JP2003223086A - クリーニング機能付き画像形成装置 - Google Patents

クリーニング機能付き画像形成装置

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JP2003223086A
JP2003223086A JP2002021969A JP2002021969A JP2003223086A JP 2003223086 A JP2003223086 A JP 2003223086A JP 2002021969 A JP2002021969 A JP 2002021969A JP 2002021969 A JP2002021969 A JP 2002021969A JP 2003223086 A JP2003223086 A JP 2003223086A
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JP
Japan
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cleaning
image forming
image
residual toner
forming apparatus
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Application number
JP2002021969A
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English (en)
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Kazuhisa Maruyama
和久 丸山
Hideyuki Yano
秀幸 矢野
Hisahiro Saito
久弘 斎藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被転写材に画像を連続して形成してい
るとき、クリーニングシーケンスを実行する条件が成立
したとき、複数の被転写材の画像形成が終了してから、
上記シーケンスを実行して、画像処理時間が長くならな
いようにする。 【解決手段】 カラープリンタは、感光体ドラムに付着
した残存トナーを除去するクリーナと、静電搬送ベルト
上の残存トナーが感光体ドラムに付着するように転写ブ
レード5a,5b,5c,5dに印加されている極性バ
イアスの極性の変更制御をして、残存トナーが付着した
感光体ドラムを回転制御するクリーニングシーケンスを
実行可能な制御部23と、残存トナーを除去する条件が
成立したか否かを判定するクリーニング判定部32と、
を備え、制御部は、画像形成動作中に、クリーニング判
定手部が残存トナーの除去実行条件が成立したと判定し
たとき、画像形成動作が終了してから、クリーニングシ
ーケンスを実行するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被転写材担持体に
担持された被転写材に像担持体に担持されたトナー像
を、転写手段によって被転写材に転写して画像を形成す
る画像形成装置、特に、被転写材担持体に付着したトナ
ーを除去する機能を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた画像形成装
置の一例であるカラープリンタの普及にともない、カラ
ープリンタに対するカラー画像の高品質化、画像形成の
高速化等の要求が高まっている。この要求に応えるた
め、画像形成方式にいくつかの提案をされている。その
中でタンデム型のカラープリンタは、例えば、特開平0
9−288396号公報等に開示してあり、イエロー
(Y)トナー、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)ト
ナー、ブラック(Bk)トナーによる各色の画像を各色
に対応するドラム状の像坦持体に形成して、転写搬送ベ
ルトによって搬送される被転写材に、各色に対応する転
写手段によって像担持体のカラートナー像を順次転写し
て、最後に、カラートナー像を被転写材に定着するよう
になっている。
【0003】具体的なタンデム型のカラープリンタを図
7に示してある。カラープリンタ60の装置本体61の
右側面下部の被転写材カセット50にセットした被転写
材は、給紙ローラ51によって1枚ずつ取り出されて、
ロール対52,53によって画像形成部62に給送され
る。
【0004】画像形成部62は、被転写材を搬送するた
め複数の回転ローラ58,59によって被転写材搬送方
向(図の右から左方向)に扁平に張設された転写搬送ベ
ルト54の搬送面54aに対向して直線状に配設された
4個のドラム状の像担持体である感光体ドラム56a,
56b,56c,56d、それぞれの感光体ドラム56
a,56b,56c,56dの周面近傍を順次取り囲ん
だ帯電器63a,63b,63c,63d及び現像器6
4a,64b,64c,64d等で構成されている。転
写搬送ベルト54の搬送面54aを挟んで転写器65
a,65b,65c,65dを配設してある。転写搬送
ベルト54の最上流部には、転写搬送ベルト54に被転
写材を静電吸着させるため、バイアスを印加された吸着
ローラ55を配設してある。
【0005】そして、各現像器64a,64b,64
c,64dの匡体内には、被転写材の搬送方向の上流側
(図7の右側)からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収容
してある。
【0006】画像形成部62において、各色のトナーが
トナー像として、転写搬送ベルト54で搬送する被転写
材に順次転写されることによってカラー画像が形成され
る。この被転写材は、装置本体61の左側に配設した定
着器57によって搬送されながら画像を定着されて装置
本体61外に排出される。
