JP3844217B2 - 信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法 - Google Patents

信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法 Download PDF

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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法に関し、ネットワーク上に種々のAV(オーディオ・ビジュアル)機器を接続し、当該接続されたAV機器間でデータの送受信を行うネットワークシステムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マルチメディアデータを高速かつリアルタイムに転送するためのバス規格としてIEEE(Institute of Electrical Electronics Engineers )1394方式があり、当該1EEE1394方式のデジタルシリアルバスを用いたネットワークを介して相互にデータを伝送し得る種々のAV機器が開発されている。
【0003】
このようなネットワークシステムにおいては、リアルタイムデータの伝送を行うためのアイソクロナス転送モードと、制御コマンドを確実に伝送するためのアシンクロナス転送モードが用意されている。
【0004】
すなわちこのネットワークシステムにおいては、リアルタイムデータを伝送する際、当該リアルタイムデータを発生させこれを出力するソースと、当該ソースから出力されたリアルタイムデータを入力するシンクとの間の信号伝送経路として、論理的なコネクション(以下、これを論理コネクションと呼ぶ)を確立する必要がある。
【0005】
一方、このネットワークシステムにおいては、制御コマンドとして、AV/C(Audio/video control )コマンド・トランザクション・セット(AV/C Command Transaction Set)(以下、これをAV/Cコマンドと呼ぶ)を伝送することにより、当該ネットワークシステムに接続されているAV機器を制御し得るようになされている。
【0006】
ところで、論理コネクションの両端には種々のプラグが存在し、当該プラグとしては、機器内部で信号を伝達するためのサブユニット・プラグ(Subunit Plug)、ディジタル信号を機器間で入出力するためのプラグ・コントロール・レジスタ(Plug Control Register )(以下、これをPCRと呼ぶ)、アナログ信号を機器間で入出力するためのイクスターナル・プラグ(External Plug )がある。
【0007】
サブユニット・プラグには、出力用のサブユニット・ソース・プラグ(Subunit Source Plug )と、入力用のサブユニット・デスティネイション・プラグ(Subunit Destination Plug)が存在する。PCRには、出力用のoPCR(Output Plug Control Register)と、入力用のiPCR(Input Plug Control Register )が存在する。イクスターナル・プラグには、出力用のイクスターナル・アウトプット・プラグ(External Output Plug)と入力用のイクスターナル・インプット・プラグ(External Intput Plug)が存在する。なお、これ以降、出力用のプラグを出力プラグ、入力用のプラグを入力プラグと呼ぶ。
【0008】
また論理コネクションには、機器内コネクションと機器間コネクションが存在し、このうち機器内コネクションは各機器の内部に存在する信号経路を示し、機器間コネクションはソースとシンクとの間に存在する信号経路を示す。
【0009】
さらにこの機器間コネクションには種々の形態が存在する。すなわち機器間コネクションには、1つのoPCRと1つのiPCRとを1つのアイソクロナスチャンネル(以下、これをチャンネルと呼ぶ)を介して接続するポイント・トゥ・ポイント(Pint-to-Point )コネクション(以下、これをPtoPコネクションと呼ぶ)がある。
【0010】
また機器間コネクションには、1つのoPCRを1つのチャンネルに接続するブロードキャスト・アウト(Broadcast out )コネクション(以下、これをBoutコネクションと呼ぶ)と、1つのiPCRを1つのチャンネルに接続するブロードキャスト・イン(Broadcast in)コネクション(以下、これをBinコネクションと呼ぶ)とがあり、これらBoutコネクションとBinコネクションをブロードキャスト(Broadcast )コネクションと呼ぶ。
【0011】
また機器間コネクションには、イクスターナル・アウトプット・プラグとイクスターナル・インプット・プラグを接続するイクスターナル・コネクションがある。
【0012】
このような論理コネクションを確立及び解放する手順は、IEC(International Electrotechnical Commission )61883−1で規定されている。
【0013】
なお、ネットワークシステムは、1つの機器間コネクションを確立するためには、チャンネルとアイソクロナス帯域(以下、これを帯域と呼ぶ)を必要とし、これらチャンネル及び帯域をアイソクロナスリソース(以下、これをリソースと呼ぶ)と呼ぶ。
【0014】
ところで、かかるネットワークシステムでは、論理コネクションを確立する際にソースとシンクとの間で伝送される制御コマンドを利用することにより、論理コネクションを適切に確立するための情報を相互に伝達する仕組みとして、AV/Cコネクション・アンド・コンパティビリティ・マネージメント(AV/C Connection and Compatibility Management)(以下、これをCCMと呼ぶ)と呼ばれるコマンドセットが規定されている。
【0015】
以下、このCCMによって論理コネクションの信号経路を確立する仕組みを説明する。すなわち機器内コネクションは、CCMで規定されているシグナル・ソース(SIGNAL SOURCE )コマンドを使用することにより確立することができ、機器間コネクションは、CCMで規定されているインプット・セレクト(INPUT SELECT)コマンドを使用することにより確立することができる。
【0016】
このインプット・セレクト・コマンドには、コネクト(CONNECT )、パス・チェンジ(PATH CHANGE )、セレクト(SELECT)、ディスコネクト(DISCONNECT)の4つのサブ・ファンクション(sub function)が定義されており、インプット・セレクト・コマンドを送信する場合には、必ずこれらのうちの1つを指定する必要がある。以下、シンクがインプット・セレクト・コマンドを許諾すなわちアクセプティド(ACCEPTED)レスポンスを返信する場合の具体例を示す。
【0017】
シンクは、コネクトを受信した場合には、指定されたソースと機器間コネクションを確立し、パス・チェンジを受信した場合には、基本的には指定されたソースと機器間コネクションを確立するが、指定されたソースを選択しない場合には機器間コネクションの確立を拒否すなわちリジェクティド(REJECTED)レスポンスを返信することができる。
【0018】
またシンクは、セレクトを受信した場合には、指定されたソースを選択し、この場合、機器間コネクションを確立するか否かはシンク自身が決定し得、ディスコネクトを受信した場合には、指定された機器間コネクションを切断する。
【0019】
このCCMにおいては、ソースがシンクにインプット・セレクト・コマンドを送信することによりソースの情報をシンクに伝達し、シンクが当該情報を用いてソースと機器間コネクションを確立するようになされている。この場合、ネットワークシステムでは、インプット・セレクト・コマンドを送信すべき送信対象のシンクを、ソースに予め記憶しておく必要があるが、CCMでは、当該機能を実現させるためアウトプット・プリセット(OUTPUT PRESET )コマンドが用意されている。さらにCCMでは、ソースをシンクに記憶させる場合には、インプット・セレクト・コマンドを用いる。
【0020】
ここでかかるネットワークシステムでは、CCMを基礎として、機器内コネクションについてはその機器自身が確立するものとし、機器間コネクションについてはシンクが確立するものとする。但し、機器内コネクションにおいては、シグナル・ソース・コマンドを利用して機器外部から制御することも可能である。
【0021】
ところでCCMを使用するネットワークシステムでは、ソースが、当該ソースの出力プラグに関する情報(以下、これを出力プラグ情報と呼ぶ)をインプット・セレクト・コマンドに付随させて当該インプット・セレクト・コマンドをシンクに送信する。シンクは、この受信したインプット・セレクト・コマンドによって与えられた出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを確立していた。
【0022】
またネットワークシステムでは、シンクが機器間コネクションを確立する場合には、当該シンクがデフォルトの出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを直接確立していた。
【0023】
さらにネットワークシステムでは、ソースやシンク以外のAV機器でなるコントローラが機器間コネクションを確立する場合には、当該コントローラが、デフォルトの出力プラグ情報をインプット・セレクト・コマンドに付随させてシンクに送信する。シンクは、この受信したインプット・セレクト・コマンドによって与えられた出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを確立していた。
【0024】
ところで、CCMを使用するネットワークシステムでは、ソースの状態の変化によって当該ソースとシンクとの間に機器間コネクションを確立するオートプレイ処理が開発されている。
【0025】
具体的にはコントローラは、ソースにアウトプット・プリセット・コマンドを送信することにより、ソースにシンクを登録させる。その後、ソースは、再生状態に変化するなどのトリガーが発生すると、シンクにインプット・セレクト・コマンドを送信する。シンクは、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、当該インプット・セレクト・コマンドに記載された情報を用いて機器間コネクションを確立するようになされている。
【0026】
さらにCCMを使用するネットワークシステムでは、コントローラによらずに機器間コネクションを確立する手法として、いわゆるソースによる経路情報通知処理が開発されている。
【0027】
具体的にはソースは、当該ソース自身の適切な出力プラグが変化した場合、現在登録されている全てのシンクに、サブファンクション・フィールドがパス・チェンジであるインプット・セレクト・コマンドを送信することにより、当該各シンクに新たな出力プラグ情報を通知する。シンクは、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、当該インプット・セレクト・コマンドに記載されている出力プラグ情報を用いて、適切な入力プラグと機器間コネクションを確立する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CCMを使用する従来のネットワークシステムでは、ソース以外のAV機器が、コントローラとなって、デフォルトの出力プラグを用いて機器間コネクションを確立していた。
【0029】
しかしながら、かかるネットワークシステムでは、デフォルトの出力プラグではなく、より適切な出力プラグを用いて機器間コネクションを確立することが望ましい場合がある。
【0030】
すなわち、かかるネットワークシステムでは、機器間コネクションを確立した後、送信対象のデータに応じて出力プラグがデフォルトのものから変更される場合があり、この場合、コントローラが、機器間コネクションを確立するに際して、前もってソースの出力プラグを調査する必要が生じる。
【0031】
しかし、従来のネットワークシステムでは、ソース以外の機器が、機器間コネクションを確立することを目的として、より適切なソースの出力プラグを調査する方法がなく、このためデフォルトの出力プラグを用いて機器間コネクションを確立することにより、不適切な信号経路を確立してしまう不都合があった。
【0032】
また、従来のネットワークシステムにおいては、シンクが現在適切な入力プラグがない状態、すなわち機器間コネクションを確立すべきではない状態であっても、ソースを登録し、ソースから出力プラグを通知された場合にはこれを用いて機器間コネクションを確立していたが、この場合、有効に用いられない機器間コネクションによってリソースを消費するという不都合が生じる。
【0033】
シンクが機器間コネクションを確立すべきではない具体例としては、入力手段と出力手段を備えているが、入力と出力を同時には行うことができないMD(Mini Disk )が、現在コンテンツの出力中である場合が考えられる。この場合、シンクは、ソースから送られてくるインプット・セレクト・コマンドを受信した場合には、有効に用いられることがない機器間コネクションを確立していた。
【0034】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、バスのリソースを有効に活用することができる信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法を提案しようとするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて信号入力装置及び信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、信号出力装置は、ネットワークを介した制御装置からの要求に応じ、信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して信号入力装置へ送信し、信号入力装置は、確立要求信号に応じて、信号経路情報を用いて信号出力装置の間に信号経路を確立するようにした。この結果、信号出力装置と信号入力装置との間に適切な信号経路を確立することができる。
【0036】
