JP5049471B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置では、感光体又は現像器の経年変化や、装置周辺における温度や湿度の変化などに起因して、画像濃度が変化することがあった。これに対し、トナー像の画像濃度に影響を与えるパラメータ因子、例えば帯電バイアス、現像バイアスなどを適当なタイミングで調整することで、画像濃度を安定化させる技術が提案されている。
例えば、複数の像担持体を使用してカラー画像を形成する場合、それぞれの像担持体上の顕像に現像材が付与され、転写ベルト上に転写されるが、この転写ベルト上に生成される所定のパターン情報(テストパッチ)を検知し、トナー濃度を制御する方法(特許文献1参照)及び露光量を制御する処理(特許文献2参照)が知られている。また、上記テストパッチの濃度を測定し、画像形成手段に係る複数のプロセス条件のうち、1つのプロセス条件を補正する処理が知られている(特許文献3参照)。
また、複数の像担持体を使用してカラー画像を形成する場合に生じる色ズレを補正するため、上記テストパッチ検知し、各々、像担持体上に顕像を作成するタイミングを補正する処理が知られている。
これらの画像調整処理は、例えば、予め定めた累積印刷枚数等、画像形成装置が所定条件を満たした場合に、定期的に所定の時間を要して実行される。このため、ジョブの実行途中においても、画像調整処理が実行される場合があり、例えば、印刷枚数があまり多くないジョブの実行途中において、画像調整処理が実行されると、当該画像調整処理の実行にかかる時間が余分に経過するため、ユーザーに不便さを感じさせる場合があった。
この解決方法として、ジョブ実行中に画像調整処理が必要と判断された場合に、ジョブとジョブとの間に画像調整処理を実行する方法や、ジョブの中断時の僅かな時間を有効に活用して画像調整処理を実行する方法が示されている(特許文献4参照)。
特開昭63−147177号公報 特開昭63−280275号公報 特開昭63−43169号公報 特開2004−142250号公報
しかしながら、特許文献4の方法では、緊急度の高い別のジョブを実行するため、中止操作や割り込み操作を行うと、実行されるジョブが切り替えられるたびに画像調整処理を実行してしまい、ユーザーに不便さを感じさせるおそれがあった。
本発明の目的は、より緊急度の高いジョブの実行が予想される割り込み操作や中止操作を考慮して、画像形成装置の調整動作の実行時期を調整することにより、ユーザーの利便性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、画像データに基づいて画像形成のジョブを実行する画像形成装置において、前記画像形成装置の調整動作を必要とする所定の条件を満たしているかどうかを判断する調整判断手段と、前記画像形成のジョブの実行中に、前記調整判断手段の判断結果に応じて前記画像形成装置の調整動作を実行する調整手段と、実行中のジョブを中断し、割込みジョブを実行した後、中断されたジョブの実行を再開する割込み動作を指示する割込み指示手段と、前記実行中のジョブが前記割込み指示手段による割込み動作指示で中断される場合、前記割込みジョブの開始時に、前記所定の条件を満たしている場合であっても前記調整動作を抑制する制御手段とを有し、前記調整手段は、前記割込みジョブの実行後に、前記制御手段により抑制された前記画像形成装置の調整動作を実行することを特徴とする。
本発明によれば、より緊急度の高い割込みジョブが開始される際に調整動作が実行されてしまうことにより、割込みジョブの実行が遅れてしまうことを防止でき、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、電子写真カラー複写機であるが、これに限定されるものではない。
同図において、電子写真カラー複写機は、画像読取部1Rと、画像出力部1Pとを有する。
画像読取部1Rは、原稿画像を光学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1Pに送信する。画像出力部1Pは、4つの並設された画像形成部10(10a、10b、10c、10d)と、給紙ユニット20と、中間転写ユニット30と、定着ユニット40と、クリーニングユニット50と、制御ユニット(不図示)を有する。
また、画像読取部1Rの上面には、不図示の操作部が配置されている。
画像形成部10a,10b,10c,10dはそれぞれ同一の構成を有する。各画像形成部10(10a〜10d)では、第1の像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム11(11a、11b、11c、11d)が回転自在に軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12(12a、12b、12c、12d)、光学系13(13a、13b、13c、13d)、折り返しミラー16(16a、16b、16c、16d)、現像装置14(14a、14b、14c、14d)、及びクリーニング装置15(15a、15b、15c、15d)が配置されている。
一次帯電器12a〜12dは、感光体ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで、光学系13a〜13dは、画像読取部1Rから入力された記録画像信号に応じて変調した、例えばレーザービームなどの光線を折り返しミラー16a〜16dを介して感光体ドラム11a〜11d上に露光する。これによって、感光体ドラム11a〜11d上に静電潜像が形成される。
