JP5640333B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置には、上部の加熱ローラ及び下部の加圧ローラ(ヒートローラ含む)からなるローラ式の定着装置や、更に定着温度を抑えた構造である複数のベルト搬送ローラ間に掛け渡されて回転する無端状の定着ベルトと加圧ローラ(加熱ローラも含む)からなる定着ベルト方式の定着装置がある。このどちらのタイプの定着装置についても、定着ローラなどの定着部材と加圧ローラなどの加圧部材の圧接により形成されるニップを通過することで、紙などの転写材上に未定着のトナー像を加熱及び加圧により圧着させている。また、定着部材上には、巻き取り式クリーナーウエブ等の清掃装置があり、定着部材に付着した残存トナー等を清掃している。
ところで、トナー像はニップ部にて溶融されて記録部材に定着するわけだが、定着部材には定着しきれない残存トナーが付着し、上述の清掃装置にて清掃しきれない残存トナーが画像履歴として定着部材上に付着することがある。従来では、定着部材上に離形剤供給装置を備え、離形材を供給することで、定着部材上の残存トナーが付着するのを低減していた。
このような問題を解決するために、例えば、加熱部材と加圧部材とからなる定着部材を有する定着装置に、加熱部材あるいは加圧部材の少なくともいずれか一方の表面に離形剤を均一に安定して供給することのできる離形剤供給装置を設ける技術が開発されている(特許文献1参照)。また、ベタ黒で形成されたトナー像つまりクリーニングシートを用いて、定着部材の表面を清掃する技術も開発されている(例えば特許文献2参照)。具体的には、クリーニングシートがニップ部に通されることにより、定着部材の表面に接触して加熱され、クリーニング層が粘着性を発揮し、定着部材に付着している紙粉やトナーなどが取り込まれるので定着ローラの表面が清掃される。
しかし、特許文献1の技術では、一部ニップ部出口にて定着部材に清掃しきれない残存トナーが定着部材に付着し微小な凹凸を生じさせる恐れがあった。また、特許文献2の技術では、残存トナーをクリーニング層の粘着性により定着部材から除去しているが、クリーニングシートで除去できない残存トナーが定着部材に付着し微小な凹凸を生じさせる恐れがあった。このような定着部材に付着した微小な凹凸によって、次に印刷対象となる転写材へのトナー像の定着時に光沢ムラを消去又は低減することは困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トナー像の定着時に光沢ムラを消去又は低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置であって、帯電手段と、前記帯電手段によって帯電された像担持体と、印刷対象の画像に応じた光を前記像担持体に照射して潜像を形成する露光手段と、前記露光手段によって形成された潜像をトナー像化する現像手段と、前記トナー像化されたトナー画像を供給トレイから供給された転写材に転写する転写手段と、前記転写材に転写された前記トナー像を定着させる定着手段と、前記定着手段に付着したトナーを清掃する清掃手段と、装置全体を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記定着手段によって前記トナー像が定着された前記転写材の数に応じて、前記露光手段に対し画像面積率が所定率以上である第1画像の潜像を露光させ、前記現像手段に対し前記第1画像の潜像をトナー像化させ、前記転写手段に対し前記第1画像のトナー画像を前記転写材に転写させ、前記定着手段に対し前記第1画像のトナー像を前記転写材に定着させる印刷を行う前記転写材の枚数を可変にするとともに、前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御することを特徴とする。
本発明によれば、トナー像の定着時に光沢ムラを消去又は低減することが可能になる。
