JPH09311613A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09311613A
JPH09311613A JP8128551A JP12855196A JPH09311613A JP H09311613 A JPH09311613 A JP H09311613A JP 8128551 A JP8128551 A JP 8128551A JP 12855196 A JP12855196 A JP 12855196A JP H09311613 A JPH09311613 A JP H09311613A
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JP
Japan
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fan
image forming
timing
state
cpu
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Pending
Application number
JP8128551A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Yamaguchi
恭彦 山口
Mitsunori Takahashi
満則 高橋
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続プリント枚数に応じてファンを低速にす
るまでの時間を短縮して騒音を低減できる画像形成装置
を提供することにある。 【解決手段】 連続してプリントする枚数を検知するプ
リント枚数検知手段と、当該プリント枚数検知手段に応
じた機内ファン280を高速回転から他の回転状態を切
り換えるタイミングを設定するタイミングデータを発生
するSRAM520と、プリントの完了を検知する状態
検知手段と、当該状態検知手段からの検知信号及びタイ
ミングデータに基づいて機内ファン280の回転状態を
制御するCPU510を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機内ファンの駆動
状態を制御する電子写真方式を採用する複写機やプリン
タ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用する複写機やプリン
タ等の画像形成装置は、タイマで計測してプリントの完
了後に機内ファンを低速又はオフにしたり、或いはプリ
ント完了後も定着温度をモニタして所定温度以下になっ
た時点で機内ファンを低速又はオフとしている。
【0003】図8は連続プリントシーケンスの前後にお
ける定着ローラの表面温度と機内温度及びオゾン量の推
移を示すグラフである。
【0004】縦軸は温度(℃)とオゾン濃度(PPM)
を示してあり、横軸は時間を示してある。
【0005】実線は定着加熱ローラ221の表面温度を
示したものである。斯かる表面温度は電源投入により昇
温してウォームアップ完了により設定温度付近に達して
連続プリントの終了時点まで設定温度に維持され、以降
非通紙時の設定温度に制御されることを示している。こ
れはプリント中における定着加熱ローラの表面温度はア
イドリング中における定着加熱ローラの表面温度よりも
高く維持することを示しており、機内温度は一点鎖線で
示したように上昇することになる。
【0006】機内温度は、一点鎖線で示したように電源
投入から連続プリントの終了まで昇温しつづけることを
示している。
【0007】一方、点線はオゾン量を示したものであ
り、連続プリントの開始により帯電器の駆動によりオゾ
ンが大量に発生し、機内ファンを駆動しているにも拘わ
らず、プリント枚数を重ねる毎に増加することを示して
いる。
【0008】斯かる現象は感光体ドラムの損傷の原因や
プロセス条件の悪化となるため、これを解消すべく、プ
リント中、若しくはプリント完了後の所定時間に機内フ
ァンを高速回転して機外にオゾンを排気し、機内温度の
昇温を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た感光体ドラムの損傷やプロセス条件を安定させるため
に高速でファン回転させると、騒音を生じるという問題
がある。
【0010】本発明の目的は、上記技術的課題に鑑み、
連続プリント枚数に応じてファンを低速にするまでの時
間を短縮して騒音を低減できる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】機内に残留するオゾン量
や蓄熱は図8に示したグラフからも連続プリント枚数に
