JP2002014498A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002014498A
JP2002014498A JP2000196478A JP2000196478A JP2002014498A JP 2002014498 A JP2002014498 A JP 2002014498A JP 2000196478 A JP2000196478 A JP 2000196478A JP 2000196478 A JP2000196478 A JP 2000196478A JP 2002014498 A JP2002014498 A JP 2002014498A
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Akihiko Uchiyama
明彦 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄なトナーの消費やユーザーを無駄に待た
せることなく、常に高画質の画像を得ることの出来る画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置の初期化開始時に、トナー画像の濃
度調整が必要か否かを判断して画像濃度制御手段の実行
の有無を制御し、その後、画像形成手段による画像形成
が実行可能な状態となるように制御するCPU28を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等の記録媒
体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、
プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置として、た
とえば、カラー画像形成装置であるプリンタAの概略構
成を図5に示す。
【0003】図5においてプリンタAはプリンタエンジ
ンBとビデオコントローラCとから構成される。また、
FはプリンタAに接続されるホストコンピュータであ
り、アプリケーションソフトウェア等により作成された
画像情報をコマンドまたはデータとしてプリンタAに送
る。プリンタAに送られた画像情報はまずビデオコント
ローラCで処理される。
【0004】ビデオコントローラC内の31はビデオコ
ントローラCを制御するCPUで、32はCPUが実行
するプログラムや各種データが格納されたROM、33
は作業用のメモリとして使われるRAMである。
【0005】34はレッド、グリーン、ブルーのRGB
データをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのYM
CBkのデータへと変換する色変換部である。この色変
換は一般にカラーマスキング処理と呼ばれ行列演算やル
ックアップテーブル等を用いた処理が行われる。
【0006】ビデオコントローラCに入力された画像情
報はCPU31によって解釈されプリンタエンジンBに
適した形式でバッファメモリ35に格納される。この時
画像情報がRGBデータの場合には色変換部34によっ
てカラーマスキング処理を行ってYMCBkデータへの
変換を行い、モノクロやYMCBkのデータの場合には
必要に応じて濃度調整等の処理を行う。
【0007】このバッファメモリ35に格納された画像
情報は所定のタイミングでプリンタエンジンBに送られ
る。
【0008】次に、プリンタエンジンBの動作を説明す
る。プリンタエンジンBは制御部Dとエンジン部Eとか
ら構成されており制御部D内の28はエンジン部Eを制
御するCPUで、29はCPUが実行するプログラムや
各種データが格納されたROM、30は作業用のメモリ
として使われるRAMである。また、CPU28は信号
線36を使ってビデオコントローラC内のCPU31と
互いに通信を行うことが出来る。
【0009】一方、エンジン部Eの内には画像形成手段
が備えられ、すなわち、像担持体としての感光ドラム
1、ローラ帯電器2が配置され、更に感光ドラム1の左
辺には、現像手段として複数個の着脱可能なマゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックの現像カートリッジ4m,
4c,4y,4kを回転可能の支持体3が担持してい
る。感光ドラム1の下方にはローラ25a,25b,2
5cによって張架された中間転写体5が配置される。
【0010】エンジン部の上方には、露光装置を構成す
るレーザダイオード7、高速モーター8によって回転駆
動される多面鏡9、レンズ10、及び折り返しミラー1
1が配置される。
【0011】上記構成において、CPU28はビデオコ
ントローラCからの画像形成開始の合図に合わせて多面
鏡9の回転などの所定の前準備動作を開始し続いて画像
形成手段による画像形成を行う。
【0012】画像データとしてM,C,Y,Bkの面順
次のデータが送られてくるので、まずレーザドライバ1
2にはMの画像データが送られる。そして、レーザドラ
イバ12はレーザダイオード7を発光させその光は光路
13を通って感光ドラム1に照射され、潜像が形成され
る。更に感光ドラム1が矢印方向に進むと、この潜像は
現像カートリッジ4mによって可視化される。
