JP3576956B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、A0やA1サイズなどの大サイズの原稿を、電子写真プロセスを用いて画像形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、A0やA1サイズなどの大サイズの原稿の複写が可能な画像形成装置では、SELFOC(商品名)などの正立等倍系のレンズアレイを撮像光学系として用い、撮像光学系の物体(原稿)側焦点位置を原稿読み取り位置とし、像側焦点位置にCCDなどの1次元固体撮像素子を配置し、一定速度で原稿を搬送することにより、原稿上の画像データを固体撮像素子を用いて読み取るように構成されている。
【0003】
この画像データ読み取り動作と同期して感光体ドラムの回転及び転写用紙の搬送を行い、LEDアレイなどの露光装置を用いて感光体ドラムの表面を露光し、感光体ドラム上に形成された潜像をトナーで現像する。感光体ドラム上に形成されたトナー像を、転写用紙の上に転写し、転写用紙上に定着することにより原稿の複写を行う。
【0004】
上記大型の画像形成装置では、転写用紙の収納スペースを小さくするため、ロール状に巻回された転写用紙を原稿サイズに合わせて切断しながら使用する。そのため、原稿読み取り位置に対して原稿の搬送方向の上流側には、原稿の先端及び後端の通過を検出するセンサが設けられており、原稿の先端がセンサの位置を通過したことを検出してから所定時間経過後に転写用紙の供給を開始し、同様に原稿の後端がセンサの位置を通過したことを検出してから所定時間経過後に転写用紙を切断する。また、例えばA列やB列の原稿などに対応するために、幅(主走査方向の寸法)の異なる複数種類のロール状に巻回された転写用紙を装填可能にした画像形成装置も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に大型の画像形成装置では、用紙カセットを使用する小型の画像形成装置と異なり、用紙カセットに設けられた突起などの部材を用いて間接的に転写用紙のサイズ(幅)を判別することができず、装置の電源スイッチをオンした時点で、センサを用いて実際に装填されている転写用紙の幅をセンサを用いて直接検出する必要がある。
【0006】
例えば実開平5−42252号公報に示されている従来の装置では、用紙を切断するためのカッタ部分に用紙幅センサを設けている。このように、全ての転写用紙が通過するカッタ部分に用紙幅センサを設けることにより、用紙幅センサを共通化し、用紙幅センサの設置数を少なくすることができる。その反面、カッタの動作により発生する紙粉の付着などにより用紙幅センサが転写用紙幅を誤検出する可能性が高いという問題点を有していた。
【0007】
また、用紙幅センサの誤検出を防止するために、定期的に用紙幅センサに付着した紙粉などを除去するために分解清掃が必要があるが、上記のようにカッタ部分に用紙幅センサを設けている場合、分解清掃作業が複雑になり、メンテナンス性が劣るという問題点を有していた。
【0008】
さらに、転写用紙の先端が斜めに切断されている場合、転写用紙の引き出し量が不十分であれば、用紙幅センサが転写用紙幅を誤判断する可能性がある。このような場合の誤判断を防止するため、用紙幅を誤判断しない程度に転写用紙の先端が用紙幅センサの位置よりも用紙搬送方向の下流側に引き出されたことを検出するための用紙先端検知センサが必要となる。さらに、各転写用紙の先端部分を一旦用紙幅センサの位置まで搬送して用紙幅を検出した後、各転写用紙の不使用時における退避位置まで後退させるために、各転写用紙の先端が退避位置まで戻ったことを検出するための用紙退避検出センサを、ロール状に巻回された各転写用紙の装填位置の近傍にそれぞれ設ける必要がある。従って、転写用紙の先端が各位置にある場合をそれぞれ検出するための多数のセンサが必要であり、装置の構成が複雑になるという問題点を有していた。
【0009】
本発明は、上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、メンテナンスが容易な画像形成装置を提供することを第1の目的としている。また、少ないセンサ数で、用紙幅の判断だけでなく、転写用紙の先端が用紙幅の判断のための所定の引き出し位置及び/又は不使用時に所定の退避位置にあることを検出することが可能な画像形成装置を提供することを第2の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、ロール状に巻回された転写用紙を装填するための複数の用紙装填部と、
転写用紙の用紙搬送方向の寸法を所定サイズに切断するための切断機構と、
各用紙搬送部に装填された転写用紙を前記切断機構に搬送するための用紙搬送機構と、
前記各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けられた用紙幅検出センサとを備え、
