JPH0727472Y2 - 定着装置用クリ−ニング装置 - Google Patents

定着装置用クリ−ニング装置

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JPH0727472Y2
JPH0727472Y2 JP1986194503U JP19450386U JPH0727472Y2 JP H0727472 Y2 JPH0727472 Y2 JP H0727472Y2 JP 1986194503 U JP1986194503 U JP 1986194503U JP 19450386 U JP19450386 U JP 19450386U JP H0727472 Y2 JPH0727472 Y2 JP H0727472Y2
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JP
Japan
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cleaning
toner
fixing
fixing roller
roller
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JP1986194503U
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JPS63100763U (ja
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康正 大塚
康志 佐藤
幸一 奥田
啓司 岡野
順治 荒矢
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Canon Inc
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Canon Inc
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【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は静電複写機、同プリンタ等、静電転写プロセ
スを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニング装
置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 像担持体表面に形成されたトナー像を、紙などシート状
の転写材に静電的に転写したのち、この転写材を、互に
圧接する一対のローラの間を通過させてこの間に圧力な
いしは圧力と熱を加えてトナー像を転写材に転写するよ
うに構成した画像形成装置は従来から周知である。
第4図はこのような、画像形成装置における定着装置の
一例を示すものであって、定着ローラ1と加圧ローラ2
とを具備している。
定着ローラ1は、アルミニュームなどの円筒体1aにオフ
セット防止用の、たとえばテフロン(商標名)コーティ
ング1bをほどこして構成してあり、内部にローラを加熱
するためのヒータ1cを配設してある。
加圧ローラ2は、鉄などの芯金2cに、シリコンゴムなど
耐熱性を有するスポンジ層を中実のシリコンゴム層で被
覆して全体として適度の弾性を具備せしめ、前記定着ロ
ーラに適当なニップ巾をもたせて圧接してある。
画像形成装置の、不図示の画像形成部位において形成さ
れたトナー像を担持した転写材(不図示)は、搬送路7
をとおって両ローラのニップ部Nを通過し、この間に加
えられる熱と圧力によって、トナーが転写材に定着固定
され、排出路8をとおって外部に排出されるものとす
る。
このような定着装置にあっては、定着ローラの表面温度
が不図示の検知手段によって常時一定に保持され、転写
材は、トナー像が直接定着ローラに直接当接するような
向きで送給されるのが普通である。
このため、定着にあたって加熱されて軟化し粘性を増し
たトナーが定着ローラ表面に付着してこれを汚染し、こ
のトナーが次に到来する転写材を汚染するおそれを免か
れない。
このような事態を回避するために、定着ローラをクリー
ニングすべく、従来から棒状のフェルト材やウェブを定
着ローラに圧接するようなクリーニング手段、定着ロー
ラ表面にシリコンオイルなどの離型材を塗布するなど幾
多の提案がなされている。
図示の装置においては、定着装置のケーシング4の、定
着ローラの頂部近傍に、定着ローラの軸線方向に延びる
開口4aを形成し、これに耐熱性フェルトからなるクリー
ニング材5aとこれを支持するホルダ5bとで形成した、棒
状のクリーニング部材5を装着して、これを定着ローラ
に当接させるように構成してある。
なお図中符号3は、クリーニング部材を着脱交換するさ
い開閉する蓋体、符号6はクリーニング部材5を圧接す
るばねである。
このように構成されたクリーニング部材は、使用するに
つれて、定着ローラの走行方向にみて上流側端縁に次第
にトナーが貯溜、固化する傾向となるので、新しいクリ
ーニング部材と交換するさいに、この貯溜したトナーが
定着ローラ上に付着して新品のクリーニング部材を当初
から汚染するので、その寿命を短かくし、ランニングコ
ストの面から不利であるばかりでなく、ひいては定着装
置の寿命を短かくする原因ともなり、さらにこのトナー
が装置内にこぼれて転写材を汚し、画質の劣化をもたら
すおそれがある。
本考案はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、棒状のフェルトなどからなるクリーニング材を使
用するクリーニング装置において、そのその耐久性を増
大してメンテナンスを簡単にし、トナーのこぼれ落ちを
も可及的に阻止して良質の画像を得られるような、定着
装置用のクリーニング装置を提供することを目的とする
ものである。
(2)考案の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本考案は、ニップを形成す
る一対の回転体と、少なくとも一方の回転体表面に摺擦
するクリーニング材とを有し、前記ニップに像を担持し
た担持体を通過させて定着を行う定着装置のクリーニン
グ装置において、 前記クリーニング材は回転体表面の当接面に回転体と角
度をなす複数の溝を有し、この溝のピッチは回転体の走