また本発明においては、所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて信号入力装置及び信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、ネットワークを介した制御装置からの要求に応じた信号出力装置によって、信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して信号入力装置へ送信する確立要求ステップと、確立要求信号を受信した信号入力装置によって当該信号入力装置と信号出力装置との間に信号経路情報を用いて信号経路を確立する確立ステップとを設けるようにした。この結果、信号出力装置と信号入力装置との間に適切な信号経路を確立することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0038】
(1)ネットワークシステムの構成
図1において、1は全体としてネットワークシステムの構成を示し、IEEE1394シリアルバス2にSTB(Set Top Box )3、VCR(Video CasetteRecorder)4及びTV(Television)5を接続することにより構成されている。
【0039】
STB3は、図2に示すように、アンテナ6によって受信した受信信号をチューナ7に入力し、当該チューナ7によって所定の信号処理を施した後、得られたAVデータをIEEE1394インターフェイス8を介して外部に出力する。CPU(Central Processing Unit )9は、操作部10におけるユーザの入力操作に応じて当該STB3を構成する各回路の動作を制御し、また、内部のメモリに格納されているソフトウエアに基づいて、IEEE1394インターフェイス8を介して各種のコマンドをVCR4やTV5との間で送受信するようになされている。
【0040】
VCR4は、図3に示すように、アンテナ11によって受信した受信信号をチューナ12に入力し、当該チューナ12によって所定の信号処理を施した後、必要に応じて得られたAVデータを記録再生部13に送出して内蔵の記録媒体に記録又はIEEE1394インターフェイス14を介して外部に出力する。またVCR4は、外部からIEEE1394インターフェイス14を介してAVデータが入力された場合には、これを記録再生部13に送出して記録する。
【0041】
記録再生部13は、記録媒体に記録されているAVデータを必要に応じて再生しこれをIEEE1394インターフェイス14を介して外部に出力する。またVCR4は、外部から供給されたAVデータを必要に応じてIEEE1394インターフェイス14を介してそのまま外部に出力する。
【0042】
CPU15は、操作部16におけるユーザの入力操作に応じて当該VCR4を構成する各回路の動作を制御し、また、内部のメモリに格納されているソフトウエアに基づいて、IEEE1394インターフェイス14を介して各種のコマンドをSTB3やTV5との間で送受信するようになされている。
【0043】
TV5は、図4に示すように、外部からIEEE1394インターフェイス17を介して入力されたAVデータを表示部18に送出して表示する。CPU19は、操作部20におけるユーザの入力操作に応じて当該TV5を構成する各回路の動作を制御し、また、内部のメモリに格納されているソフトウエアに基づいて、IEEE1394インターフェイス17を介して各種のコマンドをSTB3やVCR4との間で送受信するようになされている。
【0044】
ここで、ネットワークシステム1の機能的な構成を、図1〜図4との対応部分に同一符号を付して示す図5に示す。このネットワークシステム1においては、図5に示すように、PCRとして、STB3には出力用のoPCR〔0〕が設けられ、VCR4には入力用のiPCR〔0〕が設けられると共に出力用のoPCR〔0〕及びoPCR〔1〕が設けられ、TV5には入力用のiPCR〔0〕が設けられている。
【0045】
(2)ソース内の信号経路に応じた機器間コネクションの確立
この実施の形態の場合では、STB3がコントローラとして動作し、シンクとソースの組を設定する機器選択処理を実行することにより、VCR4をソースとして設定すると共にTV5をシンクとして設定する。
【0046】
まず始めにコントローラとしてのSTB3は、図6に示すように、TV5にVCR4をソースとして登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、TV5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、コントローラとしてのSTB3は、インプット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクション(subfunction )フィールドにはセレクトを指定し、ノードID(node_ID)フィールドにはVCR4のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ(output_plug)フィールドにはデフォルトの出力プラグ番号を指定する。因みに、このデフォルトの出力プラグ番号は、コントローラとしてのSTB3が自由に設定し得るようになされている。
【0047】
TV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、指定されたノードIDすなわちVCR4をソースとして登録する。
【0048】
次いでコントローラとしてのSTB3は、図7に示すように、VCR4にTV5をシンクとして登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、VCR4にアウトプット・プリセット・コマンドを送信する。この場合、コントローラとしてのSTB3は、アウトプット・プリセット・コマンドのうちのデスティネイション・ノードID( destination_node_ID)フィールドにはTV5のノードIDを指定する。
【0049】
ソースとしてのVCR4は、このアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、図8に示すように、指定されたノードIDのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、ソースとしてのVCR4は、インプット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクション・フィールドにはパス・チェンジを指定し、ノードID・フィールドにはVCR4自身のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ・フィールドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出力プラグを指定する。
【0050】
続いてシンクとしてのTV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、図9に示すように、当該インプット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0051】
すなわちシンクとしてのTV5は、受信したインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィールドに記述されているノードIDによって指定されるVCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の適切な入力プラグiPCR〔0〕との間にPtoPコネクションを確立する。
【0052】
その後、コントローラとしてのSTB3は、図10に示すように、シンクとしてのTV5とソースとしてのVCR4との間の機器間コネクションを解放する場合には、ソースとしてのVCR4にキャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを送信する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、アウトプット・プリセット・コマンドのプリセット・エントリ・ナンバー(preset_entry_number)フィールドには、登録の際に受け取ったレスポンスに含まれていた値を設定し、デスティネイション・ノードID・フィールドとシグナル・デスティネイション(signal_destination )フィールドにはFFFFを設定して送信する。
【0053】
ソースとしてのVCR4は、このアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、そのシンク登録を解除する。そしてソースとしてのVCR4は、キャンセルが要求されている当該シンクとしてのTV5に関し、他のコントローラ又は当該VCR4自身が別にシンク登録しているか否か自己の登録状況を調査し、その結果、当該TV5の登録が全て解除されたと判断した場合には、当該シンクとしてのTV5に、サブファンクション・フィールドにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信する。
【0054】
シンクとしてのTV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、ソースとしてのVCR4との間の機器間コネクションを解放する。
【0055】
(3)機器選択処理
さらに続いてこの実施の形態の場合では、STB3がコントローラとして動作し、ソースの最適な出力プラグと、当該ソースの出力プラグに応じた、シンクの最適な入力プラグを論理的に接続する機器選択処理を実行することにより、VCR4をソースとして設定すると共にTV5をシンクとして設定する。
【0056】
まず始めにコントローラとしてのSTB3は、図11に示すように、TV5にVCR4をソースとして登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、TV5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、コントローラとしてのSTB3は、インプット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクション・フィールドにはセレクトを指定し、ノードID・フィールドにはVCR4のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ・フィールドにはデフォルトの出力プラグ番号を指定する。因みに、このデフォルトの出力プラグ番号は、コントローラとしてのSTB3が自由に設定し得るようになされている。
【0057】
TV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、指定されたノードIDすなわちVCR4をソースとして登録する。
【0058】
次いでコントローラとしてのSTB3は、図12に示すように、VCR4にTV5をシンクとして登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、VCR4にアウトプット・プリセット・コマンドを送信する。この場合、コントローラとしてのSTB3は、アウトプット・プリセット・コマンドのうちのデスティネイション・ノードID・フィールドにはTV5のノードIDを指定する。
【0059】
ソースとしてのVCR4は、このアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断する。その結果、ソースとしてのVCR4は、例えば当該VCR4が現在再生中であって、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあると判断した場合には、図13に示すように、指定されたノードIDのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、ソースとしてのVCR4は、インプット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクション・フィールドにはパス・チェンジを指定し、ノードID・フィールドにはVCR4自身のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ・フィールドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出力プラグを指定する。
【0060】
続いてシンクとしてのTV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、当該インプット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断する。その結果、シンクとしてのTV5は、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあると判断した場合には、図14に示すように、当該インプット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0061】
すなわちシンクとしてのTV5は、受信したインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィールドに記述されているノードIDによって指定されるVCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の適切な入力プラグiPCR〔0〕との間にPtoPコネクションを確立する。
【0062】
これに対して、シンクとしてのTV5は、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判断した場合には、受信したインプット・セレクト・コマンドのアウトプット・プラグ・フィールドに記述されている出力プラグoPCR〔1〕の登録だけを行って機器間コネクションを確立せず、この場合、ソースとしてのVCR4にリジェクティド・レスポンスを送信する。
【0063】
その後、シンクとしてのTV5は、機器間コネクションを確立すべき状態に遷移したと判断した場合には、登録されているソースとしてのVCR4の出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0064】
ところで、ソースとしてのVCR4は、アウトプット・プリセット・コマンドを受信したが、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判断した場合には、TV5をシンクとして登録するだけで、当該シンクとしてのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信しない。
