JP2608794B2 - 連続記録紙を用いる電子写真プリンタ - Google Patents

連続記録紙を用いる電子写真プリンタ

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JP2608794B2 JP2111210A JP11121090A JP2608794B2 JP 2608794 B2 JP2608794 B2 JP 2608794B2 JP 2111210 A JP2111210 A JP 2111210A JP 11121090 A JP11121090 A JP 11121090A JP 2608794 B2 JP2608794 B2 JP 2608794B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真法を用いて連続記録紙上に画像を
形成するプリンタに関する。
[従来の技術] 従来より、電子複写機等、帯電させた感光ドラム表面
の感光体を露光して静電潜像を形成すると共に、この潜
像にトナーを付着させて現像し、記録用紙にトナーを転
写すると共に定着装置によって定着させる所謂電子写真
法を利用する画像形成装置が知られている。
その一つとして、図形,文字等の画像情報に基づいて
変調したレーザビームで帯電させた感光ドラム上を走
査,露光して前述の電子写真法の複写プロセスによって
画像情報のハードコピーを得るようにしたレーザビーム
プリンタがある。
レーザビームプリンタは、画像読取装置(イメージス
キャナ)で読み取った情報を描画したり、FAXの出力側
に用いたりといった汎用性のある使い方ができると共
に、高速で出力できるといった特徴を有し、極めて利用
価値の高いものである。
従来こうしたレーザビームプリンタは既存の電子複写
機をベースとして構成され、記録紙としては所定サイズ
に裁断された所謂カット紙を使用すると共に、定着装置
は、高温に加熱されるヒートローラにバックアップロー
ラを圧接配置して定着ローラ対を構成し、この両ローラ
間に未定着のトナー像が乗った記録紙を通すことにより
加熱,加圧してトナーを記録紙上に融着させる所謂ヒー
トロール定着によるものが一般的である。
ところで、電子写真法のプロセスは、露光された感光
ドラムの部位が該感光ドラムの回転によって転写部に至
り、該転写部で感光ドラムの回転周速と等しい速度で搬
送される記録紙上にトナー像を転写するものであり、従
って、描画途中で一旦停止し、その後再び継続する描画
を行なうことは構造的に不可能なものである。
この為、レーザビームプリンタでは、少なくとも1ペ
ージ分の情報を記憶可能なメモリを備え、該メモリに1
ページ分の情報が入力された段階で当該ページを一括出
力するよう構成される。
このようなレーザビームプリンタを、コンピュータか
らの出力用として使用することも当然考えられるが、そ
の場合、従来のラインプリンタに用いられているものと
同じ連続記録紙の使用が絶対条件である。尚、このライ
ンプリンタに用いられている連続記録紙とは、所謂ファ
ンホールド紙と呼ばれる送り穴付き折り畳み連続紙(以
下単に連続紙と略す)であり、その折り畳み部分がミシ
ン目となって簡単に切断できるようになっているもので
ある。
[従来技術の課題] ここで、定着方式がヒートロール定着であるレーザビ
ームプリンタに連続紙を用いた場合、その停止時(待機
乃至終了時)に於て定着作用途中の頁が定着ローラ対間
に挟まれた状態で停止し、定着作用途中の半定着状態の
トナーが定着ローラ対間に挟まったままとなるといった
不具合を防ぐ為には、転写部から定着装置の定着作用位
置に至る記録紙搬送経路長を連続紙のミシン目間隔と略
等しく設定しなければならない。
つまり、連続紙は最終的にそのミシン目から切り離し
ての使用が前提であることから該ミシン目近傍の所定範
囲は描画しないものであり、1ページ毎に描画するレー
ザビームプリンタでは、この描画しないミシン目近傍が
転写部に対応した状態で停止するよう構成される。従っ
て、転写部から定着作用位置迄の記録紙搬送経路を連続
紙のミシン目間隔と略等しく設定すれば、停止時に於て
は描画しないミシン目近傍が定着装置の定着作用位置に
対応することから前述の如き不具合は回避されるもので
ある。
しかし、その結果、必要な記録紙搬送経路長を確保す
る為に装置全体が不要に大型化したり、ミシン目間隔
(即ち1ページの長さ)の異なる連続紙に対して互換性
がない(ミシン目間隔の異なる連続紙は使えない)とい
う問題があった。
又、描画終了後に、最後のページを定着して出力する
