JP3507789B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3507789B2
JP3507789B2 JP2000333316A JP2000333316A JP3507789B2 JP 3507789 B2 JP3507789 B2 JP 3507789B2 JP 2000333316 A JP2000333316 A JP 2000333316A JP 2000333316 A JP2000333316 A JP 2000333316A JP 3507789 B2 JP3507789 B2 JP 3507789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
document
transfer
paper
trailing edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000333316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002139975A (ja
Inventor
信也 青野
雄一郎 竹村
晃宏 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2000333316A priority Critical patent/JP3507789B2/ja
Publication of JP2002139975A publication Critical patent/JP2002139975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507789B2 publication Critical patent/JP3507789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、A0やA1サイズ
などの大サイズの原稿をスキャナで読み取り、電子写真
プロセスを用いて画像形成する画像形成装置(ディジタ
ル複写機)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、A0やA1サイズなどの大サ
イズの原稿の複写が可能な画像形成装置では、SELF
OC(商品名)などの正立等倍系のレンズアレイを撮像
光学系として用い、撮像光学系の物体(原稿)側焦点位
置を原稿読み取り位置とし、像側焦点位置にCCDなど
の1次元固体撮像素子を配置し、一定速度で原稿を搬送
することにより、原稿上の画像データを固体撮像素子を
用いて読み取るように構成されている。 【0003】この画像データ読み取り動作と同期して感
光体ドラムの回転及び転写用紙の搬送を行い、LEDア
レイなどの露光装置を用いて感光体ドラムの表面を露光
し、感光体ドラム上に形成された潜像をトナーで現像す
る。感光体ドラム上に形成されたトナー像を、転写用紙
の上に転写し、転写用紙上に定着することにより原稿の
複写を行う。 【0004】上記大型の画像形成装置では、転写用紙の
収納スペースを小さくするため、ロール状に巻回された
転写用紙を原稿サイズに合わせて切断しながら使用す
る。そのため、原稿読み取り位置に対して原稿の搬送方
向の上流側には、原稿の先端及び後端の通過を検出する
センサが設けられており、原稿の先端がセンサの位置を
通過したことを検出してから所定時間経過後に転写用紙
の供給を開始し、同様に原稿の後端がセンサの位置を通
過したことを検出してから所定時間経過後に転写用紙を
切断する。 【0005】一方、上記大型の画像形成装置では、原稿
上の画像データを一旦固体撮像素子を用いて読み取るた
め、読み取った画像データに所定の処理を施すことによ
り、画像の拡大及び縮小が可能である。例えば原稿を縮
小複写する場合、原稿の搬送方向に直交する主走査方向
については、固体撮像素子で読み取った画素データを間
引くなどの処理を施すことにより、画像の主走査方向の
寸法を縮小することができる。また、原稿の搬送方向で
ある副走査方向に関しては、原稿の搬送速度を縮小率に
応じて速くすることにより、副走査方向の画像の寸法を
縮小することができる。なお、原稿を拡大複写する場合
は、不足する画素データを補完処理によって補充するこ
とにより、各方向の画像の寸法を拡大することができ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成時
に感光体ドラムは連続的に回転しており、これに伴っ
て、画像形成部分での転写用紙は連続的に搬送される。
これに対して、転写用紙を搬送しながら転写用紙を切断
すると、用紙の切断面が用紙搬送方向に対して斜めにな
る。これを防止するため、転写用紙の搬送を一定時間停
止し、その間に転写用紙を切断する必要がある。従っ
て、転写用紙の切断の直前に、転写用紙の搬送開始のタ
イミングなどを制御するレジストローラを境にして、転
写用紙の搬送方向の上流側すなわちカッタを含む転写用
紙供給部における搬送速度を、下流側すなわち画像形成
部における搬送速度よりも速くし、レジストローラと転
写前ローラとの間で転写用紙のループ(たるみ又は余
裕)を形成するように構成されている。このように、転
写用紙を切断するために一定の時間を要するため、転写
用紙を複写される原稿のサイズに合わせて切断するに
は、原稿の後端を早期に検出する必要があり、原稿読み
取り位置に対して原稿の搬送方向のかなり上流側に原稿
後端検出センサを設置しなければならず、画像形成装置
の原稿読み取り部の大きさが原稿搬送方向に大きくなら
