JP2001042687A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JP2001042687A
JP2001042687A JP11213815A JP21381599A JP2001042687A JP 2001042687 A JP2001042687 A JP 2001042687A JP 11213815 A JP11213815 A JP 11213815A JP 21381599 A JP21381599 A JP 21381599A JP 2001042687 A JP2001042687 A JP 2001042687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
shaft
heating roller
roller
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11213815A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kondo
晃洋 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP11213815A priority Critical patent/JP2001042687A/ja
Publication of JP2001042687A publication Critical patent/JP2001042687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量、コンパクトでかつ安価な定着装置のクリ
ーニング手段を提供することが可能となる。更に、クリ
ーニング手段の交換に際し、廃棄部材を減らした効率の
良い定着装置のクリーニング手段を提供することが可能
となる。 【解決手段】送出し軸31を加熱ローラ21に圧接する
ことでウェブ33を加熱ローラ21に摺擦し該加熱ロー
ラ21をクリーニングするようにした。更に、ウェブ3
3の両端に配設された係合部330が巻出し軸31及び
巻取り軸32に配設された被係合部310、320と係
合可能であり、使用済みの巻出し軸31を新規巻取り軸
32として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンターあるいはファクシミリ等の画像形成装置にお
ける定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置における定着装置で
は、記録シート上の未定着トナー像を加熱して定着する
定着ローラが広く用いられている。該定着ローラは一般
にヒータ等の熱源を内部に持つ定着ローラと、該定着ロ
ーラに圧接する加圧ローラとからなり、これら一対のロ
ーラによって転写後の記録シート紙上の未定着トナーを
該記録シート紙上に溶融固着させている。このような定
着装置においては、記録シートが定着ローラと加圧ロー
ラとの間を通過する際、トナーが定着ローラに接触する
ので、一部のトナーが該定着ローラの表面に付着し、い
わゆるオフセット現象が発生する。
【0003】このようにオフセット現象が発生すると、
次の記録シート紙に付着して画質に悪影響を及ぼした
り、あるいは定着ローラに付着したトナーが加圧ローラ
にも付着し記録シート紙の裏汚れが発生するという問題
が発生する。
【0004】上記の問題を防止するため、図4に示すよ
うに、加熱ローラ1をクリーニングするクリーニング手
段10を備えた定着装置が提案されている。図4を参照
して、該定着装置はオイル等を含浸させたウェブ14を
巻回保持する送出し軸11と巻き取り軸12との間に懸
架させたウェブ14を押圧ローラ13にて加熱ローラ1
に押圧させている。
【0005】しかしながら、近年特に小型機等において
は、小型化、軽量化、省スペース化、コストダウン等が
望まれており、上記のクリーニング手段を備えた定着装
置の改良が望まれていた。
【0006】更に、ウェブが全て使用された後、新規な
ウェブとの交換は、前記クリーニング手段をそのまま交
換していたので、使用済みのクリーニング手段はそのま
ま廃棄されており、よって無駄が多く、この点について
も改良が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、軽量、コンパクトでかつ
安価な定着装置のクリーニング手段を提供することを目
的とする。
【0008】更に、クリーニング手段の交換に際し、廃
棄部材を減らした効率の良い定着装置のクリーニング手
段を提供することをも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の定着装置は、内部に熱源を有する加熱ロー
ラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラと、オイルを
含浸させたウェブを該加熱ローラ表面に摺擦させて該加
熱ローラをクリーニングするクリーニング手段とを備え
た定着装置において、該クリーニング手段はウェブと該
ウェブが巻回された送出し軸と該送出し軸に巻回された
ウェブを巻き取る巻取り軸とからなり、該送出し軸を加
熱ローラに圧接することでウェブによって該加熱ローラ
をクリーニングするようにしたことを特徴としたもので
ある。請求項1の記載によれば、軽量、コンパクトでか
つ安価な定着装置のクリーニング手段を提供することが
可能となる。
【0010】請求項2の定着装置は、内部に熱源を有す
る加熱ローラと、該加熱ローラに圧接する加圧ローラ
と、オイルを含浸させたウェブを該加熱ローラ表面に摺
擦させて該加熱ローラをクリーニングするクリーニング
手段とを備えた定着装置において、該クリーニング手段
