JP2003324439A - 信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法 - Google Patents

信号処理システム、信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法

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JP2003324439A
JP2003324439A JP2002132906A JP2002132906A JP2003324439A JP 2003324439 A JP2003324439 A JP 2003324439A JP 2002132906 A JP2002132906 A JP 2002132906A JP 2002132906 A JP2002132906 A JP 2002132906A JP 2003324439 A JP2003324439 A JP 2003324439A
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signal
input
plug
analog
signal output
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JP2002132906A
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Makoto Sato
真 佐藤
Junji Kato
淳二 加藤
Michio Miyano
道男 宮野
Yuichi Kageyama
雄一 影山
Norifumi Yoshikawa
典史 吉川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定のネットワークに信号出力装置、信号入力
装置及び制御装置を接続することによって構築され、制
御装置の要求に応じて信号出力装置及び信号入力装置間
に信号経路を確立し、信号出力装置から出力される信号
を、信号出力装置及び信号入力装置間に確立した信号経
路を介して信号入力装置に入力する信号処理システムで
は、ユーザの不注意に起因してコンテンツが障害を受け
ることがあった。 【解決手段】信号出力装置及び又は信号入力装置に、相
手方である信号入力装置又は信号出力装置との間に確立
した信号経路を所定の他の信号経路に切り替える際に、
当該他の信号経路に関する当該信号入力装置又は当該信
号出力装置との間の接続状況をユーザに確認する確認手
段を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号処理システム、
信号出力装置、信号入力装置及び通信制御方法に関し、
ネットワーク上に種々のAV(オーディオ・ビジュア
ル)機器を接続し、当該接続されたAV機器間でデータ
の送受信を行うネットワークシステムに適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディアデータを高速かつ
リアルタイムに転送するためのバス規格としてIEEE
(Institute of Electrical Electronics Engineers )
1394方式があり、当該1EEE1394方式のデジ
タルシリアルバスを用いたネットワークを介して相互に
データを伝送し得る種々のAV機器が開発されている。
【0003】このようなネットワークシステムにおいて
は、リアルタイムデータの伝送を行うためのアイソクロ
ナス転送モードと、制御コマンドを確実に伝送するため
のアシンクロナス転送モードが用意されている。
【0004】すなわちこのネットワークシステムにおい
ては、リアルタイムデータを伝送する際、当該リアルタ
イムデータを発生させこれを出力するソースと、当該ソ
ースから出力されたリアルタイムデータを入力するシン
クとの間の信号伝送経路として、論理的なコネクション
(以下、これを論理コネクションと呼ぶ)を確立する必
要がある。
【0005】一方、このネットワークシステムにおいて
は、制御コマンドとして、AV/C(Audio/video cont
rol)コマンド・トランザクション・セット(AV/C Comm
andTransaction Set)(以下、これをAV/Cコマンド
と呼ぶ)を伝送することにより、当該ネットワークシス
テムに接続されているAV機器を制御し得るようになさ
れている。
【0006】ところで、論理コネクションの両端には種
々のプラグが存在し、当該プラグとしては、機器内部で
信号を伝達するためのサブユニット・プラグ(Subunit
Plug)、ディジタル信号を機器間で入出力するためのプ
ラグ・コントロール・レジスタ(Plug Control Registe
r)(以下、これをPCRと呼ぶ)、アナログ信号を機
器間で入出力するためのイクスターナル・プラグ(Exte
rnal Plug)がある。
【0007】サブユニット・プラグには、出力用のサブ
ユニット・ソース・プラグ(Subunit Source Plug)
と、入力用のサブユニット・デスティネイション・プラ
グ(Subunit Destination Plug)が存在する。PCRに
は、出力用のoPCR(OutputPlug Control Registe
r)と、入力用のiPCR(Input Plug Control Regist
er)が存在する。イクスターナル・プラグには、出力用
のイクスターナル・アウトプット・プラグ(External O
utput Plug)と入力用のイクスターナル・インプット・
プラグ(External Input Plug)が存在する。なお、こ
れ以降、出力用のプラグを出力プラグ、入力用のプラグ
を入力プラグと呼ぶ。
【0008】また論理コネクションには、機器内コネク
ションと機器間コネクションが存在し、このうち機器内
コネクションは各機器の内部に存在する信号経路を示
し、機器間コネクションはソースとシンクとの間に存在
する信号経路を示す。
【0009】さらにこの機器間コネクションには種々の
形態が存在する。すなわち機器間コネクションには、1
つのoPCRと1つのiPCRとを1つのアイソクロナ
スチャンネル(以下、これをチャンネルと呼ぶ)を介し
て接続するポイント・トゥ・ポイント(Pint-to-Poin
t)コネクション(以下、これをPtoPコネクション
と呼ぶ)がある。
【0010】また機器間コネクションには、1つのoP
CRを1つのチャンネルに接続するブロードキャスト・
アウト(Broadcast out)コネクション(以下、これを
Boutコネクションと呼ぶ)と、1つのiPCRを1
つのチャンネルに接続するブロードキャスト・イン(Br
oadcast in)コネクション(以下、これをBinコネク
ションと呼ぶ)とがあり、これらBoutコネクション
とBinコネクションをブロードキャスト(Broadcas
t)コネクションと呼ぶ。
【0011】また機器間コネクションには、イクスター
ナル・アウトプット・プラグとイクスターナル・インプ
ット・プラグを接続するイクスターナル・コネクション
がある。
【0012】このような論理コネクションを確立及び解
放する手順は、IEC(International Electrotechnic
al Commission )61883−1で規定されている。
【0013】なお、ネットワークシステムは、1つの機
器間コネクションを確立するためには、チャンネルとア
イソクロナス帯域(以下、これを帯域と呼ぶ)を必要と
し、これらチャンネル及び帯域をアイソクロナスリソー
ス(以下、これをリソースと呼ぶ)と呼ぶ。
【0014】ところで、かかるネットワークシステムで
は、論理コネクションを確立する際にソースとシンクと
の間で伝送される制御コマンドを利用することにより、
論理コネクションを適切に確立するための情報を相互に
伝達する仕組みとして、AV/Cコネクション・アンド
・コンパティビリティ・マネージメント(AV/C Connect
ion and Compatibility Management)(以下、これをC
CMと呼ぶ)と呼ばれるコマンドセットが規定されてい
る。
【0015】以下、このCCMによって論理コネクショ
ンの信号経路を確立する仕組みを説明する。すなわち機
器内コネクションは、CCMで規定されているシグナル
・ソース(SIGNAL SOURCE)コマンドを使用することに
より確立することができ、機器間コネクションは、CC
Mで規定されているインプット・セレクト(INPUT SELE
CT)コマンドを使用することにより確立することができ
る。
【0016】このインプット・セレクト・コマンドに
は、コネクト(CONNECT)、パス・チェンジ(PATH CHAN
GE)、セレクト(SELECT)、ディスコネクト(DISCONNE
CT)の4つのサブ・ファンクション(sub function)が
定義されており、インプット・セレクト・コマンドを送
信する場合には、必ずこれらのうちの1つを指定する必
要がある。以下、シンクがインプット・セレクト・コマ
ンドを許諾すなわちアクセプティド(ACCEPTED)レスポ
ンスを返信する場合の具体例を示す。
【0017】シンクは、コネクトを受信した場合には、
指定されたソースと機器間コネクションを確立し、パス
・チェンジを受信した場合には、基本的には指定された
ソースと機器間コネクションを確立するが、指定された
ソースを選択しない場合には機器間コネクションの確立
を拒否すなわちリジェクティド(REJECTED)レスポンス
を返信することができる。
【0018】またシンクは、セレクトを受信した場合に
は、指定されたソースを選択し、この場合、機器間コネ
クションを確立するか否かはシンク自身が決定し得、デ
ィスコネクトを受信した場合には、指定された機器間コ
ネクションを切断する。
【0019】このCCMにおいては、ソースがシンクに
インプット・セレクト・コマンドを送信することにより
ソースの情報をシンクに伝達し、シンクが当該情報を用
いてソースと機器間コネクションを確立するようになさ
れている。この場合、ネットワークシステムでは、イン
プット・セレクト・コマンドを送信すべき送信対象のシ
ンクを、ソースに予め記憶しておく必要があるが、CC
Mでは、当該機能を実現させるためアウトプット・プリ
セット(OUTPUT PRESET)・コマンドが用意されてい
る。さらにCCMでは、ソースをシンクに記憶させる場
合には、インプット・セレクト・コマンドを用いる。
【0020】ここでかかるネットワークシステムでは、
CCMを基礎として、機器内コネクションについてはそ
の機器自身が確立するものとし、機器間コネクションに
ついてはシンクが確立するものとする。但し、機器内コ
ネクションにおいては、シグナル・ソース・コマンドを
利用して機器外部から制御することも可能である。
【0021】ところでCCMを使用するネットワークシ
ステムでは、ソースが、当該ソースの出力プラグに関す
る情報(以下、これを出力プラグ情報と呼ぶ)をインプ
ット・セレクト・コマンドに付随させて当該インプット
・セレクト・コマンドをシンクに送信する。シンクは、
この受信したインプット・セレクト・コマンドによって
与えられた出力プラグ情報を用いて機器間コネクション
を確立していた。
【0022】またネットワークシステムでは、シンクが
機器間コネクションを確立する場合には、当該シンクが
