JP5272424B2 - 記録材冷却装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材冷却装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、現像剤を加熱して溶融し、記録材に定着させる定着装置が用いられている。定着装置においては現像剤が軟化点以上に加熱されて、定着装置から記録材が排出された後もその温度が比較的高いことから、定着工程を経た記録材を冷却することがある。特許文献1には、定着部下流に配置した熱ローラと分離ローラにベルトを架け、ベルト内側で、熱ローラとベルトとの当接部下流で、分離ローラとベルトとの当接部上流に冷却手段を持つベルトユニットを2組備え、各ユニットの熱ローラ同士、分離ローラ同士がベルトを介し圧接する構成の第2定着部で、第1定着部で加熱された転写材がベルト間に挟持され、分離ローラへ到達過程で冷却される定着装置を配する画像形成装置が記載されている。
特開2006−201657号公報
本発明の目的は、記録材を2つの搬送ベルトにより挟持して搬送する場合に、記録材上の溶融状態の像がベルトに接触する時に乱れることを低減することにある。
上述した課題を解決するため、本発明の請求項1に係る記録材冷却装置は、溶融状態にある像が形成された像形成面を有する記録材を搬送する無端ベルト状の第1搬送ベルトと、前記第1搬送ベルトに載せられて前記像形成面が無接触の状態で所定の距離にわたり搬送されてきた前記記録材を、当該第1搬送ベルトと挟持して搬送する無端ベルト状の第2搬送ベルトと、前記第1搬送ベルト又は前記第2搬送ベルトを介して、前記記録材を冷却するヒートシンクとを備え、前記第1搬送ベルトは、複数のロールに掛け回されており、前記第2搬送ベルトは、複数のロールに掛け回されており、前記ヒートシンクは、前記第1搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、前記記録材の搬送方向の最も上流側にある第1ロール及び前記第2搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、当該搬送方向の最も上流側にある第2ロールよりも当該搬送方向の下流側にあり、前記第2搬送ベルトが前記記録材を前記第1搬送ベルトと挟持して搬送する領域は、前記ヒートシンクが配置されていない第1領域と、前記搬送方向における当該第1領域の下流側にあって前記ヒートシンクが配置されている第2領域とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る記録材冷却装置は、上述の請求項1の態様において、前記ヒートシンクは、前記第1搬送ベルト又は前記第2搬送ベルトの内周側においてその内周面に沿うように設けられ、当該第1搬送ベルトおよび当該第2搬送ベルトによって挟持された前記記録材を冷却することを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る記録材冷却装置は、上述の請求項1の態様において、前記第1搬送ベルトによって搬送されるよりも上流側における記録材の搬送経路と、前記第1搬送ベルトによって搬送される記録材の搬送経路とで前記記録材の像形成面側がなす角度が鈍角であることを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る記録材冷却装置は、上述の請求項1の態様において、前記第1搬送ベルトが前記記録材を前記第2搬送ベルトと挟持して搬送する領域よりも搬送方向上流において、当該第1搬送ベルトの周面は前記搬送方向の下流側であるほど、当該搬送方向の上流側よりも低い位置にあることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る記録材冷却装置は、上述の請求項1の態様において、前記第1搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、前記記録材の搬送方向の最も上流側にある第1ロールが、第2搬送ベルトに掛け回されている複数のロールのうち、前記第2搬送ベルトが前記記録材を前記第1搬送ベルトと挟持して搬送する領域において前記搬送方向の最も上流側にある第2ロールよりも、前記搬送方向の上流側にあり、前記第1の搬送ベルトが前記記録材を搬送している領域は一直線状であることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る画像形成装置は、回転する像保持体と、前