図1は、画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。 図2は、定着装置11の内部構成を例示する図である。 図3は、定着ニップ部分でトナー像を定着する状態を説明するための図である。 図4は、全ベタ画像を例示する図である。 図5は、定着温度の範囲と、転写材8のサイズに応じた印刷速度とを例示する図である。 図6は、定着ベルト11c上の凹凸の平坦化について説明するための図である。 図7は、定着ベルト11c上の凹凸の平坦化について説明するための図である。 図8は、画像履歴を定着ベルト11cに残す為の転写材8の枚数と光沢ムラのレベルの試験条件及び試験の手順を示す図である。 図9は、画像履歴を定着ベルト11cに残す為の画像を例示する図である。 図10は、全ベタ画像を何枚印刷すればランク4まで光沢ムラが改善するかをグラフ化して示した図である。 図11は、画像形成装置の行う全ベタ画像印刷処理の手順の手順を示すフローチャートである。 図12は、一変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、一変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、一変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図15は、一変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。本実施の形態においては、画像形成装置として、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色の感光体を各々備え、フルカラーでの印刷が可能なタンデム型カラー複写機を例にして説明する。図1は、画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。画像形成装置は、画像形成装置本体中央部に位置する画像形成部100と、当該画像形成部100の下方に位置する紙供給部101と、画像形成部100の上方に位置する画像読取部(不図示)と、画像形成装置全体を制御する制御部(不図示)と、ユーザの操作入力が行なわれると共に情報を表示させるオペレーションパネル(不図示)とを有している。紙供給部101には、紙などの転写材を貯蔵している供給トレイ(不図示)から転写材8が供給される。制御部は、CPU(Central Processing Unit)と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置等の補助記憶部とを備えており、記憶部や補助記憶部に記憶された各種プログラムを実行することにより、画像形成装置全体を制御する。
画像形成部100は、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色の各画像形成ユニット1a、1b、1c、1dと、用紙転写器9と、転写ベルト10と、定着装置11と、2次転写ベルト13と、排出トレイ80とを有する。画像形成ユニット1a、1b、1c、1dは、転写ベルト10の走行方向に沿って、配置されている。画像形成ユニット1a、1b、1c、1dは、それぞれ像担持体としての感光体2a〜2d、ドラム帯電器3a〜3d、露光装置4a〜4d、現像器5a〜5d、転写器6a〜6d及び清掃装置7a〜7dを備え、その順に、Y、M、C、K色のトナー像を各々形成する。印刷対象の画像のデータは、制御部により、K(ブラック)、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)からなる各色の画像データに変換された後、各色に対応する露光装置4a〜4dへ送られる。露光装置4a〜4dはそれぞれ、対応する感光体2a〜2d上にそれぞれ露光を照射し、静電潜像を形成する。ドラム帯電器3a〜3dはそれぞれ、対応する感光体2a〜2dを帯電させる。現像器5a〜5dはそれぞれ、対応する感光体2a〜2dに各々形成された静電潜像の現像を行い、トナー像を形成させる。転写器6a〜6dはそれぞれ、感光体2a〜2dに各々形成されたトナー像を転写ベルト10に転写する。清掃装置7a〜7dはそれぞれ、感光体2a〜2dを清掃する。転写ベルト10は、無端状であり、図中A方向に回転される。用紙転写器9は、高電圧が印加されて、転写ベルト10上に形成されたトナー像を転写材8に転写させる。2次転写ベルト13は、用紙転写器9及び定着装置11を経由して、排出トレイ80に転写材8を搬送する。画像形成ユニット1a、1b、1c、1dで形成されたトナー像は、それぞれ転写ベルト10上に重ね合わせられ、4色のトナー像が転写ベルト10上に形成される。転写ベルト10上に形成されたトナー像は、用紙転写器9に到達すると同時に、用紙転写器9に印加された高電圧の作用により、2次転写ベルト13に対向された部分に搬送されてきた転写材8に転写される。転写材8に転写された潜像は、定着装置11を通過する際に融解圧着される。
