JP5247790B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オイルローラおよびクリーニングローラによって定着ローラをクリーニングする定着ユニットを備える画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置に備えられる定着装置は、ハロゲンヒータ等の熱源を内蔵した定着ローラと、定着ローラとの間に定着ニップ部を形成するための加圧ローラと、によって、シート上に転写されたトナー像を溶融・混合・圧接してシートにトナー像を定着させている。
このうち、定着ローラは、シート上に転写されたトナー像に接触するため、その表面にトナー汚れが付着する場合がある。この付着したトナー汚れは、後に搬送されてくるシートに付着し、シートが汚れる原因となっている。
そこで、画像形成終了時の定着ローラの後回転停止後に、熱源の温度を制御して、定着ニップ部をトナーの軟化点以上の温度にまで加熱させる後加熱を行うことで、定着ローラに対するトナー汚れの蓄積を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−276701号公報
特許文献1に記載された技術とは別に、定着ローラの表面にトナー汚れが付着することを防止するために、オイルローラおよびクリーニングローラを備えた定着装置がある。この定着装置は、定着ローラにオイルローラが当接し、オイルローラにクリーニングローラが当接する構成となっている。
この構成では、オイルローラが定着ローラの表面にオイルを塗布することで、定着ローラのトナー離型性を向上させて定着ローラの表面にトナー汚れが付着することを防止している。しかし、オイルが塗布された定着ローラにも、若干ではあるがトナー汚れが付着する。このトナー汚れは、オイルローラに移動するので、クリーニングローラによってオイルローラ上のトナー汚れを回収している。
しかしながら、この構成において、クリーニングローラに回収されたトナー汚れは、クリーニングローラに定着ローラの熱が遷移してクリーニングローラが高温に達すると、クリーニングローラの表面からトナー汚れが噴き出す。そうすると、印刷終了後に、クリーニングローラの表面から噴き出したトナー汚れが冷えてオイルローラに固着し、次の印刷開始時に固着したトナー汚れが粉砕してシート汚れが発生する問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、クリーニングローラの表面からトナー汚れが噴き出してこのトナー汚れが固着することを防止することで、シート汚れが発生することを防止できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、定着ローラ、加熱部、加圧ローラ、オイルローラ、第1クリーニングローラ、第2クリーニングローラおよび制御部を備える。定着ローラは、回転可能である。加熱部は、定着ローラを加熱する。加圧ローラは、定着ローラに圧接する。オイルローラは、定着ローラに当接して定着ローラの回転に従動回転し、定着ローラの表面にオイルを塗布する。第1クリーニングローラは、オイルローラに当接してオイルローラの回転に従動回転し、オイルローラの表面をクリーニングする。第2クリーニングローラは、加圧ローラに当接して加圧ローラの回転に従動回転し、加圧ローラの表面をクリーニングする。制御部は、定着ローラの回転制御および加熱部の駆動制御を行う。
また、本発明の画像形成装置は、定着ローラの表面温度を定着温度に維持するレディモードまたは省電力のために加熱部を停止するスリープモードに遷移可能である。制御部は、定着ローラおよび加圧ローラによって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、その後第1所定時間、加熱部を停止して定着ローラを回転させる第1制御を行う。さらに、制御部は、レディモードからスリープモードに遷移する直前または電源がオフする直前に、定着ローラおよび加圧ローラによって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、スリープモードまたは電源オフ状態からレディモードに遷移完了した後、第2所定時間、レディモードよりも定着ローラの表面温度を所定温度だけ上昇させて定着ローラを回転させる第2制御を行う。
この構成では、シート面を連続して所定数以上定着することで、第1クリーニングローラが十分に加熱されて第1クリーニングローラの表面からトナー汚れが噴き出す状態になった場合に、第1制御を行うことにより、第1クリーニングローラを十分に冷却して第1クリーニングローラ内にトナー汚れを留めることができる。
したがって、第1クリーニングローラの表面からトナー汚れが噴き出してこのトナー汚れが固着することがないため、シート汚れが発生することを防止できる。
本発明における画像形成装置は、クリーニングローラの表面からトナー汚れが噴き出してこのトナー汚れが固着することを防止することで、シート汚れが発生することを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の基本的構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に備えられる定着ユニットの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の要部を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の第1制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における定着ユニットの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の第2制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の要部を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の基本的構成を示す図である。