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電した像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像形成手段により形成された潜像を現像する現像手段と、前記現像手段により現像された像を記録材に転写する転写手段と、前記転写手段により前記記録材に転写された像を加熱により当該記録材に定着させる定着手段と、像が定着された記録材を冷却する上述の記録材冷却装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る画像形成装置は、上述の請求項6の態様において、前記第1搬送ベルトの前記搬送方向の上流側に設けられ、前記記録材を前記第1搬送ベルトへと搬送する無端ベルト状の第3搬送ベルトを備え、当該第3搬送ベルトにより搬送される記録材の搬送経路と、前記第1搬送ベルトによって載せられた状態で搬送される記録材の搬送経路とで前記記録材の像形成面側がなす角度が鈍角であることを特徴とする。
請求項1に記載の記録材冷却装置によれば、ベルトで挟持する際に双方のベルトで同時に挟み込む場合と比較し、記録材上の溶融状態の像がベルトに接触する時に乱れることを低減することが可能となる。
請求項2に記載の記録材冷却装置によれば、本構成を有していない場合と比較し、装置全体をコンパクトにすることができる。
請求項に記載の記録材冷却装置によれば、2つの搬送経路が一直線上にある場合と比較し、記録材を搬送ベルトに沿って安定して搬送させることができる。
請求項に記載の記録材冷却装置によれば、本構成を有していない場合と比較し、記録材がその重量により受ける力を搬送方向に生かし記録材を安定した状態で搬送することが可能となる
求項5に記載の記録材冷却装置によれば、複数のローラの位置関係を定めることによって、ベルトで挟持する際に双方のベルトで同時に挟み込む場合と比較し、記録材上の像がベルトに接触する時に乱れることを低減することが可能となる。また、請求項5に記載の記録材冷却装置によれば、搬送経路が一直線状となっていない場合と比較し、記録材の搬送をより安定させることができる。
請求項6に記載の画像形成装置によれば、ベルトで挟持する際に双方のベルトで同時に挟み込む場合と比較し、記録材上の像がベルトに接触する時に乱れることを低減することが可能となる
請求項7に記載の画像形成装置によれば、記録材を第1搬送ベルトに突き当てる角度を安定させることがことができ、第3搬送ベルトがない場合と比較して、第1搬送ベルトへ突入する際の記録材の姿勢をより安定させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
[A.構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。同図に示すように、画像形成装置1は、制御部11と、用紙収容部12と、画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kと、転写部14と、定着部15と、冷却装置16と、搬送装置17を備えている。なお、符号のY,M,C,Kはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した構成であることを意味している。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)とメモリなどを備え、CPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成装置1全体を制御する。用紙収容部12は、A3やA4などの所定サイズにカットされた用紙を収容する。用紙収容部12に収容されている用紙は、制御部11の指示に従って1枚ずつ取り出され、用紙搬送路を経由して転写部14へと搬送される。
像形成手段としての画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kは、それぞれ、感光体ドラム、帯電部、潜像形成部、現像部、一次転写ロール及びクリーニング部材を備えており、対応するトナーを用いて画像データに応じたトナー像を形成し、中間転写ベルト41に重ねて転写する。この画像データは、図示せぬ画像読取装置によって原画像が読み取られたものであってもよいし、図示せぬコンピュータ装置から送信されてきたデータに基づいて生成されたものであってもよい。