JPS63176232A

JPS63176232A - シ−ト給送装置

Info

Publication number: JPS63176232A
Application number: JP62007095A
Authority: JP
Inventors: Otsuya Kosugiyama; 小杉山　乙矢; Atsushi Kubota; 篤久保田; Harukazu Sekiya; 治員関谷; Koichi Miyamoto; 侯一宮本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-01-14
Filing date: 1987-01-14
Publication date: 1988-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、記録機器及びレーザービームプリン
タ等の画像形成装置におけるシート給送装置に係り、詳
しくは連続画像形成例えばページ連写の簡略化を図った
シート給送装置に関する。

（ロ）従来の技術一般に、ページ連写を行い得る画像形成装置例えば複写
機１は、第２図に示すように、複写部２を内蔵している
と共に、該複写部２の上方には原稿Ｍを載置する原稿台
３が設置され、かつ該原稿台３の下方には原稿Ｍを照明
するランプ５、ミラー６．７，９，１０，１１，１２及
びレンズ１３からなる走査光学系１５が配置されている
。そして、ランプ５．ミラー６と、ミラー７．９とがそ
れぞれ一体に、かつ該ランプ５．ミラー６とミラー７．
９との速度比が１：１にで矢印入方向に走査されるよう
に構成されている。

一方、前記複写部２には感光ドラム１６が設置され、か
つその周囲には転写帯電器１７からなる転写部１９．ク
リーニング装置２０．帯電器２１及び現像器２２が配設
されている。そして、転写部１９の搬送上流側にはシー
ト給送部２３が配置されており、該シート給送部２３に
はシートＳ・・を収納したカセット２４が装着されてい
ると共に、該カセット２４に臨んでピックアップローラ
２５が設置され、かつ該カセット２４の下流には給送ロ
ーラ対２６及びレジストローラ２７が配設されている。

また、転写部１９の搬送下流側には順に、搬送ベルト２
９．定着ローラ対３０．排出ローラ対３１及び排出トレ
イ３２が配設されている。なお、図中３３にて示すもの
は、定着ローラ対３０の汚れを除去するウエブユニツ）
・である。

従って、通常の複写作業を行う際、図示しないコピーボ
タンが押下されると、ランプ５が点灯しかつミラー６が
該ランプ５と共に第１図矢印Ａ方向に走査され、これに
より原稿台３に載■された原ｍＭはその一端から他端に
向けて順次照明され、更に該原稿Ｍからの反射光は、ミ
ラー６．７，９、レンズ１３及びミラー１０，１１，１
２を経由して、感光ドラム１６に順次結像投影露光され
る。

この際、ミラー６とミラー７．９とは１：ｖ２なる速度
比にて移動されるので、原ｉＭの走査中どの時点におい
ても、該原稿Ｍの走査面と感光ドラム１６の露光面まで
の光路長が一定に保持され、これにより該感光ドラム１
６には終始偲けること無く原稿画像が結像露光投影され
る。一方、カセット２４内の最上位のシートＳがピック
アップローラ２５及び給送ローラ対２６にて給送される
と、前記シー＋−Ｓはその先端がレジストローラ対２７
のニップ部に当接して所定のループを形成した時点で一
旦停止されろ。そして、感光ドラム１６に露光した画像
の位置と同期してレジストローラ対２７が回転されると
、前記シートＳは転写部１９に向けて搬送されてトナー
像を転写された後、搬送ベルト２９を介して定着ローラ
対３０に搬送され、更に該定着ローラ対３０にて前記ト
ナー像を定着され、かつ排出ローラ対３１により排出ト
レイ３２上に排出・載置される。一方、感光ドラム１６
はクリーニング装置２０にて表面上の残留現像剤を処理
されて、次工程に備える。

また、原稿台３上に本等を開いた状態で載置し、その両
側の頁をそれぞれ別のシートＳに転写する場合や、２枚
の原稿Ｍ、Ｍを原稿台３上に並べて載置し、それぞれ別
のシートＳに転写する場合、或いは１枚の原稿Ｍを原稿
台３に載置し、該原稿Ｍの画像を半分づつ別々のシート
Ｓに転写するいわゆるページ速写なる作業を行う際には
、まず操作部においてページ速写モードを選択し、更に
コピーボタンを押下する。すると、ランプ５とミラー６
、及びミラー７．９とがそれぞれ第２図矢印Ａ方向に走
査されて、第１の原稿Ｍの画像読み取りが行われ、これ
らランプ５．ミラー６、及びミラー７．９は該読み取り
後、読み取り開始位置まで戻される。そして、この後、
ランプ５等が再び矢印Ａ方向に走査され、第２の原稿Ｍ
の位置までこれらランプ５等が達した時点から画像の読
み取りが開始されろ。そして、感光ドラム１６上に形成
された２つの原禍像はカセット２４から給送される別々
のシートＳにそれぞれ転写される。