【0065】
その後、ソースとしてのVCR4は、当該VCR4がAVデータの出力を開始し、機器間コネクションを確立すべき状態に遷移したと判断した場合には、図15に示すように、登録されているシンクとしてのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、ソースとしてのVCR4は、インプット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクション・フィールドにはコネクトを指定し、アウトプット・プラグ・フィールドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出力プラグを指定する。
【0066】
続いてシンクとしてのTV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断する。その結果、シンクとしてのTV5は、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあると判断した場合には、図16に示すように、当該インプット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0067】
すなわちシンクとしてのTV5は、受信したインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィールドに記述されているノードIDによって指定されるVCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の適切な入力プラグiPCR〔0〕との間にPtoPコネクションを確立する。
【0068】
これに対して、シンクとしてのTV5は、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判断した場合には、受信したインプット・セレクト・コマンドのアウトプット・プラグ・フィールドに記述されている出力プラグoPCR〔1〕の登録だけを行って機器間コネクションを確立せず、この場合、ソースとしてのVCR4にリジェクティド・レスポンスを送信する。
【0069】
その後、シンクとしてのTV5は、機器間コネクションを確立すべき状態に遷移したと判断した場合には、登録されているソースとしてのVCR4の出力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0070】
ところで、上述したように、ソースとしてのVCR4は、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあって、シンクとしてのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信しても、当該TV5が現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にある場合には、当該TV5からリジェクティド・レスポンスを受信することがある。また、ソースとしてのVCR4は、シンクとしてのTV5を登録しても、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にある場合には、インプット・セレクト・コマンドを送信しない。
【0071】
このような場合、ソースとしてのVCR4は、シンクとしてのTV5が、当該TV5自身のどの入力プラグを用いてソース登録をしていたかを把握することができない。
【0072】
そこで、この状態において、ソースとしてのVCR4は、コントローラとしてのSTB3からシンク登録のキャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを受信した場合には、原則として、サブファンクション・フィールドがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドをシンクとしてのTV5に送信することになる。
【0073】
しかし、ソースとしてのVCR4は、当該シンクとしてのTV5からインプット・セレクト・コマンドに対するアクセプティド・レスポンスを受信していない場合には、シンクとしてのTV5がどの入力プラグを用いてソース登録をしていたかを知ることができず、この場合、インプット・セレクト・コマンドのインプット・プラグ・フィールドに指定すべきプラグを判断できないために、当該インプット・セレクト・コマンドを送信し得ない。
【0074】
このような不都合を回避する方法として、ソースとしてのVCR4が、シンクとしてのTV5が現在どの入力プラグを用いてソース登録をしているかを調査する方法がある。具体的には、まずソースとしてのVCR4は、AV/Cジェネラル(AV/C Gneral )において定められているプラグ・インフォ(PLUG INFO )コマンドを用いてシンクとしてのTV5が有する入力プラグを調査する。
【0075】
その結果、ソースとしてのVCR4は、得られた全ての入力プラグに、それぞれを指定したインプット・セレクト・コマンドのステイタス(STATUS)コマンドを送信することにより、シンクとしてのTV5の各入力プラグが選択しているソース又は選択の有無を知ることができる。
【0076】
そこでソースとしてのVCR4は、当該VCR4をソースとして選択している入力プラグを得た場合には、当該入力プラグを指定してサブファンクションがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信する。これに対してソースとしてのVCR4は、当該VCR4をソースとして選択している入力プラグを得ることができなかった場合には、サブファンクションがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信することができないが、シンクとしてのTV5に登録を解除する必要がないため不都合はないことになる。
【0077】
さらに上述の不都合を回避する方法として、ソースとしてのVCR4が、当該シンクとしてのTV5からインプット・セレクト・コマンドに対するアクセプティド・レスポンスを1回も受信していない場合には、サブファンクションがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信しないという方法がある。
【0078】
この場合、シンクとしてのTV5においてソース登録が残存することになる。しかしながら、ソースとしてのVCR4におけるシンク登録は、先優先であることから、当該登録数が機器によって決定される最大登録数を超えた場合にはその後の登録が拒否されのに対して、シンクとしてのTV5におけるソース登録は、後優先であるため、当該シンクとしてのTV5に不必要なソース登録が残存し、その後、他のコントローラが当該シンクとしてのTV5にソース登録をしても不都合が生じないことになる。
【0079】
ここで、入出力を行うことができるが、入力と出力を同時に行うことはできない機器が、出力状態にあるときにソース登録のみを行った後、出力状態でなくなって入力が可能になった際に、当該ソース登録に基づいて機器間コネクションを確立する場合について説明する。
【0080】
ここでは、VCR4を、入出力可能であって入力と出力を同時に行うことができない機器とし、TV5をコントローラ及びシンクとして動作するコントローラ兼シンクとし、STB3をコントローラ及びソースとして動作するコントローラ兼ソースとする。
【0081】
まずTV5は、コントローラとして動作して機器選択処理を実行することにより、VCR4をソースとして設定すると共に、TV5をシンクとして設定し、ソースとしてのVCR4が再生動作に遷移した場合には図16に示すように、機器間コネクションを確立する。
【0082】
その際、STB3は、ユーザの操作によって、コントローラとして動作することにより機器選択処理を実行し、当該STB3をソースとして設定すると共に、VCR4をシンクとして設定する。
【0083】
具体的にはコントローラとしてのSTB3は、図17に示すように、VCR4が再生中に当該VCR4にサブファンクションがセレクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信する。VCR4は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、STB3をソースとして登録する。続いてSTB3は、コントローラとして動作する機能ブロックがソースとして動作する機能ブロックに対してVCR4をシンクとして登録する。
【0084】
その後、ソースとして動作するSTB3は、図18に示すように、出力状態にあるVCR4にサブファンクションがパス・チェンジであるインプット・セレクト・コマンドを送信する。
【0085】
ここで、シンクとして動作するVCR4は、現在出力中であって入力をできない状態にあるため、機器間コネクションを確立してもこれを有効に使用することができず、バスのリソースを有効に活用することができなくなり、この場合、機器間コネクションを確立すべきではない。
【0086】
従って、シンクとして動作するVCR4は、図18に示すように、リジェクティド・レスポンスをSTB3に送信する。この場合、VCR4は、インプット・セレクト・コマンドのアウトプット・フィールドに含まれているSTB3の出力プラグ情報を記憶しておく。
【0087】
その後、シンクとして動作するVCR4は、図19に示すように、再生を終了した場合には、記憶されているソース登録に基づいてSTB3との間に機器間コネクションを確立する。その際、VCR4は、STB3の出力プラグとして、記憶されている出力プラグ情報を用いることにより、適切な機器間コネクションを確立することができる。
【0088】
(4)シンクによる機器間コネクションの解放
ここでは、STB3がコントローラとして動作し、VCR4をソースとして設定すると共にTV5をシンクとして設定し、当該ソースとしてのVCR4の再生動作によって機器間コネクションが確立され、当該VCR4の停止動作によって機器間コネクションが解放される場合について、以下、具体的に説明する。
【0089】
まずコントローラとしてのSTB3は、VCR4をソースとして設定すると共にTV5をシンクとして設定するが、ソースとしてのVCR4は、図20に示すように、出力停止中の場合には、シンクとしてのTV5にインプット・セレクト・コマンドを送信せず、これによりシンクとしてのTV5は、機器間コネクションを確立しない。
【0090】
この状態において、ソースとしてのVCR4は、再生状態に遷移すると、図21に示すように、オートプレイ処理を実行することにより、出力プラグoPCR〔1〕を決定した後、シンクとしてのTV5にサブファンクションがコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信する。シンクとしてのTV5は、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、VCR4との間に機器間コネクションを確立する。その際、ソースとしてのVCR4は、TV5から送られてくるレスポンスを受信し、当該レスポンスのインプット・プラグ・フィールドによって、機器間コネクションが確立されたTV5の入力プラグiPCR〔0〕を把握する。
【0091】
続いて、ソースとしてのVCR4は、停止状態に遷移すると、送信対象のAVデータがなくなったためバスのリソースを節約することを目的として、シンクとしてのTV5に機器間コネクションの解放を要求する。すなわちVCR4は、図22に示すように、サブファンクション・フィールドにディスコネクトを指定し、アウトプット・プラグ・フィールドにoPCR〔1〕を指定し、イントプット・プラグ・フィールドにiPCR〔0〕を指定したインプット・セレクト・コマンドを送信する。
【0092】
この場合、コントローラとしてのSTB3がオートプレイ処理の設定を解除したのではないため、ソースとしてのVCR4は、機器間コネクションが不必要になっても当該VCR4自身のシンク登録を解除することが許されず、従ってシンク登録を変更することはない。
【0093】
シンクとしてのTV5は、ソースとしてのVCR4からインプット・セレクト・コマンドを受信すると、機器間コネクションを解放する。
【0094】
ここで、サブファンクション・フィールドがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを受信することは、ソースとしてのVCR4にとって機器間コネクションが不要になった場合と、コントローラとしてのSTB3にとってソースとしてのVCR4におけるシンク登録が解除されたことに起因する場合とがある。シンクとしてのTV5は、いずれの場合によってインプット・セレクト・コマンドを受信したかを判断することなく、ソース登録を解除する。
【0095】
その後、ソースとしてのVCR4は、シンクとしてのTV5と機器間コネクションを確立する必要が生じた場合には、サブファンクション・フィールドがパス・チェンジであるインプット・セレクト・コマンドを送信する経路情報通知処理ではなく、図23に示すように、サブファンクション・フィールドがコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信するオートプレイ処理を実行する。
【0096】
従って、シンクとしてのTV5は、ソース登録を解除しても、再びソースとしてのVCR4が出力を開始したときには、ソース登録を行って機器間コネクションを確立するという通常のオートプレイ処理を実行することができ、ソース登録を解除することによる不都合が生じることはない。
【0097】
(5)コントローラ、ソース及びシンクの処理手順
ここで図24は、コントローラとしてのSTB3による機器選択設定処理手順RT1を示す。すなわち図24においてコントローラとしてのSTB3は、機器選択設定処理手順RT1に入ると、ステップSP1において、サブファンクション・フィールドにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを、シンクとしてのTV5に送信する。
【0098】
そしてコントローラとしてのSTB3は、続くステップSP2に移って、アウトプット・プリセット・コマンドをソースとしてのVCR4に送信し、機器間コネクションを確立した後、ステップSP3に移って当該処理手順RT1を終了する。
【0099】