【0007】転写搬送ベルト54の表面54aには、通
常、トナーが付着していない。しかし、ジャムが発生し
たときにトナーが付着することがある。また、非画像部
にトナーが付着することもある。さらに、転写搬送ベル
ト54上にレジストマークや濃度検出パターンをトナー
で直接形成して、これを検知するシステムの使用後にお
いて、転写搬送ベルト54上にトナーが付着していた。
これらのトナーを、総称して「残存トナー」という。
【0008】このように、カラープリンタ60は、転写
搬送ベルト54上に残存トナーが付着したまま、転写搬
送ベルト54で被転写材を搬送して、画像形成部62に
よって被転写材に画像を形成すると、被転写材の裏面に
転写搬送ベルト54上の残存トナーが付着して、被転写
材の裏面を汚すおそれがあった。
【0009】このような問題を対処するため、従来のタ
ンデム型のカラープリンタ60は、各プロセスステーシ
ョン(以後、転写搬送ベルト54の回転方向の上流方向
にあるプロセスステーションから順に「第1プロセスス
テーション」、「第2プロセスステーション」、「第3
プロセスステーション」、「第4プロセスステーショ
ン」と言う)の転写器65a,65b,65c,65d
に印加するバイアス極性を切り換えて、転写搬送ベルト
54上に付着している残存トナーを清掃している。
【0010】すなわち、従来のタンデム型のカラープリ
ンタ60は、例えば、第1プロセスステーションの転写
器65aにトナー極性とは反対の極性バイアスを、第2
プロセスステーションの転写器65bに正規の極性バイ
アスを、第3プロセスステーションの転写器65cに反
対の極性バイアスを、第4プロセスステーションの転写
器65dに正規の極性バイアスをそれぞれ印加すること
で、転写搬送ベルト54が略1回循環する短時間に転写
搬送ベルト54上のすべての極性の残存トナーを効率良
く感光体ドラム56a,56b,56c,56dを介し
て廃トナー容器に回収するようになっている。このよう
に、従来のカラープリンタは、クリーニングシーケンス
によって残存トナーを除去していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置は、クリーニングシーケンスを、ある特定の画像
形成周期毎に実行する必要があり、画像形成動作中に、
一旦、画像形成動作を中断してクリーニングシーケンス
を実行することがあった。このような場合、所望の数の
被転写材に画像形成を完了するまでに、クリーニングシ
ーケンス分だけ時間を余分に必要となり、その分、画像
形成処理時間が長くなるという問題点があった。
【0012】本発明は、複数の被転写材に画像を連続し
て形成しているとき、クリーニングシーケンスを実行す
る条件が成立したとき、複数の被転写材の画像形成が終
了してから、クリーニングシーケンスを実行して、クリ
ーニングシーケンスによって画像処理時間が長くならな
いようにしたクリーニング機能付き画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0013】本発明は、複数の被転写材に画像を連続し
て形成しているとき、クリーニングシーケンスを実行す
る条件が2回成立したとき、画像形成動作を中断して、
クリーニングシーケンスを実行して、クリーニングシー
ケンスによって画像処理時間が長くならないようにする
とともに、被転写材のトナー汚れを少なくしたクリーニ
ング機能付き画像形成装置を提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のクリーニング機能付き画像形成装置は、被転
写材担持体に担持された被転写材に像担持体に担持され
たトナー像を、転写手段によって前記被転写材に転写し
て画像を形成するようになっており、前記像担持体に付
着した残存トナーを除去するクリーナと、前記被転写材
担持体上の残存トナーが前記像担持体に付着するように
前記転写手段に印加されている極性バイアスの極性の変
更制御をして、前記残存トナーが付着した前記像担持体
を回転制御するクリーニングシーケンスを実行可能なク
リーニング制御手段と、前記残存トナーを除去する条件
が成立したか否かを判定するクリーニング判定手段と、
を備え、前記クリーニング制御手段は、画像形成動作中
に、前記クリーニング判定手段が前記残存トナーの除去
実行条件が成立したと判定したとき、前記画像形成動作
が終了してから、前記クリーニングシーケンスを実行す
るようになっている。
【0015】上記目的を達成するため、本発明のクリー
ニング機能付き画像形成装置は、被転写材担持体に担持
された被転写材に像担持体に担持されたトナー像を、転
写手段によって前記被転写材に転写して画像を形成する
ようになっており、前記像担持体に付着した残存トナー
を除去するクリーナと、前記被転写材担持体上の残存ト
ナーが前記像担持体に付着するように前記転写手段に印
加されている極性バイアスの極性の変更制御して、前記
残存トナーが付着した前記像担持体を回転制御するクリ
ーニングシーケンスを実行可能なクリーニング制御手段
と、前記残存トナーを除去する第1の条件が成立したか
否かを判定し、前記第1の条件が成立していると判定し
た場合、前記残存トナーを除去する第2の条件が成立し
たか否かの判定をするクリーニング判定手段と、を備
え、前記クリーニング制御手段は、画像形成動作中に前
記クリーニング判定手段が前記第1の条件が成立したと
判定してから前記第2の条件が成立する前に前記画像形
成動作が終了したとき、前記クリーニングシーケンスを
実行し、前記第1の条件が成立したと判定してから前記
第2の条件が成立したと判定したとき、画像形成動作が
継続中であるとき、前記画像形成動作を中止させて、前
記クリーニングシーケンスを実行するようになってい
る。
【0016】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記クリーニング判定手段は、トナー像が転写され