関係してしている。
【0012】上記目的は、以下の構成によって達成され
る。
【0013】(1) 連続してプリントする枚数を検知
するプリント枚数検知手段と、当該プリント枚数検知手
段に応じた機内ファンを高速回転から他の回転状態を切
り換えるタイミングを設定するタイミングデータを発生
する切り換えタイミング発生手段と、プリントの完了を
検知する状態検知手段と、当該状態検知手段からの検知
信号及び前記タイミング発生手段からのタイミングデー
タに基づいて機内ファンの回転状態を制御する回転制御
手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0014】(2) 前記タイミング発生手段はプリン
トモード及び連続プリント枚数からタイミングを切り換
えることを特徴とする(1)の画像形成装置。
【0015】(3) 前記回転状態は低速回転又は停止
であることを特徴とする(1)の画像形成装置。
【0016】上記構成を備えることにより、プリント終
了後から最低限必要な時間だけ機内ファンを高速回転し
た後で低速にすることができるので、無駄な高速回転時
間を減らして騒音を減少させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態に係る画像形
成装置の概略構成を示す断面図であり、図2は本実施の
形態に係る各カートリッジを示した断面図である。
【0018】本実施の形態に係る画像形成装置は、各種
プロセス部材を収納したカートリッジを装填した本体2
00に両面給紙装置400と記録紙給紙装置600をオ
プションとして設けたものである。
【0019】先ず、図1及び図2を参照して各カートリ
ッジの構成から説明する。
【0020】ドラム架台30に収められる各機材は、図
2に示す如く感光体ドラム10その他を組込むドラムカ
ートリッジ40とY,M,Cの現像剤を内蔵する各現像
器14を組込む現像カートリッジ50とさらにKの現像
剤を内蔵する現像器14Aのみを組み込む現像カートリ
ッジ50Aとに区分されて収容される。
【0021】ドラムカートリッジ40は感光体ドラム1
0の他にPCL11、帯電器12とさらにクリーニング
装置22を組み込んでいて、感光体面の露光,現像およ
び転写の各領域に対応する各開口部40A,40Bおよ
び40C以外の感光体面をすべて覆っている。ドラムカ
ートリッジ40は、感光体ドラム10の軸受部41をド
ラム架台30の縦溝30Aへの係合により、また底部を
ドラム架台30の両内側面に設けたそれぞれ一対の位置
規制ピンP1に当接することによって回動を阻止した上
で水平方向ならびに垂直方向の位置を規制されて収容す
る各機材を所定の画像形成位置に設定する。
【0022】ドラムカートリッジ40の露光領域である
開口部40Aは、図2に示すように書き込みのビームが
充分通過できる程度の幅の細長いスリット穴にスライド
式の遮蔽板42を設けていて、感光体面に手が入らない
様になっている。
【0023】一方、現像カートリッジ50および50A
は、それぞれの両側面の長穴に各現像器の突設する位置
規制ピンP2を係合した状態で圧縮バネ52によって付
勢している。現像カートリッジ50および50Aは、ド
ラム架台30の右側面を形成する側面扉34の備える押
圧ピンP3あるいはP4によって左方向に押圧され、各
現像スリーブ141と同軸上の突当コロ(図示せず)を
感光体ドラム10上の周縁面に圧接させて感光体面に対
する各現像スリーブ141の周面の間隙すなわち現像間
隙値を設定する。
【0024】ドラム架台30は上部に架設した台座30
Bの上面に、各現像器にトナーを補給する複数のトナー
補給手段300を一体に設けている。
【0025】各トナー補給手段300は各現像器にトナ
ー搬送用パイプ(図示せず)で接続されるトナーホッパ
310とトナーカートリッジ320を横位置にて装着す
る装填部330とから構成されていて、それぞれのトナ
ー補給手段300が隣接した状態で現像器14の現像ス
リーブ141の軸方向の同一平面上に並列して配置され
ている。現像スリーブ141は直流バイアスと各色毎に
設定された交流バイアスを印加する電源(図示せず)を
備え、CPU510の制御により直流バイアスと交流バ
イアスを個別にオン/オフすることができる。
【0026】トナー搬送用パイプ(図示せず)と各現像
器の連結部は、各現像器の交換時の出し入れに伴って解
除と連結が行われる。つまりジャム処理や、ドラムカー
トリッジの交換等でドラム架台30を引き出す場合には
トナー搬送パイプと現像器の連結部(図示せず)は離れ
ることはなく、それぞれの現像器の取り出し時にのみ連
