときは、前記第3のベルトを開いた状態とし、前記第1および第2のベルトの回転を停止し、
    前記集積された紙幣を搬出する第2のモードのときは、前記第3のベルトを閉じた状態とし、前記第1及び第2のベルトを回転駆動し、
    紙幣を出金する第3のモードのときは、前記第3のベルトを閉じた状態とし、前記第1のベルトのみを回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項3記載の紙幣入出金機。
  5. 前記第2のベルトのプーリ径を、紙幣搬送路を妨げない大きさとし、かつ第1のベルトのプーリ径を紙幣搬送路までの大きさとしたことを特徴とする請求項4記載の紙幣入出金機。
  6. 前記第1のシャフトの駆動を制御する第1のジョイントと、
    前記第2のシャフトの駆動を制御する第2のジョイントと、
    前記第1のジョイントと連結された第1のリンクと、
    前記第2のジョイントと連結された第2のリンクと、
    前記第1および第2のリンクを制御するカム部とを設け、
    前記カム部の制御により前記第1および第2のリンクを制御し、前記第1ないし第3のモードを切り替えることができるようにしたことを特徴とする請求項4又は5記載の紙幣入出金機。
  7. 前記カム部を、前記第1および第2のリンクをそれぞれ回転制御する2枚のカムから構成したことを特徴とする請求項6記載の紙幣入出金機。
  8. 紙幣の飛び出しを抑制する紙幣ストッパと前記第1のリンクとを連動させるようにしたことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の紙幣入出金機。
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