JP2003255746A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2003255746A
JP2003255746A JP2002053362A JP2002053362A JP2003255746A JP 2003255746 A JP2003255746 A JP 2003255746A JP 2002053362 A JP2002053362 A JP 2002053362A JP 2002053362 A JP2002053362 A JP 2002053362A JP 2003255746 A JP2003255746 A JP 2003255746A
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JP
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tape
heating roller
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printing rate
image forming
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JP2002053362A
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Hiroshi Matsumoto
浩 松本
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ローラのクリーニング性能の向上、クリ
ーニングテープの効率的使用が可能な画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 未定着のトナーを有する転写紙を加熱ロ
ーラと加圧ローラに挟持搬送し定着し、前記加熱ローラ
の表面をテープでクリーニングするクリーニング機構を
含む定着手段を備えた画像形成装置において、画像形成
時に印字領域における印字面積と非印字面積の割合で表
される印字率を求める印字率算出手段と、算出された印
字率に基づき前記転写紙の所定定着搬送距離における前
記テープの繰り出し量を演算するテープ繰り出し量演算
手段と、前記テープを前記加熱ローラの表面に摺動させ
ながら繰り出すテープ繰り出し手段と、印字率に基づき
テープの繰り出し量を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置および
画像形成方法に関し、特に、定着手段における加熱ロー
ラの表面清掃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、未定着のトナーを有する転写
紙を加熱ローラと加圧ローラに挟持搬送して定着し、さ
らに、加熱ローラの表面をテープでクリーニングするク
リーニング機構を含む定着手段を設けた画像形成装置が
あり、この時のテープの繰り出し量は印字率に関係なく
一定となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成時に印字率が高い原稿を例えば連続コピーする場合、
未定着のトナーを多く定着するので、加熱ローラに付着
するトナーが多くなるがクリーニングするテープの繰り
出しが印字率に関係なく一定では十分なクリーニングが
行われ難い。例えば、テープにトナーが堆積してしま
い、加熱ローラの表面に傷が付きやすく、また、トナー
のすり抜け等が発生しやすい。
【0004】また、逆に印字率が低い原稿を例えば連続
コピーする場合、あまりトナーが加熱ローラに付着しな
いのも係わらずテープの繰り出し量が一定であると、テ
ープに殆どトナー等が付着しないにも係わらず搬送され
るので効率が悪いという問題もある。
【0005】本発明の目的は、定着装置の加熱ローラに
付着するトナー等のクリーニング性能の向上、クリーニ
ングするテープの節約、および良好な定着が可能な画像
形成装置、および画像形成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の手段
のいずれかにより達成できる。即ち、 (1)未定着のトナーを有する転写紙を加熱ローラと加
圧ローラに挟持搬送して定着し、前記加熱ローラの表面
をテープでクリーニングするクリーニング機構を含む定
着手段を備えた画像形成装置において、画像形成時に印
字領域における印字面積と非印字面積の割合で表される
印字率を求める印字率算出手段と、算出された印字率に
基づき前記転写紙の所定定着搬送距離における前記テー
プの繰り出し量を演算するテープ繰り出し量演算手段
と、前記テープを前記加熱ローラの表面に摺動させなが
ら繰り出すテープ繰り出し手段と、前記印字率に基づき
テープの繰り出し量を制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0007】(2)未定着のトナーを有する転写紙を加
熱ローラと加圧ローラに挟持搬送して定着し、前記加熱
ローラの表面をテープでクリーニングする画像形成方法
において、画像形成時に印字領域における印字面積と非
印字面積の割合で表される印字率を求め、算出された印
字率に基づき前記転写紙の所定定着搬送距離における前
記テープの繰り出し量を演算し、前記テープを前記加熱
ローラの表面に摺動させながら印字率に基づきテープの
繰り出し量を制御して前記加熱ローラをクリーニングす
ることを特徴とする画像形成方法。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態に係わる一実施形態の