デフォルトの出力プラグ情報を用いて機器間コネクショ
ンを直接確立していた。
【0023】さらにネットワークシステムでは、ソース
やシンク以外のAV機器でなるコントローラが機器間コ
ネクションを確立する場合には、当該コントローラが、
デフォルトの出力プラグ情報をインプット・セレクト・
コマンドに付随させてシンクに送信する。シンクは、こ
の受信したインプット・セレクト・コマンドによって与
えられた出力プラグ情報を用いて機器間コネクションを
確立していた。
【0024】ところで、CCMを使用するネットワーク
システムでは、ソースの状態の変化によって当該ソース
とシンクとの間に機器間コネクションを確立するオート
プレイ処理が開発されている。
【0025】具体的にはコントローラは、ソースにアウ
トプット・プリセット・コマンドを送信することによ
り、ソースにシンクを登録させる。その後、ソースは、
再生状態に変化するなどのトリガーが発生すると、シン
クにインプット・セレクト・コマンドを送信する。シン
クは、このインプット・セレクト・コマンドを受信する
と、当該インプット・セレクト・コマンドに記載された
情報を用いて機器間コネクションを確立するようになさ
れている。
【0026】さらにCCMを使用するネットワークシス
テムでは、コントローラによらずに機器間コネクション
を確立する手法として、いわゆるソースによる経路情報
通知処理が開発されている。
【0027】具体的にはソースは、当該ソース自身の適
切な出力プラグが変化した場合、現在登録されている全
てのシンクに、サブファンクション・フィールドがパス
・チェンジであるインプット・セレクト・コマンドを送
信することにより、当該各シンクに新たな出力プラグ情
報を通知する。シンクは、このインプット・セレクト・
コマンドを受信すると、当該インプット・セレクト・コ
マンドに記載されている出力プラグ情報を用いて、適切
な入力プラグと機器間コネクションを確立する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるネッ
トワークシステムにおいて、イクスターナル・プラグの
制御のためには、実際の機器間においてアナログ接続が
どのように行われているかについての知識を前もって各
機器に与える必要がある。
【0029】そしてこのための手法として、アナログ接
続が実際にはどのようになっているかを機器ごとにGU
I(Graphical User Interface)等を用いてユーザに前
もって設定やその変更を行わせる方法が考えられてい
る。
【0030】しかしながらこの方法は、アナログ接続の
トポロジーが変化したことを自動検出する方法ではない
ため、かかる設定はユーザが自分で気づいて行わなけれ
ばならず、例えばユーザがかかる設定やその変更の必要
性に気づかずにこれを行わなかった場合には、適切でな
いアプリケーションが動作してしまい、コンテンツが障
害を受ける可能性があった。
【0031】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ユーザの不注意に起因するコンテンツ障害の発生を
未然に防止し得る信号処理システム、信号出力装置、信
号入力装置及び通信制御方法を提案しようとするもので
ある。
【0032】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のネットワークに信号出力装
置、信号入力装置及び制御装置を接続することによって
構築され、制御装置の要求に応じて信号出力装置及び信
号入力装置間に信号経路を確立し、信号出力装置から出
力される信号を、信号出力装置及び信号入力装置間に確
立した信号経路を介して信号入力装置に入力する信号処
理システムにおいて、信号出力装置及び又は信号入力装
置に、相手方である信号入力装置又は信号出力装置との
間に確立した信号経路を所定の他の信号経路に切り替え
る際に、当該他の信号経路に関する当該信号入力装置又
は当該信号出力装置との間の接続状況をユーザに確認す
る確認手段を設けるようにした。
【0033】この結果この信号処理システムでは、信号
出力装置及び信号入力装置間の信号経路を、かかる所定
の他の信号経路に切り替える際に、信号出力装置及び信
号入力装置の接続状態が当該所定の他の信号経路に切り
替え得る状態にあるか否かをユーザに認識させることが
できる。
【0034】また本発明においては、所定のネットワー
クに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続す
ることによって構築され、制御装置の要求に応じて信号
出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信号
出力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信号
入力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置に
入力する信号処理システムの信号出力装置において、信
号入力装置との間に確立した信号経路を所定の他の信号
経路に切り替える際に、当該他の信号経路に関する当該
信号入力装置との間の接続状況をユーザに確認する確認
手段を設けるようにした。
【0035】この結果この信号出力装置では、信号入力
装置との間の信号経路を、かかる所定の他の信号経路に
切り替える際に、信号出力装置及び信号入力装置の接続
状態が当該所定の他の信号経路に切り替え得る状態にあ
るか否かをユーザに認識させることができる。
【0036】さらに本発明においては、所定のネットワ
ークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続
することによって構築され、制御装置の要求に応じて信
号出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信
号出力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信
号入力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置
に入力する信号処理システムの信号入力装置において、
信号出力装置との間に確立した信号経路を所定の他の信
号経路に切り替える際に、当該他の信号経路に関する当
該信号出力装置との間の接続状況をユーザに確認する確
認手段を設けるようにした。
【0037】この結果この信号入力装置では、信号出力
装置との間の信号経路を、かかる所定の他の信号経路に
切り替える際に、信号出力装置及び信号入力装置の接続
状態が当該所定の他の信号経路に切り替え得る状態にあ
るか否かをユーザに認識させることができる。
【0038】さらに本発明においては、所定のネットワ
ークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続
することによって構築され、制御装置の要求に応じて信
号出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信
号出力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信
号入力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置
に入力する信号処理システムの通信制御方法において、
信号出力装置及び又は信号入力装置が、相手方である信
号入力装置又は信号出力装置との間に確立した信号経路
を所定の他の信号経路に切り替える際に、当該他の信号
経路に関する当該信号入力装置又は当該信号出力装置と
の間の接続状況をユーザに確認する確認ステップを設け
るようにした。
【0039】この結果この通信制御方法によれば、信号
出力装置及び信号入力装置間の信号経路を、かかる所定
の他の信号経路に切り替える際に、信号出力装置及び信
号入力装置の接続状態が当該所定の他の信号経路に切り
替え得る状態にあるか否かをユーザに認識させることが
できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0041】(1)機器間コネクションの確立、機器選
択処理及び機器間コネクションの解放 本実施の形態によるネットワークシステムの説明をする
に際し、まず初めにかかるネットワークシステムにおい
て用いられる機器間コネクションの確立、機器選択処理
及び機器間コネクションの解放について説明する。
【0042】(1−1)ネットワークシステムの構成 図1は、機器間コネクションの確立、機器選択処理及び
機器間コネクションの解放についての説明に用いるネッ
トワークシステム1を示すものである。このネットワー
ク1においては、IEEE1394シリアルバス2にS
TB(Set TopBox )3、VCR(Video Cassette Reco
rder)4及びTV(Television)5を接続することによ
り構成されている。
【0043】STB3は、図2に示すように、アンテナ
6によって受信した受信信号をチューナ7に入力し、当
該チューナ7によって所定の信号処理を施した後、得ら
れたAVデータをIEEE1394インターフェイス8
を介して外部に出力する。CPU(Central Processing
Unit )9は、操作部10におけるユーザの入力操作に
応じて当該STB3を構成する各回路の動作を制御し、
また、内部のメモリに格納されているソフトウエアに基
づいて、IEEE1394インターフェイス8を介して
各種のコマンドをVCR4やTV5との間で送受信する
ようになされている。
【0044】VCR4は、図3に示すように、アンテナ
11によって受信した受信信号をチューナ12に入力
し、当該チューナ12によって所定の信号処理を施した
後、必要に応じて得られたAVデータを記録再生部13
に送出して内蔵の記録媒体に記録又はIEEE1394
インターフェイス14を介して外部に出力する。またV
CR4は、外部からIEEE1394インターフェイス
14を介してAVデータが入力された場合には、これを
記録再生部13に送出して記録する。
【0045】記録再生部13は、記録媒体に記録されて
いるAVデータを必要に応じて再生しこれをIEEE1
394インターフェイス14を介して外部に出力する。
またVCR4は、外部から供給されたAVデータを必要
に応じてIEEE1394インターフェイス14を介し
てそのまま外部に出力する。
【0046】CPU15は、操作部16におけるユーザ
の入力操作に応じて当該VCR4を構成する各回路の動
作を制御し、また、内部のメモリに格納されているソフ
トウエアに基づいて、IEEE1394インターフェイ
ス14を介して各種のコマンドをSTB3やTV5との
間で送受信するようになされている。
【0047】TV5は、図4に示すように、外部からI
EEE1394インターフェイス17を介して入力され
たAVデータを表示部18に送出して表示する。CPU
19は、操作部20におけるユーザの入力操作に応じて
当該TV5を構成する各回路の動作を制御し、また、内
部のメモリに格納されているソフトウエアに基づいて、
IEEE1394インターフェイス17を介して各種の
コマンドをSTB3やVCR4との間で送受信するよう
になされている。
【0048】ここで、ネットワークシステム1の機能的
な構成を、図1〜図4との対応部分に同一符号を付して
