JP2001312181A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001312181A
JP2001312181A JP2000133026A JP2000133026A JP2001312181A JP 2001312181 A JP2001312181 A JP 2001312181A JP 2000133026 A JP2000133026 A JP 2000133026A JP 2000133026 A JP2000133026 A JP 2000133026A JP 2001312181 A JP2001312181 A JP 2001312181A
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temperature
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JP2000133026A
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English (en)
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Koji Yamanobe
耕治 山野邉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚紙に画像を形成するとき、定着ローラの温
度を上昇させて、厚紙に適した定着温度で、厚紙上のト
ナー像を定着する画像形成装置において、定着ローラの
温度を上昇させる時期を遅らせ、画像形成装置本体内の
温度が徒らに上昇する不具合を阻止する。 【解決手段】 厚紙を感光体2と転写ローラ11との間
の転写部に送り始めるためにレジストローラ10を回転
させてから、所定時間経過後に、定着ローラ16の温度
の上昇を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体から記録
材に転写されたトナー像を、加熱手段により加熱された
定着部材によって記録材上に定着する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置は従来より周
知である。この種の画像形成装置においては、定着部材
の温度を温度検知手段により検知し、その検知結果に基
づいて、定着部材がトナー像の定着に適した目標温度と
なるように、加熱手段への通電を制御している。このよ
うにして、トナー像を適正な温度で定着することが可能
となる。
【0003】ところで、この種の画像形成装置において
使用される記録材は一定しているものではなく、薄い記
録材から厚い記録材まで、各種厚さの記録材が使用され
る。その際、定着部材の温度を、記録材の厚さに応じた
適正な温度に制御し、厚い記録材を用いた場合には、薄
い記録材を用いた場合よりも定着部材の温度を高くする
必要がある。定着部材の温度を、標準的な厚さの記録材
を用いたときの温度に制御したまま、その標準的な厚さ
の記録材よりも厚い記録材上にトナー像を定着すると、
トナー像の定着不良が発生する。逆に、定着部材の温度
を、厚い記録材を用いたときの温度に制御して標準的な
厚さの記録材上のトナー像を定着すると、その記録材に
カールなどが発生するおそれがある。
【0004】そこで、従来は、定着部材の目標温度を標
準厚さの記録材に適した第1の目標温度と、標準厚さよ
りも厚い記録材に適した第2の目標温度に切り換えるこ
とができるように構成し、いずれの厚さの記録材を用い
た場合にも、定着不良や記録材のカールなどの不具合が
発生することを防止している(例えば、特開平6−67
481号公報参照)。その際、記録材が定着部材に達す
るまでに、定着部材の温度が記録材の厚さに適した温度
となっている必要がある。このため、従来は、定着部材
の目標温度が第1の目標温度に設定された状態で、次に
使用される記録材が標準厚さよりも厚いものであると判
った時点で、即座に、定着部材の温度を第1の目標温度
から第2の目標温度に切り換えていた。
【0005】ところが、上述のように目標温度の切り換
えを制御すると、記録材が定着部材に達するよりもかな
り早い時期に、定着部材の温度が、厚い記録材に適した
高い温度になってしまうため、画像形成装置本体内の温
度が徒らに上昇し、これによって画像形成装置の各種要
素に悪影響を与え、しかも無駄な電力を消費するおそれ
を免れない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の不具合を除去し、ないしは効果的に抑制する
ことのできる画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、転写部において像担持体から記録材に転写
されたトナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着部
材と、該定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材
の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の温
度検知結果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温度
となるように、前記加熱手段への通電を制御すると共
