JP2010091802A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリア単色モード時に、定着温度を確保するために、紙間を広げて画像形成を行うと、不必要に現像装置の駆動時間が増え、トナーが劣化してしまう。
【解決手段】 クリア単色モード選択時に、通常画像形成と同じ紙間を維持して画像形成し、定着温度回復時間(休止時間)をまとめて確保することによって、現像装置の駆動を停止することが出来るため、現像剤へのストレスを低減できる。また、休止時間中にATR制御の為の検知を行えば、時間の無駄が無い画像形成装置を提供できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、像担持体としての感光体ドラムや感光体ベルト上の静電潜像を透明用の現像剤(以下,トナー)を用いて可視化する電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
近年、より高付加価値のために透明トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置がある。例えば、透明トナーを使った用途としては以下のような用途が考えられる。これは、一度有色トナーにて画像形成した記録材上に透明トナーを定着させ、画像に特殊な効果を与えたり、ニス塗り等の効果を付与する用途が考えられている。
このように、2回のプリントにより、トナー載り量が一定量を超えると定着性が下がる可能性がある。従来、定着性が確保できない場合に、定着性を確保する為に、連続通紙時に紙間を適宜広げ、定着器の温度を回復させるプリントモードを有するもの(例えば、参考文献1)が提案されている。
また、省エネの観点から、置数および原稿枚数に応じて、定着部ヒータ電力および通紙間隔を可変制御するもの(例えば、参考文献2)が提案されている。
特開平3−65978号公報 特開2000−338823号公報
特許文献1、2のように、通紙紙間を広げて、定着器の温度を回復させるモードの場合、例えば通常60cpm(A4サイズ)のプリンタの紙間を広げ、生産性を40cpmにすることが考えられる。
このとき例えば、プロセス速度(以下PSと記述)が280mm/sの場合、紙間時間は60cpmで250msec、40cpmで1000msecである。この1000msecという短時間に現像器の現像スリーブや撹拌スクリューを停止・再駆動することは、立ち上げ時間の確保が困難な為に停止することは出来ない。このため、連続画像形成中は、紙間でも通常どおりに現像器は継続して駆動されている。
現像プロセスを行うときはトナー消費、つまりトナー像形成の為にトナーは感光体に供給され、現像器内のトナー減少分だけ補給によって新しいトナーが供給される。逐次トナーが補給される為、トナーは順次入れ替わるのでトナーの劣化は問題ないが、現像を行わない紙間時間が延びることは、現像剤にストレスを与える時間の延長に他ならない。
新しいトナーが供給されずにストレスを受け続けたトナーは、トナー表層の外添剤剥離などが進行し、帯電能力が減少し、そのトナーによって現像を行うと画質の低い画像になってしまう。また、定着動作中において、定着ローラの温度が所定の下限温度を下回り、定着不良が予想される場合、定着温度が所定温度に復帰するまで画像形成を一時中断する方法も考えられる。しかしながら、このような制御をした場合、停止時間は一定時間を保証するものではなく、装置の温度環境の違いにより数秒間の停止の場合もある。このような停止時間では、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止・再駆動するのに十分な時間を確保できない可能性がある。このため、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転は停止することなく回転し続ける必要があり、現像剤に不必要にストレスを与えてしまっていた。
上記課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は以下を有する。像担持体と、現像剤を担持し、前記像担持体と対向する現像位置に現像剤を搬送する現像剤担持体及び現像剤を攪拌する攪拌部材を備え、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記現像剤担持体及び前記攪拌部材を駆動する駆動手段と、前記現像装置にて現像されたトナー像を記録材に定着する定着手段と、連続画像形成ジョブ中の所定のタイミングで画像形成動作を休止する動作制御手段と、この休止期間中に前記定着手段が所定温度となるように温度制御する温度制御手段と、連続画像形成ジョブ中において、連続画像形成動作中の記録材と記録材の間の非画像形成時は前記現像剤担持体及び前記攪拌部材の駆動を継続し、前記休止期間中は前記現像剤担持体もしくは前記攪拌部材のいずれか一方の駆動を停止するように前記駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、を有することを特徴とする。