示す図5に示す。このネットワークシステム1において
は、図5に示すように、PCRとして、STB3には出
力用のoPCR
〔0〕が設けられ、VCR4には入力用
のiPCR
〔0〕が設けられると共に出力用のoPCR
〔0〕及びoPCR〔1〕が設けられ、TV5には入力
用のiPCR
〔0〕が設けられている。
【0049】(1−2)ソース内の信号経路に応じた機
器間コネクションの確立 次にこのネットワーク1におけるソース内の信号経路に
応じた機器間コネクションの確立について説明する。こ
こでは、STB3がコントローラとして動作し、シンク
とソースの組を設定する機器選択処理を実行することに
より、VCR4をソースとして設定すると共にTV5を
シンクとして設定するものとする。
【0050】まず始めにコントローラとしてのSTB3
は、図6に示すように、TV5にVCR4をソースとし
て登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3
は、TV5にインプット・セレクト・コマンドを送信す
る。この場合、コントローラとしてのSTB3は、イン
プット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクショ
ン(subfunction)フィールドにはセレクトを指定し、
ノードID(node_ID)フィールドにはVCR4のノー
ドIDを指定し、アウトプット・プラグ(output_plu
g)フィールドにはデフォルトの出力プラグ番号を指定
する。因みに、このデフォルトの出力プラグ番号は、コ
ントローラとしてのSTB3が自由に設定し得るように
なされている。
【0051】TV5は、このインプット・セレクト・コ
マンドを受信すると、指定されたノードIDすなわちV
CR4をソースとして登録する。
【0052】次いでコントローラとしてのSTB3は、
図7に示すように、VCR4にTV5をシンクとして登
録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、V
CR4にアウトプット・プリセット・コマンドを送信す
る。この場合、コントローラとしてのSTB3は、アウ
トプット・プリセット・コマンドのうちのデスティネイ
ション・ノードID( destination_node_ID)フィー
ルドにはTV5のノードIDを指定する。
【0053】ソースとしてのVCR4は、このアウトプ
ット・プリセット・コマンドを受信すると、図8に示す
ように、指定されたノードIDのTV5にインプット・
セレクト・コマンドを送信する。この場合、ソースとし
てのVCR4は、インプット・セレクト・コマンドのう
ちのサブファンクション・フィールドにはパス・チェン
ジを指定し、ノードID・フィールドにはVCR4自身
のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ・フィー
ルドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出力プラ
グを指定する。
【0054】続いてシンクとしてのTV5は、このイン
プット・セレクト・コマンドを受信すると、図9に示す
ように、当該インプット・セレクト・コマンドに付随し
て与えられる出力プラグ情報に基づいて機器間コネクシ
ョンを確立する。
【0055】すなわちシンクとしてのTV5は、受信し
たインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィ
ールドに記述されているノードIDによって指定される
VCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述
されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の
適切な入力プラグiPCR
〔0〕との間にPtoPコネ
クションを確立する。
【0056】その後、コントローラとしてのSTB3
は、図10に示すように、シンクとしてのTV5とソー
スとしてのVCR4との間の機器間コネクションを解放
する場合には、ソースとしてのVCR4にキャンセルを
表すアウトプット・プリセット・コマンドを送信する。
すなわちコントローラとしてのSTB3は、アウトプッ
ト・プリセット・コマンドのプリセット・エントリ・ナ
ンバー(preset_entry_number)フィールドには、登
録の際に受け取ったレスポンスに含まれていた値を設定
し、デスティネイション・ノードID・フィールドとシ
グナル・デスティネイション(signal_destination)
フィールドにはFFFFを設定して送信する。
【0057】ソースとしてのVCR4は、このアウトプ
ット・プリセット・コマンドを受信すると、そのシンク
登録を解除する。そしてソースとしてのVCR4は、キ
ャンセルが要求されている当該シンクとしてのTV5に
関し、他のコントローラ又は当該VCR4自身が別にシ
ンク登録しているか否か自己の登録状況を調査し、その
結果、当該TV5の登録が全て解除されたと判断した場
合には、当該シンクとしてのTV5に、サブファンクシ
ョン・フィールドにディスコネクトを指定したインプッ
ト・セレクト・コマンドを送信する。
【0058】シンクとしてのTV5は、このインプット
・セレクト・コマンドを受信すると、ソースとしてのV
CR4との間の機器間コネクションを解放する。
【0059】(1−3)機器選択処理次に機器選択処理
について説明する。ここでは、STB3がコントローラ
として動作し、ソースの最適な出力プラグと、当該ソー
スの出力プラグに応じた、シンクの最適な入力プラグを
論理的に接続する機器選択処理を実行することにより、
VCR4をソースとして設定すると共にTV5をシンク
として設定するものとする。
【0060】まず始めにコントローラとしてのSTB3
は、図11に示すように、TV5にVCR4をソースと
して登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3
は、TV5にインプット・セレクト・コマンドを送信す
る。この場合、コントローラとしてのSTB3は、イン
プット・セレクト・コマンドのうちのサブファンクショ
ン・フィールドにはセレクトを指定し、ノードID・フ
ィールドにはVCR4のノードIDを指定し、アウトプ
ット・プラグ・フィールドにはデフォルトの出力プラグ
番号を指定する。因みに、このデフォルトの出力プラグ
番号は、コントローラとしてのSTB3が自由に設定し
得るようになされている。
【0061】TV5は、このインプット・セレクト・コ
マンドを受信すると、指定されたノードIDすなわちV
CR4をソースとして登録する。
【0062】次いでコントローラとしてのSTB3は、
図12に示すように、VCR4にTV5をシンクとして
登録する。すなわちコントローラとしてのSTB3は、
VCR4にアウトプット・プリセット・コマンドを送信
する。この場合、コントローラとしてのSTB3は、ア
ウトプット・プリセット・コマンドのうちのデスティネ
イション・ノードID・フィールドにはTV5のノード
IDを指定する。
【0063】ソースとしてのVCR4は、このアウトプ
ット・プリセット・コマンドを受信すると、現在機器間
コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断す
る。その結果、ソースとしてのVCR4は、例えば当該
VCR4が現在再生中であって、現在機器間コネクショ
ンを確立すべき状態にあると判断した場合には、図13
に示すように、指定されたノードIDのTV5にインプ
ット・セレクト・コマンドを送信する。この場合、ソー
スとしてのVCR4は、インプット・セレクト・コマン
ドのうちのサブファンクション・フィールドにはパス・
チェンジを指定し、ノードID・フィールドにはVCR
4自身のノードIDを指定し、アウトプット・プラグ・
フィールドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出
力プラグを指定する。
【0064】続いてシンクとしてのTV5は、このイン
プット・セレクト・コマンドを受信すると、当該インプ
ット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出力プ
ラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立すべき状
態にあるか否かを判断する。その結果、シンクとしての
TV5は、現在機器間コネクションを確立すべき状態に
あると判断した場合には、図14に示すように、当該イ
ンプット・セレクト・コマンドに付随して与えられる出
力プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立す
る。
【0065】すなわちシンクとしてのTV5は、受信し
たインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィ
ールドに記述されているノードIDによって指定される
VCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述
されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の
適切な入力プラグiPCR
〔0〕との間にPtoPコネ
クションを確立する。
【0066】これに対して、シンクとしてのTV5は、
現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にある
と判断した場合には、受信したインプット・セレクト・
コマンドのアウトプット・プラグ・フィールドに記述さ
れている出力プラグoPCR〔1〕の登録だけを行って
機器間コネクションを確立せず、この場合、ソースとし
てのVCR4にリジェクティド・レスポンスを送信す
る。
【0067】その後、シンクとしてのTV5は、機器間
コネクションを確立すべき状態に遷移したと判断した場
合には、登録されているソースとしてのVCR4の出力
プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0068】ところで、ソースとしてのVCR4は、ア
ウトプット・プリセット・コマンドを受信したが、現在
機器間コネクションを確立すべきでない状態にあると判
断した場合には、TV5をシンクとして登録するだけ
で、当該シンクとしてのTV5にインプット・セレクト
・コマンドを送信しない。
【0069】その後、ソースとしてのVCR4は、当該
VCR4がAVデータの出力を開始し、機器間コネクシ
ョンを確立すべき状態に遷移したと判断した場合には、
図15に示すように、登録されているシンクとしてのT
V5にインプット・セレクト・コマンドを送信する。こ
の場合、ソースとしてのVCR4は、インプット・セレ
クト・コマンドのうちのサブファンクション・フィール
ドにはコネクトを指定し、アウトプット・プラグ・フィ
ールドにはVCR4内の信号経路に応じた適切な出力プ
ラグを指定する。
【0070】続いてシンクとしてのTV5は、このイン
プット・セレクト・コマンドを受信すると、現在機器間
コネクションを確立すべき状態にあるか否かを判断す
る。その結果、シンクとしてのTV5は、現在機器間コ
ネクションを確立すべき状態にあると判断した場合に
は、図16に示すように、当該インプット・セレクト・