画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色または単色の画像を形成するものである。画像形成装置100は、画像読取装置200、給紙部80、画像形成部110および排紙部90から構成されている。
給紙部80は、給紙カセット81、手差し給紙カセット82、ピックアップローラ83およびピックアップローラ84が設けられている。給紙カセット81は、定形シートを蓄積しておくためのトレイである。手差し給紙カセット82は、不定形シートを載置することができるトレイである。ピックアップローラ83は、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路101に供給する。同様にピックアップローラ84は、手差し給紙カセット82の端部近傍に設けられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路101に供給する。
画像形成部110は、画像形成ステーション31,32,33,34、露光ユニット30、中間転写ベルトユニット50および定着ユニット70から構成されている。画像形成ステーション31,32,33,34は、それぞれ感光体ドラム10、帯電器20、現像器40およびクリーナユニット60が設けられており、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。本実施形態では、画像形成ステーション31について説明する。
感光体ドラム10は、画像形成時に回転し、現像剤像を担持するためのものである。感光体ドラム10の周囲には、回転方向上流から帯電器20、露光ユニット30、現像器40、中間転写ベルトユニット50、クリーナユニット60の順に配置されている。定着ユニット70は、搬送路101上において画像形成部110の最も下流に位置する。
帯電器20は、感光体ドラム10の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット30は、帯電された感光体ドラム10を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。露光ユニット30は、レーザ射出部および反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット30は、レーザ光を走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム10に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。露光ユニット30としては、この他発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書き込みヘッドを用いる手法も採用できる。
現像器40は、感光体ドラム10上に形成された静電潜像をトナーにより顕像化するものである。
中間転写ベルトユニット50は、中間転写ベルト51、中間転写ベルト駆動ローラ52、中間転写ベルト従動ローラ53、中間転写ローラ54および中間転写ベルトクリーニングユニット55を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ52、中間転写ベルト従動ローラ53および中間転写ローラ54は、中間転写ベルト51を張架して回転駆動させる。また、中間転写ローラ54は、感光体ドラム10のトナー像を、中間転写ベルト51上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト51は、感光体ドラム10に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム10に形成されたトナー像を中間転写ベルト51に転写することによって、中間転写ベルト51上にトナー像を形成する機能を有している。中間転写ベルト51は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム10から中間転写ベルト51へのトナー像の転写は、中間転写ベルト51の裏側に接触している中間転写ローラ54によって行われる。中間転写ローラ54には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ54は、直径8mm〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト51に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように感光体ドラム10上で顕像化された静電潜像は中間転写ベルト51で積層される。このように積層された画像情報は、中間転写ベルト51の回転によって、用紙と中間転写ベルト51との接触位置に配置される転写ローラ56によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト51と転写ローラ56は所定ニップで圧接されるとともに、転写ローラ56にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ56は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ56もしくは中間転写ベルト駆動ローラ52のいずれか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)としている。