定着装置11は、ハロゲンランプ等の発熱源を備えた加圧ローラ11a、定着ローラ11b、無端状の定着ベルト11c及びハロゲンランプなどの発熱源を備えた加熱ローラ11dを有する。図2は、定着装置11の内部構成を例示する図である。定着装置11は、加圧ローラ11a、定着ローラ11b、定着ベルト11c及び加熱ローラ11dに加え、トナークリーニングユニット25を更に有している。トナークリーニングユニット25は、巻きつけロール27、クリーナーウエブ28及び巻き取りロール29を有している。
定着ベルト11cは、定着ローラ11bと加熱ローラ11dとに掛け回された状態で、加熱ローラ11dの回転に伴い、無端移動する。そして、掛け回された定着ベルト11cは、加熱ローラ11dによって加熱される。この加熱ローラ11dの発熱源についての電源供給のON/OFFは、制御部によって制御される。無端移動する定着ベルト11cにおける定着ローラ11bに対する掛け回し場所には、加圧ローラ11aが当接し、定着ニップを形成している。上述した転写材8が、この定着ニップ部分にはさみ込まれ、加熱及び加圧によってトナー像が転写材8に定着する。このとき、トナーは定着ニップ部分にて溶融されてニップ部出口で転写材8に定着しきれない残存トナーが定着ベルト11cに付着することとなる。
トナークリーニングユニット25は、定着ベルト11cに付着した残存トナーを清掃するものである。定着ニップ部分を通過したあとの定着ベルト11cには、定着ベルト11cより離形性の劣る素材を用いた、定着クリーニングローラ31が当接しており、定着ベルト11cに付着した残存トナーが定着クリーニングローラ31に付着する。この定着クリーニングローラ31には、トナークリーニングユニット25の巻き取り式のクリーナーウエブ28が当接しており、定着クリーニングローラ31に付着した残存トナーをクリーナーウエブ28がふき取る。このクリーナーウエブ28は、帯状であり巻きつけロール27に巻き付けられている。そして、この巻きつけロール27から引き伸ばされたクリーナーウエブ28を巻き取りロール29の回転によって巻き取ることができるようになっている。この巻きつけロール27と巻き取りロール29との間のクリーナーウエブ28をクリーナーウエブ押さえローラ30にて定着ベルト11cに当接させることによって、定着ベルト11cの汚れ具合により、適宜巻き取りロールを巻き取ることでクリーナーウエブ28の汚れていない場所を定着クリーニングローラ31に当接させ、定着クリーニングローラ31の汚れを拭うことで、定着クリーニングローラ31に当接させている定着ベルト11cの清掃が行なわれる。
次に、定着ニップ部分でトナー像を定着する状態について図3を用いて説明する。転写材8にトナー像32が載った状態で、加圧ローラ11aによって加熱され定着ベルト11cと定着ローラ11b(図2参照)とによって加圧され、転写材8上にトナー像32が定着される。このとき、定着ベルト11cには定着しきれなかったトナー像が付着したまま残る。ほとんどの付着物は、上述したように、図2に示したトナークリーニングユニット25によって除去されるが、一部残った付着物によって画像履歴33が形成されることになる。
ところで、通常印刷をするときは同じ画像を大量に印刷するなどの目的で使用することが多く、上述の画像履歴33が同じ箇所にのみ付着し続けることとなる。その結果、定着ベルト11c上の画像履歴33がある部分、つまり凸になった部分(凸部分)33と、それに対して画像履歴33のない部分あるいはトナーの密度の低い凹となっている部分(凹部分)34で凹凸が発生することとなる。この凹凸が、次のトナー像の定着時、つまり、次の印刷時に光沢ムラを発生させる原因となる。
本実施の形態においては、このようにして定着ベルト11c上にできた凹凸を平坦化することで、次のトナー像の定着時に光沢ムラの発生を消去又は低減することを可能にする。具体的には、制御部は、全ベタ画像を印刷する操作入力をオペレーションパネルを介して受け付け、当該全ベタ画像を画像形成ユニット1a〜1dの少なくとも1つに形成させる。全ベタ画像とは、画像面積率が所定率(例えば90%)以上である画像のことである。図4は、全ベタ画像を例示する図である。同図に示される全ベタ画像においては、画像面積率が100%となっている。尚、全ベタ画像を形成するために使用するトナーは、K色を用いるが、Y、M、C色であっても良い。使用するトナーに応じて画像形成ユニット1a〜1dのいずれか1つ以上に画像の形成を制御部は行わせる。そして、制御部は、この結果形成されたトナー像を、図1に示した転写ベルト10に形成させ、定着装置11により転写材8上に定着させる。