JP2006235009A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラートナーなしでのモノクロ印刷時において、不必要なキャリブレーションを発生させないようにすることにより、キャリブレーションの実行が印刷のスループットに及ぼす影響を可能な限り低減させること。
【解決手段】いずれかのカラートナーが空の状態でモノクロ印刷可能な画像形成装置において、いずれかのカラートナーがない状態でキャリブレーション発生条件になった場合、キャリブレーションを実行しないキャリブレーション抑制手段を備えることを特徴とするカラー画像形成装置。
【選択図】 図4

Description

本発明は、キャリブレーション機能を備えたカラー画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置ではフルカラーの画像を印刷する場合に色合いや階調性を好ましい所定のものに維持するためにキャリブレーションが行われることが知られている。これは、画像形成装置における部品の経年変化、トナーの使用量、印刷した枚数、さらには、温度,湿度等の印刷装置がおかれた環境の変化もしくは相違等、様々な要因によって印刷特性が変化することがあるからである。
上述の画像形成装置で行なわれるキャリブレーションは、通常、印刷を開始してからの経過時間や印刷した用紙の枚数に応じた一定周期もしくは一定条件で行われる。すなわち、印刷を実行する直前(例えば印刷データを受信した後)や印刷を実行している途中に、このような周期や条件を満たしているか否かを判断し、満たしている場合には、キャリブレーションを実行するものである。
また、このキャリブレーションの内容は、上述の画像形成装置の場合、感光ドラム上もしくは中間転写体上にトナーによって形成したパッチ像の濃度を光学センサによって読取り、これに基づいて画像データを処理する際に用いる出力γ補正テーブル等のデータを変更,更新するものである。
一方、フルカラーの画像形成装置であっても、モノクロ画像を形成する機能をもつものも多く、使用される環境によってはモノクロ画像を形成する機会の方が多い場合もある。
フルカラーの画像形成装置においては、カラートナーが無い状態では印刷が不可能になるものもある。しかし、フルカラーの画像よりも、モノクロまたはモノカラーの画像が多く形成されるような環境では、カラートナーが無くなったことでモノクロやモノカラーの画像形成までできなくなってしまうのは不便である。また、例え、モノクロまたはモノカラーの画像形成ができたとしても、トナーの濃度制御などの制御はすべての色成分に対して行われるため、その分、余計な時間がかかる問題がある。
この問題に対して、カラートナー無しが検出されても、ブラックトナーがあればモノクロ印刷が可能な画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、カラートナーがなく、ブラックトナーがあるときは、ブラックの濃度制御だけを実行する画像形成装置が提案されている。
特開2001−83750号公報
しかしながら、モノクロ画像印刷を、印刷品位をそれ程高いものを必要とせずに実行したいユーザにとっては、キャリブレーションが実行されることによって印刷結果を得るまでの時間が長く感じられ、また、実際に、印刷時間よりもキャリブレーションのための印刷待機時間が長くなりスループットが低下するという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解消するために成されたもので、カラートナーなしでのモノクロ印刷時において、不必要なキャリブレーションを発生させないようにすることにより、キャリブレーションの実行が印刷のスループットに及ぼす影響を可能な限り低減させるカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の印刷装置は、以下のような構成を備える。
即ち、いずれかのカラートナーが空の状態でモノクロ印刷可能なカラー画像形成装置において、いずれかのカラートナーがない状態でキャリブレーション発生条件になった場合、キャリブレーションを実行しないキャリブレーション抑制手段を備えることを特徴とするカラー画像形成装置である。
また、前記キャリブレーション抑制手段によって、キャリブレーションが抑制されている場合、すべてのカラートナーが補充された後、キャリブレーションを実行するキャリブレーション実行手段を備えることを特徴とするカラー画像形成装置である。
以上の構成によれば、本発明は、カラートナーなしでのモノクロ印刷時において、不必要なキャリブレーションを発生させないようにすることにより、キャリブレーションの実行が印刷のスループットに及ぼす影響を可能な限り低減させることが可能である。