また、上記のように、感光体ドラム10に接触することにより中間転写ベルト51に付着したトナーもしくは転写ローラ56によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト51上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット55によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット55には、中間転写ベルト51に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト51は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ53で支持されている。
クリーナユニット60は、現像・画像転写後における感光体ドラム10上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
定着ユニット70は、定着ローラ71および加圧ローラ72を備えており、定着ローラ71および加圧ローラ72は、シートを挟んで回転するようになっている。また定着ローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ72とともにトナーをシートに熱圧着することにより、シートに転写されたトナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。また、定着ローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。図1では、定着ローラ71を加熱するための加熱部として、外部加熱ベルト73を示したが、加熱部は、外部加熱ベルト73に限定されない。後述するように、加熱部として、定着ローラ71を内部から加熱するためのハロゲンヒータを用いてもよい。
排紙部90は、排紙トレイ91および排紙ローラ92を有する。定着ユニット70を通過した用紙は、排紙ローラ92を経て排紙トレイ91に排出される。排紙トレイ91は、印刷済みのシートを集積するためのトレイである。
また、両面印字要求のときは、上記のように片面印字が終了し定着ユニット70を通過したシートの後端が排紙ローラ92で把持されたときに、排紙ローラ92が逆回転することによってシートを搬送ローラ102,103に導く。そしてその後レジストローラ104を経てシート裏面に印字が行われた後にシートが排紙トレイ91に排出される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100に備えられる定着ユニット70の構成を示す図である。
定着ユニット70は、定着ローラ71、ハロゲンヒータ711,712、加圧ローラ72、オイルローラ74および第1クリーニングローラ75を備えている。
定着ローラ71は、駆動回転可能なローラである。ハロゲンヒータ711,712は、定着ローラ71の表面を加熱するための加熱媒体である。ハロゲンヒータ711,712は、本発明の加熱部に相当する。本実施形態では、ハロゲンヒータ711は、定着ローラ71の表面の全幅を加熱するヒータであり、ハロゲンヒータ712は、定着ローラ71の端部を除く表面を加熱するヒータである構成を採用している。
加圧ローラ72は、定着ローラ71に圧接して定着ローラ71の回転に従動回転する。オイルローラ74は、定着ローラ71に当接して定着ローラ71の回転に従動回転し、定着ローラ71の表面にオイルを塗布するためのローラである。本実施形態では、オイルローラ74は、オイルを充填したスポンジ製のローラを採用している。
第1クリーニングローラ75は、オイルローラ74に当接してオイルローラ74の回転に従動回転し、オイルローラ74の表面をクリーニングするためのローラである。本実施形態では、第1クリーニングローラ75は、中実の金属製のローラを採用している。
図3は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の要部を示すブロック図である。
画像形成装置100は、CPU210、ROM220、RAM230、画像形成部110、モータドライバ76、駆動モータ77、定着ローラ71、ヒータドライバ713,714およびハロゲンヒータ711,712を備える。
CPU210は、ROM220から制御プログラムを読み出して実行し、定着ローラ71の回転制御およびハロゲンヒータ711,712の駆動制御を行う。RAM230は、CPU210のワーキングエリアとして活用される。画像形成部110は、画像形成装置100の画像形成動作中における定着ユニット70を通過したシートの連続通紙面数を判定する役割を持つ。すなわち、CPU210は、画像形成部110が画像形成状態から印刷待ち状態に遷移するまでの時間によって、当該連続通紙面数を判定可能である。
モータドライバ76は、CPU210からの制御信号に基づいて、駆動モータ77を駆動させる。駆動モータ77は、定着ローラ71を回転させる。ヒータドライバ713,714は、CPU210からの制御信号に基づいて、ハロゲンヒータ711,712を駆動させる。
また、CPU210は、定着ローラ71および加圧ローラ72によって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、その後第1所定時間、ハロゲンヒータ711,712を停止して定着ローラ71を駆動回転させる第1制御を行う。CPU210による第1制御については、図4において詳述する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の第1制御内容を示すフローチャートである。
