JP2001100583A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- Cleaning In General (AREA)
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Abstract
できる画像形成装置における定着装置のクリーニング手
段を提供することが可能となる。更に、加熱ローラのク
リーニングを行うためのウェブの巻き取りに関し、使用
済みウェブの巻き取り量に無駄のない常に所望の巻き取
り量を確保できる定着装置のクリーニング手段を提供す
ることが可能となる。 【解決手段】押圧ローラ36の軸37の一端部にパルス
板38を設け、該パルス板38の円周部分に設けられた
センサー39によって該パルス板38のパルス数を検知
し、この検知信号によって巻取り軸32を駆動するモー
タの回転数を制御することでウェブ33の巻き取り量を
制御するようにした。更に、記録シート紙が定着装置を
所定枚数通過すると、ウェブ33を該ウェブ33の加熱
ローラ21とのニップ幅の長さ分巻き取るようにした。
Description
プリンターあるいはファクシミリ等の画像形成装置にお
ける定着装置に関するものである。
は、記録シート上の未定着トナー像を加熱して定着する
定着ローラが広く用いられている。該定着ローラは一般
にヒータ等の熱源を内部に持つ定着ローラと、該定着ロ
ーラに圧接する加圧ローラとからなり、これら一対のロ
ーラによって転写後の記録シート紙上の未定着トナーを
該記録シート紙上に溶融固着させている。このような定
着装置においては、記録シートが定着ローラと加圧ロー
ラとの間を通過する際、トナーが定着ローラに接触する
ので、一部のトナーが該定着ローラの表面に付着し、い
わゆるオフセット現象が発生する。
次の記録シート紙に付着して画質に悪影響を及ぼした
り、あるいは定着ローラに付着したトナーが加圧ローラ
にも付着し記録シート紙の裏汚れが発生するという問題
が発生する。
定着装置を説明する。図1は本発明における定着装置を
示す概略図であるが、従来の定着装置と共通するので該
図1を使用して説明する。図1を参照して、該定着装置
はオイル等を含浸させたウェブ33を巻回保持する送出
し軸31と該ウェブ33を巻き取る巻き取り軸32との
間に該ウェブ33を懸架させ、該懸架させたウェブ33
を押圧ローラ36にて加熱ローラ21に押圧させてニッ
プを形成し、回転する加熱ローラ21に該ニップを摺擦
させて該加熱ローラ21のクリーニングを行っている。
通常該ニップ幅は約5mm程度設けられている。更に、
該ウェブ33は所定枚数経過後、巻取りローラ32によ
って例えば1mm巻取り、汚れたウェブ33から新しい
ウェブ33を加熱ローラ21に摺擦させるようにしてい
る。したがって、該ニップ幅のうちの一部が新しいもの
と置き換わるだけで、それ以外の部分は汚れており、し
たがってこの汚れが熱ローラ21に再度付着する可能性
があった。
32の回転量によって制御を行っている。例えば、巻取
り軸32を一定時間回転させることにより、所望の巻取
り量を確保しようとしている。しかしながら、巻取り軸
32によって巻取り量を確保しようとすると、図4で示
すようにウェブ33の巻き取り回数が多くなるにつれて
巻き取り径が大きくなり、所望の巻取り量を常に確保す
ることができなかった。即ち、使用済のウェブ33が巻
かれていくにつれて、所望の巻取り量よりも多く巻き取
ってしまうという問題点があった。
に鑑みてなされたものであり、加熱ローラのクリーニン
グを完全に行うことのできる定着装置のクリーニング手
段を提供することを目的とする。
めのウェブの巻き取りに関し、使用済みウェブの巻き取
り量に無駄のない常に所望の巻き取り量を確保できる定
着装置のクリーニング手段を提供することをも目的とす
る。
の請求項1の画像形成装置は、内部に熱源を有する加熱
ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラと、オイ
ルを含浸させたウェブを巻き取る巻取り軸を有し、該ウ
ェブを押圧部材によって該加熱ローラ表面に押圧してニ
ップを形成し、該加熱ローラの回転によって該ウェブの
ニップを該加熱ローラに摺擦させて該加熱ローラをクリ
ーニングするクリーニング手段とを備えた定着装置を有
する画像形成装置において、該ウェブの巻取り量を押圧
ローラの回転量によって制御するようにしたことを特徴
としたものである。請求項1の記載によれば、加熱ロー
ラのクリーニングを完全に行うことができる画像形成装
置における定着装置のクリーニング手段を提供すること
が可能となる。
有する加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラと、オイルを含浸させたウェブを巻き取る巻取り軸を
有し、該ウェブを押圧部材によって該加熱ローラ表面に
押圧してニップを形成し、該加熱ローラの回転によって
該ウェブのニップを該加熱ローラに摺擦させて該加熱ロ
ーラをクリーニングするクリーニング手段とを備えた定
着装置を有する画像形成装置において、該定着装置を通
過する転写後のシート紙があらかじめ設定した所定枚数
以上に達すると、上記ウェブの略ニップ幅だけ上記巻取
り軸にて該ウェブを巻き取るようにしたことを特徴とし
たものである。請求項2の記載によれば、加熱ローラの
クリーニングを行うためのウェブの巻き取りに関し、使
用済みウェブの巻き取り量に無駄のない常に所望の巻き
取り量を確保できる画像形成装置における定着装置のク
リーニング手段を提供することが可能となる。
ング手段は、ウェブを巻回保持する送出し軸と前記巻取
り軸との間に懸架させた該ウェブを押圧部材によって加
熱ローラ表面に押圧させていることを特徴とする請求項
1または2に記載の画像形成装置である。請求項3の記