に、記録材の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目
標温度を第1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準
厚さよりも厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記
第1の目標温度よりも高い第2の目標温度に設定する制
御手段を具備する画像形成装置において、前記定着部材
よりも記録材搬送方向上流側の所定の位置に記録材の先
端が達したことを検知する記録材検知手段を有している
と共に、前記制御手段は、前記定着部材の目標温度を第
2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が定着部材
に達するよりも前の時点であって、前記記録材検知手段
が記録材の先端を検知してから所定時間経過した時に、
定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換えること
を特徴とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
【0008】その際、像担持体上のトナー像と記録材が
整合するタイミングで回転を開始して、該記録材を前記
転写部に搬送するレジストローラを有していると共に、
前記記録材検知手段は、前記レジストローラよりも記録
材搬送方向上流側の位置に記録材の先端が達したことを
検知するように配置され、かつ前記制御手段は、前記目
標温度を第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端
が前記レジストローラよりも記録材搬送方向下流側の位
置に達した時に、定着部材の温度を第2の目標温度に切
り換えるように構成すると有利である(請求項2)。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、転写部において像担持体から記録材に転写されたト
ナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着部材と、該
定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材の温度を
検知する温度検知手段と、該温度検知手段の温度検知結
果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温度となるよ
うに、前記加熱手段への通電を制御すると共に、記録材
の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目標温度を第
1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準厚さよりも
厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記第1の目標
温度よりも高い第2の目標温度に設定する制御手段とを
具備する画像形成装置において、像担持体上のトナー像
と記録材が整合するタイミングで回転を開始して、該記
録材を前記転写部に搬送するレジストローラを有してい
ると共に、前記制御手段は、前記定着部材の目標温度を
第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が定着部
材に達するよりも前の時点であって、前記レジストロー
ラが回転を開始してから所定時間経過した時に、定着部
材の目標温度を第2の目標温度に切り換えることを特徴
とする画像形成装置を提案する(請求項3)。
【0010】同じく、本発明は、上記目的を達成するた
め、転写部において像担持体から記録材に転写されたト
ナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着部材と、該
定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材の温度を
検知する温度検知手段と、該温度検知手段の温度検知結
果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温度となるよ
うに、前記加熱手段への通電を制御すると共に、記録材
の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目標温度を第
1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準厚さよりも
厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記第1の目標
温度よりも高い第2の目標温度に設定する制御手段を具
備する画像形成装置において、像担持体上のトナー像と
記録材が整合するタイミングで回転を開始して、該記録
材を前記転写部に搬送するレジストローラと、前記定着
部材よりも記録材搬送方向上流側であって、前記レジス
トローラよりも記録材搬送方向下流側の位置に記録材の
先端が達したことを検知する記録材検知手段とを有して
いると共に、前記制御手段は、前記定着部材の目標温度
を第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が定着
部材に達するよりも前の時点であって、前記記録材検知
手段が記録材の先端を検知した時、又はその検知時から
所定時間経過した時に、定着部材の目標温度を第2の目