【0013】中間転写体5は感光ドラム1と略同速で矢
印方向に回転しており、感光ドラム1上に形成担持され
たトナー画像はバイアス印加された一次転写ローラ14
によって中間転写体5の外周面に一次転写される。
【0014】引き続き以上の行程をC,Y,Bkについ
て行うことによって中間転写体5上には複数色のトナー
像が形成される。
【0015】一方、転写材カセット15に積載されてい
る転写材Pは、半月給紙ローラ16によりピックアップ
されシート材分離ローラ17によって一枚ごとに分離さ
れて、搬送ローラ18によってレジ前ガイド19に沿っ
てレジストローラ20に搬送される。
【0016】そして、レジストローラ20まで給紙され
た転写材Pは中間転写体上の画像と同期して送り出さ
れ、バイアス印加された二次転写ローラ21によって中
間転写体上のトナー像が転写される。
【0017】更に転写材Pは、搬送ベルト22によって
定着手段としての定着装置23まで搬送され溶融固着さ
れることによりカラー画像が得られる。定着装置23を
通ったカラー画像は排紙フラッパ26により向きを変え
られて所定の排紙トレーに導かれる。
【0018】中間転写体5上の転写残トナーは中間転写
体クリーナー24により清掃される。感光ドラム1上に
残留したトナーはファーブラシ、ブレード手段等のクリ
ーニング装置6によって清掃される。
【0019】また、27は画像濃度制御手段としての濃
度センサである。一般に、電子写真方式のカラー画像形
成装置は、使用する環境の変化、プリント枚数等の諸条
件によって、画像濃度が変動すると、本来の正しい色調
が得られなくなってしまう。
【0020】そこで、各色のトナーで濃度検知用トナー
像(パッチ)を感光ドラム1上に試験的にそれぞれ形成
し、それらの濃度を濃度センサ27で検知し、これを露
光量、現像バイアス等の画像形成条件にフィードバック
する画像濃度制御を行うことで安定した画像を得てい
る。
【0021】濃度センサ27は図6に示すように、LE
Dなどの発光素子271、フォトダイオード、CdSな
どの受光素子272、及びホルダー273からなってい
て、感光ドラム1上に形成されたパッチTに対し発光素
子271からの光を照射し、そこからの反射光を受光素
子272で受けることによりパッチTの濃度を測定す
る。
【0022】この画像濃度制御はジャム処理または感光
ドラムや現像カートリッジ等の交換をして画像形成装置
のドアを閉めた後や、画像形成装置本体の電源投入後、
所定の印字枚数、環境変化やユーザーの指示等によって
行われ、これにより常に安定した色調の画像を得ること
ができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0024】上述したようなプリンタにおいてホストコ
ンピュータ側のプリンタドライバのバグや外部からのノ
イズによりビデオコントローラに不正な信号が入力され
るとCPU28が誤動作を起こしてプリンタがハングア
ップしたり正常な動作ができなくなることがまれにあ
る。
【0025】このような場合通常はプリンタの電源を一
度遮断した後再び投入して復帰することになる。
【0026】ところがこのような場合、感光ドラムや現
像カートリッジさらにはプリンタを取り巻く環境などに
は一切変化はないにも関わらず電源が投入されたという
ことで画像濃度制御が行われる。
【0027】このような状況においては画像濃度制御の
結果は電源の遮断前とほとんど変わることはないので画
像濃度制御に使われるトナーが無駄になってしまう。さ
らに、画像濃度制御にかかる時間も無視できるものでは
ないのでユーザーを無駄に待たせることになってしま
う。
【0028】このような状況は、なんらかのはずみでユ
ーザーがプリンタのドアを開けてしまってすぐに閉めた
場合にも同様に起こることである。ここでドアとは、画
像形成装置の内部にある感光ドラムや現像カートリッジ
等のユニットや部品を交換したり、残留ジャム紙を取り
除くために開けられるドアを指す。
【0029】そしてドアの開閉は利用者に対する安全性
の確保や感光ドラムや現像カートリッジの交換を積極的
に認識するために画像形成装置の一部あるいは全部の電
源をOFF/ONするスイッチと連動している。
【0030】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、無駄
なトナーの消費やユーザーを無駄に待たせることなく、
常に高画質の画像を得ることの出来る画像形成装置を提
供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体上に形成された静電潜像
を現像して得られたトナー画像をシートに転写する画像
形成手段と、前記トナー画像の濃度を調整制御する画像
濃度制御手段と、を備えた画像形成装置において、装置
の初期化開始時に、前記トナー画像の濃度調整が必要か
否かを判断して前記画像濃度制御手段の実行の有無を制
御し、その後、前記画像形成手段による画像形成が実行
可能な状態となるように制御する制御手段を備えること
を特徴とする。
【0032】前記装置の初期化開始時とは、装置本体の
電源がONとなった場合であるか、または、前記画像形
成手段により画像形成が実行可能な状態において開閉動