このとき、制御部は、通常の印刷時と同様にして、定着装置11での定着温度及び印刷速度を制御する。図5は、定着温度の温度範囲と、転写材8のサイズに応じた印刷速度とを例示する図である。このような制御の下、全ベタ画像が転写材8に印刷される。そして制御部は、印刷後の転写材8を排出トレイ80へ排出させる。尚、制御部は、通常の印刷時には、画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示すると共に、印刷対象の紙のサイズや種類を選択する操作入力をユーザが行うと、当該操作入力に従い、指定された画像に応じて各色に対応したトナー像を画像形成ユニット1a〜1dに形成させる制御を行う。
図6〜7は、定着ベルト11c上の凹凸の平坦化について説明するための図である。図3で説明した通り、同じ画像を印刷し続けることによって、定着ベルト11c上に画像履歴が残ってしまうこととなる。即ち、図6に示されるように、残存トナーにより形成された凸部分40と凹部分41とが定着ベルト11c上に生じることになる。このため、図4に示した全ベタ画像を印刷して、定着ベルト11c上全体に画像履歴を残すことで、残存トナーが定着ベルト11cにまんべんなく付着することになり、凹部分41が残存トナーで埋まると共に、定着ベルト11cに当接している定着クリーニングローラ31を介してトナークリーニングユニット25によって定着ベルト11cの表面を清掃することによって、凸部分40は削られ、定着ベルト11c上の凹凸は平坦化される方向に向かう。
尚、印刷する転写材8の枚数が多い場合に、光沢ムラが発生しにくい理由は以下のように考えられる。クリーナーウエブ28で定着ベルト11c上を清掃する際に、凸部分40を削ったかす43が、凹部分41に付着し、凹凸を埋める方向にて作用し、凹凸差が小さくなるからである。
ここで、印刷する転写材の枚数と光沢ムラのレベルとの関係を調べるための試験について説明する。図8は、画像履歴を定着ベルト11cに残す為の転写材8の枚数と光沢ムラのレベルの試験条件及び試験の手順を示す図である。図9は、画像履歴を定着ベルト11cに残す為の画像を例示する図である。同図に示されるように、中央部に帯状にトナー画像71が表れる。ここでは、光沢ムラについては、レベル1からレベル5までランク付けを行なっている。レベル5は、光沢ムラが分からないレベルであり、レベル4は、光沢ムラがほとんど分からないレベルであり、レベル2は、光沢ムラがほとんど分かるレベルであり、レベル1は、光沢ムラがはっきりと分かるレベルである。この光沢ムラのレベルは、画像が印刷された結果を視認することにより、確認されるものである。図8に示される試験の手順においては、手順1で、画像履歴による光沢ムラがないかどうかを確認し、手順2で、図9に示されるトナー像を200枚の転写材に定着させることにより印刷を行ない、画像履歴を定着ベルト11cに残す。次に手順3で、図4に示される全ベタ画像を転写材に定着させて印刷を行い、何枚の転写材に全ベタ画像を印刷すればレベル4まで光沢ムラが改善するかを調べる。
その結果全ベタ画像を何枚印刷すればランク4まで光沢ムラが改善するかをグラフ化して示した図が、図10である。定着ベルト11cが新しいうち、つまり、印刷した転写材の通算の枚数が新しいうちは画像履歴が残りやすい状態となっており、光沢ムラのレベルがレベル4に改善するまで、比較的多く(80枚程度)の全ベタ画像を印刷しなければいけない。また、光沢ムラのレベルの最悪値もレベル2という状態となっている。印刷した転写材の通算の枚数が4400枚程度となってくると、画像履歴の残りやすい画像を印刷しても、画像履歴が比較的残りにくい状態になっており、全ベタ画像の1枚目の光沢ムラのレベルが3.5程度から、15枚程度印刷したところで、光沢ムラのレベルがレベル4に改善している。また、光沢ムラのレベルの最悪値もレベル3.5という状態になっている。
以上の試験の結果から、印刷する転写材の枚数が少ないときは、残存トナーの凹凸が生じやすく、つまり定着ベルト11cに画像履歴が残りやすく、印刷する転写材の枚数が4400枚程度になると、画像履歴の残りやすい画像を印刷したとしても、比較的少ない枚数(15枚程度)でも全ベタ画像を印刷することにより、次の印刷時に光沢ムラを消去または低減できることが分かった。
(2)動作