た被転写材の積算数が所定の数を超えたとき、前記残存
トナーを除去する条件が成立したと判定するようになっ
ている。
【0017】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記積算数は、前記クリーニング制御手段が前記ク
リーニングシーケンスを実行したとき、初期化されるよ
うになっている。
【0018】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記所定の数は、不揮発性メモリに記憶されるよう
になっている。
【0019】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置は、前記不揮発性メモリに記憶した所定の数を外部操
作によって入力変更する操作部を備えている。
【0020】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記クリーニング判定手段は、前記像担持体の積算
回転数が所定の回転数を超えたとき、前記残存トナーを
除去する条件が成立したと判定するようになっている。
【0021】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記積算回転数は、前記クリーニング制御手段が前
記クリーニングシーケンスを実行したとき、初期化され
るようになっている。
【0022】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記所定の回転数は、不揮発性メモリに記憶される
ようになっている。
【0023】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置は、前記不揮発性メモリに記憶した所定の回転数を外
部操作によって入力変更する操作部を備えている。
【0024】本発明のクリーニング機能付き画像形成装
置の前記像担持体は、共通の前記被転写材担持体に対し
て複数配列されている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の画像
形成装置であるカラープリンタを図に基づいて説明す
る。
【0026】図1は、カラープリンタ20の概略構成を
示す正面断面図である。
【0027】カラープリンタ20は、4個の感光体ドラ
ム(像担持体)1a,1b,1c,1d(以下、感光体
ドラムを総称する符号を「1」とする)を備えている。
それぞれの感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周囲
には、その回転方向にしたがって順に、感光体ドラム1
の表面を均一に帯電する帯電器2a,2b,2c,2d
(以下、帯電器を総称する符号を「2」とする)、画像
情報に基づいてレーザービームを照射し各感光体ドラム
1a,1b,1c,1d上の静電潜像を形成する露光器
3a,3b,3c,3d(以下、露光器を総称する符号
を「3」とする)、静電潜像にトナーを付着させてトナ
ー像として顕像化する現像器4a,4b,4c,4d
(以下、現像器を総称する符号を「4」とする)、感光
体ドラム1a,1b,1c,1d上のトナー像を被転写
材Pに転写させる転写ブレード5a,5b,5c,5d
(以下、転写ブレードを総称する符号を「5」とす
る)、転写後の感光体ドラム1a,1b,1c,1dの
表面に残った転写後トナーを除去するクリーナ6a,6
b,6c,6d(以下、クリーナを総称する符号を
「6」とする)等が配設されて、感光体ドラム1ととも
に、画像形成部22を構成している。
【0028】ここで、感光体ドラム1a,1b,1c,
1d、帯電手段2a,2b,2c,2d、現像手段4
a,4b,4c,4d、トナーを除去するクリーナ6
a,6b,6c,6dは、一体的にカートリッジ化され
て、プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7d(以
下、プロセスカートリッジを総称する符号を「7」とす
る)を形成し、装置本体21に対して着脱できるように
なっている。
【0029】後述する給送部8から給送された被転写材
Pは、静電搬送ベルト(被転写材担持体)9aを有する
搬送部9によって画像形成部22へ搬送され、各色トナ
ー像が順次転写されてカラー画像が記録される。その
後、被転写材Pは、定着器10でトナー像を定着されて
排出ローラ対11,11,12,12によって排出部1
3に排出される。
【0030】次に、各部の構成を説明する。
【0031】(給送部)給送部8は、給紙カセット8
a、カセットピックアップローラ8b、カセット搬送ロ
ーラ8c及びレジストローラ対8d,8d等で構成され
ている。
【0032】給紙カセット8aは、複数枚の被転写材P
を収納して、装置本体21内の底部に装填してある。カ
ラープリンタ20のプリント時には、給紙カセット8a
内の被転写材Pは、カセットピックアップローラ8bに
よって1枚ずつ分離搬送されて、カセット搬送ローラ8
c及びレジストローラ対8d,8dによって画像形成部
22まで搬送される。
【0033】給紙カセット8a内の被転写材Pの分離搬
送をするカセットピックアップローラ8bは、給送部8
にある不図示の給紙モータによりギア駆動列を介して行
われる。
【0034】(画像形成部の構成)像担持体としての感
光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有
機光導伝体層(OPC)を塗布して形成してある。感光
体ドラム1は、その両端部をフランジによって回転自在
に支持されている。感光体ドラム1の一方の端部は、不
図示の駆動モータから駆動力を受けて、時計周りに回転
駆動される。
【0035】帯電器2は、ローラ状に形成した導電性ロ
ーラである。この導電性ローラは、感光体ドラム1の表
