JP2008015444A - 清掃機構付き定着装置およびそれを備えてなる画像形成装置 - Google Patents

清掃機構付き定着装置およびそれを備えてなる画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウェブクリーニング方式の定着装置において、定着ローラの回転に伴うウェブシートの逆行を阻止し、定着ローラの汚れを防止できる機構を提供する。
【解決手段】記録用紙を挟持しながら加熱する1対の加熱ローラおよび加圧ローラと、帯状の巻取り可能な清掃部材を送り出す送り出しローラと、送り出された清掃部材を加熱ローラまたは加圧ローラの表面に圧接する圧接ローラと、圧接ローラで圧接された清掃部材の巻取りを行う巻取りローラと、清掃部材の巻取り方向と逆方向への圧接ローラの回転を阻止する逆転防止機構とを備えることを特徴とする清掃機構付き定着装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、清掃機構付き定着装置およびそれを備えてなる画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は印字処理速度の高速化が進んでいる。印字処理速度が高速化することにより、ローラを用いた定着装置における定着ローラのクリーニング機構についても、残留トナーの除去能力(清掃能力)の向上が要求されている。ローラを用いた定着装置は、互いに圧接しながら回転する加熱ローラおよび加圧ローラによって定着が行われる。ここで、クリーニング機構は、加熱ローラまたは加圧ローラ、あるいはその両方をクリーニングするための機構である。以降、加熱ローラおよび/または加圧ローラを定着ローラと記す。印字処理速度が増大すると、定着ローラ上に残留するトナーの単位時間当たりの量が増加する。また、定着ローラ表面に残留したトナーあるいは一旦除去された後もクリーニング部にあり、非通電時、若しくは節電モード時に硬化したトナーが、その後の通電動作時に定着ローラを傷付けるといった不具合が顕在化する。これらが、清掃能力の向上が求められる理由である。
従って、従来のクリーニング機構(フェルト、ローラ方式の定着クリーニング機構)に代えて、「ウェブクリーニング方式」と呼ばれるものが多用されている(例えば、特許文献1参照)。ウェブクリーニング方式は、クリーニング用の部材として帯状のウェブシートを用い、常に新鮮な状態が定着ローラに当接するように間欠的にウェブシートを巻き取る機構である。前記方式のクリーニング機構は、初期の清掃能力を大きく低下させることなく、ウェブシートを使い切るまで定着ローラのクリーニングを行うことができる。
特開2003−107952号公報
清掃を終えたウェブシートを巻き取る方向は、定着ローラの周面の移動と逆の方向でなければならない。これは、以下の理由による。定着ローラ上の残留トナーは、ウェブシートが定着ローラ表面に当接するニップ部の先端側、即ち、定着ローラの周面が移動する方向の上流側で除去される。除去されたトナーは、ニップ部上流部のウェブシートに吸い取られる。ウェブシートを巻き取るときは、吸い取られたトナーが前記ニップ部を通過しない方向、即ち、定着ローラの周面が移動する方向と逆の方向に巻き取る必要がある。もしウェブシートを順方向へ巻き取ると、ウェブシートに吸い取られたトナーがニップ部を通過し、その間に定着ローラ側へ戻ってローラ表面を汚すおそれがある。
また、低温状態では、硬化したトナーがローラ表面を傷付けるおそれがある。さらに、部分的にトナーを吸って厚さが不均一になったウェブシートがニップ部を通過すると、ウェブシートの定着ローラへの圧接力が不均一になる。その結果、定着ローラから受ける摩擦力も不均一になってウェブシートにシワが生じる原因になる。ウェブシートにシワがよると、定着ローラ表面への接触が不均一になり、クリーニング不良の原因になる。また、シワのよった状態が継続すると、ウェブシートが破れてしまうおそれがある。
図8は、従来のウェブクリーニング方式の定着クリーニング機構201の構成を簡略化して示す図である。図8において、定着クリーニング機構201は、加熱ローラ202に設けられた場合の例を示している。
定着クリーニング機構201は、その表面を清掃する帯状の清掃部材であるウェブシート203と、加熱ローラ202の表面にウェブシート203を押圧させるために設けられる圧接ローラ204と、予め周面にウェブシート203が巻かれた状態で使用され、巻かれた状態の順次ウェブシート203をその先端から順次送出す送出しローラ205と、送出しローラ205から送出されて加熱ローラ201表面を清掃したウェブシート203を巻取る巻取りローラ206とを含む。
加熱ローラ202が、矢印207に示す回転方向に回転すると、静止状態にあるウェブシート203との摺接部で加熱ローラ202の周面に溶融状態で付着したトナー208aが除去される。除去されたトナー208aは、ほぼ溶融状態のまま加熱ローラ202と圧接ローラ206との接触部の上流側に貯留する。トナー208bは、このようにして貯留したものを示している。巻取ローラ205との間に位置するウェブシート203と加熱ローラ202の表面とで形成される間隙に貯留する。
前記間隙に貯留されるトナー208bがある程度の量に達したとき、巻取ローラ205が矢符209方向に回転し、ウェブシート203を予め定められた長さだけ巻取る。これによって、貯留したトナー208bは、ウェブシート203に付着した状態で加熱ローラ202の表面から離脱する。
