JP5403420B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
熱定着方式の定着装置に比べて省エネルギー化を実現できる定着方式として、トナーを定着するために加熱を行わない湿式定着方式が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3に記載の定着装置で用いる定着方式)。湿式定着方式は、トナーの樹脂成分の少なくとも一部を溶解または膨潤させることでトナーを軟化させる軟化剤を含有する定着液を記録紙表面上のトナー像に付与してトナー像を定着させるものであるため、熱定着方式よりも省エネルギー化を実現できる。
なお、クリーニング部材で掻き取る構成では除去しきれない付着物としては、定着液に限るものではない。転写残トナーや紙粉等の異物も、その粒径が小さい場合などクリーニング部材で掻き取る構成では除去しきれず、クリーニング部材の掻き取り位置を通過することがある。よって、定着液を利用した定着装置を搭載した画像形成装置に限らず、クリーニング部材で掻き取る構成では除去しきれない付着物をトナー像担持体から除去することができるクリーニング装置が望まれる。
図2は、プリンタ100の概略構成を示す構成図である。
プリンタ100は、図2に示すように、像形成手段としての各構成部材を収納する位置固定された装置本体の中央部に、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像を形成するための四つの作像部6(Y,C,M,K)を備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
プリンタ100は、四つの作像部6(Y,C,M,K)の上方には中間転写ベルト5が配置されており、四つの作像部6の下方には、転写紙Pを収納し、装置本体に対して引き出し可能な給紙カセット8を備えている。
プリンタ100は、中間転写ベルト5の図2中右側に二次転写ローラ10を備え、二次転写対向ローラ20との間に中間転写ベルト5を挟み、中間転写ベルト5上のトナー像を転写紙Pに転写する二次転写ニップを形成する。二次転写ニップの上方には、二次転写ニップを通過した転写紙Pにトナー像を定着させる定着装置11を備えている。また、中間転写ベルト5の図2中の左側には、二次転写ニップを通過した中間転写ベルト5の表面上に残留する二次転写残トナーを除去するベルトクリーニング装置2を備えている。
また、ベルトクリーニング装置2の下方には、4つの感光体クリーニング装置65(Y,C,M,K)が回収した一次転写残トナーやベルトクリーニング装置2が回収した二次転写残トナーを回収し、収容する廃トナーボトル7を備える。4つの感光体クリーニング装置65(Y,C,M,K)で回収された一次転写残トナーは、それぞれの一次転写残トナー搬送パイプ67(Y,C,M,K)によって廃トナーボトル7に搬送される。また、ベルトクリーニング装置2で回収された二次転写残トナーは、二次転写残トナー搬送パイプ16によって廃トナーボトル7に搬送される。
このため、本実施形態の定着装置11も上記特許文献3と同様に定着液を泡状にして転写紙P上の未定着トナーに塗布する構成である。
なお、四つの作像部6(Y,C,M,K)の配列順は図2に示す例に限らず、どのような順番であってもよい。
まず、4つの作像部6(Y,C,M,K)において、各感光体61(Y,C,M,K)がそれぞれの帯電装置64(Y,C,M,K)によって一様に帯電される。その後、各露光装置63(Y,C,M,K)により画像情報に基づきレーザー光が走査露光されて感光体61(Y,C,M,K)の表面に静電潜像が形成される。感光体61(Y,C,M,K)上に形成された静電潜像は、現像装置62(Y,C,M,K)の現像ローラ上に担持された各色のトナーによって現像されてトナー像として可視像化される。感光体61(Y,C,M,K)上のトナー像は、それぞれの一次転写ニップで中間転写ベルト5上に順次重ねて転写される。このときの各作像部6(Y,C,M,K)の作像動作は、各トナー像が中間転写ベルト5上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト5の表面移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。これにより、中間転写ベルト5上に4色カラーのトナー像が形成される。
一次転写終了後の感光体61(Y,C,M,K)は、感光体クリーニング装置65(Y,C,M,K)のクリーニングブレードによってその表面がクリーニングされ、次の画像形成に備えられる。不図示のトナーボトルに充填されている各色のトナーは、不図示のトナー補給装置によって必要に応じて不図示の搬送経路を介して各作像部6(Y,C,M,K)の現像装置62(Y,C,M,K)に所定量補給される。
