JP2019215528A - 冷却装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

冷却装置、画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019215528A
JP2019215528A JP2019094688A JP2019094688A JP2019215528A JP 2019215528 A JP2019215528 A JP 2019215528A JP 2019094688 A JP2019094688 A JP 2019094688A JP 2019094688 A JP2019094688 A JP 2019094688A JP 2019215528 A JP2019215528 A JP 2019215528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
cooling
belt
conveyance
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019094688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7350514B2 (ja
Inventor
計成 畑崎
Kazunari Hatasaki
計成 畑崎
裕信 今野
Hironobu Konno
裕信 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to PCT/JP2019/023389 priority Critical patent/WO2019235650A1/ja
Publication of JP2019215528A publication Critical patent/JP2019215528A/ja
Priority to US17/113,656 priority patent/US11188012B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7350514B2 publication Critical patent/JP7350514B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6573Feeding path after the fixing point and up to the discharge tray or the finisher, e.g. special treatment of copy material to compensate for effects from the fixing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/70Detecting malfunctions relating to paper handling, e.g. jams
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00548Jam, error detection, e.g. double feeding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1672Paper handling
    • G03G2221/1675Paper handling jam treatment

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】記録材の搬送停止に伴い冷却装置内に滞留した記録材上のトナーがベルトに付着するのを抑制できる冷却装置、冷却装置を備えた画像形成装置及び画像形成システムの提供。【解決手段】制御部は第一ベルトと第二ベルトの停止を含む記録材の搬送停止に伴い(S1のYES)、冷却ファンとベルトファンによる記録材の冷却を停止させることなく継続させる(S4)。そして、扉が開放されると(S3のYES)、冷却ファンとベルトファンとを停止して記録材の冷却を終了する(S5)。このように、記録材冷却装置における記録材の冷却を継続させることで、第一ベルトと第二ベルトに挟持された状態で記録材冷却装置内に記録材が滞留しても、記録材の温度を下げられる。そうすると、記録材上のトナーは冷やされるので、記録材上のトナーが第一ベルトや第二ベルトに付着し難くなる。【選択図】図5

Description

本発明は、加熱によりトナー像を定着する定着装置を通過した記録材を冷却する冷却装置、冷却装置を備えた画像形成装置及び画像形成システムに関する。
電子写真方式の画像形成装置では、紙等の記録材に形成されたトナー像を定着装置で加熱、加圧することによって記録材にトナー像を定着させている。トナー像の定着は、ヒータなどにより加熱される定着ローラと、定着ローラに圧接する加圧ローラとによって、記録材が挟持搬送されることにより行われる。トナー像の定着の際には記録材が加熱されるため、定着装置から搬送される記録材は定着前に比べて温度が高くなりやすい。そして、トナー像の定着後に、所定温度よりも高い温度のまま搬送された記録材が積載部に数多く積載されるにつれ、積載された記録材同士がトナーにより貼り付く虞がある。こうした積載時の記録材の貼り付きを抑制するために、トナー像の定着後に記録材の温度を所定温度以下に下げるべく、定着装置から搬送されるトナー像定着後の記録材を冷却する冷却装置が設けられている(特許文献1)。特許文献1に記載の冷却装置は、定着装置から搬送された記録材を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一方がヒートシンクに冷却され、冷却された搬送ベルトを介して記録材の温度を下げるようにしたベルト冷却方式の装置である。また、冷却装置には、より効率的な冷却を行うために、ヒートシンクを冷却する冷却ファンが設けられている。
特許第5272424号公報
ところで、画像形成装置では画像形成動作中に、搬送中の記録材が搬送経路の途中で詰まる所謂ジャムが生じることがある。ジャムが生じた場合、画像形成装置は冷却装置における一対の搬送ベルトによる記録材の搬送を停止するが、その際に記録材が一対の搬送ベルトに挟持された状態で冷却装置内に滞留することがあった。また、ジャムが生じた場合には、冷却ファンも停止されるため、一対の搬送ベルトに挟持された状態で滞留した記録材の温度は下がり難い。記録材の温度が下がらなければ、記録材上のトナーは溶融した状態のままであり、トナーが搬送ベルトに付着し得る。こうして搬送ベルトに付着したトナーは、ジャム復旧後の画像形成動作時に記録材に再付着してしまい、画像不良を生じさせる原因となっていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされ、記録材の搬送停止に伴い冷却装置内に滞留した記録材上のトナーがベルトに付着するのを抑制できる冷却装置、冷却装置を備えた画像形成装置及び画像形成システムの提供を目的とする。
本発明に係る冷却装置は、記録材にトナー像を形成する画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置を有する画像形成システムに含まれ、前記定着装置を通過した記録材を冷却する冷却装置であって、搬送ベルトと、前記搬送ベルトとの間にニップ部を形成し、前記ニップ部において前記搬送ベルトと共に記録材を挟持して搬送する搬送手段と、前記搬送ベルトを冷却する冷却手段と、前記搬送ベルトと前記搬送手段とによる記録材の搬送を制御する搬送制御と、前記冷却手段による前記搬送ベルトの冷却を制御する冷却制御とを実行可能な制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記画像形成システムの搬送路において記録材の搬送異常が発生することに伴い前記搬送制御を停止し、前記搬送制御が停止された前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって記録材が挟持されている場合は前記冷却制御を継続する、ことを特徴とする。
本発明によれば、記録材の搬送停止に伴い冷却装置内に滞留した記録材上のトナーが搬送ベルトに付着することを抑制できる。
本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図。 画像形成部を示す概略図。 記録材冷却装置を示す概略図。 制御部について説明する制御ブロック図。 第一実施形態の記録材冷却処理を示すフローチャート。 第二実施形態の記録材冷却処理を示すフローチャート。 トナー温度の時間的推移を示すグラフ。 第三実施形態の記録材冷却処理を示すフローチャート。 画像形成システムの一実施形態を示す概略図。 画像形成システムの他の実施形態を示す概略図。