連続画像形成ジョブ中の不必要な現像器内の現像剤の攪拌時間を抑制することにより現像器内のトナーが劣化してしまうことを抑制できる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
[画像形成装置]
図1は本発明を適用した画像形成装置例の概略構成図である。この画像形成装置は、電子写真フルカラー画像形成装置であり、上部にデジタルカラー画像リーダー部R、下部にデジタルカラー画像プリンタ部Pを有する。
リーダー部Rにおいて、31は原稿台ガラス、32はそのガラス31に対して開閉可能な原稿圧着板である。ガラス31上にカラー原稿Oを画像面下向きで所定の載置基準に従って載置し、その上に原稿圧着板32を被せることで原稿Oをセットする。
原稿圧着板32を原稿自動送り装置(ADF、RDF)にして、ガラス31上にシート状原稿を自動的に送る構成にすることもできる。
33はガラス31の下面に沿って移動駆動される移動光学系である。この移動光学系33によりガラス31上の原稿Oの下向き画像面が光学的に走査される。その原稿走査光が光電変換素子(固体撮像素子)であるCCD34に結像されてRGB(レッド・グリーン・ブルー)の三原色で色分解読取りされる。
読取られたRGBの各信号は、画像処理部(不図示)に入力される。
プリンタ部Pは、1つのドラム、ロータリー現像構成、及び中間転写構成を有する電子写真画像形成機構である。
このプリンタ部Pの動作概略は次の通りである。
像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、感光ドラムという)1上に、画像処理部に入力された画像信号を、静電潜像形成手段としてのレーザースキャナ3にて、露光画像として形成する。
感光ドラム上に形成された露光画像は、所望の色の現像剤を収容し、(図示しない)トナーカートリッジ部より現像剤としてのトナーを必要時随時補給されるべく、補給パイプ400を備えている。そして、補給パイプ400により搬送される各色トナーは、現像ロータリー内部に配置された複数の現像器に適宜補給される。各現像器4は、ロータリ41によって順次現像位置に移動され、この現像位置にて露光画像をそれぞれ異なる色のトナー像を順次形成する。
この感光ドラム1上の各色のトナー像を更に中間転写ベルト(以下、ベルトという)5上に1色毎に1次転写することを繰り返して、ベルト5上に未定着の必要色のトナー像を合成形成する。その後、このトナー像を一括で記録材S上に2次転写し、次いで定着してフルカラー画像形成物を出力するものである。
以下、更に詳しく説明する。
感光ドラム1は矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動され、その表面が帯電手段としての帯電器2により所定の極性・電位に一様に帯電される。その帯電処理面が露光手段としてのレーザースキャナ3によりレーザー走査露光される。
レーザースキャナ3は、レーザー出力部、ポリゴンミラー、結像レンズ、折り返しミラー等を有し、画像処理部から入力される画像情報信号に対応して変調されたレーザー光(光信号)を出力する。静電潜像形成手段としての帯電装置2により帯電された感光ドラム1は静電潜像形成手段としてのレーザースキャナ3にて走査露光される。これにより、感光ドラム1の面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
尚、上記画像情報信号は、前述のリーダー部Rから読み込まれた画像情報以外にも、PCなどの外部機器より電送される画像情報より合成、形成されたものでももちろん構わない。その静電潜像がロータリー現像装置4によりトナー像として現像される。
現像装置としてのロータリー現像装置4は、回転体としてのロータリー41に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアのそれぞれの色現像剤(トナー)を収容させた5つの現像器4を装着したものである。ロータリー41は回転可能に設けられている。ロータリー41は、保持している複数の現像器4をそれぞれ順次現像位置に移動させる。
また、現像器4には、感光ドラム1と対向する現像位置に現像剤を担持搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ401を有する。また、現像器4には、現像装置内の現像剤を攪拌する攪拌部材としての攪拌スクリュー402を有する。現像スリーブ401及び攪拌スクリュー402は、不図示の駆動手段にて駆動される。
ロータリー41が所定の制御タイミングにて所定の角度、図示矢印方向に回転されることによって、各々の現像器が感光ドラム1と対向する現像位置に切り換えられて配置される。現像位置において、感光ドラム1と、現像器側の現像スリーブとの距離(SD距離)が或る決められた範囲内に保たれる。なお、現像動作についは、本実施例の形態で特徴的な項目であり、詳細は後述する。