前記用紙幅検出センサは、用紙搬送方向に直交する方向において、それぞれ前記用紙装填部に装填可能な複数の転写用紙の幅に対応する位置に設けられた複数のセンサで構成され、これら複数のセンサのうち、前記用紙装填部に装填可能な最も用紙幅の狭い転写用紙に対応するセンサを、前記用紙搬送経路の用紙搬送方向に直交する方向の中央部に配置して、用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサとして兼用し、
前記用紙先端引き出しセンサがオンになってから、所定時間経過後に、前記用紙幅検出センサによる用紙幅検出が行われる画像形成装置である。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、前記切断機構に最も近い側に位置する用紙装填部以外の各用紙装填部から前記用紙搬送経路に繋がるそれぞれの部分に設けられた用紙退避検出センサを備え、
前記用紙先端引き出しセンサがオンであり、前記用紙退避検出センサの全てがオフである場合、前記用紙幅検出センサによって検出された用紙幅は、前記最上流側の用紙装填部から搬送された用紙の幅とされ、
前記用紙先端引き出しセンサがオンであり、前記用紙退避検出センサのいずれか1つのみがオンである場合、前記用紙幅検出センサによって検出された用紙幅は、当該オンとなっている用紙退避検出センサが設けられている用紙装填部から搬送された用紙の幅とされるものである。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、ロール状に巻回された転写用紙を装填するための複数の用紙装填部と、
転写用紙の用紙搬送方向の寸法を所定サイズに切断するための切断機構と、
各用紙搬送部に装填された転写用紙を前記切断機構に搬送するための用紙搬送機構と、
前記各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けられた用紙幅検出センサとを備え、
用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサを、前記用紙幅検出センサに対して用紙搬送方向の下流側に設け、この用紙先端引き出しセンサがオンとなった時に、前記用紙幅検出センサによる用紙幅検出が行われる画像形成装置である。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記用紙幅検出センサを、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部に装填されている転写用紙について、その先端が退避状態にあることを検出するための用紙退避検出センサとして兼用するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置について、その一実施形態であるディジタル式複写機を例にして、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。
【0015】
画像形成装置1のハウジング10の上面は原稿搬送面11として使用され、原稿2を図中右から左に所定速度で搬送するための原稿搬送機構20が設けられている。なお、以下の説明において、原稿2の搬送方向(紙面に平行な方向)を副走査方向と称し、副走査方向に直交する方向(紙面に垂直な方向)を主走査方向と称する。
【0016】
原稿搬送機構20は、ハウジング10に対して開閉可能なカバー21と、カバー21の内側に設けられた2つの従動ローラ22、24及び白基準ローラ23と、ハウジング10の内側に設けられ、従動ローラ22及び24と当接する2つの駆動ローラ25及び26と、各駆動ローラ25及び26をそれぞれ等速度で同じ方向に回転駆動するためのモータ及び歯車列(図示せず)などで構成されている。なお、図示しない原稿搬送用モータの駆動力は、直接駆動ローラ25及び26に伝達され、駆動ローラ25と従動ローラ22、駆動ローラ26と従動ローラ24との間に原稿2を挟持することにより、駆動ローラ25の駆動力により原稿2の搬送を可能とする。また、原稿搬送用モータの駆動を停止すると、駆動ローラ25の駆動を停止するので、原稿2の給紙が停止される。
【0017】
ハウジング10の原稿搬送面11のうち、白基準ローラ23と対向する部分には撮像ユニット30が設けられている。撮像ユニット30は、ハウジング10の原稿搬送面11と同面の原稿読み取り領域を照明するための光源31と、原稿読み取り領域を通過する原稿の像を所定の位置に結像させるための撮像光学系32と、撮像光学系32の結像位置に設けられたCCDなどの撮像素子33などで構成されている。
【0018】
