JP2548815Y2 - 定着装置のクリーニング装置 - Google Patents

定着装置のクリーニング装置

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JP2548815Y2
JP2548815Y2 JP1990046434U JP4643490U JP2548815Y2 JP 2548815 Y2 JP2548815 Y2 JP 2548815Y2 JP 1990046434 U JP1990046434 U JP 1990046434U JP 4643490 U JP4643490 U JP 4643490U JP 2548815 Y2 JP2548815 Y2 JP 2548815Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、熱ローラ定着装置のクリーニング装置に関
する。
従来技術 電子写真複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ等の
電子写真プロセスを利用した画像形成装置では、感光体
上に形成されたトナー像が転写紙に転写され、トナーを
加熱して転写紙に融着することにより定着され、画像が
形成される。
このための定着装置としては、第4図に例示する如
く、熱源1を内蔵し、所定の方向に回転可能な定着ロー
ラ2と、未定着トナー像を担持する転写紙7の経路を挟
んで定着ローラ2に圧接して回転する加圧ローラ3とよ
り成る熱ローラ定着装置が広く採用されている。
転写紙上のトナーが定着ローラ2に付着しにくくする
ため、定着ローラ2と加圧ローラ3とのニップ部の上流
側の位置に定着ローラ2の周面に接触し、オイルサンプ
5内の離型性オイルを浸透性によって汲上げ、定着ロー
ラ2に塗布するオイル塗布フェルト4が設けられてい
る。これにより定着ローラ2に塗布されたオイルは、メ
ータリングブレード6によって均一の厚さにならされ、
定着ローラ2と加圧ローラ3とのニップ部に運ばれる。
ニップ部を通紙され定着の完了した転写紙7は、爪先
が定着ローラ2の周面にニップ部下流側の位置で接する
剥離爪8によって定着ローラ2の周面から剥離され、次
工程へ搬送される。
転写紙7が剥離された後、定着ローラ2の表面には若
干のトナーや紙粉が残っている。このトナーや紙粉をク
リーニングする目的で、定着ローラ2の周面の周動方向
に対してカウンタ方向に定着ローラに先端が圧接するよ
うにクリーニングブレード9が設けられている。クリー
ニングブレードは、例えば、特公昭56-21154号公報に開
示されている如く、全体が弾性体で作られたものや、実
開昭63-180871号公報に開示されている如く板ばねの先
に弾性体を設けて構成されたものなどが使用されている
が、従来の定着ローラクリーニング装置では、第4図に
例示する如く、その基部を定着ユニットに固定されたホ
ルダ11に、押え板10で挾持して固定していた。
さて、原稿画像の白黒比に偏りがある時(例えば画像
の一部にベタ画像がある時)定着ローラ上に付着しクリ
ーニングブレードで掻き取られるトナーの量は部分的に
異なり、同一原稿から多量にコピーすると、クリーニン
グブレード上の一部に、第4図に符号12で示す如くトナ
ーが堆積する。このトナーの塊12の上部は定着ローラ2
の表面から遠いため、半溶融の状態でブレード9の先端
に付着する。このため、トナー塊は移動することなく、
経時的にますますトナー塊が大きくなる。この状態で機
械を停止すると、ブレード上のトナー塊のあるところ
と、ないところとではトナー塊の熱容量の差により冷却
時間に差が生じ、温度差を生ずるため、ブレードの先端
は僅かに変形する。そこで、再び機械を始動させると、
トナー塊12の下部が先ず融解するため、上述のブレード
の変形による定着ローラとブレードとの隙間に溶融トナ
ーが入り込み、その下流側にあるオイル塗布フェルトを
汚す。オイル塗布フェルトが一たび汚れると、そのまゝ
メータリングブレード6まで溶融トナーが移動するた
め、その負荷に負けて、メータリングブレード6からト
ナー及び過剰オイルがすり抜ける。このすり抜けたトナ
ー及び過剰オイルは転写紙を汚し、不良コピーを発生さ
せる。したがって、このような状態に陥った場合は、ク
リーニングブレードを交換する他なく、クリーニングブ
レードの耐久性が低下することになる。トナー及びオイ
ルのすり抜けは、クリーニングブレードの定着ローラへ
の喰込量が適正でなく、定着時の機械の振動によりクリ
ーニングブレードが浮上ったり、加圧力が減少すること
によって、さらに増強される。
考案が解決しようとする課題 本考案は、従来の熱ローラ定着装置のクリーニング装
置の上記の欠点を除去した、クリーニングブレード先端
の一部にトナーが堆積することがなく、これに起因する
不良コピーの発生、クリーニングブレードの耐久性の低
下を防止することのできるクリーニング装置を提供する
ことを課題とする。
課題解決のための手段と作用 本考案は、上記の課題を解決させるため、前述の構成
の熱ローラ定着装置のクリーニング装置において、クリ
ーニングブレーを保持部材に取付けるための押圧部材の
クリーニングブレードを押圧する部分の先端位置がブレ
ードのブレードの先端を越えて延び、それによってブレ
ードの先端に堆積するトナーと接触可能となっており、
そして上記押圧部材が熱伝動率の高い材料で作られかつ
熱容量が大きいことを特徴とする。
以上の如く構成したことにより、クリーニングブレー
ドの先端部に堆積するトナーは押圧部材の先端部と接触
し、接触する押圧部材は定着ローラ内ヒータの熱により
トナーの軟化温度よりもかなり高温となっているため、
トナーは溶融し、オイルと共にブレードの先端部に流れ
去り、局部的なトナーの堆積が防止される。