標温度に切り換えることを特徴とする画像形成装置を提
案する(請求項4)。
【0011】また、上記請求項1乃至4のいずれかに記
載の画像形成装置において、定着部材の目標温度を第2
の目標温度に切り換えた時点から、定着部材の温度が第
2の目標温度となるまでの時間をT秒とし、かつ記録材
の搬送速とをVmm/秒としたとき、記録材の先端が、定
着部材よりもほぼV×Tmmの距離だけ手前の位置に達し
たとき、定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換
えるように構成されていると特に有利である(請求項
5)。
【0012】さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに
記載の画像形成装置において、画像形成装置本体内の空
気を画像形成装置本体外に排出させるためのファンと、
第2の目標温度から第1の目標温度への切り換えに伴っ
て、定着部材を流れる空気の流量が増大するように、画
像形成装置本体内の空気の流路を変更する流れ変更手段
を設けると有利である(請求項6)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0014】図1は画像形成装置の一例であるレーザプ
リンタの垂直断面図であり、図2はその制御系統の概略
を示すブロック図、図3はその制御フロー図である。図
1に例示した画像形成装置は、その画像形成装置本体1
の内部に配置された像担持体の一例であるドラム状の感
光体2を有し、プリント動作が行われるとき、感光体2
は図1における反時計方向に回転駆動される。このと
き、帯電装置3によって、感光体表面が所定の極性に均
一に帯電され、その帯電面に、露光装置の一例であるレ
ーザ書き込みユニット4から出射する光変調されたレー
ザ光Lが照射され、これによって感光体上に静電潜像が
形成される。
【0015】上記静電潜像は、現像装置5によってトナ
ー像として可視像化される。ここに示した現像装置5
は、粉体状の現像剤Dを収容した現像ケース18と、そ
の現像剤を担持して搬送する現像ローラ6を有し、その
担持された現像剤のトナーが感光体表面に静電的に移行
して静電潜像が可視像化される。
【0016】一方、画像形成装置本体1の下部には給紙
装置7が配置され、その給紙カセット8に収容された記
録材Pが給紙ローラ9の回転によって1枚ずつ送り出さ
れる(図3のS1)。送り出された記録材Pは、その先
端が一対のレジストローラ10に突き当って、一旦、停
止する。レジストローラ10の近傍であって、そのレジ
ストローラ10よりも記録材搬送方向上流側の位置に
は、例えばフォトセンサより成るレジストセンサ21
(図2も参照)が配置され、このセンサ21によって記
録材の先端が検知される(図3のS2)。その検知後、
所定時間を経過した時、コントローラからの画像信号に
合せて、図2に示したCPU22から回転開始信号が出
力され、レジストローラ10が回転を開始する(図3の
S3)。これにより、感光体2上に形成されたトナー像
に整合するタイミングで、記録材が、転写装置の一例で
ある転写ローラ11と感光体2との間の領域の転写部に
向けて送り出される。記録材が転写部を通る時、感光体
表面のトナー像が記録材表面に転写される。記録材Pと
しては、紙、樹脂シート又は樹脂フィルムなどが使用さ
れるが、ここでは紙より成る記録材が使用されている。
【0017】記録材Pに転写されずに感光体表面に付着
する転写残トナーは、クリーニング装置12のクリーニ
ング部材13によって感光体表面から除去され、その表
面が清掃される。
【0018】記録材Pは、除電針15より成る分離装置
の作用で感光体2から分離され、引き続き定着装置14
の定着ローラ16と加圧ローラ17との間を通り、この
とき熱と圧力の作用でトナー像が記録材上に定着され
る。次いで、この記録材は排紙ローラ対19によって画
像形成装置本体1の外装カバーにより構成された排紙ト
レイ20上に排出される。
【0019】定着ローラ16と加圧ローラ17は互いに
対をなして圧接し、それぞれ図1に矢印で示した方向に
回転駆動される。定着ローラ16の内部には、図2にも
示すように、その定着ローラ16を加熱するヒータ23
が設けられている。ここではハロゲンランプより成るヒ
ータが用いられているが、例えばニクロム線抵抗体やロ
ーラ表面発熱体などのヒータを用いることもできる。ま
た、定着ローラ16の表面には、その表面の温度を検知
するサーミスタ24が設けられている。
【0020】図2において、マイクロコンピユータ25
を構成するCPU22は、そのCPU22に接続された
サーミスタ24からの温度検知信号に基づいて、ヒータ
23のオン,オフ信号を、ドライバ26を介して、例え
ばソリットステートリレー(商品名トライアック)など
から成るスイッチング素子27に出力し、そのスイッチ
ング素子27により、商用交流電源28からヒータ23
への通電のオン,オフが制御される。定着ローラ16の
表面温度をサーミスタ24により検知し、その検知結果
に基づいて、定着ローラ16の温度がトナー像の定着に
適した目標温度となるように、スイッチング素子27に
よって、ヒータ23への通電が制御されるのである。こ
のようにして、定着ローラ16と加圧ローラ17の間を
通る記録材上のトナー像に、その定着に適した温度の熱
を与え、そのトナー像を確実に記録材上に定着すること
ができる。
【0021】図4は、このときの制御態様の一例を示