面に当接されて、不図示の電源によって帯電バイアス電
圧を印加されることにより、感光体ドラム1の表面を一
様に帯電するようになっている。
【0036】露光器3は、ポリゴンミラーを有し、この
ポリゴンミラーにはレーザーダイオード(不図示)から
画像信号に対応する画像光が照射されるようになってい
る。
【0037】現像器4は、それぞれブラック、シアン、
マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収
納部4a1,4b1,4c1,4d1、感光体ドラム1
の表面に隣接して、不図示の駆動部により回転駆動され
るとともに、図示しない現像バイアス電源により現像バ
イアス電圧を印加されることによって現像を行う現像ロ
ーラ4a2,4b2,4c2,4d2等で構成されてい
る。
【0038】また、後述する静電搬送ベルト9aの内側
には、4個の感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対
向して静電搬送ベルト9aに当接する転写器(転写手
段)5a,5b,5c,5d(以下、転写器を総称する
符号を「5」とする)を併設してある。転写器5には、
不図示の転写バイアス用電源を接続してある。転写器5
は、正極性の電荷を、転写搬送ベルト9aを介して被転
写材Pに印加するようになっている。この電界によっ
て、感光体ドラム1に接触中の被転写材Pに、感光体ド
ラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写されて、カ
ラー画像が形成される。
【0039】(被転写材を搬送する構成)被転写材P
は、給送部8から搬送部9によってプリント領域に搬送
される。搬送部9を構成する静電搬送ベルト9aは、駆
動ローラ9bと従動ローラ9c,9d,9eに張架支持
されて、すべての感光体ドラム1a,1b,1c,1d
に対向して配設してある。駆動ローラ9bは、静電搬送
ベルト9aに対して滑ることなく、安定して回転する必
要がある。このため、駆動ローラ9bは、静電搬送ベル
ト9aに対して駆動グリップ性能及び耐久性を考慮し
て、金属ローラに厚さ約1mm程度の薄肉ゴム等を巻い
て形成してある。
【0040】静電搬送ベルト9aは、安定した駆動力を
受けて、感光体ドラム1に対向する外周面に被転写材P
を静電吸着して感光体ドラム1に被転写材を接触させる
ようにして、駆動ローラ9bによって循環する。これに
よって、被転写材は、静電搬送ベルト9aにより転写位
置まで搬送されて、感光体ドラム1上のトナー像を転写
される。
【0041】また、静電搬送ベルト9aの最上流位置に
は、この静電搬送ベルト9aとで被転写材を挟持して、
被転写材を静電搬送ベルト9aに吸着させる吸着ローラ
9fを配設してある。被転写材Pの搬送時に、吸着ロー
ラ9fに電圧を印加すると、吸着ローラ9fとこの吸着
ローラ9fに対向し、且つ接地された駆動ローラ9bと
の間に電界が形成されて、静電搬送ベルト9aと被転写
材との間に誘電分極が発生する。この誘電分極によっ
て、静電搬送ベルト9aと被転写材とに静電吸着力が生
じる。
【0042】(補助搬送構成)静電搬送ベルト9aで被
転写材Pを搬送するとき、被転写材Pは、補助部材によ
って静電搬送ベルト9aから剥がれないようになってい
る。この補助部材は、静電搬送ベルト9a上の被転写材
を担持する側にあって、後述するように静電搬送ベルト
9aを第2の位置へ移動させる移動手段としても機能す
るようになっている。
【0043】具体的には、静電搬送ベルト9aの表面側
には、従動回転可能な複数個の補助部材としての搬送補
助ローラ14を配設してある。この搬送補助ローラ14
は、不図示のカム機構によって図1に左右方向に一体的
に移動するようになっている。
【0044】そして、カラー記録を行う場合、搬送補助
ローラ14は図1において左へ退避して転写搬送ベルト
9aから離れている。一方、モノクロ記録を行う場合に
は、カム機構が動作して搬送補助ローラ14は右へ移動
して、静電搬送ベルト9aに当接するとともに、この静
電搬送ベルト9aを押し込む。これにより、静電搬送ベ
ルト9aは、ブラック感光体1dに当接したままである
が、他の感光体ドラム1a,1b,1cから離間するよ
うになっている。
【0045】(定着部)定着部10は、被転写材に熱及
び圧力を加えて被転写材上に形成したトナー像を定着す
るようになっている。定着ベルト10aは、電磁誘導発
熱層を有して円筒状に形成してある。定着ベルト10a
は、励磁コイルとT型の磁性コアとからなる磁場発生手
段を内蔵した不図示のベルトガイド部材にガイドされて
いる。
【0046】弾性加圧ローラ10bは、定着ベルト10
aを挟み不図示のベルトガイド部材と所定の圧接力をも
って所定幅のニップSを形成している。
【0047】弾性加圧ローラ10bが不図示の駆動源に
よって回転し、円筒状の定着ベルト10aも回転して、
不図示の励磁回路から励磁コイルへの給電によって定着
ベルト10aの電磁誘導発熱がなされる。定着部10の
ニップSが所定の温度に立ち上がって温調された状態に
おいて、画像形成部22から搬送されてきた被転写材P
が、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとのニッ
プSに画像面を上向き、すなわち、定着ベルト10aの
面に対向して導入されて、定着器10のニップSにおい
て挟持搬送されていく。そして、被転写材Pは、画像面
が定着ベルト10aの外面に密着した状態で、定着ベル
ト10aと一緒に定着部10のニップSを挟持搬送され
ていく。
【0048】この定着部10のニップSを被転写材が挟
持搬送されていく過程において、定着ベルト10aの電
磁誘導発熱によって、被転写材が加熱されて被転写材P
上の未定着トナー像が被転写材に加熱定着される。
【0049】(クリーニング動作)次に、静電搬送ベル