[第一実施形態]
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成部PY、PM、PC、PKを有する。画像形成装置100は、装置本体100Aに接続された原稿読取装置(不図示)又は装置本体100Aに対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材Sに形成する。記録材Sとしては、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等の用紙、プラスチックフィルム、布など、といった様々な種類のシート材が挙げられる。
図1に示すように、画像形成部PY、PM、PC、PKは装置本体100A内(装置本体内)において、中間転写ベルト8の移動方向に沿って並べて配置されている。中間転写ベルト8は複数のローラに張架されて、矢印R2方向に走行するように構成されている。そして、中間転写ベルト8は一次転写されたトナー像を担持して搬送する。中間転写ベルト8を張架するローラ9と中間転写ベルト8を挟んで対向する位置には、二次転写ローラ10が配置され、中間転写ベルト8上のトナー像を記録材Sに転写する二次転写部T2を構成している。二次転写部T2の記録材搬送方向下流には、定着装置11が配置されている。
画像形成装置100の下部には、記録材Sが収容されたカセット12が配置されている。記録材Sは、搬送ローラ13によりカセット12からレジストレーションローラ14に向け、装置本体100A内において記録材Sの通り道を形成する搬送路600を搬送される。その後、レジストレーションローラ14が後述するようにして中間転写ベルト8上に形成されたトナー像と同期して回転開始されることにより、記録材Sは搬送路600を二次転写部T2に搬送される。なお、ここではカセット12を1つだけ示したが、カセット12はサイズや厚さの異なる記録材Sを収容可能に複数が配置されていてもよく、その場合、複数のカセット12のいずれかから選択的に記録材Sが搬送路600に搬送される。また、カセット12に収容された記録材Sに限らず、手差し給送部(不図示)に載置された記録材Sが搬送路600に搬送されるようにしてもよい。
また、装置本体100Aには扉500が設けられている。本実施形態の場合、扉500は装置本体100Aに対し揺動可能に設けられている、一例として、扉500は、図面右の右端部を揺動中心に図面左の左端部が図面手前側に円弧を描くように移動して開閉される(即ち、片開きの開き扉)。図1では、扉500が閉じられた状態を示している。そして、装置本体100Aには扉500の開閉状態を検出するために、扉検出手段としての開閉センサ501が設けられている。利用者は扉500を開放することにより、装置本体100A内の画像形成部PY〜PK、定着装置11、記録材冷却装置20、搬送路600等に外部からアクセス可能である。利用者は、例えば記録材冷却装置20内を含む搬送路600の途中(搬送経路中)で記録材Sが滞留した場合、扉500を開放することによって記録材冷却装置20や搬送路600に滞留している記録材Sを取り除くことができる。なお、扉500は一枚に限らず、複数の扉が別々に開閉自在に設けられていてもよい。また、本実施形態では装置本体100Aの右側に扉500を設けた構成を一例として説明するが、これに限らず、例えば装置本体100Aの正面側に開閉可能な扉を設ける構成であってもよい。
<画像形成部>
画像形成装置100が備える4つの画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像色が異なることを除いて実質的に同一の構成を有する。従って、ここでは代表して画像形成部PKについて説明し、その他の画像形成部PY、PM、PCについては説明を省略する。
図2に示すように、画像形成部PKには、感光体として円筒型の感光ドラム1が配設されている。感光ドラム1は、矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には帯電装置2、露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ5、クリーニング装置6が配置されている。
画像形成装置100により、例えばフルカラーの画像を形成するプロセスについて説明する。まず、画像形成動作が開始されると、回転する感光ドラム1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。帯電装置2は、例えばコロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1を一様な負極性の暗部電位に帯電させるコロナ帯電器などである。次いで、感光ドラム1は、露光装置3から発せられる画像信号に対応したレーザ光Lにより走査露光される。これにより、感光ドラム1の表面に画像信号に応じた静電潜像が形成される。感光ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置4内に収容されているトナー(現像剤)によって顕像化され、可視像となる。
感光ドラム1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8を挟んで配置される一次転写ローラ5との間で構成される一次転写部T1にて、中間転写ベルト8に一次転写される。この際、一次転写ローラ5には一次転写バイアスが印加される。一次転写後に感光ドラム1の表面に残ったトナーは、クリーニング装置6によって除去される。
このような動作をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部PY〜PKで順次行い、中間転写ベルト8上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、トナー像の形成タイミングにあわせてカセット12に収容された記録材Sが二次転写部T2に搬送される。そして、二次転写ローラ10に二次転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材Sに一括して二次転写される。
次いで、記録材は定着装置11に搬送される。定着装置11は、回転自在に配設された定着ローラ11aと、定着ローラ11aに圧接しながら回転する加圧ローラ11bとを有する。定着ローラ11aは加圧ローラ11bに圧接された状態で、不図示の駆動モータにより所定の回転速度(例えば400mm/sec)で回転される。定着ローラ11a内にはハロゲンヒータ(不図示)が配置されており、ハロゲンヒータにより定着ローラ11aの表面温度が上げられることで、定着装置11は記録材Sを加熱し得る。
定着装置11は、定着ローラ11aと加圧ローラ11bとによって形成された定着ニップT3においてトナー像が形成された記録材Sを挟持搬送することにより、搬送される記録材Sを加熱、加圧してトナー像を記録材Sに定着させる。即ち、加熱、加圧によって記録材Sに形成されたトナー像のトナーが溶融、混合され、フルカラーの画像として記録材Sに定着される。このようにして、一連の画像形成プロセスは終了する。そして、トナー画像が定着された記録材Sは、搬送装置70に例えばエア吸着されて記録材冷却装置20へと搬送される。冷却装置としての記録材冷却装置20は、記録材Sを冷却する。記録材冷却装置20については後述する(図3参照)。
本実施形態では、記録材冷却装置20内における記録材Sの滞留を検出するために、搬送路600における記録材冷却装置20の入口と出口に、記録材Sが通過したか否かを検出する通過センサ502a、502bが配置されている。
また、本実施形態の画像形成装置100は、両面印刷可能である。片面印刷の場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは、排紙ローラ15によって装置本体100A外(装置本体外)へ排出される。他方、両面印刷の場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは搬送路600で反転されることにより、記録材Sの表面と裏面とが入れ替えられる。反転された記録材Sは、レジストレーションローラ14に向けて搬送路600を搬送され、レジストレーションローラ14により印刷されていない裏面側を中間転写ベルト8側に向けた状態で二次転写部T2に搬送される。二次転写部T2では、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材S(裏面側)に一括して二次転写される。その後、記録材Sは定着装置11によるトナー像の定着、記録材冷却装置20による冷却が行われ、冷却後の記録材Sが排出される。排出された記録材Sは、積載ユニット60に積載される。