コマンドに付随して与えられる出力プラグ情報に基づい
て機器間コネクションを確立する。
【0071】すなわちシンクとしてのTV5は、受信し
たインプット・セレクト・コマンドのノードID・フィ
ールドに記述されているノードIDによって指定される
VCR4の、アウトプット・プラグ・フィールドに記述
されている出力プラグoPCR〔1〕と、当該TV5の
適切な入力プラグiPCR
〔0〕との間にPtoPコネ
クションを確立する。
【0072】これに対して、シンクとしてのTV5は、
現在機器間コネクションを確立すべきでない状態にある
と判断した場合には、受信したインプット・セレクト・
コマンドのアウトプット・プラグ・フィールドに記述さ
れている出力プラグoPCR〔1〕の登録だけを行って
機器間コネクションを確立せず、この場合、ソースとし
てのVCR4にリジェクティド・レスポンスを送信す
る。
【0073】その後、シンクとしてのTV5は、機器間
コネクションを確立すべき状態に遷移したと判断した場
合には、登録されているソースとしてのVCR4の出力
プラグ情報に基づいて機器間コネクションを確立する。
【0074】ところで、上述したように、ソースとして
のVCR4は、現在機器間コネクションを確立すべき状
態にあって、シンクとしてのTV5にインプット・セレ
クト・コマンドを送信しても、当該TV5が現在機器間
コネクションを確立すべきでない状態にある場合には、
当該TV5からリジェクティド・レスポンスを受信する
ことがある。また、ソースとしてのVCR4は、シンク
としてのTV5を登録しても、現在機器間コネクション
を確立すべきでない状態にある場合には、インプット・
セレクト・コマンドを送信しない。
【0075】このような場合、ソースとしてのVCR4
は、シンクとしてのTV5が、当該TV5自身のどの入
力プラグを用いてソース登録をしていたかを把握するこ
とができない。
【0076】そこで、この状態において、ソースとして
のVCR4は、コントローラとしてのSTB3からシン
ク登録のキャンセルを表すアウトプット・プリセット・
コマンドを受信した場合には、原則として、サブファン
クション・フィールドがディスコネクトであるインプッ
ト・セレクト・コマンドをシンクとしてのTV5に送信
することになる。
【0077】しかし、ソースとしてのVCR4は、当該
シンクとしてのTV5からインプット・セレクト・コマ
ンドに対するアクセプティド・レスポンスを受信してい
ない場合には、シンクとしてのTV5がどの入力プラグ
を用いてソース登録をしていたかを知ることができず、
この場合、インプット・セレクト・コマンドのインプッ
ト・プラグ・フィールドに指定すべきプラグを判断でき
ないために、当該インプット・セレクト・コマンドを送
信し得ない。
【0078】このような不都合を回避する方法として、
ソースとしてのVCR4が、シンクとしてのTV5が現
在どの入力プラグを用いてソース登録をしているかを調
査する方法がある。具体的には、まずソースとしてのV
CR4は、AV/Cジェネラル(AV/C General)におい
て定められているプラグ・インフォ(PLUG INFO)コマ
ンドを用いてシンクとしてのTV5が有する入力プラグ
を調査する。
【0079】その結果、ソースとしてのVCR4は、得
られた全ての入力プラグに、それぞれを指定したインプ
ット・セレクト・コマンドのステイタス(STATUS)コマ
ンドを送信することにより、シンクとしてのTV5の各
入力プラグが選択しているソース又は選択の有無を知る
ことができる。
【0080】そこでソースとしてのVCR4は、当該V
CR4をソースとして選択している入力プラグを得た場
合には、当該入力プラグを指定してサブファンクション
がディスコネクトであるインプット・セレクト・コマン
ドを送信する。これに対してソースとしてのVCR4
は、当該VCR4をソースとして選択している入力プラ
グを得ることができなかった場合には、サブファンクシ
ョンがディスコネクトであるインプット・セレクト・コ
マンドを送信することができないが、シンクとしてのT
V5に登録を解除する必要がないため不都合はないこと
になる。
【0081】さらに上述の不都合を回避する方法とし
て、ソースとしてのVCR4が、当該シンクとしてのT
V5からインプット・セレクト・コマンドに対するアク
セプティド・レスポンスを1回も受信していない場合に
は、サブファンクションがディスコネクトであるインプ
ット・セレクト・コマンドを送信しないという方法があ
る。
【0082】この場合、シンクとしてのTV5において
ソース登録が残存することになる。しかしながら、ソー
スとしてのVCR4におけるシンク登録は、先優先であ
ることから、当該登録数が機器によって決定される最大
登録数を超えた場合にはその後の登録が拒否されのに対
して、シンクとしてのTV5におけるソース登録は、後
優先であるため、当該シンクとしてのTV5に不必要な
ソース登録が残存し、その後、他のコントローラが当該
シンクとしてのTV5にソース登録をしても不都合が生
じないことになる。
【0083】ここで、入出力を行うことができるが、入
力と出力を同時に行うことはできない機器が、出力状態
にあるときにソース登録のみを行った後、出力状態でな
くなって入力が可能になった際に、当該ソース登録に基
づいて機器間コネクションを確立する場合について説明
する。
【0084】ここでは、VCR4を、入出力可能であっ
て入力と出力を同時に行うことができない機器とし、T
V5をコントローラ及びシンクとして動作するコントロ
ーラ兼シンクとし、STB3をコントローラ及びソース
として動作するコントローラ兼ソースとする。
【0085】まずTV5は、コントローラとして動作し
て機器選択処理を実行することにより、VCR4をソー
スとして設定すると共に、TV5をシンクとして設定
し、ソースとしてのVCR4が再生動作に遷移した場合
には図16に示すように、機器間コネクションを確立す
る。
【0086】その際、STB3は、ユーザの操作によっ
て、コントローラとして動作することにより機器選択処
理を実行し、当該STB3をソースとして設定すると共
に、VCR4をシンクとして設定する。
【0087】具体的にはコントローラとしてのSTB3
は、図17に示すように、VCR4が再生中に当該VC
R4にサブファンクションがセレクトであるインプット
・セレクト・コマンドを送信する。VCR4は、このイ
ンプット・セレクト・コマンドを受信すると、STB3
をソースとして登録する。続いてSTB3は、コントロ
ーラとして動作する機能ブロックがソースとして動作す
る機能ブロックに対してVCR4をシンクとして登録す
る。
【0088】その後、ソースとして動作するSTB3
は、図18に示すように、出力状態にあるVCR4にサ
ブファンクションがパス・チェンジであるインプット・
セレクト・コマンドを送信する。
【0089】ここで、シンクとして動作するVCR4
は、現在出力中であって入力をできない状態にあるた
め、機器間コネクションを確立してもこれを有効に使用
することができず、バスのリソースを有効に活用するこ
とができなくなり、この場合、機器間コネクションを確
立すべきではない。
【0090】従って、シンクとして動作するVCR4
は、図18に示すように、リジェクティド・レスポンス
をSTB3に送信する。この場合、VCR4は、インプ
ット・セレクト・コマンドのアウトプット・フィールド
に含まれているSTB3の出力プラグ情報を記憶してお
く。
【0091】その後、シンクとして動作するVCR4
は、図19に示すように、再生を終了した場合には、記
憶されているソース登録に基づいてSTB3との間に機
器間コネクションを確立する。その際、VCR4は、S
TB3の出力プラグとして、記憶されている出力プラグ
情報を用いることにより、適切な機器間コネクションを
確立することができる。
【0092】(1−4)シンクによる機器間コネクショ
ンの解放 次に、シンクによる機器間コネクションの解放について
説明する。ここでは、STB3がコントローラとして動
作し、VCR4をソースとして設定すると共にTV5を
シンクとして設定し、当該ソースとしてのVCR4の再
生動作によって機器間コネクションが確立され、当該V
CR4の停止動作によって機器間コネクションが解放さ
れる場合について、以下、具体的に説明する。
【0093】まずコントローラとしてのSTB3は、V
CR4をソースとして設定すると共にTV5をシンクと
して設定するが、ソースとしてのVCR4は、図20に
示すように、出力停止中の場合には、シンクとしてのT
V5にインプット・セレクト・コマンドを送信せず、こ
れによりシンクとしてのTV5は、機器間コネクション
を確立しない。
【0094】この状態において、ソースとしてのVCR
4は、再生状態に遷移すると、図21に示すように、オ
ートプレイ処理を実行することにより、出力プラグoP
CR〔1〕を決定した後、シンクとしてのTV5にサブ
ファンクションがコネクトであるインプット・セレクト
・コマンドを送信する。シンクとしてのTV5は、この
インプット・セレクト・コマンドを受信すると、VCR
4との間に機器間コネクションを確立する。その際、ソ
ースとしてのVCR4は、TV5から送られてくるレス
ポンスを受信し、当該レスポンスのインプット・プラグ
・フィールドによって、機器間コネクションが確立され
たTV5の入力プラグiPCR
〔0〕を把握する。
【0095】続いて、ソースとしてのVCR4は、停止
状態に遷移すると、送信対象のAVデータがなくなった
ためバスのリソースを節約することを目的として、シン
クとしてのTV5に機器間コネクションの解放を要求す
る。すなわちVCR4は、図22に示すように、サブフ
ァンクション・フィールドにディスコネクトを指定し、
アウトプット・プラグ・フィールドにoPCR〔1〕を
指定し、イントプット・プラグ・フィールドにiPCR
〔0〕を指定したインプット・セレクト・コマンドを送
信する。
【0096】この場合、コントローラとしてのSTB3
がオートプレイ処理の設定を解除したのではないため、
ソースとしてのVCR4は、機器間コネクションが不必
要になっても当該VCR4自身のシンク登録を解除する
ことが許されず、従ってシンク登録を変更することはな
い。
【0097】シンクとしてのTV5は、ソースとしての
VCR4からインプット・セレクト・コマンドを受信す
ると、機器間コネクションを解放する。
【0098】ここで、サブファンクション・フィールド
がディスコネクトであるインプット・セレクト・コマン
ドを受信することは、ソースとしてのVCR4にとって
機器間コネクションが不要になった場合と、コントロー
ラとしてのSTB3にとってソースとしてのVCR4に
おけるシンク登録が解除されたことに起因する場合とが
ある。シンクとしてのTV5は、いずれの場合によって
インプット・セレクト・コマンドを受信したかを判断す
ることなく、ソース登録を解除する。
【0099】その後、ソースとしてのVCR4は、シン
クとしてのTV5と機器間コネクションを確立する必要
が生じた場合には、サブファンクション・フィールドが
パス・チェンジであるインプット・セレクト・コマンド
を送信する経路情報通知処理ではなく、図23に示すよ
うに、サブファンクション・フィールドがコネクトであ
るインプット・セレクト・コマンドを送信するオートプ
レイ処理を実行する。
【0100】従って、シンクとしてのTV5は、ソース