（／勺　発明が解決しようとする問題点このため、ペー
ジ速写による複写作業は、１度の原稿セットにもかかわ
らず、走査光学系１５は２度往復して第１の原稿Ｍ、及
び第２の原稿Ｍからそれぞれ画像を読み取らなければな
らず、これにより通常の複写作業即ち１枚の原ｉＭから
１枚のシートＳに転写する複写作業より大幅に時間が掛
かってしまう不具合を生じている。

また、カセット２４から搬送される別々のシートＳに、
感光ドラムに連続して形成した原稿画像を１度に転写し
て、ページ速写の作業時間を短縮することも考えられる
が、別々のシートｓをその間隔を開けることなく搬送す
るために、ピックアップローラ２５や給送ローラ対２６
による搬送速度を可変にしたり、シートＳの前端・後端
を検知するセンサ等を設けなければならない等、その構
造が非常に複雑（こなったり、ローラ等の速度切換えの
タイミング制御が困難である等の不都合を生じろ虞れが
ある。

（ロ）　問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を＃消することを目的とするもの
であって、シート収納部に収納したシートを続けて供給
し得るピックアップ回転体と、前記シートを搬送する給
送回転体とを備え、前記ピックアップ回転体の搬送速度
をＶ１、前記給送回転体の搬送速度をＶ２、前記ピック
アップ回転体がら前記シート収納部に収納したシート前
端までの距離を１１．前記給送回転体から該シート前端
までのとするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、シート収納部に載置された第１のシ
ートが、ピックアップ回転体の駆動により、搬送速度Ｖ
１にて給送回転体に向けて送出され、前記第１のシート
の前端部が給送回転体によすｅ送され始めると、該第１
のシートは搬送速度ｖ２となる。そして、該第１のシー
トの後端部がピックアップ回転体の位置から離れる瞬間
、該ピックアップ回転体は搬送速度■１にて次なる第２
のシートを直ちに送出し始める。すると、前記第１のシ
ー１、が、シート収納部に収納したシートの前端部から
、ピックアップ回転体までの距＠１、及び給送回転体ま
での距離１２、即ち距離１．＋１２を搬送速度ｖ２テ進
む間、第２のシートは該距離Ｉ２を搬送速度Ｖ、にて第
１のシート後端と菫な９合いながら給送回転体に向けて
送られる。この際、端が給送回転体を離れる瞬間、第２のシートの前端が該
給送回転体に到達する。従って、第２のシートは第１の
シートの後端にその前端を密接した状態で、給送回転体
により速度Ｖ２にて搬送される。

これにより、第１のシート及び第２のシートはそれぞれ
の画像を続けて形成される。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。なお、先に説明した複写機１におけるシート給送
装置２３と同一部分は同一符号を付して説明を省略する
。

シート給送装置３５は、第１図に示すように、複写部２
の上流側に位置して、カセット３７を着脱自在に備えて
いると共に、該カセット３７に積載・収納した多数のシ
ートＳに臨んでピックアップローラ３９が配置され、か
つ該ピックアップローラ３９はワンウェイクラッチ４０
を備えており、第１図時計方向にのみ回転自在に構成さ
れている。

また、前記カセット３７の直下流には給送ローラ対４１
が設置され、かつ該ローラ対４１の更に下流にはレジス
トローラ対４２が設置されており、該レジストローラ対
４２ば前記複写部２を構成している感光ドラム１６にシ
ートＳを同期して搬送し、転写帯電器１７にてトナー像
を転写するように構成されている。

一方、前記ピックアップローラ３９の外周とシートＳが
接している部分から、前記カセット３７に収納・積載し
たシートＳ・・・の搬送下流側に向いた前端までの距離
を４．とし、また前記給送ローラ対４１のニップ部から
、前記シートＳの前端までの距離を１！２とし、更にピ
ックアップローラ３９の搬送速度を■１．及び給送ロー
ラ対４１の搬送速度されている。また、レジストローラ
対４２もモータの回転を前記給送ローラ対４１と同一の
ギヤ列比にて伝動されることにより、該給送ローラ対４
１と同じ搬送速度ｖ２にて駆動されるように構成されて
いる。

本実施例は、以上のような構成よりなるので、原稿台３
上に原′ｌｌＩＪＭを１枚載置する等の通常の複写作業
の際には、上述したシート給送装置２３の場合と同様に
して、シートＳの給送、トナー像の転写、該トナー像の
定着及び排出トレイ３２への排出工程が順次行われる。