両面印刷の場合は、定着装置11で定着液12によって片面にトナー像が定着されるまでのプロセスは片面印刷の場合と同じであるが、定着装置11でトナー像が定着された転写紙Pは不図示の分岐手段によって転写紙反転装置40に向かうように案内される。詳しくは、定着装置11を通過した転写紙Pは通常の排出方向とは反対方向(図2中の右方向)に配置された反転装置側排出ローラ18によって転写紙反転装置40内のスイッチバック経路36に向かって排出される。転写紙Pはスイッチバック経路36で反転し、図2中の矢印βで示すように反転装置側入口ローラ19によってプリンタ100の本体内部に入る。この時、転写紙Pは転写紙反転装置40で反転しているため、反転装置側入口ローラ19では先に定着された定着画像は上側にある。この後、再度、レジストローラ対35及び二次転写ニップを通過して、転写紙Pの裏側の面に未定着トナーが付着し、この転写紙Pの裏側の面にトナー像が定着することとなる。裏側の面にもトナー像が定着された転写紙Pは、不図示の分岐手段によって排紙ローラ41に向かうように案内され、図2中の矢印αで示すように、排紙ローラ41によって排紙トレイ42に排出される。
ベルトクリーニング装置2は、クリーニングブラシ4やクリーニングブレード3で中間転写ベルト5上の二次転写残トナーを掻き落とす機能を有する。しかし、実験的にはこのような中間転写ベルト5上の付着物を掻き落とすクリーニング機構では定着液12を除去しきれず、定着液12が一次転写ニップまで到達し、感光体61に付着して作像部6内に定着液12が入り込むことがあった。
作像部6内に定着液12が入り込むと現像装置62内のトナーが変質し、画像が作れなくなる可能性がある。また、感光体61に定着液12が付着すると、一次転写残トナーとともに感光体クリーニング装置65に回収される定着液12も存在する。定着液12が一次転写残トナーとともに感光体クリーニング装置65に回収されると、一次転写残トナー搬送パイプ67内で定着液12によって一次転写残トナーが変質し、一次転写残トナー搬送パイプ67内をトナーが送れなくなり、一次転写残トナー搬送パイプ67内のトナー搬送機構が固着したトナーに起因して破壊されることもある。また、定着液12が感光体61の表面に付着することで、感光体61の表面が変質し、レーザー光によって潜像を形成する特性が変化し、所望の静電潜像が形成されなくなるおそれがある。このように定着液12を使用する定着装置11を備えるプリンタ100は、両面印刷時に中間転写ベルト5に定着液12が付着して、定着装置11以外の装置内部に定着液12が進入し、非常に甚大な故障に繋がる可能性がある。
基本的に定着液12としては水ベースで作られていることが多い。これは近年は揮発量制限(VCCI)が厳しく、当然揮発するような軟化剤は使用できない。また軟化剤を希釈する希釈剤としても同様で蒸発して良いのは水位であるため、必然的に水ベースで作られることになる。
実験的に、従来のベルトクリーニング装置が備えるクリーニングブラシ4やクリーニングブレード3では、二次転写残トナーは掻き落とせるが、定着液12は取りきれず通過してしまうことが判っている。
そこで前述のように定着液12は希釈剤として水を用いた水ベースであり、定着液12は水に可溶であるため、定着液12が付着した中間転写ベルト5に一旦水を付与し、定着液12を水に溶かしてから、定着液12とともに水を拭き取ることが定着液12の除去には大変効果的である。
次に、本発明の特徴部を有するクリーニング装置であるベルトクリーニング装置2の一つ目の実施例(以下、実施例1と呼ぶ)について説明する。
図1は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な実施例1のベルトクリーニング装置2の拡大説明図である。
図1に示すように実施例1のベルトクリーニング装置2は、水ボトル30に入った水29を中間転写ベルト5の表面上に塗布する水塗布用ウェブ24と、中間転写ベルト5の表面上に塗布された水29を回収する水回収用ウェブ27とを備える。水29としては、純粋な水に限るものではなく、若干の浸透性促進剤や界面活性剤を含んでいても良い。
このように実施例1のベルトクリーニング装置2では、洗浄液付与手段である水塗布用ウェブ24によって中間転写ベルト5の表面に洗浄液である水29を塗布することで付着物である定着液12を水29に含有させる。その後、洗浄液回収手段である水回収用ウェブ27によって水29とともに定着液12を中間転写ベルト5の表面から回収する。このため、クリーニングブラシ4やクリーニングブレード3のように掻き取るタイプのクリーニング部材では除去しきれない定着液12を中間転写ベルト5の表面から除去することが可能となる。さらに、定着液12に限らず、紙粉等の異物や二次転写残トナーがクリーニングブラシ4やクリーニングブレード3で除去しきれず、クリーニングブレード3の当接位置を通過した場合であっても、水29とともに水回収用ウェブ27で拭き取ることで除去することが可能である。