ベルト5は可撓性を有する誘電材製のエンドレスベルトであり、複数のローラ5a〜5g間に懸回張設されている。ベルト5の外面はローラ5b・5c間において感光ドラム1に接触している。その接触部が1次転写ニップ部T1である。
この1次転写ニップ部T1において、ベルト5の感光ドラム1側と反対側に転写手段としての1次転写ローラ6が配設されていて、ベルト5の内面に接している。
この1次転写ローラ6には、所定の制御タイミングにて、トナーと逆極性の1次転写電圧が印加される。ベルト5は、例えばローラ5aを駆動ローラとして、感光ドラム1の回転速度とほぼ同じ速度で矢印の時計方向に回転駆動される。
まず、感光ドラム1に対して、1色目のトナー像が、上記の帯電・露光・現像の画像形成工程により形成される。そして、そのトナー像が1次転写ニップ部T1においてベルト5上に転写される。
ベルト5に転写されないで感光ドラム1の面に残った1次転写残トナーはドラムクリーニング装置7により感光ドラム面から除去される。クリーニング装置7により清掃された感光ドラム1は繰り返して画像形成に供される。
上記と同様の画像形成工程が、2色目〜N色目について、同様に随時繰り返えされる。これにより、ベルト5上に、各現像色のトナー像の順次重畳転写からなる未定着のトナー画像が合成形成される。
一方、所定の制御タイミングで、第1〜第4の給紙カセット81〜84、或いはマルチ手差しトレイ85の複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部の給紙ローラ11が駆動される。これにより、その給紙部に収容された記録材Sが1枚分離されて送り出されてシートパス13からレジストローラ14へ送られる。
レジストローラ14は、記録材Sの斜行補正と、ベルト5から記録材Sへのトナー像の2次転写のタイミングを制御するもので、給紙部側から給紙された記録材Sの先端を受け止めて一旦停止させる。
15は2次転写ローラである。この2次転写ローラ15は、ベルト5の複数のローラ5a〜5gの内のローラ5gと対向配置されている。2次転写ローラ15は、該ローラ5gに対してベルト5を挟んで所定に圧接した第1状態と、ベルト5の外面から離間した第2状態とに、(図示しない)加圧制御機構により切り換え、脱着制御される。
2次転写ローラ15は常時はベルト5の外面から離間した第2状態に切り換えられて保持されている。尚、第1状態に切り換えられることで、ベルト5の外面との間に2次転写ニップ部T2が形成される。
2次転写ローラ15は所定の制御タイミングで第1状態に切り変えられる。また、レジストローラ14の位置で一旦停止されている記録材Sは所定の制御タイミングでレジストローラ14から再給紙され、第1状態に切り変えられた2次転写ローラ15とベルト5との間の2次転写ニップ部T2に導入される。
そして、記録材Sはこの2次転写ニップ部T2を挟持搬送されていく。その間、2次転写ローラ15には所定の2次転写電圧が印加されて、ベルト5上の複数色からなるトナー像が記録材S上に静電的に一括転写され、記録材S上には未定着のトナー像が形成(転写)される。
記録材Sに転写されないでベルト5の面に残った2次転写残トナーはベルトクリーニング装置16によりベルト面から除去される。このクリーニング装置16により清掃されたベルト5は繰り返して画像形成に供される。
クリーニング装置16は、常時はベルト5の外面から離間した状態に保持されている。2次転写ニップ部T2にてベルト5から記録材Sに対するトナー像の2次転写がなされるときに、所定の制御タイミングにてベルト5の外面に接触した状態に切り換えられる。
2次転写ニップ部T2を出た記録材Sはベルト5の面から分離して、搬送ベルトユニット17によって定着手段としての定着器18へ搬送され、未定着トナー像は熱及び圧力により記録材S上に融着されて定着画像となる。定着器18は、不図示の温度検知手段としての温度センサに基いてCPUにより所定温度に温度制御されている。
定着器18を出た記録材Sはシートパス19を通って排紙トレイ20上に排出される。
25は、再度シートSに画像を転写、定着させる際のシート搬送パスである。このシート搬送パスは、両面画像形成モードや多重画像形成モードが選択された場合に、定着器18を出た、片面画像形成済みの記録材又は1回目画像形成済みの記録材を表裏反転させて、もしくは表裏反転させないで、2次転写ニップ部T2へ再搬送する。
次に、両面画像形成モードについて詳細に説明する。
定着器18を出たシートは、切り替えフラッパ26にて、図中下方の搬送パスへ導かれ、反転ローラ22にて反転し、シート後端側を先端として、切り替えフラッパ27にて、図中右方向へ搬送される。そして、デカーラ23にて、カール補正され、主走査方向(奥・手前方向)のシート位置を横レジ検知センサ24にて検出され、搬送パス25へと送られる。