ト9a上に付着した残存トナーを除去する動作を説明す
る。静電搬送ベルト9aの表面には、通常、トナーが付
着していない。しかし、ジャムが発生したときにトナー
が付着することがある。また、非画像部にトナーが付着
することもある。さらに、静電搬送ベルト9a上にレジ
ストマークや濃度検出パターンをトナーで直接形成し
て、これを検知するシステムの使用後においても、静電
搬送ベルト9a上にトナーが付着している。
【0050】このように、静電搬送ベルト9a上に付着
した残存トナーは、制御部(制御手段)23(又は3
0)によって、転写器5に転写時とは逆極性あるいは同
じ極性のクリーニングバイアスを印加すると、感光体ド
ラム1に付着して、クリーナ6に回収されるようになっ
ている。
【0051】制御部23又は制御部30は、図2、図5
に示すように、転写ブレード5a,5b,5c,5dに
バイアス電圧を印加する転写バイアス電源33a,33
b,33c,33dを制御して、転写ブレード5a,5
b,5c,5dに印加する電圧の極性を変更するように
なっている。
【0052】(クリーニングシーケンス)残存トナーを
除去する一連の動作、すなわち、クリーニングシーケン
スについて説明する。なお、本実施形態ではトナーの帯
電極性を負とし、クリーニングバイアスは、正規極性を
約+1kV、反対極性を約−2kVとしている。また、
転写器5は、ブレードを有している。転写器5には、ブ
レードの代わりにローラやブラシ等を使用してもよい。
【0053】静電搬送ベルト9a上の残存トナーは、主
には、転写時の極性(負極)に帯電されているが、中に
は反対極性(正極)に反転してしまった残存トナーや無
極性の残存トナーも存在する。
【0054】まず、第1プロセスステーションにおい
て、制御部23(図2参照)は、転写器5aに、転写時
と同極性(正極)のクリーニングバイアスを印加して、
プリント時に反対極性(正極)になって残存したままま
のトナーを静電搬送ベルト9aから反発させて感光体ド
ラム1aに吸着させる。この結果、残存トナーは、プロ
セスカートリッジ7a内の廃トナー容器に回収される。
静電搬送ベルト9a上になおも残存しているトナーは、
感光体ドラム1aと転写器5aとの間の放電によって正
規極性(負極)に帯電される。
【0055】次に、第2プロセスステーションにおい
て、制御部23は、転写バイアス電源を切り換えて、転
写器5bに、転写時とは逆極性(負極)のクリーニング
バイアスを印加して、第1プロセスステーションで正規
極性(負極)に帯電した残存トナーを静電搬送ベルト9
aから反発させて第2プロセスステーションの感光体ド
ラム1bに吸着させる。この結果、正規極性(負極)に
帯電した残存トナーは、プロセスカートリッジ7b内の
廃トナー容器に回収される。
【0056】しかし、残存トナーの量が多い場合、正規
極性(負極)のトナーをすべて回収することは出来な
い。このため、回収されずに静電搬送ベルト9a上に残
ったトナーは、第2プロセスステーションを通過すると
き、正規の極性に対して反対の極性(正極)、もしくは
無極性、もしくは正規極性(負極)のままである。
【0057】第3プロセスステーションにおいて、制御
部23は、転写バイアス電源を切り換えて、転写器5c
に、転写時とは逆極性(負極)のクリーニングバイアス
を印加して、第2プロセスステーションで感光体ドラム
1bに吸着されなかった正規極性(負極)の残存トナー
を、静電搬送ベルト9aから反発させて第3プロセスス
テーションの感光体ドラム1cに吸着させる。
【0058】この結果、正規極性(負極)に帯電した残
存トナーは、プロセスカートリッジ7c内の廃トナー容
器に回収される。正規極性のトナーは略回収される。し
かし、反対極性(正極)、もしくは無極性、もしくは正
規極性(負極)であるが、帯電量が少なくて感光体ドラ
ム1cに吸着されなかった静電搬送ベルト9a上の残存
トナーは、反対極性(正極)に帯電される。
【0059】静電搬送ベルト9a上の残存トナーは、第
1乃至第3プロセスステーションで殆んど回収されてい
るため少なく、これらの残存トナーは反対極性(正極)
に帯電される。
【0060】さらに、第4プロセスステーションにおい
て、制御部23は、転写器5dに転写時と同極性(正
極)のクリーニングバイアスを印加して、第3プロセス
ステーションで感光体ドラム1cに吸着されなかった反
対極性(正極)のトナーを、第4プロセスステーション
の感光体ドラム1dに吸着させる。この結果、反対極性
(正極)に帯電した残存トナーは、プロセスカートリッ
ジ7d内の廃トナー容器に回収される。これによって、
静電搬送ベルト9a上の残存トナーを除去するトナーク
リーニングを完了する。
【0061】以上のように、第1から第4の各プロセス
ステーションの転写器5に印加するクリーニングバイア
スをトナーの帯電極性の正規極性クリーニングバイアス
とするプロセスステーションと反対極性とするプロセス
ステーションとを存在させることで、静電搬送ベルト9
a上の残存トナーを各プロセスカートリッジ内の廃トナ
ー容器に回収することができ、且つ、静電搬送ベルト9
aが略一周するのみで残存トナーを回収することができ
る。
【0062】タンデム方式カラープリンタ20の静電搬
送ベルト9a上の残存トナーの清掃をクリーニングバイ
アス方式で行うと、短時間(静電搬送ベルト9aが略一
周するのみ)で静電搬送ベルト9a上の残存トナーを回
収することができる。
【0063】また、静電搬送ベルト9aが複数回循環す
ることによる感光体ドラムの摩耗や、現像器中のトナー
の劣化を抑えることもできる。
【0064】複数枚の被転写材を連続してプリントして
いるとき、クリーニングシーケンスを実行する場合の、
実行条件判定動作をフローチャートに基づいて説明す
る。
【0065】図3は、クリーニングシーケンスを実行す
るか否かを判定するときの、フローチャートである。こ