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置の行う全ベタ画像印刷処理の手順について図11を用いて説明する。画像形成装置のオペレーションパネルを介して全ベタ画像の印刷を指示する操作入力をユーザが行うと、制御部は、当該操作入力を受け付け(ステップS1:YES)、当該操作入力に従って、図4に示されるような全ベタ画像の印刷を行なう(ステップS2)。具体的には、制御部は、当該全ベタ画像を画像形成ユニット1a〜1dの少なくとも1つに形成させ、ここで形成されたトナー像を、図1に示される転写ベルト10に形成させ、定着装置11により、例えば紙などの転写材上に定着させる。そして制御部は、印刷後の紙を排出トレイ80へ排出させる(ステップS3)。尚、ステップS1の判断が否定的である場合には、制御部は、全ベタ画像の印刷を行なわず、処理を終了する。
以上のように、全ベタ画像を印刷することにより、定着ベルト11c上に残存トナーが付着している部分(凸部分)にも残存トナーが付着していない部分(凹部分)にも全体に残存トナーが付着する。付着した残存トナーをトナークリーニングユニット25が清掃することによって、定着ベルト11c上の残存トナーを平坦化することができる。この結果、次の印刷時の光沢ムラを消去あるいは低減することが可能になる。
尚、従来技術欄で説明した特許文献2の技術では、クリーニングシートの粘着性を利用して、定着ベルト上の残存トナーを除去するようにしているが、本実施の形態においては、逆に、全ベタ画像を印刷することにより、定着ベルト11c上に画像履歴を残して意図的に定着ベルト11cに残存トナーを付着させる。このような構成によれば、残存トナーの除去漏れによらず、残存トナーにより定着ベルト11c上に生じた凸凹を平坦化することができる。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
<変形例1>
上述した実施の形態において、画像形成装置で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供するように構成しても良い。
<変形例2>
上述した実施の形態において、全ベタ画像印刷処理は、全ベタ画像の印刷を指示するユーザの操作入力に応じて行なうようにしたが、印刷対象の転写材である紙の種類に応じて行うようにしても良い。定着ベルト11c上に残る画像履歴による光沢ムラは、コート紙でより顕著となる。このため、紙の種類がコート紙である場合に、全ベタ画像印刷処理を行うようにしても良い。図12は、本変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示すると共に、印刷対象の紙の種類を選択する操作入力をユーザが行うものとする。そして、ステップS10では、画像形成装置の制御部は、操作入力に従って印刷を行う際に、印刷対象の紙の種類が、コート紙であるか否かを判断する。ステップS10判断が肯定的である場合には、制御部は、上述の第1の実施の形態と同様に、ステップS2以降の処理を行い、ステップS10判断が否定的である場合には、全ベタ画像の印刷を行なわず、処理を終了する。この後、画像形成装置は、ユーザの操作入力に応じて、ユーザにより指定された画像をユーザにより選択された種類の紙に印刷するという通常の印刷を行なう。
以上のような構成によれば、定着ベルト11c上の残存トナーを平坦化することができ、特にコート紙への印刷時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。また、印刷対象の紙の種類がコート紙でなければ全ベタ画像印刷処理を行わないことにより、全ベタ画像の無駄な印刷を削減することができる。
<変形例3>
また、全ベタ画像印刷処理は、印刷対象の転写材である紙のサイズに応じて行うようにしても良い。紙のサイズが小から大に切り替えられた時、そのサイズの差分となる部分については、少なくともトナーの密度に差がある状態となる。このため、紙のサイズが小から大に切り替えられた場合に、全ベタ画像印刷処理を行うようにしても良い。図13は、本変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示すると共に、印刷対象の紙のサイズを選択する操作入力をユーザが行うものとする。そして、ステップS20では、画像形成装置の制御部は、操作入力に従って印刷を行う際に、印刷対象の紙のサイズが、小から大に切り替えられたか否かを判断する。これは、例えば、制御部が、前回印刷された紙のサイズを記憶すると共に、今回操作入力において選択された紙のサイズとを比較することにより実現される。ステップS20の判断が肯定的である場合には、制御部は、上述の第1の実施の形態と同様に、ステップS2以降の処理を行い、ステップS20の判断が否定的である場合には、全ベタ画像の印刷を行なわず、処理を終了する。この後、画像形成装置は、ユーザの操作入力に応じて、ユーザにより指定された画像をユーザにより選択されたサイズの紙に印刷するという通常の印刷を行なう。