本発明によれば、カラートナーなしでのモノクロ印刷時において、不必要なキャリブレーションを発生させないようにすることにより、キャリブレーションの実行が印刷のスループットに及ぼす影響を可能な限り低減させることが可能になる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1はカラー印刷装置の一態様である4色フルカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す縦断面説明図である。
先ず、図1を参照してカラー印刷装置の全体構成について説明する。
図1に示すカラー印刷装置は、垂直方向に並設された4個の像担持体としての感光体ドラム1010を備えている。この感光体ドラム1010は、駆動手段(不図示)によって、図1の反時計回りに方向に回転駆動される。
そして、感光体ドラム1010の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1010表面を均一に帯電する帯電装置1011、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1010上の静電潜像を形成するスキャナ部1012、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置1013、感光体ドラム1010上のトナー像を転写材に転写させる静電搬送転写装置1014、転写後の感光体ドラム1010表面に残った転写後トナーを除去するクリーニング装置1015等が配設されている。
ここで、感光体ドラム1010と帯電装置1011、現像装置1013、トナーを除去するクリーニング装置1014は、一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ1016を形成し、カラー印刷装置に着脱可能なものとなっている。
次に、各部の構成について順次説明する。
感光体ドラム1010は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、図中時計回りに回転駆動される。
各帯電装置1011は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム1010表面に当接させるとともに、このローラに電源(不図示)によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1010表面を一様に帯電させるものであるスキャナ部1012は、感光ドラム1010の略垂直方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光がスキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー1028に照射される。ポリゴンミラーに反射した画像光は、結像レンズ1017を介して帯電済みの感光体ドラム1010表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置1013は、それぞれ転写材の搬送方向上流側から順にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納した現像器から構成される。感光体ドラム1010上の静電潜像の現像時には、対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ1013y1,1013c1,1013m1,1013k1に送り込み、回転する現像ローラ1013y2,1013c2,1013m2,1013k2の外周にトナーを薄層塗布し、且つ、トナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像ローラ1013y2,1013c2,1013m2,1013k2と、静電潜像が形成された感光体ドラム1010との間に現像バイアスを印加することにより、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像するものである。
クリーニング装置1015は、現像装置1013によって感光体ドラム1010上に現像されたトナーが転写材1004に転写された後、転写されないで感光体ドラム1010表面に残った所謂転写残トナーを除去するものである。
全て感光体ドラム1010に対向し、接するように循環移動するベルト部材としての静電搬送ベルト1008が配設されている。
上記静電搬送ベルト1008は、垂直方向に4軸でローラに支持され、外周面に転写材を静電吸着して上記感光体ドラム1010に転写材を接触させるべく循環移動する。又、静電搬送ベルト1008の転写材搬送方向上流側には吸着ローラ1009が当接している。