このように、本発明のクリーニング装置が備える定着液クリーニング機構1は、水29を用いて定着液12を中間転写ベルト5の表面から除去するが、多少の水分は一次転写ニップに到達する前に乾燥してしまう。このため、定着液クリーニング機構1は、クリーニングブラシ4やクリーニングブレード3のように掻き取るタイプのクリーニング部材に対して、中間転写ベルト5の表面移動方向下流側で、一次転写ニップに対して表面移動方向上流側となる位置に配置することが望ましい。
次に、本発明の特徴部を有するクリーニング装置であるベルトクリーニング装置2の二つ目の実施例(以下、実施例2と呼ぶ)について説明する。
図4は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な実施例2のベルトクリーニング装置2の拡大説明図である。
上述した実施例1では洗浄液付与手段の機能と洗浄液回収手段の機能とを水塗布用ウェブ24と水回収用ウェブ27との2つのウェブに分けていた。これに対して、実施例2のベルトクリーニング装置2は、図4に示すように、洗浄液付与手段の機能と洗浄液回収手段の機能とを一つのウェブである水塗布回収ウェブ50で行う構成である。他の構成は実施例1のベルトクリーニング装置2と共通するため、相違点について説明する。
塗布ニップを通過した水塗布回収ウェブ50は第一張架ローラ55の張架位置、及び、第二張架ローラ56の張架位置を通過して、回収押し付けローラ26が水塗布回収ウェブ50及び中間転写ベルト5を挟んでクリーニング対向ローラ17に当接する回収ニップに進入する。一方、塗布ニップで中間転写ベルト5上に付与され、定着液12と混合した状態となった水29も、中間転写ベルト5の移動に伴い、回収ニップに進入する。このような構成により、実施例2の構成で、中間転写ベルト5上に付与された水29を混合した定着液12とともに、水塗布回収ウェブ50で拭き取ることが出来る。定着液12とともに水29を拭き取った水塗布回収ウェブ50は、巻き取り軸52に巻き付いて巻き取りロール52rを形成する。なお、水塗布回収ウェブ50は回収ニップでは乾燥している必要があるが、塗布押し付けローラ22が接触する塗布ニップから回収押し付けローラ26が接触する回収ニップまでの水塗布回収ウェブ50が移動する距離が長いため、水塗布回収ウェブ50に供給された水29は自然に乾燥する。ここで、より確実に水塗布回収ウェブ50が回収ニップで乾燥した状態とするために、図4に示すブロア54のように塗布ニップと回収ニップとの間に乾燥工程を設けても良い。
[実施例3]
次に、本発明の特徴部を有するクリーニング装置であるベルトクリーニング装置2の三つ目の実施例(以下、実施例3と呼ぶ)について説明する。
図5は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な実施例3のベルトクリーニング装置2の拡大説明図である。
上述した実施例1では洗浄液付与手段として水塗布用ウェブ24を用いる構成であるが、実施例3のベルトクリーニング装置2は、図5に示すように、洗浄液付与手段として水塗布用ローラ31を用いる構成である。他の構成は実施例1のベルトクリーニング装置2と共通するため、相違点について説明する。
実施例3では水塗布用ローラ31の表面層の材料としてスポンジを用いる構成であるが、洗浄液付与手段としてのローラ部材の表面層の材料としてはスポンジに限るものではない。洗浄液を含浸させることができ、トナー像担持体に押し当てることで、洗浄液が染み出てくるローラとなる材料であればよい。
次に、本発明の特徴部を有するクリーニング装置であるベルトクリーニング装置2の四つ目の実施例(以下、実施例4と呼ぶ)について説明する。
図6は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な実施例4のベルトクリーニング装置2の拡大説明図である。
上述した実施例1では洗浄液付与手段として水塗布用ウェブ24を用いる構成であるが、実施例4のベルトクリーニング装置2は、図6に示すように、洗浄液付与手段としてミスト発生装置32を用いる構成である。他の構成は実施例1のベルトクリーニング装置2と共通するため、相違点について説明する。
ミスト発生装置32としては、詳細は記述しないが、既存の技術、例えば超音波振動を利用するものや圧縮エアーを利用することができる。
[実施例5]
次に、本発明の特徴部を有するクリーニング装置であるベルトクリーニング装置2の五つ目の実施例(以下、実施例5と呼ぶ)について説明する。
図7は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な実施例5のベルトクリーニング装置2の拡大説明図である。