ざるを得ないという問題点を有していた。 【0007】また、上記構成の画像形成装置で画像を読
み取る場合、画像読み取り中を通して原稿の搬送速度を
一定に維持する必要がある。一方、一般的に原稿搬送機
構は、原稿表面に接触して摩擦力により原稿を搬送する
ローラと、駆動力を発生させるためのモータと、モータ
の駆動力をローラに伝達するための歯車列やベルト及び
プーリなどで構成されている。そのため、原稿搬送速度
を一定に維持するために、モータとしてステッピングモ
ータなどの定速モータが使用されている。 【0008】ところが、上記従来の画像形成装置で拡大
又は縮小複写する場合、原稿の搬送速度を拡大率又は縮
小率に応じて変化させる必要があるが、原稿搬送速度を
変化させつつ、変化後の速度を一定に維持することは非
常に困難であるという問題点を有していた。 【0009】さらに、原稿後端検出センサの位置と転写
用紙を切断するカッタの相対的な位置のずれにより、画
像が複写された転写用紙の後端に余分な余白が生じると
いう問題点を有していた。すなわち、従来の画像形成装
置では、原稿の搬送速度と転写用紙の搬送速度が等しい
等倍複写の場合を基準にして、センサが原稿の後端の通
過を検出してから、センサの位置とカッタの位置の相対
的な位置ずれ量に相当する距離を転写用紙が搬送される
時間だけ遅らせてカッタを動作させている。ところが、
原稿を縮小する場合は原稿の搬送速度を転写用紙の搬送
速度よりも速くするので、等倍複写の場合と同じタイミ
ングでカッタを作動させると、切断された転写用紙の副
走査方向の寸法が複写される画像の副走査方向の寸法よ
りも長くなり、画像が複写された転写用紙の後端に余白
が生じるという問題点を有していた。 【0010】このような現象を防止するために、原稿の
先端及び後端の通過をセンサで検出し、原稿の先端及び
後端がセンサの位置を通過した時間と原稿の搬送速度か
ら原稿の搬送方向(副走査方向)の寸法を演算し、演算
結果に従って転写用紙を所定の寸法に切断することも不
可能ではない。ところが、原稿の後端の通過をセンサで
検出してからカッタを作動させるまでの間に原稿の寸法
を演算しなければならないため、原稿寸法の演算時間を
稼ぐためには、上記の場合と同様に、原稿の後端の通過
を検出するためのセンサを原稿読み取り位置から原稿の
搬送方向の相当上流側に設けなければならず、画像形成
装置の原稿搬送方向の寸法が大きくなるという問題を生
じる。 【0011】一方、上記従来の画像形成装置では、原稿
の画像データを一旦固体撮像素子で読み取るため、先に
原稿全体を走査して原稿上の全画像データを読み取り、
メモリに保存した後、読み取った画像データを用いて転
写用紙上に画像を形成することも考えられる。この場
合、原稿全体を走査しているため、副走査方向における
原稿の寸法を演算することができ、演算結果に従って転
写用紙を所定の寸法に切断することができる。ところ
が、上記画像形成装置で複写される原稿は一般的にA0
やA1などの大サイズであり、原稿を読み取るだけでも
相当の時間を必要とする。さらに、画像を形成する際に
もほぼ同様の時間を必要とする。その結果、1枚の原稿
を複写するのに必要な時間が長くなり、複写速度が非常
に遅くなるという問題を生じる。また、画像データを保
存するための大容量メモリも必要であり経済的ではな
い。 【0012】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、装置を大型化することな
く、画像の読み取りから出力までの処理時間を長くする
ことなく、原稿を縮小複写しても画像が複写された転写
用紙の後端に余白が生じることがない画像形成装置を提
供することを目的としている。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、固定された撮像光学系
と、前記撮像光学系の像側焦点位置に設けられた撮像素
子と、前記撮像光学系の物体側焦点位置に設定された画
像読み取り位置に対して原稿を第1速度で搬送する原稿
搬送機構と、原稿の後端を検出する原稿後端検出センサ
とを含む画像読み取り部と、表面を露光されることによ
り潜像を形成する感光体と、前記撮像素子により得られ
た画像データを用いて前記感光体表面を露光する露光装
置と、前記感光体表面に形成された潜像をトナーにより
現像する現像装置と、前記感光体表面のトナー像を転写
用紙上に転写する転写装置と、転写用紙上に転写された
トナー像を転写用紙上に定着させる定着装置とを含む画
像形成部と、ロール状に巻回された転写用紙を前記第1
速度よりも遅い第2速度で搬送する用紙搬送機構と、前
記原稿後端検出センサからの検出信号を用いて転写用紙
の用紙搬送方向における寸法を所定寸法に切断する用紙
切断機構とを含む給紙部と、前記撮像素子により得られ
た画像データに所定の処理を加えることにより画像を拡
大又は縮小して形成可能な制御部とを具備し、前記画像
読み取り部により読み取り可能な原稿搬送方向の最大寸
法をL、前記第1速度をA、前記第2速度をB、変倍率
をC(%)、動作安定に要する時間をSとして、前記画
像読み取り部による原稿読み取り開始から以下の式で表
所定時間経過後に前記給紙部による転写用紙の搬送
を開始し、 X=(L/A+S)−(L×C/100/B) ・・・ (1) 原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過するよりも
前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端を検出し
た場合、原稿後端を検出した時点から転写用紙の搬送を
