JP4422848B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置は、ドラム上に形成されるトナー画像濃度を一定に保持するように、電源オン時や、現像カートリッジ、ドラムカートリッジ等が交換される際に濃度制御を実行していた。
【0003】
さらに、低消費電力モード(スリープモード)から再起動(ウエイクアップ)する際にも従来は、濃度を一定に保つために、そのスリープモード状態の経過時間に関わらず、ウエイクアップ後のイニシャル状態中に濃度制御を実行していた。
【0004】
その理由としては、電子写真プロセスの条件を高度に維持するという観点からと、画像形成装置のファームウエアの煩雑さを回避するために画像形成装置の状態によらず、前述のように制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、確かに、スリープモード状態の経過時間に関わらず、ウエイクアップ後に濃度制御を実行することは、電子写真プロセスの状態を良好に維持することが可能となり、その画像形成装置が持っている最高の画質をユーザに提供可能となる。
【0006】
しかし、その画像形成装置を使用するユーザが、写真画像のような高品位を求めるユーザばかりではなく、ビジネスカラーをもっぱら出力するユーザも考えられる。
【0007】
そのようなユーザにとってみれば、高度な電子写真のプロセス状態を維持するために、スリープ状態の移行時間に関わらず、ウエイクアップ後に濃度制御を実行することは、ウォーミングアップに時間がかかり、ストレスになっていた。
【0008】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ユーザにストレスを与えることなく画像品質を維持することができる信頼性の高い画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像を記録材に転写する画像形成手段と、
未定着のトナー画像を前記記録材に定着させる定着手段と、
前記トナー画像の濃度を調整制御する濃度制御手段と、
画像形成動作中の装置内部の空気を排気する送風手段であって、前記画像形成動作が行われない状態が一定時間以上継続された場合に装置内の消費電力を低電力に抑える低消費電力モードになった後も、一定時間駆動したのちに駆動を停止する送風手段と、
前記低消費電力モードからの再起動時に、前記送風手段が駆動中である場合、再起動後に前記濃度制御手段が動作しないように制御し、前記送風手段が駆動中でない場合、再起動後に前記濃度制御手段が動作するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0014】
(実施の形態1)
まず、本発明に係る画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概略説明する。尚、図1は画像形成装置の一形態であるカラーレーザプリンタの全体構成説明図である。
【0015】
本装置は図1に示すように、固定の黒現像器21Bと回転可能な3つのカラー現像器20Y,20M,20Cを装填してなるトナー画像形成部で現像され中間転写体9に多重転写されたカラー画像を給送部から給送した記録材2に更に転写することによりカラー画像を形成するものである(画像形成手段)。
【0016】
そして、この記録材2を定着部(定着手段)25へ搬送してカラー画像を記録材2に定着し、排出ローラによって装置上面の排出トレイ37へ排出する。尚、上記回転可能なカラー現像器20Y,20M,20C及び固定の黒現像器21Bはプリンタ本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0017】
上記トナー画像形成部への露光はスキャナ部30から送られる。即ち画像信号がレーザダイオードに与えられると、このレーザダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー31へ照射する。このポリゴンミラー31はスキャナモータによって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射した画像光が結像レンズ32及び反射ミラー33を介して一定速度で回転する像担持体15の表面を選択的に露光するように構成している。
【0018】
次に、上記画像形成部の各部の構成について順次詳細に説明する。
【0019】
[像担持体ユニット]
ドラムユニット13は像担持体(感光ドラム)15と像担持体15のホルダーを兼ねるクリーニング装置のクリーナ容器14と一体的に構成され、このドラムユニット13はプリンタ本体に対して着脱自在に支持され、像担持体15の寿命に合わせて容易にユニット交換可能であるよう構成されている。
【0020】
本実施の形態に係る像担持体15は直径dのアルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、像担持体15のホルダーを兼ねるクリーニング装置のクリーナ容器14に回転自在に支持されている。
【0021】
像担持体15の周上には、クリーナブレード16,一次帯電手段17が配置され、また図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、像担持体15を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるようにしている。
【0022】
[帯電手段]
