JPH0916012A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH0916012A
JPH0916012A JP16262995A JP16262995A JPH0916012A JP H0916012 A JPH0916012 A JP H0916012A JP 16262995 A JP16262995 A JP 16262995A JP 16262995 A JP16262995 A JP 16262995A JP H0916012 A JPH0916012 A JP H0916012A
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JP
Japan
Prior art keywords
heating roller
felt
fixing device
strip
felt member
Prior art date
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Pending
Application number
JP16262995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Yuki
和也 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0916012A publication Critical patent/JPH0916012A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーナ機構で残留トナーを確実に保持する
ことにより、印字品質を向上する。 【構成】 本発明の定着装置は、加熱ローラ50と加圧
ローラ52とを備え、印字媒体P上に転写された未定着
トナーT1 の像を加熱及び加圧して定着するとともに、
フェルト部材10とフェルト部材10を支持するフェル
ト支持体56とを有するクリーナ機構12を加熱ローラ
50に併設して成るものである。そして、フェルト部材
10が、加熱ローラ50の軸線に沿って分断された複数
の短冊状フェルトによって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置などに搭
載され、加熱ローラ及び加圧ローラで印字媒体を挟持し
て搬送しつつ、印字媒体上にある未定着トナーを溶融及
び固着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のこの種の定着装置を示す
断面図である。図5は、図4の定着装置におけるクリー
ナ機構を示す斜視図である。以下、これらの図面に基づ
き説明する。
【0003】従来の定着装置は、加熱ローラ50と加圧
ローラ52とを備え、印字媒体P上に転写された未定着
トナーT1 の像を加熱及び加圧して定着するとともに、
フェルト部材54とフェルト部材54を支持するフェル
ト支持体56とを有するクリーナ機構58を加熱ローラ
50に併設して成るものである。
【0004】筐体60は主にプラスチックなどの樹脂で
成形されている。筐体60の内部には、図示しない軸受
に支持された加熱ローラ50及び加圧ローラ52が収容
されている。加熱ローラ50内部には、発熱体62が装
備されている。加圧ローラ52は、付勢手段64によっ
て加熱ローラ50に所定の圧力で接触するとともに、加
熱ローラ50に従動する。
【0005】定着装置は、加熱ローラ50及び加圧ロー
ラ52で印字媒体Pを挟持して搬送しつつ、印字媒体P
上にある未定着トナーT1 を溶融及び固着する。このと
き、未定着トナーT1 の一部が、印字媒体Pに固着でき
ずに、残留トナーT2 として加熱ローラ50に付着する
ことがある。そのため、クリーナ機構58のフェルト部
材54を加熱ローラ50上に押し付けることにより、加
熱ローラ50上から残留トナーT2 を除去していた。フ
ェルト部材54は、直方体状に形成したフェルトの固ま
りである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置において、クリーナ機構58で残留トナーT2
を十分に保持することはできなかった。なぜならば、残
留トナーT2 は、フェルト部材54の表面に単に付着し
ているにすぎないため、フェルト部材54の表面から容
易に離脱してしまうからである。そのため、クリーナ機
構58から剥離した残留トナーT2 が加熱ローラ50を
介して印字媒体Pに付着することにより、印字品質が低
下していた。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、クリーナ機構
で残留トナーを確実に保持することにより、印字品質を
向上できる定着装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る定着装置
は、上記目的を達成するためになされたものであり、加
熱ローラと加圧ローラとを備え、印字媒体上に転写され
た未定着トナー像を加熱及び加圧して定着するととも
に、フェルト部材とこのフェルト部材を支持するフェル
ト支持体とを有するクリーナ機構を前記加熱ローラに併
設して成る定着装置を改良したものである。すなわち、
前記フェルト部材が、複数の短冊状フェルトからなるこ
とを特徴とするものである。また、前記短冊状フェルト
は、前記加熱ローラの軸線に沿って分断されたものや、
さらに前記加熱ローラの軸線の直交方向に沿って分断さ
れたものでもよい。
【0009】さらに、前記複数の短冊状フェルトが、そ
れぞれ同一の厚さで同一の幅のものが使用されているも
のとしてもよい。さらにまた、前記フェルト部材は、前
記加熱ローラの周方向のおいて両端に位置する短冊状フ
ェルトが、その中央に位置する短冊状フェルトよりも幾
分突出して装備されているものとしてもよい。
【0010】
【作用】加熱ローラ及び加圧ローラは、印字媒体を挟持
して搬送しつつ、印字媒体上にある未定着トナーを溶融
及び固着する。未定着トナーの一部は、印字媒体に固着
できずに、残留トナーとして加熱ローラに付着すること
がある。そのため、クリーナ機構のフェルト部材を加熱
ローラ上に押し付けることにより、加熱ローラ上から残
留トナーを除去している。このとき、残留トナーは、短
冊状フェルト間の間隙に入り込むことにより出にくくな
るため、短冊状フェルトに強固に保持される。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る定着装置の第一実施例
を示す断面図である。図2は、図1の定着装置における
クリーナ機構を示す斜視図である。以下、これらの図面
に基づき説明する。ただし、図4及び図5と同一部分は
同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0012】本実施例の定着装置は、加熱ローラ50と
加圧ローラ52とを備え、印字媒体P上に転写された未
定着トナーT1 の像を加熱及び加圧して定着するととも
に、フェルト部材10とフェルト部材10を支持するフ
ェルト支持体56とを有するクリーナ機構12を加熱ロ
ーラ50に併設して成るものである。そして、フェルト
部材10が、加熱ローラ50の軸線に沿って分断された
複数の短冊状フェルト101〜105(図2)によって
構成されている。
【0013】加熱ローラ50は図示しない軸受を介して
図示しないフレームに固定されており、加熱ローラ50