開始し、原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過す
るよりも前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端
を検出しなかった場合、前記所定時間X経過時に転写用
紙の搬送を開始する ことを特徴とする。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の一実施形
態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実
施形態に係るディジタル複写機のうち、特に画像読取装
置50として機能する部分の主要部の構成を示す断面図
である。 【0015】ディジタル複写機1のハウジング10の上
面は原稿搬送面11として使用され、原稿2を図中右か
ら左に所定速度で搬送するための原稿搬送機構20が設
けられている。なお、以下の説明において、原稿2の搬
送方向を副走査方向と称し、副走査方向に直交する方向
を主走査方向と称する。 【0016】原稿搬送機構20は、ハウジング10に対
して開閉可能なカバー21と、カバー21の内側に設け
られた2つの従動ローラ22、24及び白基準ローラ2
3と、ハウジング10の内側に設けられ、従動ローラ2
2及び24と当接する2つの駆動ローラ25及び26
と、各駆動ローラ25及び26をそれぞれ等速度で同じ
方向に回転駆動するためのモータ及び歯車列(図示せ
ず)などで構成されている。原稿搬送用モータ(図示せ
ず)の駆動力は、直接駆動ローラ25及び26に伝達さ
れるので、駆動ローラ25と従動ローラ22及び駆動ロ
ーラ26と従動ローラ24との間に原稿2を挟持するこ
とにより、駆動ローラ25の駆動力により原稿2の搬送
を可能とする。また、原稿搬送用モータの駆動を停止す
ると、駆動ローラ25の回転駆動も停止するので、原稿
2の給紙が停止される。 【0017】ハウジング10の原稿搬送面11のうち、
白基準ローラ23と対向する部分には撮像ユニット30
が設けられている。撮像ユニット30は、ハウジング1
0の原稿搬送面11と同面のコンタクトガラス31と、
コンタクトガラス31のうち、白基準ローラ23と対向
する原稿読み取り領域Aを照明するための光源32と、
原稿読み取り領域Aを通過する原稿の像を所定の位置に
結像させるための撮像光学系33と、撮像光学系33の
結像位置に設けられたCCDなどの撮像素子34と、コ
ンタクトガラス31、光源32、撮像光学系33及び撮
像素子34を保持するためのフレーム35などで構成さ
れている。 【0018】光源32は、例えば直管蛍光灯などの主走
査方向の長さが副走査方向の長さよりも長い発光面を有
する細長い発光体であり、その軸が主走査方向に対して
ほぼ平行になるように配置されている。撮像光学系33
は、例えばSELFOC(商品名)などの正立等倍系の
微小レンズを主走査方向に多数配列したレンズアレイで
あり、原稿読み取り領域Aと撮像素子34の受光面とは
光学的に共役な関係にある。撮像光学系33は、原稿読
み取り領域Aを構成するコンタクトガラス31に対して
ほぼ垂直に配置されているので、光源32は撮像光学系
33と平行に配置され、原稿読み取り領域Aに対して斜
めから照明光を照射する。 【0019】ハウジング10の内部で、原稿読み取り領
域Aに対して原稿搬送方向の上流側で駆動ローラ25の
近傍には、原稿2の先端の到達を検出する原稿先端検出
センサ42及び原稿2の後端の通過を検出する原稿後端
検出センサ41が設けられている。特に、原稿後端検出
センサ41は、原稿読み取り領域Aの基準位置から一定
の距離となるように設定されている。以上の構成により
画像読取装置50が構成される。 【0020】さらに、ハウジング10の内部には、原稿
搬送機構20の駆動制御及び撮像ユニット30の撮像素
子34からの画像データの処理を含み、ディジタル複写
機1全体の制御を行う制御装置60が設けられている。 【0021】次に、本実施形態に係るディジタル複写機
1の全体構成を図2に示す。ハウジング10の内部に
は、上記撮像ユニット30の他に、複写機本体の底部に
配設された給紙機構110と、この給紙機構110の上
方に配設された用紙搬送機構120と、この用紙搬送機
構120の上方に配設された画像形成機構130と、こ
の画像形成機構130よりも排出側に配設された定着装
置140等が設けられている。 【0022】給紙機構110は、ロール状に巻回された
転写用紙115A,115Bを装填するための複数(例
えば2つ)の用紙装填部116A及び116Bと、転写
用紙115A,115Bを所定の寸法に切断するカッタ
112と、用紙装填部116A,116Bからカッタ1
12まで転写用紙115A,115Bの搬送をガイドす
るための用紙搬送経路117A,117Bと、転写用紙
115A,115Bを用紙搬送経路117A,117B
に沿って搬送するための用紙搬送機構120の一部(図
示せず)と、転写用紙115A,115Bの幅(主走査
方向の寸法)を検出すると共に上側に位置する転写用紙
115Aの先端が所定の退避位置に退避状態にあること
を検出するための用紙退避検出センサとして機能する用
紙幅検出センサ(以下、「第1センサ」とする)113
と、下側に位置する転写用紙115Bの先端が所定の退
避位置に退避状態にあることを検出するための用紙退避
検出センサ114(以下、「第2センサ」とする)等で
構成されている。 【0023】用紙搬送機構120は、給紙機構110か
ら供給された転写用紙115A,115Bを画像形成機
構130に搬送するための搬送ローラ対128と、搬送