その後、コントローラとしてのSTB3は、機器間コネクションを解放する場合には、図25に示す機器選択設定処理手順RT2を実行する。この図25においてコントローラとしてのSTB3は、機器選択設定処理手順RT2に入ると、ステップSP4において、キャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを、ソースとしてのVCR4に送信し、機器間コネクションを解放した後、ステップSP5に移って当該処理手順RT2を終了する。
【0100】
また図26は、コントローラとしてのSTB3によるオートプレイ設定処理手順RT3を示す。すなわち図26においてコントローラとしてのSTB3は、オートプレイ設定処理手順RT3に入ると、ステップSP6において、アウトプット・プリセット・コマンドをソースとしてのVCR4に送信し、オートプレイ設定を行った後、ステップSP7に移って当該処理手順RT3を終了する。
【0101】
その後、コントローラとしてのSTB3は、オートプレイ設定を解除する場合には、図27に示すオートプレイ設定処理手順RT4を実行する。この図27においてコントローラとしてのSTB3は、オートプレイ設定処理手順RT4に入ると、ステップSP8に移って、キャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを、ソースとしてのVCR4に送信し、オートプレイ設定を解除した後、ステップSP9に移って当該処理手順RT4を終了する。
【0102】
ここで図28〜図30は、ソースとしてのVCR4が機器間コネクションを確立すべきでない状態にある当該ソースとしてのVCR4による処理手順RT5〜RT7を示す。この場合、ソースとしてのVCR4は、コントローラとしてのSTB3からアウトプット・プリセット・コマンドが送られてくると、図28に示す処理手順RT5を実行する。すなわちこの図28においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT5に入ると、ステップSP10において、アウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、続くステップSP11に移って、プリセット・エントリ(PRESET ENTRY)に空きがあるか否かを判断する。
【0103】
ステップSP11において肯定結果が得られると、このことはプリセット・エントリに空きがあることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP12に移って、シンクノードの登録を追加する。そしてソースとしてのVCR4は、ステップSP13において、アクセプティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP14に移って、当該処理手順RT5を終了する。
【0104】
これに対してステップSP11において否定結果が得られると、このことはプリセット・エントリに空きがないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP15に移って、リジェクティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP14に移って、当該処理手順RT5を終了する。
【0105】
一方、ソースとしてのVCR4は、コントローラとしてのSTB3からキャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドが送られてくると、図29に示す処理手順RT6を実行する。すなわちこの図29においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT6に入ると、ステップSP20において、キャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、続くステップSP21に移って、該当するプリセット・エントリがあるか否かを判断する。
【0106】
ステップSP21において肯定結果が得られると、このことは該当するプリセット・エントリがあることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP22に移って、シンクノードの登録を削除する。そしてソースとしてのVCR4は、ステップSP23において、アクセプティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP24に移って、当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っているか否かを判断する。
【0107】
ステップSP24において肯定結果が得られると、このことは当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っていることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP25に移って当該処理手順RT6を終了する。
【0108】
これに対してステップSP24において否定結果が得られると、このことは当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っていないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP26に移って、当該削除されたシンクとしてのTV5のみに、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信した後、ステップSP25に移って当該処理手順RT6を終了する。
【0109】
ところで、ステップSP21において否定結果が得られると、このことは該当するプリセット・エントリがないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP27に移って、リジェクティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信した後、ステップSP25に移って当該処理手順RT6を終了する。
【0110】
さらにソースとしてのVCR4は、AVデータの出力を開始するようなトリガーが発生すると、図30に示す処理手順RT7を実行する。すなわちこの図30においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT7に入ると、ステップSP28において、AVデータの出力を開始するようなトリガーが発生したと判断し、続くステップSP29に移って、プリセット・エントリに格納されているシンク全てに、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信した後、ステップSP30に移って当該処理手順RT7を終了する。
【0111】
ここで図31〜図34は、ソースとしてのVCR4が機器間コネクションを確立すべき状態にある当該ソースとしてのVCR4による処理手順RT8〜RT11を示す。この場合、ソースとしてのVCR4は、コントローラとしてのSTB3からアウトプット・プリセット・コマンドが送られてくると、図31に示す処理手順RT8を実行する。すなわちこの図31においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT8に入ると、ステップSP40において、アウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、続くステップSP41に移って、プリセット・エントリに空きがあるか否かを判断する。
【0112】
ステップSP41において肯定結果が得られると、このことはプリセット・エントリに空きがあることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP42に移って、シンクノードの登録を追加する。そしてソースとしてのVCR4は、ステップSP43において、アクセプティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP44に移って、当該処理手順RT8を終了する。
【0113】
これに対してステップSP41において否定結果が得られると、このことはプリセット・エントリに空きがないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP45に移って、リジェクティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP44に移って、当該処理手順RT8を終了する。
【0114】
一方、ソースとしてのVCR4は、コントローラとしてのSTB3からキャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドが送られてくると、図32に示す処理手順RT9を実行する。すなわちこの図32においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT9に入ると、ステップSP50において、キャンセルを表すアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、続くステップSP51に移って、該当するプリセット・エントリがあるか否かを判断する。
【0115】
ステップSP51において肯定結果が得られると、このことは該当するプリセット・エントリがあることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP52に移って、シンクノードの登録を削除する。そしてソースとしてのVCR4は、ステップSP53において、アクセプティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信し、続くステップSP54に移って、当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っているか否かを判断する。
【0116】
ステップSP54において肯定結果が得られると、このことは当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っていることを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP55に移って当該処理手順RT9を終了する。
【0117】
これに対してステップSP54において否定結果が得られると、このことは当該シンクとしてのTV5を指定するエントリが残っていないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP56に移って、当該削除されたシンクとしてのTV5のみに、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信した後、ステップSP55に移って当該処理手順RT9を終了する。
【0118】
ところで、ステップSP51において否定結果が得られると、このことは該当するプリセット・エントリがないことを表しており、このときソースとしてのVCR4は、ステップSP57に移って、リジェクティド・レスポンスをコントローラとしてのSTB3に送信した後、ステップSP55に移って当該処理手順RT9を終了する。
【0119】
さらにソースとしてのVCR4は、AVデータの出力を停止するようなトリガーが発生すると、図33に示す処理手順RT10を実行する。すなわちこの図33においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT10に入ると、ステップSP58において、AVデータの出力を停止するようなトリガーが発生したと判断し、AVデータの出力を停止した後、続くステップSP59に移って当該処理手順RT10を終了する。
【0120】
さらにソースとしてのVCR4は、出力プラグが変わるようなトリガーが発生すると、図34に示す処理手順RT11を実行する。すなわちこの図34においてソースとしてのVCR4は、処理手順RT11に入ると、ステップSP60において、出力プラグが変わるようなトリガーが発生したと判断し、続くステップSP61に移って、プリセット・エントリに格納されているシンク全てに、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信した後、ステップSP62に移って当該処理手順RT11を終了する。
【0121】
ここで図35〜図39は、ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にある、シンクとしてのTV5の処理手順RT12〜RT16を示す。この場合、シンクとしてのTV5は、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図35に示す処理手順RT12を実行する。すなわちこの図35においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT12に入ると、ステップSP70において、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP71に移って、ソースプラグを選択するか、又はソースプラグを選択した後に機器間コネクションを確立する。
【0122】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP72において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP73に移って当該処理手順RT12を終了する。
【0123】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図36に示す処理手順RT13を実行する。すなわちこの図36においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT13に入ると、ステップSP74において、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP75に移って、ソースプラグを選択した後に機器間コネクションを確立する。
【0124】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP76において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP77に移って当該処理手順RT13を終了する。