作が装置本体の電源のOFF/ONに連動するように設
けられたドアが、閉められた場合であることも好適であ
る。
【0033】前記制御手段は、装置本体の電源が遮断さ
れた後に再起動された場合の、該電源遮断時から再起動
時までの時間か、または、前記ドアの開閉動作が行われ
た場合に、該ドアが開けられてから閉められるまでの時
間に基づいて、前記トナー画像の濃度調整が必要か否か
を判断して、前記画像濃度制御手段の実行の有無を制御
することも好適である。
【0034】前記時間を計測する計測手段を備え、前記
制御手段は、前記計測手段により計測された時間に基づ
いて、前記トナー画像の濃度調整が必要か否かを判断し
て、前記画像濃度制御手段の実行の有無を制御すること
も好適である。
【0035】未定着のトナー画像をシートに加熱定着さ
せる定着手段の温度を検出する温度検出手段を備え、前
記制御手段は、装置本体の電源が遮断された後に再起動
された場合の、該電源遮断時から再起動時までの前記温
度検出手段により検出される温度変化か、または、前記
ドアの開閉動作が行われた場合に、該ドアが開けられて
から閉められるまでの前記温度検出手段により検出され
る温度変化に基づいて、前記トナー画像の濃度調整が必
要か否かを判断して、前記画像濃度制御手段の実行の有
無を制御することも好適である。
【0036】前記制御手段は、前記温度検出手段により
検出された前記定着手段の温度変化に基づいて、装置本
体の電源が遮断された後に再起動された場合の、該電源
遮断時から再起動時までの時間か、または、前記ドアの
開閉動作が行われた場合に、該ドアが開けられてから閉
められるまでの時間を算出して、その算出した時間に基
づいて、前記トナー画像の濃度調整が必要か否かを判断
して、前記画像濃度制御手段の実行の有無を制御するこ
とも好適である。
【0037】前記制御手段は、前記時間が所定の時間内
の場合には、前記画像濃度制御手段が実行しないように
制御し、前記時間が所定の時間以上の場合には、前記画
像濃度制御手段が実行するように制御することも好適で
ある。
【0038】像担持体上に形成された静電潜像を現像す
る現像手段を複数備えることも好適である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0040】(実施の形態1)図1〜図2を参照して、
実施の形態1に係る画像形成装置について説明する。な
お、従来技術の項で説明した構成と同様の構成部分につ
いては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0041】図1に示すように本実施の形態では、制御
部D内にバックアップバッテリ37で電源遮断時にも動
作する計測手段としてのタイマ38と不揮発性のRAM
39を内蔵した。
【0042】このタイマ38は画像形成装置の、画像形
成手段により画像形成が実行可能な状態であるプリント
スタンバイ中には所定の時間Td(例えば10秒)が設
定されている。そして、画像形成装置の電源が遮断され
たり画像形成装置のドアが開けられた時にバックアップ
バッテリ37を使ってカウントダウンを行い画像形成装
置の電源投入または画像形成装置のドアを閉じるとカウ
ントダウンを停止しカウント値を保持するように構成さ
れている(0より先のカウントダウンは0のままにな
る)。
【0043】この構成において、次に図1、図2を用い
て本実施の形態の画像形成装置の動作を説明する。
【0044】まず、画像形成装置の電源投入または画像
形成装置のドアが閉められると(S21)、制御手段と
してのCPU28はタイマ38からカウント値tを読み
出す(S22)。この時タイマ38のカウント値はその
まま保持されプリントスタンバイになる前に電源遮断や
ドアが開けられれば保持したカウント値から再びカウン
トダウンが行われる。
【0045】次に、CPU28はカウント値tが0にな
っていないか調べる(S23)。
【0046】tが0になっているということは所定の時
間が経過しているということになる。そして0になって
いた場合にはRAM30内に設けたモードフラグfを立
て(S24)、0でなかった場合にはモードフラグfを
下げる(S25)。
【0047】そして、CPU28はエンジン部Eの初期
化動作を行う(S26)。この初期化動作時には最初に
残留ジャム紙の有無やトナーの有無、感光ドラムの寿命
等の画像形成装置の異常がチェックされ(S27)、異
常があった場合には画像形成装置本体のパネルやホスト
コンピュータに画像形成装置の異常を示して(S2
8)、初期化動作を中断する(S29)。初期化動作を
中断された画像形成装置はジャム紙の除去や現像カート
リッジの交換、感光ドラムの交換等のしかるべき処置の
後再びSTARTに戻る。
【0048】異常が無かった場合には初期化動作終了後
に感光ドラムまたは現像カートリッジが交換されていな
いか調べ(S210)、交換されていた場合には画像濃
度制御を行う(S211)。
【0049】そして、画像濃度制御で得られた画像形成
条件(ここでは現像バイアス)のデータは不揮発性のR
AM38に格納され(S212)、プリントスタンバイ
となる(S213)。
【0050】一方、感光ドラムや現像カートリッジの交