更に、現像装置14a〜14dは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(以下、「トナー」という。)をそれぞれ収納し、上記感光体ドラム11a〜11d上の静電潜像をそれぞれ顕像化する。
顕像化された可視画像は、画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdにて中間転写ユニット30を構成する第二の像担持体としてのベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベルト31に転写される。中間転写ベルト31上に一次転写されたトナーパターンを検出するトナーパターン読み取りセンサ60は感光体ドラム11と駆動ローラ32との間に配置されている。トナーパターンセンサ読み取りセンサ60は、LED等の発光素子による、トナーパターンの反射光をフォトダイオード等の受光素子で受光する構成となっている。中間転写ユニット30については、後で詳述する。
クリーニング装置15a、15b、15c、15dは、中間転写ベルト31に転写されずに感光体ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
給紙ユニット20は、転写材Pを収納するためのカセット21a,21b及び手差しトレイ27と、カセット21a,21b又は手差しトレイ27より転写材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22b,26と、各ピックアップローラ22a,22b,26から送り出された転写材Pを二次転写対向ローラ34へ搬送するための複数の給紙ローラ対23と、給紙ガイド24と、各画像形成部10(10a、10b、10c、10d)の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a,25bとを有する。
中間転写ユニット30は、中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32と、ばね(図示せず)の付勢によって中間転写ベルト31に適度なテンションを与えるテンションローラとしての、中間転写ベルト31の回動に従動する従動ローラ33と、二次転写対向ローラ34とを備えている。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ32と、従動ローラ33と、二次転写対向ローラ34との間に張設巻回されている。また、駆動ローラ32と従動ローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。中間転写ベルト31としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)などで形成されたベルトが用いられる。駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)をコーティングして中間転写ベルト31との間で生じるスリップを防いでいる。駆動ローラ32は、パルスモータ(不図示)によって回転駆動される。
各感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写用帯電器35(35a〜35d)がそれぞれ配置されている。一方、二次転写対向ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置されている。二次転写対向ローラ34及び二次転写ローラ36の間で中間転写ベルト31を挟みこみ、この挟みこみにより、中間転写ベルト31上に二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写ベルト31の二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット50が配置される。クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31上のトナーを除去するためのクリーニングブレード51と、廃トナーを収納する廃トナーボックス52とを備えている。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aと、そのローラに加圧されるローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)とを有する。更に、これらのローラ対41a,41bのニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、定着ユニット40で生じる熱を内部に閉じ込めるための定着断熱カバー46,47、上記ローラ対41a、41bから排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45及び転写材Pを積載する排紙トレー48を備えている。
次に、上記構成の電子写真カラー複写機の動作について説明する。
不図示の制御ユニットにより画像形成動作の開始信号が発せられると、選択された用紙サイズの転写材P(用紙)を格納する給紙ユニットから給紙動作を開始する。