デカーラ23は、シートが再度二次転写ニップ部T2に送られる際、下向き(上凸形態)のカールになる様、カール補正の向きが設定されている。これは、逆の上向き(下凸形態)のカールの際、シート先端がニップ部入り口に引っかかる、或いは入り難い、及び、搬送され難い、ニップへのシートの入りと出の際のシートの跳ねが大きい、などが原因の二次転写不良(画像不良)が生じる為である。
また、横レジ検知センサ24にて検知されたシート端部の位置情報は、裏面の画像の主走査方向の書き込み位置の補正用に用いられる。これにより、両面搬送パス中にシートの主走査方向の位置に変動が生じても、1面目の画像とほぼ同じ主操作位置に画像を形成することが可能となる。
その後シートSは再度定着器を通過し、搬送パス19を経由し、排紙ローラ200にて、排紙トレイ20上に排出される。
また、デカーラ29は、シートを反転し表裏逆向きに排出する際に使用する搬送パス中に構成される。デカーラ29は、反転ローラ22にて反転された後、フラッパ27を作動させず図中上方へ反転搬送した後、フラッパ28にて排紙ローラ側にシート搬送向きを切り替え、排紙トレイ上に下向きのカールを形成し排出する役割を有する。ここで、下向きのカールを形成し排出するのは、トレイ上のシートの積載状態を良好に保つ為である。
次に、実施例の画像形成装置の画像形成動作に関して、更に詳しく説明する。本実施例における画像形成装置のプロセス速度(以下、PS)は280mm/secであり、A4サイズ紙を1分間に60イメージの画像を形成できる。Y、M、C、Bkのトナーを用いたいわゆるフルカラープリントは、4イメージを重ね合わせる為、15枚/分のプリントが可能である。ここで、単色、例えばBk単色の場合は、1色のプリントであるから毎分60枚を出力できる。
フルカラー画像のトナー載り量は、270%を上限としていて、この270%のトナー載り量であれば15枚/分の定着が可能な定着器18が具備されている。(一度に形成できる最大載り量を100%としている。)単色、例えばBk単色の場合は、最大載り量100%であるので、同じ定着器を用いても60枚/分の定着が可能である。
[休止モード]
ここで、本実施例の特徴部分である、休止モードについて説明する。
既に用紙にプリント済のプレプリント紙に、クリアトナーを載せて定着させる使い方をする場合、プレプリント紙の最大載り量270%にクリアトナーを最大100%載せて定着を行わなくては成らない。この時、60枚/分のスピードで定着すると、通紙によって定着器の温度は低下し、定着性を満足できなくなる可能性がある。
そこで、本実施例では、以下に述べる休止モードが実行可能になっている。即ち、休止モードとは、連続画像形成ジョブ中において、定着器の温度が所定温度を保証できないような状況となる虞があるとき、所定の定着温度が保証されるように所定のタイミングで画像形成動作を所定時間休止させる。本実施例では、動作制御手段としてのCPUにより、所定のタイミングで画像形成動作を所定時間休止させる。そして、この休止期間中に、定着器の温度を制御する温度制御手段としてのCPUが、定着ローラの温度が所定の目標温度になるように温度制御する。そして、この休止期間中において、現像装置4の駆動を制御する駆動制御手段(不図示)により現像装置4の駆動を停止・再駆動するモードである。尚、本実施例の画像形成動作とは、レーザスキャナ3による静電潜像の形成動作のことをいい、上記休止モードにはレーザスキャナ3による静電潜像の形成は行われない。本実施例のように現像器がロータリー現像器の場合、通常、現像位置以外に保持されている各色の現像器は駆動を停止している。ここでいう、上記休止モードの休止期間において現像器の駆動を停止させるとは、現像位置で画像形成動作を行っていた現像器の現像スリーブ及び現像スクリューの少なくともいずれか一方の駆動を停止させることを意味する。
以下、本実施例では、プレプリント紙上にクリア単色をプリントする「クリア単色モード」を例に、本発明の休止モードについて説明する。
本実施例では、操作部から画像形成装置の使用者であるオペレータにより「クリア単色モード」が選択できるようになっている。そして、「クリア単色モード」が選択されることによって、自動的に休止モードに移行するように設定されている。「クリア単色モード」の画像形成の一連の流れを、図2のフローチャートに示す。以下、図2のフローチャートおよび図3のブロック図を用いて説明する。
ステップ1(S1):CPUは、操作部からの入力情報を基に、クリア単色モードであるか否かを判断。
ステップ2(S2):クリアモード以外が選択された場合において、CPUは通常プリントモードを行う。ここで、通常プリントモードとは、連続画像形成ジョブにおいて、定着ローラの温度低下により定着ローラを復帰させるために画像形成動作を強制停止することなく、所定の通紙間隔で搬送されてくる紙に連続して画像形成を行うことをいう。