転写材の搬送に際しては、前記吸着ローラ1009にバイアス電圧を印加することで、接地されたローラ1018aとの間に電界を形成し、静電搬送ベルト1008及び転写材の間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせることができるようになっている。尚、ローラ1018aにバイアス印加し、ローラ1018aを対向設置しても同様の効果が得られる。
これにより、転写材は静電搬送ベルト1008により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1010上のトナー像が順次転写される。
前記静電搬送ベルト1008の内側(裏面側)に当接し、4個の感光体ドラム1010に対応して転写部材としての転写ローラ1019が並設されている。これら転写ローラ1019には転写バイアス用電源(不図示)が接続されている。
これら転写ローラ12は感光体ドラム1010と対向し、転写部を形成する。これら転写ローラ1019から正極性の電荷が静電搬送ベルト1008を介して転写材に印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1010に接触中の転写材に、感光体ドラム1010上の負極性のトナー像が転写される。
本実施の形態に係る静電搬送ベルト1008は、駆動ローラ1020、従動ローラ1018、テンションローラ1021の4本のローラにより掛け渡され、図1の時計回り方向に回転する。これにより、上述した静電搬送ベルト1008が循環移動して転写材1004が従動ローラ1018a側から駆動ローラ1020側へ搬送される間に感光体ドラム1010上のトナー像を転写される。
給紙部1022は、画像形成部に転写材1004を給紙するものであり、複数枚の転写材1004が給紙カセット1005に収納されている。画像形成時には給紙ローラ1006(半月ローラ)、レジストローラ対1007が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット1005内の転写材1004を1枚ずつ分離給紙するとともに、転写材1004先端はレジストローラ対1007に突き当たって一旦停止し、ループを形成した後、静電搬送ベルト1008の回転と画像書出し位置の同期を取って、レジストローラ対1007によって静電搬送ベルト1008へと再給紙されていく。
定着部1023は、転写材1004に転写された複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する加熱ローラ1024と、これに圧接して転写材1004に熱及び圧力を印加する加圧ローラ1025とから成る。
即ち、感光体ドラム1010上のトナー像を転写した転写材1004は、定着部1023を通過する際に定着ローラ対1024,1025で搬送されるとともに、定着ローラ対1024,1025によって熱及び圧力を印加される。これによって複数色のトナー像が転写材1004表面に定着される。
又、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ1016は、図示しない昇降機構によって感光体ドラム1010が静電搬送ベルト1008に当接した状態から上方へ移動し、静電搬送ベルト1008から離間した位置へ移動可能に構成されている。そして、選択された記録モードに応じて前記昇降機構が動作するようになっている。
次に、上述構成の印刷装置の画像形成動作について説明する。尚、本実施の形態にあっては、画像形成モードとして、カラー記録を行うカラー記録モードと、1色のみのモノクロ記録を行うモノクロモードを有している。
カラー記録モードの場合には、図2に示すように、全ての感光体ドラム1010を静電搬送ベルト1008に当接させた状態で画像記録が行われる。即ち、転写材1004が給紙部1022より1枚ずつ分離給紙され、レジストローラ対1007に突き当たって一旦停止し、ループを形成する。
静電搬送ベルト1008の回転に同期して感光体ドラム1010を図中時計回りに回転させ、レジストローラ対1007で待機していた転写材1004を最上流の感光体ドラム1010Y周面上のトナー像の先端が、静電搬送ベルト1008との対向点に回転されてくるタイミングで、その対向点に転写材1004の記録開始位置が一致するように、静電搬送ベルト1008へと再給紙する。
そして、各々の感光体ドラム1010表面を帯電装置1011によって均一に帯電するとともに、露光手段1012により感光体ドラム周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム周面上に静電潜像を形成する。現像ローラ1013y2は、感光体ドラム1010Y上の静電潜像にイエロートナーが付着するように感光体ドラム1010Yの帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を印加して静電潜像にイエロートナーを付着させて現像する。