換が行われていなかった場合にはモード判定に移る(S
214)。
【0051】ここでモードフラグfが立っていた場合に
はS211、S212を経てプリントスタンバイとなる
(S213)。一方、モードフラグfが下がっていた場
合には画像濃度制御を行う必要はないと判断しプリント
スタンバイとなる(S213)。プリントスタンバイに
なるとタイマ38にはTdが設定される(S215)。
【0052】そして、プリントスタンバイになると画像
形成装置は次回画像濃度制御が行われるまでは不揮発性
のRAM38に格納された画像形成条件を用いて画像形
成を行う。
【0053】また、不揮発性RAMに格納されたデータ
は電源遮断でも保持されるが何らかの理由で内容が破壊
されることも起こりえる。この時モード判定で画像濃度
制御不要と判定されると不適切な画像形成条件が使われ
てしまうことになる。
【0054】そこで、不揮発性RAM38に画像形成条
件を格納する時は格納する領域を複数箇所用意してそれ
ぞれの領域に同様の画像形成条件を格納しておく。そし
て、モード判定で画像濃度制御不要と判定された後に不
揮発性RAM内の複数箇所に格納された画像形成条件を
読み出しそれぞれの条件が同一であるか比較して同一の
場合はデータの破壊は無かったと判断して画像濃度制御
は行わず、相違があった場合にはデータの破壊があった
と判断し画像濃度制御を行うようにしてもよい。
【0055】以上説明したように、本実施の形態では計
測手段としてのタイマを使って画像形成装置の電源が遮
断されていた時間、または、ドアが開けられていた時間
を測定することにより無駄なトナーの消費やユーザーを
無駄に待たせることなく常に高画質の画像を得ることの
出来るカラー画像形成装置を提供することができる。
【0056】(実施の形態2)図3〜図4には、実施の
形態2が示されている。なお、実施の形態1と同様の構
成部分については同一の符号を付して、その説明は省略
する。
【0057】図3に示すように一般に定着手段としてロ
ーラ式の加熱定着装置を用いた画像形成装置では定着装
置の温度調整を行うためにローラ表面に温度検出手段と
してのサーミスタ40が配置されローラ表面の温度をモ
ニタしている。
【0058】この定着装置は、プリントスタンバイ状態
から電源遮断、または、ドアが開くと温度調節が停止し
ローラ表面は時間経過とともに図4のような温度低下を
示す。したがって、CPU28は、画像形成装置の電源
投入時、または、ドアを閉めた時にサーミスタ40を使
って定着装置のローラ表面温度を測定することにより電
源が遮断されていた時間、または、ドアが開いていた時
間を算出することができる。
【0059】すなわち、CPU28は、ローラ表面温度
が所定の温度より低い場合は、時間が十分経っていると
判断して初期化動作に続いて画像濃度制御を行い、所定
の温度以上の場合には、画像濃度制御をする必要はない
と判断することにより、無駄なトナーの消費やユーザー
を無駄に待たせることなく常に高画質の画像を得られる
カラー画像形成装置を提供することができる。
【0060】なお、本発明にかかる画像形成装置は上記
実施の形態に限定するものではなく、その要旨の範囲で
種々に変更可能である。例えば、時間の測定方法はタイ
マや定着器の温度変化測定以外にも所定量充電しておい
たコンデンサの放電量を用いたりしてもよく、時間では
なく定着器の温度変化等に基づいて制御してもよい。
【0061】また、上記各実施の形態では一つの感光ド
ラムに対して複数の現像器を持つ中間転写体方式のカラ
ー画像形成装置について説明してきたが、感光ドラム上
のトナー像を転写材へ複数回直接転写する多重転写方式
のカラー画像形成装置や、さらには複数の感光ドラムと
現像器とを持つタンデム方式と言われるカラー画像形成
装置等の他の方式の画像形成装置や画像濃度制御を行う
モノクロの画像形成装置にも適用できるし、電子写真以
外の画像形成装置にも適用できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置の初期化開始時に、トナー画像の濃度調整が必要か
否かを判断して画像濃度制御手段の実行の有無を制御
し、その後、画像形成手段による画像形成が実行可能な
状態となるように制御する制御手段を備えることによ
り、無駄なトナーの消費やユーザーを無駄に待たせるこ
となく、常に高画質の画像を得ることの出来る画像形成
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1のフローチャートを示
す。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図4】加熱定着装置の加熱停止後の時間経過対ローラ
表面温度を示す。