光源31は、例えば直管蛍光灯などの主走査方向の長さが副走査方向の長さよりも長い発光面を有する細長い発光体であり、その軸が主走査方向に対してほぼ平行になるように配置されている。撮像光学系32は、例えばSELFOC(商品名)などの正立等倍系の微小レンズを主走査方向に多数配列したレンズアレイであり、原稿読み取り領域と撮像素子33の受光面とは光学的に共役な関係にある。なお、原稿搬送機構20及び撮像ユニット30などで画像読取装置50(図6参照)を構成する。
【0019】
ハウジング10の内部には、上記撮像ユニット30の他に、複写機本体の底部に配設された給紙機構110と、この給紙機構110の上方に配設された用紙搬送機構120と、この用紙搬送機構120の上方に配設された画像形成機構130と、この画像形成機構130よりも排出側に配設された定着装置140等が設けられている。
【0020】
給紙機構110は、ロール状に巻回された転写用紙115A,115Bを装填するための複数(例えば2つ)の用紙装填部116A及び116Bと、転写用紙115A,115Bを所定の寸法に切断するカッター112と、用紙装填部116A,116Bからカッター112まで転写用紙115A,115Bの搬送をガイドするための用紙搬送経路117A,117Bと、転写用紙115A,115Bを用紙搬送経路117A,117Bに沿って搬送するための用紙搬送機構120の一部(図示せず)と、転写用紙115A,115Bの幅(主走査方向の寸法)を検出すると共に上側に位置する転写用紙115Aの先端が所定の退避位置に退避状態にあることを検出するための用紙退避検出センサとして機能する用紙幅検出センサ(以下、「第1センサ」とする)113と、下側に位置する転写用紙115Bの先端が所定の退避位置に退避状態にあることを検出するための用紙退避検出センサ114(以下、「第2センサ」とする)等で構成されている。
【0021】
第1センサ113は、例えば図2に示すように、発光素子及び受光素子で構成された光学式センサを、転写用紙の搬送方向に対して直交する方向に複数組(例えば4組)配置したものである。第1センサ113を構成する複数組のセンサのうち、用紙搬送経路の用紙搬送方向に直交する方向の中央部に配置されたセンサ113Aは、各用紙装填部116A,116Bに装填可能な最も用紙幅の狭い転写用紙(例えば用紙幅210mm)に対応するセンサであり、用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサとしても機能する。その他のセンサ113B、113C及び113Dは、それぞれ用紙幅297mm、420mm及び594mmに対応するセンサである。また、第2センサ114は、発光素子及び受光素子で構成された単一の光学式センサであり、下側の転写用紙115Bの先端が所定の位置に退避したことを検出するためのものであり、用紙搬送経路の用紙搬送方向に直交する方向の中央部に配置されている。
【0022】
用紙搬送機構120はさらに、給紙機構110から供給された転写用紙115を画像形成機構130に搬送するための搬送ローラ対128と、搬送されてきた転写用紙115の幅方向に先端をそろえると共に、後述する感光体ドラム131の回転に合わせてトナー像の転写開始のタイミングをはかるためのレジストローラ対121と、レジストローラ対121から感光体ドラム131と転写装置135とが対向する転写位置まで転写用紙115A,115Bを正確に搬送するための転写ガイド127及び転写前ローラ対123と、表面にトナー像が転写された転写用紙115A,115Bを定着装置140に搬送するための搬送ガイド124と、定着装置140によりトナー像が定着され、画像形成がなされた転写用紙を装置外部に排出するための排出ローラ対125等で構成されている。
【0023】
搬送ローラ対128に搬送されてきた転写用紙115A,115B先端部が、レジストローラ対121とほぼ同じ位置に設けられているレジストスイッチにより検出された後、一定量搬送され、転写用紙115A,115Bの搬送が停止される。この転写用紙115A,115Bの停止位置から転写位置までの距離と、感光体ドラム131の外周上に置ける露光位置とトナー像の転写位置との間の距離がほぼ等しくなるように設定されている。そして、露光装置133による感光体ドラム131の表面への露光とレジストローラ対121の駆動とがほぼ同時に開始される。感光体ドラム131上に形成されるトナー像の先端とレジストローラ対121により搬送される転写用紙115の先端とがほぼ同時に転写位置に到達するので、転写用紙115A,115B上にほとんど隙間なくトナー像が転写される。
【0024】