画像形成装置および画像形成方法について図面を参照し
て説明する。図1は実施の形態に係わる画像形成装置の
全体構成を示す図である。
【0009】図1において、画像形成装置100の上部
には、原稿Gが載置される原稿載置板101が設けられ
ている。この原稿Gは、露光ランプ110と一体に移動
するミラー111と、このミラー111の移動距離の半
分を移動するV型に構成されたミラー112、113
と、結像レンズ114と、CCD115とで読み取られ
る。
【0010】ドラム状の感光体102の外周には、帯電
器103、現像器104、転写器105、分離器106
およびクリーニング装置107が各々動作順に配置され
ている。
【0011】CCD115で読み取られたデジタル画像
データは、図示しないレーザから出射されるレーザ光に
重畳され、ポリゴンミラー116により走査される。走
査されたレーザ光は、ミラー117、118により反射
され、fθレンズ119、シリンドリカルレンズ12
0、ミラー121を介して、感光層面に帯電器103で
電荷が付与された感光体102を露光し、静電潜像を形
成する。
【0012】次に、現像器104で静電潜像を現像し、
感光体102の感光層面にトナー画像による可視像を形
成する。更に、画像形成装置100の下方位置には、上
下方向に両面複写用給紙ユニット130と、給紙ユニッ
ト140、150及び160とが配置されており、給紙
ユニット140、150及び160には通常、異なるサ
イズの記録媒体としての転写紙Pが収納されている。
【0013】例えば、給紙ユニット140内に収納され
た転写紙Pが選択されると、転写紙Pを給紙ローラ14
1にて1枚のみ給紙し、この転写紙Pを搬送ローラ14
2により搬送する。
【0014】同様にして、給紙ユニット150又は16
0内に収納された転写紙Pが選択されると、転写紙Pを
給紙ローラ151又は161にて1枚のみ給紙し、この
転写紙Pを搬送ローラ152又は162等により搬送す
る。
【0015】そして、転写紙Pは、搬送路170をトナ
ー画像が形成された感光体102方向に搬送される。そ
して、転写紙Pはレジストローラ対300で一旦停止さ
せられ、感光体102に形成されたトナー画像と転写紙
Pとが一致するようにして給紙が行われる。
【0016】次に、感光体102のトナー画像が転写器
105により転写紙Pに転写され、この転写紙Pは分離
器106により感光体102面より分離される。そし
て、転写紙Pは搬送装置173で定着手段180に搬送
される。
【0017】定着手段180は加熱ローラ181と加圧
ローラ182およびクリーニング機構とを備えており、
転写紙Pのトナー画像が加熱ローラ181と加圧ローラ
182とにより転写紙Pに安定に定着した状態にされ
る。なお、クリーニング機構は加熱ローラ181の表面
をクリーニングする。定着が完了した転写紙Pは排紙案
内ローラ174により排紙される。片面複写の場合は排
紙切換部材175が下降し、そのまま排紙トレイ176
に転写紙Pが排紙される。
【0018】両面複写の場合は排紙切換部材175が上
昇し、転写紙案内部177が開放され、転写紙Pは下方
向に搬送される。更に、搬送機構178により転写紙P
は下方に搬送され、転写紙反転部179によりスイッチ
バックさせられ、転写紙Pの後端部は先端部となって両
面複写用給紙ユニット130内に搬送される。転写紙P
は両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ベル
ト131で給紙方向に移動し、給紙ローラ132で転写
紙Pを再給紙し、転写紙Pを搬送路170に案内する。
再び、上述したように感光体102方向に転写紙Pを搬
送し、転写紙Pの裏面にトナー画像を転写し、定着手段
180で定着した後、排紙トレイ176に排紙する。
【0019】次に、定着手段に形成されたクリーニング
機構について説明する。図2は図1のクリーニング機構
を有する定着手段の構成を示す図、図3はテープ繰り出
し量に関する説明図である。
【0020】図2、図3に示すように、クリーニング機
構190は加熱ローラ181の表面をクリーニングする
機構である。
【0021】印字率算出手段201は画像形成時に印字
領域における印字面積と非印字面積の割合で表される印
字率を求める手段である。
【0022】ここで印字率とは、ドキュメントの各ペー
ジにおける印字領域内で、全く印字にない白紙の状態を
印字率0%とし、完全に印字で埋め尽くされている状態
を100%とし、印字領域における印字面積と非印字面
積の割合として定義する。例えば、白一色の画像は印字
率0%であり、全領域が白以外の単一色のベタ画像、ま
たは白色部分の無いビクトリアルな画像は印字率100
%であり、印字領域内の半分の面積が白色部分の無いビ
クトリアルな画像で残りが白色画像の場合は印字率50
%である。
【0023】テープ繰り出し量演算手段202は印字率
に基づき転写紙の所定定着搬送距離におけるテープの繰
り出し量を演算する。例示すると、プロセス線速を28
0mm/s、感光体の負帯電OPCを外径80mm、ス
コロトロン方式の帯電電圧−750V、露光の半導体レ
ーザーの出力を490μm、負帯電トナー、接触式現像
で、現像バイアス−600V、転写がコロトロン方式正
放電、分離がコロトロン方式負放電・AC重畳、定着は
ヒートローラ方式とし、印字率をH(%)とし、テープ
繰り出し量をX(mm)として、A4判サイズにおける
短辺寸法Lを搬送させる場合、テープ繰り出し量は下記