<記録材冷却装置>
次に、記録材冷却装置20について図3を用いて説明する。記録材冷却装置20は、ベルト冷却方式の冷却装置である。図3に示すように、記録材冷却装置20は無端状の第一ベルト21と、第一ベルト21と記録材Sを挟持して搬送する無端状の第二ベルト25とを有している。例えば、第一ベルト21と第二ベルト25は強度の高いポリイミド製で形成され、厚みが100μm、周長が942mmに設定されている。また、記録材冷却装置20は、第一ベルト21と第二ベルト25のうち少なくともいずれかを冷却するヒートシンク30を有している。
本実施形態において、ヒートシンク30は、第一ベルト21の内周面に接触するように配置している。この構成により、第一ベルト21はヒートシンク30によって冷却される。また、第二ベルト25も、第一ベルト21とのニップ部である冷却ニップT4を介してヒートシンク30によって冷却される。なお、上述したように、ヒートシンク30は、第一ベルト21のみに設ける構成であってもよいが、第二ベルト25のみに設ける構成や第一ベルト21と第二ベルト25との両方に設ける構成であってもよい。
図3に示すように、搬送ベルトとしての第一ベルト21は複数の第一ベルト張架ローラ22a〜22eに掛け回され、第一ベルト張架ローラ22a〜22eのうち少なくともいずれか1つがベルト駆動モータ(後述の図4参照)によって回転させられる。これにより、第一ベルト21(第一搬送ベルト)は図中矢印B方向へ周回移動する。他方、搬送手段としての第二ベルト25(第二搬送ベルト)は複数の第二ベルト張架ローラ26a〜26eに掛け回され、第一ベルト21に当接している。それ故、第二ベルト25は第一ベルト21に連れて従動して周回移動する。また、第二ベルト25の内周側には、ヒートシンク30に向かって第二ベルト25を加圧する加圧ローラ26f、26gが設けられている。加圧ローラ26f、26gは例えば9.8N(1kgf)の加圧力で第二ベルト25を加圧することで、第二ベルト25を介し第一ベルト21をヒートシンク30(詳しくは後述の受熱部30a)に確実に当接させている。
なお、ここでは第一ベルト21を駆動して第二ベルト25を第一ベルト21に従動させるようにしたが、反対に第二ベルト25を駆動して第一ベルト21を第二ベルト25に従動させてもよい。あるいは、第一ベルト21と第二ベルト25の両方を駆動してもよい。また、第一ベルト21の内周面にヒートシンク30を接触するように設ける場合は、第二ベルト25ではなく、回転可能な複数の搬送ローラ等によって第一ベルト21をヒートシンク30に当接させる構成であってもよい。
トナー像が定着された記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25との間に挟持され、これらの周回移動に従って搬送方向(図中矢印C方向)へと搬送される。その際に、記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25とが当接することにより形成される冷却ニップT4を通過する。本実施形態の場合、第一ベルト21がヒートシンク30により冷却されている。ヒートシンク30は、記録材Sを効率よく冷却するために、冷却ニップT4を形成する箇所において第一ベルト21内面に当接するように配置されている。記録材Sは冷却ニップT4を通過する際に第一ベルト21を介して冷却されることで、例え第一ベルト21に接触する前において記録材S上のトナーが溶融状態であったとしても、トナーは冷やされることにより記録材S上に固着される。一例として、記録材Sの温度が記録材冷却装置20を通過する前で90℃程度である場合、記録材冷却装置20を通過した後で60℃程度になるように、記録材Sは冷却される。この記録材Sの冷却に伴い、記録材S上のトナーが冷やされる。
冷却手段としてのヒートシンク30は、例えばアルミなどの金属で形成された放熱板である。ヒートシンク30は、第一ベルト21に接触して第一ベルト21から熱を奪うための当接面としての受熱部30aと、熱を放熱するための放熱部30bと、受熱部30aから放熱部30bに熱を伝導するためのフィンベース30cとを有する。放熱部30bは、空気との接触面積を稼いで効率のよい放熱を促すために、多数の放熱フィンにより形成されている。例えば、放熱フィンは厚みが1mm、高さが100mm、ピッチが5mmに設定され、フィンベース30cは厚みが10mmに設定される。また、ヒートシンク30自体を強制的に冷却するために、ヒートシンク30(詳しくは放熱部30b)に向けて送風する冷却ファン40a、40bが設けられている。この冷却ファン40a、40bの風量は、例えば2m/minに設定される。つまり、定着装置11によって加熱された記録材Sの熱は、第一ベルト21と第二ベルト25とによって形成される冷却ニップT4を通過することで、第一ベルト21を介してヒートシンク30によって放熱される。これにより、記録材Sの温度は冷却ニップT4を通過することで下がることになる。
また、本実施形態では、ヒートシンク30により第一ベルト21を冷却することに加えて、第二ベルト25の内周側に配置された冷却手段としてのベルトファン80により第二ベルト25に向けて送風させることで、第二ベルト25を冷却するようにしている。こうして第一ベルト21と第二ベルト25の両方を冷却することで、より効率的に記録材Sの温度を下げることができる。
なお、ヒートシンク30は第一ベルト21と第二ベルト25のうちの一方に当接させればよく、上述のようにヒートシンク30を第一ベルト21側にのみ設ける構成に限らず、第二ベルト25に当接させ第二ベルト25を冷却してもよい。ただし、そうする場合には、第一ベルト21の内周側にベルトファン80を配置して、第一ベルト21をベルトファン80により冷却させるとよい。また、ヒートシンク30は、定着装置11により未定着のトナー像が定着された面側で記録材Sに当接するベルト(本実施形態では第一ベルト21)に当接しているのが好ましい。さらに、本実施形態では、ヒートシンク30と複数のファンとによって第一ベルト21を冷却する構成を例に示したが、これに限らない。例えば第一ベルト21や第二ベルト25に向けて送風するベルト冷却ファンや、冷えた液体が循環されるパイプ等を第一ベルト21や第二ベルト25に当接させる水冷ユニット等を用いて、第一ベルト21や第二ベルト25を冷却するようにしてもよい。
<制御部>
図1に示すように、画像形成装置100は本体制御部210と冷却制御部300とを備えている。本体制御部210について、図1及び図3を参照しながら図4を用いて説明する。ただし、本体制御部210には図示した以外にも画像形成装置100を動作させるモータや電源等の各種機器が接続されているが、ここでは発明の本旨でないのでそれらの図示及び説明を省略する。
制御手段としての本体制御部210は、画像形成動作などの画像形成装置100の各種制御を行うものであり、CPU211(Central Processing Unit)や、ROM212やRAM213を有する。ROM212には、例えば画像形成ジョブに必要な各種プログラム、各種データ等が記憶される。CPU211はROM212に記憶されている各種プログラムを実行可能であり、各種プログラムを実行して画像形成装置100を動作させ得る。RAM213は、各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶する。
画像形成ジョブとは、記録材Sに画像形成するプリント信号に基づいて、画像形成動作を開始してから画像形成動作を完了するまでの一連の動作のことである。即ち、画像形成を行うにあたり必要となる予備動作(所謂、前回転)を開始してから、画像形成工程を経て、画像形成を終了するにあたり必要となる予備動作(所謂、後回転)が完了するまでの一連の動作のことである。具体的には、プリント信号を受けた(画像形成ジョブの受信)後の前回転時(画像形成前の準備動作)から、後回転(画像形成後の動作)までのことを指し、画像形成期間、紙間を含む。
本体制御部210には操作部400が接続可能であり、CPU211は操作部400を介して利用者(ユーザ)による各種プログラムの実行指示や各種データ入力などを受け付ける。ここで、操作部400は、例えば操作パネルや外部端末などである。また、本体制御部210には開閉センサ501が接続され、CPU211は開閉センサ501の検出信号に基づいて扉500の開閉状態を検出できる。
そして、本体制御部210には、通信インタフェースにより冷却制御部300が接続されている。冷却制御部300には、入出力インターフェースを介してベルト駆動モータ401、ファン駆動モータ402、ベルトファン駆動モータ403、通過センサ502a、502bが接続されている。