画像形成機構130は、電子写真プロセスによって、転写用紙115A,115B上に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支されドラムの表面に光導電性物質が塗布された感光体ドラム131と、感光体ドラム131を所定方向に所定速度で回転させる感光体ドラム駆動装置138(図6参照)と、感光体ドラム131の表面に所定の電位を与える(所定の電荷を均一にチャージする)ための帯電装置132と、所望の画像に対応して感光体ドラムの表面を選択的に露光することにより感光体ドラムの表面に静電潜像を形成するための露光装置133と、感光体ドラム131の表面に選択的にトナーを付着させることにより、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を現像する現像装置134と、感光体ドラム131上の現像されたトナー像を転写用紙の表面に転写する転写装置135と、感光体ドラムの表面に残留するトナーを除去(清掃)するためのクリーナ136と、感光体ドラムの表面の電荷を除去するための除電装置137等で構成されている。
【0025】
帯電装置132は、露光位置に対して感光体ドラム131の回転方向の上流側において、感光体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向するように設けられており、高圧電圧が印加されコロナ放電を発生させるためのワイヤーと、所定の電圧が印加されるグリッドを備え、このワイヤー及びグリッドによって感光体ドラム131の表面に所定電位を与える。
【0026】
露光装置133は、感光体ドラム131の回転軸に平行な方向(主走査方向)に多数の微小LEDが配列されたLEDアレイを有するLPHであり、各LEDはそれぞれ例えば32段階の露光時間制御が可能である。LPHのハードウエア構成自体は公知のものと同様であるため、詳細な図面は省略する。LPHのLEDアレイの配列数は、この画像形成装置で使用可能な転写用紙115A,115Bの幅及び画像形成装置の解像度により決定される。一例として、この画像形成装置で使用可能な転写用紙115A,115Bの最大サイズをA1サイズ(594mm×841mm)とし、解像度を400DPI(ドット・パー・インチ)とすると、LEDアレイの配列数は594÷25.4×400≒9360となる。
【0027】
感光体ドラム131は、例えばアルミ等のドラムの外周面に有機感光体(OPC:Organic Photo-Conductor)の膜を塗布したものであり、未露光状態では、帯電装置132により一定の表面電位となるように、+の電荷がチャージされている。この状態で、露光装置133により感光体ドラム131の表面が選択的に露光されると、表面に塗布された光導電性材料の光電効果により、露光された部分の電位が低下する。すなわち、感光体ドラム131の表面に静電潜像が形成される。
【0028】
現像装置134は、上記露光位置に対して感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感光体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向するように設けられており、所定量のトナーを保持すると共に、トナーを例えば+の電荷に帯電させる。感光体ドラム131の表面に形成された静電潜像部分が現像装置134に接近すると、現像装置134から感光体ドラム131の表面にトナーが付着するので、感光体ドラム131の表面上にトナー像が形成される(すなわち静電潜像が現像される)。
【0029】
転写装置135は、現像装置134に対して感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感光体ドラム131と転写装置135との間に転写用紙115が搬送されてきてもなお隙間が生じるように、感光体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向するように設けられており、感光体ドラム131上のトナーとは逆極性の転写電流を流すことにより、感光体ドラム131と転写装置135との間に介在する転写用紙115A,115Bにトナーを付着させる。その結果、感光体ドラム131の表面上のトナー像が転写用紙115A,115Bに転写される。
【0030】
クリーナ136は、転写装置135に対して感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感光体ドラム131の表面に対して接触するように設けられており、転写装置135による転写用紙115A,115Bへのトナー像の転写後でもなお、感光体ドラム131の表面上に残留しているトナーを除去する。
【0031】
除電装置137は、クリーナ136に対して感光体ドラム131の回転方向の下流側で、かつ帯電器132に対して上流側に設けられており、感光体ドラム131の表面に残留している電荷を除去する。
【0032】
定着装置140は、この画像形成機構130の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成機構130によりトナー像が転写された転写用紙115A,115Bに対して、加熱ローラ141及び加圧ローラ142により加熱及び加圧を行い、転写用紙115A,115B上にトナー像を定着させる。