ステップ3(S3):クリアモードが選択された場合において、CPUは休止モードを実行する。図10は、本実施例の休止モードを示すフローチャートである。休止モードでは、CPUが、所定タイミング(本実施例ではプリントN枚毎)でプリントを休止するように制御している。このとき、温度制御手段としてのCPUは、定着ローラの温度が所定の目標温度となるように温度制御を継続させている。更に、CPUは、休止時間は所定時間の間休止するようにプリンタ部を制御する。尚、本実施例においてはN=40である。また、本実施例では40枚ごとに20秒間の休止期間を設けている。更に、CPUは、上記休止時間内に現像装置4に内装される現像剤担持体としての現像スリーブ401および攪拌部材としての撹拌スクリュー402の回転を停止させる。更に、休止期間の終了にあわせて画像形成動作が再開できるように、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を再駆動するように現像装置を駆動する駆動部を制御する。尚、本実施例では、連続画像形成ジョブ中において、連続画像形成動作中の記録材と記録材の間の非画像形成時間は、現像装置の駆動を停止することなく画像形成を行っている。
本実施例での休止モードの有効性について更に詳しく説明する。
図4に、比較例として紙間を広げて定着の温度低下させないモードと、本件の「クリア単色モード」の場合の用紙出力の最初の数枚の様子を示す。横軸は時間である。図4(a)は、休止時間を設けずに、そのかわりに紙間を広げることで定着ローラの温度低下させないモードである。図4(b)は、本実施例のクリア単色モードであり、紙間を広げることなく、連続して画像形成を行い、定着温度が保証されないタイミングとなったら画像形成動作を休止させて定着温度を復帰させるモードである。
同様に、図5は、75秒間のJobの様子を示したものである。時間軸ゼロは、一枚目の出力開始とし、黒のハッチング部は用紙を表し、黒くないところが紙間を示す。また、黒のハッチング部の上に書いた数字は出力紙の枚数を示している。図4(b)に示すように、クリア単色をプリントするモードにおいては、60枚/分の速度を維持したまま40枚(つまり40秒間)のプリントを行う。図4は、8枚目の出力まで示している。一方、紙間を広げた(b)は、同じ時間に約6枚の出力になっている。最初の数枚を比べると、(b)つまりクリア単色モードの方が生産性が高いことが分かる。図5は65秒間のJobの様子を示したのもであり、(b)クリア単色モードは40枚つまり40秒経過した後、20秒間プリントを休止し、現像装置の駆動を停止する。
60秒あたりの生産性は、いずれも40枚であるが、クリア単色をプリントするモードにおいては、60枚/分の速度を維持したまま40枚(つまり40秒間)のプリントを行い、20秒間プリントを休止する。この休止の間に定着ローラを所望の温度に回復させる。ここで、プリント休止中の20秒という時間は、現像装置4に内装される現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止・再駆動するのに十分な時間である為、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止する。
このように、図4(a)のモードでは、60秒間の間に、現像装置4に内装される現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止できない。一方、本実施例のような図4(b)のモードでは、現像装置4に内装される現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を20秒間も停止することができ、現像器内のトナー劣化を抑制することができる。
本実施例によれば、連続画像形成ジョブ中において、所定枚数画像形成毎に現像装置の駆動を停止及び再駆動するのに充分な所定時間の間画像形成動作を休止する休止期間を設けている。このため、この休止期間中に現像装置の駆動を停止・再駆動することが可能であり、現像装置5の中にあるトナーに対して不要なストレスを与えることを抑制することができる。本実施例では、休止モードは、連続画像形成ジョブ中において、所定画像形成枚数毎に行われる例を説明したが、所定経過時間毎に行ってもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明第2の実施例について説明する。
画像形成装置の構成は、前述の実施例1と同じである。実施例1と異なる点は、休止モード実行時の休止期間中において、現像スリーブ上の現像剤濃度を検知するべく、検知対象の現像装置を濃度検知手段としてトナー濃度センサ位置まで移動するためにロータリーを公転させている点が異なっている。
以下詳しく説明する。「クリア単色モード」を選択する。画像形成の一連の流れを、図6のフローチャートに示す。
ステップ1(S11):クリア単色モードであるか否かを判断
ステップ2(S12):クリアモード以外が選択された場合において、通常のプリントを行う。