制御手段としての冷却制御部300は、記録材冷却装置20の各種制御を行うものであり、CPU301(Central Processing Unit)や、ROM302やRAM303を有する。CPU301はROM302に記憶されている各種プログラムを実行可能であり、各種プログラムを実行して記録材冷却装置20を動作させる。RAM303は、各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶する。
CPU301は、第一ベルト張架ローラ22a〜22eのうち少なくともいずれか1つを駆動するベルト駆動モータ401を制御して、第一ベルト21の駆動開始や停止、移動速度などを制御する。即ち、CPU301は、第一ベルト21と第二ベルト25とによる記録材Sの搬送を制御する搬送制御を実行可能である。また、CPU301はファン駆動モータ402を制御して、冷却ファン40a、40bの駆動開始や停止、風量などを制御する。即ち、CPU301は、冷却ファン40a、40bによる第一ベルト21の冷却を制御する冷却制御を実行可能である。さらに、CPU301は通過センサ502a、502bの検出信号を受信し、それに基づいて記録材冷却装置20内における記録材Sの有無つまりは記録材Sの滞留を検出できる。本実施形態の場合、CPU301は、記録材冷却装置20の入口側を通過した記録材Sの枚数と、記録材冷却装置20の出口側を通過した記録材Sの枚数の比較によって、記録材冷却装置20内における記録材Sの滞留を検出できる。
なお、本実施形態では、本体制御部210と冷却制御部300とを2つ有する構成としたが、1つの制御部で画像形成装置100と記録材冷却装置20の両方を制御する構成であってもよい。
ところで、画像形成装置100では、既に述べた通り、画像形成動作中に、搬送中の記録材Sが搬送路600において途中で詰まる記録材Sの搬送異常(所謂ジャム)が生じることがある。ジャムが生じた場合、画像形成装置100内における記録材Sの搬送が停止される。このとき、搬送不良等で搬送路600の途中で記録材Sの搬送に滞留(詰まり)が生じた場合、搬送不良が発生した記録材Sは搬送することができなくなる。そのため、搬送路600内で搬送不良が発生した記録材Sよりも記録材搬送方向上流側に存在する記録材Sすべての搬送を停止させる。ここで、搬送不良が発生した記録材Sよりも記録材搬送方向下流側に存在する記録材Sに関しては、通常の排出動作が可能であるため、継続して画像形成装置100の機外へと排出可能である。
搬送路600のいずれかの位置でジャムが発生する際、記録材冷却装置20内でジャムが生じた場合は勿論のこと、記録材冷却装置20内でジャムが生じておらず他でジャムが生じた場合でも、記録材Sが記録材冷却装置20内に滞留することがある。ジャムが生じた場合、従来では記録材冷却装置20において第一ベルト21と第二ベルト25が停止されると共に、冷却ファン40a、40b及びベルトファン80が停止されていた。そのため、記録材冷却装置20内において、記録材Sは冷却されずに温度が高いまま滞留していた。記録材Sの温度が高いままであれば、記録材S上のトナーは溶融状態にあり第一ベルト21に付着し得る。また、記録材冷却装置20内に滞留する記録材Sを取り出すまでに時間がかかればかかるほど、装置本体100A内の温度上昇の影響等により、記録材冷却装置20内に滞留している記録材Sの温度が上昇し得る。そうした場合には、例えば両面印刷の際に、直前に定着された面側のトナーが第一ベルト21に付着し得るだけでなく、先に定着済みの面側のトナーが溶融されて第二ベルト25に付着し得る。こうして第一ベルト21や第二ベルト25に付着したトナーは、ジャム復旧後の画像形成時に記録材Sに再付着して、画像不良を生じさせる虞がある。
<記録材冷却処理>
そこで、本実施形態では、ジャムが生じるなどして記録材Sの搬送が停止された場合に、冷却ファン40a、40bの駆動を継続させる。そうすることで、記録材冷却装置20内に滞留する記録材Sの温度が、記録材S上のトナーが第一ベルト21や第二ベルト25に付着し難い所定温度(例えば70℃)以下に下げられる。以下、記録材Sの温度を下げる記録材冷却処理(冷却モード)について説明する。
まず、第一実施形態の記録材冷却処理について、図1、図3、図4を参照しながら図5を用いて説明する。本実施形態の記録材冷却処理は、冷却制御部300(詳しくはCPU301)によって例えば画像形成ジョブの開始に伴って実行され、画像形成ジョブの終了又はジャムの発生に伴って終了される。なお、冷却ファン40a、40bとベルトファン80は、記録材冷却処理を開始する前から駆動されている。ここで、記録材冷却処理とは、記録材冷却装置20内に記録材Sが到達した際の記録材Sに対する冷却処理であり、冷却ファン40a、40bとベルトファン80とは、少なくとも記録材Sが記録材冷却装置20の冷却ニップT4に到達する前から回転駆動される。例えば、冷却ファン40a、40bとベルトファン80とは、画像形成装置100の電源がONされた際に、あるいは操作部400等を介して画像形成ジョブを受け付けた際などに回転駆動が開始される。
図5に示すように、冷却制御部300は搬送路600内のジャムの発生により記録材Sの搬送を停止したか否かを判定し(S1)、ジャムの発生により記録材Sの搬送を停止するまで待機する(S1のNO)。ここで、冷却制御部300は、通過センサ502a、502bによってジャムの発生が検出された場合、ベルト駆動モータ401の駆動を停止することで、第一ベルト21及び第二ベルト25による記録材Sの搬送を停止する。また、本体制御部210によって搬送路600の各所に設けられる不図示のセンサ等によって搬送路600内でのジャムが検出された場合、冷却制御部300は本体制御部210からジャム発生情報を受け取ることで、ベルト駆動モータ401の駆動を停止する。このとき、冷却ファン40a、40bとベルトファン80の回転駆動は継続している。なお、上記ステップS1でのジャムの検出は、上記した通過センサ502a、502bの他に、搬送路600の各所に配置された不図示のセンサ等によって行われ得る。ジャムが発生していない場合、冷却制御部300は記録材Sの搬送を継続すると共に、冷却ファン40a、40bとベルトファン80の回転駆動を継続する。
ジャムが発生した場合、冷却制御部300は第一ベルト21と第二ベルト25の停止を含め記録材Sの搬送を停止している。そして、冷却制御部300は記録材Sの搬送を停止した場合(S1のYES)、通過センサ502a、502bの検出結果に基づいて記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しているか否かを判定する(S2)。記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留していない場合(S2のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止する(S5)。即ち、この場合には、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留していないので、第一ベルト21や第二ベルト25に記録材S上のトナーが付着しようがない。そのため、冷却制御部300は、記録材Sの搬送停止に応じて冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止する。その後、冷却制御部300は本記録材冷却処理を終了する。
一方、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留している場合(S2のYES)、冷却制御部300は開閉センサ501の検出結果に基づいて扉500が開放されたか否かを検出する(S3)。そして、扉500が開放されていない場合(S3のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続する(S4)。扉500が開放された場合(S3のYES)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止する(S5)。即ち、冷却制御部300は扉500が開放されるまで、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続する。冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続することで、第一ベルト21と第二ベルト25とを介し、記録材冷却装置20内に滞留した記録材Sの温度を下げるようにしている。ここで、冷却ファン40a、40b及びベルトファン80による冷却の継続とは、各ファンの回転と停止を繰り返すものも含むものとする。つまり、冷却ファン40a、40b及びベルトファン80を断続的に駆動させる状態も含むものとする。