登録を解除しても、再びソースとしてのVCR4が出力
を開始したときには、ソース登録を行って機器間コネク
ションを確立するという通常のオートプレイ処理を実行
することができ、ソース登録を解除することによる不都
合が生じることはない。
【0101】(2)本実施の形態によるネットワークシ
ステムの構成 次に本実施の形態について説明する。図24において、
30は全体として本実施の形態によるネットワークシス
テムを示し、STB32、VCR33及びTV34がI
EEE1394シリアルバス31を介して相互に接続さ
れると共に、STB32及びTV34間がアナログケー
ブル35を介して接続されることにより構成されてい
る。
【0102】STB32は、図25に示すように、アン
テナ40を介して入力する受信信号の中から指定された
放送チャンネルの信号を選択するチューナ41と、IE
EE1394規格に準拠したインターフェイスでなるI
EEE1394インターフェイス42と、アナログ信号
用のインターフェイスでなるアナログ用インターフェイ
ス43と、各種GUI用のアナログ信号を発生するGU
I発生部44と、リモートコントローラ45から発射さ
れる赤外線信号を受信する赤外線受信部46と、液晶表
示パネル等でなる表示部47と、CPU48とから構成
されている。
【0103】この場合赤外線受信部46は、ユーザ操作
に応じてリモートコントローラ45から発射される赤外
線信号を受信し、これを赤外線受信信号としてCPU4
8に送出する。
【0104】CPU48は、赤外線受信部46から供給
される赤外線受信信号及び予め内部メモリに格納された
ソフトウエア等に基づいて、指定された放送チャンネル
の選曲や、必要なGUIの表示、及び信号の入出力経路
の切り替えなどに関する各種制御処理、並びにIEEE
1394インターフェイス42を介してのVCR33や
TV34との間における各種コマンドの送受信を実行す
る。
【0105】例えばCPU48は、ある放送チャンネル
を選曲すべき指令が入力した場合、チューナ41を制御
して、受信信号の中から当該放送チャンネルを選曲させ
る一方、これと共にIEEE1394インターフェイス
42を制御して、かかるチューナ41により選曲された
放送チャンネルの信号を、IEEE1394インターフ
ェイス42を介してIEEE1394規格に応じたデー
タフォーマットのAVデータに変換させた後、IEEE
1394シリアルバス31を介してTCR33やTV3
4に送信させる。
【0106】またCPU48は、例えば何らかのGUI
をTV34に表示させる必要が生じた場合、GUI発生
部44を制御して、当該GUI発生部44に必要なGU
Iのアナログ信号を発生させる一方、これと共にアナロ
グ用インターフェイス43を制御して、かかるGUI発
生部44において発生したアナログ信号をGUI信号と
してアナログ用インターフェイス43及びアナログケー
ブル35を順次介してTV34に送信させる。
【0107】一方、VCR33においては、図26に示
すように、それぞれSTB32の対応部分と同様の機能
を有するチューナ51、IEEE1394インターフェ
イス52、アナログ用インターフェイス53、赤外線受
信部54及び表示部55と、映像信号をビデオカセット
テープに記録再生する記録再生部56と、CPU57と
から構成されている。
【0108】そしてCPU57は、ユーザがリモートコ
ントローラ58を操作することにより赤外線受信部54
から与えられる赤外線受信信号及び予め内部メモリに格
納されたソフトウエア等に基づいて、指定された放送チ
ャンネルの選曲や、必要なGUIの表示、指定された信
号のビデオカセットテープへの記録再生、及び信号の入
出力経路の切り替えなどに関する各種制御処理、並びに
IEEE1394インターフェイス52を介してのST
B32やTV34との間における各種コマンドの送受信
を実行する。
【0109】例えばCPU57は、ある放送チャンネル
を選曲すべき指令が入力した場合、チューナ51を制御
して、アンテナ50を介して受信した受信信号の中から
当該放送チャンネルの信号をチューナ51に選曲させる
一方、これと共にIEEE1394インターフェイス5
2又はアナログ用インターフェイス53を制御すること
により、かかるチューナ51により選曲された放送チャ
ンネルの信号を、IEEE1394インターフェイス5
2を介してIEEE1394規格に応じたデータフォー
マットのAVデータに変換させてIEEE1394シリ
アルバス31に出力させ、又はアナログ用インターフェ
イス53を介してアナログ信号のまま外部に出力させ
る。
【0110】またCPU57は、赤外線受信部54から
与えられる赤外線受信信号に基づいて、例えばユーザが
録画又は再生の指令を入力した場合には、記録再生部5
6を制御して、チューナ51、IEEE1394インタ
ーフェイス52又はアナログ用インターフェイス53を
介して記録再生部56に入力する映像信号をビデオカセ
ットテープに記録させ、又はビデオカセットテープに記
録されている映像信号を再生させて、これをIEEE1
394インターフェイス52又はアナログ用インターフ
ェイス53を介してIEEE1394規格に応じたデー
タフォーマットのAVデータとして又はアナログ波形の
映像信号のままIEEE1394シリアルバス31に出
力させる。
【0111】他方、TV34においては、図27に示す
ように、それぞれSTB32の対応部分と同様の機能を
有するIEEE1394インターフェイス60、アナロ
グ用インターフェイス61及び赤外線受信部62と、例
えばCRT(Cathode Ray Tube)又は液晶パネル等の表
示手段を有する表示部63と、CPU64とから構成さ
れている。
【0112】そしてCPU64は、ユーザがリモートコ
ントローラ65を操作することにより赤外線受信部62
から与えられる赤外線受信信号及び予め内部メモリに格
納されたソフトウエア等に基づいて、必要なGUIの表
示や、信号の入出力経路の切り替えなどに関する各種制
御処理、及びIEEE1394インターフェイス60を
介してのSTB32やVCR33との間における各種コ
マンドの送受信を実行する。
【0113】例えばCPU64は、STB32又はVC
R33から送信されるAVデータに基づく映像の表示指
令が入力した場合、IEEE1394インターフェイス
60を制御して、IEEE1394シリアルバス31を
介して供給されるAVデータをIEEE1394インタ
ーフェイス60を介して映像信号に変換させた後表示部
63に与えさせることにより、当該AVデータに基づく
映像を表示部63に表示させる。
【0114】またCPU64は、例えばSTB32から
送信されるGUI信号に基づくGUIの表示指令が入力
した場合、アナログ用インターフェイス61を制御し
て、アナログケーブル35を通じて供給されるGUI信
号をアナログ用インターフェイス61を介して取り込ま
せ、これを表示部63に与えさせることにより、当該G
UI信号に基づくGUIを表示部63に表示させる。
【0115】なお、ネットワークシステム30の機能的
な構成を、図24〜図27との対応部分に同一符号を付
して示す図28に示す。このネットワークシステム30
においては、図28に示すように、PCR及びアナログ
プラグとして、STB32にはディジタル用の出力プラ
グ(以下、ディジタル出力プラグと呼ぶ)oPCR
〔0〕及びアナログ用の出力プラグ(以下、アナログ出
力プラグと呼ぶ)EXOut
〔0〕が設けられ、TV3
4には、ディジタル用の入力プラグ(以下、ディジタル
入力プラグと呼ぶ)iPCR
〔0〕及びアナログ用の入
力プラグ(以下、アナログ入力プラグと呼ぶ)EXIn
〔0〕が設けられ、VCR33にはディジタル入力プラ
グiPCR
〔0〕及びアナログ入力プラグEXIn
〔0〕が設けられている。
【0116】そして上述のようにSTB32のアナログ
出力プラグEXOut
〔0〕及びTV34のアナログ入
力プラグEXIn
〔0〕のみがアナログケーブル35を
介して接続され、STB32のディジタル出力プラグo
PCR
〔0〕、TV34のディジタル入力プラグiPC
〔0〕及びVCR33のディジタル入力プラグiPC
〔0〕がIEEE1394シリアルバス31を介して
相互に接続されている。
【0117】因みに、以下においては、シンクであるV
CR33及びTV34は、IEEE1394シリアルバ
ス31上に存在するソース(STB32)についての情
報を既に知っているものとする。従って、TV34及び
VCR33は、AV/Cジェネラルによって定められて
いるサブユニット・インフォ・コマンドによって内部機
能構成を得、プラグ・インフォ・コマンドによってソー
ス、シンクの判断をすることができるものとする。
【0118】(2−2)入出力経路の切替え処理 次に、かかるネットワークシステム30において、本実
施の形態の特徴である、ソースであるSTB32の出力
経路がディジタルからアナログへ又はアナログからディ
ジタルへと変化する場合に、これに応じてVCR33や
TV34も適切に入力経路を変更させる場合のSTB3
2のCPU48、VCR33のCPU57及びTV34
のCPU64の各処理について説明する。
【0119】なお、以下においては、STB32、VC
R33及びTV34には初期状態において接続相手が登
録されていないものとし、STB32及びTV34間は
アナログケーブル35で接続されているが、このことは
STB32及びTV34に対して事前登録(初期設定な
ど)されていないものとする。またソースであるSTB
32は、何らかの放送チャンネルを選択しており、出力
すべきストリームがある状態であるものとする。
【0120】図29に、かかるネットワーク30の初期
状態を示す。この図29において、STB32及びTV
34間を結ぶ破線は、アナログケーブル35が接続され
ているが、信号の送受信には未だ使われていないことを
示す。
【0121】本実施の形態による入出力経路の切替え処
理では、コントローラがどの機器であるかには依存しな
い。そこで、以下においては、まずTV34がコントロ
ーラとなって、上述の機器選択処理によりSTB32と
の間に機器間コネクションを確立する場合について説明
する。
【0122】この場合TV34のCPU64は、図30
に示すように、まず自身のソース設定にSTB32を登
録し、その後IEEE1394シリアルバス31を通じ
てSTB32に対してTV34を指定したアウトプット
・プリセット・コマンドを送信する。
【0123】このアウトプット・プリセット・コマンド
を受信したSTB32のCPU48は、出力すべきスト
リームがあるので、TV34に対してアウトプット・プ
ラグ(output plug)・フィールドにおいて自己のディ
ジタル出力プラグoPCR
〔0〕を指定すると共に、サ
ブファンクション(sub function)・フィールドにおい
てパス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コ
マンドを送信する。
【0124】そしてこのインプット・セレクト・コマン
ドを受信したTV34のCPU64は、図31に示すよ
うに、自分自身のディジタル入力プラグiPCR
〔0〕
とSTB32のディジタル出力プラグoPCR
〔0〕と
の間に機器間コネクションを確立する。
【0125】ここでユーザがSTB32のリモートコン
トローラ45(図25)を操作し、STB32が何らか