結部が離れるためトナー汚れの軽減がなされた。さらに
ドラム架台30の取り出しの際にトナー補給手段300
を現像器14と分離する必要がないということでそれら
の装置の構成が簡略化されると同時に取り扱い操作も簡
便化されている。
【0027】画像形成装置は、図1に示すように転写ロ
ーラ216とクリーニング装置22間に、記録紙を検知
する記録紙の通過検知センサ70を設けてある。
【0028】転写ローラ216は、正極性又は負極性の
転写バイアスを印加できる電源(図示せず)を備え、C
PU510からの制御で切り替えられる。記録紙が転写
部位に存在するときは転写ローラ216へのバイアス電
圧の極性をトナーの極性と反対極性とする。記録紙が転
写ローラ216を通過し、転写部位において感光体ドラ
ム10と転写ローラ216とが直接当接する状態になっ
た場合に、転写ローラ216へのバイアス電圧の極性を
トナーの帯電極性と同一にする。記録紙が転写部位に存
在しないときは転写ローラ216へのバイアス電圧の極
性をトナーの極性と同一極性とする。このように転写ロ
ーラ216の作動を定めることによって、連続的に画像
形成を行う場合、隣接する記録紙間の期間において迅速
に転写ローラ216のクリーニングを行うことができ
る。斯かる制御方法は転写材の進行方向サイズが予めわ
かっていない場合、例えば手差給紙にも有効である。
【0029】本体200に図1に示すように手差給紙機
構270が設けられており、手差給紙機構270には記
録紙を挿入する挿入孔271と、挿入孔271に挿入さ
れた記録紙を検知する検知部材が設けられている。挿入
された記録紙の先端は、内蔵された給紙ローラ272に
突き当たり停止している。給紙ローラ272の回転で記
録紙が搬送され、搬送経路273を経てレジストローラ
209方向に搬送される。手差給紙機構270は本体2
00に軸で軸止され、外側方向に若干移動可能である。
更に外側部材の一部が軸で支持され、挿入孔を開放する
事も出来る。
【0030】本体200内に記録紙を複数枚内蔵した給
紙カセット203が図1に示すように着脱自在に設けら
れている。給紙カセット203上には記録紙を給紙する
半月状の給紙ローラ202が設けられ、給紙カセット2
03内には最上部の記録紙を分離爪205に押しつける
押上板204が設けられている。押上板204上に載置
された記録紙は常時バネ(図示せず)により上方に押し
上げられ、記録紙の先端が分離爪205に係止され、電
磁クラッチ(図示せず)の作動により給紙ローラ202
が駆動し、最上部の一枚の記録紙が分離爪205で分離
され給紙される。給紙された記録紙は、中間給紙ローラ
206で駆動搬送され、レジストローラ209に案内さ
れる。レジストローラ209の給紙下流側には、CPU
510よりの制御信号に応じて、レジスト部を開閉する
レジストシャッタ215が設けてある。CPU510に
より検知部材219を作動し、検知部材219で記録紙
が検出されたことにより記録紙はそのままレジストロー
ラ209に進入し、レジストシャッタ215で停止す
る。また、レジストローラ209の給紙上流側には記録
紙面の透明度を検出するセンサ189が設けられてい
る。その際、案内部材213の上部には、本体200の
一部に回動自在に軸止した透過センサ189一部に設け
た突起に記録紙の先端が突き当たり、記録紙の画像形成
面に沿って透過センサ189が所定の位置に配置された
後、記録紙に形成された画像形成面の透明度が検出され
る。
【0031】給紙カセット203の上部には記録紙を検
知する検知部材が設けられている。中間給紙ローラ20
6は給紙カセット203と湾曲した反転案内部材212
との間に設けられている。
【0032】記録紙案内部材210はレジストローラ2
09を通過した記録紙を、感光体ドラム10に圧着、離
間可能の転写ローラ216方向に案内する。
【0033】定着装置220は記録紙上に転写された像
を定着する装置であり、定着用加熱ローラ221と、圧
着ローラ222よりなる。定着用加熱ローラ221は直
径245.7mmで外径1.6mmの基体上に厚さ45
0μのシリコーンゴム層と厚さ50μmのPFA層とを
形成したものである。定着用加熱ローラ221の基体内
に定着ヒータ224を挿通してある。定着用加熱ローラ
221は、表面温度を定着温度センサThで検出して常
に一定となるように制御してある。定着温度センサTh
は、サーミスタ等で構成しており、定着用加熱ローラ2
21の表面温度を検出して定着用加熱ローラ221の定
着ヒータ224をオン・オフし、定着用加熱ローラ22
1の表面温度を検出して異常に高温度になった場合に、
定着ヒータ224への電力供給を停止させるために使用