し、サーミスタチェック(図4のS1)に続いて、サー
ミスタ24による検知温度が目標温度より低いときは、
スイッチング素子27がオンされ、ヒータ23への通電
がオンされる(図4のS2,S3)。またサーミスタ2
4による検知温度が目標温度以上になると、スイッチン
グ素子27がオフされ、ヒータ23への通電がオフされ
る(図4のS2,S4)。このような制御の方法として
は、適宜な方法を採用でき、例えば位相制御なども有利
に採用することができる。
【0022】上述のように、本例の画像形成装置におい
ては、定着ローラ16が定着部材の一例を構成し、かか
る定着部材は、転写部において、像担持体の一例である
感光体2から記録材Pに転写されるトナー像を少なくと
も熱の作用で定着する用をなす。定着部材として、定着
ベルトなどを用いることもでき、また像担持体として、
感光体からトナー像を一次転写される中間転写体などを
用いることもできる。さらに、ヒータ23は、定着部材
を加熱する加熱手段の一例を構成し、サーミスタ24
は、定着部材の温度を検知する温度検知手段の一例を構
成している。サーミスタに代え、赤外線検出方式や、非
接触方式などの温度検知手段を用いることもできる。ま
た、CPU22を含むマイクロコンピュータ25は、温
度検知手段の温度検知結果に基づいて、定着部材の温度
が目標温度となるように、加熱手段への通電を制御する
制御手段の一例を構成している。
【0023】ここで、上述した画像形成装置において
は、互いに厚さの異なる記録材Pが使用される。その
際、標準厚さよりも厚い記録材を使用する場合には、例
えば、画像形成装置本体正面に設けられた操作パネルの
紙厚入力キーをマニュアル操作することにより、厚い記
録材を使用することが指定され、或いは給紙装置7から
の紙厚検知信号をCPU22に取り込むことにより、厚
い記録材を使用することが指定される。或いは、特開平
6−67481号公報に記載されているように、給紙ロ
ーラの起動から、記録材の先端がレジストセンサに達す
るまでの時間を測定し、その時間から、標準厚さの記録
材とこれよりも厚い記録材を判別することもできる。
【0024】いずれの方法を採用するときも、定着ロー
ラ16の目標温度を記録材の厚さに応じた値に設定し、
前述の従来の不具合が発生しないようにする必要があ
る。そこで、本例の画像形成装置においては、前述の制
御手段において、記録材Pの厚さが標準厚さであると
き、定着ローラ16より成る定着部材の目標温度が第1
の目標温度(例えば180℃)に設定され、記録材の厚
さが標準厚さよりも厚いときは、定着部材の目標温度が
第1の目標温度よりも高い第2の目標温度(例えば19
0℃)に設定されるように構成されている。このよう
に、厚い記録材が指定された場合には、これよりも薄い
標準厚さの記録材が使用された場合よりも定着ローラ1
6の温度を高くすることができるので、いずれの厚さの
記録材Pを用いたときも、トナー像の定着不良が発生す
ることを阻止でき、しかも定着装置14を通過した記録
材Pにカールが発生する不具合を防止できる。
【0025】さらに、本例の画像形成装置においては、
標準厚さよりも厚い記録材が指定されて、定着ローラ1
6の目標温度を第1の目標温度から第2の目標温度に切
り換える際、次のようなタイミングでその切り換えが行
われる。
【0026】図1に示したレジストセンサ21は、定着
ローラ16よりも記録材搬送方向上流側の所定の位置に
記録材Pの先端が達したことを検知する記録材検知手段
を構成するものであるが、記録材Pが標準厚さよりも厚
い厚紙などであるときは(図3のS4)、レジストセン
サ21が記録材Pの先端を検知すると同時に(図3のS
2)、図2に示したCPU22の内部のカウンタにより
カウントを行い(図3のS5)、そのカウント値が、所
定の設定値となると共に(図3のS6)、記録材Pの先
端が定着ローラ16に達するよりも前の時点になった
時、定着ローラ16の目標温度を第1の目標温度から第
2の目標温度に切り換える(図3のS7)。記録材Pの
先端が、定着ローラ16の直前の位置に至ったときに、
第2の目標温度に切り換えるのである。
【0027】上述のように、定着ローラ16の目標温度
が、第1の目標温度(例えば180℃)から第2の目標
温度(例えば190℃)に切り換えられ、前述のよう
に、定着ローラ16の温度がその第2の目標温度となる
ように制御される。これにより、標準厚さより厚い記録
材が定着装置14を通過するとき、その定着ローラ16
の温度は、ほぼ第2の目標温度となっており、これによ
って定着不良を起こすことなく記録材上にトナー像を定
着することができる。
【0028】しかも、記録材Pの先端が定着ローラ16
の直前の位置に達したときに、定着ローラ16の目標温
度を第2の目標温度に切り換え、定着ローラ16の温度
を上昇させるので、従来のように、厚い記録材を使用す
ることが判った時点で、定着ローラの温度が第2の目標
温度となるように、その定着ローラの温度を上昇させ始
める場合のように、無駄な電力を消費したり、画像形成
装置本体内に余計な熱を発生させる不具合を防止するこ
とができる。
【0029】上述のように、本例の画像形成装置は、定
着部材よりも記録材搬送方向上流側の所定の位置に記録
材の先端が達したことを検知する記録材検知手段を有し
ていると共に、前述の制御手段は、定着部材の目標温度
を第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が定着