以上のように、本実施形態では、第一ベルト21と第二ベルト25の停止を含む記録材Sの搬送停止に伴い、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による記録材Sの冷却を停止させることなく継続させている。そして、扉500が開放されることに応じて、冷却ファン40a、40bとベルトファン80とを停止して、これらによる記録材Sの冷却を終了している。このように、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による記録材Sの冷却を継続させることで、第一ベルト21と第二ベルト25に挟持された状態で記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しても、その記録材Sの温度を下げられる。記録材冷却装置20内に滞留した記録材S上のトナーは、記録材Sの温度が下げられることで冷やされる。したがって、記録材S上のトナーが第一搬送ベルトや第二搬送ベルトに付着するのを抑制できる。
なお、本実施形態では、扉500の開放に応じて冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止させるようにした。これは、利用者が扉500を開放した場合は、記録材冷却装置20内に滞留した記録材Sが取り除かれる可能性が高く、記録材冷却装置20内の記録材Sが除去される場合は冷却の継続が必要ないためである。これにより、冷却ファン40a、40bとベルトファン80との不要な駆動を停止することができる。なお、図1に示した扉500ではなく、記録材冷却装置20内に滞留する記録材Sを除去する際にアクセスされる扉がある場合は、その扉の開放が検出されることに基づいて冷却ファン40a、40bとベルトファン80の駆動を停止させる構成であってもよい。このような構成とすることで、より確実に記録材冷却装置20内の記録材Sが除去される場合のみ冷却ファン40a、40b及びベルトファン80を停止することが可能となる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の記録材冷却処理について、図1、図3、図4を参照しながら図6を用いて説明する。ただし、図6に示す第二実施形態の記録材冷却処理において、第一実施形態の記録材冷却処理(図5参照)と同一の処理には同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図6に示すように、冷却制御部300(詳しくはCPU301)は搬送路600内のジャムの発生により記録材Sの搬送を停止したか否かを判定し(S1)、ジャムの発生により記録材Sの搬送を停止するまで待機する(S1のNO)。冷却制御部300はジャムの発生に応じて記録材Sの搬送を停止した場合(S1のYES)、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しているか否かを判定する(S2)。記録材Sが滞留していない場合(S2のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止する(S5)。その後、冷却制御部300は本記録材冷却処理を終了する。なお、上記のステップS1、ステップS2の処理におけるそれぞれの判断は、上述した第一実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
他方、記録材Sが滞留している場合(S2のYES)、冷却制御部300はカウンタ404(図4参照)をスタートさせて、第一ベルト21と第二ベルト25の停止を含む搬送路600内の記録材Sの搬送停止からの経過時間のカウントを開始する(S11)。そして、冷却制御部300は、記録材Sの搬送を停止してからの経過時間が所定時間以上(例えば3秒以上)になったか否かを判定する(S12)。経過時間が所定時間以上になっていない場合(S12のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続する(S4)。冷却制御部300は経過時間が所定時間以上になった場合に(S12のYES)、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止する(S5)。即ち、冷却制御部300は冷却制御の実行中に開閉センサ501によって扉500の開放が検出されない場合、搬送制御が停止してから所定時間経過後に冷却制御を停止する。なお、このときの所定時間は、記録材冷却装置20内に滞留する記録材Sの温度を、記録材S上のトナーが第一ベルト21や第二ベルト25に付着し難い所定温度(例えば70℃)以下に下げるに足る時間であればよい。
図7に、記録材Sの搬送停止に伴って、冷却ファン40a、40bとベルトファン80の駆動を継続した場合と、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止した場合とにおける、記録材S上のトナー温度の時間的推移を示す。図7において、0秒が記録材Sの搬送が停止された時間であり、実線が冷却ファン40a、40bとベルトファン80の駆動を継続した場合であり、点線が冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止した場合である。
図7から理解できるように、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止した場合には、トナーのガラス転移温度(例えば70℃)よりも高い温度で、トナー温度が推移していることがわかる。この状態で記録材Sが第一ベルト21と第二ベルト25との冷却ニップT4に挟持されている場合、トナーが溶融した柔らかい状態で第一ベルト21や第二ベルト25に接触するので、第一ベルト21や第二ベルト25に記録材S上のトナーが付着し得る。これに対し、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続した場合、記録材Sの搬送停止から0.5秒経過する時点で、トナー温度がトナーのガラス転移温度(例えば70℃)よりも低い温度になり、その後、低い温度で推移するのがわかる。そこで、第二実施形態では、記録材Sの搬送停止から所定時間に亘って、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続することで、記録材冷却装置20内に滞留した記録材Sの温度をトナー付着を生じさせない温度まで下げることができる。図7に示した例の場合、少なくとも0.5秒以上に亘って冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続させればよい。
以上のように、第二実施形態では、第一ベルト21と第二ベルト25の停止を含む記録材Sの搬送停止に伴い、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による記録材Sの冷却を停止させることなく、所定時間に亘って継続させる。記録材Sの搬送停止から記録材Sの冷却を所定時間に亘って継続させることで、第一ベルト21と第二ベルト25に挟持された状態で記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しても、その記録材Sの温度を下げられる。したがって、第二実施形態においても、記録材冷却装置20内に滞留した記録材S上のトナーが第一ベルト21や第二ベルト25に付着するのを抑制できる、という上述した第一実施形態と同様の効果が得られる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態の記録材冷却処理について、図1、図3、図4を参照しながら図8を用いて説明する。図8に示すように、冷却制御部300(詳しくはCPU301)は、本体制御部210(詳しくはCPU211)からジャム発生を受信した、又は通過センサ502a、502bによって搬送路600内でジャムの発生が検出されたか否かを判定する(S501)。搬送路600内においてジャムが発生した場合(S501のYES)、冷却制御部300はベルト駆動モータ401を停止させ、第一ベルト21と第二ベルト25による記録材Sの搬送を停止する(S502)。そして、冷却制御部300は通過センサ502a、502bの検出結果に基づいて、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しているか否かを判定する(S503)。記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留していない場合(S503のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40bを停止する(S510)。