【0033】
次に、給紙機構110における第1センサ113及び第2センサ114と転写用紙115A及び115Bの先端の位置の関係の詳細を図3〜図5に示す。
【0034】
図3は、転写用紙115Aと115Bの各先端がそれぞれ退避位置にある状態を示す。この場合、第1センサ113及び第2センサ114には、転写用紙115A及び115Bのいずれも対向しておらず、各センサの出力はそれぞれハイレベル(又はオフ)である。
【0035】
図4は、上側の転写用紙115Aの先端が用紙幅検出可能な引き出し位置にあり、下側の転写用紙115Bの先端が退避位置にある場合を示す。この場合、第1センサ113には上側の転写用紙115Aが対向しており、第1センサ113の出力はローレベル(又はオン)となる。一方、第2センサ114には下側の転写用紙115Bは対向しておらず、第2センサ114の出力はハイレベル(又はオフ)になる。第1センサ113の出力がローレベルで第2センサ114の出力がハイレベルである場合、第1センサ113の出力は上側の転写用紙115Aの用紙幅を表す。
【0036】
図5は、下側の転写用紙115Bの先端が用紙幅検出可能な引き出し位置にあり、上側の転写用紙115Aの先端が退避位置にある場合を示す。この場合、第1センサ113には下側の転写用紙115Bが対向しており、第1センサ113の出力はローレベル(又はオン)となる。また、第2センサ114にも下側の転写用紙115Bは対向しており、第2センサ114の出力はハイレベル(又はオフ)になる。第1センサ113の出力及び第2センサ114の出力が共にローレベルである場合、第1センサ113の出力は下側の転写用紙115Bの用紙幅を表す。
【0037】
なお、図4及び図5に示すように、転写用紙115A又は115Bの先端を用紙幅検出可能な引き出し位置(待機位置)に停止させるには、第1センサ113のセンサ113Aが転写用紙の先端を検出してから所定時間(例えば数秒)経過後に用紙搬送機構120を停止すればよい。
【0038】
次に、本実施形態の画像形成装置1のブロック構成の一例を図6に示す。画像形成装置1は、先に説明した構成要件の他に、画像形成装置全体の制御を行う制御装置60と、所定のタイミング信号を発生するタイマー61と、画像形成装置の本体上部等に設けられた各種操作スイッチ62と、この画像形成装置で操作可能な各機能、使用可能な用紙サイズ、用紙詰まり等のトラブル状況を表示するための液晶パネル等の表示装置63、後述する画像データを一時的に記憶するためのメモリ64などを具備する。
【0039】
次に、本実施形態における動作、特に画像形成装置の電源スイッチをオンしてから各転写用紙115A及び115Bの用紙幅を検出し、画像形成に備えるまでのフローを図7から図10に示す。
【0040】
電源スイッチをオンすると、前回この画像形成装置1がどのような状態で電源オフされているか否か不明であるので、制御装置60は第2センサ114の出力がオフしているか否かを判断する(ステップS1)。第2センサ114の出力がオフしていない場合、用紙搬送経路に下側の転写用紙115Bが残っているので、下側の用紙搬送機構を逆転して転写用紙115Bを巻き戻す(ステップS3)。
【0041】
第2センサ114の出力がオフになると(ステップS1でYES)、制御装置60は第1センサ113の出力がオフしているか否かを判断する(ステップS5)。第1センサ113の出力がオフしていない場合、用紙搬送経路に上側の転写用紙115Aが残っているので、上側の用紙搬送機構を逆転して転写用紙115Aを巻き戻す(ステップS7)。
【0042】
各転写用紙115A及び115Bがそれぞれ巻き戻されると、制御装置60は用紙搬送機構120を駆動して、上側の転写用紙115Aの搬送を開始する(ステップS9)。用紙搬送機構120の駆動を開始すると、制御装置60は第1センサ113のセンサ113Aがオンするのを待ち(ステップS11)、センサ113Aがオンしてから所定時間経過した時点で用紙搬送機構120の駆動を停止し、上側の転写用紙115Aの搬送を停止する(ステップS13,S15)。
【0043】
上側の転写用紙115Aの搬送を停止すると、制御装置60は第1センサ113を構成する各センサ113B〜113Dの出力を比較し、上側の転写用紙115Aの用紙幅を検出する。具体的には、まずセンサ113Bがオンしているか否かを判別する(ステップS17)。センサ113Bがオンしていない場合(ステップS17でNO)、センサ113Aのみがオンしているので、上側の転写用紙115Aの幅を、この画像形成装置に装填可能な用紙幅のうち最少幅である210mmと判断する(ステップS19)。
【0044】
センサ113Bがオンしている場合(ステップS17でYES)、センサ113Cがオンしているか否かを判別する(ステップS21)。センサ113Cがオンしていない場合(ステップS21でNO)、センサ113Aと113Bがオンしているので、上側の転写用紙115Aの幅を、センサ113Bに対応する用紙幅297mmと判断する(ステップS23)。