部材に達するよりも前の時点であって、記録材検知手段
が記録材の先端を検知してから所定時間経過した時に、
定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換えるよう
に構成されている。
【0030】上述の記録材検知手段として適宜なセンサ
を用いることができるが、本例の画像形成装置において
は、その記録材検知手段として、レジストローラ10よ
りも記録材搬送方向上流側の位置に記録材Pの先端が達
したことを検知するレジストセンサ21、すなわち元々
この種の画像形成装置に必要なセンサを用いている。こ
れにより画像形成装置の構成の複雑化とそのコストの上
昇を抑えることができる。
【0031】このように、本例の画像形成装置は、像担
持体上のトナー像と記録材Pが整合するタイミングで回
転を開始して、その記録材Pを転写部に搬送するレジス
トローラ10を有していると共に、記録材検知手段は、
レジストローラ10よりも記録材搬送方向上流側の位置
に記録材Pの先端が達したことを検知するように配置さ
れ、かつ前述の制御手段は、定着部材の目標温度を第2
の目標温度に切り換える際、記録材の先端がレジストロ
ーラ10よりも記録材搬送方向下流側の位置に達した時
に、定着部材の温度を第2の目標温度に切り換えるよう
に構成されている。これにより画像形成装置のコスト上
昇を効果的に抑えることが可能となる。
【0032】上述した例では、レジストセンサ21が記
録材Pの先端を検知してから所定時間経過後に、定着ロ
ーラ16の目標温度を第1の目標温度から第2の目標温
度に切り換えたが、レジストローラ10の回転と同時
に、CPU22の内部のカウンタによりカウントを開始
し、そのカウント値が所定の設定値となったときに、目
標温度を第1の目標温度から第2の目標温度に切り換え
るように構成することもできる。すなわち、制御手段
は、定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換える
際、記録材の先端が定着部材に達するよりも前の時点で
あって、レジストローラ10が回転を開始してから所定
時間経過した時に、定着部材の目標温度を第2の目標温
度に切り換えるのである。この構成によっても、前述の
構成と同じ作用効果を達成でき、しかもレジストセンサ
21の設けられていない画像形成装置においても、適切
な時期に目標温度を第1の目標温度から第2の目標温度
に切り換えることが可能である。
【0033】さらに、図1に示すように、記録材搬送方
向に関して、レジストローラ10よりも下流側であっ
て、定着ローラ16よりも上流側の部位に、センサ29
より成る記録材検知手段を設け、記録材Pの先端が定着
ローラ16に達する前の時点であって、センサ29が記
録材Pの先端を検知した時、又はその検知時から所定時
間を経過した時に、定着ローラ16の目標温度を第1の
目標温度から第2の目標温度に切り換えるように構成し
ても、前述の構成と同様の効果を奏することができる。
この構成においては、センサ29が、定着ローラ16の
近くに設けられているので、このセンサ29が記録材P
の先端を検知した時に、目標温度を第1の目標温度から
第2の目標温度に切り換えても、無駄な電力を消費する
などの従来の欠点を回避することができる。
【0034】このように、この例の画像形成装置は、定
着部材よりも記録材搬送方向上流側であって、レジスト
ローラ10よりも記録材搬送方向下流側の位置に記録材
の先端が達したことを検知する記録材検知手段を有して
いると共に、前述の制御手段は、定着部材の目標温度を
第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が定着部
材に達するよりも前の時点であって、上記記録材検知手
段が記録材の先端を検知した時、又はその検知時から所
定時間経過した時に、定着部材の目標温度を第2の目標
温度に切り換えるように構成されている。
【0035】ところで、前述の各具体例においては、レ
ジストセンサ21が記録材Pの先端を検知してから、又
はレジストローラ10が回転を開始した時点から、カウ
ンタによりカウントを開始し、そのカウント値が所定の
設定値になった時点で、目標温度を第1の目標温度から
第2の目標温度に切り換えるように構成されている。セ
ンサ29を用いたときも、同様に制御することができ
る。その際、その所定の設定値を、「記録材が、カウン
タによるカウント開始時から、定着ローラに達するまで
の時間」から「定着ローラの目標温度を第2の目標温度
に切り換えた後、定着ローラ16がその第2の目標温度
になるまでの時間」を引いた値に定めると、記録材の先
端がほぼ定着ローラ16に達した時、丁度定着ローラ1
6の温度がほぼ第2の目標温度になっているので、電力
の消費量を効果的に低減でき、かつ画像形成装置本体内
の温度上昇を最少に抑えることができる。
【0036】上述のように、定着部材の目標温度を第2
の目標温度に切り換えた時点から、定着部材の温度が第
2の目標温度となるまでの時間をT秒とし、かつ記録材
の搬送速とをVmm/秒としたとき、記録材の先端が、定
着部材よりもほぼV×Tmmの距離だけ手前の位置に達し
たとき、定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換
えることにより、前述の各構成の効果を最大に発揮させ
ることができるのである。
【0037】ところで、図3のステップS7において、