はウェブと該ウェブが巻回された送出し軸と該送出し軸
に巻回されたウェブを巻き取る巻取り軸とからなり、該
ウェブの両端に配設された係合部が該送出し軸及び巻取
り軸に配設された被係合部と係合可能であり、使用済み
の送出し軸を巻取り軸として使用することが可能なこと
を特徴としたものである。請求項2の記載によれば、ク
リーニング手段の交換に際し、廃棄部材を極力減らした
効率の良い定着装置のクリーニング手段を提供すること
が可能となる。
【0011】請求項3の定着装置は、前記送出し軸に押
圧部材を押圧して送出し軸に巻回されたウェブの緩みを
防止するようにした請求項1または2に記載の定着装置
である。請求項3の記載によれば、更にウェブの緩みを
防止できるという効果を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して本発明の
一実施形態の構成について説明する。図1を参照して、
内部に熱源23を有する加熱ローラ21の下方に加圧ロ
ーラ22を有する定着装置は、該加熱ローラ21の上方
にクリーニング手段30を有している。該クリーニング
手段30はオイル等が含浸されたウェブ33を巻回した
送出し軸31と該ウェブ33を巻き取る巻取り軸32と
ピン35を中心に反時計方向に付勢された緩み防止板3
4とによって、1つのユニットとして構成されている。
該緩み防止板34は、ウェブ33が巻回された送出し軸
31を定着ローラ21へ押し当てており、該ウェブ33
は送出し軸31との間でニップを形成している。また、
送出し軸31と巻取り軸32とをクリーニング手段30
の両側板間に回転自在に横架し、該送出し軸31は図外
のモータに連結されウェブ33を巻き取ることができる
構成となっている。ウェブとしては、例えばそれ自体公
知の不織布を使用し、オイルとしては、離型剤として例
えばそれ自体公知のシリコンオイルを使用するが、これ
らのものに限定されるものではない。
【0013】上記のような構成の定着装置では、該定着
装置の搬送方向上流側でトナー像が転写された記録シー
ト紙が矢印Y方向に搬送され、定着装置によって該記録
シート紙上にトナー像が溶融固着される。該記録シート
紙が定着装置を通過することによりトナーが加熱ローラ
21に付着する場合がある。加熱ローラ21は時計方向
に回転しているため、該加熱ローラ21に付着したトナ
ーは、ウェブ33によってクリーニングされる。このと
き、ウェブ33の厚み54μm、材質はアラミドとポリ
エステルの混合物によって実験を行ったが、送出し軸3
1に巻回された最外層のウェブ33の下の層、即ち2層
目以下のウェブ33にまで汚れが浸透することはなかっ
た。これは、汚れが主にトナーであることと、ウェブの
繊維の密度(目の細かさ)もしくはウェブにオイルを含
浸させていることによるものと考えられる。このよう
に、加熱ローラ21はきれいに清掃されかつ次のウェブ
33の層にまで汚れが達しないため、次の記録シート紙
が加熱ローラ21に搬送されてきても、トナーが付着し
た加熱ローラ21によって画像が汚れることはない。該
ウェブ33は、定着装置に記録シート紙が例えば50枚
通過すると、巻取り軸32によって例えば1mm巻き取
られ新しいウェブ33によってクリーニングするように
している。巻取り軸32によるウェブ33の巻取り量は
上記の数値に限定されるものではなく、任意の設定が可
能である。更に、ウェブ33の巻取るタイミングも上記
に限定されるものではなく、任意の設定が可能である。
【0014】図3は他の実施形態を示す図である。図3
を参照して、本実施形態では、送出し軸31と巻取り軸
32が同一形状をしており、これらの軸にはウェブ33
の端部に形成された係合部330と係合する被係合部3
10、320としての溝が設けられている。該ウェブ3
3が巻き取り軸32によって全て巻き取られると、クリ
ーニング手段30の交換が行われる。該交換は、使用済
ウェブ33が巻き付けられた巻取り軸32を廃棄し、使
用済送出し軸31を巻取り軸32として使用するため、
新規送出し軸31に巻き付けられたウェブ33の端部に
形成された係合部330を該使用済の送出し軸であり巻
取り軸32として使用する軸の被係合部320に係合さ
せ、これらクリーニング手段30を所定位置にセットす
る。これによって、使用済の送出し軸31を巻取り軸3
2として使用することが可能となる。これによって、ク
リーニング手段30の交換は、使用済ウェブ33が巻き
付けられた巻取り軸32のみを廃棄するだけでよいの
で、コストを抑えることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、軽量、
コンパクトでかつ安価な定着装置のクリーニング手段を
提供することが可能となる。更に、クリーニング手段の
交換に際し、廃棄部材を減らした効率の良い定着装置の
クリーニング手段を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の定着装置を示す概略図
【図2】本発明における定着装置を示す概略図
【図3】本発明におけるクリーニング手段の一実施形態
を示す斜視図
【図4】本発明におけるクリーニング手段の他の実施形
態を示す斜視図
【符号の説明】
21…加熱ローラ 22…加圧ローラ 30…クリーニング手段 31…送出し軸 32…巻取り軸 33…ウェブ 310,320…被係合部 330…係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に熱源を有する加熱ローラと、該加熱
    ローラに圧接する加圧ローラと、オイルを含浸させたウ
    ェブを該加熱ローラ表面に摺擦させて該加熱ローラをク
    リーニングするクリーニング手段とを備えた定着装置に
    おいて、該クリーニング手段はウェブと該ウェブが巻回
    された送出し軸と該送出し軸に巻回されたウェブを巻き
    取る巻取り軸とからなり、該送出し軸を加熱ローラに圧
    接することでウェブによって該加熱ローラをクリーニン
    グするようにしたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】内部に熱源を有する加熱ローラと、該加熱
    ローラに圧接する加圧ローラと、オイルを含浸させたウ
    ェブを該加熱ローラ表面に摺擦させて該加熱ローラをク
    リーニングするクリーニング手段とを備えた定着装置に
    おいて、該クリーニング手段はウェブと該ウェブが巻回
    された送出し軸と該送出し軸に巻回されたウェブを巻き
    取る巻取り軸とからなり、該ウェブの両端に配設された
    係合部が該送出し軸及び巻取り軸に配設された被係合部
    と係合可能であり、使用済みの送出し軸を巻取り軸とし
    て使用することが可能なことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】前記送出し軸に押圧部材を押圧して送出し
    軸に巻回されたウェブの緩みを防止するようにした請求
    項1または2に記載の定着装置。
JP11213815A 1999-07-28 1999-07-28 定着装置 Pending JP2001042687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11213815A JP2001042687A (ja) 1999-07-28 1999-07-28 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11213815A JP2001042687A (ja) 1999-07-28 1999-07-28 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001042687A true JP2001042687A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16645499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11213815A Pending JP2001042687A (ja) 1999-07-28 1999-07-28 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001042687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8229338B2 (en) 2009-03-12 2012-07-24 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
EP3264193A1 (en) * 2016-06-29 2018-01-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8229338B2 (en) 2009-03-12 2012-07-24 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
EP3264193A1 (en) * 2016-06-29 2018-01-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
US10061243B2 (en) 2016-06-29 2018-08-28 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2244133B1 (en) Image fixing apparatus
US5099289A (en) Electrophotographic wet-type image fixing unit for use with copy paper and transparencies
JP2008015444A (ja) 清掃機構付き定着装置およびそれを備えてなる画像形成装置
JP2001209252A (ja) 画像形成装置のクリーニング機構
JP3602990B2 (ja) 画像形成装置
JP2001042687A (ja) 定着装置
JP2001215838A (ja) 定着装置
JPH0887194A (ja) 定着装置
JP3576757B2 (ja) クリーニング装置、及び定着装置
JP5239668B2 (ja) クリーニング装置、定着装置、画像形成装置、及びクリーニング方法
JPH0271286A (ja) 湿式複写機の定着装置
JPH11174889A (ja) 定着装置
JP2005004125A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2006065230A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPS6197682A (ja) クリ−ニング方法
JPH01265284A (ja) 定着装置
JP2770022B2 (ja) 定着装置
JP2011242682A (ja) 画像加熱装置
JPH04235582A (ja) 定着装置のクリーニング装置
JPH028138A (ja) ペーパーフィードローラ清掃機構
JPH11344891A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2001042686A (ja) 定着装置
JPH01191179A (ja) 定着装置
JP2548815Y2 (ja) 定着装置のクリーニング装置
JPH02158787A (ja) 定着機のオイル供給装置