以上のような構成によれば、定着ベルト11c上の残存トナーを平坦化することができ、特に印刷対象の紙のサイズが小から大に切り替えられた時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。また、印刷対象の紙のサイズが小から大に切り替えられなければ全ベタ画像印刷処理を行わないことにより、全ベタ画像の無駄な印刷を削減することができる。
<変形例4>
また、全ベタ画像印刷処理は、印刷された転写材である紙の通算の枚数(通紙枚数)に応じて行うようにしても良い。図14は、本変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示する操作入力をユーザが行い、制御部は、当該操作入力を受け付けた際に、通算の通紙枚数をカウントし(ステップS30)、通算の通紙枚数が、予め定められた所定数(例えば図10に例示した試験結果により4400枚とする)を超える否かを判断する(ステップS31)。ステップS31の判断が肯定的である場合には、制御部は、上述の第1の実施の形態と同様に、ステップS2以降の処理を行う。このとき、制御部は、通紙枚数をリセットするようにしても良い。ステップS31の判断が否定的である場合には、制御部は、全ベタ画像の印刷を行なわず、処理を終了する。この後、画像形成装置は、ユーザの操作入力に応じて、ユーザにより指定された画像を紙に印刷するという通常の印刷を行なう。
以上のような構成によれば、通算の通紙枚数が所定数に達する毎に、定着ベルト11c上の残存トナーを平坦化することができ、印刷時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。また、通算の通紙枚数が所定数に達しなければ全ベタ画像印刷処理を行わないことにより、全ベタ画像の無駄な印刷を削減することができる。
また、定着ベルト11cの使用量に応じて、全ベタ画像を印刷する枚数を可変にするようにしても良い。定着ベルト11cの使用量は、例えば、上述で説明した通算の通紙枚数に相当する。この場合、画像形成装置の制御部は、通算の通紙枚数をカウントし、当該通算の通紙枚数が、予め定められた第1所定数を超える場合には、ステップS2で全ベタ画像を第1所定枚数印刷するようにし、当該通算の通紙枚数が、予め定められた第1所定数以下であり且つ第2所定数以上である場合には、ステップS2で全ベタ画像を第2所定枚数印刷するようにし、当該通算の通紙枚数が、予め定められた第2所定数より小さい場合には、全ベタ画像の印刷を行なわず、処理を終了するようにしても良い。
<変形例5>
また、全ベタ画像印刷処理は、印刷された転写材である紙の厚さに応じて行うようにしても良い。画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示すると共に、印刷対象の紙の厚さを選択する操作入力をユーザが行うものとする。そして、画像形成装置の制御部は、操作入力に従って印刷を行う際に、印刷対象の紙の厚さが、予め定められた厚さ以上であるか否かを判断し、当該判断が肯定的である場合には、上述の第1の実施の形態と同様に、ステップS2以降の処理を行えば良い。
<変形例6>
上述した実施の形態において、全ベタ画像のサイズは、印刷対象となる紙の予め定められた全てのサイズ(定型サイズ)に合わせた全ベタ画像を画像形成装置が形成可能であり、いずれのサイズの全ベタ画像を印刷するかを選択可能にするようにしても良い。いずれのサイズの全ベタ画像を印刷するかは、オペレーションパネルを介してユーザ自身が選択するようにしても良いし、制御部が選択するようにしても良い。例えば、画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示すると共に、印刷対象の紙のサイズを選択する操作入力をユーザが行った際に、制御部が、ユーザによって選択された紙のサイズに応じて、全ベタ画像のサイズを選択するようにしても良い。