目標温度を第1の目標温度から第2の目標温度に切り換
えた後、記録材後端が定着ローラ16を通過すると(図
3のS8)、次の記録材が標準厚さか又はこれよりも厚
い厚紙などであるかがチェックされ(図3のS9)、記
録材厚いものであるときは、目標温度が第2の目標温度
に維持される。従って、次の記録材上のトナー像も、第
2の目標温度となるように制御された定着ローラ16に
よって定着される。これに対し、次の記録材の厚さが標
準厚さであるときは、定着ローラ16の目標温度を第2
の目標温度から第1の目標温度に戻す(図3のS1
0)。これにより、次の記録材上のトナー像の定着時
に、定着ローラ16の温度はほぼ第1の目標温度(例え
ば180℃)となり、標準厚さの記録材に適した温度で
トナー像の定着を行うことが可能となる。
【0038】ところで、次の記録材の厚さが標準厚さで
あるときは、定着ローラ16の温度がほぼ第1の目標温
度となってから、その記録材を定着ローラ16と加圧ロ
ーラ17の間に通してトナー像の定着を行う必要があ
る。従って、この記録材をレジストローラ10のところ
で待機させ、定着ローラ16の温度が、第1の目標温度
になったことが検知されてから、レジストローラ10を
回転させて、記録材を転写部に送り出す。その際、ヒー
タ23の加熱作用により、定着ローラ16の温度を第1
の目標温度から第2の目標温度にまで上昇させるのに要
する時間は、通常、極く短かいものであるが、逆に定着
ローラ16の温度を第2の目標温度から第1の目標温度
に低下させるにはかなり長い時間、例えば10秒以上必
要となる。このため、標準厚さの次の記録材を長い時
間、レジストローラ10のところに待機させなければな
らぬおそれがある。
【0039】そこで、本例の画像形成装置においては、
定着ローラ16の目標温度を第1の目標温度に切り換え
たときは、その定着ローラ16を強制的に冷却し、その
温度が早期に第1の目標温度になるように構成されてい
る。
【0040】図5に概略を示すように、画像形成装置本
体1内にはファン30が設けられ、このファン30が設
けられた側と反対側の画像形成装置本体壁部には、複数
の通気孔から成る第1の外気取り入れ口31と、図6に
も示すように、同じく複数の通気孔32から成る第2の
外気取り入れ口33が形成され、通常、第2の外気取り
入れ口33の各通気孔32は、遮蔽板34によって閉鎖
されている。従って、この状態でファン30が作動する
ことにより、外気は第1の外気取り入れ口31から画像
形成装置本体1内に取り入れられ、第1のエアフローF
1となって、ファン30により画像形成装置本体外に排
出される。この第1のエアフローF1は、定着装置14
以外のユニット35を冷却する。
【0041】上述の遮蔽板34は、連結部材36を介し
て、ソレノイド37のプランジャに連結されていて、こ
のソレノイド37が通電されて、そのプランジャが下方
に引かれると、遮蔽板34も下方に移動し、第2の外気
取り入れ口33の各通気孔32は図7に示すように開放
される。これにより、これらの通気孔32からも、外気
が画像形成装置本体内に取り入れられ、図5に示すよう
に第2のエアフローF2となって、ファン30によって
画像形成装置本体外に排出される。この第2のエアフロ
ーF2は、定着装置14のまわりを通り、当該定着装置
14を冷却する。
【0042】定着装置14は、高い温度に保たれるべき
ものであるため、通常は、第2の外気取り入れ口33を
閉じ、定着装置14のまわりにエアフローF2が形成さ
れないようにするのである。
【0043】ここで、図3のステップS10において、
定着ローラ16の目標温度が第2の目標温度から第1の
目標温度に切り換えられると、サーミスタ24による温
度検知によって定着ローラ16の温度が第1の目標温度
に低下するように、その温度が制御されるが、これと共
に、CPU22からドライバ38を介してソレノイド3
7に通電させ(図3のS11)、遮蔽板34を図7に示
すように下方に下げて通気孔32を開放させる。これに
より、画像形成装置本体1内に第2のエアフローF2が
形成されて画像形成装置本体1内の空気の流路が変更さ
れ、その第2のエアフローF2により、定着装置14、
特にその定着ローラ16が効果的に冷却される。その
後、サーミスタ24により、定着ローラ16の温度が第
1の目標温度になったことが検知された時、ソレノイド
37への通電を停止し(図3のS12,S13)、遮蔽
板34を上昇させて第2の外気取り入れ口33の各通気
孔32を閉鎖する。
【0044】上述のように、本例の画像形成装置は、画
像形成装置本体内の空気を画像形成装置本体外に排出さ
せるためのファン30と、定着部材の目標温度の第2の
目標温度から第1の目標温度への切り換えに伴って、定
着部材を流れる空気の流量が増大するように、画像形成
装置本体内の空気の流路を変更する流れ変更手段が設け
られている。図示した例では、CPU22と、ソレノイ
ド37と、遮蔽板34がその流れ変更手段を構成してい
るが、他の要素により、この流れ変更手段を構成するこ
ともできる。かかる流れ変更手段を設けることにより、
定着ローラ16の目標温度を第2の目標温度から第1の
目標温度に切り換えたとき、定着ローラの温度を短時間
で、第1の目標温度に低下させることが可能となる。
【0045】上記構成に代え、又は上記構成と共に、図
2に示すように、定着ローラ16に対向した定着ローラ
用ファン39を設け、定着ローラ16の目標温度を第2
の目標温度から第1の目標温度に切り換えたとき、その