のGUIをTV34に表示させる必要が生じた場合、当
該STB32のCPU48は、IEEE1394インタ
ーフェイス42(図25)の動作を停止させ、アナログ
用インターフェイス43(図25)の動作を開始させる
ことにより出力をアナログに切り替える。この際、ST
B32のCPU48は、自己のアナログ出力プラグEx
Out
〔0〕の接続先がTV34であるかどうかが不明
であるため、まずユーザに対してそれを問い合わせる例
えば図32のようなGUIを表示部47(図25)に表
示させる。
【0126】そしてSTB32のCPU48は、かかる
問い合わせに対してユーザからアナログ出力プラグEx
Out
〔0〕の接続先がTV34であるとの入力があっ
た場合には、これに応じて当該アナログ出力プラグEx
Out
〔0〕の接続先としてTV34を登録すると共
に、上述のようにして出力をアナログに切り替える。
【0127】続いてSTB32のCPU48は、TV3
4に対して新たな出力プラグとしてアナログ出力プラグ
ExOut
〔0〕があることを伝えるために、図33に
示すように、アウトプット・プラグ・フィールドにおい
て自己のアナログ出力プラグExOut
〔0〕を指定す
ると共に、サブファンクション・フィールドにおいてパ
ス・チェンジを指定したインプット・セレクト・コマン
ドをTV34に送信する。
【0128】このインプット・セレクト・コマンドを受
信したTV34のCPU64は、図34に示すように、
自己のアナログ入力プラグExIn
〔0〕が、実際にS
TB34のアナログ出力プラグExOut
〔0〕と接続
されているかどうかをユーザに問い合わせるGUIを表
示部63に表示させる。なお、この際、インプット・セ
レクト・コマンドのノードID(node id)フィールド
に示された相手がSTB34であることは、前もっての
調査(例えばユーザ設定)によって分かっているものと
する。
【0129】そしてTV34のCPU64は、かかるG
UIを利用したユーザからの入力によって、自己のアナ
ログ入力プラグExIn
〔0〕とSTB32のアナログ
出力プラグExOut
〔0〕とが接続されていることを
確認すると、そのアナログ入力プラグExIn
〔0〕の
接続先の情報(以下、これを単に接続情報と呼ぶ)を更
新する。またTV34のCPU64は、この後IEEE
1394シリアルバス31を介したアイソクロナス・コ
ネクションによる機器間コネクションを解放し、アナロ
グケーブル35を通じたエクスターナル・コネクション
を用いてSTB32との通信(すなわちGUI信号の送
受信)を行う。
【0130】一方、STB32のCPU48は、上述の
ようにGUI信号を送出後、アナログ用インターフェイ
ス43(図25)の動作を停止させると共にIEEE1
394インターフェイス42(図25)の動作を開始さ
せることにより出力をディジタルに切り替える。
【0131】続いてSTB32のCPU48は、図35
に示すように、アウトプット・プラグ・フィールドにお
いて自己のディジタル入力プラグoPCR
〔0〕を指定
し、サブファンクション・フィールドにおいてパス・チ
ェンジを指定したインプット・セレクト・コマンドをT
V34に送信する。
【0132】そしてこのインプット・セレクト・コマン
ドを受信したTV34のCPU64は、再びSTB32
との間のアイソクロナス・コネクションである機器間コ
ネクションを確立し、IEEE1394シリアルバス3
1を通じてSTB32から送信されるストリームの入力
を開始する。
【0133】次に、この後にユーザ操作により今度はV
CR33がコントローラとなって、上述の機器選択処理
により、STBと32の間の機器間コネクションを確立
する場合について説明する。
【0134】この場合、VCR33のCPU57(図2
6)は、まず上述と同様にしてSTB32との間の機器
間コネクションを確立する。図36は、VCR33がS
TB32との間の機器間コネクションを確立した後の様
子を示すものである。
【0135】ここで、ユーザ操作によりSTB32が再
び何らかのGUIをTV34の表示部63に表示させる
必要が生じた場合、STB32のCPU48は、上述と
同様にして出力をアナログに切り替える。
【0136】このときSTB32のCPU48は、自己
のアナログ出力プラグExOut
〔0〕の接続先がTV
34であることを知っているため、図37に示すよう
に、アウトプット・プラグ・フィールドにおいてこのア
ナログ出力プラグExOut
〔0〕を指定し、サブファ
ンクション・フィールドにおいてパス・チェンジを指定
したインプット・セレクト・コマンドをTV34にのみ
送信する。
【0137】またこのときTV34のCPU64は、既
に自己のアナログ入力プラグExIn
〔0〕がSTB3
2と接続されていることを知っているので、IEEE1
394インターフェイス60(図27)の動作を停止さ
せると共に、アナログ用インターフェイス61(図2
8)を動作させることにより、STB32との間のIE
EE1394シリアルバス31を通じたアイソクロナス
・コネクションを解放し、当該STB32との間の通信
をアナログケーブル35を通じたイクスターナル・コネ
クションによる通信に切り替えてSTB32からのGU
I信号を受信する。
【0138】なおこの場合において、STB32のCP
U48は、VCR33に対してコンテンツを送信するこ
とができなくなるため、ディスコネクト・ファンクショ
ンを指定したインプット・セレクト・コマンドを送信す
ることによって、アイソクロナス・コネクションディジ
タルを解放するようにしても良い。
【0139】ここで、STB32がアナログ出力プラグ
ExOut
〔0〕についての接続情報を保持する機能を
有していない場合を考える。図36の状態において、再
びSTB32の表示部47(図25)にGUIが表示さ
れ、STB32からアナログ出力が始まるとする。この
場合、STB32のCPU48は、図38に示すよう
に、アウトプット・プラグ・フィールドにおいて自己の
アナログ出力プラグExOut
〔0〕を指定したインプ
ット・セレクト・コマンドをTV34及びVCR33の
両方に送信する。
【0140】このときTV34のCPU64は、自己の
アナログ入力プラグExIn
〔0〕がSTB32と接続
されていることを知っているので、IEEE1394イ
ンターフェイス60(図27)の動作を停止させると共
に、アナログ用インターフェイス61(図27)を動作
させることにより、STB32との間のIEEE139
4シリアルバス31を通じたアイソクロナス・コネクシ
ョンを解放し、当該STB32との間の通信をアナログ
ケーブル35を通じたイクスターナル・コネクションを
用いた通信に切り替える。
【0141】これに対してVCR33のCPU57は、
自己のアナログ入力プラグExIn
〔0〕の接続情報を
もっていないため、図39に示すように、ユーザに対し
てアナログ入力プラグExIn
〔0〕がSTB32と接
続されているかどうかを問い合わせるGUIを表示部3
5(図26)に表示させる。
【0142】そしてVCR33のCPU57は、かかる
GUIを用いたユーザ入力によりアナログ入力プラグE
xIn
〔0〕がSTB32と接続されていないことを確
認すると、アナログ入力プラグExIn
〔0〕について
の接続情報をそのように更新する。この結果VCR33
のCPU57は、この後アナログケーブル35を通じた
イクスターナル・コネクションを用いることなくSTB
32と通信するよう各種制御を実行することとなる。
【0143】なおこの図39において、VCR33がS
TB32との間のアイソクロナス・コネクションを解放
するようにしているが、必ずしも解放しなくても良い。
これは、STB32がGUI信号をVCR33に送信す
る際、もしVCR33がディジタル出力とアナログ出力
の両方を同時に行っていた場合は、VCR33がSTB
32からのGUI信号の入力はできないものの、その代
わりにディジタルコンテンツの入力を続けることができ
るようにするためである。ただし、この場合において、
STB32がGUIをTV34に表示させる際にディジ
タル出力を停止していた場合には、用いられないリソー
スを保持してしまうことにもなる。
【0144】また図39においては、VCR33のアナ
ログ入力プラグExIn
〔0〕についての接続情報が
“不明”から“NOT STB”に変化しているが、ユ
ーザからの入力により、より詳しい情報が分かる場合に
は、例えばSTB32と接続しているかどうかを聞くの
ではなく、現在どの機器と接続しているかを選ばせるよ
うなGUIを用いることによって、かかる接続情報をよ
り詳細なものにすることができる。
【0145】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このネットワークシステム30で
は、ソース(STB32)及びシンク(VCR33、T
V34)が、これらソース及びシンク間に確立した信号
経路をディジタルのものからアナログのものに切り替え
る際、それぞれアナログ出力プラグExOut
〔0〕又
はアナログ入力プラグExIn
〔0〕が相手方であるシ
ンク又はソースと接続されているか否かを確認するため
のGUIを表示する。
【0146】従って、このネットワークシステム30で
は、実際にネットワークシステムがソース及びシンク間
の信号経路をアナログに切り替える際に、これらソース
及びシンク間がアナログ信号経路に切り替え得る状態あ
るか否かをユーザに認識させることができるため、例え
ばソース及びシンク間のアナログ接続を変更した際にこ
れに応じた設定変更を対応するソース及びシンクに行わ
なかったなどのユーザの不注意に起因してコンテンツが
障害を受けるのを未然にかつ有効に防止することができ
る。
【0147】以上の構成によれば、ソース及びシンク間
に確立した信号経路をディジタルからアナログに切り替
える際に、かかるソース及びシンク間がディジタル接続
されているか否かをユーザに対して確認するようにした
ことにより、ソース及びシンク間の信号経路をアナログ
に切り替える際に、これらソース及びシンク間がアナロ
グ信号経路に切り替え得る状態あるか否かをユーザに認
識させることができ、かくしてユーザの不注意に起因す
るコンテンツ障害を未然にかつ有効に防止することがで
きる。
【0148】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ソース及びシンク間
に確立した信号経路をディジタルからアナログに切り替
える際に、かかるソース及びシンク間がディジタル接続
されているか否かをユーザに対して確認するためのGU
Iとして、例えば図32、図34又は図39に示すよう
なGUIを表示するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、この他種々の形態のGUIを広
く適用することができる。
【0149】例えば、ソースやシンクにアナログ入力プ
ラグExIn
〔0〕が複数あるような場合には、使用す
べきアナログ入力プラグExIn
〔0〕をも併せてユー
ザに確認するようなGUIを表示するようにしても良
い。
【0150】また上述の実施の形態においては、ソース
及びシンク間の信号経路を切り替える際に、かかるソー
ス及びシンク間がディジタル接続されているか否かをユ
ーザに確認するための手段としてGUIを適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