【0125】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図37に示す処理手順RT14を実行する。すなわちこの図37においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT14に入ると、ステップSP78において、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP79に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP80に移って当該処理手順RT14を終了する。
【0126】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図38に示す処理手順RT15を実行する。すなわちこの図38においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT15に入ると、ステップSP81において、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP82に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP83に移って当該処理手順RT15を終了する。
【0127】
またシンクとしてのTV5は、入力不可能な状態に遷移する場合には、図39に示す処理手順RT16を実行する。すなわちこの図39においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT16に入ると、ステップSP84において、入力不可能な状態に遷移した後、ステップSP85に移って当該処理手順RT16を終了する。
【0128】
ここで図40〜図44は、ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にある、シンクとしてのTV5の処理手順RT17〜RT21を示す。この場合、シンクとしてのTV5は、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図40に示す処理手順RT17を実行する。すなわちこの図40においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT17に入ると、ステップSP90において、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP91に移って、ソースプラグを選択する。
【0129】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP92において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP93に移って当該処理手順RT17を終了する。
【0130】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図41に示す処理手順RT18を実行する。すなわちこの図41においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT18に入ると、ステップSP94において、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP95に移って、リジェクティド・レスポンスを送信するか、又はソースプラグを選択した後にリジェクティド・レスポンスを送信し、ステップSP97に移って当該処理手順RT18を終了する。
【0131】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図42に示す処理手順RT19を実行する。すなわちこの図42においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT19に入ると、ステップSP98において、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP99に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP100に移って当該処理手順RT19を終了する。
【0132】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図43に示す処理手順RT20を実行する。すなわちこの図43においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT20に入ると、ステップSP101において、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP102に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP103に移って当該処理手順RT20を終了する。
【0133】
またシンクとしてのTV5は、入力可能な状態に遷移する場合には、図44に示す処理手順RT21を実行する。すなわちこの図44においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT21に入ると、ステップSP104において、入力可能な状態に遷移した後、ステップSP105に移って当該処理手順RT21を終了する。
【0134】
ここで図45〜図49は、ソースを選択しているが機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にある、シンクとしてのTV5の処理手順RT22〜RT26を示す。この場合、シンクとしてのTV5は、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図45に示す処理手順RT22を実行する。すなわちこの図45においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT22に入ると、ステップSP110において、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP111に移って、ソースプラグを選択するか、又はソースプラグを選択した後に機器間コネクションを確立する。
【0135】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP112において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP113に移って当該処理手順RT22を終了する。
【0136】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図46に示す処理手順RT23を実行する。すなわちこの図46においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT23に入ると、ステップSP114において、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP115に移って、ソースプラグを選択した後に機器間コネクションを確立する。
【0137】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP116において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP117に移って当該処理手順RT23を終了する。
【0138】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図47に示す処理手順RT24を実行する。すなわちこの図47においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT24に入ると、ステップSP118において、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP119に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて、選択中のソースノードが指定されているか否かを判断する。
【0139】
ステップSP119において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて選択中のソースノードが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP120に移って、ソースプラグを選択した後に機器間コネクションを確立する。
【0140】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP121において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP122に移って当該処理手順RT24を終了する。
【0141】
これに対してステップSP119において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて選択中のソースノードが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP123に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP122に移って当該処理手順RT24を終了する。
【0142】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図48に示す処理手順RT25を実行する。すなわちこの図48においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT25に入ると、ステップSP124において、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP125に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP126に移って当該処理手順RT25を終了する。
【0143】
またシンクとしてのTV5は、入力不可能な状態に遷移する場合には、図49に示す処理手順RT26を実行する。すなわちこの図49においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT26に入ると、ステップSP127において、入力不可能な状態に遷移した後、ステップSP128に移って当該処理手順RT26を終了する。
【0144】
ここで図50〜図54は、ソースを選択しているが機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきでない状態にある、シンクとしてのTV5の処理手順RT27〜RT31を示す。この場合、シンクとしてのTV5は、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図50に示す処理手順RT27を実行する。
【0145】
すなわちこの図50においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT27に入ると、ステップSP130において、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP131に移って、ソースプラグを選択する。
【0146】
そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP132において、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP133に移って当該処理手順RT27を終了する。
【0147】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図51に示す処理手順RT28を実行する。すなわちこの図51においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT28に入ると、ステップSP134において、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP135に移って、ソースプラグを選択した後にリジェクティド・レスポンスを送信するか、又はリジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP137に移って当該処理手順RT28を終了する。
【0148】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図52に示す処理手順RT29を実行する。すなわちこの図52においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT29に入ると、ステップSP138において、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP139に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて、選択中のソースノードが指定されているか否かを判断する。
【0149】
ステップSP139において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて選択中のソースノードが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP140に移って、ソースプラグを選択した後にリジェクティド・レスポンスを送信するか、又はリジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP142に移って当該処理手順RT29を終了する。
【0150】
これに対してステップSP139において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて選択中のソースノードが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP143に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP142に移って当該処理手順RT29を終了する。
【0151】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図53に示す処理手順RT30を実行する。すなわちこの図53においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT30に入ると、ステップSP144において、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP145に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP146に移って当該処理手順RT30を終了する。