定着ローラに当接するウェブシートは、定着ローラ周面との摩擦によって、前記周面の移動に沿う方向の力を受ける。これは、ウェブシートの巻き取り方向に対して逆方向の力である。印字処理速度の高速化に伴って、定着ローラが回転する周速度も速くなる。その結果、ウェブシートが定着ローラから受ける摩擦力も強くなる。従来は、ウェブシートを巻き取る巻取りローラからのテンションにより、ウェブシートの逆行が阻止されていた。しかし、印字処理速度の高速化に伴い、それだけでは十分でない場合が生じる。即ち、ウェブシートの伸びによって、ニップ部上流側に溜まったトナーがニップ部内に入り込んでしまうことがある。トナーがニップ部に入ると、前述のように定着ローラの汚れ、傷や、ウェブシートのシワよりの原因になる。このような不具合を防ぐには、例えば、ウェブシートの「伸び」を見越して余分に巻取りを行う必要がある。
一方、清掃部材としてのウェブシートは、定着部の熱に耐え、かつ清掃すべきローラ表面との圧接に耐えるものでなければならない。さらに、残留トナーを吸い取って保持する多孔質のものが好ましい。また、通常、ウェブシートは所定期間の使用に見合った長さだけ巻かれ、送出し可能な状態で定着装置に装着されるが、その大きさが定着装置に収容可能な程度に薄い布状のものでなければならない。このような用途に好適な部材はありふれたものではなく、特殊で高価なものになる。従って、ウェブシートは無駄な使用を避けるためにきめ細かく巻取りを行うことが好ましい。換言すれば、清掃能力を維持し得る程度に少量ずつ巻き取り、節約しつつ使用することが好ましい。この観点からは、前述したような余分な巻取りを行うことは好ましくない。
ウェブシートを無駄に使用することなく、しかもウェブシートの逆行を阻止する機構が望まれている。
また、次のような場合、定着ローラの周速度に関係なくウェブシートの移動を阻止することが好ましい。搬送される用紙が定着部の加熱ローラと加圧ローラとに挟まれた状態で紙詰まりを生じた場合、用紙が滞留する状態によってその取り出し方向が異なる。通常、定着ローラの上流側(転写部側)に大部分が滞留した状態でその用紙を除去する場合、操作者は、その用紙を転写部側に引き抜く。一方、定着ローラの下流側(排紙部側)に大部分が滞留した状態でその用紙を除去する場合、操作者は、その用紙を排紙部側に引き抜く。ニップ部に挟まった用紙が引き抜かれるとき、定着ローラは、用紙が引き抜かれる方向に沿って回転する。定着ローラの回転に伴って、定着ローラと圧接しているウェブシートにも力が働く。用紙が排紙側に引き抜かれた場合にウェブシートが移動してしまうと、ニップ部の先端でウェブシートに吸い取られたトナーがニップ部内に入ってしまう。用紙が転写側に引き抜かれた場合にウェブシートが移動してしまうと、ウェブシートが無駄に送り出されてしまう。
定着部の紙詰まりを除去する際に、ウェブシートの移動を阻止する機構が望まれている。
この発明は、前述した事情を考慮してなされたもので、定着ローラの回転に伴うウェブシートの逆行を阻止し、定着ローラの汚れを防止できる機構を提供するものである。あるいはまた、定着部の紙詰まりを除去する際に、ウェブシートの移動を阻止できる機構を提供するものである。
前述の課題を解決するために、この発明は、記録用紙を挟持しながら加熱する1対の加熱ローラおよび加圧ローラと、帯状の巻取り可能な清掃部材を送り出す送り出しローラと、送り出された清掃部材を加熱ローラまたは加圧ローラの表面に圧接する圧接ローラと、圧接ローラで圧接された清掃部材の巻取りを行う巻取りローラと、清掃部材の巻取り方向と逆方向への圧接ローラの回転を阻止する逆転防止機構とを備えることを特徴とする清掃機構付き定着装置を提供する。
また、異なる態様として、この発明は、前記定着装置を備えてなる画像形成装置を提供する。
この発明の定着装置は、清掃部材の巻取り方向と逆方向への圧接ローラの回転を阻止する逆転防止機構を備えるので、定着ローラの回転あるいは、紙詰まりの用紙を除去する際に、ウェブシートがその巻取りと逆方向に移動するのを防ぐことができる。これによって、ウェブシートの逆行分を見越して余分な巻取りを行う必要がなくなり、ウェブシートを有効に使うことができる。引いては、余分なコストをユーザーに負担させることなく、清掃能力を維持することができる。あるいはまた、これによって、紙詰まりの用紙を除去する際にウェブシートの逆行によって定着ローラ表面が汚れたり、傷ついたりするのを防ぐことができる。また、クリーニング不良やウェブシートの破れとなるシワの発生を防ぐことができる。換言すれば、ウェブシートの逆行を阻止することによって、印字品位の低下を防ぐことができる。
加熱ローラの表面を清掃するために、清掃機構が設けられてもよい。あるいは、加圧ローラの表面を清掃するために、清掃機構が設けられてもよい。あるいはまた、加熱ローラと加圧ローラの両方を清掃するために、それぞれのローラに清掃機構が設けられてもよい。
前記清掃部材の巻取り方向と逆方向への巻取りローラの回転を阻止する逆転防止機構をさらに備えていてもよい。
また、送出しローラは、間欠的に清掃部材を送出するものであり、前記清掃部材を送り出さないときに前記清掃部材の巻取りの方向への送出しローラの回転を阻止し、清掃部材の巻取り時に巻取り方向への送出しローラの回転を可能にする解除機構付き逆転防止機構をさらに備えていてもよい。
圧接ローラの逆転防止機構は、圧接ローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアを含んでなるラチェット機構で構成されてもよい。
あるいは、圧接ローラの逆転防止機構は、圧接ローラの軸に直結あるいは連結される一方向クラッチで構成されてもよい。
また、巻取りローラの逆転防止機構は、巻取りローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアを含んでなるラチェット機構で構成されてもよい。
あるいは、巻取りローラの逆転防止機構は、巻取りローラと巻取りローラの駆動源との間に配置される一方向クラッチで構成されてもよい。
さらにまた、送出しローラの送出し防止機構は、送出しローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアと、前記ギアと噛合し得る爪部材と、爪部材を前記ラチェットギアと噛合わせあるいは噛合わせないようにする解除機構とを含んでなる解除可能なラチェット機構であってもよい。