帯電手段17は接触帯電方法を用いたものであり、導電性ローラを像担持体15に当接させ、この導電性ローラに電圧を印加することによって像担持体15の表面を一様に帯電させるものである。
【0023】
[クリーニング手段]
クリーニング手段は現像手段によって像担持体15に可視像化されたトナーが中間転写体9に転写された後、像担持体15上に残ったトナーをクリーニングするものであり、クリーニングされた廃トナーはクリーナ容器14に蓄えられる。
【0024】
クリーナ容器14に蓄えられる廃トナーの量は、像担持体15の寿命より早くクリーナ容器14を満たすことはなく、従ってクリーナ容器14は、像担持体15の寿命交換時に同時に一体で交換処理される。
【0025】
[現像手段]
現像手段は、上記潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の回転現像器20Y,20M,20Cと1個の黒現像器21Bから構成される。
【0026】
黒現像器21Bは固定現像器であり、像担持体15に対向した位置にスリーブ21BSが像担持体15に対し微小間隔をもって配置され、像担持体15にブラックトナーによる可視像を形成する。
【0027】
黒現像器21Bは容器内のトナーを送り機構によって送り込み、スリーブ21BSの外周に圧接された塗布ブレード21BBによって図示時計方向に回転するスリーブ21BSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーヘ電荷を付与(摩擦帯電)する。
【0028】
また、スリーブ21BSに現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて像担持体15に対してトナー現像を行うものである。
【0029】
3個の回転現像器20Y,20M,20Cは、軸22を中心として回転する現像ロータリー23に夫々着脱可能に保持され、画像形成に際しては各現像器が現像ロータリー23に保持された状態で軸22を中心に回転移動し、所定の現像器が、像担持体15に対向した位置に止り、更に現像スリーブが像担持体15に対し微小間隔をもって対向するように位置決めされた後、像担持体15に可視像を形成する。
【0030】
カラー画像形成時には中間転写体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転し、イエロー現像器20Y,マゼンタ現像器20M,シアン現像器20C,次いで黒現像器21Bの順で現像工程がなされ中間転写体9が4回転してイエロー、マゼンタ、シアン、黒の夫々のトナーによる可視像を順次形成し、その結果フルカラー可視像を中間転写体9上に形成する。
【0031】
図1ではイエローの回転現像器20Yが像担持体ユニットに対向した位置に位置決め静止している状態を示している。回転現像器20Yは容器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ20YRへ送り込み、図示時計方向に回転する塗布ローラ20YR及びスリーブ20YSの外周に圧接されたブレード20YBによって図示時計方向に回転するスリーブ20YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーヘ電荷を付与(摩擦帯電)する。
【0032】
潜像が形成された像担持体15と対向したスリーブ20YSに現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて像担持体15上にトナー現像を行うものである。
【0033】
マゼンタ現像器20M,シアン現像器20Cについても上記同様なメカニズムでトナー現像が行われる。
【0034】
また、各回転現像器20Y,20M,20Cの各スリーブは各現像器が現像位置に回転移動されたときプリンター本体に設けられた各色現像用高圧電源及び駆動と接続されており、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆動が接続される。
【0035】
[中間転写体]
中間転写体9はカラー画像形成動作時には像担持体から4回の多重転写を受けるため図示時計回りに回転し、また多重転写を受けた中間転写体9は電圧を印加された転写ローラ10とによって記録材2を挟み込み搬送することにより記録材2に中間転写体9上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0036】
本実施の形態に係る中間転写体9は直径180mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしている。この中間転写体9は回転自在に支持され一体的に固定されるギヤ(図示せず)に駆動を受けて回転する。
【0037】
また、中間転写体9の周上に垂直同期信号の基準信号を生成するために設けられたフラグ9bと、それを検知する光学センサ9aがある。
【0038】
[給紙部]
給紙部は画像形成部へ記録材2を給送するものであり、複数枚の記録材2を収納したカセット1と給紙ローラ3,給送ローラ4,重送防止のリタードローラ5、給紙ガイド6,レジストローラ8から主に構成される。
【0039】
画像形成時には給紙ローラ3が画像形成動作に応じて駆動回転し、カセット1内の記録材2を一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド板6によってガイドし、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