例えば、画像形成装置が、異なるサイズの転写材が貯蔵された複数の供給トレイを備え、印刷の際にユーザからオペレーションパネルを介していずれかの供給トレイが選択されると、当該供給トレイに貯蔵されている転写材のサイズに応じて、全ベタ画像のサイズを選択するようにしても良い。この場合、各供給トレイと、各供給トレイに貯蔵されている転写材のサイズとの対応関係は予め記憶されているものとする。図15は、本変形例にかかる全ベタ画像印刷処理の手順を示すフローチャートである。制御部は、指定した画像の印刷を指示すると共に、いずれかの供給トレイを選択する操作入力を、オペレーションパネルを介して受け付けると、選択された供給トレイに貯蔵されている転写材のサイズを取得する(ステップS40)。次いで、制御部は、取得したサイズに応じたサイズの全ベタ画像の印刷を行なう(ステップS41)。ここで印刷する枚数は、1枚であっても良いし、上述した所定数であっても良い。ステップS3の処理は上述の実施の形態と同様である。
尚、選択された供給トレイに貯蔵されている転写材がない場合には、制御部は、当該供給トレイに貯蔵すべきサイズの転写材を当該供給トレイにセットすることをユーザやサービスマンに促すメッセージをオペレーションパネルに表示させるようにしても良い。
このような構成によれば、適切なサイズの全ベタ画像を印刷することができ、より効果的に印刷時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。
尚、制御部は、全ベタ画像のデータを予め記憶しているようにしても良いし、全ベタ画像の印刷を行なう際に、そのデータを生成するようにしても良い。
<変形例7>
上述した実施の形態において、画像形成装置が印刷する画像は、ラスタ形式で表現される画像(ラスタ画像という)であっても良い。この場合、画像形成装置のオペレーションパネルを介して指定した画像の印刷を指示する操作入力をユーザが行って、通常の印刷を行う際に、印刷対象であるラスタ画像を用いて、転写材上に形成されるトナー像におけるトナーの密度を検出する検出部を画像形成装置が更に備える。そして、転写材上におけるトナーの密度の偏りを検出した場合、制御部は、全ベタ画像を印刷することを促すメッセージをオペレーションパネルに表示させる。このように、転写材上におけるトナーの密度の偏りが検出され、光沢ムラが生じ得る状態のときに、全ベタ画像を印刷することをサービスマンやユーザに促すことができ、印刷時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。
また、転写材上におけるトナーの密度の偏りを検出した場合、制御部は、通常の印刷に自動で割り込んで、全ベタ画像の印刷を行うようにしても良い。このような構成によれば、より効果的に、印刷時の光沢ムラの消去あるいは低減することが可能になる。
1a 画像形成ユニット
2a 感光体
3a ドラム帯電器
4a 露光装置
5a 現像器
6a 転写器
7a 清掃装置
8 転写材
9 用紙転写器
10 転写ベルト
11a 加圧ローラ
11b 定着ローラ
11c 定着ベルト
11d 加熱ローラ
11 定着装置
13 2次転写ベルト
25 トナークリーニングユニット
27 巻きつけロール
28 クリーナーウエブ
29 巻き取りロール
30 クリーナーウエブ押さえローラ
31 定着クリーニングローラ
32 トナー像
33 画像履歴
40 凸部分
41 凹部分
71 トナー画像
80 排出トレイ
100 画像形成部
101 紙供給部
特開平10−301431号公報 特開2004−317929号公報

Claims (12)

  1. 帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された像担持体と、
    印刷対象の画像に応じた光を前記像担持体に照射して潜像を形成する露光手段と、
    前記露光手段によって形成された潜像をトナー像化する現像手段と、
    前記トナー像化されたトナー画像を供給トレイから供給された転写材に転写する転写手段と、
    前記転写材に転写された前記トナー画像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段に付着したトナーを清掃する清掃手段と、