かかる確認を行うことができるのであれば、その確認の
仕方としては例えば音声、音、色又は光等の種々の方法
を広く適用することができる。
【0151】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を図24のように構成されたネットワークシステム3
0に適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、要は、所定のネットワークに信号出力
装置、信号入力装置及び制御装置を接続することによっ
て構築され、制御装置の要求に応じて信号出力装置及び
信号入力装置間に信号経路を確立し、信号出力装置から
出力される信号を、信号出力装置及び信号入力装置間に
確立した信号経路を介して信号入力装置に入力する信号
処理システムであるのならば、この他種々の信号処理シ
ステムに広く適用することができる。
【0152】この場合において、上述の実施の形態にお
いては、信号出力装置がSTB32であり、信号入力装
置がTV34及びVCR33である場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、これ以外の組合わせであっ
ても良い。
【0153】さらに上述の実施の形態においては、信号
出力装置及び又は信号入力装置に、相手方である信号入
力装置又は信号出力装置との間に確立した信号経路を所
定の他の信号経路に切り替える際に、当該他の信号経路
に関する当該信号入力装置又は当該信号出力装置との間
の接続状況をユーザに確認する確認手段として、それぞ
れSTV32、VCR33又はTV34全体の制御を司
るCPU48、57、64を適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、かかる確認手
段を別途設けるようにしても良い。
【0154】さらに上述の実施の形態においては、アナ
ログ出力プラグExOut
〔0〕やアナログ入力プラグ
ExIn
〔0〕の接続情報を問い合わせるタイミング
を、初期設定がなされていない場合にのみ行うようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば設定されたものと異なる接続相手機器とのアナログ接
続を要求されたときに行うようにしても良い。これによ
って、ユーザがアナログ接続を切り替えた後にかかる接
続情報を更新しなかった場合においても、その情報の更
新を必要となった段階で行うことができる。
【0155】さらに上述の実施の形態においては、アナ
ログ出力プラグExOut
〔0〕やアナログ入力プラグ
ExIn
〔0〕の接続情報の確認を必ずするようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる
確認をするかどうかの設定は機器ごとにユーザが設定で
きるようにしても良い。これは、アナログ接続を頻繁に
切り替えるような環境と、あまり切り替えない環境とで
はこの接続情報の設定の必要性が異なるからであり、例
えばあまり切り替えないような環境では、設定されてい
る相手機器(何もつながっていないことが登録されてい
る場合を含む)と異なる機器とのアナログ接続を要求さ
れた場合には、接続の問い合わせを行うべきではないか
らである。
【0156】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定のネ
ットワークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置
を接続することによって構築され、制御装置の要求に応
じて信号出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立
し、信号出力装置から出力される信号を、信号出力装置
及び信号入力装置間に確立した信号経路を介して信号入
力装置に入力する信号処理システムにおいて、信号出力
装置及び又は信号入力装置に、相手方である信号入力装
置又は信号出力装置との間に確立した信号経路を所定の
他の信号経路に切り替える際に、当該他の信号経路に関
する当該信号入力装置又は当該信号出力装置との間の接
続状況をユーザに確認する確認手段を設けるようにした
ことにより、信号出力装置及び信号入力装置間の信号経
路を、かかる所定の他の信号経路に切り替える際に、信
号出力装置及び信号入力装置の接続状態が当該所定の他
の信号経路に切り替え得る状態にあるか否かをユーザに
認識させることができ、かくしてユーザの不注意に起因
するコンテンツ障害の発生を未然に防止し得る信号処理
システムを実現できる。
【0157】また本発明によれば、所定のネットワーク
に信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続する
ことによって構築され、制御装置の要求に応じて信号出
力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信号出
力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信号入
力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置に入
力する信号処理システムの信号出力装置において、信号
入力装置との間に確立した信号経路を所定の他の信号経
路に切り替える際に、当該他の信号経路に関する当該信
号入力装置との間の接続状況をユーザに確認する確認手
段を設けるようにしたことにより、信号入力装置との間
の信号経路を、かかる所定の他の信号経路に切り替える
際に、信号出力装置及び信号入力装置の接続状態が当該
所定の他の信号経路に切り替え得る状態にあるか否かを
ユーザに認識させることができ、かくしてユーザの不注
意に起因するコンテンツ障害の発生を未然に防止し得る
信号出力装置を実現できる。
【0158】さらに本発明においては、所定のネットワ
ークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続
することによって構築され、制御装置の要求に応じて信
号出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信
号出力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信
号入力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置
に入力する信号処理システムの信号入力装置において、
信号出力装置との間に確立した信号経路を所定の他の信
号経路に切り替える際に、当該他の信号経路に関する当
該信号出力装置との間の接続状況をユーザに確認する確
認手段を設けるようにしたことにより、信号出力装置と
の間の信号経路を、かかる所定の他の信号経路に切り替
える際に、信号出力装置及び信号入力装置の接続状態が
当該所定の他の信号経路に切り替え得る状態にあるか否
かをユーザに認識させることができ、かくしてユーザの
不注意に起因するコンテンツ障害の発生を未然に防止し
得る信号入力装置を実現できる。
【0159】さらに本発明においては、所定のネットワ
ークに信号出力装置、信号入力装置及び制御装置を接続
することによって構築され、制御装置の要求に応じて信
号出力装置及び信号入力装置間に信号経路を確立し、信
号出力装置から出力される信号を、信号出力装置及び信
号入力装置間に確立した信号経路を介して信号入力装置
に入力する信号処理システムの通信制御方法において、
信号出力装置及び又は信号入力装置が、相手方である信
号入力装置又は信号出力装置との間に確立した信号経路
を所定の他の信号経路に切り替える際に、当該他の信号
経路に関する当該信号入力装置又は当該信号出力装置と
の間の接続状況をユーザに確認する確認ステップを設け
るようにしたことにより、信号出力装置及び信号入力装
置間の信号経路を、かかる所定の他の信号経路に切り替
える際に、信号出力装置及び信号入力装置の接続状態が
当該所定の他の信号経路に切り替え得る状態にあるか否
かをユーザに認識させることができ、かくしてユーザの
不注意に起因するコンテンツ障害の発生を未然に防止し
得る通信制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器間コネクションの確立、機器選択処理及び
機器間コネクションの解放の説明に供するネットワーク
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるSTBの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1におけるVCRの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1におけるTVの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1のネットワークシステムの説明に供する略
線図である。
【図6】TVにVCRをソースとして登録する場合の説
明に供する略線図である。
【図7】VCRにTVをシンクとして登録する場合の説
明に供する略線図である。
【図8】TVに出力プラグを登録する場合の説明に供す
る略線図である。
【図9】PtoPコネクションを確立する場合の説明に
供する略線図である。
【図10】PtoPコネクションを解放する場合の説明
に供する略線図である。
【図11】TVにVCRをソースとして登録する場合の
説明に供する略線図である。
【図12】VCRにTVをシンクとして登録する場合の
説明に供する略線図である。
【図13】TVに出力プラグを登録する場合の説明に供
する略線図である。
【図14】PtoPコネクションを確立する場合の説明
に供する略線図である。
【図15】VCRが出力を開始する場合の説明に供する
略線図である。
【図16】PtoPコネクションを確立する場合の説明
に供する略線図である。
【図17】STBによるソース登録の説明に供する略線
図である。
【図18】VCRによってリジェクティド・レスポンス
を送信する場合の説明に供する略線図である。
【図19】機器間コネクションを確立する場合の説明に
供する略線図である。
【図20】機器間コネクションが確立されていない場合
の説明に供する略線図である。
【図21】機器間コネクションを確立する場合の説明に
供する略線図である。
【図22】機器間コネクションを解放する場合の説明に
供する略線図である。
【図23】再度機器間コネクションを確立する場合の説
明に供する略線図である。
【図24】本実施の形態によるネットワークシステムの
構成を示すブロック図である。
【図25】図24におけるSTBの構成を示すブロック
図である。
【図26】図24におけるVCRの構成を示すブロック
図である。
【図27】図24におけるTVの構成を示すブロック図
である。
【図28】本実施の形態によるネットワークシステムの
構成を示すブロック図である。