【0040】
画像形成動作中にレジストローラ8は、記録材2を静止待機させる非回転の動作と記録材2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と記録材2との位置合わせを行う。
【0041】
[転写部]
転写部は揺動可能な転写ローラ10からなる。
【0042】
転写ローラ10は金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動(当接・離間)可能で且つ駆動を有す。上記中間転写体9上に4色のトナー像を形成している間、即ち中間転写体9が複数回転する間はその画像を乱さぬよう、図で示すよう転写ローラ10は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0043】
中間転写体9上に4色のトナー像が形成し終わった後、記録材2にカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラ10は図示しないカム部材により図で上方の位置、即ち記録材2を介して中間転写体9に所定の圧で押しつけられる。
【0044】
この時同時に転写ローラ10にはバイアスが印加され中間転写体9上のトナー画像は記録材2に転写される。
【0045】
ここで、中間転写体9と転写ローラ10とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の記録材2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され次工程である定着器にむけて送られる。
【0046】
[定着部]
定着部25は、現像手段20,21により形成されたトナー画像を中間転写体9を介して記録材2上に形成したトナー画像を定着させるものであり、図1に示すように、記録材2に熱を加えるための定着ローラ26と記録材2を定着ローラ26に圧接させるための加圧ローラ27とから成り、各ローラは中空ローラであり、内部に夫々ヒータ28,29を有し、回転駆動され同時に記録材2を搬送するよう構成されている。
【0047】
即ち、トナー像を保持した記録材2は定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱及び圧力を加えられることによリトナーが記録材2に定着される。
【0048】
[画像形成動作]
次に、上記のように構成された装置によって画像形成を行う場合の動作について説明する。先ず、図1に示す給紙ローラ3を回転して給紙カセット1内の記録材2を一枚分離し、レジストローラ8へと搬送する。
【0049】
一方、像担持体15と中間転写体9とが図示矢印方向へ回転し、帯電手段17によって像担持体15表面を均一に帯電すると共に、スキャナ部30によりイエロー画像の光照射を行い、像担持体15上にイエロー潜像を形成する。
【0050】
この潜像形成と同時にイエロー現像器20Yを駆動し、像担持体15上の潜像にイエロートナーが付着するように像担持体15の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行い、中間転写体9に上記トナーと逆特性の電圧を印加して像担持体15上のイエロートナーを中間転写体9上に転写する。
【0051】
上記のごとくイエロートナーの中間転写体9への転写が終了すると、現像ロータリー23が回転し次のマゼンタ現像器20Mが回転移動し、像担持体15に対向した位置に位置決めされ、イエローと同様にしてマゼンタトナーが現像され、次いでシアン、ブラックの潜像形成及び現像及び中間転写体9へのトナー転写を重ねて4回順次行い、中間転写体9の表面にイエロー、マゼンター、シアン、ブラックの4種のトナーで成るカラーの画像を形成する。
【0052】
そして、中間転写体9表面のカラー画像が形成された後レジストローラ8で待機させておいた記録材2を搬送し、転写ローラ10にて記録材2を中間転写体9に圧接すると同時に転写ローラ10にトナーと逆特性のバイアスを印加することで、中間転写体9上のカラー画像を記録材2に転写する。
【0053】
転写工程を経た記録材2は中間転写体9から剥離され定着部25へ搬送されトナー定着を行った後に排出ローラ対34,35,36を介して本体上部の排出トレイ37上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
【0054】
図2は、本カラー画像形成装置であるプリンタの概略システム図である。200は本プリンタを制御する外部制御装置であるコントローラを示し、201カラー画像形成装置と前記コントローラを接続するインターフェース部である。
【0055】
本インターフェースは、コントローラがプリンタに対しコマンドを送信し、プリンタがコントローラにステータスを返答するシリアル通信部と画像データもふくめた画像形成信号部からなる。
【0056】
202は、定着部207、中間転写体(ITD)9上に形成されたトナーパッチの濃度を検知するための光学センサ9a等のセンサ部208,インターフェース部201より受信する画像データに対しPWM制御等の画像処理を実行したり、画像形成のための垂直同期信号であるTOP信号を生成したり、画像形成部209,具体的にはスキャナ部30より出力されるBD同期信号から、水平同期信号であるLSYNC信号を生成等、画像形成に関連する制御を司る画像制御部210,レーザ出力やスキャナモータ等の画像出力制御を行う画像形成部209,サブCPUのメカ制御CPU203をそれぞれ制御するメイン制御CPU(制御手段)である。