【0152】
またシンクとしてのTV5は、入力可能な状態に遷移する場合には、図54に示す処理手順RT31を実行する。すなわちこの図54においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT31に入ると、ステップSP147において、入力可能な状態に遷移した後、ステップSP148に移って、機器間コネクションを確立した後、ステップSP149に移って当該処理手順RT31を終了する。
【0153】
ここで図55〜図60は、機器間コネクションを確立している状態にある、シンクとしてのTV5の処理手順RT41〜RT46を示す。この場合、シンクとしてのTV5は、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図55に示す処理手順RT41を実行する。
【0154】
すなわちこの図55においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT41に入ると、ステップSP160において、サブファンクションにセレクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP161に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されているか否かを判断する。
【0155】
ステップSP161において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP162に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP163に移って当該処理手順RT41を終了する。
【0156】
これに対してステップSP161において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP164に移って、機器間コネクションの解放及びソースプラグの選択を行うか、又はソースプラグの選択及び機器間コネクションの確立先の変更を行い、続くステップSP162に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP163に移って当該処理手順RT41を終了する。
【0157】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図56に示す処理手順RT42を実行する。すなわちこの図56においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT42に入ると、ステップSP165において、サブファンクションにコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP166に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されているか否かを判断する。
【0158】
ステップSP166において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP167に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP168に移って当該処理手順RT42を終了する。
【0159】
これに対してステップSP166において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP169に移って、ソースプラグの選択及び機器間コネクションの確立先の変更を行い、続くステップSP167に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP168に移って当該処理手順RT42を終了する。
【0160】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図57に示す処理手順RT43を実行する。すなわちこの図57においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT43に入ると、ステップSP170において、サブファンクションにパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP171に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて、接続中のソースノードが指定されているか否かを判断する。
【0161】
ステップSP171において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースノードが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP172に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されているか否かを判断する。
【0162】
ステップSP172において肯定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP174に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP175に移って当該処理手順RT43を終了する。
【0163】
これに対してステップSP172において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP173に移って、ソースプラグの選択及び機器間コネクションの確立先の変更を行い、続くステップSP174に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、ステップSP175に移って当該処理手順RT43を終了する。
【0164】
ところでステップSP171において否定結果が得られると、このことはインプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースノードが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、続くステップSP176に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、ステップSP175に移って当該処理手順RT43を終了する。
【0165】
またシンクとしてのTV5は、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドが送られてくると、図58に示す処理手順RT44を実行する。すなわちこの図58においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT44に入ると、ステップSP177において、サブファンクションにディスコネクトを指定したインプット・セレクト・コマンドを受信し、続くステップSP178に移って、当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されているか否かを判断する。
【0166】
ステップSP178において肯定結果が得られると、このことは当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP179に移って、機器間コネクションを解放できる状態にあるか否かを判断する。
【0167】
ステップSP179において肯定結果が得られると、このことは機器間コネクションを解放できる状態にあることを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP180に移って、機器間コネクションを解放する。そしてシンクとしてのTV5は、ステップSP181において、アクセプティド・レスポンスを送信し、続くステップSP182に移って当該処理手順RT44を終了する。
【0168】
これに対してステップSP179において否定結果が得られると、このことは機器間コネクションを解放できる状態にないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP183に移って、リジェクティド・レスポンスを送信した後、続くステップSP182に移って当該処理手順RT44を終了する。
【0169】
ステップSP178において否定結果が得られると、このことは当該インプット・セレクト・コマンドにおいて接続中のソースプラグが指定されていないことを表しており、このときシンクとしてのTV5は、ステップSP184に移って、アクセプティド・レスポンスを送信した後、続くステップSP182に移って当該処理手順RT44を終了する。
【0170】
ところで、上述の図58に示すステップSP183のように、機器間コネクションを解放できる状態になく、リジェクティド・レスポンスを送信した状態において、その後、シンクとしてのTV5は、機器間コネクションを解放できる状態に遷移する場合には、図59に示す処理手順RT45を実行する。すなわちこの図59においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT45に入ると、ステップSP185に移って、機器間コネクションを解放できる状態に遷移した後、ステップSP186に移って、機器間コネクションを解放し、続くステップSP187に移って当該処理手順RT45を終了する。
【0171】
またシンクとしてのTV5は、入力不可能な状態に遷移する場合には、図60に示す処理手順RT46を実行する。すなわちこの図60においてシンクとしてのTV5は、処理手順RT46に入ると、ステップSP188において、入力不可能な状態に遷移した後、ステップSP189に移って、機器間コネクションを解放した後、ステップSP190に移って当該処理手順RT46を終了する。
【0172】
(6)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、コントローラは、シンクにソースを指定してインプット・セレクト・コマンドを送信する。シンクは、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、指定されたソースを登録する。次いでコントローラは、ソースにアウトプット・プリセット・コマンドを送信してシンクを登録させる。
【0173】
ソースは、このアウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、当該受信したアウトプット・プリセット・コマンドにおいて指定されているシンクに、当該ソースの信号経路に応じた適切な出力プラグ情報を付随させてインプット・セレクト・コマンドを送信する。シンクは、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、付随された出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを確立する。
【0174】
このようにコントローラがソース内部の信号経路を把握していなくても、ソースの最適な出力プラグと、当該ソースの出力プラグに応じた、シンクの最適な入力プラグとの間で、機器間コネクションを確立することができる。この場合、コントローラは、ソースやシンク内部の信号経路を把握する必要がないため、当該コントローラが把握していないソースやシンクを制御することができる。またコントローラにとって機器間コネクションが必要でなくなった場合には当該機器間コネクションを解放することにより、1394シリアルバス2のリソースを有効に活用することができる。
【0175】
また、ソースは、アウトプット・プリセット・コマンドを受信すると、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断する。その結果、ソースは、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあると判断した場合には、当該受信したアウトプット・プリセット・コマンドにおいて指定されているシンクに出力プラグ情報を付随させてインプット・セレクト・コマンドを送信する。
【0176】
これに対して、ソースは、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判断した場合には、シンク登録だけを行ってインプット・セレクト・コマンドを送信せず、その後、ソースの状態が変化し、機器間コネクションを確立すべき状態に遷移した場合には、シンクに出力プラグ情報を付随させてインプット・セレクト・コマンドを送信する。
【0177】
一方、シンクは、インプット・セレクト・コマンドを受信すると、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断する。その結果、シンクは、現在機器間コネクションを確立すべき状態にあると判断した場合には、付随された出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを確立する。
【0178】
これに対して、シンクは、現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判断した場合には、付随された出力プラグ情報の登録だけを行って機器間コネクションを確立せず、その後、シンクの状態が変化し、機器間コネクションを確立すべき状態に遷移した場合には、登録されている出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを確立する。
【0179】
このように、ソース及びシンクのいずれもが機器間コネクションを確立すべき状態にあるときにのみ、機器間コネクションを確立することにより、1394シリアルバス2のリソースを有効に活用することができる。
【0180】
また、ソースは、シンクに機器間コネクションの解放を要求する場合には、サブファンクション・フィールドがディスコネクトであるインプット・セレクト・コマンドを送信する。シンクは、このインプット・セレクト・コマンドを受信すると、機器間コネクションを解放し得る状態にあるか否かを判断する。その結果、シンクは、機器間コネクションを解放し得る状態にあると判断した場合には、機器間コネクションを解放する。その際、シンクは、ソース登録を解除する。