また、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留している場合(S503のYES)、冷却制御部300は本体制御部210へ残留紙通知を行う(S504)。そして、冷却制御部300は、記録材冷却装置20に滞留した記録材Sの画像情報を取得するためのコマンドを本体制御部210に通知し、本体制御部210から搬送路600内に滞留している記録材Sの画像情報を取得する(S505)。そして、冷却制御部300は、本体制御部210から取得した記録材Sの画像情報に基づく画像比率が所定値以下であるか否かを判定する(S506)。即ち、冷却制御部300は、記録材冷却装置20に搭載されている冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の風量(即ち、回転速度または回転数)を変更させるための判定を行う。
本体制御部210から取得した記録材Sの画像情報に基づく画像比率が所定値(例えば50%)より大きい場合(S506のNO)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の回転速度を第一速度から変更せず継続する(S507)。一方、画像情報に基づく画像比率が所定値以下(例えば50%以下)である場合(S506のYES)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の回転速度を第一速度よりも遅い第二速度に減速させる(S508)。
その後、冷却制御部300は、カウンタ404によって記録材Sの搬送停止から所定時間経過したか否かを判定する(S509)。そして、所定時間が経過した場合(S509のYES)、冷却制御部300は冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の駆動を停止する(S510)。
以上のように、本実施形態によれば、第一ベルト21と第二ベルト25とによって挟持された状態で記録材Sの搬送が停止された場合でも、記録材冷却装置20内に滞留した記録材S上のトナーが第一ベルト21や第二ベルト25に付着するのを抑制できる。また、記録材Sの画像情報に基づいて適切に冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の駆動を停止することができるため、静穏化を図ることが可能となる。
なお、上述した第三実施形態において、搬送路600内においてジャムが発生した際に記録材冷却装置20に複数の記録材Sが滞留している場合は、最も画像比率が高いものにあわせて冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の回転速度を決定してよい。また、記録材冷却装置20に滞留した記録材Sにトナー像が形成されていない場合は、冷却ファン40a、40b及びベルトファン80の駆動を停止してよい。
[他の実施形態]
なお、上述した第一実施形態の記録材冷却処理と第二実施形態の記録材冷却処理とを組み合わせてよい。即ち、第一実施形態の記録材冷却処理において、扉500が開放されなくとも、記録材Sの搬送を停止してからの経過時間が所定時間以上になった場合には、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止させてよい。
また、滞留した記録材Sの温度をトナー付着を生じさせない温度まで下げるのに時間がかかるような場合がある(例えば10秒)。そのような場合、上述した第二実施形態の記録材冷却処理時に、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止するまでの所定時間を例えば10秒以上に設定すればよい。また、上述した第一実施形態の記録材冷却処理時に、記録材Sの搬送を停止してから扉500が開放されるまでの時間が例えば10秒より前であった場合には、扉500の開放に応じて冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止させなくてよい。この場合、扉500が開放された状態で冷却ファン40a、40bとベルトファン80とはしばらく駆動され、記録材Sの搬送を停止してから10秒経過後、冷却ファン40a、40bとベルトファン80は停止される。
なお、上述した第一実施形態では、扉500の開放に応じて冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止させたが、これに限らない。例えば、利用者が積載ユニット60を装置本体100Aから取り外すなど、ジャムを復旧させるための何らかのユーザ作業が行われた場合に、冷却ファン40a、40bとベルトファン80を停止させればよい。
なお、上述した第一実施形態、第二実施形態では、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留している場合に、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続させたが、これに限らない。例えば、記録材冷却装置20内に記録材Sが滞留しているか否かに関わらず、記録材Sの搬送が停止した場合に、冷却ファン40a、40bとベルトファン80による冷却を継続させてもよい。
なお、上述した第一、第二実施形態では、冷却ファン40a、40bとベルトファン80の両方による冷却を継続させるようにしたが、これに限らず、冷却ファン40a、40bとベルトファン80のどちらか一方だけに冷却を継続させるようにしてもよい。
また、ジャム発生後、記録材S(ジャム紙)が取り除かれるまでの間に、一時的に冷却ファン40a、40bが停止されることがある。そうした場合に、記録材冷却装置20内に滞留した記録材Sの温度を下げるには、冷却ファン40a、40bの駆動を再開すればよい。即ち、上述した実施形態ではジャム発生前から駆動されている冷却ファン40a、40bの駆動を継続するとしたが(図5、図6のS4)、ジャム発生に伴い一時停止された冷却ファン40a、40bの駆動を再開させるとしてよい。例えば、図5に示した第一実施形態では、S2にてYESと判定された場合やS3にてNOと判定された場合に、一時停止された冷却ファン40a、40bの駆動を再開させる。そして、扉500が開放されるまで(図5のS3)あるいは経過時間が所定時間以上になるまで(図6のS12)、駆動を再開した冷却ファン40a、40bによる冷却を継続させる。
なお、上述した各実施形態では、画像形成装置100の1つの筐体(装置本体100A)内に定着装置11と記録材冷却装置20とを有する構成を例に説明したが、これに限らない。画像形成部PY、PM、PC、PK、中間転写ベルト8、二次転写ローラ10を第一筐体に設け、定着装置11と記録材冷却装置20を第一筐体と異なる第二筐体に設け、第一筐体と第二筐体とで1つの装置を構成するような画像形成装置であってもよい。
なお、上述した各実施形態では、内部に記録材冷却装置20を有する画像形成装置100を例に説明したが(図1参照)、これに限らない。例えば、図9に示すように、装置本体100A内に記録材冷却装置20(図1参照)を有さない画像形成装置1001に対して外部冷却装置101を連結した構成であってもよい。外部冷却装置101は、上述した記録材冷却装置20と同様構成の記録材冷却装置201と、上述の冷却制御部300とを有する。このように、記録材冷却装置20を有さない画像形成装置1001にも外部冷却装置101を連結可能とすることにより、利用者は既存の画像形成装置1001を買い替えることなく、容易に既存の画像形成装置1001の冷却能力を向上させることができる。また、厚紙等のように定着温度を高くする必要がある記録材Sを用いる場合であっても、トナー像の光沢を均一にしたり、積載ユニット60に積載された記録材同士の貼り付きを抑制することができる。このように、画像形成システム1Xの冷却能力の向上を求める利用者のニーズに容易に応えることが可能となる。なお、図9に示した画像形成システム1Xは、画像形成装置1001と外部冷却装置101とのそれぞれが、複数の設置部800によって床などの設置面に設置されている。ここで、設置部800は、キャスタや設置脚等である。