のフローチャートによる処理は、連続してプリントする
場合における1枚のプリント動作終了毎に実行される。
【0066】カラープリンタ20は、最下流側に配設し
た感光体ドラム1dの通過をセンサ24(図1、図2参
照)が検知して1枚のプリント動作が終了した時点で、
クリーニング実行判定をするために累積プリント枚数を
カウントするカウンタ25(図2参照)のカウントを+
1増加する(S1000)。その後、このクリーニング
実行判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウント数
(判定用累積プリント数)Nと、あらかじめ決められて
いるクリーニング実行に必要なプリント数Aを記憶して
ある記憶部26のプリント枚数Aとを比較部27で比較
する(S1001)。比較した結果、実行判定用累積プ
リント枚数カウンタ25のカウント数Nと、クリーニン
グが必要なプリント数Aが等しい(N=A)場合には、
クリーニング実行要求フラグをセットする(S100
2)。記憶部26には、不揮発性メモリが使用されてい
る。
【0067】センサ24、カウンタ25、記憶部26、
比較部27等は、クリーニング判定部(クリーニング判
定手段)32を構成している。センサ24、カウンタ2
5、記憶部26、比較部27、制御部23等は、CPU
35に組み込まれている。
【0068】図4は、カラープリンタ20(図1参照)
が一連のプリント動作を終了したとき、クリーニングシ
ーケンスを実行するか否かを判定するフローチャートの
図である。このフローチャートによる処理は、全プリン
ト動作が終了し、カラープリンタ20を停止する前に実
行される。
【0069】カラープリンタ20(図1参照)は、全プ
リント動作を終了して、プリント動作を停止する時点
で、まず、図3の(S1002)におけるクリーニング
実行要求フラグがセットされているか否かを判定する
(S1100)。
【0070】クリーニング実行要求フラグがセットされ
ている場合、制御部23は、カラープリンタを停止せず
に、クリーニング動作を実行する(S1101)。さら
に、クリーニングシーケンス実行後、制御部23は、ク
リーニング実行判定用累積プリント枚数カウンタ25の
カウント数を初期値に戻す(S1102)。その後、制
御部23は、カラープリンタ停止処理を実行し、カラー
プリンタ20を停止させる(S1103)。
【0071】図3のクリーニング実行要求フラグがセッ
トされているか否かの判定(S1100)において、ク
リーニング実行要求フラグがセットされていなかった場
合、制御部23は、そのままカラープリント動作の停止
処理を実行し、カラープリンタ20を停止させる(S1
103)。
【0072】(他の実施形態)複数枚の被転写材を連続
してプリントしているとき、クリーニングシーケンスを
実行する場合の、他の実施形態の実行条件判定動作をフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0073】図6は、連続したプリント動作を実行中
に、クリーニングシーケンスを実行するか否かを判定す
るときの、フローチャートである。このフローチャート
による処理は、連続プリント動作における1枚のプリン
ト動作終了毎に実行される。
【0074】カラープリンタは、1枚の被転写材のプリ
ント動作が終了した時点で、まず、クリーニング実行判
定をするために累積プリント枚数をカウントするカウン
タ25(図5参照)のカウントを+1増加する(S12
00)。その後、クリーニング実行要求フラグがセット
されているか否かを判定する(S1201)。この時点
で、クリーニング実行要求フラグがセットされている場
合は、すでにクリーニングの実行を必要な条件1が成立
していることを示している。
【0075】S1201において、クリーニング実行要
求フラグがセットされていない場合は、その後、クリー
ニング実行判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウ
ント数(判定用累積プリント数)Nと、あらかじめ決め
られているクリーニングが必要な条件1のプリント数A
1を記憶してある記憶部29のプリント数A1とを比較
器27で比較する(S1202)。比較した結果、実行
判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウント数N
と、クリーニングが必要な条件1のプリント数A1が等
しい(N=A1)場合には、クリーニング実行要求フラ
グをセットする(S1204)。
【0076】この状態のまま、カラープリンタ20が、
全プリント動作を終了した場合、第1実施形態で示した
図4のフローチャートに従って、カラープリンタを停止
する時点で、クリーニングシーケンスを実行する(S1
101)。
【0077】S1201において、クリーニング実行要
求フラグがセットされている場合、その後、クリーニン
グ実行判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウント
数Nと、記憶部26に記憶してあるあらかじめ決められ
ているクリーニングが必要な条件2のプリント数A2と
を比較器27で比較する(S1203)。比較した結
果、実行判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウン
ト数Nと、クリーニングが必要な条件2のプリント数A
2が等しい(N=A2)場合には、制御部(クリーニン
グ制御手段)30がプリント動作を中断して、クリーニ
ングシーケンスを実行する(S1205)。さらに、制
御部30は、クリーニングシーケンス実行後、クリーニ
ング実行判定用累積プリント枚数カウンタ25のカウン
ト数を初期値に戻す(S1206)。その後、連続した
プリント動作を再開する。
【0078】以上の説明において、所定の値Nは、装置