行方向下流側が密であることを特徴とするクリーニング
装置である。
このように構成することによって、クリーニング材の位
置に到来したトナーその他の異物は、クリーニング材の
上流側のひとつの端縁に溜ることなく、定着ローラへの
当接面に形成されたエッジに分散して捕捉されるので、
クリーニング部材の交換時に多量のトナーがローラ表面
に残ってこれが新しいクリーニング部材を汚したり、ト
ナーがこぼれ落ちて装置内ぁるいは転写材を汚損するお
それがない。
(実施例の説明) 第1図は、第4図に示したものと、基本的に同様の構成
をそなえた定着措置に本考案を適用した場合における、
定着ローラとクリーニング部材とを示す要部側面図であ
って、定着ローラ1に、クリーニング部材5の、フェル
トなどからなるクリーニング材5aが当接している。
該クリーニング材の、定着ローラ表面に対向当接する面
には、とくに第2図から明らかなように、定着ローラの
走行方向と角度を有するように複数個の溝G1、G2・・・
Gnが形成してあり、各溝の頂部に相当する部分が定着ロ
ーラに接触して複数個のエッジを形成している。
このように構成してあるので、定着ローラ上の残留トナ
ーは、まず、上流側のエッジに捕捉され、これをくぐり
抜けたトナーはその次のエッジに捕捉されるというよう
に順次捕捉されて夫々の溝に貯留されることになる。
したがって、多量のトナーが、クリーニング材の上流側
のひとつの端縁にすべて蓄積されることがなく、定着ロ
ーラへの当接面に分散して付着するので、クリーニング
部材を交換するさいにも、すべてのトナーがクリーニン
グ材とともに除去されてローラ上に残ることがないの
で、装置内各部を汚染したり、転写材を汚すことがな
い。
なおクリーニング材に形成する溝は、そのピツチが大き
すぎると、ひとつのエッジに溜るトナーが多すぎて、周
知のクリーニング手段の場合と同様に、こうかんのさい
一部のトナーがローラ表面に残り、ピッチが小さく溝が
浅いと、エッジが有効に作用にしないので、擢大いさに
定める要があり、実験によれば、ピツチ1〜2mm、深さ
1〜2mmに定めるのが好適である。
第2図はさらに他の実施例を示すもので、このものは、
クリーニング材に形成した溝のピッチを上流側において
疎く、下流側において密に形成したものである。
このように構成することにより、前記のものと同様に、
大粒のものを上流側で捕捉するので目詰りしがたく、耐
久性にすぐれている。
第3図はクリーニング部材の他の構成を示すもので、前
記のものと同様に折曲形成したクリーニング材の折曲部
分にスペーサS1、S2、S3、S4等を挟持させてなるもので
ある。
これらのスペーサの厚みを順次変えてゆくことにより、
前記第2図に示したようのものと同様の作用を奏せしめ
ることができる。
(3)考案の効果 以上説明したように、本考案によるときは、定着装置の
定着ローラに残るトナーなどを、クリーニング材の、ロ
ーラに当接する面、全面にわたって分散して捕捉するの
で、新品と交換するさいに、一部のトナーがローラにの
こり、これが新しいクリーニング部材を汚染したり、装
置内にこぼれて各部を汚したり、転写材を汚すことを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部側面図、 第2図、第3図は本考案の実施例を示す側面図、 第4図は公知の定着装置の構成を示す概略側面図であ
る。 1……定着ローラ、2……加圧ローラ、5……クリーニ
ング部材、5a……クリーニング材、5b……ホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡野 啓司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)考案者 荒矢 順治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−123486(JP,A) 特開 昭63−123076(JP,A) 特開 昭61−102677(JP,A) 特開 昭58−224367(JP,A) 特開 昭56−42253(JP,A) 実開 昭54−176341(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニップを形成する一対の回転体と、少なく
    とも一方の回転体表面に摺擦するクリーニング材を有
    し、前記ニップに像を担持した担持体を通過させて定着
    を行う定着装置のクリーニング装置において、 前記クリーニング材がフェルト材で、回転体表面の当接
    面に回転体の走行方向に並んだ複数の溝を有し、この溝
    のピッチを回転体の走行方向下流側を密にしたことを特
    徴とするクリーニング装置。
JP1986194503U 1986-12-19 1986-12-19 定着装置用クリ−ニング装置 Expired - Lifetime JPH0727472Y2 (ja)

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JP1986194503U JPH0727472Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 定着装置用クリ−ニング装置

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JP1986194503U JPH0727472Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 定着装置用クリ−ニング装置

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Publication Number Publication Date
JPS63100763U JPS63100763U (ja) 1988-06-30
JPH0727472Y2 true JPH0727472Y2 (ja) 1995-06-21

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JPS63100763U (ja) 1988-06-30

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