されてきた転写用紙115A,115Bの幅方向に先端
をそろえると共に、後述する感光体ドラム131の回転
に合わせてトナー像の転写開始のタイミングをはかるた
めのレジストローラ対121と、レジストローラ対12
1から感光体ドラム131と転写装置135とが対向す
る転写位置まで転写用紙115A,115Bを正確に搬
送するための転写ガイド127及び転写前ローラ対12
3と、表面にトナー像が転写された転写用紙115A,
115Bを定着装置140に搬送するための搬送ガイド
124と、定着装置140によりトナー像が定着され、
画像形成がなされた転写用紙を装置外部に排出するため
の排出ローラ対125等で構成されている。 【0024】搬送ローラ対128に搬送されてきた転写
用紙115A,115B先端部が、レジストローラ対1
21とほぼ同じ位置に設けられているレジストスイッチ
により検出された後、一定量搬送され、転写用紙115
A,115Bの搬送が停止される。この転写用紙115
A,115Bの停止位置から転写位置までの距離と、感
光体ドラム131の外周上に置ける露光位置とトナー像
の転写位置との間の距離がほぼ等しくなるように設定さ
れている。そして、露光装置133による感光体ドラム
131の表面への露光とレジストローラ対121の駆動
とがほぼ同時に開始される。感光体ドラム131上に形
成されるトナー像の先端とレジストローラ対121によ
り搬送される転写用紙115A,115Bの先端とがほ
ぼ同時に転写位置に到達するので、転写用紙115A,
115B上にほとんど隙間なくトナー像が転写される。 【0025】画像形成機構130は、電子写真プロセス
によって、転写用紙115A,115B上に所定のトナ
ー像を形成するものであり、回転可能に軸支されドラム
の表面に光導電性物質が塗布された感光体ドラム131
と、感光体ドラム131を所定方向に所定速度で回転さ
せる感光体ドラム駆動装置138(図3参照)と、感光
体ドラム131の表面に所定の電位を与える(所定の電
荷を均一にチャージする)ための帯電装置132と、所
望の画像に対応して感光体ドラムの表面を選択的に露光
することにより感光体ドラムの表面に静電潜像を形成す
るための露光装置133と、感光体ドラム131の表面
に選択的にトナーを付着させることにより、感光体ドラ
ムの表面に形成された静電潜像を現像する現像装置13
4と、感光体ドラム131上の現像されたトナー像を転
写用紙の表面に転写する転写装置135と、感光体ドラ
ムの表面に残留するトナーを除去(清掃)するためのク
リーナ136と、感光体ドラムの表面の電荷を除去する
ための除電装置137等で構成されている。 【0026】帯電装置132は、露光位置に対して感光
体ドラム131の回転方向の上流側において、感光体ド
ラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向するよ
うに設けられており、高圧電圧が印加されコロナ放電を
発生させるためのワイヤーと、所定の電圧が印加される
グリッドを備え、このワイヤー及びグリッドによって感
光体ドラム131の表面に所定電位を与える。 【0027】露光装置133は、感光体ドラム131の
回転軸に平行な方向(主走査方向)に多数の微小LED
が配列されたLEDアレイを有するLPH(LEDプリ
ントヘッド)であり、各LEDはそれぞれ例えば32段
階の露光時間制御が可能である。LPHのハードウエア
構成自体は公知のものと同様であるため、詳細な図面は
省略する。LPHのLEDアレイの配列数は、この画像
形成装置で使用可能な転写用紙115A,115Bの幅
及び画像形成装置の解像度により決定される。一例とし
て、この画像形成装置で使用可能な転写用紙115A,
115Bの最大サイズをA1サイズ(594mm×84
1mm)とし、解像度を400DPI(ドット・パー・
インチ)とすると、LEDアレイの配列数は594÷2
5.4×400≒9360となる。 【0028】感光体ドラム131は、例えばアルミ等の
ドラムの外周面に有機感光体(OPC:Organic Photo-
Conductor)の膜を塗布したものであり、未露光状態で
は、帯電装置132により一定の表面電位となるよう
に、+の電荷がチャージされている。この状態で、露光
装置133により感光体ドラム131の表面が選択的に
露光されると、表面に塗布された光導電性材料の光電効
果により、露光された部分の電位が低下する。すなわ
ち、感光体ドラム131の表面に静電潜像が形成され
る。 【0029】現像装置134は、上記露光位置に対して
感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感光
体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向す
るように設けられており、所定量のトナーを保持すると
共に、トナーを例えば+の電荷に帯電させる。感光体ド
ラム131の表面に形成された静電潜像部分が現像装置
134に接近すると、現像装置134から感光体ドラム
131の表面にトナーが付着するので、感光体ドラム1
31の表面上にトナー像が形成される(すなわち静電潜
像が現像される)。 【0030】転写装置135は、現像装置134に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感
光体ドラム131と転写装置135との間に転写用紙1
15A,115Bが搬送されてきてもなお隙間が生じる
ように、感光体ドラム131の表面に対して所定距離を
隔てて対向するように設けられており、感光体ドラム1
31上のトナーとは逆極性の転写電流を流すことによ