転写部14は、中間転写ベルト41と、二次転写ロール42と、中間転写ベルト41を挟んで二次転写ロール42と対向する対向ロール43とを備えており、画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kによって形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段である。中間転写ベルト41は、図示せぬ駆動ロールによって図中のA方向に周回させられており、画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kによってトナー像が重ねて転写されると、そのトナー像を二次転写ロール42及び対向ロール43の位置へと搬送する。二次転写ロール42は、中間転写ベルト41との電位差によって、中間転写ベルト41上のトナー像を用紙収容部12から搬送されてきた用紙に転写させる。
定着部15は、加熱ロール51と加圧ロール52とを備え、二次転写ロール42から搬送されてきた用紙に熱と圧力とを加えて、トナー像を用紙に定着させる。加熱ロール51は、その内部にハロゲンランプなどの熱源を有し、用紙表面の温度を約100度に加熱する。加圧ロール52は、加熱ロール51に押し当てられており、加熱ロール51と加圧ロール52との間を通る用紙に圧力を加える。また、加熱ロール51の表面近傍には、金属や樹脂などで形成された剥離部材53が設けられている。加熱ロール51と加圧ロール52によって熱と圧力とが加えられることで定着工程を経た用紙は、この剥離部材53によって加熱ロール51から剥離され、搬送装置17によって冷却装置16へと搬送されるようになっている。
搬送装置17は、冷却装置16よりも用紙の搬送方向上流側に設けられている。この搬送装置17は、搬送ロール71a,71b(以下、これらを区別しないときには単に搬送ロール71という)および搬送ベルト72を備え、定着部15から排出された用紙を冷却装置16へ搬送する。搬送ロール71は、搬送ベルト72を支持するロールであり、少なくともいずれか一方が図示せぬ駆動部によって回転させられている。搬送ベルト72は、搬送ロール71に掛け回されたベルト部材であり、上述した剥離部材53によって加熱ロール51から剥離された用紙を載せて冷却装置16へ搬送する。
冷却装置16は、定着部15によって加熱された用紙を冷却するための冷却手段である。図2は、この本実施例における冷却装置16の詳細な構成を示す図である。同図に示すように、冷却装置16は、複数の第1搬送ロール61a,61b,61c,61d(以下、これらを区別しないときには単に第1搬送ロール61という)と、第1搬送ベルト62と、複数の第2搬送ロール63a,63b,63c,63d,63e(以下、これらを区別しないときには単に第2搬送ロール63という)と、第2搬送ベルト64と、ヒートシンク66とを備えている。
複数の第1搬送ロール61は、第1搬送ベルト62を支持するロールである。第1搬送ベルト62は、複数の第1搬送ロール61に掛け回された第1の無端ベルト部材であり、第2搬送ベルト64に連れて図中の矢印B方向へ周回移動する。複数の第2搬送ロール63は、第2搬送ベルト64を支持するロールであり、これらのうち少なくともいずれか1つのロールが図示せぬ駆動部によって回転させられている。第2搬送ベルト64は、複数の第2搬送ロール63とヒートシンク66に掛け回された第2の無端ベルト部材であり、第2搬送ロール63の回転に従って周回移動する。この第2搬送ベルト64の表面は平滑で、第2搬送ベルトに接触する前において溶融状態であった用紙上のトナー像は第2搬送ベルトに接触し高光沢になる。なお、別の形態として、第1搬送ロールと第2搬送ロールの両方を駆動してもよく、また逆に第2搬送ベルトを第1搬送ベルトに連れて回転させてもよい。上述した定着部15によってトナー像が定着された用紙は、搬送装置17の搬送ベルト72(図2において図示せず)に載せられて矢印D方向に搬送されてきて、その用紙先端が、第1搬送ベルト62のうち第1搬送ロール61a近傍に掛け回された部分に突き当てられる。その後、この用紙は、第1搬送ベルト62のうち、第1搬送ロール61aから第1搬送ロール61bへ向けて掛け渡された部分に載せられて所定の距離にわたり搬送された後、第1搬送ベルト62と第2搬送ベルト64との間に挟持され、これらの周回移動に従って図中の用紙の搬送方向Cへと搬送されるようになっている。ここで、搬送ベルト72の周面は用紙の搬送方向Dの下流側であるほど、搬送方向Dの上流側よりも低い位置にあり、定着後で温度が高く冷却後に比較しこしの弱い用紙に、その用紙の重量により発生する重力による力が用紙の搬送方向に作用した状態となり、安定して搬送されていく。また、第1搬送ベルト62によって載せられた状態で搬送される記録材の搬送方向Cは、搬送方向Dよりも水平方向に近いという構成になっている。