本体21(図1参照)に設けた操作パネル(操作部)3
1からユーザによって入力されたり、変更されたりする
ようになっている。
【0079】センサ24、カウンタ25、記憶部29、
比較部27等は、クリーニング判定部(クリーニング判
定手段)34を構成している。センサ24、カウンタ2
5、記憶部29、比較部27、制御部30等は、CPU
36に組み込まれている。
【0080】なお、以上の実施形態のカラープリンタ
は、被転写材の枚数によって、残存トナーを除去する条
件が成立しているか否かを判定しているが、像担持体の
回転数を検知して、積算回転数が所定の回転数を超えた
とき、残存トナーを除去する条件が成立したと判定する
ようにしても良い。この場合、積算回転数も、クリーニ
ングシーケンスを実行したとき、初期化されるようにな
っている。さらに、上記所定の回転数は、不揮発性メモ
リに記憶されるようになっている。また、不揮発性メモ
リに記憶した所定の回転数は、外部操作によって入力変
更できるようになっている。
【0081】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、複数枚の被転
写材に画像を形成しているとき、被転写材担持体に付着
している残存トナーを除去する必要が生じたとき、その
残存トナーを除去するクリーニングシーケンスを、画像
形成動作終了時に実行するようになっているので、画像
形成動作中に画像形成動作を一旦中止して、クリーニン
グシーケンスを実行していた従来の画像形成装置より
も、複数枚の被転写材の画像処理時間を不必要に長くす
ることがなくなり、画像形成能率を向上させることがで
きる。
【0082】本発明の画像形成装置は、複数枚の被転写
材に画像を形成しているとき、被転写材担持体に付着し
ている残存トナーを除去する必要が生じたとき、その残
存トナーを除去するクリーニングシーケンスを、画像形
成動作中に最大限の実行間隔を設定してクリーニングを
実行するようになっているので、画像形成動作中に画像
形成動作を一旦中止して、クリーニングシーケンスを実
行していた従来の画像形成装置よりも、複数枚の被転写
材の画像処理時間を不必要に長くすることがなくなり、
画像形成能率を向上させることができる。また、画像品
質を安定させて、被転写材に高品質画像を長期間形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置である、カラ
−プリンタの概略構成を示す正面断面図である。
【図2】図1のカラープリンタの制御ブロック図であ
る。
【図3】図1に示した、カラープリンタが一連のプリン
ト動作を終了したときのクリーニングシーケンスを実行
するか否かを判定するフローチャートの図である。
【図4】クリーニングシーケンスを実行するか否かを判
定するときの、フローチャートである。
【図5】他の実施形態の制御ブロック図である。
【図6】連続したプリント動作を実行中に、クリーニン
グシーケンスを実行するか否かを判定するときの、他の
実施形態のフローチャートである。
【図7】従来例のタンデム型画像形成装置であるカラー
プリンタの概略正面断面図である。
【符号の説明】
P 被転写材 S ニップ 1(1a,1b,1c,1d) 感光体ドラム(像
担持体) 2(2a,2b,2c,2d) 帯電器 3(3a,3b,3c,3d) 露光器 4(4a,4b,4c,4d) 現像器 4a1,4b1,4c1,4d1 トナー収納部 4a2,4b2,4c2,4d2 現像ローラ 5(5a,5b,5c,5d)転写ブレード(転写手
段) 6(6a,6b,6c,6d) クリーナ 7(7a,7b,7c,7d) プロセスカートリ
ッジ 8 給送部 9 搬送部 9a 静電搬送ベルト(被転写材担持体) 10 定着器 13 排出部 20 カラープリンタ(画像形成装置) 21 装置本体 22 画像形成部 23 制御部(クリーニング制御手段) 24 センサ 25 クリーニング実行判定用累積プリント枚数カ
ウンタ 26 記憶部 27 比較部 29 記憶部 30 制御部(クリーニング制御手段) 31 操作パネル(操作部) 32 クリーニング判定部(クリーニング判定手
段) 33a,33b,33c,33d 転写バイアス電
源 34 クリーニング判定部(クリーニング判定手
段) 35 CPU 36 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 久弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA45 DE07 EA03 EB06 EC06 EC18 ED24 ED27 EE08 EF11 EJ08 2H030 AB02 AD03 AD05 BB02 BB44 BB54 2H134 GA01 GA10 GB02 HD00 HF14 JA05 KA28 KC10 KF04 KG04 KH01 KJ02 2H200 GA12 GA23 GA34 GA44 GA47 GB12 GB22 HA02 HB12 HB14 HB22 JA02 JA29 JB06 JB16 JB26 JB32 JB33 JB42 LB03 LB18 LB39 PA02 PA18 PB33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写材担持体に担持された被転写材に
    像担持体に担持されたトナー像を、転写手段によって前
    記被転写材に転写して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記像担持体に付着した残存トナーを除去するクリーナ
    と、 前記被転写材担持体上の残存トナーが前記像担持体に付
    着するように前記転写手段に印加されている極性バイア
    スの極性の変更制御をして、前記残存トナーが付着した
    前記像担持体を回転制御するクリーニングシーケンスを