り、感光体ドラム131と転写装置135との間に介在
する転写用紙115A,115Bにトナーを付着させ
る。その結果、感光体ドラム131の表面上のトナー像
が転写用紙115A,115Bに転写される。 【0031】クリーナ136は、転写装置135に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感
光体ドラム131の表面に対して接触するように設けら
れており、転写装置135による転写用紙115A,1
15Bへのトナー像の転写後でもなお、感光体ドラム1
31の表面上に残留しているトナーを除去する。 【0032】除電装置137は、クリーナ136に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側で、かつ帯電
器132に対して上流側に設けられており、感光体ドラ
ム131の表面に残留している電荷を除去する。 【0033】定着装置140は、この画像形成機構13
0の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成
機構130によりトナー像が転写された転写用紙115
A,115Bに対して、加熱ローラ141及び加圧ロー
ラ142により加熱及び加圧を行い、転写用紙115
A,115B上にトナー像を定着させる。 【0034】次に、本実施形態の画像形成装置1のブロ
ック構成の一例を図3に示す。画像形成装置1は、先に
説明した構成要件の他に、画像形成装置全体の制御を行
う制御装置60と、所定のタイミング信号を発生するタ
イマー61と、画像形成装置の本体上部等に設けられた
各種操作スイッチ62と、この画像形成装置で操作可能
な各機能、使用可能な用紙サイズ、用紙詰まり等のトラ
ブル状況を表示するための液晶パネル等の表示装置63
と、画像データを一時的に記憶するためのメモリ64な
どを具備する。 【0035】次に、本実施形態における動作、特に原稿
を縮小複写する場合の動作について説明する。従来の画
像形成装置では、画像形成機構における転写用紙の搬送
速度を一定とし、縮小率に応じて原稿搬送速度を速くす
るように構成したが、本実施形態では、画像形成機構1
30における転写用紙115A,115Bの搬送速度を
一定(第2速度)にすると共に、原稿搬送機構20にお
ける原稿の搬送速度を拡大率及び縮小率に関わりなく一
定(第1速度)にしている。さらに、第1速度を第2速
度よりも速く設定している。そして、画像読取装置50
による原稿の読み取り開始と画像形成機構130による
画像形成開始を必ずしも同期させず、必要に応じて画像
形成開始のタイミングを遅らせる。 【0036】ここで、原稿搬送速度である第1速度をA
(例えば、125mm/秒)、画像形成機構130にお
ける転写用紙の搬送速度である第2速度をB(例えば、
80mm/秒)、読み取り可能な原稿の副走査方向にお
ける最大寸法をL(例えば、5000mm)、用紙搬送
機構120の搬送速度が安定するのに要する時間や、感
光体ドラム131の表面電位が安定するのに要する時
間、撮像ユニット30により読み取った画像データに画
像処理を施すのに要する時間など、所定の準備に要する
時間をS(例えば、4秒)、変倍率(縮小率)をC
(%)とする。 【0037】上記数値例において、縮小率がB/A(具
体的には、80÷125×100=64(%))以下の
場合、原稿の読み取り開始と転写用紙の搬送開始をほぼ
同時に行うと、原稿の読み取り終了前に所定寸法の転写
用紙の搬送が完了してしまう。そこで、以下の式(1)で
表される所定時間Xだけ原稿の読み取り開始と転写用紙
の搬送開始を遅らせる。 【0038】 X=(L/A+S)−(L×C/100/B) ・・・(1) なお、式(1)は読み取り可能な原稿の副走査方向におけ
る最大寸法Lに対応したものであって、原稿の副走査方
向の寸法が短く、原稿の読み取り開始から上記所定時間
Xを経過するまでに原稿後端検出センサ41が原稿の後
端を検出してしまう場合もあり得る。その場合は、原稿
の後端を検出した時点から転写用紙の搬送を開始すれば
よい。 【0039】このように、原稿の読み取り開始から所定
時間Xだけ遅らせて転写用紙の搬送を開始することによ
り、縮小率にかかわらず、必ず原稿の読み取りの方が転
写用紙の搬送よりも先に終了することになる。その結
果、例えば原稿後端検出センサ41により原稿の先端を
検出してから後端を検出するまでの時間及び原稿搬送速
度(第1速度A)から原稿の副走査方向の寸法を演算
し、さらに演算した原稿の副走査方向の寸法に変倍率
(縮小率)を掛けることにより、必要な転写用紙の副走
査方向の寸法D1が求まる。転写用紙を既に搬送した量
D2は、例えばレジストローラ対121による搬送開始
からの時間と転写用紙の搬送速度(第2速度B)から演
算で求まる。従って、原稿後端検出センサ41により原
稿2の後端を検出してから、カッタ112により転写用
紙115A、115Bを切断するまでの時間は、(D1
−D2)/Bで求められる。 【0040】なお、従来例の説明の部分で述べたよう
に、転写用紙115A,115Bを切断する際、カッタ
112における転写用紙の搬送を停止する必要があるた
め、原稿後端検出センサ41により原稿2の後端を検出
すると、レジストローラ対121による用紙搬送速度を
増速し、レジストローラ対121と転写前ローラ123
との間で転写用紙のループ(たるみ又は余裕)を形成
し、その後カッタ112で転写用紙115A,115B
を切断する。 【0041】次に、本実施形態における縮小複写動作に
ついて、図4〜図5に示すフローチャートを用いて説明