なお、上述の搬送ベルト72における用紙の搬送経路Dと、所定の距離を搬送する第1搬送ベルト62の部分における用紙の搬送経路Cの像形成面側がなす角度(図中の角度θ)が鈍角であると、用紙の先端付近が第1搬送ベルト62に突き当たり、搬送ベルト72の搬送力が用紙を第1搬送ベルト62に押し付ける方向に働き、用紙が搬送ベルト72に沿うようになる。また鈍角であってもその角度小さ過ぎると、用紙が第1搬送ベルト62に突き当たるときの衝撃が大きくなり、用紙の形状が変化するとか、用紙上のトナー像に乱れが生じるなどの虞がある。一方、そのような影響が大きくない場合であっても、搬送ベルト72から第1搬送ベルト62へと用紙がスムーズに受け渡されずに、用紙の姿勢が変化したり搬送が滞ったりすることがある。一方、鈍角であってもその角度が大き過ぎると、搬送ベルト72から第1搬送ベルト62へと用紙がスムーズに受け渡されずに、第2搬送ベルト64へ直接突き当たる場合がある。これらの現象が生じると、場合によっては、用紙の一部が曲がったり変形したりして用紙詰まりの原因となる。すなわち、2つの搬送経路の像形成面側がなす角度は適度に角度をもっていることが望ましく、その角度は、135度〜178度とすることが好ましい。本実施例ではこの角度を177.3度とした。
また、第1搬送ベルト62が用紙を搬送している搬送経路は一直線状となっているため、一旦第1搬送ベルトに沿わされた用紙はその姿勢が第1搬送ベルト62によって変形させられることが抑制される。
ヒートシンク66は、第2搬送ベルト64を冷却する冷却体であり、第2搬送ベルト64の内周側に、その内周面に接するように設けられている。このヒートシンク66は、第2搬送ベルト64の内周面に接する基部662と、基部662の長手方向に対してほぼ垂直に設けられた多数のフィン661と、基部662及びフィン661を覆うケース部663と、画像形成装置1の開口部に設けられた2つの回転フィン664と、これらの回転フィン664を回転させる駆動源としてのモータ(図示略)とを備えている。基部662やフィン661は熱伝導性の良いアルミニウムなどで形成されており、基部662が、用紙から第2搬送ベルト64を介して伝わってくる熱を吸収して、フィン661がその熱を冷却装置16内の空気へと放出する。ここではフィン661により、ヒートシンク66の空気と接する表面積が大きくなり、基部662が吸収した熱を空気中に拡散する効率があがる。冷却装置16内の熱せられた空気は、回転する回転フィン664によって画像形成装置1の外部へと放出される。このようにして、冷却装置16は用紙から熱を奪って、その用紙を冷却する。
[B.動作]
次に、画像形成装置1の動作について説明する。
まず、上述した画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kによって形成されたトナー像は、転写部14によって用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着部15に搬送され、熱と圧力とが加えられた後、剥離部材53によって加熱ロール51から剥離される。
図3は、用紙Pが冷却装置16を通過する様子を示す図である。図3において、冷却装置16の第1搬送ロール61c,61dと第2搬送ロール63c,63dおよびこれらに掛け回されている第1搬送ベルト62の部分と第2搬送ベルト64の部分の図示は省略する。定着部15によってトナー像Tが定着された用紙Pは、トナー像Tが第2搬送ベルト64側の面にある状態で搬送装置17の搬送ベルト72に載せられて、矢印D方向へ搬送される。このトナー像が形成されている用紙の面を、以下では画像形成面という。なお、用紙の両面にトナー像を形成する場合もありうるが、その場合は直前に定着部によって定着された面、すなわちより溶融した状態にあるトナー像が形成されている面を画像形成面という。
そして、用紙Pは、第1搬送ベルト62のうち第1搬送ロール61aの近傍に掛け回された部分に突き当てられる。この第1搬送ロール61aは、第1搬送ベルト62が掛け回されている第1搬送ロール61のうち、用紙Pの搬送方向の最も上流側にあるロールである。上述した第1搬送ベルト62の部分にその先端が突き当てられた用紙Pは、第1搬送ベルト62の上に載せられて第2搬送ロール63aの近傍に至るまでの領域R1を搬送される。この用紙先端が突き当てられた位置から第2搬送ロール63aの近傍までの距離が、前述した「所定の距離」に相当する。