上述した実施例2では洗浄液付与手段の機能と洗浄液回収手段の機能とを一つのウェブである水塗布回収ウェブ50で行い、水塗布回収ウェブ50と中間転写ベルト5とを二箇所で接触させ、それぞれの接触箇所で洗浄液の付与と洗浄液の回収とを行う構成である。これに対して、実施例5のベルトクリーニング装置2は、洗浄液付与手段の機能と洗浄液回収手段の機能とを一つのウェブである水塗布回収ウェブ50で行い、水塗布回収ウェブ50と中間転写ベルト5との接触箇所が一箇所の構成である。他の構成は実施例2のベルトクリーニング装置2と共通するため、相違点について説明する。
なお、図7に示す実施例5のベルトクリーニング装置2では、実験的には水ボトル30から水塗布回収ウェブ50に対する水29の付与量を微妙にコントロールする必要があった。これは、中間転写ベルト5は感光体61との対向部では乾燥している必要があり、独立した拭き取り手段(洗浄液回収手段)が無い実施例5の構成だと水塗布回収ウェブ50に供給する水29の量を極力少なくする必要があるためである。一方、水塗布回収ウェブ50に供給する水29の量が少な過ぎると定着液12を拭き取る効果がなくなるため水分のコントロールが難しい。しかしウェブ一枚で済み、簡単な構成となるためコスト削減のメリットがある。
図8は、洗浄液回収手段としてローラ状の水回収用ローラ59を備える構成の説明図である。洗浄液回収手段以外の構成は実施例1のベルトクリーニング装置2と共通するため、相違点について説明する。
さらに、ベルトクリーニング装置2としては、トナーを掻き取るタイプのクリーニング部材を備えず、二次転写残トナーを定着液12とともに定着液クリーニング機構1で回収する構成としてもよい。
さらに、定着液を用いる画像形成装置に限らず、トナー像担持体であれば、トナーを掻き取るタイプのクリーニング部材ではトナー像担持体の付着物を除去しきれないことがある。このような場合、洗浄液をトナー像担持体に付与して、付着物を洗浄液に含有させた状態で洗浄液を除去することで、掻き取るタイプのクリーニング部材では除去し切れなかった付着物を除去することが出来る。このため、本発明の特徴部である洗浄液をクリーニング対象に付与し、その後、洗浄液を回収するクリーニング装置は、定着液を用いる画像形成装置に限らず適用することができる。
2 ベルトクリーニング装置
3 クリーニングブレード
4 クリーニングブラシ
5 中間転写ベルト
6 作像部
7 廃トナーボトル
8 給紙カセット
10 二次転写ローラ
11 定着装置
12 定着液
12a 定着液収容器
13 塗布ヘッド
14 塗布ローラ
15 塗布対向ローラ
16 二次転写残トナー搬送パイプ
17 クリーニング対向ローラ
18 反転装置側排出ローラ
19 反転装置側入口ローラ
20 二次転写対向ローラ
21 塗布繰り出し軸
21r 塗布繰り出しロール
22 塗布押し付けローラ
23 塗布巻き取り軸
23r 塗布巻き取りロール
24 水塗布用ウェブ
25 回収繰り出し軸
25r 回収繰り出しロール
26 回収押し付けローラ
27 水回収用ウェブ
28 回収巻き取り軸
28r 回収巻き取りロール
29 水
29a ミスト
30 水ボトル
31 水塗布用ローラ
32 ミスト発生装置
34 拭き取り後乾燥装置
35 レジストローラ対
36 スイッチバック経路
40 転写紙反転装置
41 排紙ローラ
42 排紙トレイ
50 水塗布回収ウェブ
51 繰り出し軸
51r 繰り出しロール
52 巻き取り軸
52r 巻き取りロール
54 ブロア
55 第一張架ローラ
56 第二張架ローラ
58 押し付けローラ
59 水回収用ローラ
59a 回収スポンジ層
59b 絞りローラ
61 感光体
62 現像装置
63 露光装置
64 帯電装置
65 感光体クリーニング装置
67 一次転写残トナー搬送パイプ
100 プリンタ
P 転写紙
Claims (1)
- 粉体トナーからなるトナー像を担持するトナー像担持体と、該トナー像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、トナー像を転写した後の該トナー像担持体の表面上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
上記クリーニング手段として、上記トナー像担持体の表面上に液状の洗浄液を付与する洗浄液付与手段と、
該洗浄液付与手段によって該トナー像担持体の表面上に付与された該洗浄液を該トナー像担持体の表面上から回収する洗浄液回収手段とを有するクリーニング装置を用い、
上記転写手段によってトナー像が転写された上記記録媒体にトナー像を定着させる定着手段が、該記録媒体に転写するトナー像を担持するトナー像担持体の表面、または、トナー像を担持する記録媒体の表面である定着液付与対象の表面に、トナーの少なくとも一部を溶解または膨潤させることでトナー粒子を軟化させる軟化剤を含有した定着液を付与し、該記録媒体上にトナー像を定着せしめる定着手段であり、
該クリーニング装置が該トナー像担持体に付与する該洗浄液が該定着液を希釈する定着液希釈液であることを特徴とする画像形成装置。
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