さらに、前記解除機構は、爪部材をラチェットギアと噛み合わせるように付勢する付勢手段と、付勢手段による付勢に抗して爪部材をラチェットギアから離間させるように駆動する爪部材駆動手段とを含んでなり、爪部材駆動手段は、清掃部材の巻取りが行われる間、爪部材を駆動して巻取りローラの巻取り方向への回転を可能にするものであってもよい。
あるいは、巻取りローラの逆転防止機構は、巻取りローラと巻取りローラの駆動源との間に配置される一方向クラッチで構成されてもよい。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。以下の説明により、この発明をよりよく理解することが可能であろう。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、限定的なものではないと考えられるべきである。
(定着装置の構成)
図1は本発明の実施の形態としての定着装置20の構成を簡略化して示す概略断面図である。
図1に示すように、定着装置20は、1対の加熱ローラ21および加圧ローラ22と、加熱ローラ21に当接するように設けられ、その表面を清掃する帯状の清掃部材であるウェブシート23と、加熱ローラ21の表面にウェブシート23を押圧させるために設けられる圧接ローラ24と、予め周面にウェブシート23が巻かれた状態で使用され、巻かれた状態の順次ウェブシート23をその先端から順次送出す送出しローラ25と、送出しローラ25から送出されて加熱ローラ21表面を清掃したウェブシート23を巻取る巻取りローラ26とを含む。
定着装置20には、加熱ローラ21の軸部に設けられ、加熱ローラ21の表面に熱を供給する熱源である加熱ヒータ28が設けられている。また、いずれも不図示ではあるけれども、加熱ヒータ28に電力を供給するヒータ制御電源、加熱ローラ21の表面の温度を検出する温度センサ、加圧ローラ22を加熱ローラ21に対して押圧する押圧部機構、加熱ローラ21および加圧ローラ22を回転駆動させる駆動機構などが設けられている。これらの構成は、公知の定着装置と同様である。
定着装置20は、たとえば電子写真方式の画像形成装置に搭載されるものである。未定着トナーによって可視化された画像を表面に有する記録媒体を、加熱ローラ21と加圧ローラ22との間のニップ部29に導いて通過させることにより、未定着トナーを記録媒体上に溶融し固着するものである。
図1において、ウェブシート23、送出しローラ25、圧接ローラ24および巻取りローラ26が、清掃機構としてのクリーニングユニット30を構成する。
ウェブシート23は、帯状の巻取り巻戻し可能な長い部材であり、加熱ローラ21の表面に溶融状態で付着しているトナーを、微細な空間である空気層および/または空気間隙内に含浸(吸引)することができるような構造を有し、定着温度である200℃程度の温度における耐熱性を備えるものが用いられ、たとえばノーメックスペーパー(商品名)などが好適である。このウェブシート23には、前述のように耐熱性とトナーの離型性を向上する目的で、予めシリコーンオイルなどのオイルが含浸されている。
圧接ローラ24は、ローラ芯体31と、ローラ芯体31の外周に設けられる円筒状のローラ弾性部32とを含んで構成される。ローラ芯体31は、円柱状の金属製部材であり、その両端部が定着装置20の装置本体に回転自在に支持される。ローラ弾性部32は、本実施形態では、発泡性の耐熱材料で形成される。発泡性の耐熱材料としては、たとえば固化時に発泡剤を作用させて気泡を内在するように成形したシリコーンゴム、ウレタン発泡ゴムなどが挙げられる。
圧接ローラ24は、加熱ローラ21に押圧される際、ローラ弾性部32が弾性変形することによって、加熱ローラ21との間に圧接領域33(以後、この圧接領域をニップ部33と呼ぶ)が形成される。圧接ローラ24は、その軸線が加熱ローラ21の軸線と平行になるように、かつ加熱ローラ21との間に介在させるウェブシート23を、不図示の押圧手段によって加熱ローラ21の表面に押圧するように設けられる。
圧接ローラ24のローラ弾性部32の外周面上には、ウェブシート23から滲み出すオイルを吸収するためのオイル吸収層27が設けられていてもよい。
オイル吸収層27は、オイル吸収能を有する吸油性材料、特に紙で構成されることが好ましい。紙は、パルプを素材とするものが好ましいけれども、合成繊維を素材とするものなどであってもよい。
圧接ローラ24は、ウェブシート23を加熱ローラ21の表面に押圧するために、図示しない付勢手段によって加熱ローラ21の軸芯に向けて付勢されている。付勢手段としては、たとえば、コイルバネが用いられる。圧接ローラには駆動機構は設けられておらず、ウェブシート23の巻取りに伴って回転する。ただし、その詳細を後述するように、ウェブシート23の巻取りと逆方向への回転を阻止するための逆転防止機構が設けられ、一方向にしか回転しないように構成されている。
ウェブシート23は、圧接ローラ24によって加熱ローラ21の表面に向けて圧接され、加熱ローラ21表面に付着するトナーをクリーニングする。
送出しローラ25は、リール状の部材であり、所定長さのウェブシート23がその周面に巻かれている。ローラの材質は、アルミニウムなどの金属材料であってもよいが、これに限定されず、例えば、耐熱性の樹脂材料であってもよい。送出しローラ25は、図1に図示しない送出しローラ駆動部によって、可逆回転可能にかつ回転速度制御可能に駆動される。巻取りローラ26は、送出しローラ25と同様のリール状の部材である。その材質は、アルミニウムなどの金属材料であってもよいが、これに限定されず、例えば、耐熱性の樹脂材料であってもよい。