また、画像形成システムにおいて定着装置よりも記録材Sの搬送方向下流側に設けられる冷却装置であれば、図10に示す画像形成システム1Xのように、複数の定着装置11、111を有する構成であってもよい。即ち、図10に示すように、第一の定着装置11を有する画像形成装置1001の外部に、第二の定着装置111を有する外部定着装置700を連結する構成であってもよい。ここで、外部定着装置700は、画像形成装置1001に対してオプションで選択的に連結が可能な装置である。外部定着装置700は、画像形成装置1001から出力される記録材Sの光沢度や、画像形成装置1001から排出される厚紙等の坪量の大きい記録材Sの排出速度(単位時間当たりの記録材Sの排出枚数)を向上させるために画像形成装置1001に連結される。このように、オプションの外部定着装置700が画像形成装置1001に連結された場合、複数の定着装置11、111を備えるため、画像形成装置1001の冷却性能の向上が求められる。このような場合でも、本実施形態によれば、外部冷却装置101を外部定着装置700に対して連結することができるため、画像形成システム1Xの冷却性能の向上を求める利用者のニーズに容易に応えることが可能となる。
11(111)…定着装置、20(201)…冷却装置(記録材冷却装置)、21…搬送ベルト(第一搬送ベルト、第一ベルト)、25…搬送手段(第二搬送ベルト、第二ベルト)、30…冷却手段(ヒートシンク)、30a…当接面(受熱部)、40a、40b…ファン(冷却ファン)、80…冷却手段(ベルトファン)、100(1001)…画像形成装置、100A…装置本体、210…制御手段(本体制御部)、300…制御手段(冷却制御部)、500…扉、501…扉検出手段(開閉センサ)、600…搬送路、PY(PM、PC、PK)…画像形成部、S…記録材、T4…ニップ部(冷却ニップ)

Claims (14)

  1. 記録材にトナー像を形成する画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置を有する画像形成システムに含まれ、前記定着装置を通過した記録材を冷却する冷却装置であって、
    搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトとの間にニップ部を形成し、前記ニップ部において前記搬送ベルトと共に記録材を挟持して搬送する搬送手段と、
    前記搬送ベルトを冷却する冷却手段と、
    前記搬送ベルトと前記搬送手段とによる記録材の搬送を制御する搬送制御と、前記冷却手段による前記搬送ベルトの冷却を制御する冷却制御とを実行可能な制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記画像形成システムの搬送路において記録材の搬送異常が発生することに伴い前記搬送制御を停止し、前記搬送制御が停止された前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって記録材が挟持されている場合は前記冷却制御を継続する、
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記搬送ベルトは、第一搬送ベルトであり、
    前記搬送手段は、前記第一搬送ベルトと共に前記ニップ部を形成する第二搬送ベルトである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記搬送手段は、前記搬送ベルトと共に前記ニップ部を形成する回転可能な搬送ローラである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記制御手段は、少なくとも前記搬送手段へ記録材が到達する前に前記冷却制御を開始する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記制御手段は、前記搬送制御が停止された前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって記録材が挟持されている場合、前記冷却制御を断続的に継続する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 前記制御手段は、前記搬送制御を停止してから所定時間経過後に、前記冷却制御を停止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷却装置。
  7. 前記画像形成システムに設けられる扉が開放されたことを検出する扉検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記扉検出手段によって前記扉の開放が検出された場合、前記冷却制御を停止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷却装置。
  8. 前記制御手段は、前記冷却制御の実行中に前記扉検出手段によって前記扉の開放が検出されない場合、前記搬送制御が停止してから所定時間経過後に、前記冷却制御を停止する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷却装置。
  9. 前記冷却手段は、前記搬送ベルトの内周面に接触するヒートシンクを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷却装置。
  10. 前記ヒートシンクは、前記ニップ部において前記搬送ベルトの内周面に当接する当接面と、前記当接面に接続される複数のフィンを有し、
    前記冷却手段は、前記ヒートシンクに対して送風するファンをさらに有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の冷却装置。
  11. 前記制御手段は、前記搬送制御が停止された前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって記録材が挟持されている場合、前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって挟持されている記録材の画像情報に基づいて、前記ファンの回転速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の冷却装置。
  12. 前記制御手段は、前記搬送ベルトと前記搬送手段とによって挟持されている記録材の画像比率が50%以下である場合に、記録材の画像比率が50%より大きい場合よりも前記ファンの回転速度を減速する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の冷却装置。
  13. 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置と、
    前記定着装置よりも記録材の搬送方向下流側に設けられる請求項1乃至12のいずれか1項に記載の冷却装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置と、を有する画像形成装置と、
    前記画像形成装置に対して記録材の搬送方向下流側に連結される請求項1乃至10のいずれか1項に記載の冷却装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
JP2019094688A 2018-06-08 2019-05-20 画像形成装置 Active JP7350514B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/023389 WO2019235650A1 (ja) 2018-06-08 2019-06-06 冷却装置、画像形成装置および画像形成システム
US17/113,656 US11188012B2 (en) 2018-06-08 2020-12-07 Cooling device, image forming apparatus and image forming system

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110727 2018-06-08
JP2018110727 2018-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019215528A true JP2019215528A (ja) 2019-12-19
JP7350514B2 JP7350514B2 (ja) 2023-09-26

Family

ID=68918644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019094688A Active JP7350514B2 (ja) 2018-06-08 2019-05-20 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11188012B2 (ja)