【0045】
センサ113Cがオンしている場合(ステップS21でYES)、センサ113Dがオンしているか否かを判別する(ステップS25)。センサ113Dがオンしていない場合(ステップS25でNO)、センサ113A、113B及び113Cがオンしているので、上側の転写用紙115Aの幅を、センサ113Cに対応する用紙幅420mmと判断する(ステップS27)。一方、センサ113Dがオンしている場合(ステップS25でYES)、センサ113A、113B、113C及び113Dの全てがオンしているので、上側の転写用紙115Aの幅を、センサ113Dに対応する用紙幅594mmと判断する(ステップS29)。このようにして、上側の転写用紙115Aの用紙幅が検出される。
【0046】
上側の転写用紙115Aの用紙幅を検出すると、制御装置60は、用紙搬送機構120を逆転して上側の転写用紙115Aの巻き戻しを開始する(ステップS31)。さらに、第1センサ113(特にそのセンサ113A)がオフするのを待ち(ステップS33)、上側の転写用紙115Aの巻き戻しを停止する(ステップS35)。これらの動作により、上側の転写用紙115Aの先端が図3に示すような位置に退避する(ステップS37)。
【0047】
上側の転写用紙115Aが退避すると、制御装置60は用紙搬送機構120を駆動して下側の転写用紙115Bの搬送を開始する(ステップS39)。さらに上記ステップS11からS31までのステップと実質的に同じステップS41〜S61までを行い(実質的に同じ内容のため説明を省略する)、第2センサ114がオフするのを待ち(ステップS63)、下側の転写用紙115Bの巻き戻しを停止する(ステップS65)。これらの動作により、下側の転写用紙115Bの先端が図3に示すような位置に退避する(ステップS67)。
【0048】
上側の転写用紙115A及び下側の転写用紙115Bがそれぞれ退避位置に退避した後、下側の転写用紙115B及び上側の転写用紙115Aをそれぞれ第2センサ114及び第1センサ113がオンする位置まで搬送し、各センサがオンしてから所定時間経過後、給紙動作を停止する(ステップS69〜S83)。これにより、上側の転写用紙115A及び下側の転写用紙115Bがそれぞれ所定位置に待機することになる。以上で、上側の転写用紙115A及び下側の転写用紙115Bの用紙幅がそれぞれ検出されたので、このフローを終了し、画像形成に備える。
【0049】
なお、上側の転写用紙115Aと下側の転写用紙115Bとで、それぞれ用紙幅のことなるものを用いるのが一般的であるが、大量に画像形成(複写など)を行う場合は、上側の転写用紙115Aと下側の転写用紙115Bを同じ用紙幅としても良い。また、画像形成装置に装填可能な用紙幅は上記具体例に限定されず、これら以外の用紙幅であっても良い。
【0050】
また、上記実施形態では、上側の第1センサ113のうちのセンサ113Aに最少幅の転写用紙に対応する用紙幅検出センサと用紙先端検出センサの2つの機能を持たせたが、これに限定されるものではなく、用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサを、第1センサ113に対して用紙搬送方向の下流側に別途設けても良い。その場合、転写用紙115A,115Bの先端が斜めになっている場合でも、このセンサがオンすることにより、この転写用紙115A、115Bの全幅部分がこの第1センサ113に対向するので、用紙幅を誤検出することはない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、ロール状に巻回された転写用紙を装填するための複数の用紙装填部と、転写用紙の用紙搬送方向の寸法を所定サイズに切断するための切断機構と、各用紙搬送部に装填された転写用紙の先端部分を前記切断機構に搬送するための用紙搬送機構と、前記各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けられた用紙幅検出センサとを具備するので、従来例のように切断機構(カッター)の分解を行うことなく、用紙幅検出センサ部分を分解清掃を行うことができ、メンテナンス性が向上する。また、用紙幅検出センサを各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けているので、用紙搬送経路の共通する部分を短くすることができ、画像形成装置全体を小型化することが可能となる。
【0052】
また、前記用紙幅検出センサを、用紙搬送方向に直交する方向において、それぞれ前記用紙装填部に装填可能な複数の転写用紙の幅に対応する位置に設けられた複数のセンサで構成することにより、各センサのオン及びオフの組み合わせにより、対象となっている転写用紙の用紙幅を特定することが可能となる。