この所定の距離に対応する領域R1において、用紙Pは、第1搬送ベルト62上にいったん載せられて、用紙の形状や姿勢が安定した状態になってから第1搬送ベルト62及び第2搬送ベルト64で挟み込むので、用紙の形状や姿勢が異常な状態のまま第1搬送ベルト62及び第2搬送ベルト64の間に進入させてトナー像の乱れが発生するような事態が抑制される。また、搬送経路Dと搬送経路Cの像形成面側がなす角度は鈍角であるため、用紙の先端が第1搬送ベルト62に突き当たった後、搬送ベルト72の搬送力が用紙を第1搬送ベルト62に押し付ける方向に働き、用紙が搬送ベルト72に沿うようになる。また、これらの作用は定着後の用紙がカールしている場合、特にダウンカールの場合にはそのカールに対して逆側のカールを押しもどす方向に力が働く。また、用紙Pが第1搬送ベルト62に突き当てられたときにはその衝撃で用紙が湾曲して、用紙の画像形成面が画像形成装置1内の何らかの物体と接触することがあり、このような場合には特にトナー像の乱れが生じやすい。このような場合であっても、上記構成によれば、所定の距離に対応する領域R1において、用紙Pは第1搬送ベルト62以外の部材に接触せず、その画像形成面は画像形成装置1内の如何なる物体とも接触しない無接触状態であるから、画像形成面に形成されたトナー像Tが乱される虞が小さい。なお、この領域R1は、前述した角度θや用紙の大きさ或いは用紙の搬送速度などの条件に応じて、様々な値をとりうるが、本実施形態においては、20〜30mmである。
そして、用紙Pの先端が、領域R1を通過して、第2搬送ロール63aと第1搬送ベルト62との接触位置まで搬送されると、この用紙Pは、第1搬送ベルト62によって第2搬送ベルト64側に押し当てられる。このとき、トナー像Tは、定着部15の加熱によって溶融した状態になっている。そのため、用紙Pは、第2搬送ベルト64に押し当てられることにより、トナー像Tの形成された面が第2搬送ベルト64の表面に密着する。そして、用紙Pは、トナー像Tの形成された面が第2搬送ベルト64の表面に密着した状態で、第1搬送ベルト62と第2搬送ベルト64とに挟持されて、第2搬送ロール63bの位置までの領域R2を第1搬送ベルト62の周回移動に伴って図中矢印C方向へと移動していく。
ここで、第1搬送ロール61a、第2搬送ロール63a,63eの位置関係について説明する。
第1搬送ベルト62が掛け回されている複数の第1搬送ロール61のうち、用紙搬送方向の最も上流側にある第1搬送ロール61aは、第2搬送ベルト64に掛け回されている複数の第2搬送ロール63のうち、用紙を第1搬送ベルト62と挟持して搬送する領域R2おいて用紙搬送方向の最も上流側にある第搬送2ロール63aよりも、用紙搬送方向の上流側にある。第1搬送ロール61a、第2搬送ロール63aがこのような位置関係にあるため、用紙を、第1搬送ベルト62に載せて画像形成面が無接触の状態で所定の距離にわたり搬送し、その後に、第1搬送ベルト62と第2搬送ベルトとで挟持搬送することができる。なお、第2搬送ロール63eは、第2搬送ベルト64が掛け回されている第2搬送ロール63のうち、用紙搬送方向の最も上流側にあるロールであるが、上述した領域R2にはない。そのため、第2搬送ロール63aが、第2搬送ベルト64が掛け回されている第2搬送ロール63のうち、用紙Pを第1搬送ベルト62と第2搬送ベルト64とが挟持して搬送する領域R2において用紙Pの搬送方向の最も上流側にあるロールということになる。
用紙Pは、ヒートシンク66と対向する位置まで移動すると、第1搬送ベルト62によってヒートシンク66側の第2搬送ベルト64に押し当てられて密着させられた状態になり、用紙Pは、ヒートシンク66によって第2搬送ベルト64を介して冷却される。冷却された用紙Pは、第2搬送ベルト64における第2搬送ロール63bの位置まで搬送された後、第2搬送ベルト64から剥離され、第1搬送ベルト62に載せられて第1搬送ロール61bの位置まで搬送される。このとき、用紙Pの温度は、定着部15によって加熱された時の約90度から約72度まで冷却されており、用紙P上のトナー像Tは、第2搬送ベルト64の平滑な表面にそって固化している。そのため、第2搬送ベルト64から離れた用紙Pでは、トナー像Tが光沢感のある画像になっている。また、第1搬送ベルト62が用紙を搬送している搬送経路は一直線状となっているため、一旦第1搬送ベルトに沿わされた用紙は第1搬送ベルト62で搬送中に曲げられたりすることなく、その姿勢を保ったまま搬送されることにより、カールが抑制された状態となる。このようにして、冷却装置16によって冷却が行われた用紙Pは、用紙搬送路によって排出口へと搬送され、排出口から排出される。
[C.変形例]