為には、少なくとも1ページ分、ミシン目からの切断代
を考慮すると更にもう1ページ(合計2ページ分)空送
りしなければならないこととなり、この分の記録紙が無
駄となってしまうものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記の如き事情に鑑み、連続紙のミシン目
間隔に規制されることなく定着装置の自由な配置を可能
として装置全体を小型化できると共に、ミシン目間隔の
異なる連続紙に対しても互換性を有し、更に、記録紙の
無駄をなくすことのできる、連続記録紙を用いる電子写
真プリンタの提供、をその目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記目的達成の為、本発明に係る連続記録紙を用いる
電子写真プリンタは、後続頁に描画すべきデータが無い
場合には、描画終了頁への転写終了後に、該描画終了頁
の後端が定着作用位置より搬送方向下流且つプリンタ外
に位置するよう、連続記録紙を搬送することによって描
画終了頁に対する定着作用を完了させると共に描画終了
頁の切り離しを可能にし、後続頁の描画開始時には、後
続頁の前端が転写位置に位置するよう前記搬送の量と同
じだけ連続記録紙を逆方向に搬送することによって当該
後続頁からの描画開始を可能にすること、を特徴とする
ものである。このように構成することによって、未定着
部分が残らず、さらに無駄な頁が発生しないという効果
も得られる。
さらに、転写作用位置と定着作用位置との間隔を、該
プリンタで使用可能な複数種類の連続記録紙のうち、頁
長さが最も短い連続記録紙の頁長さよりも短くすること
によって、プリンタの装置全体を小型化に寄与すること
ができる。
[発明の実施例] 次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第2図は、本発明に係る連続記録紙を用いる電子写真
プリンタの一実施例であるレーザビームプリンタ装置の
概略構成図である。該レーザビームプリンタ装置は、コ
ンピュータ等から入力される画像乃至印字情報を、記録
用紙としての連続紙であるファンホールド紙20上に電子
写真法によって描画してハードコピーとして出力するも
のである。
感光ドラム1は、図示しないメインモータにより所定
の周速で回転駆動されるようなっており、その周囲に
は、該感光ドラム1の回転方向に沿って、トナークリー
ニング部2・除電部3・帯電部4・レーザビームを感光
ドラム1上に導く走査光学系5・現像部6、転写部7が
配置されている。
感光ドラム1の略下側に配置された転写部7を挟んで
図中左右に記録紙搬送経路30(31,32)が構成され、こ
の導入側(左側)の記録紙搬送経路31に連続記録紙搬送
手段としてのトラクタ9が配置されると共に、排出側
(右側:ファンホールド紙20搬送方向前方側)の記録紙
搬送経路32に定着装置8が配置されている。又、トラク
タ9より導入側、感光ドラム1とトラクタ9との間、及
び、感光ドラム1と定着装置8との間、の記録紙搬送経
路30(導入側記録紙搬送経路31及び排出側記録紙搬送経
路32)に臨んで、各々反射形のフォトセンサによる記録
紙検知手段30P(センサP),30F(センサF),30R(セ
ンサR)が配置されている。
そして、走査光学系5からのレーザービームで感光ド
ラム1の表面を該感光ドラム1の回転軸方向に主走査
(露光)すると共に感光ドラム1を回転(副走査)さ
せ、現像部6で感光ドラム1表面に形成された潜像を現
像してトナー像とすると共に、該トナー像を転写部7で
トラクタ9により記録紙搬送経路30を搬送されるファン
ホールド紙20に転写し、定着装置8によって該ファンホ
ールド紙20上にトナー像を定着させて排紙するものであ
る。
トラクタ9は、ファンホールド紙20の側端の送り孔に
係合する突起を有する無端ベルト91を、ファンホールド
紙20の送り孔位置に一致させて二本平行に連繋配置した
ものである。両無端ベルト91,91は、当該無端ベルト91
を連繋する一方のプーリが駆動モータと92連結されてお
り、該駆動モータ92により正逆転可能として周回駆動さ
れるようになっている。
又、該トラクタ9には、円盤の周縁部に無端ベルト91
の突起と対応する複数のスリットを有するエンコーダ93
が同期回転可能として連結されており、該円盤の周縁部
を挟むように配置されたフォトインタラプタがスリット
を検知することによってファンホールド紙20の搬送速度
を正確に把握できる(駆動モータ92の回転数からでなく