ローラ1009にバイアスを印加することで、接地されたローラ1018aとの間に電界を形成し、静電搬送ベルト1008及び転写材1004の間に誘電分極を発生させて転写材1004を静電搬送ベルト1008に静電吸着しながら転写材1004を搬送する。又、この後は静電搬送ベルト1008と転写材1004との間で転写部の電界による静電吸着が生じるため、転写材1004は静電搬送ベルト1008に沿って順次次の転写部へ搬送される。
このように搬送されながら転写材1004には、各転写ローラ1019からの電圧印加により各感光体ドラム1010のトナー像がイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順で順次転写される。
4色のトナー像を転写された転写材1014は、駆動ローラ1020で静電搬送ベルト1008から分離され、定着器1023に至り転写材1004は、上記トナー像を熱定着された後、排紙ローラ対1026によって排紙部1001に排紙される。
次に、モノクロ記録を行う(ここでは、ブラック一色の画像形成処理を例示する)モノクロモードにについて説明する。
モノクロモードは、図3に示すように、昇降機構が動作してイエロー、マゼンタ、シアンの各プロセスカートリッジ1016Y,1016C,1016Mが上昇して感光体ドラム1010Y,1010C,1010Mが静電搬送ベルト1008から離間し、感光体ドラム1010Kを除き、他の感光体ドラム1010Y,1010C,1010Mは、静電搬送ベルト1008に対して転写不能位置となる。
このように、静電搬送ベルト1008は、駆動ローラ1020と従動ローラ1018a間でフルカラー記録の場合と全く同じ状態で感光体ドラム1010Kとの当接状態を維持する。
続く給紙ローラ1006による転写材1004の給紙、レジストローラ対1007による転写材1004の待機及び従動ローラ1018aと駆動ローラ1020による静電搬送ベルト1008の循環移動は上述したカラー記録モードの場合と同様である。
そして、これと共に、プロセスカートリッジ1016Kが駆動され、他のプロセスカートリッジ1016Y,1016C,1016Mは休止する。プロセスカートリッジ1016Kに対応する感光体ドラム1010Kの回転駆動、帯電装置1011Kによる感光体ドラム1010Kへの電荷付与、スキャナ部1012Kによる感光体ドラム周面への静電潜像の形成及び現像装置1013Kによる静電潜像のトナー像化は、前述したカラー記録モードの場合と同様である。
そして、感光体ドラム1010K周面上のブラックトナー像の先端が静電搬送ベルト1008との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材1004の記録開始位置が一致するように、レジストローラ対1007が回転を開始して転写材1004を画像形成部の転写材搬入口へ給紙する。この場合も、ローラ1009と従動ローラ1018aは、給紙された転写材1004を静電搬送ベルト1008と共に挟持しながら転写材1004を搬送する。
これに続く、静電搬送ベルト1008による転写材1004の搬送、転写ローラ1019Kによるブラックトナー像の転写材1004への転写、その後の曲率分離による転写材1004の静電搬送ベルト1008からの分離、定着部1023によるトナー像の熱定着、排紙ローラ対1026よる排紙部1001への転写材1004の排紙は、前述したカラー記録モードの場合と同様である。
又、モノクロ記録を行う転写部に対する静電搬送ベルト1008の姿勢が常に一定であるため、フルカラー記録の場合もモノクロ記録の場合も、ブラックトナーを記録する転写部における転写タイミング、転写ローラ1019Kの電圧制御等を変更する必要がなく、何れの場合も同一の制御方法で処理を行うことができる。
更に、転写材カセットやレジストローラ対等の転写材給紙部に対する画像形成部の転写材搬入口が常に一定であるため、フルカラー記録の場合もモノクロ記録の場合も、転写材カセットの位置やレジストローラ対の位置を、従来のように転写材搬入口の位置に対応して上下に変動させる等の必要がなく、全体として簡単な機構で構成できる。又、画像形成部から排紙される転写材1004の姿勢が常に一定であるため、フルカラー記録の場合もモノクロ記録の場合も、定着器へ搬送する案内ガイドを転写材の排紙姿勢に対応して変化させる等の必要がなく、これによっても全体として簡単な機構で構成できる。
図4は本発明を適用した印刷装置であり、ホストコンピュータ4001とカラーレーザビームプリンタ4030及びその両者を接続している通信線4002から構成されるシステム構成を示した図である。