巻取りローラ26は、送出しローラ25から送出され、圧接ローラ24で加熱ローラ21に押圧されてトナーを清掃したウェブシート23を巻取る。巻取りローラ26は、図1に図示しない巻取りローラ駆動部に接続されている。巻取りローラ26は、巻取りローラ駆動部により、可逆回転可能にかつ回転速度制御可能に駆動される。送出しローラ25と巻取りローラ26の駆動源は、それぞれ別であってもよいが、共通であってもよい。即ち、送出しローラ駆動部は、図示しないウェブシート巻取りモータを駆動源としてもよい。この構成によれば、前記巻取りローラ駆動部は、駆動源からの動力を巻取りローラ26に伝達し、前記送出しローラ駆動部は、駆動源からの動力を送出しローラ25に伝達する。
ウェブシート23は、その一端が送出しローラ25の周面に巻かれ、他端部がニップ部33を経由して巻取りローラ26に巻かれた状態で定着装置20に装着される。そして、前記状態で装着されたウェブシート23は、加熱ローラ21に圧接する部分で加熱ローラ21をクリーニングする。即ち、加熱ローラ21が回転動作すると、加熱ローラ21の表面と静止状態のウェブシート23とが摺接する。加熱ローラ21の表面は、ウェブシート23の摺接部分によって清掃される。加熱ローラ21の周面の移動速度は、一例では600mm/秒である。
前記ウェブシート巻取りモータが停止すると、巻取りローラ26の巻取動作も停止する。このとき、ウェブシート23は、張力が加えられた状態で停止する。加熱ローラ21には、ウェブシート23の新たな部分が当接している。加熱ローラ21は、ウェブシート23の新たな当接部分、特に加熱ローラ21の周面の移動方向に対する上流側で清掃される。
さらにこの状態で、所定枚数の記録用紙がニップ部29を通過したら、前記マイクロコンピュータは、新たな巻取動作を実行する。ウェブシート23は、前記角度に応じた長さだけ巻取りローラ26に巻き取られる。使用状態において、上記所定枚数は、一例で5〜7枚であり、一回の巻き取り動作で巻き取る長さは、一例で0.5〜0.7mmである。ただし、加熱ヒータ28への通電が遮断され、それによって加熱ローラの表面温度が室温程度にまで低下する直前に、ニップ部33の幅に相当する長さだけウェブシート23を巻き取ることが好ましい。すなわち、画像形成装置50の電源が遮断されたか、あるいは省電力モードに遷移するときに、加熱ローラ21の表面温度が低下する前に、ニップ部33の全領域にウェブシート23の新たな部分を供給するように巻取り動作を実行することが好ましい。
このようにすれば、その後のウォームアップ中に加熱ローラ21が回転する際、低温で硬化したトナーがニップ部33に存在し、それよって加熱ローラ21の表面が傷つけられるといった事態が生じないようにできる。ニップ部33の幅は、一例で3〜4mmである。
以上のように、間欠的なウェブシート23の巻取りによって、清掃機構30の清掃能力の低下が抑制される。ウェブシート23が最終端に達するまで巻取りを繰り返すことにより、長期間にわたって清掃能力が維持される。
(逆転防止機構)
図2は、この発明に係る実施の形態を示し、圧接ローラ24の駆動部に設ける逆転防止機構の一例を示す説明図である。図2(a)は、圧接ローラの端部の構造を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)の矢印A方向からラチェット機構を見た側面図である。図2(a)に示すように、圧接ローラ軸24aの一端には、ラチェット機構のラッチであるラチェットギア41が取り付けられている。ラチェットギア41の外周にはギア41aが形成されている。そして、ギア41aに当接するように爪部材43が配置されている。爪部材43の支点部43bには、ネジリコイルバネ45が取り付けられており、これによって爪部材43の爪部43aが、ギア41aに当接するように付勢される。
図2(b)の矢印Pは、爪部43aが付勢される方向を示している。ラチェットギア41と爪部材43から構成されるラチェット機構40により、ラチェットギア41は、矢印R1の一方向のみに回転可能である。ラチェットギアと一体の圧接ローラ24も、同方向のみに回転可能である。前述のように、圧接ローラ24は、ウェブシート23の巻取りに伴って回転する従動ローラであり、矢印R1は、ウェブシート23の巻取り動作による回転方向と一致する。即ち、加熱ローラ21の周面の移動と逆の方向である。
ウェブシート23は、加熱ローラ21が回転すると、加熱ローラ21に当接する部分で周面の移動に沿う方向に摩擦による力を受ける。しかし、ウェブシート23の裏面に当接する圧接ローラ24には前述の逆転防止機構がある。このため、加熱ローラ21からの摩擦力でウェブシート23が巻取りと逆方向へ移動しようとしても、圧接ローラ24からの静摩擦力と巻取りローラ26側からのテンションによって、移動が阻止される。従って、ニップ部33の上流側に貯留したトナーは、ニップ部33内に侵入することなく、加熱ローラ21とウェブシート23との間に留まる。
なお、巻取りローラ26も、巻取りと逆方向への回転を阻止する逆転防止機構を有することが好ましい。これによって、巻取り動作中でないとき、ウェブシート23に対する巻取り方向への張力が維持される。巻取りローラ26の逆転防止機構は、前述の逆転防止機構40と同様、ラチェット機構によって実現可能である。
図3は、この発明の異なる実施の形態を示し、巻取りローラ26の駆動部に逆転防止機構を設けた例を示す説明図である。図3で、巻取りローラ駆動ギア67は、巻取りローラ26の軸にとりつけられており、巻取りローラ26と一体に駆動される。巻取りローラ26の駆動源は、ウェブシート巻取り駆動モータ69である。ウェブシート巻取り駆動モータ69のモータ出力軸69aには、ラチェットギア61がモータ軸69aと一体に取り付けられている。ラチェットギア61の外周にはギア61aが刻まれている。ギア61aは、巻取りローラ駆動ギア67とかみ合って、巻取りローラ26を駆動する。さらに、ギア61aには、ラチェット機構の爪部材63の爪部63aが当接し、巻取りと逆方向への回転を阻止する。爪部材63aは、その爪部63aがギア61aに当接してラチェット機構として機能するよう、支点部63bに配置されたネジリコイルバネ65によって付勢される。