ステップ3(S13):クリアモードが選択された場合において、プリントN枚毎にプリントを休止する。このとき、CPUは、定着ローラの温度が所定の目標温度となるように温度制御を継続させている。更に、CPUは、上記休止時間内に現像装置4に内装される現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止させ、ロータリの公転を行う。そして、画像形成開始のタイミングにあわせて現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を再駆動させる。本実施例においてもN=40である。
また、本実施例では、プリント休止中の20秒の間に、ロータリを公転させ現像装置4の現像ローラ上のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ403(図1)で検知し、現像装置のトナー濃度を把握する。回転するロータリに配設された現像装置には、ロータリが回転する為にトナー濃度センサと本体CPUとの通信を行う信号線が捻じ切れてしまうのでセンサを配置できない。そこで、回転するロータリに配設された現像装置のトナー濃度を検知するためには、現像ローラをトナー濃度センサの位置まで移動させて検知する必要がある。本実施例によれば、このトナー濃度検知をプリント休止中の時間を利用して検知を行っている為、検知する為に別途時間を確保する必要がないので、無駄がない(生産性の低下を悪化させることが無い)。尚、本実施例では、不図示のトナー濃度検知手段としての濃度センサ403が、ロータリ41の外周部の所定位置に対向配置されており、検知対象の現像スリーブを濃度センサと対向する位置に移動させることで現像スリーブ上の現像濃度を検知している。本実施例では、クリア単体モードであるので、休止期間中において、少なくともクリアトナー用の現像器をセンサ対向部に移動させ、このときの検知結果に基いてトナー補給制御を行っている。但し、検知対象の現像器としては、クリアトナー用の現像器以外の現像器でもかまわない。複数ある現像器のうち少なくとも1つの現像器をみれるように構成されていてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、本発明第3の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の構成は、前述の実施例1と同じである。本実施例と実施例1との異なる点は以下の2点ある。一つ目は、休止モードに入るタイミングを定着温度に応じて変更可能な点が異なっている。2つ目は、休止モード時の休止時間を、定着ローラの温度に基いて延長可能な点が異なっている。
以下、詳細に説明する。図7は、定着装置の加熱ローラの温度推移を示す。横軸は時間、縦軸は定着ローラ温度を示している。実線および破線はそれぞれ条件1、2、3における定着ローラの温度推移を示している。ここで、条件1〜3とは
条件1:40枚プリント後に休止する(本発明第1の実施例で説明した画像形成装置)。
条件2:40枚プリント後または定着ローラ温度が160℃以下になった場合
休止する(条件1と同じ定着器)
条件3:40枚プリント後または定着ローラ温度が160℃以下になった場合
休止する(条件2よりも定着温調能力の低い定着器)
図7に示すグラフの説明を行う。条件1の場合、40秒プリントを行うと本機は40cpmの速度であるから40枚プリントを行う。この時、定着ローラ温度は163℃に低下している。40枚プリントを行うと20秒間の休止状態になり、その間に定着ローラの温度は180℃に回復する。条件2の場合、40枚のプリント途中であっても定着ローラ温度が160℃以下になると休止状態になる設定であるが、プリントによる温度降下の速度が緩やかな為、40枚のプリントを行っても163℃である為、40枚プリントを行うまで休止状態にはならない。条件3の場合、これまでと同じ画像形成装置の定着器のヒータのワッテージを小さくした、定着温調能力の低い定着器を用いている。プリントを行うと条件1、2に比べて定着ローラの温度降下の速度が速く、22枚プリント後に160℃にまで低下し、休止状態に入る。
次に、休止状態から画像形成動作を復帰させるタイミングについて説明する。実施例1では、休止モード時の休止時間は所定時間で固定されていたが、本実施例では、定着ローラの温度に基き、休止時間が所定時間経過しても定着ローラの温度が所定温度に回復していない場合は、定着ローラ温度が回復するまで休止時間時間を延長している。
本実施例の制御シーケンスを、図8のフローチャートにて説明する。
ステップ1(S21):クリア単色モードであるか否かを判断
ステップ2(S22):クリアモード以外が選択された場合において、通常のプリントを行う。
ステップ3(S23):クリアモードが選択された場合において、定着ローラ温度を確認し、温度が160℃以下かどうかを判断。