定着ローラ用ファン39を作動させて、短時間で定着ロ
ーラ16の温度を第1の目標温度にまで下げるように構
成することも可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1又は4に係る発明によれば、定
着部材の温度の第1の目標温度から第2の目標温度への
切り換えに伴う画像形成装置本体内の温度上昇を抑え、
無駄な電力消費の発生を抑制することができる。
【0047】請求項2に係る発明によれば、他の目的に
も使用できる記録材検知手段を用いることが可能とな
り、画像形成装置のコスト上昇を抑えることができる。
【0048】請求項3に係る発明によれば、画像形成装
置に元々必要とされるレジストローラを利用して定着部
材の目標温度の切り換えを制御するので、画像形成装置
のコスト上昇を抑えることができる。
【0049】請求項5に係る発明によれば、画像形成装
置本体内の温度上昇の抑制効果と、電力消費の抑制効果
をより一層確実なものとすることができる。
【0050】請求項6に係る発明によれば、定着部材の
目標温度を、第2の目標温度から第1の目標温度に切り
換えたとき、定着部材の温度を短時間で第1の目標温度
に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の制御ブロック図で
ある。
【図3】画像形成装置の制御態様を示すフロー図であ
る。
【図4】定着ローラの温度制御に関するフロー図であ
る。
【図5】画像形成装置本体内に設けられたファンを示す
概略斜視図である。
【図6】第2の外気取り入れ口が遮蔽板によって閉鎖さ
れた状態を示す斜視図である。
【図7】第2の外気取り入れ口が開放されたときの様子
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 レジストローラ 30 ファン P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/20 G03G 21/00 534 Fターム(参考) 2H027 DA12 DA38 DC02 EA12 EC20 ED16 ED25 EE02 EE07 EF09 JA11 JB13 JB17 JB24 JB26 JC08 2H032 AA05 BA07 BA21 CA13 2H033 AA24 AA47 BA29 BA30 BB01 BB28 BE09 CA07 CA16 CA20 CA30 CA37 CA48 CA53 9A001 HH34 KK42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写部において像担持体から記録材に転
    写されたトナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着
    部材と、該定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部
    材の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の
    温度検知結果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温
    度となるように、前記加熱手段への通電を制御すると共
    に、記録材の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目
    標温度を第1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準
    厚さよりも厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記
    第1の目標温度よりも高い第2の目標温度に設定する制
    御手段を具備する画像形成装置において、 前記定着部材よりも記録材搬送方向上流側の所定の位置
    に記録材の先端が達したことを検知する記録材検知手段
    を有していると共に、前記制御手段は、前記定着部材の
    目標温度を第2の目標温度に切り換える際、記録材の先
    端が定着部材に達するよりも前の時点であって、前記記
    録材検知手段が記録材の先端を検知してから所定時間経
    過した時に、定着部材の目標温度を第2の目標温度に切
    り換えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上のトナー像と記録材が整合す
    るタイミングで回転を開始して、該記録材を前記転写部
    に搬送するレジストローラを有していると共に、前記記
    録材検知手段は、前記レジストローラよりも記録材搬送
    方向上流側の位置に記録材の先端が達したことを検知す
    るように配置され、かつ前記制御手段は、前記目標温度
    を第2の目標温度に切り換える際、記録材の先端が前記
    レジストローラよりも記録材搬送方向下流側の位置に達
    した時に、定着部材の温度を第2の目標温度に切り換え
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 転写部において像担持体から記録材に転
    写されたトナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着