カラーレーザビームプリンタ4030内の4031は、プリンタ全体の動作を司るカラーレーザビームプリンタ制御ユニットである。制御ユニットには、ホストコンピュータとの入出力を司るホストI/F部4032を通じて、制御コード、各通信手段からデータの送受信を行うための入出力バッファ4033、制御ユニット全体の動作を制御するCPU4037、CPUの動作を記述するプログラムが内蔵されているプログラムROM4050、前記制御コード、データの解釈や印刷に必要な計算、印字データの処理のためのワークメモリに利用されるRAM4060、ホストコンピュータから受信したデータの設定より各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部4051、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開し、展開されたビットマップ画像を印刷装置エンジンに転送するビットマップ画像転送部4038、実際に紙に印刷を行う印刷装置エンジン部4082と制御ユニットとエンジン部を繋ぐエンジンI/F部4083、印刷装置の操作を行う操作パネル4080、制御ユニットと操作パネルを繋ぐパネルI/F部及び印字データや様々な印刷装置の情報等の保存に利用される外部メモリ4081と制御ユニットと外部メモリを繋ぐメモリI/F部4036、転写材を出力する排紙装置部4084と制御ユニットと排紙装置部を繋ぐ排紙装置I/F部4040、そして、各ユニットを繋ぐシステムバス4034からシステムは構成されている。
尚、プログラムROM4050には、ホストコンピュータ4001から受信したデータより各種画像オブジェクトを生成する画像情報生成モジュール4051、印刷モードを制御する印刷モード制御モジュール4052、キャリブレーション実行を制御するキャリブレーション制御モジュール4053を含む。又、RAM4060には、キャリブレーション制御に用いるキャリブレーション制御テーブル4061が格納されている。
次に、上述したシステム構成でのプリンタコントローラでの動作について以下に説明する。
ホストコンピュータにおいて、ユーザからの指定により、印刷の実行が指定されると、ホストコンピュータから通信線4002を介して送信されてきた印字データの集まりであるジョブは、ホストI/F部4032を介して入力バッファ4033を経由してRAM4060に蓄えられる。CPU4037は、プログラムROM4050に記述されたプログラムに従い、画像情報生成モジュール4051を実行してデータの処理を行い、図形や文字、イメージデータ等、各々の画像オブジェクトについての画像情報を生成する。
1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報を生成後、ビットマップ画像展開/転送部4038において実際に印刷するビットマップ画像に展開し、展開されたビットマップ画像は、印刷装置エンジン部4082に送られ、転写材に印刷され、給排紙口設定部で指定された給紙口より給紙を行い、指定された排紙口より排紙されることになる。
次に従来のキャリブレーションについて説明する。
まず、プログラムROM1050に保存されている濃度測定用パッチ画像(図5)を静電搬送ベルト1008に形成する。パッチ画像は各色ごとに用意され、パッチ毎に濃度が異なっている。前述の処理を、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色について行う。静電搬送ベルト1008に形成されたパッチ画像を、濃度センサ(不図示)により検知し、パッチごとに濃度値を測定する。
この測定は、レーザービームプリンタ1030内における濃度レベルの設定範囲が0(白)から255(黒)であるとき、濃度レベル1(レベル0)、64(レベル1)、128(レベル2)、192(レベル3)、255(レベル4)の5つの濃度レベルにおける実際の出力濃度を測定する。これは、静電搬送ベルト1008に各濃度レベルの描画を行い、濃度センサによりその各濃度を測定する。ここでレベル0は測定誤差を得るために用いる。尚、図6は、従来の印刷装置におけるエンジン濃度レベルに対する理想的な出力濃度の特性を示したグラフである。図6に示す濃度と、測定した濃度値との差分を算出する。そして、適正濃度になるように、中間調の濃度補正およびディザの変更を行う。濃度制御処理の終了により、エンジンは、静電搬送ベルト上に残るパッチ画像のクリーニングを行っている。濃度測定結果はRAM1060に保存する。
以下に本発明の実施形におけるキャリブレーション制御過程を説明する。
図7は、従来のカラーレーザにおける印刷モード制御の過程を示すフローチャートである。
S7001はカラー印刷およびモノクロ印刷が可能な状態であるカラー印刷モードの状態であることを示す。
画像形成装置エンジン部4082は、カラートナーなしを検出すると(S7002)、エンジンI/F部を介してプリンタコントローラ4031にカラートナーなしの情報を通知する。プリンタコントローラ4031はカラートナーなしを受信した場合、カラートナーなしを表す情報を操作パネル部4080に表示する。それとともに、印刷モードをモノクロ印刷のみ可能なモノクロ印刷モードに変更する(S7003)。