ステップ4(S24):定着ローラ温度が160℃(T1)よりも高い場合は、一枚プリントを行い、ステップ3(S23)へ移行する。
ステップ5(S25):ステップ3において、定着ローラ温度が160℃(T1)以下の場合は、所定温度以上(本実施例では165℃(T2))以上に回復するまで画像形成動作を休止させる。但し、このときも休止時間は最短でも20秒は確保されている。言い換えると、休止時間は、少なくとも所定時間以上(20秒間以上)となるように制御されている。ここで、休止時間を最短でも20秒確保する理由は、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止・再駆動するのに十分な時間を確保するためである。
更に、CPUは、上記休止時間内に現像装置4に内装される現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止させ、画像形成開始のタイミングにあわせて現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を再駆動させる。
ステップ6(S26):Job再開し、Jobの残りがある場合は、ステップ3(S23)の前まで戻る。
先に述べた条件1〜3はいずれも室温23℃の環境下での実験であるが、例えば室温が極端に低い場合には条件1および2で用いた場合も温度降下の速度が速くなり、条件3の様に40枚のプリント以前に160℃まで低下する可能性がある。そこで、所定枚数(本実施例では40枚)以前に160℃以下つまり定着性を満足できない温度まで低下した場合にも休止状態になるようにしておけば、定着性が不十分なプリントを出力することが無い。また、20秒の休止時間を確保しているので、現像スリーブおよび撹拌スクリューの回転を停止・再駆動するのに十分な時間であり、停止できるので、現像装置5の中にあるトナーにストレスを与えることが無い。
尚、給紙までの枚数N、定着温度T1、T2はこれに限定するものではなく、各画像形成装置に応じて適宜設定すればよい。
尚、本実施例のステップ5は、実施例1の休止モードと同様の効果を得ることができる。、実施例1では、所定画像枚数毎にプリントを休止して現像装置の駆動を停止していたが、本実施例では、前記定着手段の温度が所定温度以下となるタイミングでプリント休止している点が実施例1と異なっている。この構成とすることで、連続画像形成により定着性が満足できない状態に陥ることを確実に防止することができる。
(第4の実施の形態)
本実施例を図11を用いて説明する。
本実施例と実施例1との違いは、クリア単色モードにおいて、休止モードを実行するか否かをプレプリント紙上の透明トナー転写後のトナーの載り量、プレプリント紙のつぼ量に基いて判断する点が異なる。ここで、つぼ量とは、一定面積の紙の重さのことをいう。
既に下地に画像のあるプレプリント紙に対し、透明トナーを載せて定着させる使い方をする場合、4色の場合の最大載り量にさらにクリアトナーを最大100%載せて定着を行う場合がある。この時、通常の定着温度で定着すると定着性を満足できない可能性がある。また通常のスピードで定着すると、通紙によって定着器18の温度は低下し、定着性を満足できなくなるという問題がある。一方、クリア単色モード時に必ず休止モードに入る構成では、例えば、定着不良が起こりにくい状況であっても強制的に画像形成動作を休止させてしまい、不必要なダウンタイムが生じてしまう。
そこで、本実施例では、休止モードを実行するにあたって、プレプリント紙上に透明トナー像を転写した後のトナーの載り量、プレプリント紙のつぼ量が検知可能になっており、この検知結果に基いて休止モードを実行するか否か決定している。以下、図9のフローチャートを用いて本実施例の制御シーケンスについて説明する。
ステップ1(S31):クリア単色モードであるか否かを判断
ステップ2(S32):クリアモード以外が選択された場合において、通常のプリントを行う。
ステップ3(S33):クリアモードが選択された場合において、透明トナー転写前のプレプリント紙上のトナーの載り量を画像濃度検知センサ51で検知する。そして、濃度検知センサ51の検知結果と透明トナーのこれから転写するトナー載り量を加味し、転写紙上のトータルトナーの載り量が一定値を超えているか判断する。転写紙上のトータルトナーの載り量が一定値を超えていない場合、ステップ2へ移行する。
ステップ4(S34):ステップ3で、プレプリント紙上のトータルトナーの載り量が一定値を超えている場合、紙厚検知センサ52で紙の坪量が所定値以上であるかを判断し、Yesの場合、休止モードに突入する。休止モードは実施例1と同じである。Noの場合は、ステップ2へ移行する。
この休止モードの間に定着器18を規定の温度に回復させる。さらにプリント停止と同時にATR制御(ATR:Automatic Toner Replenisher)の実施および現像装置4の駆動を停止させる。