の中心には、発熱体62が設けられている。加熱ローラ
50に対向して加圧ローラ52が設けられている。加圧
ローラ52は加圧ローラ用軸受70にて支持されてお
り、加圧ローラ用軸受70は加圧スプリング座72との
間に加圧スプリング74を装着している。従って、加圧
ローラ52は、加圧ローラ用軸受70を介して加圧スプ
リング74の力によって加熱ローラ50を押圧してい
る。クリーナ12は、加熱ローラ50に圧接している。
クリーナ12のフェルト部材10は、加熱ローラ50の
軸線方向に分断された短冊状となっている。そして、こ
れらの部品を取り囲むように、筐体60が位置してい
る。
【0014】次に、本実施例の定着装置の動作を説明す
る。
【0015】発熱体62によって加熱された加熱ローラ
50が所定の駆動機構(図示省略)によって矢印76方
向に回転すると、加熱ローラ50に矢印78方向に押圧
している加圧ローラ52は矢印80方向に従動する。ま
た、クリーナ機構12は、加熱ローラ50に矢印82の
方向に圧接している。
【0016】その際、印字媒体P上に未定着トナーT1
がある印字媒体Pが矢印84の方向に進入すると、加熱
ローラ50と加圧ローラ52間にて未定着トナーT1
溶融及び固着され、印字媒体P上に定着トナーT3 とし
て残る。このとき、印字媒体Pに固着できなかった残留
トナーT2 が、加熱ローラ50の表面に付着している。
残留トナーT2 は、短冊状フェルト101〜105間の
間隙に入り込むことにより出にくくなるため、短冊状フ
ェルト101〜105に強固に保持される。
【0017】図3は、本発明に係る定着装置の第二実施
例におけるクリーナ機構を示す斜視図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。
【0018】本実施例の定着装置のクリーナ機構20
は、フェルト支持体56とフェルト部材22とから構成
されている。フェルト部材22は、加熱ローラ50の軸
線に沿って分断され、さらに加熱ローラ50の軸線の直
交方向に沿って分断された複数の短冊状フェルトから構
成されている。本実施例のフェルト部材22は、短冊状
フェルト間の間隙の量がより増えるので、残留トナーT
2 がより強固に保持される。
【0019】上記第一及び第二実施例では、複数の短冊
状フェルトが、それぞれ同一の厚さで同一の幅のものが
使用されているので、均一に残留トナーを除去できると
ともに、製造も容易である。また、加熱ローラの周方向
のおいて両端に位置する短冊状フェルトを、その中央に
位置する短冊状フェルトよりも幾分突出して装備するよ
うにしてもよい。この場合は、フェルト部材の先端と加
熱ローラの表面との曲率半径が近くなることにより、フ
ェルト部材の先端に無理な力が加わらないので、残留ト
ナーをより確実に短冊状フェルト間の間隙に保持でき
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る定着装置によれば、クリー
ナ機構のフェルト部材を複数の短冊状フェルトから構成
したことにより、加熱ローラ上の残留トナーが短冊状フ
ェルト間の間隙に入り込むことにより出にくくなるた
め、残留トナーを短冊状フェルトに強固に保持できる。
したがって、クリーナ機構から剥離した残留トナーが、
加熱ローラを介して印字媒体に付着することを抑えるこ
とができるので、印字品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の第一実施例を示す断面
図である。
【図2】図1の定着装置におけるクリーナ機構を示す斜
視図である。
【図3】本発明に係る定着装置の第二実施例におけるク
リーナ機構を示す斜視図である。
【図4】従来の定着装置を示す断面図である。
【図5】図4の定着装置におけるクリーナ機構を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10,22 フェルト部材 12,20 クリーナ機構 101〜105 短冊状フェルト 50 加熱ローラ 52 加圧ローラ 56 フェルト支持体 P 印字媒体 T1 未定着トナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ローラと加圧ローラとを備え、印字
    媒体上に転写された未定着トナー像を加熱及び加圧して
    定着するとともに、フェルト部材とこのフェルト部材を
    支持するフェルト支持体とを有するクリーナ機構を前記
    加熱ローラに併設して成る定着装置において、 前記フェルト部材が、複数の短冊状フェルトからなるこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 加熱ローラと加圧ローラとを備え、印字
    媒体上に転写された未定着トナー像を加熱及び加圧して
    定着するとともに、フェルト部材とこのフェルト部材を
    支持するフェルト支持体とを有するクリーナ機構を前記
    加熱ローラに併設して成る定着装置において、 前記フェルト部材が、前記加熱ローラの軸線に沿って分
    断された複数の短冊状フェルトからなることを特徴とす
    る定着装置。
  3. 【請求項3】 前記フェルト部材が、さらに前記加熱ロ
    ーラの軸線の直交方向に沿って分断された複数の短冊状
    フェルトからなることを特徴とする請求項2記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の短冊状フェルトが、それぞれ
    同一の厚さで同一の幅のものが使用されていることを特
    徴とする請求項2又は3記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記フェルト部材は、前記加熱ローラの
    周方向のおいて両端に位置する短冊状フェルトが、その
    中央に位置する短冊状フェルトよりも幾分突出して装備
    されていることを特徴とする請求項2又は3記載の定着
    装置。
JP16262995A 1995-06-28 1995-06-28 定着装置 Pending JPH0916012A (ja)

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JP16262995A JPH0916012A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 定着装置

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JP16262995A JPH0916012A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 定着装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224367A (ja) * 1982-06-22 1983-12-26 Minolta Camera Co Ltd クリ−ニング装置
JPS649266B2 (ja) * 1983-11-07 1989-02-16 Kyocera Corp
JPH02291586A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Nec Niigata Ltd 定着装置のクリーナ

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331