上述した実施形態を次の例のように変形してもよい。また、これらの変形例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上述した実施形態では、ヒートシンク66は、第2搬送ベルト64の内周側においてその内周面に沿うように設けられていたが、第1搬送ベルト62の内周側においてその内周面に沿うように設けられていてもよいし、また、第1搬送ベルト62の内周側及び第2搬送ベルト64の内周側の両方に設けられていてもよい。また、実施形態では、冷却装置16として、フィン661を備えたヒートシンク66を用いていたが、これは用紙などの記録材を冷却する装置であれば何であってもよく、例えば、送風機や冷媒などを用いるものであってもよい。また、ヒートシンク66などの冷却体を設けなくても、記録材を冷却できればよい。この場合、例えば、充分に長い第1搬送ベルト62および第2搬送ベルト64を用いて、これらによる挟持搬送中に充分に熱が拡散し、記録材が冷却されればよい。
(2)上述した実施形態では、用紙Pを第1搬送ベルト62と第2搬送ベルト64とが挟持する前に、第1搬送ベルト62のみで所定距離だけ搬送する領域R1において、第1搬送ベルト62の周面の水平方向に対する傾斜角度、つまり第1搬送ベルト62による用紙の搬送方向と水平方向とがなす角度については特に言及していなかったが、この領域R1において、第1搬送ベルト62の周面が、搬送方向下流側であるほど搬送方向上流側よりも低い位置にあるようにしてもよい。これにより記録材の受ける重力が搬送方向に生かされるため、記録材は安定した状態で搬送される。
また、図4に示すように、第1搬送ベルト62の周面が、搬送方向下流側であるほど搬送方向上流側よりも高い位置にあるようにしてもよい。このような場合であっても、例えば静電力などにより第1搬送ベルト62の周面に用紙Pが密着し、安定して搬送されるのであればよい。
(3)上述した実施形態において、定着部15は、加熱ロール51と加圧ロール52とを備えていたが、定着部15の構成はこれに限らない。例えば、定着部15が、加熱ロール51と加圧ベルトとを備えていてもよい。この加圧ベルトは、ベルト部材と圧力パットとで構成されており、圧力パットがベルト部材を加熱ロール51側に押し当てることにより、加熱ロール51と加圧ベルトとの間を通る用紙に圧力を加えるようになっている。
(4)上述した実施形態では、記録材としてA3やA4などの所定サイズにカットされた用紙を用いていたが、記録材は用紙に限らず、樹脂製のシートなどでもよい。
(5)上述した実施形態では、冷却装置16において記録材を搬送するための構成は、第1搬送ロール61は4つ、第2搬送ロール63は5つ備えられていたが、これらのロールの数はこれに限られない。例えば、図3における領域R2において、第1搬送ベルト62の内周側に備えられた弾性体により付勢力を与えられ、第1搬送ベルト62を第2搬送ベルト64側へ押し当てる第1搬送ロール61を備えていてもよい。このようにすると、記録材と第2搬送ベルト64がより密着するため、記録材を安定かつ迅速に冷却される。
(6)上述した実施形態では、定着部15から排出された用紙を冷却装置16へ搬送する搬送装置17(搬送手段)を備えていたが、定着手段によって像が定着された記録材を冷却装置へ搬送するためにはこのような搬送手段を用いなくてもよい。図5はこの変形例における実施形態を示す図である。この実施形態では定着部と冷却装置の間には搬送手段はなく、定着部そのものが冷却装置へ記録材を搬送する搬送手段となっている。定着部を出た用紙は冷却装置に向かって斜め下方向に搬送されその先端が第1搬送ベルト62につきあたる。つきあたった用紙は、上述した実施形態と同様に、第1搬送ベルト62に載せられて搬送経路Cを第1搬送ロール61bの位置まで搬送される。
画像形成装置の構成を示す図である。 冷却装置の詳細な構成を示す図である。 用紙が冷却装置を通過する様子を示す図である。 第1搬送ベルトの周面が搬送方向下流側であるほど搬送方向上流側よりも高い位置にある態様を示す図である。 定着部と冷却装置の間に搬送手段がない態様を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、11…制御部、12…用紙収容部、14…転写部、15…定着部、16…冷却装置、17…搬送装置、41…中間転写ベルト、42…二次転写ロール、51…加熱ロール、52…加圧ロール、53…剥離部材、61,61a,61b,61c,61d…第1搬送ロール、62…第1搬送ベルト、63,63a,63b,63c,63d…第2搬送ロール、64…第2搬送ベルト、66…ヒートシンク、661…フィン、662…基部、663…ケース部、664…回転フィン、71…搬送ロール、72…搬送ベルト、C…搬送方向、D…搬送方向、P…用紙、T…トナー像。