載によれば、更に簡単な構成にて常に所望の巻き取り量
を確保できるという効果を有する。
形態を示す概略図である。図1を参照して、内部に熱源
23を有する加熱ローラ21の下方に加圧ローラ22を
有する定着装置は、該加熱ローラ21の上方にクリーニ
ング手段30を有している。該クリーニング手段30は
オイル等を含浸させたウェブ33と該ウェブ33を巻回
保持する送出し軸31と該ウェブ33を巻き取る巻取り
軸32と該送出し軸31と巻取り軸32との間に懸架さ
せたウェブ33を加熱ローラ21に押圧する押圧ローラ
36とピン35を中心に反時計方向に付勢され該ウェブ
33の緩みを防止する緩み防止板34とによって1つの
ユニットとして構成されており、該押圧ローラ36によ
って該加熱ローラ21に押圧されたウェブ33はニップ
を形成している。該ニップの幅は約5mm程度設けられ
ている。また、送出し軸31、巻取り軸32及び押圧ロ
ーラ36はクリーニング手段30の両側板間に回転自在
に横架され、該巻取り軸31は図外のモータに連結され
ウェブ33を巻き取ることができる構成となっている。
ウェブとしては、例えばそれ自体公知の不織布を使用
し、オイルとしては、離型剤として例えばそれ自体公知
のシリコンオイルを使用するが、これらのものに限定さ
れるものではない。
軸37の一端部には該軸37と共に回転するパルス板3
8が設けられており、該パルス板38の円周部分に該パ
ルス板38のパルス数を検知するセンサー39を設け、
該センサー39の信号を図外の制御手段を介して巻取り
軸32を駆動する図外のモータに送ることによって、該
ウェブ33の巻き取り量を制御する構成となっている。
図2の構成では、軸37の一端部に直接パルス板38を
取り付けているが、軸37の一端部にギアを設け、ギア
列を介してパルス板のパルス数を検知するようにしても
よく、この場合より細かい巻取り制御が可能となる。
装置の搬送方向上流側でトナー像が転写された記録シー
ト紙が矢印Y方向に搬送され、定着装置によって該記録
シート紙上にトナー像が溶融固着される。該記録シート
紙が定着装置を通過することによりトナーが加熱ローラ
21に付着する場合がある。加熱ローラ21は時計方向
に回転しているため、該加熱ローラ21に付着したトナ
ーは、ウェブ33によってクリーニングされる。このた
め、次の記録シート紙が加熱ローラ21に搬送されてき
たときは、加熱ローラ21はきれいに清掃されるように
なっている。しかしながら、記録シート紙の定着装置を
通過する枚数が増えていくと、該ウェブ33は汚れてく
る。したがって、所定枚数通過後ウェブ33を巻き取
り、新しいウェブ33でクリーニングする必要が生じ
る。
て定着装置を通過する記録シート紙の枚数がカウントさ
れるようになっている。該カウンターの累計が所定枚
数、例えば200枚に達すると図外の制御手段を介して
巻取り軸32を駆動する図外のモータが回転する。該モ
ータの回転量は、押圧ローラ36の軸37の一端部に設
けられたパルス板38のパルス数によって制御される。
すなわち、所定パルス数検知したセンサー39の信号が
前記制御手段に送られることによって、前記モータの回
転が制御されることとなる。該モータの回転によって、
ウェブ33がウェブのニップ幅分すなわち約5mm巻き
取られることとなる。その後、該カウンターはリセット
され、再び定着装置を通過する記録シート紙の枚数をカ
ウントすることとなる。尚、使用するウェブや押圧ロー
ラ36の加熱ローラ21への押圧力等によって、ウェブ
33のニップ幅は適宜変更が可能であり、これに応じて
パルス板38のパルス数の増減等により適宜対応が可能
である。
が定着装置を50枚通過すると、ウェブ33を1mm巻
き取り新しいウェブ33によってクリーニングするよう
にしている。更に、該シート紙が定着装置を200枚通
過すると、ウェブ33を該ウェブ33の加熱ローラ21
とのニップ幅分の長さ、即ち本実施形態では5mm巻き
取るようにしている。該巻き取りは、カウンター等によ
る上記定着装置の記録シート紙の通過枚数に関する情報
によって、パルス板38を所定パルス数回転させるよう
巻取り軸32を駆動するモータを回転させる。
実施形態の作用について更に詳細に説明する。まず、新
規クリーニング手段が装着されると第1のカウンターが
リセットされ(ステップ1)、更に第2のカウンターも
リセットされる(ステップ2)。該第2のカウンターの
リセットから累積50枚コピーされると(ステップ
3)、ウェブ33を1mm巻き取る(ステップ4)。次
に、第1のカウンターから累積200枚コピーされてい
ないかを判断し(ステップ5)、NOの場合はステップ
2乃至5を繰り返す。ステップ5でYESの場合は、コ
ピーが終了したか即ち連続コピーを行っていないかを判
断し(ステップ6)、NOの場合は第2カウンターがリ
セットされ(ステップ8)、次にコピーが終了したか即
ち連続コピーを行っていないかを判断し(ステップ
9)、YESの場合は、ウェブ33のニップ幅即ち5m
mウェブ33を巻き取る。ステップ9でNOの場合は、
ステップ8の第2カウンターのリセットから累積50枚
コピーされたかどうかを判断し(ステップ10)、YE
Sの場合はウェブ33を1mm巻き取り(ステップ1
1)、再びステップ9に戻る。ステップ10でNOも場
合はステップ9に戻る。ステップ6でYESの場合は、
ウェブ33のニップ幅即ち5mmウェブ33を巻き取る
(ステップ7)。次にウェブ33の巻取りが終了してい
ないかを判断し(ステップ12)、NOの場合はステッ
プ1乃至11を繰り返し、ステップ12でYESの場合
は、終了し、新規クリーニング手段と交換することとな
る。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
ウェブ33の巻取り量は任意の設定が可能でり、更に、
ウェブ33の巻取るタイミングについても上記の枚数に
限定されるものではなく、任意の設定が可能である。ま