図3のラチェット機構は、ギア61aが、ラッチとしての機能と、巻取りローラ26への駆動伝達とを兼ねている。しかし、このような態様ではなく、駆動伝達用のギアとラッチとがそれぞれ独立したギアであり、両者が同軸状に一体になった2段のギア状のものであってもよい。また、爪部材63が、モータ出力軸69aではなく、巻取りローラ駆動ギア67に当接するようにしてもよい。
以上の説明で、逆転防止機構はいずれもラチェット機構を用いている。しかし、逆転防止機構の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、公知の一方向クラッチを用いてもよい。ローラが一方向のみに回転可能であれば、その構造は限定されない。
図9は、この発明に係る逆転防止機構に一方向クラッチを用いた例を示す説明図である。図9(a)で、巻取りローラ26の軸26aの端部に一方向クラッチ91が取り付けられている。図9(a)に図示しないウェブシート巻取り駆動モータからの駆動は、図示しない伝達機構を経て、一方向クラッチ91の外周に取り付けられた巻取りローラ駆動ギア93に伝達される。これによって、巻取りローラ駆動ギア93は、矢印R4で示す方向に回転する。巻取りローラ駆動ギア93の回転は、一方向クラッチ91を介して巻取りローラ26の軸26aに伝達される。巻取りローラ駆動ギア93が矢印R4方向に回転すると、軸26aは、つられて同方向に回転する。一方、巻取りローラ駆動ギア93が静止した状態で、巻取りローラ26は、矢印R4の方向へ回転自在である。しかし、反対方向(矢印R5の方向)へは回転しない。これは、一方向クラッチ91の作用による。矢印R4が示す方向は、ウェブシート23の巻取り方向である。
図9(b)および図9(c)は、一方向クラッチ91の内部構造の一例を示す断面図である。図9(b)および図9(c)の一方向クラッチは、軸26aの外周に回転自在に嵌められた外輪91a、外輪91aの内周部に形成された凹部に収容されるコロ91bおよびスプリング91cから構成される。外輪91aは巻取りローラ駆動ギア93と一体に回転する。図9(b)は、外輪91aが、矢印R4方向へ回転する場合を示している。外輪がR4方向へ回転すると、スプリング91cの作用で、コロ91bは、外輪91aの内周部に形成された凹部の噛み合い位置に進み、凹部の内周面と軸26aの外周面とのくさび作用によって、軸26aに回転が伝達される。図9(b)は、外輪91aが静止し、軸26aが矢印R4方向へ回転する場合を示している。軸26aがR4方向へ回転すると、コロ91bは、外輪91aの内周面から離れ、軸26aは外輪91aに対して空転する。外輪91aは静止状態を保つ。
以上は、巻取りローラ26の逆転防止機構に一方向クラッチを用いる場合の例である。次に、圧接ローラ24の逆転防止機構に一方向クラッチを用いる場合を説明する。前述したように、圧接ローラには駆動機構は設けられていない。ウェブシート23の巻取りに伴って回転するだけである。そこで、圧接ローラ軸24aの端部に一方向クラッチを取り付け、一方向クラッチの外輪をフレームに固定すればよい。このようにすれば、圧接ローラ24は、ウェブシート23の巻取り方向のみに回転し、逆の方向には回転しない。
さらに、清掃機構30の送出しローラ駆動部が、解除可能な逆転防止機構を有していてもよい。図4は、この発明のさらに異なる実施の形態を示し、送出しローラ25の駆動部に、逆転防止機構を設けた構成を示す説明図である。図4で、ウェブシーと巻取り駆動モータ69のモータ出力軸69aには、巻取りローラ26へ駆動力を伝達するラチェットギア61のほかに、送出しローラへ駆動力を伝達するための送出しローラ駆動プーリー71が一体に取り付けられている。送出しローラ駆動プーリー71は、駆動ベルト73を介して送出しローラ駆動プーリー75に駆動力を伝達する。
送出しローラ駆動プーリー75は、送出しローラ25のローラ軸25aと一体に取り付けられている。さらに、ローラ軸25aには、逆転防止機構としてラチェットギア77が一体に取り付けられている。ラチェットギア77の外周にはギア77aが刻まれている。そして、爪部材79の爪部79aがギア77aに当接するようにその支点部79b付近に取り付けられたネジリコイルバネ78によって付勢されている。ネジリコイルバネ78は、請求項にいう付勢手段である。さらに、爪部材79は、リンク部材83を介して、ラチェットを解除するためのラチェット解除ソレノイド81のプランジャー81aに取り付けられている。ラチェット解除ソレノイド81は、請求項にいう爪部材駆動手段である。送出しローラ駆動部の逆転防止機構は、送出しローラ25が巻取り方向に回転するのを阻止する。
巻取り動作時、前記マイクロコンピュータは、ラチェット解除ソレノイド81に通電してラチェットを解除し、その後、ウェブシート巻取り駆動モータ69を回転させてウェブシート23を巻き取る。巻取り動作が終了し、ウェブシート巻取り駆動モータ69が停止した後、前記マイクロコンピュータは、ラチェット解除ソレノイド81への通電をオフする。このようにすれば、ウェブシート23の巻取り動作時以外は、送出しローラ25の巻取り方向への回転が阻止される。従って、ウェブシート23は、送出しローラ側から張力を受けた状態で維持される。そして、ウェブシート23が無駄に送り出されるのを防ぐことができる。
また、送出しローラ駆動プーリーB75は、ウェブシート23に適当なバックテンションを与えるように、ゆっくりとした速度で回転するようになっていてもよい。この場合、ウェブシート23が巻取られるテンションで送出しローラ25が回転すると、駆動ベルト73と送出しローラ駆動プーリーA71および/または送出しローラ駆動プーリーB75との間にすべりが生じ、バックテンションが発生する。また、このすべりは、送出しローラ25に巻かれたウェブシート23と巻取りローラ26に巻かれたウェブシート23との半径の比に応じて互いのローラの回転速度の比を調節する変速機構としての機能を果たす。