Claims (7)

  1. 溶融状態にある像が形成された像形成面を有する記録材を搬送する無端ベルト状の第1搬送ベルトと、
    前記第1搬送ベルトに載せられて前記像形成面が無接触の状態で所定の距離にわたり搬送されてきた前記記録材を、当該第1搬送ベルトと挟持して搬送する無端ベルト状の第2搬送ベルトと、
    前記第1搬送ベルト又は前記第2搬送ベルトを介して、前記記録材を冷却するヒートシンク
    を備え、
    前記第1搬送ベルトは、複数のロールに掛け回されており、
    前記第2搬送ベルトは、複数のロールに掛け回されており、
    前記ヒートシンクは、前記第1搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、前記記録材の搬送方向の最も上流側にある第1ロール及び前記第2搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、当該搬送方向の最も上流側にある第2ロールよりも当該搬送方向の下流側にあり、
    前記第2搬送ベルトが前記記録材を前記第1搬送ベルトと挟持して搬送する領域は、前記ヒートシンクが配置されていない第1領域と、前記搬送方向における当該第1領域の下流側にあって前記ヒートシンクが配置されている第2領域とを含む
    ことを特徴とする記録材冷却装置。
  2. 前記ヒートシンクは、前記第1搬送ベルト又は前記第2搬送ベルトの内周側においてその内周面に沿うように設けられ、当該第1搬送ベルトおよび当該第2搬送ベルトによって挟持された前記記録材を冷却する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録材冷却装置。
  3. 前記第1搬送ベルトによって搬送されるよりも上流側における記録材の搬送経路と、前記第1搬送ベルトによって搬送される記録材の搬送経路とで前記記録材の像形成面側がなす角度が鈍角である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録材冷却装置。
  4. 前記第1搬送ベルトが前記記録材を前記第2搬送ベルトと挟持して搬送する領域よりも搬送方向上流において、当該第1搬送ベルトの周面は前記搬送方向の下流側であるほど、当該搬送方向の上流側よりも低い位置にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録材冷却装置。
  5. 前記第1搬送ベルトが掛け回されている複数のロールのうち、前記記録材の搬送方向の最も上流側にある第1ロールが、第2搬送ベルトに掛け回されている複数のロールのうち、前記第2搬送ベルトが前記記録材を前記第1搬送ベルトと挟持して搬送する領域において前記搬送方向の最も上流側にある第2ロールよりも、前記搬送方向の上流側にあり、
    前記第1の搬送ベルトが前記記録材を搬送している領域は一直線状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録材冷却装置。
  6. 回転する像保持体と、
    前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
    帯電した像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記潜像形成手段により形成された潜像を現像する現像手段と、
    前記現像手段により現像された像を記録材に転写する転写手段と、
    前記転写手段により前記記録材に転写された像を加熱により当該記録材に定着させる定着手段と、
    像が定着された記録材を冷却する請求項1乃至5のいずれかに記載の記録材冷却装置と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記第1搬送ベルトの前記搬送方向の上流側に設けられ、前記記録材を前記第1搬送ベルトへと搬送する無端ベルト状の第3搬送ベルトを備え、
    当該第3搬送ベルトにより搬送される記録材の搬送経路と、前記第1搬送ベルトによって載せられた状態で搬送される記録材の搬送経路とで前記記録材の像形成面側がなす角度が鈍角である
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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