た、クリーニング手段30の構成として、ウェブ33を
押圧ローラ36に巻回保持し、巻取り軸32の回転によ
って巻き取るように構成することも可能である。
ーラのクリーニングを完全に行うことのできる定着装置
のクリーニング手段を提供することが可能となる。更
に、加熱ローラのクリーニングを行うためのウェブの巻
き取りに関し、使用済みウェブの巻き取り量に無駄のな
い常に所望の巻き取り量を確保できる定着装置のクリー
ニング手段を提供することが可能となる。
を示す斜視図
チャート
Claims (3)
- 【請求項1】内部に熱源を有する加熱ローラと、該加熱
ローラに圧接する加圧ローラと、オイルを含浸させたウ
ェブを巻き取る巻取り軸を有し、該ウェブを押圧部材に
よって該加熱ローラ表面に押圧してニップを形成し、該
加熱ローラの回転によって該ウェブのニップを該加熱ロ
ーラに摺擦させて該加熱ローラをクリーニングするクリ
ーニング手段とを備えた定着装置を有する画像形成装置
において、該ウェブの巻取り量を押圧ローラの回転量に
よって制御するようにしたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】内部に熱源を有する加熱ローラと、該加熱
ローラに圧接する加圧ローラと、オイルを含浸させたウ
ェブを巻き取る巻取り軸を有し、該ウェブを押圧部材に
よって該加熱ローラ表面に押圧してニップを形成し、該
加熱ローラの回転によって該ウェブのニップを該加熱ロ
ーラに摺擦させて該加熱ローラをクリーニングするクリ
ーニング手段とを備えた定着装置を有する画像形成装置
において、該定着装置を通過する転写後のシート紙があ
らかじめ設定した所定枚数以上に達すると、上記ウェブ
の略ニップ幅だけ上記巻取り軸にて該ウェブを巻き取る
ようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】前記クリーニング手段は、ウェブを巻回保
持する送出し軸と前記巻取り軸との間に懸架させた該ウ
ェブを押圧部材によって加熱ローラ表面に押圧させてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27426799A JP3602990B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP27426799A JP3602990B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001100583A true JP2001100583A (ja) | 2001-04-13 |
JP3602990B2 JP3602990B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=17539293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27426799A Expired - Fee Related JP3602990B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3602990B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002318499A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Toshiba Tec Corp | クリーニングシートおよびそれを用いる定着器並びに画像形成装置 |
US7352986B2 (en) | 2005-01-19 | 2008-04-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing device and image forming apparatus having the same |
JP2008209585A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US7433638B2 (en) | 2004-10-05 | 2008-10-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing device for fusing and fixing an unfixed developer onto a recording medium, and image forming device having the same |
US7483663B2 (en) * | 2004-08-09 | 2009-01-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus having a cleaning member and image forming apparatus having the same |
JP2021050089A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27426799A patent/JP3602990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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JP2021050089A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP7392353B2 (ja) | 2019-09-26 | 2023-12-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
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