【図29】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図30】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図31】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図32】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図33】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図34】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図35】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図36】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図37】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図38】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【図39】本実施の形態による入出力経路の切替え制御
の説明に供するブロック図である。
【符号の説明】
30……ネットワークシステム、31……IEEE13
94シリアルバス、32……STB、33……VCR、
34……TV、35……アナログケーブル、42、5
2、60……IEEE1394インターフェイス、4
3、53、61……アナログ用インターフェイス、4
7、55、63……表示部、48、57、64……CP
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 13/00 307A (72)発明者 宮野 道男 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 影山 雄一 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 吉川 典史 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5C018 FA03 FA04 FB01 5C025 BA21 BA27 CA09 CB03 CB07 DA08 5C053 FA20 FA21 GB37 KA24 KA26 LA06 LA07 LA14 5K033 AA05 BA01 BA15 5K034 AA06 CC03 CC05 DD03 LL01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のネットワークに信号出力装置、信号
    入力装置及び制御装置を接続することによって構築さ
    れ、上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置及び
    上記信号入力装置間に信号経路を確立し、上記信号出力
    装置から出力される信号を、上記信号出力装置及び上記
    信号入力装置間に確立した上記信号経路を介して上記信
    号入力装置に入力する信号処理システムにおいて、 上記信号出力装置及び又は上記信号入力装置は、相手方
    である上記信号入力装置又は上記信号出力装置との間に
    確立した上記信号経路を所定の他の上記信号経路に切り
    替える際に、当該他の信号経路に関する当該信号入力装
    置又は当該信号出力装置との間の接続状況をユーザに確
    認する確認手段を具えることを特徴とする信号処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】上記信号出力装置及び又は上記信号入力装
    置は、 上記確認手段による上記確認結果を記憶する記憶手段を
    具え、 上記確認手段は、 上記記憶手段が当該確認手段による上記確認結果を既に
    記憶しているときには、上記ユーザに対する上記確認を
    行わないことを特徴とする請求項1に記載の信号処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記信号出力装置は、 上記他の信号経路として用いるアナログ出力プラグを具
    え、 上記確認手段は、 当該アナログ出力プラグと相手方である上記信号入力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項1に記載の信号処理システム。
  4. 【請求項4】上記信号入力装置は、 上記他の信号経路として用いるアナログ入力プラグを具
    え、 上記確認手段は、 当該アナログ入力プラグと相手方である上記信号出力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項1に記載の信号処理システム。
  5. 【請求項5】上記確認手段は、 上記信号出力装置に複数の上記アナログ出力プラグがあ
    るときに、使用すべき上記アナログ出力プラグを上記ユ
    ーザに確認することを特徴とする請求項3に記載の信号
    処理システム。
  6. 【請求項6】上記確認手段は、 上記信号入力装置に複数の上記アナログ入力プラグがあ
    るときに、使用すべき上記アナログ入力プラグを上記ユ
    ーザに確認することを特徴とする請求項4に記載の信号
    処理システム。
  7. 【請求項7】所定のネットワークに信号出力装置、信号
    入力装置及び制御装置を接続することによって構築さ
    れ、上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置及び
    上記信号入力装置間に信号経路を確立し、上記信号出力
    装置から出力される信号を、上記信号出力装置及び上記
    信号入力装置間に確立した上記信号経路を介して上記信
    号入力装置に入力する信号処理システムの上記信号出力
    装置において、 上記信号入力装置との間に確立した上記信号経路を所定
    の他の上記信号経路に切り替える際に、当該他の信号経
    路に関する当該信号入力装置との間の接続状況をユーザ
    に確認する確認手段を具えることを特徴とする信号出力
    装置。
  8. 【請求項8】上記確認手段による上記確認結果を記憶す
    る記憶手段を具え、 上記確認手段は、 上記記憶手段が当該確認手段による上記確認結果を既に
    記憶しているときには、上記ユーザに対する上記確認を
    行わないことを特徴とする請求項7に記載の信号出力装
    置。
  9. 【請求項9】上記他の信号経路として用いるアナログ出
    力プラグを具え、 上記確認手段は、 当該アナログ出力プラグと相手方である上記信号入力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項7に記載の信号出力装置。
  10. 【請求項10】上記確認手段は、 複数の上記アナログ出力プラグがあるときに、使用すべ
    き上記アナログ出力プラグを上記ユーザに確認すること
    を特徴とする請求項9に記載の信号出力装置。
  11. 【請求項11】所定のネットワークに信号出力装置、信
    号入力装置及び制御装置を接続することによって構築さ
    れ、上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置及び
    上記信号入力装置間に信号経路を確立し、上記信号出力
    装置から出力される信号を、上記信号出力装置及び上記
    信号入力装置間に確立した上記信号経路を介して上記信
    号入力装置に入力する信号処理システムの上記信号入力
    装置において、 上記信号出力装置との間に確立した上記信号経路を所定
    の他の上記信号経路に切り替える際に、当該他の信号経
    路に関する当該信号出力装置との間の接続状況をユーザ
    に確認する確認手段を具えることを特徴とする信号入力
    装置。
  12. 【請求項12】上記確認手段による上記確認結果を記憶
    する記憶手段を具え、 上記確認手段は、 上記記憶手段が当該確認手段による上記確認結果を既に
    記憶しているときには、上記ユーザに対する上記確認を
    行わないことを特徴とする請求項11に記載の信号入力
    装置。
  13. 【請求項13】上記他の信号経路として用いるアナログ
    入力プラグを具え、 上記確認手段は、 当該アナログ入力プラグと相手方である上記信号出力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項11に記載の信号入力装置。
  14. 【請求項14】上記確認手段は、 複数の上記アナログ入力プラグがあるときに、使用すべ
    き上記アナログ入力プラグを上記ユーザに確認すること
    を特徴とする請求項13に記載の信号入力装置。
  15. 【請求項15】所定のネットワークに信号出力装置、信
    号入力装置及び制御装置を接続することによって構築さ
    れ、上記制御装置の要求に応じて上記信号出力装置及び
    上記信号入力装置間に信号経路を確立し、上記信号出力
    装置から出力される信号を、上記信号出力装置及び上記
    信号入力装置間に確立した上記信号経路を介して上記信
    号入力装置に入力する信号処理システムの通信制御方法
    において、 上記信号出力装置及び又は上記信号入力装置が、相手方
    である上記信号入力装置又は上記信号出力装置との間に
    確立した上記信号経路を所定の他の上記信号経路に切り
    替える際に、当該他の信号経路に関する当該信号入力装
    置又は当該信号出力装置との間の接続状況をユーザに確
    認する確認ステップを具えることを特徴とする通信制御
    方法。
  16. 【請求項16】上記確認ステップでは、上記確認結果を
    記憶し、 次に上記信号入力装置及び上記信号出力装置間の上記信
    号経路を上記所定の他の信号経路に切り替える際には、
    上記ユーザに対する上記確認を行わないことを特徴とす
    る請求項15に記載の通信制御方法。
  17. 【請求項17】上記信号出力装置は、 上記他の信号経路として用いるアナログ出力プラグを具
    え、 上記第1のステップでは、 当該アナログ出力プラグと相手方である上記信号入力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項15に記載の通信制御方法。
  18. 【請求項18】上記信号入力装置は、 上記他の信号経路として用いるアナログ入力プラグを具
    え、 上記第1のステップでは、 当該アナログ入力プラグと相手方である上記信号出力装
    置との間の接続状況をユーザに確認することを特徴とす
    る請求項15に記載の信号制御方法。
  19. 【請求項19】上記第1のステップでは、 上記信号出力装置に複数の上記アナログ出力プラグがあ
    るときに、使用すべき上記アナログ出力プラグを上記ユ
    ーザに確認することを特徴とする請求項17に記載の通
    信制御方法。
  20. 【請求項20】上記第1のステップでは、 上記信号入力装置に複数の上記アナログ入力プラグがあ
    るときに、使用すべき上記アナログ入力プラグを上記ユ
    ーザに確認することを特徴とする請求項18に記載の通
    信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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