JP (1) JP7350514B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220350289A1 (en) * 2020-05-29 2022-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus, sheet cooling apparatus and image forming system

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309796A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2007041025A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP5272424B2 (ja) * 2008-01-31 2013-08-28 富士ゼロックス株式会社 記録材冷却装置および画像形成装置
JP2014203016A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
JP2014206614A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 コニカミノルタ株式会社 冷却装置及び画像形成装置
JP2014232303A (ja) * 2013-05-02 2014-12-11 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2017173774A (ja) * 2016-03-17 2017-09-28 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6374063B1 (en) * 2000-09-28 2002-04-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fixing device used for image forming apparatus
JP4670184B2 (ja) * 2001-06-04 2011-04-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5482166B2 (ja) * 2009-12-10 2014-04-23 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2013088564A (ja) 2011-10-17 2013-05-13 Canon Inc 記録材冷却加湿装置、画像形成装置、及び画像加熱システム
JP6075863B2 (ja) 2013-03-12 2017-02-08 キヤノン株式会社 画像加熱装置および画像形成装置
JP6075862B2 (ja) 2013-03-12 2017-02-08 キヤノン株式会社 画像加熱装置および画像形成装置
JP6080624B2 (ja) 2013-03-12 2017-02-15 キヤノン株式会社 画像加熱装置および画像形成装置
JP6141112B2 (ja) 2013-06-18 2017-06-07 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP5932864B2 (ja) 2014-03-10 2016-06-08 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP5855153B2 (ja) 2014-03-10 2016-02-09 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP6965120B2 (ja) 2017-11-24 2021-11-10 キヤノン株式会社 記録材冷却装置
JP2019211766A (ja) 2018-06-01 2019-12-12 キヤノン株式会社 冷却装置及び画像形成システム
JP2020201369A (ja) 2019-06-10 2020-12-17 キヤノン株式会社 冷却装置及び画像形成装置
JP7321783B2 (ja) 2019-06-10 2023-08-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309796A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2007041025A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP5272424B2 (ja) * 2008-01-31 2013-08-28 富士ゼロックス株式会社 記録材冷却装置および画像形成装置
JP2014203016A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
JP2014206614A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 コニカミノルタ株式会社 冷却装置及び画像形成装置
JP2014232303A (ja) * 2013-05-02 2014-12-11 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2017173774A (ja) * 2016-03-17 2017-09-28 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220350289A1 (en) * 2020-05-29 2022-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus, sheet cooling apparatus and image forming system

Also Published As

Publication number Publication date
JP7350514B2 (ja) 2023-09-26
US11188012B2 (en) 2021-11-30
US20210088946A1 (en) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4332366B2 (ja) 画像形成装置
US7433625B2 (en) Image heating apparatus
US8577273B2 (en) Image forming apparatus having sheet cooling device
JP4231756B2 (ja) 画像形成方法及び装置
JP2004029471A (ja) 画像形成装置
US11188012B2 (en) Cooling device, image forming apparatus and image forming system
JP4255760B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
WO2019235650A1 (ja) 冷却装置、画像形成装置および画像形成システム
US20230297013A1 (en) Image forming apparatus
JP2020008791A (ja) 画像形成装置
JP2009163038A (ja) 画像形成装置
JP2010256615A (ja) 画像形成装置
JP6455172B2 (ja) 画像形成装置
JP2004361626A (ja) 画像形成装置
JP2004264437A (ja) 加熱装置
JP2013225111A (ja) 画像形成装置
JPH10301436A (ja) 定着装置、およびこの定着装置を備えた画像形成装置
US11226575B2 (en) Imaging device
JP2002341690A (ja) 画像形成装置
JP2012098654A (ja) 複連式画像形成装置
JP6868179B2 (ja) 画像形成装置
JP2020187318A (ja) 画像形成装置
JP2004219680A (ja) 画像形成装置およびジャム検出方法
JP2001312181A (ja) 画像形成装置
JPH11161085A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230913

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7350514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151