する。定着温度センサThは転写材Pの通過に際して転
写材Pと定着用加熱ローラ221との接触しない非転写
材領域(トナーや紙粉等の影響を受けない領域)に設け
たことにより、通紙時間に関係なく、初期の検知精度を
保つことができる。圧着ローラ222は例えばゴム等の
表面層を有している。排紙ローラ223は定着装置22
0より記録紙を排出し、排出された記録紙は搬送ローラ
291とにより上方に搬送される。搬送ローラ291に
より上方に搬送された記録紙は、本体200に形成され
た排紙通路に設けた排紙ローラ292により本体200
上部のほぼ全面に設けられた排紙トレー210上に記録
面が下向きで排紙される。定着装置220の排紙路に排
紙検知センサ229を設けてある。
【0034】なお、モータ(図示せず)により、減速機
構(図示せず)を介して給紙ローラ202、中間給紙ロ
ーラ206に歯付きプーリ及び中間歯車群を介して駆動
力がそれぞれ伝達される。そして電磁クラッチ(図示せ
ず)により給紙ローラ202は間欠的に駆動される。一
方、レジストローラ209及び中間給紙ローラ206は
常時駆動されて回転するように構成されている。
【0035】機内ファン280は、装置内に蓄積する熱
を排出して降温させ、かつ装置内からオゾンを排気する
ものである。
【0036】以上が本実施の形態における画像形成装置
の概略的機構である。
【0037】次に本実施の形態における画像形成装置に
採用するエンジンコントローラ500の概略構成を図3
を参照して説明する。
【0038】図3は本実施の形態におけるエンジンコン
トローラ500の定着温度制御系及びファン制御系を示
したブロック図である。
【0039】エンジンコントローラ500は、主にプリ
ントコントローラ(図示せず)を介してパーソナルコン
ピュータ等の外部装置からページデータやプリントパラ
メータを受信し、書き込み装置230と、スコロトロン
帯電器12と、現像器14と転写ローラ216とクリー
ニング装置22の駆動タイミングを制御したり、給紙装
置400や給紙カセット203や手差給紙機構270か
らの記録紙の給紙タイミングを制御するものであり、更
に定着温度や機内ファンの回転制御をしている。エンジ
ンコントローラ500は、CPU510とSRAM52
0とゲートアレイ530等からなる。以下に各部構成を
説明する。
【0040】CPU510は、SRAM520から電子
写真プロセスを実行するためのシーケンスプログラムを
外部信号であるドラム一周の基準信号をトリガとして実
行するものであり、モータドライバ(図示せず)の駆動
状態を制御し、通過検知センサ70,189,219,
229(図1参照)からの検知信号に基づいて記録紙の
搬送状態を制御したり、ゲートアレイ530を介して定
着温度を各動作モード毎に所定値に制御している。
【0041】CPU510は、連続してプリント要求の
あった回数をカウントするための連続プリントカウンタ
を内蔵している。
【0042】本実施の形態において、普通紙上にトナー
画像を定着するための設定温度は165℃から170℃
の範囲に設定してあり、OHT上にトナー画像を定着す
るための設定温度は180℃から185℃の範囲に設定
してあり、転写材を通紙してない期間の設定温度は13
5℃から145℃の範囲に設定してあり、スタンバイ状
態の設定温度は120℃に設定してある。従って、CP
U510は、各種モードで設定温度範囲の上限と下限の
設定温度内に収まるように定着ランプのオン/オフ信号
を送出することになる。
【0043】SRAM520は、ウォームアップ処理
と、マルチカラープリント処理と、モノカラープリント
処理と、レターサイズのプリントシーケンスと、ハガキ
サイズのプリントシーケンスとパージ処理とを含む給紙
処理と、手差給紙処理と、ダブルトライシーケンスとに
相当するプログラムや各種プリントシーケンスを実行す
るために必要なパラメータや各種モード毎の定着用加熱
ローラ221の表面温度を制御するためのデータやプロ
グラムと機内ファン280の回転状態を制御するための
データやプログラムを格納してある。
【0044】
【表1】
【0045】表1は連続プリント枚数とカラーモードで
決定される低速回転タイミングを得るためのデータであ
る。
【0046】ゲートアレイ530は現像器駆動系、転写
クリーニング駆動系、給紙駆動系及び定着温度の制御機
能を備えたものである。現像器駆動系は、現像器の駆動
機構の駆動状態を選択してトナー補給装置の駆動機構の
動作を制御する。転写クリーニング駆動系は、前述した
各種シーケンス中でクリーニングブレード及び転写ロー
ラ216の感光体ドラム10への圧着/解除状態を指示
する。給紙駆動系は、プリントサイズやプリントモード