CPU210は、印刷指示があるまで待機する(S110のN)。CPU210は、印刷指示があったと判断すると(S110のY)、印刷を開始する(S120)。CPU210は、印刷終了後(S120)、シート面を連続して200面以上印刷したか否かを判断する(S130)。すなわち、本実施形態では、上記所定数を200としている。
CPU210は、シート面を連続して200面以上印刷していないと判断すると(S130のN)、本実施形態の制御を終了する。これに対し、CPU210は、シート面を連続して200面以上印刷したと判断すると(S130のY)、ヒータドライバ713,714を制御してハロゲンヒータ711,712を停止し(S140)、モータドライバ76を制御して定着ローラ71を空回転する(S150)。
CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから1分が経過したか否かを判断する(S160)。すなわち、本実施形態では、第1所定時間を1分としている。CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから1分が経過するまで待機する(S160のN)。CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから1分が経過したと判断すると(S160のY)、モータドライバ76を制御して定着ローラ71の空回転を停止し(S170)、本実施形態の制御を終了する。
なお、この制御のS150〜S160の間に印刷指示があった場合には、定着ローラ71の表面温度を定着温度に維持するレディモードに遷移させてハロゲンヒータ711,712を駆動して本実施形態の制御を終了する。印刷を早期に開始し、ユーザの待ち時間を低減するためである。
また、本実施形態では、定着ローラ71の表面温度を定着温度よりも若干低温に維持するスタンバイモードへの移行時間を優先する。すなわち、スタンバイモードへの移行時間が1分以上であれば、レディモードに遷移させ、スタンバイモードへの移行時間が1分未満であれば、スタンバイモードに遷移させる。
この制御では、シート面を連続して200面以上印刷することで、第1クリーニングローラ75が十分に加熱されて第1クリーニングローラ75の表面からトナー汚れが噴き出す状態になった場合に、第1制御を行うことにより、第1クリーニングローラ75を十分に冷却して第1クリーニングローラ75内にトナー汚れを留めることができる。
したがって、第1クリーニングローラ75の表面からトナー汚れが噴き出してこのトナー汚れが固着することがないため、シート汚れが発生することを防止できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態以降の各実施形態においては、第1実施形態と重複する説明は省略する。
本実施形態の画像形成装置100は、レディモードまたは省電力のためにハロゲンヒータ711,712を停止するスリープモードに遷移可能である。また、本実施形態のCPU210は、レディモードからスリープモードに遷移する直前または電源がオフする直前に、定着ローラ71および加圧ローラ72によって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、スリープモードまたは電源オフ状態からレディモードに遷移完了した後、第2所定時間、レディモードよりも定着ローラ71の表面温度を所定温度だけ上昇させて定着ローラ71を駆動回転させる第2制御を行う。CPU210による第2制御については、図6において詳述する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100における定着ユニット70の構成を示す図である。
定着ユニット70は、第1実施形態の構成に加えて、第2クリーニングローラ76をさらに備える。第2クリーニングローラ76は、加圧ローラ72に当接して加圧ローラ72の回転に従動回転し、加圧ローラ72の表面をクリーニングするためのローラである。本実施形態では、第2クリーニングローラ76は、中空の金属製のローラを採用している。
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の第2制御内容を示すフローチャートである。
本フローチャートでは、画像形成装置100がスリープモードまたは電源オフ状態からレディモードに遷移している途中、すなわち、定着ローラ71を加熱中の状態から開始する。
CPU210は、画像形成装置100がレディモードに遷移完了するまで待機する(S210のN)。CPU210は、画像形成装置100がレディモードに遷移完了したと判断すると(S210のY)、スリープモードまたは電源オフ状態に遷移する直前において、シート面を連続して200面以上印刷したか否かを判断する(S220)。すなわち、本実施形態では、上記所定数を200としている。
CPU210は、スリープモードまたは電源オフ状態に遷移する直前において、シート面を連続して200面以上印刷していないと判断すると(S220のN)、本実施形態の制御を終了する。これに対し、CPU210は、スリープモードまたは電源オフ状態に遷移する直前において、シート面を連続して200面以上印刷したと判断すると(S220のY)、ヒータドライバ713,714を制御してハロゲンヒータ711,712をさらに駆動して加熱させる(S230)。
そして、CPU210は、レディモード時よりも定着ローラ71の表面温度が10度上昇するまで待機する(S240のN)。すなわち、本実施形態では、所定温度を10度としている。CPU210は、レディモード時よりも定着ローラ71の表面温度が10度上昇したと判断すると(S240のY)、定着ローラ71の表面温度をその温度に維持し(S250)、この状態でモータドライバ76を制御して定着ローラ71を空回転する(S260)。