する。最初に、ユーザ自身が、画像形成装置1のハウジ
ング10などに設けられている操作スイッチなどを用い
て縮小率を設定する(ステップS1)。縮小率が設定さ
れると、制御装置60は上記式(1)に従って所定時間X
を演算する(ステップS3)。 【0042】次に、ユーザが原稿2を原稿搬送機構20
の原稿挿入口に挿入すると、制御装置60は、原稿挿入
検知センサとしても機能する原稿後端検知センサ41が
原稿2の先端を検出するのを待つ(ステップS5)。原
稿後端検出センサ41が原稿2の先端を検出すると、制
御装置60は原稿搬送機構20の駆動を開始し、第1速
度又はそれよりも遅い速度で原稿2の搬送を開始する
(ステップS7)。 【0043】さらに、制御装置60は、原稿2の先端が
原稿先端検出センサ42を通過するのを待ち(ステップ
S9)、原稿2の先端通過後、所定時間経過した後(ス
テップS11)、原稿搬送機構20の駆動を一旦停止す
る(ステップS13)。 【0044】続いて、制御装置60は、ユーザが複写開
始スイッチをオンするのを待って(ステップS15)、
原稿搬送機構20の駆動を開始し、第1速度で原稿2の
搬送を再開する(ステップS17)。 【0045】その後、制御装置60は、原稿2の先端が
画像読み取り領域Aに到達するのを待ち(ステップS1
9)、画像読み取り開始と同時に計時を開始する(ステ
ップS21、S23)。さらに、制御装置60は、読み
取った画像データに順次画像データ処理、例えば副走査
方向における画素データの間引き及び主走査方向におけ
る走査線の間引きなどを行う(ステップS25)。な
お、処理された画像データは、メモリなどに一時的に保
存される。 【0046】さらに、制御装置60は、ステップS9で
開始した計時時間から、原稿の読み取り開始から所定時
間Xが経過したか否かを判断する(ステップS27)。
所定時間Xが経過したときは(ステップS27でYE
S)、制御装置60は用紙搬送機構120を駆動し、転
写用紙115A,115Bの搬送を開始する(ステップ
S31)。一方、所定時間Xが経過していない場合(ス
テップS27でNO)、原稿後端検出センサ41により
原稿2の後端が通過したか否かを判断する(ステップS
29)。ここで、原稿2の後端が通過したことを検出す
ると、原稿2の副操作方向の寸法が短いので、制御装置
60は用紙搬送機構120を駆動し、転写用紙115
A,115Bの搬送を開始する(ステップS31)。 【0047】転写用紙搬送開始とほぼ並行して、制御装
置60は画像形成機構130を制御し、ステップS25
で処理した画像データを用いて画像形成を開始する(ス
テップS33)。なお、電子写真プロセスを用いた画像
形成方法は既に各構成部分の説明において記載している
ので、ここでは省略する。 【0048】画像形成を開始すると、制御装置60は原
稿後端検出センサ41が原稿2の後端の通過を検出する
のを待つ(ステップS35)。ステップS29で既に原
稿2の後端の通過を検出している場合、ステップS35
をとばして、原稿2の副走査方向の寸法の演算(ステッ
プS37)、縮小率に応じて必要な転写用紙の副走査方
向の寸法の演算(ステップS39)及び転写用紙を切断
するタイミングの演算(ステップS41)を順に行う。
用紙切断のタイミングを演算すると、制御装置60はカ
ッタ112及びレジストローラ対121などを制御し
て、転写用紙115A,115Bを切断する(ステップ
S43)。用紙切断後所定時間すると、転写用紙115
A,115Bの後端が画像形成機構130の転写位置及
び定着装置140を通過し、画像形成を終了し(ステッ
プS45)、この縮小複写動作を終了する。 【0049】なお、上記実施形態では原稿を縮小複写す
る場合について説明したが、原稿搬送速度(第1速度)
を用紙搬送速度(第2速度)よりも速くしているので、
等倍複写及び拡大複写する場合、従来と同様に原稿の読
み取り開始と転写用紙の搬送開始をほぼ同時に行っても
問題はない。 【0050】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、固定された撮像光学系と、前記撮像光学
系の像側焦点位置に設けられた撮像素子と、前記撮像光
学系の物体側焦点位置に設定された画像読み取り位置に
対して原稿を第1速度で搬送する原稿搬送機構と、原稿
の後端を検出する原稿後端検出センサとを含む画像読み
取り部と、表面を露光されることにより潜像を形成する
感光体と、前記撮像素子により得られた画像データを用
いて前記感光体表面を露光する露光装置と、前記感光体
表面に形成された潜像をトナーにより現像する現像装置
と、前記感光体表面のトナー像を転写用紙上に転写する
転写装置と、転写用紙上に転写されたトナー像を転写用
紙上に定着させる定着装置とを含む画像形成部と、ロー
ル状に巻回された転写用紙を前記第1速度よりも遅い第
2速度で搬送する用紙搬送機構と、前記原稿後端検出セ
ンサからの検出信号を用いて転写用紙の用紙搬送方向に
おける寸法を所定寸法に切断する用紙切断機構とを含む
給紙部と、前記撮像素子により得られた画像データに所
定の処理を加えることにより画像を拡大又は縮小して形
成可能な制御部とを具備し、前記画像読み取り部により
読み取り可能な原稿搬送方向の最大寸法をL、前記第1
速度をA、前記第2速度をB、変倍率をC(%)、動作
安定に要する時間をSとして、前記画像読み取り部によ
原稿読み取り開始から以下の式で表す所定時間経過
後に前記給紙部による転写用紙の搬送を開始し、 X=(L/A+S)−(L×C/100/B) ・・・ (1) 原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過するよりも