第4の実施例では、画像濃度検知センサ51及び紙厚検知センサ52にて、透明トナー転写後のトナーの載り量及びプレプリント紙の坪量を検知し、該情報に基いて休止モードを実行するか否かを判断していたがこれに限定されない。例えば、使用者が操作部よりプレプリント紙の坪量に関する情報を入力可能な構成としておき、この入力された情報に基いてプレプリント紙のつぼ量が所定値以上か否かを検知しても良い。
また、本実施例では、転写後に記録材上のトナー載り量(プレプリント紙上のトナー載り量と、2回目の画像形成によって形成されたクリアトナー載り量の和)に基いて、休止モードを実行するか否かを判断しているが、これに限定されない。例えば、2回目の画像形成によって形成されたクリアトナー載り量だけで休止モードを実行するか否かを判断してもよい。この場合、透明トナーの載り量をビデオカウント情報に基いて検知すれば、画像濃度検知センサ51を設ける必要がなくコストダウンが図れる。
更にまた、本実施例では、透明トナーの転写前にプレプリント紙上のトナー載り量を検知したが、これに限定するものではなく、例えば、図1に示すように画像濃度センサ51を配置し、透明トナー転写後にトータルトナー載り量を検知し、判断しても良い。
本発明を説明する画像形成装置の断面図 第1の実施例を説明するフローチャート 第1の実施例を説明するブロック図 第1の実施例の用紙出力を示す図 第1の実施例の用紙出力を示す図 第2の実施例を説明するフローチャート 第3の実施例を説明する定着ローラ温度推移グラフ 第3の実施例を説明するフローチャート 第4の実施例の制御シーケンスを説明するフローチャート 第1及び第2の実施例の休止モードを説明するフローチャート 第4の実施例を説明する画像形成装置の断面図
符号の説明
P プリンタ部
R リーダ部
1 感光ドラム
4 現像装置
18 定着器

Claims (7)

  1. 像担持体と、現像剤を担持し、前記像担持体と対向する現像位置に現像剤を搬送する現像剤担持体及び現像剤を攪拌する攪拌部材を備え、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記現像剤担持体及び前記攪拌部材を駆動する駆動手段と、前記現像装置にて現像されたトナー像を記録材に定着する定着手段と、連続画像形成ジョブ中の所定のタイミングで画像形成動作を休止する動作制御手段と、この休止期間中に前記定着手段が所定温度となるように温度制御する温度制御手段と、連続画像形成ジョブ中において、連続画像形成動作中の記録材と記録材の間の非画像形成時は前記現像剤担持体及び前記攪拌部材の駆動を継続し、前記休止期間中は前記現像剤担持体もしくは前記攪拌部材のいずれか一方の駆動を停止するように前記駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記動作制御手段は、前記休止期間が少なくとも所定時間以上となるように制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置は、それぞれ異なる色の現像剤にてそれぞれ異なる色の現像剤にて現像する複数の現像器と、該複数の現像器をそれぞれ回転可能に保持すると共に各現像器をそれぞれ前記像担持体と対向する現像位置に移動させる回転体と、を備えており、前記回転体に対向して設けられ、各現像器内の現像剤濃度を検知する濃度検知手段と、を有し、前記休止期間中に前記複数の現像器のうち少なくとも1つを前記濃度検知手段と対向する位置に移動するように前記回転体を移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置にて現像されたトナー像を記録材に転写する転写手段を有し、前記動作制御手段は、前記転写手段により転写された後の記録材上のトナー載り量の情報に基いて、画像形成動作を休止するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置にて現像されたトナー像を記録材に転写する転写手段を有し、前記動作制御手段は、前記転写手段により転写される前の記録材上のトナー載り量の情報に基いて、画像形成動作を休止するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記動作制御手段は、連続画像形成ジョブ中において、画像形成を行う記録材のつぼ量に関する情報に基いて、画像形成動作を休止するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記動作制御手段は、所定画像形成枚数毎、所定経過時間毎、もしくは前記定着手段の温度が所定温度以下となるタイミングのいずれかのタイミングに基いて画像形成動作を休止することを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の画像形成装置。
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