    部材と、該定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部
    材の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の
    温度検知結果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温
    度となるように、前記加熱手段への通電を制御すると共
    に、記録材の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目
    標温度を第1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準
    厚さよりも厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記
    第1の目標温度よりも高い第2の目標温度に設定する制
    御手段とを具備する画像形成装置において、 像担持体上のトナー像と記録材が整合するタイミングで
    回転を開始して、該記録材を前記転写部に搬送するレジ
    ストローラを有していると共に、前記制御手段は、前記
    定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換える際、
    記録材の先端が定着部材に達するよりも前の時点であっ
    て、前記レジストローラが回転を開始してから所定時間
    経過した時に、定着部材の目標温度を第2の目標温度に
    切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写部において像担持体から記録材に転
    写されたトナー像を少なくとも熱の作用で定着する定着
    部材と、該定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部
    材の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の
    温度検知結果に基づいて、前記定着部材の温度が目標温
    度となるように、前記加熱手段への通電を制御すると共
    に、記録材の厚さが標準厚さであるとき、定着部材の目
    標温度を第1の目標温度に設定し、記録材の厚さが標準
    厚さよりも厚いときは、前記定着部材の目標温度を前記
    第1の目標温度よりも高い第2の目標温度に設定する制
    御手段を具備する画像形成装置において、 像担持体上のトナー像と記録材が整合するタイミングで
    回転を開始して、該記録材を前記転写部に搬送するレジ
    ストローラと、前記定着部材よりも記録材搬送方向上流
    側であって、前記レジストローラよりも記録材搬送方向
    下流側の位置に記録材の先端が達したことを検知する記
    録材検知手段とを有していると共に、前記制御手段は、
    前記定着部材の目標温度を第2の目標温度に切り換える
    際、記録材の先端が定着部材に達するよりも前の時点で
    あって、前記記録材検知手段が記録材の先端を検知した
    時、又はその検知時から所定時間経過した時に、定着部
    材の目標温度を第2の目標温度に切り換えることを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 定着部材の目標温度を第2の目標温度に
    切り換えた時点から、定着部材の温度が第2の目標温度
    となるまでの時間をT秒とし、かつ記録材の搬送速とを
    Vmm/秒としたとき、記録材の先端が、定着部材よりも
    ほぼV×Tmmの距離だけ手前の位置に達したとき、定着
    部材の目標温度を第2の目標温度に切り換える請求項1
    乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体内の空気を画像形成装
    置本体外に排出させるためのファンと、第2の目標温度
    から第1の目標温度への切り換えに伴って、定着部材を
    流れる空気の流量が増大するように、画像形成装置本体
    内の空気の流路を変更する流れ変更手段を設けた請求項
    1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2000133026A 2000-05-01 2000-05-01 画像形成装置 Pending JP2001312181A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012189973A (ja) * 2011-02-25 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 冷却装置及び画像形成装置
US20140270822A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Ryota YAMASHINA Image forming apparatus and method of arranging sheet detector
JP2015099207A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 キヤノン株式会社 画像形成装置

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