【図5】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図6】濃度センサを示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 ローラ帯電器 3 支持体 4m,4c,4y,4k 現像カートリッジ 5 中間転写体 6 クリーニング装置 7 レーザダイオード 8 高速モーター 9 多面鏡 10 レンズ 11 ミラー 12 レーザドライバ 13 光路 14 一次転写ローラ 15 転写材カセット 16 半月給紙ローラ 17 シート材分離ローラ 18 搬送ローラ 19 レジ前ガイド 20 レジストローラ 21 二次転写ローラ 22 搬送ベルト 23 定着装置 24 中間転写体クリーナー 25a,25b,25c ローラ 26 排紙フラッパ 27 濃度センサ 271 発光素子 272 受光素子 273 ホルダー 36 信号線 37 バックアップバッテリ 38 タイマ 40 サーミスタ A プリンタ B プリンタエンジン C ビデオコントローラ D 制御部 E エンジン部 F ホストコンピュータ P 転写材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像を現像し
    て得られたトナー画像をシートに転写する画像形成手段
    と、 前記トナー画像の濃度を調整制御する画像濃度制御手段
    と、 を備えた画像形成装置において、 装置の初期化開始時に、前記トナー画像の濃度調整が必
    要か否かを判断して前記画像濃度制御手段の実行の有無
    を制御し、 その後、前記画像形成手段による画像形成が実行可能な
    状態となるように制御する制御手段を備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記装置の初期化開始時とは、装置本体の
    電源がONとなった場合であるか、または、前記画像形
    成手段により画像形成が実行可能な状態において開閉動
    作が装置本体の電源のOFF/ONに連動するように設
    けられたドアが、閉められた場合であることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、 装置本体の電源が遮断された後に再起動された場合の、
    該電源遮断時から再起動時までの時間か、または、 前記ドアの開閉動作が行われた場合に、該ドアが開けら
    れてから閉められるまでの時間に基づいて、前記トナー
    画像の濃度調整が必要か否かを判断して、前記画像濃度
    制御手段の実行の有無を制御することを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記時間を計測する計測手段を備え、 前記制御手段は、前記計測手段により計測された時間に
    基づいて、前記トナー画像の濃度調整が必要か否かを判
    断して、前記画像濃度制御手段の実行の有無を制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】未定着のトナー画像をシートに加熱定着さ
    せる定着手段の温度を検出する温度検出手段を備え、 前記制御手段は、 装置本体の電源が遮断された後に再起動された場合の、
    該電源遮断時から再起動時までの前記温度検出手段によ
    り検出される温度変化か、または、 前記ドアの開閉動作が行われた場合に、該ドアが開けら
    れてから閉められるまでの前記温度検出手段により検出
    される温度変化に基づいて、前記トナー画像の濃度調整
    が必要か否かを判断して、前記画像濃度制御手段の実行
    の有無を制御することを特徴とする請求項2に記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記温度検出手段により
    検出された前記定着手段の温度変化に基づいて、 装置本体の電源が遮断された後に再起動された場合の、
    該電源遮断時から再起動時までの時間か、または、 前記ドアの開閉動作が行われた場合に、該ドアが開けら
    れてから閉められるまでの時間を算出して、 その算出した時間に基づいて、前記トナー画像の濃度調
    整が必要か否かを判断して、前記画像濃度制御手段の実
    行の有無を制御することを特徴とする請求項5に記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、 前記時間が所定の時間内の場合には、前記画像濃度制御
    手段が実行しないように制御し、 前記時間が所定の時間以上の場合には、前記画像濃度制
    御手段が実行するように制御することを特徴とする請求
    項3,4,5または6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】像担持体上に形成された静電潜像を現像す
    る現像手段を複数備えることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP (1) JP2002014498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079429A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011005735A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Olympus Corp 画像記録装置及び画像記録装置の初期化制御方法

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