    装置全体を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記定着手段によって前記トナー画像が定着された前記転写材の数に応じて、前記露光手段に対し画像面積率が所定率以上である第1画像の潜像を露光させ、前記現像手段に対し前記第1画像の潜像をトナー像化させ、前記転写手段に対し前記第1画像のトナー画像を前記転写材に転写させ、前記定着手段に対し前記第1画像のトナー画像を前記転写材に定着させる印刷を行う前記転写材の枚数を可変にするとともに、前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記定着手段によって前記トナー画像が定着された前記転写材の数が第1所定数を超える場合に、第1所定枚数である前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御し、前記定着手段によって前記トナー画像が定着された前記転写材の数が前記第1所定数以下であり且つ第2所定数以上である場合に、前記第1所定枚数よりも多い第2所定枚数である前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記定着手段によって前記トナー画像が定着された前記転写材の数が前記第2所定数よりも小さい場合に、前記第1画像の印刷を行なわないように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. ユーザからの操作入力を受け付ける入力受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記入力受付手段を介して受け付けられた操作入力に応じて、前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、印刷対象となる前記転写材の種類に応じて、前記枚数を可変にするとともに、前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、印刷対象となる前記転写材のサイズの切り替えに応じて、前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、印刷対象となる前記転写材の厚さに応じて、前記枚数を可変にするとともに、前記枚数の前記転写材に対する前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記転写材のサイズとして予め定められた複数のサイズのそれぞれに応じたサイズの前記第1画像を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数のサイズの前記第1画像のうちいずれかを選択して、前記転写材に対して、選択したサイズの前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記供給トレイに貯蔵されている前記転写材のサイズに応じたサイズの前記第1画像を選択し、前記転写材に対して、選択したサイズの前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記供給トレイに前記転写材が貯蔵されていない場合には、当該供給トレイに貯蔵すべきサイズの前記転写材を当該供給トレイにセットすることを促すメッセージを表示させる表示制御手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記印刷対象の画像は、ラスタ形式で表され、
    第2画像の印刷を指示するユーザからの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記第2画像を用いて、前記転写材に転写される前記トナー画像におけるトナーの密度を検出する検出手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記トナーの密度の偏りが検出された場合、前記第1画像を印刷することを促すメッセージを表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記印刷対象の画像は、ラスタ形式で表され、
    第2画像の印刷を指示するユーザからの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記第2画像を用いて、前記転写材に転写される前記トナー画像におけるトナーの密度を検出する検出手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記トナーの密度の偏りが検出された場合、前記第2画像の印刷に割り込んで、前記第1画像の印刷を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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