等によって記録紙の搬送速度を制御するものである。
【0047】ゲートアレイ530は、ヒューズ温度を示
す信号を入力し、プログラムの暴走時にハードウエアで
強制的に定着ヒータ224の加熱動作を停止して定着用
加熱ローラ221を冷却するウォッチドック機能を達成
する。従って、CPU510は、ゲートアレイ530か
ら得られる入力に基づいて定着温度制御プログラムの暴
走を検知すれば、ハードウエアの動作によりメインリレ
ーを切断して交流電源を切断することによりウォッチド
ック機能を実現している。
【0048】ゲートアレイ530は、各動作モードに応
じて定着ヒータ224コントロール信号を定着ヒータ2
24に送出することにより定着ヒータ224をオン/オ
フ制御している。具体的には、定着ヒータ224は、非
通紙期間において1.5secの加熱時間と4secの
非加熱時間を周期的に繰り返しており、普通紙及びOH
Tの定着動作中において1secの加熱時間と4sec
の非加熱時間を周期的に繰り返している。
【0049】ゲートアレイ530は、オン/オフ信号及
びH/L切り換え信号で機内ファン280を高速回転、
低速回転のいずれかで駆動するモータ281を駆動する
ことにより、機内ファン280の回転状態を制御してお
り、異常検知信号で機内ファン280のコネクタ抜けや
ロック検知の回転異常を検知する。モータ281はDC
ブラシレスモータである。
【0050】図4はファン異常検知信号を示したタイム
チャートである。
【0051】図4(a)はファン異常検知信号を示した
タイムチャートであり、斯かるファン異常検知信号は、
ハイレベルで機内ファン280を正常に回転制御できて
いることを示しており、ローレベルで異常状態であるこ
とを示している。従って、ファン異常検知信号は、機内
ファン280の回転状態が正常状態からロック状態に変
化した時点からオン/オフを繰り返している。CPU5
10はローレベルの累積時間を検知すれば、異常発生を
検知することになる。
【0052】図4(b)は機内ファン280の回転状態
を示したものであり、機内ファン280の正常回転状態
からロック状態に変化したことを示してある。
【0053】以上が本実施の形態におけるエンジンコン
トローラ500の概略構成である。
【0054】本実施の形態における画像形成装置のプリ
ント動作の概略を図5を参照して説明する。
【0055】図5は本実施の形態における画像形成装置
のプリントシーケンスを示すフローチャートである。
【0056】CPU510は、プリント開始要求コマン
ドを受信すると、プリントスタートタスクを起動する
(ステップ1)。具体的には、CPU510(図3参
照)は、図2に示すようにOPC感光体をドラム上に塗
布した感光体ドラム10を接地して時計方向に駆動回転
する。CPU510はポリゴンミラー(図示せず)を回
転させる。これにより、感光体ドラム10とポリゴンミ
ラーの回転を安定させる。更に、CPU510は連続プ
リントであるか否かを判定するためのプリントレジスタ
αの内容を0に初期設定する。
【0057】CPU510は、シーケンススタートタス
クを起動する(ステップ2)。これにより、CPU51
0は各種モード設定を行う。
【0058】CPU510は、感光体ドラム10の1回
転する周期で基準割り込み信号を受信すれば、画像スタ
ートタスクを起動する(ステップ3)。
【0059】具体的には、CPU510は、スコロトロ
ン帯電器12で、感光体ドラム10周面に対しVHの一
様な帯電をVGに電位保持されたグリッドとコロナ放電
ワイヤによるコロナ放電によって与える。このスコロト
ロン帯電器12による帯電に先だって、前プリントまで
の感光体の履歴をなくすために発光ダイオード等を用い
たPCL11による露光を行って感光体周面の除電をし
ておく。
【0060】感光体への一様帯電ののち像露光手段23
0により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光
手段230は図示しないレーザダイオードを発光光源と
し回転するポリゴンミラー、fθレンズ等を経て反射ミ
ラーにより光路を曲げられ走査がなされるもので、感光
体ドラム10の回転(副走査)によって潜像が形成され
る。本実施例では文字部に対して露光を行ない、文字部
の方が低電位VLとなるような反転潜像を形成する。
【0061】感光体ドラム10周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器14が設けられていて、先ず1色目の現像がマ
グネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリー
ブ141によって行われる。現像剤はフェライトをコア
としてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャ
リアと、ポリエステルを主材料として色に応じた顔料と
荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとか
らなるもので、現像剤は層形成手段によって現像スリー
ブ141上に100〜600μmの層厚(現像剤)に規
制されて現像域へと搬送される。現像域における現像ス
リーブ141と感光体ドラム10との間隙は層厚(現像
剤)よりも大きい0.2〜1.0mmとして、この間に
VACのACバアイスとVDCのDCバイアスが重畳し
て印加される。VDCとVH、トナーの帯電は同極性で
あるため、VACによってキャリアから離脱するきっか
けを与えられたトナーはVDCより電位の高いVHの部
分には付着せず、VDCより電位の低いVL部分に付着
し顕像化(反転現像)が行われる。
【0062】CPU510は、1色目の顕像化が終った
後に再び基準割り込み信号を受信すれば、2色目の画像
形成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による
一様帯電を行い、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段13によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL11による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。再び感光体ドラム10周面
の全面に亘ってVHの電位となった感光体のうち、1色
目の画像のない部分に対しては1色目と同様の潜像がつ
くられ現像が行われるが、1色目の画像がある部分に対
し再び現像を行う部分では、1色目の付着したトナーに
より遮光とトナー自身のもつ電荷によってVM′の潜像
が形成され、VDCとVM′の電位差に応じた現像が行
われる。この1色目と2色目の画像の重なりの部分では
1色目の現像をVLの潜像をつくって行うと、1色目と
2色目とのバランスが崩れるため、1色目の露光量を減
らしてVH>VM>VLとなる中間電位とする。CPU
510は、3色目、4色目についても2色目と同様に基
準割り込み信号を受信すれば、画像形成行程を実行し、
感光体ドラム10周面上には4色の顕像を形成する。
【0063】一方給紙カセット203より給紙ローラ2
02を介して搬出された記録紙は一旦停止し、転写のタ
イミングの整った時点でレジストローラ209の回転作
動により転写域へと給紙される。転写域においては転写
のタイミングに同期して感光体ドラム10の周面に転写
ローラ216が圧接され、給紙された記録紙を挟着して
多色像が一括して転写される。次いで記録紙は、図1に
示すようにほぼ同時に圧接状態とされた分離ブラシ21
7によって除電され感光体ドラム10の周面により分離
して定着装置220に搬送され、定着用加熱ローラ22
1と圧着ローラ222の加熱、加圧によってトナーを溶
着したのち排紙ローラ223を介して装置外部に排出さ
れる。
【0064】CPU510は、シーケンススタートタス
ク起動後に紙サイズ毎に規定してある所定時間経過後に
画像エンドタスクを起動する(ステップ4)。具体的に
は、CPU510は現像スリーブ141の回転を停止
し、現像バイアス等をオフする。CPU510は、転写
ローラ216および分離ブラシ217は記録紙の通過後
感光体ドラム10の周面より退避離間して次なるトナー
像の形成に備える。一方、CPU510は記録紙を分離
した感光体ドラム10をクリーニング装置22のブレー
ドに圧接する。これにより残留トナーが除去・清掃さ
れ、再びPCL11による除電と帯電器12による帯電
を受けて次なる画像形成のプロセスに入る。なおブレー
ドは感光体面のクリーニング後直ちに移動して感光体ド
ラム10の周面より退避する。
【0065】CPU510は、チェックタスクを起動す
る(ステップ5)。これにより、CPU510はプリン
トコントローラ(図示せず)から次プリントのスタート
コマンドの受信の有無を判断する。CPU510は、プ
リントコントローラ(図示せず)からのスタートコマン
ドを受信すれば(ステップ6)、ステップ2以降の動作
を再び実行する。CPU510は、プリントコントロー
ラ(図示せず)からのスタートコマンドを受信しなけれ
ば(ステップ6)、プリントエンドタスクを実行する
(ステップ7)。具体的には、CPU510はポリゴン
ミラーの回転を半速にしたり、感光体ドラム10の回転