【0181】
これに対して、シンクは、機器間コネクションを解放し得ない状態にあると判断した場合には、機器間コネクションを解放せず、その後、機器間コネクションを解放し得る状態に遷移した場合に、自動的に機器間コネクションを解放する。
【0182】
このように、ソースにとって機器間コネクションが不必要な場合、例えば送信対象のAVデータが存在しない場合には、機器間コネクションを解放することができ、従って有限であるバスのリソースを有効に活用することができる。
【0183】
以上の構成によれば、ソース及びシンクの状態に応じて機器間コネクションの確立及び解放を行うことにより、機器間コネクションを適切に確立することができ、従ってバスのリソースを有効に活用することができる。
【0184】
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、STB3をコントローラ、VCR4をソース、TV5をシンクとして設定した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ソースとしてのVCR4又はシンクとしてのTV5がコントローラとしても動作するようにしても良い。この場合、コントローラとして動作する機能ブロックが、ソース又はシンクとして動作する機能ブロックに対して所定の内部処理を実行することにより通信を行うことができる。
【0185】
また上述の実施の形態においては、PCRを用いて機器間コネクションを確立した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、イクスターナル・プラグを用いて機器間コネクションを確立するようにしても良い。
【0186】
また上述の実施の形態においては、「0」チャンネルを使用してPtoPコネクションを確立した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々のチャンネルを使用してPtoPコネクションを確立するようにしても良い。
【0187】
また上述の実施の形態においては、VCR4が出力状態にあるか否かによって機器間コネクションを確立すべき状態になるか否かを判断する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の判断基準を適用するようにしても良い。
【0188】
また上述の実施の形態においては、信号処理システムとしてネットワークシステム1を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、所定のネットワークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続することによって構築され、制御装置の要求に応じて信号出力装置と信号入力装置との間に信号経路を確立し、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号経路を介して信号入力装置に入力する他の種々の信号処理システムを適用するようにしても良い。
【0189】
また上述の実施の形態においては、信号出力装置として、ソースとしてのVCR4を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、データ信号を出力する他の種々の信号出力装置を適用するようにしても良い。
【0190】
また上述の実施の形態においては、信号入力装置として、シンクとしてのTV5を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号経路を介して入力する他の種々の信号入力装置を適用するようにしても良い。
【0191】
また上述の実施の形態においては、制御装置として、コントローラとしてのSTB3を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号出力装置と信号入力装置との間に信号経路を確立させる他の種々の制御装置を適用するようにしても良い。
【0192】
また上述の実施の形態においては、確立要求手段としてVCR4のCPU15を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号経路の確立を要求する確立要求信号を信号入力装置に送信する際、信号出力装置内部の信号経路に応じた信号経路情報を確立要求信号に付随して信号入力装置に送信する他の種々の確立要求手段を適用するようにしても良い。
【0193】
また上述の実施の形態においては、確立手段としてTV5のCPU19を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号経路情報に基づいて信号出力装置と信号入力装置との間に信号経路を確立する他の種々の確立手段を適用するようにしても良い。
【0194】
また上述の実施の形態においては、解放要求手段としてVCR4のCPU15を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号出力装置と信号入力装置との間に信号経路が確立されている状態において、自己の動作状態に応じて信号経路の解放が必要であると判断した場合には、信号経路の解放を要求する解放要求信号を送信する他の種々の解放要求手段を適用するようにしても良い。
【0195】
さらに上述の実施の形態においては、解放手段としてTV5のCPU19を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号出力装置から送信された解放要求信号を受信すると、自己の動作状態に応じて信号出力装置と信号入力装置との間に確立されている信号経路を解放する他の種々の解放手段を適用するようにしても良い。
【0196】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて信号入力装置及び信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、信号出力装置は、ネットワークを介した制御装置からの要求に応じ、信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して信号入力装置へ送信し、信号入力装置は、確立要求信号に応じて、信号経路情報を用いて信号出力装置の間に信号経路を確立するようにしたことにより、信号出力装置と信号入力装置との間に適切な信号経路を確立することができる信号処理システム、信号出力装置及び信号入力装置を実現できる。
【0197】
また本発明によれば、所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて信号入力装置及び信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、信号出力装置から出力されるデータ信号を信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、ネットワークを介した制御装置からの要求に応じた信号出力装置によって、信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して信号入力装置へ送信する確立要求ステップと、確立要求信号を受信した信号入力装置によって当該信号入力装置と信号出力装置との間に信号経路情報を用いて信号経路を確立する確立ステップとを設けるようにしたことにより、信号出力装置と信号入力装置との間に適切な信号経路を確立することができる通信制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワークシステムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】STBの構成を示すブロック図である。
【図3】VCRの構成を示すブロック図である。
【図4】TVの構成を示すブロック図である。
【図5】ネットワークシステムの説明に供する略線図である。
【図6】TVにVCRをソースとして登録する場合の説明に供する略線図である。
【図7】VCRにTVをシンクとして登録する場合の説明に供する略線図である。
【図8】TVに出力プラグを登録する場合の説明に供する略線図である。
【図9】PtoPコネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図10】PtoPコネクションを解放する場合の説明に供する略線図である。
【図11】TVにVCRをソースとして登録する場合の説明に供する略線図である。
【図12】VCRにTVをシンクとして登録する場合の説明に供する略線図である。
【図13】TVに出力プラグを登録する場合の説明に供する略線図である。
【図14】PtoPコネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図15】VCRが出力を開始する場合の説明に供する略線図である。
【図16】PtoPコネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図17】STBによるソース登録の説明に供する略線図である。
【図18】VCRによってリジェクティド・レスポンスを送信する場合の説明に供する略線図である。
【図19】機器間コネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図20】機器間コネクションが確立されていない場合の説明に供する略線図である。
【図21】機器間コネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図22】機器間コネクションを解放する場合の説明に供する略線図である。
【図23】再度機器間コネクションを確立する場合の説明に供する略線図である。
【図24】コントローラによる機器選択設定処理手順を示すフローチャートである。
【図25】コントローラによる機器選択設定処理手順を示すフローチャートである。
【図26】コントローラによるオートプレイ設定処理手順を示すフローチャートである。
【図27】コントローラによるオートプレイ設定処理手順を示すフローチャートである。
【図28】機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図29】機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図30】機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図31】機器間コネクションを確立すべき状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図32】機器間コネクションを確立すべき状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図33】機器間コネクションを確立すべき状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図34】機器間コネクションを確立すべき状態にあるソースの処理手順を示すフローチャートである。
【図35】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図36】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図37】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図38】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図39】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図40】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図41】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図42】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図43】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図44】ソースを選択しておらず、かつ機器間コネクションを確立すべきでない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図45】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図46】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図47】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図48】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図49】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべき状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図50】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図51】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図52】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図53】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図54】ソースを選択しているが、機器間コネクションを確立していない場合において、機器間コネクションを確立すべきない状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図55】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図56】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図57】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図58】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図59】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【図60】機器間コネクションを確立している状態にあるシンクの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……ネットワークシステム、2……IEEE1394シリアルバス、3……STB、4……VCR、5……TV、6、11……アンテナ、7、12……チューナ、8、14、17……IEEE1394インターフェイス、9、15、19……CPU、10、16、20……操作部、13……記録再生部、18……表示部。