    実行可能なクリーニング制御手段と、 前記残存トナーを除去する条件が成立したか否かを判定
    するクリーニング判定手段と、を備え、 前記クリーニング制御手段は、画像形成動作中に、前記
    クリーニング判定手段が前記残存トナーの除去実行条件
    が成立したと判定したとき、前記画像形成動作が終了し
    てから、前記クリーニングシーケンスを実行することを
    特徴とするクリーニング機能付き画像形成装置。
  2. 【請求項2】 被転写材担持体に担持された被転写材に
    像担持体に担持されたトナー像を、転写手段によって前
    記被転写材に転写して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記像担持体に付着した残存トナーを除去するクリーナ
    と、 前記被転写材担持体上の残存トナーが前記像担持体に付
    着するように前記転写手段に印加されている極性バイア
    スの極性の変更制御して、前記残存トナーが付着した前
    記像担持体を回転制御するクリーニングシーケンスを実
    行可能なクリーニング制御手段と、 前記残存トナーを除去する第1の条件が成立したか否か
    を判定し、前記第1の条件が成立していると判定した場
    合、前記残存トナーを除去する第2の条件が成立したか
    否かの判定をするクリーニング判定手段と、を備え、 前記クリーニング制御手段は、画像形成動作中に前記ク
    リーニング判定手段が前記第1の条件が成立したと判定
    してから前記第2の条件が成立する前に前記画像形成動
    作が終了したとき、前記クリーニングシーケンスを実行
    し、前記第1の条件が成立したと判定してから前記第2
    の条件が成立したと判定したとき、画像形成動作が継続
    中であるとき、前記画像形成動作を中止させて、前記ク
    リーニングシーケンスを実行することを特徴とするクリ
    ーニング機能付き画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング判定手段は、トナー像
    が転写された被転写材の積算数が所定の数を超えたと
    き、前記残存トナーを除去する条件が成立したと判定す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニン
    グ機能付き画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記積算数は、前記クリーニング制御手
    段が前記クリーニングシーケンスを実行したとき、初期
    化されることを特徴とする請求項3に記載のクリーニン
    グ機能付き画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の数は、不揮発性メモリに記憶
    されることを特徴とする請求項3に記載のクリーニング
    機能付き画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性メモリに記憶した所定の数
    を外部操作によって入力変更する操作部を備えたことを
    特徴とする請求項5に記載のクリーニング機能付き画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記クリーニング判定手段は、前記像担
    持体の積算回転数が所定の回転数を超えたとき、前記残
    存トナーを除去する条件が成立したと判定することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング機能付き
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記積算回転数は、前記クリーニング制
    御手段が前記クリーニングシーケンスを実行したとき、
    初期化されることを特徴とする請求項7に記載のクリー
    ニング機能付き画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の回転数は、不揮発性メモリに
    記憶されることを特徴とする請求項7に記載のクリーニ
    ング機能付き画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記不揮発性メモリに記憶した所定の
    回転数を外部操作によって入力変更する操作部を備えた
    ことを特徴とする請求項9に記載のクリーニング機能付
    き画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体は、共通の前記被転写材
    担持体に対して複数配列されていることを特徴とする請
    求項1に記載のクリーニング機能付き画像形成装置。
JP2002021969A 2002-01-30 2002-01-30 クリーニング機能付き画像形成装置 Pending JP2003223086A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401208C (zh) * 2003-12-02 2008-07-09 夏普株式会社 转印装置和图像形成装置
JP2010113041A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2010276766A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012155024A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム

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