送出しローラの逆転防止機構は、特にニップ部29に記録用紙が挟まった状態で紙詰まりが発生した場合に有効である。ニップ部29に詰まった記録用紙を除去するために、ユーザーは露出している用紙の先端をつまんで引っ張る。その方向が、記録用紙の搬送と逆方向の場合、即ち、転写部側へ用紙が引き抜かれた場合、加熱ローラは印字中と逆方向に回転する。その結果、ウェブシート23は、巻取り方向に力を受ける。送出しローラ駆動部に逆転防止機構があれば、送出しローラ25の回転が阻止され、ウェブシート23は、送出しローラ側からの張力を受ける。その結果、ウェブシート23は、無駄に送り出されることがない。
図6は、この実施の形態の定着装置において、ニップ部33のウェブシート23が、加熱ローラ21から摩擦力を受け、その結果、若干の「タルミ」を生じる様子を示す説明図である。しかし、この発明によれば、圧接ローラ24には逆転防止機構があるので、ウェブシート23が加熱ローラ21の回転に伴って大きくズレてしまうといったことが生じない。
即ち、加熱ローラ21の回転に伴ってウェブシート23の巻取り方向と逆方向の力を受けても、圧接ローラ24は逆転しない。さらに、巻取りローラ26も逆転しないようになっておれば、ウェブシート23は、巻取りローラ側からの張力によって、さらに移動しにくくなる。従って、加熱ローラ21の周面が移動する方向に対し、ニップ部33の下流側に若干の「タルミ」が生じるものの、ウェブシート23が大きくズレ、ニップ部33の上流端に貯留したトナーがニップ部33の内部に入り込まない。さらに、送出しローラ25に逆転防止機構が設けられていれば、紙詰まり除去時に加熱ローラが逆方向に回転しても、ウェブシート23の無駄な送出しが阻止される。
図10は、この発明に係る巻取りローラの逆転防止機構と送出しローラの逆転防止機構とに、それぞれ一方向クラッチを用いた例を示す説明図である。図10(a)で、巻取りローラ26の駆動源は、ウェブシート巻取り駆動モータ69である。ウェブシート巻取り駆動モータ69はステッピングモータである。前記モータの駆動は、モータ出力軸69aに取り付けられた巻取りローラ駆動ギアA61から、それと係合する巻取りローラ駆動ギアB67に伝達される。巻取りローラ駆動ギアB67は、一方向クラッチ91の外輪91aと一体に回転する。一方向クラッチ91は、巻取りローラ駆動ギアB67がウェブシート23の巻取り方向に回転するとき、その駆動を巻取りローラ軸26aに伝達する。
また、図10(a)で、送出しローラ25の駆動源は、送出し駆動モータ95である。送出し駆動モータ95はステッピングモータである。前記モータの駆動は、モータ出力軸95aに取り付けられた送出しローラ駆動ギアA72から、それと係合する送出しローラ駆動ギアB76に伝達される。送出しローラ駆動ギアB76は、一方向クラッチ97の外輪97aと一体に回転する。一方向クラッチ97は、送出しローラ駆動ギアB76が静止しているとき、送出しローラ25がウェブシート23の送り出し方向に回転するのを阻止する。一方、送出しローラ駆動ギアB76がウェブシート23の送り出し方向に回転すると、ウェブシート23からの張力によって、送出しローラ軸25aが送出しローラ駆動ギアB76につれて回転するのを許容する。
図10(b)は、送出しローラ軸25aの延長線上の位置から送出しローラ駆動ギアB76を見たときの状態を示す説明図である。ローラ駆動ギアB76と、その内側にある一方向クラッチ97と、さらにその中心部にある送出しローラ軸25aとは、それぞれの中心が一致するよう同軸に配置されている。ウェブシート23の巻取り方向を、矢印R6で示している。一方向クラッチ97は、ローラ駆動ギアB76が静止状態のとき、送出しローラ軸25aが矢印R6に回転するのを阻止する。
ウェブシート巻取り駆動モータ69と送出し駆動モータ95とは、図示しないマイクロコンピュータによって、制御される。前記マイクロコンピュータは、所定のタイミングで、ウェブシート23を巻き取るために各モータを回転させる。このとき、ウェブシート23の巻き取り量に応じて、巻取りローラ26と送出しローラ25の回転速度を制御する。また、前記マイクロコンピュータは、ウェブシート23の巻取りをおこなわないとき、各モータを静止励磁するように制御してもよい。
以上の説明においては、清掃機構30が加熱ローラ21に設けられた場合を例に説明をしたが、同様の清掃機構30が加圧ローラ22の周囲に設けられ、加圧ローラ22の表面をクリーニングしてもよい。あるいは、加熱ローラ21と加圧ローラ22の両方にそれぞれ設けられてもよい。図7は、この発明のさらに異なる実施形態であり、加熱ローラ21の清掃機構30に加えて、加圧ローラの清掃機構130が設けられた定着装置20の例を示す説明図である。加圧ローラの清掃機構130は、加圧ローラのウェブシート123、圧接ローラ124、送出しローラ125、巻取りローラ126からなる。圧接ローラ124は、オイル吸収層127、ローラ芯体131、ローラ弾性部132からなる。
(画像形成装置の構成例)
図5は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。
本画像形成装置50は、外部から伝達された画像データに応じて、所定の記録用紙(シート)に対してモノクロ画像を形成するものである。図示すように、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器4、クリーナユニット5、定着ユニット(定着装置)20と、用紙搬送路7、給紙トレイ8a〜8dおよび排紙トレイ9等より構成されている。