また、原稿台３上に原￥’ｉＭを並べて２枚載置し、こ
れら原稿Ｍ、Ｍの原稿画像を別々のシートＳにそれぞれ
転写する等のいわゆるページ連写作業を行う際、まず操
作部にてベージ連写モードを選択した後、コピーボタン
を押圧する。すると、ピックアップローラ３９の回転に
よりカセット３７からシートＳ・・・の最上位の第１の
シートＳが搬送速度ｖ１にて送出され、該第１のシート
Ｓは搬送速度ｖ２にて回転する給送ローラ対４１のニッ
プ部に挾持される。この際、該ローラ対４１の搬送速度
ｖ２はピックアップローラ３９の搬送速度Ｖ、より速い
ため、第１のシートＳはその後端を圧接しているピック
アップローラ３９の回転に打ち勝って搬送速度■２にて
搬送される。この状態では、ピックアップローラ３９は
ワンウェイクラッチ４０を備えているため、第１のシー
１−　Ｓの移動に伴って速度Ｖ２にて回転される。そし
て、第１のシートＳの前端がレジストローラ対４２のニ
ップ部に当接して所定のループを形成すると、給送ロー
ラ対４１は一旦停止される。ついで、感光ドラム１６の
原稿画像の位置とタイミングを合せ、レジストローラ対
４２．給送ローラ対４１及びピックアップローラ３９が
駆動し始める。これにより、第１のシートＳは転写部１
９に向けて速度ｖ２にて搬送され、更に該第１のシート
Ｓの後端がピックアップローラ３９から解放される瞬間
、次なる第２のシー！・Ｓが該ピックアップローラ３９
により搬送速度ｖ１にて直ちにカセット３７から送出さ
れる。この状態では、第２のシー１−　Ｓの前端は第１
のシー１−３なる関係に構成されているため、第１のシ
ートＳの後端が給送ローラ対４１のニップ部から離れる
と同時に、第２のシートＳの前端が給送ローラ対４１の
ニップ部に到達する。これにより、第２のシートＳは、
レジストローラ対４２により搬送速度ｖ２にて搬送され
る第１ノー１−　Ｓの後端に密接して続き、給送ローラ
対４１にて速度Ｖ２にて搬送される。従って、第１のシ
ートＳと第２のシー１．３はその間隔を開けることなく
転写部１９に搬送され、感光ドラム１６に連続して形成
した２枚の原稿Ｍ、Ｍの画像を連続してそれぞれ転写さ
れ、更に搬送ベルト２９にて定着ローラ対３０に送られ
、該ローラ対３０にてトナー像をそれぞれ定着された後
、排出ローラ対３１により排出ｌ−レイ３２に順次排出
・載置される。従って、ランプ５とミラー６、及びミラ
ー７．９による２枚の原稿Ｍ、　Ｍに対する１回のみの
走査で、続いて搬送される２枚のシー１−　Ｓに原稿Ｍ
、Ｍのそれぞれの画像を確実に形成することができ、従
っていわゆるページ連写作業時の所要時間を大幅に減少
して、作業効率を向上することができると共に、オペレ
ータの負担を軽減することができる。

（ｊ・）発明の効果以上、説明したように、本発明によれば、ピックアップ
回転体、給送回転体及びシート収納部に一定の配置関係
を持たせるという極めて簡単な構造からなるものであり
ながら、複雑な駆動タイミングの調整や高価なセンサ等
の検知手段を用いること無＜、複数のシートを間隔を開
けずに搬送できるという効果がある。また、特殊な部材
や複雑な構成を必要としないことにより、生産性の向上
及びコストダウンも図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート給送装置の側面図、第２図
は従来の画像形成装置を示す側面図である。１６・・感光ドラム　、　　３５・・シート給送装置（
シート給送部）　、　　３７・・・シート収納部（カセ
ッｌ−）　　、　　３９・・・ピックアップ回転体（ロ
ーラ）　　、　　４１・給送回転体（ローラ対）、１、
、ｅ２−距離　、Ｖ、、Ｖ２．、、搬送速度　、Ｓ　・
シート　。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート収納部に収納したシートを続けて供給し得
るピックアップ回転体と、前記シートを搬送する給送回転体と、を備え、前記ピッ
クアップ回転体の搬送速度をＶ＿１、前記給送回転体の
搬送速度をＶ＿２、前記ピックアップ回転体から前記シ
ート収納部に収納したシート前端までの距離をｌ＿１、
前記給送回転体から該シート前端までの距離をｌ＿２と
して、Ｖ＿１＜Ｖ＿２で、かつｌ＿２／Ｖ＿１＝（ｌ＿
１＋ｌ＿２）／Ｖ＿２なる関係が成立することを特徴と
するシート給送装置。