ファンホールド紙20の直接の搬送速度が解る)ようにな
っている。
転写部7は、感光ドラム1と略同じ長さのコロナ放電
器71を、その両端で揺動可能なアーム部材72で保持して
感光ドラム1の周面(感光体表面)から所定間隔離して
該感光ドラム1と平行に配置したものであり、図示しな
い駆動機構によりアーム部材72を揺動駆動することによ
り、コロナ帯電器71が感光ドラム1に対する転写作用位
置から退避可能となっている。
定着装置8は、円筒状のローラ内部にハロゲンランプ
等の発熱体が挿置されて所定の温度に加熱されるヒート
ローラ81と、バックアップローラ82とを上下に対向させ
た定着ロール対を、ファンホールド紙20の搬送方向と直
交させて配置して構成されている。
上側のヒートローラ81は、その両端を揺動可能なレバ
ー83に保持されており、図示しない揺動駆動機構によっ
て該レバー83が揺動駆動されると、ヒートローラ81が定
着作用位置から上方に退避してファンホールド紙20から
離間するようになっている。又、下側のバックアップロ
ーラ82は、図示しない回転駆動手段と連結されており、
該回転駆動手段によりその周速をトラクタ9によるファ
ンホールド紙20の搬送速度と略等しい速度として回転駆
動されるようになっている。
尚、転写部7の転写作用位置から定着装置8の定着作
用位置に至る搬送経路長(記録紙搬送経路32の長さ)
は、当該レーザビームプリンタ装置に使用可能な種々フ
ァンホールド紙20の内ミシン目間隔が最も短いもののミ
シン目間隔より十分短く設定されているものである。
以上説明した、駆動モータ92によるトラクタ9の周回
駆動(ファンホールド紙20の正逆両方向の搬送),転写
部7による転写作用とそのコロナ帯電器71の揺動退避駆
動,定着装置8による定着作用とそのヒートローラ81の
揺動退避,及び、電子写真法に係る各プロセス作用部
(感光ドラム1の回転駆動,トナークリーニング部2,除
電部3,帯電部4,走査光学系5,現像部6)は、第1図のブ
ロック図に示す如く、全て制御部50により作動制御され
るようになっている。
制御部50には、トラクタ9と連繋されたエンコーダ9
3,記録紙検知手段30P,30F,30Rからの記録紙検知情報,
及び操作手段41(オペレーションパネル)からの操作情
報が入力されるようになっている。又、制御部50は、書
換可能なROMより成る記憶手段51を備えており、該記憶
手段51にオペレーションパネル41の操作によって設定さ
れる用紙サイズや通信プロトコル及び印字枚数等のデー
タが格納されるようになっている。そして、当該制御部
50はこれら入力情報に基いて、ホストコンピュータ60か
ら送られて図示しないページメモリに記憶された描画情
報を描画すべく当該レーザビームプリンタ装置を作動制
御するものである。尚、図中42はLCD等により構成され
た表示手段であり、オペレーターに不具合発生等の情報
を表示するものである。
次に、上記の如く構成されたレーザビームプリンタ装
置の制御部50による作動制御を、第4図に示すフローチ
ャートに従って説明する。
まず、記録紙検知手段30P,30F,30R(第4図中では夫
々センサP,F,Rと記載)からの検知信号により、ファン
ホールド紙20の状態を検知する(S1,S2,S3)。尚、この
時、転写部7のコロナ帯電器71及び、定着装置8のヒー
トローラ81は揺動退避状態にある。
ここで、記録紙検知手段30P(センサP)が『OFF』の
場合(即ちファンホールド紙20を検知していない場合)
には、ファンホールド紙20がセットされていないと判断
し、表示手段42に『紙なし』と表示してファンホールド
紙20のセットを要求する(S41)。
記録紙検知手段30P(センサP)が『ON』で記録紙検
知手段30F(センサF)が『OFF』の場合は、第3図
(A)に示す如くファンホールド紙20がセットされた状
態と判断し、トラクタ9を駆動してファンホールド紙20
を前進させ(S31)、第3図(C)に示す如くその先端
『ML』が転写部7と対応する所定位置となった所で停止
させる。この第3図(C)に示す状態が、描画(出力)
の準備が整った出力待機状態である。このファンホール
ド紙20の出力待機状態へのセットは、搬送されるファン
ホールド紙20を記録紙検知手段30Fが検知する(『ON』
となる)ことによりその先端『ML』位置を把握し、以後
はエンコーダ93からの搬送情報に基いて(エンコーダ93
から入力されるファンホールド紙20搬送と同期するパル
ス信号に基いて)制御することにより行なわれる。即
ち、ファンホールド紙20の先端が記録紙検知手段30Fに