帯電器4は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段であり、図5に示すようにチャージャー型の帯電器4が用いられている。しかし、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット1は、図5に示すようにレーザ照射部11a、11bおよび反射ミラー12a、12bを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)を用いている。しかし、この手法のほかに、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法もある。本装置は高速印字処理を行う為に、複数のレーザ光を利用し、照射タイミングの高速化を低減する手法を採用し、2ビーム手法を採用している。露光ユニット1は、帯電器4によって均一に帯電された感光体ドラム3に入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に、画像データに応じた静電潜像を形成するものである。
現像器2は感光体ドラム3上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化する。
クリーナユニット5は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。回収されたトナー(廃トナー)は、画像形成装置50の背面側にある、図示しない廃トナー搬送路を経て廃トナー容器52に収容される。
画像形成装置50は、制御部として機能する図示しない制御基板を含む。前記制御基板は、マイクロコンピュータ、ROM、RAM、不揮発性メモリ、入力回路、出力回路を含んで構成される。ROMは、マイクロコンピュータが実行する制御プログラムを格納する。RAMは、マイクロコンピュータにワークエリアを提供する。不揮発性メモリは、制御データを保持する。入力回路は、画像形成装置50内の各部の検知手段からの信号が入力される回路である。検知手段の一例は、用紙搬送路7中に設けられ、紙詰まりを検知する紙詰まりセンサである。出力回路は、画像形成装置の各部を動作させるためのアクチュエータやモータなどの負荷を駆動する回路である。前記モータは例えば、定着ユニット20を駆動するための図示しない定着駆動モータである。また、前記負荷の一例は、定着ユニット20内の定着ローラを加熱するためのヒータである。
感光体ドラム3上に形成された静電潜像は、現像器2によって帯電トナーを用いて顕像化される。即ち、感光体ドラム3上にトナー画像が形成される。前記トナー画像は、転写機構10(本装置では転写ベルトユニット)によって、用紙上に転写される。転写機構10は、帯電したトナーを吸引する極性の電圧を用紙背面側の転写ベルトに印加する。これによって、感光体ドラム3上のトナー画像が用紙上に転写される。例えば、トナー画像が(−)極性の電荷を有している時、転写ベルトへの印加電圧は(+)極性の電圧である。
本装置の転写機構10には、転写ベルト駆動ローラ10a、転写ベルト従動ローラ10b及び他のローラで架橋され、所定の抵抗値(1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト10cが配置されている。さらに、前記感光体ドラム3と転写ベルト10cの接触部10dには前記駆動、従動ローラとは異なった導電性で転写電界を印加することが可能な弾性導電性ローラ10eが配置されている。転写機構10で用紙上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット20に搬送される。
定着ユニット20は、図1に対応するものであり、加熱ローラ21、加圧ローラ22を備えている。加熱ローラ21の外周部にはクリーニング部材30、用紙剥離爪35が配置されている。さらに、図示しないが、ローラ表面温度検出部材(サーミスター)が配置されている。また、その内周部には加熱ローラ表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする加熱ヒータ28が配置されている。他方、加圧ローラ22は、その両端部に図示しない加圧部材が配置されている。
給紙トレイ8a〜8dは、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイである。本装置では、画像形成部の下側、および側壁面に設けられている。本装置は、高速印字処理を行う事を目的とする為、多量のシートが蓄積できるようになっている。詳細には、画像形成部の下方に配置される給紙トレイ8a、8bには、それぞれに1500枚のシートが収納可能である。また、給紙トレイ8a、8bの下方に配置される給紙トレイ8c、8dには、それぞれに500枚のシートが収容可能である。他方、装置の側面には、給紙トレイ8よりもさらに多量のシートが収納可能な大容量給紙カセット8e、並びに、主として、種々の種類のシートや不定型サイズのシートへの印字のために用いる手差しトレイ8fが配置されている。
排紙トレイ9は、装置の手差しトレイ8fとは反対側の側面に配置されている。しかし、排紙トレイ9に変わって、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理等々)、複数段排紙トレイをオプションとして配置する事も可能な構成となっている。
最後に、前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得ることは明らかである。そのような変形例は、この発明の特徴及び範囲に属さないと解釈されるべきものではない。本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更とが含まれることが意図される。