の式により求められる。例えば、印字率が10%の場合
は、繰り出し量はX=0.02mmとなる。
【0024】 X=0.15mm×(H/100)+0.005mm テープ繰り出し手段203は、テープTを加熱ローラ1
81の表面に摺動させながら繰り出す手段であり、詳し
くは、繰り出しローラ197から繰り出されたテープT
は、巻き取りローラ194に巻き取られる。なお、巻き
取りローラ194に巻かれるテープのロール径が大きく
なってくると、1回のソレノイドの作動による移動量が
異なってくるが、図示しない公知の方法により補正され
るようになっている。
【0025】テープTは支持体上に織られていない不織
布をつけたものである。例えば、不織布としては一般的
に使用される綿、レーヨン、ポリエステル、ポリプロピ
レン、ナイロン等が好ましく使用される。繰り出しロー
ラ197と巻き取りローラ194の間に押圧ローラ19
6が設けられ、テープを加熱ローラに押圧する。テープ
Tの移動により加熱ローラ181の表面が清掃されるよ
うになっている。
【0026】制御手段200は、クリーニング機構19
0を制御して、加熱ローラ181の表面を清掃するよう
に制御する。
【0027】次に、加熱ローラのクリーニング機構の作
用について図1、図2を参照して説明する。最初に、原
稿の画像情報を読み取り、レーザーにより感光体102
に画像を書き込む。同時に、画像形成時の1ページ分の
印字率を求め、テープTの繰り出し量を求める。
【0028】次に、ソレノイド191を駆動し、鉄芯1
92が圧縮バネ192aに抗して矢印方向に作動する。
すると、鉄芯192に軸支された送り爪193が作動
し、ラチェット歯車194aが送られ、ラチェット歯車
194aと一体の巻き取りローラ194が回動する。な
お、巻き取りローラ194は逆転防止爪195により逆
転防止される。上記の動作を複数回繰り返す。次に、巻
き取りローラ194が所定量回動すると、繰り出しロー
ラ197からのテープTが押圧ローラ196により圧接
された状態で所定量繰り出され、加熱ローラ181の表
面に付着したトナー等を清掃するようになっている。
【0029】以上のように、印字率の違いによりテープ
の繰り出し量を変化させるので、加熱ローラのクリーニ
ング性能の向上、テープの効率的使用が可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明の画像形成装置および画像形成方
法によれば、定着手段の加熱ローラに付着するトナー等
のクリーニング性能の向上、クリーニングするテープの
節約等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係わる画像形成装置の全体構成を
示す図である。
【図2】図1のクリーニング機構を有する定着手段の構
成を示す図である。
【図3】テープ繰り出し量に関する説明図である。
【符号の説明】
180 定着手段 181 加熱ローラ 182 加圧ローラ 190 クリーニング機構 200 制御手段 201 印字率算出手段 202 テープ繰り出し量演算手段 203 テープ繰り出し手段 T テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未定着のトナーを有する転写紙を加熱ロ
    ーラと加圧ローラに挟持搬送して定着し、前記加熱ロー
    ラの表面をテープでクリーニングするクリーニング機構
    を含む定着手段を備えた画像形成装置において、画像形
    成時に印字領域における印字面積と非印字面積の割合で
    表される印字率を求める印字率算出手段と、算出された
    印字率に基づき前記転写紙の所定定着搬送距離における
    前記テープの繰り出し量を演算するテープ繰り出し量演
    算手段と、前記テープを前記加熱ローラの表面に摺動さ
    せながら繰り出すテープ繰り出し手段と、前記印字率に
    基づきテープの繰り出し量を制御する制御手段と、を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記テープは支持体上に織られていない
    不織布をつけたものであることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 未定着のトナーを有する転写紙を加熱ロ
    ーラと加圧ローラに挟持搬送して定着し、前記加熱ロー
    ラの表面をテープでクリーニングする画像形成方法にお
    いて、画像形成時に印字領域における印字面積と非印字
    面積の割合で表される印字率を求め、算出された印字率
    に基づき前記転写紙の所定定着搬送距離における前記テ
    ープの繰り出し量を演算し、前記テープを前記加熱ロー
    ラの表面に摺動させながら印字率に基づきテープの繰り
    出し量を制御して前記加熱ローラをクリーニングするこ
    とを特徴とする画像形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065001A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7630675B2 (en) 2006-06-05 2009-12-08 Sharp Kabushiki Kaisha Fuser unit with cleaning mechanism and image forming apparatus having the same

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