検知されてから出力待機状態位置へと移動するのに要求
する(対応する)パルス数:Nは予め解っている為、ファ
ンホールド紙20(の先端)を記録紙検知手段30Fが検知
した時(S32)、エンコーダ93からのパルスをカウント
開始し(S33,S34)、該パルスのカウントがNとなった
時点で停止させる(S35,S8)ことで前述の出力待機状態
に正確に成し得るものである。尚、以下ファンホールド
紙20の搬送制御は、特に説明しないが全てこのようにエ
ンコーダ93からの搬送情報に基づいて(パルスをカウン
トすることで)行なわれるものである。
記録紙検知手段30F(センサF)が『ON』の場合に
は、これによってファンホールド紙20の装着は確認さ
れ、次に、記録紙検知手段30R(センサR)が『ON』の
場合にはファンホールド紙20は後述する出力終了状態で
あると判定し、トラクタ9を逆駆動して(S4)、第3図
(C)に示す出力待機状態となる迄ファンホールド紙20
を後退(1ページ分後進)させる。この1ページ分の後
進も、エンコーダ93からのパルスをカウントし(S5,S
6)、該パルスのカウントが使用ファンホールド紙20の
1ページ相当カウント:PCとなった時点で停止させる(S
7,S8)ことで制御される。
ここで、ファンホールド紙20の1ページ相当カウン
ト:PCは、操作手段41から入力設定されて記憶手段51に
記憶されている用紙サイズに基いて設定されるものであ
る。例えば、本実施例では、エンコーダ93はトラクタ9
の無端ベルト91と同期回転すると共に該エンコーダ93の
スリットは無端ベルト91の突起と対応する(即ち1/2イ
ンチ間隔で形成されたファンホールド紙20の送り孔と対
応する)ように設けられている為、ミシン目間隔が11イ
ンチのファンホールド紙20では22パルス,ミシン目間隔
が12インチのファンホールド紙20では24パルス,ミシン
目間隔が13インチのファンホールド紙20では6パルスに
設定されるようになっている。つまり、これによって複
数種類のミシン目間隔のファンホールド紙20に対して互
換性を有するようになっているものである。
このようにして、ファンホールド紙20の先端『ML』が
転写部7と対応した出力待機状態となった後、感光ドラ
ム1の回転及び走査光学系5からの露光を開始する(S
9,S10)。又、第4図中には示してないが、この感光ド
ラム1の回転開始に伴なって、トナークリーニング部2,
除電部3,帯電部4及び現像部6の作用も夫々開始され
る。
感光ドラム1の回転によって、該感光ドラム1の走査
光学系5による露光部位が転写部7に至るのと同期し
て、トラクタ9の駆動によるファンホールド紙20の前進
(搬送)及び、コロナ帯電器71の転写作用位置への復帰
とその転写作用を相次いで開始する(S11,S12)。その
結果、感光ドラム1表面のトナー像はファンホールド紙
20上に転写される。
感光ドラム1からトナー像を転写されたファンホール
ド紙20の部位が、その前進により定着装置8に至るのと
同期して、そのヒートローラ81を揺動復帰させると共に
定着作用を開始する(S13)。
こうして1ページ分の露光が終了した後に、次に後続
ページの有無を判定する(S14,S15)。
後続ページがある場合には、引続いて当該後続ページ
の露光を行なう(S16)。
後続ページがない場合には、前述作用開始時と同様の
タイミングで、転写部8の作用停止とコロナ帯電器71の
揺動退避を行なう(S17)と共に、エンコーダ93からの
パルスをカウントし(S18,S19)、該パルスのカウント
がファンホールド紙20の1ページ相当カウント:PCとな
った時点で(S20)、定着装置8を作用停止(ヒートロ
ーラ81揺動退避も含む)し(S21)、トラクタ9の駆動
を停止してファンホールド紙20の搬送(前進)を停止さ
せる(S22)。この状態が、第3図(B)に示す出力終
了状態である。
ここで、ページ単位での描画が終了した時点では、当
該描画終了ページの次のページの前端は当該ページの前
端を基準として見れば出力待機状態にあり、この状態か
らファンホールド紙20を更に1ページ相当カウント:PC
(即ち1ページ分)搬送することで、描画終了ページは
定着装置8の定着作用位置より前方迄搬送されることと
なり(転写部7の転写作用位置から定着装置8の定着作
用位置に至る記録紙搬送長がファンホールド紙20のミシ
ン目間隔より短く設定されていることによる)、描画終
了ページに対しては確実に定着作用が行なわれると共
に、描画終了ページと次のページの前端との間のミシン