本発明の実施の形態としての定着装置20の構成を簡略化して示す概略断面図である。 この発明に係る実施の形態を示し、圧接ローラ24の駆動部に設ける逆転防止機構の一例を示す説明図である。 この発明の異なる実施の形態を示し、巻取りローラ26の駆動部に逆転防止機構を設けた例を示す説明図である。 この発明のさらに異なる実施の形態を示し、送出しローラ25の駆動部に、逆転防止機構を設けた構成を示す説明図である。 この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。 この実施の形態の定着装置において、ニップ部33のウェブシート23が、加熱ローラ21から摩擦力を受け、その結果、若干の「タルミ」を生じる様子を示す説明図である。 この発明のさらに異なる実施形態であり、加熱ローラ21の清掃機構30に加えて、加圧ローラの清掃機構130が設けられた定着装置20の例を示す説明図である。 従来のウェブクリーニング方式の定着クリーニング機構201の構成を簡略化して示す図である。 この発明の定着装置に係る逆転防止機構に、一方向クラッチを用いた例を示す説明図である。 この発明に係る巻取りローラの逆転防止機構と送出しローラの逆転防止機構とに、それぞれ一方向クラッチを用いた例を示す説明図である。
符号の説明
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体、感光体ドラム
4 帯電器
5 クリーナユニット
7 用紙搬送路
8a、8b、8c、8d 給紙トレイ
8e 大容量給紙カセット
8f 手差しトレイ
9 排紙トレイ
10 転写機構、転写ベルトユニット
10a 転写ベルト駆動ローラ
10b 転写ベルト従動ローラ
10c 転写ベルト
10d 接触部
10e 弾性導電性ローラ
11a、11b レーザ照射部
12a、12b 反射ミラー
20 定着装置、定着ユニット
21 加熱ローラ
22 加圧ローラ
23、123 清掃部材、ウェブシート
23a、123a ウェブシートの未使用部分
24、124 圧接ローラ
24a 圧接ローラ軸
25、125 送出しローラ
25a 送出しローラ軸
26、126 巻取りローラ
26a 巻取りローラ軸
27、127 オイル吸収層
28 加熱ヒータ
29 ニップ部
30、130 クリーニングユニット、清掃機構
31、131 ローラ芯体
32、132 ローラ弾性部
33 圧接領域、ニップ部
35 用紙剥離爪
40、60 ラチェット機構、逆転防止機構
41、77 ラチェットギア、ラッチ
41a、61a ギア
43,63、79 爪部材
43a、63a、79a 爪部
43b、63b、79b 支点部
45、65、78 ネジリコイルバネ
50 画像形成装置
52 廃トナー容器
61 巻取りローラ駆動ギアA、ラチェットギア
67 巻取りローラ駆動ギアB
69 ウェブシート巻取り駆動モータ
69a モータ出力軸
71 送出しローラ駆動プーリーA
72 送出しローラ駆動ギアA
73 駆動ベルト
75 送出しローラ駆動プーリーB
76 送出しローラ駆動ギアB
81 ラチェット解除ソレノイド
81a プランジャー
83 リンク部材
91、97 一方向クラッチ
91a 外輪
91b コロ
91c スプリング
93 巻取りローラ駆動ギア
95 送出し駆動モータ
95a モータ出力軸

Claims (11)

  1. 記録用紙を挟持しながら加熱する1対の加熱ローラおよび加圧ローラと、
    帯状の巻取り可能な清掃部材を送り出す送り出しローラと、
    送り出された清掃部材を加熱ローラまたは加圧ローラの表面に圧接する圧接ローラと、
    圧接ローラで圧接された清掃部材の巻取りを行う巻取りローラと、
    清掃部材の巻取り方向と逆方向への圧接ローラの回転を阻止する逆転防止機構とを備えることを特徴とする清掃機構付き定着装置。
  2. 前記清掃部材の巻取り方向と逆方向への巻取りローラの回転を阻止する逆転防止機構をさらに備える請求項1記載の定着装置。
  3. 送出しローラは、間欠的に清掃部材を送出するものであり、
    前記清掃部材を送り出さないときに前記清掃部材の巻取りの方向への送出しローラの回転を阻止し、清掃部材の巻取り時に巻取り方向への送出しローラの回転を可能にする解除機構付き逆転防止機構をさらに備える請求項1記載の定着装置。
  4. 圧接ローラの逆転防止機構は、圧接ローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアを含んでなるラチェット機構で構成される請求項1記載の定着装置。
  5. 圧接ローラの逆転防止機構は、圧接ローラの軸に直結あるいは連結される一方向クラッチで構成される請求項1記載の定着装置。
  6. 巻取りローラの逆転防止機構は、巻取りローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアを含んでなるラチェット機構で構成される請求項2記載の定着装置。
  7. 巻取りローラの逆転防止機構は、巻取りローラと巻取りローラの駆動源との間に配置される一方向クラッチで構成される請求項2記載の定着装置。
  8. 送出しローラの送出し防止機構は、送出しローラの軸に直結あるいは連結されるラチェットギアと、前記ギアと噛合し得る爪部材と、爪部材を前記ラチェットギアと噛合わせあるいは噛合わせないようにする解除機構とを含んでなる解除可能なラチェット機構である請求項3記載の定着装置。
  9. 前記解除機構は、爪部材をラチェットギアと噛み合わせるように付勢する付勢手段と、付勢手段による付勢に抗して爪部材をラチェットギアから離間させるように駆動する爪部材駆動手段とを含んでなり、
    爪部材駆動手段は、清掃部材の巻取りが行われる間、爪部材を駆動して巻取りローラの巻取り方向への回転を可能にする請求項8記載の定着装置。
  10. 送出しローラの逆転防止機構は、送出しローラと送出しローラの駆動源との間に配置される一方向クラッチで構成される請求項3記載の定着装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一つに記載の定着装置を備えてなる画像形成装置。
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