前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端を検出し
た場合、原稿後端を検出した時点から転写用紙の搬送を
開始し、原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過す
るよりも前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端
を検出しなかった場合、前記所定時間X経過時に転写用
紙の搬送を開始する ことを特徴とする。 【0051】すなわち、原稿の画像を一旦撮像素子によ
り読み取り、その画像データを用いて露光装置により感
光体を露光して画像形成するので、読み取った画像デー
タに所定の処理を施すことにより、原稿像を縮小複写す
ることができる。特に、原稿読み取り時の原稿搬送速度
(第1速度)を画像形成時の転写用紙の搬送速度(第2
速度)よりも速くし、かつそれぞれ一定速度としている
ので、従来例のように縮小率に応じてその都度原稿搬送
速度を変化させる必要が無く、原稿搬送機構の構成を簡
単にしたり、原稿搬送速度を安定化させることができ
る。さらに、画像読み取り開始から所定時間経過後に転
写用紙の搬送を開始するので、原稿の副走査方向の寸法
を演算し必要な転写用紙の寸法及び転写用紙を切断する
タイミングを演算する時間を稼ぐことができ、転写用紙
の後端に余白が生じることもない。さらに、原稿後端セ
ンサを画像読み取り位置から離れた場所に設置する必要
が無く、画像形成装置の副走査方向の寸法を小さくする
ことが可能となる。さらに、原稿の画像データを読み取
りながら所定時間をおいて画像形成を行うので、画像デ
ータを一時的に保存しておくメモリの容量が少なくて済
み、また全画像データを一旦読み込んでから画像形成を
行う場合に比べて、画像形成に要するトータルの時間が
短くなる。 【0052】また、上記の式(1)で表された所定時間X
を用いることにより、変倍率(縮小率)に関わりなく、
必ず原稿の読み取りの方を転写用紙の搬送完了よりも先
に終了させることができ、縮小倍率の制限を緩和するこ
とが可能となる。 【0053】さらに、原稿読み取り開始から上記所定時
間Xを経過するよりも前に前記原稿後端検知センサによ
り原稿の後端を検出した場合、原稿後端を検出した時点
から転写用紙の搬送を開始し、原稿読み取り開始から上
記所定時間Xを経過するよりも前に前記原稿後端検知セ
ンサにより原稿の後端を検出しなかった場合、前記所定
時間X経過時に転写用紙の搬送を開始することにより、
原稿の副走査方向の寸法が短い場合、不要な待ち時間を
無くして、画像形成に要するトータルの時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の画像読取装置を用いた画像形成装置
の一実施形態である画像形成装置、特にその画像読取装
置として機能する部分の主要部の構成を示す断面図であ
る。 【図2】 上記実施形態に係る画像形成装置の全体構成
を示す図である。 【図3】 上記実施形態に係る画像形成装置のブロック
構成の一例を示す図である。 【図4】 上記実施形態における画像読み取り動作を示
すフローチャートである。 【図5】 図4に示すフローチャートの続きである。 【符号の説明】 1:画像形成装置 2:原稿 10:ハウジング 11:原稿搬送面 20:原稿搬送機構 30:撮像ユニット 33:撮像光学系 34:撮像素子 41:原稿後端検出センサ兼原稿挿入検出センサ 42:原稿先端検出センサ 50:画像読取装置 60:制御装置 61:タイマー 110:給紙機構 112:カッタ 120:用紙搬送機構 121:レジストローラ対 123:転写前ローラ対 124:搬送ガイド 125:排出ローラ対 127:転写ガイド 128:搬送ローラ対 130:画像形成機構 131:感光体ドラム 133:露光装置 140:定着装置 115A,115B:転写用紙 116A,116B:用紙装填部 117A,117B:用紙搬送経路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/04 113 G03G 21/00 376 21/00 376 372 (56)参考文献 特開2000−78326(JP,A) 特開2000−29253(JP,A) 特開 平6−282139(JP,A) 特開 平6−35256(JP,A) 特開 平1−259345(JP,A) 特開 平9−116697(JP,A) 特開 平7−77913(JP,A) 特開 平5−216333(JP,A) 特開 昭57−169766(JP,A) 特開 昭53−126931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 B65H 20/04 G03G 15/00 107 G03G 15/00 518 G03G 15/00 522 G03G 15/04 113 G03G 21/00 376

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定された撮像光学系と、前記撮像光学
    系の像側焦点位置に設けられた撮像素子と、前記撮像光
    学系の物体側焦点位置に設定された画像読み取り位置に
    対して原稿を第1速度で搬送する原稿搬送機構と、原稿
    の後端を検出する原稿後端検出センサとを含む画像読み
    取り部と、 表面を露光されることにより潜像を形成する感光体と、
    前記撮像素子により得られた画像データを用いて前記感