【0057】
コントローラは、垂直同期信号TOP信号と水平同期信号LSYNC信号に同期して、プリンタに対し画像信号であるVideo信号を送出し画像形成する。
【0058】
メカ制御CPU203は中間転写体(ITD)9を駆動するITDモータ211や転写ローラ10の当接・離間を駆動制御する転写ローラ駆動ソレノイド212をはじめとするモータ、クラッチ等駆動部とセンサ部204,給紙制御部205,高圧制御部206をそれぞれ制御する。
【0059】
図は、高圧制御部が、現像器に対し現像高圧を、感光ドラム15に対し帯電高圧を、そして、中間転写体(ITD)9に対し1次転写高圧を制御している概要を示している。なお、濃度制御に関する説明は、本発明の本質ではないので省略する。
【0060】
図3は、本発明のウエイクアップ後の画像形成装置の状態によって、例えば、温度検知手段により定着器の温度を検知することにより、その温度が所定以上であった場合に、低消費電力モードであるスリープ状態に移行してそれほど時間が経過していないと判断し、その時点でウエイクアップした場合に、ウエイクアップ後に濃度制御手段による濃度制御を実行しない場合の制御を示す図である。
【0061】
図3(a)は定着器の温度が濃度制御実行判定温度Tdよりも低い場合、つまり、スリープ状態に移行してからある程度時間が経過した場合である。
【0062】
この場合は、定着器の温度もTdを下回り、画像形成装置のイニシャル制御と濃度制御に必要な時間は、スタンバイ温度に到達するまでの時間よりも短いために、濃度制御を実行したとしても定着温調時間が律速となる。そのため、ユーザのストレスを増長するものではない。
【0063】
図3(b)は定着器の温度が濃度制御実行判定温度Tdよりも高い場合、つまり、スリープ状態に移行してからそれほど時間が経過していない場合である。
【0064】
この場合は、電子写真プロセスの劣化は最小限にとどめられていることは実験的に確認されている。
【0065】
また、このTdで判定した場合には、画像形成装置のイニシャル制御と濃度制御に必要な時間は、スタンバイ温度に到達するまでの時間よりも長いために、ユーザのストレスを回避することを目的として、スタンバイ温調時間が律速となるよう濃度制御をスキップする。
【0066】
図4は、図3の制御を実現するためにメイン制御CPU202が実行するウエイクアップコマンド処理のフローチャートである。
【0067】
401は低消費電力モードであるスリープモードから、ウエイクアップコマンドを受信後にまず、停止していたシステムの24V系の電源を再起動する。402ではファンを再起動する。
【0068】
403では、ウエイクアップ時の定着器の温度が予定温度Td以下か判定する。以下と判定された場合には、404で濃度制御実行フラグをオンする。405で、定着器のスタンバイ温調を開始する。定着器の温調制御は、バッググランドで制御される。
【0069】
406では、駆動系の初期化、現像カートリッジの有無検知、現像トナーの残量検知等を始めとする画像形成装置全体のイニシャル制御を実行する。407では濃度制御実行フラグを判定し、408で、オンのケースには濃度制御を実行する。409でスタンバイ温度に到達したかを判定して、到達後はスタンバイ状態へ移行する。
【0070】
本実施の形態のように、定着器の定着温度を検知することにより、その温度が所定以上であったなら、スリープ状態に移行してそれほど時間が経過していないと判断し、つまり、その時点でウエイクアップした場合には、ほとんど電子写真プロセス状態に劣化は見られず、また劣化が想定されたとしても最小限であることを実験から裏付けをとった上で、ウエイクアップ後に濃度制御を実行しないようにしたので、特にビジネスカラーを出力するユーザの作業効率を向上させ、ユーザのストレス回避と画質維持のバランスのとれた画像形成装置を提供することが可能となる。
【0071】
また、実際には、定着器の温度が再起動によって再度スタンバイ温度をターゲットに温調される時間が、スリープ状態で定着器が停止していた時間がある程度経っていた場合には、スタンバイ温度に到達するまでに時間がかかり、濃度制御実行時間に加えてイニシャル制御を実行したとしても、前述のスタンバイ温度までの時間のほうが律速時間となり、そのスタンバイ温調時間とのバランスもさらに鑑みてその濃度制御実行判定定着温度を決定するものである。
【0072】
尚、最終的には、濃度制御実行判定定着温度、及びその結果実行されなかった場合の画質の劣化程度は、実験の積み重ねによって得られたデータから決定される。
【0073】
(実施の形態2)
図5は、本発明に係る実施の形態2を示す図である。実施の形態1では、ウエイクアップ時の定着器の温度により濃度制御を実行するか否かを判定していたが、本実施の形態ではスリープコマンドを受信後、スリープ状態の経過時間を測定し、その時間により濃度制御の実行を判定するというものである。
【0074】
図5(a)はその時間がtdよりも長い場合で、濃度制御実行することを示し、図5(b)はtdよりも短いために、濃度制御を実行しないことを示している。
【0075】
図6は、図5の制御を実現するためにメイン制御CPU202が実行するウエイクアップコマンド処理のフローチャートである。
【0076】
601は低消費電力モードであるスリープモードから、ウエイクアップコマンドを受信後にまず、停止していたシステムの24V系の電源を再起動する。602ではファンを再起動する。603では、スリープコマンドを受信後、スリープ状態の経過時間を測定しているスリープタイマーtのカウントを停止する。