そして、CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから3分が経過したか否かを判断する(S270)。すなわち、本実施形態では、第2所定時間を3分としている。CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから3分が経過するまで待機する(S270のN)。CPU210は、定着ローラ71の空回転を開始してから3分が経過したと判断すると(S270のY)、ヒータドライバ713,714を制御して定着ローラ71の表面温度をレディモード時の温度まで下げ(S280)、モータドライバ76を制御して定着ローラ71の空回転を停止し(S290)。本実施形態の制御を終了する。
なお、この制御中に印刷指示があったとしても、S270の制御を終了するまでは印刷開始を許可しない。第1クリーニングローラ75の表面から噴き出して固着したトナー汚れを確実に除去するためである。
この制御では、シート面を連続して200面以上印刷することで、第1クリーニングローラ75が十分に加熱されて第1クリーニングローラ75の表面からトナー汚れが噴き出し、その後画像形成装置100がスリープモードまたは電源オフ状態に遷移することで噴き出したトナー汚れがそのまま第1クリーニングローラ75に固着した状態になった場合に、第2制御を行うことにより、第1クリーニングローラ75を十分に加熱して固着したトナー汚れを溶融し、第2クリーニングローラ76に回収させることができる。すなわち、第1クリーニングローラ75に固着したトナーは、オイルローラ74、定着ローラ71、加圧ローラ72へと順番に移動し、最終的に第2クリーニングローラ76に到達する。
したがって、第1クリーニングローラ75の表面から噴き出して固着したトナー汚れが第1クリーニングローラ75に存在しないため、シート汚れが発生することを防止できる。
最後に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置100の要部を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置100では、第1実施形態の構成に加えて、第1制御スイッチ240および第2制御スイッチ250を備える。
第1制御スイッチ240は、CPU210からの制御信号に基づいて、CPU210が第1制御を行うか否かを決定するためのスイッチである。例えば、第1制御スイッチ240がオンの場合にはCPU210は第1制御を行い、オフの場合にはCPU210は第1制御を行わない。
第2制御スイッチ250は、CPU210からの制御信号に基づいて、CPU210が第2制御を行うか否かを決定するためのスイッチである。例えば、第2制御スイッチ250がオンの場合にはCUP210は第2制御を行い、オフの場合にはCPU210は第2制御を行わない。
この構成では、CPU210が第1制御を行うか否か、また、CPU210が第2制御を行うか否かを決定することができる。したがって、ユーザの使用状況に応じて柔軟に対応することができる。
ここまで、第1実施形態〜第3実施形態まで説明したが、本発明の範囲は、各実施形態に限定されるものではない。各実施形態を任意に組み合わせて実行することも可能である。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
71−定着ローラ
72−加圧ローラ
74−オイルローラ
75−第1クリーニングローラ
76−第2クリーニングローラ
100−画像形成装置
210−CPU
711−ハロゲンヒータ
712−ハロゲンヒータ

Claims (2)

  1. 定着ローラと、
    前記定着ローラを加熱するための加熱部と、
    前記定着ローラに圧接する加圧ローラと、
    を備え、
    前記定着ローラの表面温度を定着温度に維持するレディモードまたは省電力のために前記加熱部を停止するスリープモードに遷移可能な画像形成装置であって、
    前記定着ローラに当接して前記定着ローラの回転に従動回転するオイルローラであって前記定着ローラの表面にオイルを塗布するためのオイルローラと、
    前記オイルローラに当接して前記オイルローラの回転に従動回転する第1クリーニングローラであって前記オイルローラの表面をクリーニングするための第1クリーニングローラと、
    前記加圧ローラに当接して前記加圧ローラの回転に従動回転する第2クリーニングローラであって前記加圧ローラの表面をクリーニングするための第2クリーニングローラと、
    前記定着ローラの回転制御および前記加熱部の駆動制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記定着ローラおよび前記加圧ローラによって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、その後第1所定時間、前記加熱部を停止して前記定着ローラを回転させる第1制御を行い、
    前記制御部は、前記レディモードから前記スリープモードに遷移する直前または電源がオフする直前に、前記定着ローラおよび前記加圧ローラによって、シート面を連続して所定数以上定着したと判断すると、前記スリープモードまたは電源オフ状態から前記レディモードに遷移完了した後、第2所定時間、前記レディモードよりも前記定着ローラの表面温度を所定温度だけ上昇させて前記定着ローラを回転させる第2制御を行う
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第1制御および前記第2制御を行うか否かを切り替え可能とする
    請求項に記載の画像形成装置。
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