その後、ユーザによってカラートナーが補充されると、画像形成装置エンジン部4082は、カラートナーの補充を検出して、エンジンI/F部を介してプリンタコントローラ4031にカラートナー補充の情報を通知する。すべてのカラートナーが補充されると(S7003)、印刷モード制御部4052は、印刷モードを再びモノクロ印刷およびカラー印刷が可能なカラー印刷モードに戻す。
図8は、本発明の実施形におけるキャリブレーション制御の過程を示すフローチャートである。
まず、キャリブレーション制御部4053は、印刷が実行されるたびに、印刷枚数をカウントする(S8001)。前回キャリブレーションを行ってから印刷枚数が規定以上になった場合(S8002)、現在の印刷モードをチェックする(S8003)。モノクロ印刷モードの場合、キャリブレーションを実行せずに、そのまま印刷を続行する(S8004)。キャリブレーション制御テーブル4061にキャリブレーション実行が抑制されたことを記す。カラー印刷モードに変更されたら(S8005)、カラー印刷モード変更直後にキャリブレーションを実行する(S8006)。一方、カラー印刷モードの場合は、現在実行中の印刷ジョブが終了後、キャリブレーションを実行する。キャリブレーションが実行されたら、印刷枚数のカウントをクリアする(S8007)。その後、再び上記処理を繰り返す。
上記のように、以上の構成によれば、本発明は、カラートナーなしでのモノクロ印刷時において、不必要なキャリブレーションを発生させないようにすることにより、キャリブレーションの実行が印刷のスループットに及ぼす影響を可能な限り低減させることが可能になる。
カラー画像形成装置の一態様である4色フルカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す縦断面説明図である。 モノクロ画像記録を行うときの状態説明図である。 カラー画像記録を行うときの状態説明図である。 本発明のカラーレーザビームプリンタのシステム構成を示した図である。 従来のカラーレーザビームプリンタにおけるキャリブレーションで使用される濃度測定用パッチ画像を示す図である。 従来のカラーレーザビームプリンタにおけるエンジン濃度レベルに対する理想的な出力濃度の特性を示したグラフである。 従来のカラーレーザにおける印刷モード制御の過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形におけるキャリブレーション制御の過程を示すフローチャートである。
符号の説明
1001 排紙部
1002 パネル部
1004 転写材
1005 給紙カセット
1006 給紙ローラ
1007 搬送ローラ
1008 静電搬送ベルト
1010 感光体ドラム
1011 帯電装置
1012 スキャナ部
1013 現像装置
1014 静電搬送転写装置
1016 プロセスカートリッジ
1017 結像レンズ
1018 従動ローラ
1019 転写ローラ
1020 駆動ローラ
1021 テンションローラ
1022 給紙部
1023 定着部
1024 加熱ローラ
1025 加圧ローラ
1026 排紙ローラ対
1028 ポリゴンミラー
4001 ホストコンピュータ
4002 通信線
4030 カラーレーザビームプリンタ
4031 プリンタコントローラ
4032 ホストI/F部
4033 入出力バッファ
4034 システムバス
4035 パネルI/F部
4036 メモリI/F部
4037 CPU
4038 ビットマップ画像展開/転送部
4039 エンジンI/F部
4050 プログラムROM
4051 画像情報生成モジュール
4060 RAM
4080 操作パネル部
4081 外部メモリ部
4082 印刷装置エンジン部
4083 エンジン制御部

Claims (2)

  1. いずれかのカラートナーが空の状態でモノクロ印刷可能なカラー画像形成装置において、いずれかのカラートナーがない状態でキャリブレーション発生条件になった場合、キャリブレーションを実行しないキャリブレーション抑制手段を備えることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記キャリブレーション抑制手段によって、キャリブレーションが抑制されている場合、すべてのカラートナーが補充された後、キャリブレーションを実行するキャリブレーション実行手段を備えることを特徴とする請求項1に記載されたカラー画像形成装置。
JP2005046690A 2005-02-23 2005-02-23 カラー画像形成装置 Withdrawn JP2006235009A (ja)

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