【0077】
604で、定着器のスタンバイ温調を開始する。定着器の温調制御は、バッググランドで制御される。605では、駆動系の初期化、現像カートリッジの有無検知、現像トナーの残量検知等を始めとする画像形成装置全体のイニシャル制御を実行する。
【0078】
606ではスリープタイマーが計測した時間が、所定時間td以上かを判定し、以上と判定した場合には、607で濃度制御を実行する。608でスリープタイマーtをクリアする。608でスタンバイ温度に到達したかを判定して、到達後はスタンバイ状態へ移行する。
【0079】
(実施の形態3)
図7は、本発明に係る実施の形態3を示す図である。実施の形態1では、ウエイクアップ時の定着器の温度により濃度制御を実行するか否かを判定していたが、本実施の形態ではスリープコマンドを受信後、所定時間回転するファン(送風手段)の駆動状況を検知し、その駆動状況により濃度制御の実行を判定するというものである。
【0080】
図7(a)は所定時間ファンを駆動後ファンが停止していることを検知してその結果、濃度制御実行することを示し、図7(b)は、ファンが駆動中のため濃度制御を実行しないことを示している。
【0081】
図8は、図7の制御を実現するためにメイン制御CPU202が実行するウエイクアップコマンド処理のフローチャートである。
【0082】
801は低消費電力モードであるスリープモードから、ウエイクアップコマンドを受信後にまず、停止していたシステムの24V系の電源を再起動する。802では、ファン回転中か否かを判定する。回転中ではないと判定された場合には、803で濃度制御実行フラグをオンする。804ではファンを再起動する。
【0083】
805で、定着器のスタンバイ温調を開始する。定着器の温調制御はバッググランドで制御される。806では、駆動系の初期化、現像カートリッジの有無検知、現像トナーの残量検知等を始めとする画像形成装置全体のイニシャル制御を実行する。
【0084】
807では濃度制御実行フラグを判定し、808で、オンのケースには濃度制御を実行する。809でスタンバイ温度に到達したかを判定して、到達後はスタンバイ状態へ移行する。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、低消費電力モードから再起動する場合、装置の状態に応じて、再起動後の濃度制御手段の動作を制御する制御手段を備えることにより、低消費電力モードの状態になって間もない場合は従来実行していた濃度制御を実行しないようにしたので、ユーザにストレスを与えることなく画像品質を維持することができる信頼性の高い画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置のシステムブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1を説明するタイミングチャートである。
【図4】図3の制御を実現するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2を説明するタイミングチャートである。
【図6】図5の制御を実現するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3を説明するタイミングチャートである。
【図8】図7の制御を実現するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 給紙カセット
2 記録材
3 給紙ローラ
4 給送ローラ
5 リタードローラ
6 給紙ガイド
7 搬送ローラ
8 レジストローラ
9 中間転写体
9a 光学センサ
10 転写ローラ
11 弾性層
12 アルミシリンダー
13 ドラムユニット
14 クリーナ容器
15 像担持体
16 クリーナブレード
17 帯電手段
20Y イエロー現像器
20YB,20MB,20CB,21BB 塗布ブレード
20YR,20MR,20CR,21BR 塗布ローラ
20YS,20MS,20CS,21BS 現像スリーブ
20M マゼンタ現像器
20C シアン現像器
21B 黒現像器
22 ロータリー回転軸
23 現像ロータリー
25 定着部
26 定着ローラ
27 加圧ローラ
28,29 ヒータ
30 スキャナ部
31 ポリゴンミラー
32 レンズ
33 反射ミラー
34,35,36 排出ローラ
37 排出トレイ

Claims (1)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像を記録材に転写する画像形成手段と、
    未定着のトナー画像を前記記録材に定着させる定着手段と、
    前記トナー画像の濃度を調整制御する濃度制御手段と、
    画像形成動作中の装置内部の空気を排気する送風手段であって、前記画像形成動作が行われない状態が一定時間以上継続された場合に装置内の消費電力を低電力に抑える低消費電力モードになった後も、一定時間駆動したのちに駆動を停止する送風手段と、
    前記低消費電力モードからの再起動時に、前記送風手段が駆動中である場合、再起動後に前記濃度制御手段が動作しないように制御し、前記送風手段が駆動中でない場合、再起動後に前記濃度制御手段が動作するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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