を停止する。これによりプリントシーケンスを終了す
る。
【0066】CPU510はプリントエンドタスクの終
了によりスタンバイタスクを駆動する(ステップ8)。
これにより、CPU510はファンの回転速度を低速と
し、定着用加熱ローラ221の温度を下げる。
【0067】図6はスタンバイタスクを示すフローチャ
ートである。
【0068】CPU510は、表1に示すようにカラー
モード及び連続プリント枚数で決定される時間の経過を
待ち(ステップ11)、ファンを半速回転にする(ステ
ップ12)。
【0069】CPU510は、3分から表1に示すテー
ブルによって決定される時間を差し引いた時間の経過を
待ち(ステップ13)、斯かる時間経過によってポリゴ
ンモータを停止し、定着設定温度を120℃に設定する
(ステップ15)。これにより本タスクを終了する。
【0070】図7はファン異常検知タスクを示すフロー
チャートである。
【0071】CPU510は、入力レベルモニタモジュ
ールから入力レベルの変化を検知することにより、ファ
ン異常検知タスクを起動する。
【0072】CPU510は、本タスクを起動すれば、
異常検知回数を例えば5にセットする(ステップ2
1)。
【0073】CPU510は、異常検知信号を参照して
ファン異常状態の有無を確認する(ステップ22)。C
PU510は、ステップ22でファン異常状態を検知す
れば、カウンタをインクリメントする(ステップ2
3)。CPU510はカウンタのカウント値が異常設定
回数5と等しいか判断する(ステップ24)。CPU5
10は、ステップ24で5未満であると判断すれば、1
00msecの経過を待ってステップ23,24を実行
する。これにより、CPU510は、ステップ24で異
常設定回数5に達したとすれば、停止タスクを起動して
(ステップ26)本タスクを終了する。
【0074】一方、CPU510は、ステップ22でフ
ァン異常を検知しなければ、本タスクを終了する。
【0075】上述したように、本実施の形態における画
像形成装置は、スタンバイタスク及びファン異常検知タ
スクを起動することにより、高速で機内ファン280を
回転させる時間を適正化できるので、無駄な騒音を減ら
すことができる。
【0076】
【発明の効果】本発明は、上記構成を備えることによ
り、高速で機内ファンを回転させる時間を適正化できる
ので、無駄な騒音を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を
示す断面図である。
【図2】本実施の形態に係る各カートリッジを示した断
面図である。
【図3】本実施の形態におけるエンジンコントローラの
定着温度制御系及びファン制御系を示したブロック図で
ある。
【図4】ファン異常検知信号を示したタイムチャートで
ある。
【図5】本実施の形態における画像形成装置のプリント
シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】スタンバイタスクを示すフローチャートであ
る。
【図7】ファン異常検知タスクを示すフローチャートで
ある。
【図8】連続プリントシーケンスの前後における定着ロ
ーラの表面温度と機内温度及びオゾン量の推移を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
500 エンジンコントローラ 510 CPU 520 SRAM 530 ゲートアレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続してプリントする枚数を検知するプ
    リント枚数検知手段と、当該プリント枚数検知手段に応
    じた機内ファンを高速回転から他の回転状態を切り換え
    るタイミングを設定するタイミングデータを発生する切
    り換えタイミング発生手段と、プリントの完了を検知す
    る状態検知手段と、当該状態検知手段からの検知信号及
    び前記タイミング発生手段からのタイミングデータに基
    づいて機内ファンの回転状態を制御する回転制御手段を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング発生手段はプリントモー
    ド及び連続プリント枚数からタイミングを切り換えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記回転状態は低速回転又は停止である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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