【0053】
さらに、前記用紙幅検出センサを最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部に装填されている転写用紙について、その先端が退避状態にあることを検出するための用紙退避検出センサとして兼用することにより、少なくとも1つの用紙退避検出センサを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】上記実施形態における第1及び第2センサの構成、及び各センサと転写用紙の用紙幅検出時における用紙先端引き出し位置及び所定の退避位置の関係を示す図である。
【図3】上記実施形態における各センサと転写用紙の先端の位置関係を示す図である。
【図4】上記実施形態における各センサと転写用紙の先端の位置関係を示す図である。
【図5】上記実施形態における各センサと転写用紙の先端の位置関係を示す図である。
【図6】上記実施形態に係る画像形成装置のブロック構成の一例を示す図である。
【図7】上記実施形態における用紙幅検出動作を示すフローチャートである。
【図8】図7に示すフローチャートの続きである。
【図9】図7及び8に示すフローチャートの続きである。
【図10】図7から図9に示すフローチャートの続きである。
【符号の説明】
1 :画像形成装置
2 :原稿
10 :ハウジング
20 :原稿搬送機構
30 :撮像ユニット
60 :制御装置
110 :給紙機構
112 :カッター(切断機構)
113 :第1センサ(用紙幅検出センサ、用紙退避検出センサ)
113A:センサ(用紙先端引き出しセンサ)
114 :第2センサ(用紙退避検出センサ)
115A:(上側の)転写用紙
115B:(下側の)転写用紙
116A:用紙装填部
116B:用紙装填部
117A:用紙搬送経路
117B:用紙搬送経路
120 :用紙搬送機構
Claims (4)
- ロール状に巻回された転写用紙を装填するための複数の用紙装填部と、
転写用紙の用紙搬送方向の寸法を所定サイズに切断するための切断機構と、
各用紙搬送部に装填された転写用紙を前記切断機構に搬送するための用紙搬送機構と、
前記各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けられた用紙幅検出センサとを備え、
前記用紙幅検出センサは、用紙搬送方向に直交する方向において、それぞれ前記用紙装填部に装填可能な複数の転写用紙の幅に対応する位置に設けられた複数のセンサで構成され、これら複数のセンサのうち、前記用紙装填部に装填可能な最も用紙幅の狭い転写用紙に対応するセンサを、前記用紙搬送経路の用紙搬送方向に直交する方向の中央部に配置して、用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサとして兼用し、
前記用紙先端引き出しセンサがオンになってから、所定時間経過後に、前記用紙幅検出センサによる用紙幅検出が行われる画像形成装置。 - 前記切断機構に最も近い側に位置する用紙装填部以外の各用紙装填部から前記用紙搬送経路に繋がるそれぞれの部分に設けられた用紙退避検出センサを備え、
前記用紙先端引き出しセンサがオンであり、前記用紙退避検出センサの全てがオフである場合、前記用紙幅検出センサによって検出された用紙幅は、前記最上流側の用紙装填部から搬送された用紙の幅とされ、
前記用紙先端引き出しセンサがオンであり、前記用紙退避検出センサのいずれか1つのみがオンである場合、前記用紙幅検出センサによって検出された用紙幅は、当該オンとなっている用紙退避検出センサが設けられている用紙装填部から搬送された用紙の幅とされる請求項1記載の画像形成装置。 - ロール状に巻回された転写用紙を装填するための複数の用紙装填部と、
転写用紙の用紙搬送方向の寸法を所定サイズに切断するための切断機構と、
各用紙搬送部に装填された転写用紙を前記切断機構に搬送するための用紙搬送機構と、
前記各用紙装填部から前記切断機構までの用紙搬送経路の共通する部分であって、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部からの用紙搬送経路が合流する部分の近傍に設けられた用紙幅検出センサとを備え、
用紙幅検出時における用紙先端引き出しセンサを、前記用紙幅検出センサに対して用紙搬送方向の下流側に設け、この用紙先端引き出しセンサがオンとなった時に、前記用紙幅検出センサによる用紙幅検出が行われる画像形成装置。 - 前記用紙幅検出センサを、最も切断機構に近い側に位置する用紙装填部に装填されている転写用紙について、その先端が退避状態にあることを検出するための用紙退避検出センサとして兼用する請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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