目位置は当該レーザビームプリンタ装置の外部に十分突
出し、当該ミシン目から容易に切り離し可能な状態とな
る。
出力後のファンホールド紙20は当該ミシン目から切り
離して使用され、この切り離されることにより次ページ
の先端『ML』が形成される。次の描画の際には、ファン
ホールド紙20は前述の如く1ページ分逆送りして出力待
機状態とした後(出力待機状態から1ページ分前進させ
た状態が出力終了状態である為、該出力終了状態から1
ページ分後退させることによって必然的に出力待機状態
となる)描画を開始するものでる。尚、出力後に描画ペ
ージをミシン目から切り離さなかった場合、次の出力時
には当該描画ページはレーザビームプリンタ装置内に引
き込まれるが、既に定着済みの為に何ら問題はないもの
である。
上記の如く構成したことにより、描画したページは必
ず定着作用されて切り離し可能に装置外に出力されると
共に、次の出力時には、ファンホールド紙20を後退させ
ることにより最初ページ(切り離した場合一枚目:切り
離さない場合前回出力ページの次のページ)からの出力
が可能となり、従って、出力開始時に於るファンホール
ド紙20の無駄が無く、又、転写部から定着装置の定着作
用位置に至る記録紙搬送経路長をファンホールド紙20の
ミシン目間隔と無関係に設定できることから装置を小型
化できると共に、ミシン目間隔の異なる記録紙に対して
も汎用性を有するものである。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明に係る連続記録紙を用いる
電子写真プリンタによれば、連続紙のミシン目間隔に規
制されることなく定着装置の自由な配置が可能となるこ
とから装置全体を小型化できると共に、ミシン目間隔の
異なる連続紙に対しても互角性を有し、更に、記録紙の
無駄もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る連続記録紙を用いる電子写真プリ
ンタの制御ブロック図、第2図はその一実施例を備えた
レーザビームプリンタ装置の概略構成図、第3図(A)
〜(C)はその作用説明図、第4図は制御フローチャー
トである。 1……感光ドラム 7……転写部 71……コロナ帯電器(転写チャージャ) 8……定着装置 81……ヒートローラ(退避ローラ) 9……トラクタベルト(連続記録紙搬送手段) 20……ファンホールド紙(連続記録紙) 50……制御部(制御手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−3340(JP,A) 特開 昭60−249462(JP,A) 特開 昭60−262178(JP,A) 特公 昭58−51864(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真法を利用して連続記録紙上に描画
    するプリンタであって、 前記連続記録紙を正逆両方向に搬送可能な搬送手段と、 描画パターンに応じた像を前記連続記録紙上に転写する
    転写手段と、 前記転写手段により転写された像を前記連続記録紙上に
    定着する定着手段と、を備えると共に、 後続頁に描画すべきデータが無い場合には、描画終了頁
    への転写終了後に、該描画終了頁の後端が前記定着手段
    による定着作用位置により搬送方向下流且つプリンタ外
    部に位置するよう、前記連続記録紙を搬送することによ
    って、前記描画終了頁に対する定着作用を完了させると
    共に前記描画終了頁の切り離しを可能にし、 前記後続頁の描画開始時には、前記後続頁の前端が前記
    転写位置に位置するよう、前記搬送の量と同じだけ前記
    連続記録紙を逆方向に搬送することによって、前記後続
    頁からの描画開始を可能にすること、 を特徴とする連続記録紙を用いる電子写真プリンタ。
  2. 【請求項2】前記転写手段により転写が行われる転写作
    用位置と、前記定着作用位置との間隔は、前記プリンタ
    で使用可能な複数種類の連続記録紙のうち、頁長さが最
    も短い連続記録紙の頁長さよりも短いこと、を特徴とす
    る請求項1に記載の連続記録紙を用いる電子写真プリン
    タ。
JP2111210A 1989-06-13 1990-04-26 連続記録紙を用いる電子写真プリンタ Expired - Fee Related JP2608794B2 (ja)

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