さらに、クリーニングブレードの定着ローラに対する
喰込み量が所定の値を保持するように、その保持部材と
押圧部材とを定着ユニットに対して固定することによ
り、クリーニングブレード先端が定着ローラから離れた
り、振動等によりクリーニングブレード先端の押圧力が
大きく変動することが防止され、クリーニング性の低化
や耐久性の劣化が防止される。
実施例 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、先に第4図により説明した従来の定着装置
に本考案を適用した実施例を示す図である。したがっ
て、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、異
る点を中心に説明する。
本実施例では、クリーニングブレード9は、その先端
近傍まで延びる押え板10によってホルダー11に基部を固
定するとともに先端部が定着ローラ2に所定の量lだけ
喰込むように裏面を押圧されている。
第1図に示すように、クリーニングブレード9を押え
る押え板10の先端位置がクリーニングブレード9の先端
を越えて延びるようになし、その場合押え板10とクリー
ニングブレード9との両先端位置の差dの値は5mm〜8mm
程度とするのがよい。
又、押え板の材質は金属等熱伝導率が高い材料を用い
て極力熱容量が大きくなるように作られている。
以上の如く構成したことにより、クリーニングブレー
ド9の先端に堆積したトナー12は熱容量が大きく熱伝導
率が高く、定着ローラ2からの熱を受けてトナーの軟化
温度(90℃近傍)よりかなり高い温度(約120℃)にな
っている押え板10に第2図に示す如く接触するので、溶
融して、第3図に示す如くオイルと共にブレード両端へ
流れ込み、第2図及び第3図中にAで示す量だけあった
堆積物はBで示す量に減少する。
クリーニングブレード9の定着ローラ2への喰込み量
lは0.5〜3mm程度となるように、ホルダ11及び押え板10
を定着ユニットに固定するのがよい。これにより、前述
の如く、クリーニングブレード9の先端が定着ローラ2
の振動によって定着ローラから離れたり押圧力が大きく
変化することは防止される。
なお上記実施例では、オイル塗布フェルト及びクリー
ニングブレードは定着ローラ側に設けたが、場合によっ
ては加圧ローラ側に、あるいは両方に設けることも可能
である。
効果 以上の如く、本考案によれば、定着ローラ又は加圧ロ
ーラ上のトナーをクリーニングするクリーニングブレー
ド先端に局部的に定量以上のトナーや紙粉が堆積するこ
とがなく、これに起因する不良コピーの発生やクリーニ
ングブレードの耐久性の低下を防止することができる。
又、機械の振動等のショックに対してもクリーニングブ
レード先端の浮上りや圧力の減少がないので、クリーニ
ング性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したクリーニング装置を備えた熱
ローラ定着装置の実施例の構成を示す断面図、第2図は
そのクリーニングブレード先端近傍の拡大断面図、第3
図はそのクリーニング装置の作用を説明するためのクリ
ーニングブレードの平面図、第4図は従来の熱ローラ定
着装置の一例の構成を示す断面図である。 1……熱源、2……定着ローラ、3……加圧ローラ、9
……クリーニングブレード、10……押圧部材、11……ホ
ルダ(保持部材)、12……堆積トナー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源を内蔵し、定着ユニットに軸支されか
    つ所定の方向に回転可能な定着ローラと、転写紙経路を
    挾んでこれに圧接し回転する加圧ローラと、基部を定着
    ユニットに固定された保持部材と、先端部が上記の2つ
    のローラの少くとも一方に接触し該ローラに付着したト
    ナーを除去するブレードと、前記保持部材とともにブレ
    ードを挾圧固定する押圧部材とを有する定着装置のクリ
    ーニング装置において、 上記押圧部材の上記ブレードを押圧する部分の先端位置
    がブレードの先端を越えて延び、それによってブレード
    の先端に堆積するトナーと接触可能となっており、そし
    て上記押圧部材が熱伝動率の高い材料で作られかつ熱容
    量が大きいことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】上記ブレードのローラに対する喰込み量
    が、所定の値を保持しかつ押圧部材の先端位置がローラ
    に接触しないように、上記保持部材及び押圧部材が定着
    ユニットに対して固定されていることを特徴とする、請
    求項1に記載のクリーニング装置。
JP1990046434U 1990-04-27 1990-04-27 定着装置のクリーニング装置 Expired - Fee Related JP2548815Y2 (ja)

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US4165965A (en) * 1978-04-03 1979-08-28 International Business Machines Corporation Backup roll cleaning system for a heated roll fuser
SE8101046L (sv) * 1981-02-16 1982-08-17 Europafilm Anordning vid anleggningar, serskilt for matrisering av grammofonskivor och dylikt

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