    光体表面を露光する露光装置と、前記感光体表面に形成
    された潜像をトナーにより現像する現像装置と、前記感
    光体表面のトナー像を転写用紙上に転写する転写装置
    と、転写用紙上に転写されたトナー像を転写用紙上に定
    着させる定着装置とを含む画像形成部と、 ロール状に巻回された転写用紙を前記第1速度よりも遅
    い第2速度で搬送する用紙搬送機構と、前記原稿後端検
    出センサからの検出信号を用いて転写用紙の用紙搬送方
    向における寸法を所定寸法に切断する用紙切断機構とを
    含む給紙部と 前記撮像素子により得られた画像データに所定の処理を
    加えることにより画像を拡大又は縮小して形成可能な制
    御部と を具備し、前記画像読み取り部により読み取り可能な原稿搬送方向
    の最大寸法をL、前記第1速度をA、前記第2速度を
    B、変倍率をC(%)、動作安定に要する時間をSとし
    て、 前記画像読み取り部による原稿読み取り開始から
    下の式で表す所定時間経過後に前記給紙部による転写
    用紙の搬送を開始し、 X=(L/A+S)−(L×C/100/B) ・・・ (1) 原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過するよりも
    前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端を検出し
    た場合、原稿後端を検出した時点から転写用紙の搬送を
    開始し、原稿読み取り開始から上記所定時間Xを経過す
    るよりも前に前記原稿後端検知センサにより原稿の後端
    を検出しなかった場合、前記所定時間X経過時に転写用
    紙の搬送を開始する ことを特徴とする画像形成装置。
JP2000333316A 2000-10-31 2000-10-31 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3507789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000333316A JP3507789B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000333316A JP3507789B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002139975A JP2002139975A (ja) 2002-05-17
JP3507789B2 true JP3507789B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=18809418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000333316A Expired - Fee Related JP3507789B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507789B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002139975A (ja) 2002-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008195509A (ja) 画像形成装置の用紙搬送路
JP3573684B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3507789B2 (ja) 画像形成装置
JP2002326399A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPS619671A (ja) 電子写真複写機における複写画像の部分撮り方法およびそのための装置
JP3363118B2 (ja) 画像形成装置
JP3576956B2 (ja) 画像形成装置
JP2004220002A (ja) 両面画像形成装置及び方法
JP5327606B2 (ja) 原稿読取装置、原稿搬送読取装置および複写機
JP2001125439A (ja) 画像形成装置
JPH0764461A (ja) 画像形成装置
JPS6325345B2 (ja)
JP3649375B2 (ja) 画像形成装置
JP2000281247A (ja) 画像形成装置並びにその保守方法及び保守点検方法
JP2002111975A (ja) 画像読取装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2004256182A (ja) 原稿搬送装置
JP3472640B2 (ja) 複写機
JPS63176232A (ja) シ−ト給送装置
JPH1124525A (ja) 画像記録装置、画像読取装置並びに画像形成装置
JP2000203732A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3716642B2 (ja) 画像形成装置の紙搬送方法及び画像形成装置
JP2608794B2 (ja) 連続記録紙を用いる電子写真プリンタ
JP2003255746A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH07209937A (ja) 画像形成装置
JPS61221736A (ja) 複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees