JP2001209252A - 画像形成装置のクリーニング機構 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング機構

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JP2001209252A
JP2001209252A JP2000014984A JP2000014984A JP2001209252A JP 2001209252 A JP2001209252 A JP 2001209252A JP 2000014984 A JP2000014984 A JP 2000014984A JP 2000014984 A JP2000014984 A JP 2000014984A JP 2001209252 A JP2001209252 A JP 2001209252A
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cleaning
roll
sheet material
ink
image forming
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Masaya Okamoto
昌也 岡本
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体の表面を常に清浄にたもつ。 【解決手段】 クリーニングロール(101)に圧接配
置されるバックアップロール(103)と、バックアッ
プロール(103)とクリーニングロール(101)の
間に挿入されクリーニングロール(101)を清掃する
シート材(104)と、初期にシート材(104)が巻
きつけられている送り出しロール(105)と、シート
材(104)を巻き取る巻き取りロール(106)と、
これらのバックアップロール(103),シート材(1
04),送り出しロール(105),巻き取りロール
(106)を保持するハウジング(107)と、ハウジ
ング(107)に接続されハウジング(107)をクリ
ーニングロール(101)に向けて圧接または退避させ
るアクチュエータ(108)とを含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置のクリ
ーニング機構、特に、電子写真装置で画像を形成する際
に用いる中間転写体をクリーニングする画像形成装置の
クリーニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等ではトナー像を静電的に
転写材に担持させているために、転写後にも相当量のト
ナーが感光体表面に残り(転写率は80〜90%程
度)、画像濃度が低くなることを免れなかった。また静
電的にトナーを移動するためにトナーの飛散を完全に阻
止することが困難で、このため画像の鮮明さを損なった
り、装置内部を汚損するおそれがあった。このように欠
点を回避するため圧力を用いた転写手段が提案された
が、この種のものは転写,定着を行うために200kg
/cm2 程度の圧力を用いるので、感光体表面のトナー
像を直接転写材料に転写することが困難で、中間転写体
たる誘電体層に一旦静電潜像を転写する必要があり、こ
のために装置の大型化、機構の複雑化をまねいたり、ま
た静電潜像の転写を行なうために画像の解像度が低下す
るなどの問題があった。
【0003】また感光体に形成した潜像を顕像化しした
後、これをシリコンゴム層を有する中間転写体に転写し
た後、この転写像を熱を加えることによって転写材に転
写するようなものが提案されたが、転写,定着時に多量
の熱量が必要となり、またこの熱が中間転写体を介して
感光体を昇温させるため、感光体の特性を損なう欠点が
あった。
【0004】従来の画像形成装置のクリーニング機構に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0005】図6は第1の従来例を示す側面図である。
(例えば、特開昭62−286082号公報参照)。中
間転写体503はベルト状のものであるが、ステンレス
等の鋼体ロールにシリコンゴム等を形成したものでもよ
い。
【0006】中間転写体503を、内部ヒーターにより
加熱されたクリーニングロール501と、これに対向し
加圧接触している加圧ロール507との間に挾持搬送さ
せることで、中間転写体503上の残留トナー508を
クリーニングロール501に溶融付着させる。クリーニ
ングロール501には表面に付着したトナーを除去する
ためにステンレスまたはリン青銅の薄板からなるクリー
ニングブレード504が、バネ505により当接されて
おり、掻き取られたトナーは排トナーボックス509に
収容される。また、排トナーがクリーニング器外に散乱
しないようにするため、ポリイミド等の耐熱性の樹脂フ
イルムからなるシート506がクリーニングロール50
1押しつけられている。
【0007】中間転写体503上のトナーは、クリーニ
ングロール501からの熱と圧力によりある程度軟化
し、さらに金属表面の表面自由エネルギーがシリコンゴ
ムに比べ大きいため、軟化したトナーは効率よくクリー
ニングロール501の金属表面に付着することになる。
されらに、ニップ部を通過した後、軟化していたトナー
は圧力が取除かれるため急激に硬化し、金属製のブレー
ドで容易に除去できる。
【0008】クリーニングロールの代りにクリーニング
ベルトを用いて、転写体表面上のインク残留分や汚れ,
ゴミ等を除去するものは、クリーニングベルトを転写体
に加圧した際、圧力ムラが発生し易く、またインク吸収
速度が小さいため転写体上のインク残留分や汚れ,ゴミ
等の吸収や除去等にムラが発生して印刷汚れが発生する
という課題があった。
【0009】図7(a),(b)は第2の従来例を示す
斜視図および側面図である。(例えば、特開平04−0
16978号公報参照)。
【0010】クリーナ613は、クリーニングパフ61
0と、クリーニングロール622と、巻き取りロール6
31とを含んで構成される。クリーニング剤補給器60
9には複数の細かい穴または1本以上の溝を形成し、中
に貯蔵してあるクリーニング媒体としてのクリーニング
液がクリーニングパフ610に含浸させられる。含浸方
法としは、毛細管力やクリーニング剤補給器609の内
部と外部の圧力差やクリーニング液の濃度差、電気ヒー
タによる加熱,超音波振動やポンプ類を用いる。
【0011】クリーニング液を含浸させたクリーニング
パフ610は、イング吸収部分620の近傍でクリーニ
ングロール622により感光ドラム606に所定の圧力
で押付ける。汚れを吸収したクリーニングパフ610
は、巻き取りロール631により巻き取る。クリーナ6
13は汚れを吸収した後ほとんど乾燥させたクリーニン
グパフ610をクリーニング剤補給器609に巻き戻し
て再度使用することもできる。さらに、同一原稿を複数
枚同時印刷する場合には、一定時間ごとにクリーニング
を施したり、クリーニング液の含浸量を少なくする等し
て費用節減を図れる。
【0012】クリーニングパフ610は、繊維状の紙、
布、プラスチック類を用いるが、金属やセラミックスの
繊維を混入させると、静電気除去や固形付着物の除去効
果がある。また、多孔性シートや特定形状に織り込んだ
シート等でもよい。
【0013】クリーニング剤は、印刷に使用するインク
と相溶しやすい材料が用いられ、例えば、水性インクを
用いた場合は高級アルコール類やグリコールエステル類
の水溶液に界面活性剤および防止剤を添加したものを主
成分とする。その他インク成分に応じてアミン類やエー
テル類他のエステル類も用いられる。
【0014】また、液中に顔料等を分散させた分散イン
クを用いた場合には、該分散粒子と同極性または相溶し
やすい溶剤を用いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像形
成装置のクリーニング機構は、ロール形状のクリーニン
グ手段を用いていたが、従来のロール形式のクリーニン
グ手段では、ロール上にインク成分をコーティングし、
クリーニングロール上のインク成分と中間転写体上の残
留インクの結合力が、残留インクと中間転写体の結合力
より強いことを利用して、中間転写体上の残留インクを
除去するのみであった。しかしながら、クリーニングロ
ール表面にはインク以外の不純物、インク成分に含まれ
る転写性能を阻害する物質や用紙の紙紛などが付着し、
クリーニング性能を劣化させてしまう。また、クリーニ
ングロール表面に付着する物質がインクのみであったと
しても、印刷する画像によってはロール軸方向に対して
均一では無く、クリーニングロール表面に凹凸を形成し
てしまい、クリーニングロールと中間転写体の密着不良
を引き起こし、クリーニング不良となってしまうという
欠点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像形成装
置のクリーニング機構は、感光体上に形成されたインク
あるいはトナー画像をロール状の中間転写体へ一旦転写
し、さらに用紙上へ転写することにより印刷物を得るこ
とのできる画像形成装置のクリーニング機構において、
転写行程後の前記中間転写体上の残留インク(トナー)
あるいは不純物(インクに含まれ転写体の機能を阻害す
る有害物質)を除去するため、中間転写体に対して所定
の荷重で押圧され、中間転写体と密着して回転するクリ
ーニングロールと、前記クリーニングロールに対して所
定の荷重で押圧されるシート材とを含んで構成される。
【0017】第2の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、第1の発明において、前記クリーニングロール
と前記シート材の間に相対速度を持たせて摺動させるこ
とにより、前記クリーニングロール表面からインクある
いは不純物を除去する。
【0018】第3の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、クリーニングロール(101)に圧接配置され
るバックアップロール(103)と、バックアップロー
ル(103)とクリーニングロール(101)の間に挿
入されクリーニングロール(101)を清掃するシート
材(104)と、初期にシート材(104)が巻きつけ
られている送り出しロール(105)と、シート材(1
04)を巻き取る巻き取りロール(106)と、これら
のバックアップロール(103),シート材(10
4),送り出しロール(105),巻き取りロール(1
06)を保持するハウジング(107)と、ハウジング
(107)に接続されハウジング(107)をクリーニ
ングロール(101)に向けて圧接または退避させるア
クチュエータ(108)とを含んで構成される。
【0019】第4の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、第3の発明において、クリーニングロール(1
01)にハロゲンランプなどの熱源を内蔵し、クリーニ
ングロール(101)の表面温度を中間転写体(62)
の表面温度とは変えることによって、クリーニングロー
ル(101)に高いインク結合力を与える。
【0020】第5の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、第3の発明において、摺動部における摩擦負荷
低減およびクリーニング性能を高めるため、送り出しロ
ール(105)または送り出しロール(105)とバッ
クアップロール(103)の間に潤滑剤およびクリーニ
ング補助剤としての液体を供給する液体供給手段(10
9)を配置しシート材(104)に液体を供給する。
【0021】第6の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、第5の発明において、前記液体が水,イソプロ
ピルアルコールまたはノーパである。
【0022】第7の発明の画像形成装置のクリーニング
機構は、第5の発明において、シート材(104)上の
清掃後残留物をある程度洗い流すに必要な液体収容容積
のある液体供給手段を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0024】本発明による画像形成装置のクリーニング
手段は、感光体上に形成されたインクあるいはトナー画
像をロール状の中間転写体へ一旦転写し、さらに用紙上
へ転写することにより印刷物を得ることのできる画像形
成装置において、転写行程後の前記中間転写体上の残留
インク(トナー)あるいは不純物(インクに含まれ転写
体の機能を阻害する有害物質)を除去するためのクリー
ニング手段として、中間転写体に対して所定の荷重で押
圧され、中間転写体と密着して回転するクリーニングロ
ールを有し、前記クリーニングロールに対して所定の荷
重で押圧されるシート材を配置し、中間転写体から残留
インクあるいは不純物を前記クリーニングロールに転写
し、前記クリーニングロールと前記シート材の間に相対
速度を持たせ摺動させることにより、前記クリーニング
ロール表面からインクあるいは不純物を除去することに
より、クリーニング性能を確保する。
【0025】図1は本発明のクリーニング手段を内蔵す
る画像形成装置の全体構成図である。図1ではカラー電
子写真プリンタとして説明しているが、同様の機構はカ
ラー/モノクロ電子写真プリンタ、ファクシミリ、コピ
ー機に転用することが可能である。感光体1の周りに
は、帯電手段2、露光手段3、現像手段4、インク乾燥
手段5、転写定着手段6が配置されている。本図ではカ
ラープリンタとしているので露光手段3および現像手段
4はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のイ
ンクに対応してそれぞれ露光手段3a、3b、3c、3
dおよび現像手段4a、4b、4c、4dが配置されて
いる。これらの機構により一連の電子写真プロセスを経
て、用紙ホッパ7から供給された用紙8上に画像を形成
する。
【0026】図2は本発明のクリーニング手段を適用す
る転写定着手段6の構成図である。感光体1は圧接され
た一対のロール、中間転写体62および転写バックアッ
プロール61の間を搬送され、感光体1上のインク画像
は中間転写体62に転写される。一方、中間転写体62
には定着ロール63が圧接されており、これらのロール
の間に用紙8を搬送することにより、中間転写体62上
のインク画像を用紙8に転写する。中間転写体62は印
刷に際して常にインクを感光体1から用紙8へ移動させ
るが、中間転写体62から用紙8への転写効率を常に1
00%行うことは非常に困難であるため、中間転写体6
2は常時汚れる可能性を有している。従って、中間転写
体62上の残留インク画像あるいは不純物を清掃するた
めのクリーニング手段100を配置する。
【0027】図3は本発明のクリーニング手段を示す模
式側面図である。クリーニングロール101に圧接配置
されるバックアップロール103、前記バックアップロ
ール103とクリーニングロール101の間に挿入さ
れ、クリーニングロール101を清掃するシート材10
4、初期に前記シート材104が巻きつけられている送
り出しロール105、前記シート材104を巻き取る巻
き取りロール106、これらのバックアップロール、シ
ート材、送り出しロール、巻き取りロールを保持するハ
ウジング107、前記ハウジング107に接続されハウ
ジング107を矢印202の方向すなわちクリーニング
ロール101に向けて圧接または退避させるアクチュエ
ータ108より構成されている。
【0028】印刷動作中は、前記ハウジング107はア
クチュエータ108によりクリーニングロールから退避
されており、感光体1により中間転写体62が従動駆動
され回転し、さらに中間転写体62に圧接されているク
リーニングロールも従動駆動される。
【0029】印刷動作を繰り返していくと、中間転写体
62上を清掃したクリーニングロール101の表面に
は、インクによる汚れあるいは不純物が付着していく。
クリーニングロール101の表面に付着する物質がイン
クだけの場合、一般的にインク同士の結合力はインクと
中間転写体62の結合力よりも大きいため、良好なクリ
ーニング性能を保つことが可能である。しかしながら、
クリーニングロール表面にはインク以外の不純物、イン
ク成分に含まれる転写性能を阻害する物質や用紙の紙紛
などが付着し、クリーニング性能を劣化させてしまう。
また、クリーニングロール表面に付着する物質がインク
のみであったとしても、印刷する画像によってはロール
軸方向に対して均一では無く、クリーニングロール表面
に凹凸を形成してしまい、クリーニングロール101と
中間転写体62の密着不良を引き起こし、クリーニング
不良となってしまう。
【0030】そこで、所定枚数の印字が終了した時点で
クリーニングモードに移行し、前記クリーニングロール
101の清掃を行う。所定枚数の印字が終了すると、前
記アクチュエータ108を駆動し、ハウジング107を
クリーニングロール101へ圧接する。このとき、実際
にクリーニングロール101に圧接されるのはバックア
ップロール103であり、バックアップロール103の
周りにはシート材104が張られており、シート材10
4によってクリーニングロール101をクリーニングす
る。バックアップロール103がクリーニングロール1
01に圧接された後、中間転写体62を回転させること
により、クリーニングロール101が矢印201の方向
へ回転する。このときクリーニングロール101とシー
ト材104の間に相対速度が生まれ、両者を摺動させる
ことによりクリーニングロール101上の物質を除去す
ることができる。所定の時間クリーニングを行った後、
アクチュエータ108により前記ハウジング107およ
びバックアップロール103をクリーニングロール10
1から待避し、更に巻き取りロール106を所定角度だ
け回転させて、シート材104を矢印203の方向に巻
き取る。このような構成とすることにより、次回のクリ
ーニング動作時にはシート材104のきれいな面を使用
してクリーニングすることができる。
【0031】印字動作中にクリーニング動作を行うと、
シート材104とクリーニングロール101の摺動によ
り摩擦負荷および負荷変動が大きくなり、画像形成時の
速度変動(ピッチむら)となってしまうため、シート材
04によるクリーニングロール101のクリーニングを
定期的に行っているが、上記摩擦負荷および負荷変動を
小さくすることができれば、印字動作中の常時クリーニ
ングも可能である。
【0032】本発明の実施例では、中間転写体の材料と
して硬度50〜75度(JIS-A)のシリコンゴムを使用
している。クリーニングロール材料としては、上述のよ
うに中間転写体よりもインクとの結合力の強い材料が必
要なため、中間転写体62のシリコンゴムとインクの結
合力より強いインク結合力を有する、別のシリコンゴム
等が望ましい。また、特にインクおよびインク成分に含
まれる転写性能を阻害する物質が、中間転写体とクリー
ニングロール、あるいは中間転写体とクリーニングロー
ル上のインクの間に存在した場合に、温度が高いかある
いは低いかのどちらか一方に移行しやすいという性質が
あるならば、クリーニングロール101にハロゲンラン
プなどの熱源を内蔵し、クリーニングロール101の表
面温度を中間転写体62の表面温度とは変えることによ
って、クリーニングロール101は高いインク結合力を
得ることができる。
【0033】クリーニングロール101のクリーニング
を行うシート材104の材料としては、ラッピングフィ
ルム、繊維あるいは樹脂による不織布、フェルトなどが
使用可能である。
【0034】本発明の別の実施例として、図4について
説明する。これまでの説明では単にクリーニングロール
101とシート材104を摺動させることによってクリ
ーニングを行っているが、図4では摺動部における摩擦
負荷低減およびクリーニング性能を高める目的で、潤滑
剤およびクリーニング補助剤として液体供給手段109
を配置している。送り出しロール105または送り出し
ロール105とバックアップロール103の間で、シー
ト材104に液体を供給することによって、より安定し
たクリーニング性能を得ることができる。供給される液
体としては、水、イソプロピルアルコール、ノーパなど
があげられる。
【0035】また、別の実施例として図5について説明
する。図5では、シート材104をベルト形状とするこ
とで繰り返し使用を可能としている。この場合、液体供
給手段107によりシート材104上の清掃後残留物
(シート材上のインクなど)をある程度洗い流すこと
で、クリーニング性能の確保を行っている。
【0036】
【発明の効果】本発明の画像形成装置のクリーニング機
構は、中間転写体のクリーニングをクリーニングロール
で常時行い、クリーニングロールのクリーニングを定期
的にシート材で行うことにより、常に安定したクリーニ
ング性能を確保し、中間転写体および中間転写体によっ
てインクなどを回収される感光体の表面状態を常に清潔
に保つことができ、安定した画像形成を得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明のクリーニング手段を内蔵する転写・定
着手段を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す模式側面図である。
【図4】図3の詳細を示す側面図である。
【図5】図3の詳細を示す側面図である。
【図6】第1の従来例を示す側面図である。
【図7】(a),(b)は第2の従来例を示す斜視図お
よび側面図である。
【符号の説明】
101 クリーニングロール 103 バックアップロール 104 シート材 105 送り出しロール 106 巻き取りロール 107 ハウジング 108 アクチュエータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成されたインクあるいはト
    ナー画像をロール状の中間転写体へ一旦転写し、さらに
    用紙上へ転写することにより印刷物を得ることのできる
    画像形成装置のクリーニング機構において、転写行程後
    の前記中間転写体上の残留インク(トナー)あるいは不
    純物(インクに含まれ転写体の機能を阻害する有害物
    質)を除去するため、中間転写体に対して所定の荷重で
    押圧され、中間転写体と密着して回転するクリーニング
    ロールと、前記クリーニングロールに対して所定の荷重
    で押圧されるシート材とを含むことを特徴とする画像形
    成装置のクリーニング機構。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングロールと前記シート材
    の間に相対速度を持たせて摺動させることにより、前記
    クリーニングロール表面からインクあるいは不純物を除
    去する請求項1記載の画像形成装置のクリーニング機
    構。
  3. 【請求項3】 クリーニングロール(101)に圧接配
    置されるバックアップロール(103)と、バックアッ
    プロール(103)とクリーニングロール(101)の
    間に挿入されクリーニングロール(101)を清掃する
    シート材(104)と、初期にシート材(104)が巻
    きつけられている送り出しロール(105)と、シート
    材(104)を巻き取る巻き取りロール(106)と、
    これらのバックアップロール(103),シート材(1
    04),送り出しロール(105),巻き取りロール
    (106)を保持するハウジング(107)と、ハウジ
    ング(107)に接続されハウジング(107)をクリ
    ーニングロール(101)に向けて圧接または退避させ
    るアクチュエータ(108)とを含むことを特徴とする
    画像形成装置のクリーニング機構。
  4. 【請求項4】 クリーニングロール(101)にハロゲ
    ンランプなどの熱源を内蔵し、クリーニングロール(1
    01)の表面温度を中間転写体(62)の表面温度とは
    変えることによって、クリーニングロール(101)に
    高いインク結合力を与える請求項3記載の画像形成装置
    のクリーニング機構。
  5. 【請求項5】 摺動部における摩擦負荷低減およびクリ
    ーニング性能を高めるため、送り出しロール(105)
    または送り出しロール(105)とバックアップロール
    (103)の間に潤滑剤およびクリーニング補助剤とし
    ての液体を供給する液体供給手段(109)を配置しシ
    ート材(104)に液体を供給する請求項3記載の画像
    形成装置のクリーニング機構。
  6. 【請求項6】 前記液体が水,イソプロピルアルコール
    またはノーパである請求項5記載の画像形成装置のクリ
    ーニング機構。
  7. 【請求項7】 シート材(104)上の清掃後残留物を
    ある程度洗い流すに必要な液体収容容積のある液体供給
    手段を有する請求項5記載の画像形成装置のクリーニン
    グ機構。
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