Claims (31)

  1. 所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて上記信号入力装置及び上記信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、上記信号出力装置から出力されるデータ信号を上記信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、
    上記信号出力装置は、上記ネットワークを介した上記制御装置からの要求に応じて、上記信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を上記信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して上記信号入力装置へ送信し、
    上記信号入力装置は、上記確立要求信号に応じ、上記信号経路情報を用いて上記信号出力装置の間に上記信号経路を確立す
    とを特徴とする信号処理システム。
  2. 上記信号入力装置は
    上記信号出力装置の動作状態に応じて上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  3. 上記信号出力装置は
    上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理システム。
  4. 上記信号入力装置は
    上記信号出力装置から送信された上記確立要求信号を受信すると、上記信号入力装置の動作状態に応じて上記信号出力装置の間に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  5. 上記信号入力装置は
    上記信号出力装置から上記確立要求信号を受信すると、上記信号入力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記出力装置の間に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  6. 上記信号出力装置は、
    記信号入力装置との間に上記信号経路が確立されている状態において、自己の動作状態に応じて上記信号経路の解放が必要であると判断した場合には、上記信号経路の解放を要求する解放要求信号を上記信号入力装置へ送信し、
    上記信号入力装置は、
    上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信すると、自己の動作状態に応じて上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  7. 上記信号入力装置は、
    上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信すると、上記信号入力装置が上記信号経路を解放すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を解放すべき状態にあると判断した場合には、上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放するのに対して、上記信号経路を解放すべきでないと判断した場合には、上記信号経路を解放すべき状態に遷移した後に上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放する
    ことを特徴とする請求項6に記載の信号処理システム。
  8. 上記制御装置は、
    上記信号出力装置(上記確立要求信号を送信する上記信号出力装置を除く)又は上記信号入力装置と一体化してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  9. 上記ネットワークは、
    IEEE1394シリアルバスによって構築されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。
  10. 所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置によって構成され、上記制御装置の要求に応じて上記信号入力装置及び上記信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、上記信号出力装置から出力されるデータ信号を上記信号入力装置に入力する信号処理システムにおいて
    上記信号入力装置は、
    上記ネットワークを介した上記制御装置からの要求に応じた上記信号出力装置から上記信号経路の確立を要求する確立要求信号を受信すると、上記確立要求信号に付随する上記信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を用いて上記信号出力装置との間に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする号処理システム。
  11. 所定のネットワークを介して信号出力装置及び制御装置に接続され、上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置間に確立された信号経路を介して、上記信号入力装置へデータ信号を出力する信号出力装置において、
    上記ネットワークを介した上記制御装置からの要求に応じて、上記信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を上記信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して上記信号入力装置へ送信する確立要求手段
    を具えることを特徴とする信号出力装置。
  12. 上記確立要求手段は、
    上記信号出力装置の動作状態に応じて上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項11に記載の信号出力装置。
  13. 上記確立要求手段は、
    上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項12に記載の信号出力装置。
  14. 記信号入力装置との間に上記信号経路が確立されている状態において、上記出力装置の動作状態に応じて上記信号経路の解放が必要であると判断した場合には、上記信号経路の解放を要求する解放要求信号を上記信号入力装置へ送信する解放要求手段
    を具えることを特徴とする請求項11に記載の信号出力装置。
  15. 上記ネットワークは、
    IEEE1394シリアルバスによって構築されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の信号出力装置。
  16. 所定のネットワークを介して信号出力装置及び制御装置に接続され、上記制御装置の要求に応じて記信号入力装置の間に確立された信号経路を介して、上記信号出力装置からデータ信号を入力する信号入力装置において、
    上記ネットワークを介した上記制御装置からの要求に応じた上記信号出力装置から上記信号経路の確立を要求する確立要求信号を受信すると、上記確立要求信号に付随する上記信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を用いて上記信号出力装置の間に上記信号経路を確立する確立手段
    を具えることを特徴とする信号入力装置。
  17. 上記確立手段は、
    上記出力装置から送信された上記確立要求信号を受信すると、上記信号出力装置の動作状態に応じて上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項16に記載の信号入力装置。
  18. 上記確立手段は、
    上記信号出力装置から上記確立要求信号を受信すると、上記信号入力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする請求項17に記載の信号入力装置。
  19. 上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信すると、上記信号入力装置の動作状態に応じて上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放する解放手段
    を具えることを特徴とする請求項16に記載の信号入力装置。
  20. 上記解放手段は、
    上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信すると、上記信号入力装置が上記信号経路を解放すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を解放すべき状態にあると判断した場合には、上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放するのに対して、上記信号経路を解放すべきでないと判断した場合には、上記信号経路を解放すべき状態に遷移した後に上記信号出力装置の間に確立されている上記信号経路を解放する
    ことを特徴とする請求項18に記載の信号入力装置。
  21. 上記制御装置は、
    上記信号入力装置と一体化してなる
    ことを特徴とする請求項16に記載の信号入力装置。
  22. 上記ネットワークは、
    IEEE1394シリアルバスによって構築されている
    ことを特徴とする請求項16に記載の信号入力装置。
  23. 所定のネットワークを介して接続された信号出力装置、信号入力装置及び制御装置、上記制御装置の要求に応じて上記信号入力装置及び上記信号出力装置の間に確立された信号経路を介して、上記信号出力装置から出力されるデータ信号を上記信号入力装置に入力する際の通信制御方法において、
    上記ネットワークを介した上記制御装置からの要求に応じた上記信号出力装置によって、上記信号出力装置の信号経路に応じた信号経路情報を上記信号経路の確立を要求する確立要求信号に付随して上記信号入力装置へ送信する確立要求ステップと、
    上記確立要求信号を受信した上記信号入力装置によって当該上記信号入力装置と上記信号出力装置との間に上記信号経路情報を用いて上記信号経路を確立する確立ステップと
    を具えることを特徴とする通信制御方法。
  24. 上記確立要求ステップでは、
    上記信号出力装置の動作状態に応じて上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項23に記載の通信制御方法。
  25. 上記確立要求ステップでは、
    上記制御装置からの要求に応じて上記信号出力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記確立要求信号を上記信号入力装置に送信する
    ことを特徴とする請求項23に記載の通信制御方法。
  26. 上記確立ステップでは、
    上記信号出力装置から送信された上記確立要求信号を受信した上記信号入力装置によって、上記信号入力装置の動作状態に応じて上記信号出力装置と上記信号入力装置との間に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする請求項23に記載の通信制御方法。
  27. 上記確立ステップでは、
    上記信号出力装置から上記確立要求信号を受信した上記信号入力装置によって、上記信号出力装置が上記信号経路を確立すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を確立すべき状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立するのに対して、上記信号経路を確立すべきでない状態にあると判断した場合には、上記信号経路を確立すべき状態に遷移した後に上記信号経路を確立する
    ことを特徴とする請求項26に記載の通信制御方法。
  28. 上記信号出力装置と上記信号入力装置との間に上記信号経路が確立されている状態において、上記信号出力装置によって信号出力装置の動作状態に応じて上記信号経路の解放が必要であると判断した場合には、上記信号経路の解放を要求する解放要求信号を上記信号入力装置へ送信する解放要求ステップと
    上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信した上記信号入力装置によって、当該信号入力装置の動作状態に応じて上記信号出力装置と上記信号入力装置との間に確立されている上記信号経路を解放する解放ステップと
    を具えることを特徴とする請求項23に記載の通信制御方法。
  29. 上記解放ステップでは、
    上記信号出力装置から送信された上記解放要求信号を受信した信号出力装置によって、上記信号入力装置が上記信号経路を解放すべき状態にあるか否かを判断し、上記信号経路を解放すべき状態にあると判断した場合には、上記信号出力装置と信号入力装置との間に確立されている上記信号経路を解放するのに対して、上記信号経路を解放すべきでないと判断した場合には、上記信号経路を解放すべき状態に遷移した後に上記信号出力装置と上記信号入力装置との間に確立されている上記信号経路を解放する
    ことを特徴とする請求項28に記載の通信制御方法。
  30. 上記制御装置は、
    上記信号出力装置(上記確立要求信号を送信する上記信号出力装置を除く)又は上記信号入力装置と一体化してなる
    ことを特徴とする請求項28に記載の通信制御方法。
  31. 上記ネットワークは、
    IEEE1394シリアルバスによって構築されている
    ことを特徴とする請求項28に記載の通信制御方法。
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