例えば、上段のカセット21aから給紙された場合について説明する。図1において、まず、ピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして、複数の給紙ローラ対23によって転写材Pが複数の給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a,25bまで搬送される。その時、レジストローラ25a,25bは停止されており、転写材Pの先端はレジストローラ25a,25bのニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10(10a〜10d)が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a、25bは回転を始める。この回転タイミングは、転写材Pと、画像形成部10(10a〜10d)より中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいて一致するように設定されている。
一方、画像形成部10(10a〜10d)では、不図示の制御ユニットにより画像形成動作の開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光体ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて、その次のトナー像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
その後、転写材Pが二次転写領域Teに進入し、中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に高電圧が印加される。これにより、前述したプロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして、ローラ対41a,41bの熱及び圧力によってトナー画像が転写材P表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44,45により搬送され、転写材Pは機外に排出され、排紙トレー48に積載される。
図2は、制御ユニットの構成を示すブロック図である。
制御ユニットは、CPU101、ROM102、RAM103、記憶装置104、通信部105、操作部106及びバス107を備えている。
CPU101は、ROM102、RAM103、記憶装置104、通信部105及び操作部106を含めた電子写真カラー複写機全体を制御する。また、CPU101は、後述する累積プリント枚数をカウントする機能を備えている。
ROM(Read Only Memory)102は、読出し専用メモリであり、画像調整処理用のプログラムを備えている。ROM102は、管理者が電気的にプログラムを書き込むことができるPROM(Programmable ROM)と、製造するときに内容を書き込むマスクROMとがあるが、本実施の形態においては何れのROMであってもよい。
RAM(Random Access Memory)103は、自由書き込み・自由読出しができるメモリである。RAM103は、後述する各種の処理を行う際に一時的にデータを蓄える等のワークメモリ機能を有する。
記憶装置104は、画像データや電子写真カラー複写機用の更新プログラム等を格納する。記憶装置104は、ハードデイスクドライブ、FDドライブ、MOドライブ、CD−RW及びDVD−RWドライブのいずれであってもよいし、これらを複数備えていてもよい。
通信部105はインターネットやLANに接続するための通信インターフェース及びファクシミリを送受信するための通信インターフェースを備えている。
操作部106は、各種の設定を受け付ける入力インターフェースであり、電子写真カラー複写機の上部に設けられた、各種の設定等を表示する液晶表示部を含む。
バス107は、CPU101、ROM102、RAM103、記憶装置104、通信部105及び操作部106を互いに接続し、各構成要素間の各種データのやりとり及び電力の供給をする。バス107は、アドレス線、データ線、制御線及び電源・グラウンド線等を備えている。
次に、電子写真カラー複写機における画像調整処理について説明する。
画像調整処理は、電子写真カラー複写機を使用する環境の変化や累積プリント枚数などの画像形成条件に起因する画像濃度変化を補正するための濃度調整処理、及び前記画像形成条件に起因するカラー画像の色ずれを補正するためのレジスト調整処理を含む。
電子写真カラー複写機では、CPU101の制御により、これらの濃度調整処理及びレジスト調整処理を定期的に実行している。以下、濃度調整処理及びレジスト調整処理について説明するが、これらの処理の実行タイミングに関しては、詳細を後述する。
濃度調整処理では、各感光体ドラム11a〜11dにトナーパターンを形成し、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナーパターンをトナーパターン読み取りセンサ60で検出し、その測定結果に応じて、画像形成条件を調整することで、濃度調整を行う。
この濃度調整処理は、現像バイアス値を変動させながら形成されたトナーパターンの濃度を検出し、測定結果を現像バイアス値にフィードバックする濃度補正処理や、現像バイアスを一定とし、露光量を変動させながら形成されたトナーパターンの濃度を検出し、測定結果を露光量にフィードバックする階調調整処理を含み、これらの処理もCPU101の制御により実行される。
レジスト調整処理も、濃度調整処理と同様に、トナーパターンをトナーパターン読み取りセンサ60で検出する方法で実行されるが、トナーパターン読み取りセンサ60が、トナーパターン濃度ではなく、トナーパターンの読み取りタイミングを測定する点が異なる。レジスト調整処理では、トナーパターンの読み取りタイミングを測定し、測定結果を各感光体ドラム11a〜11dへの画像形成開始タイミングにフィードバックすることで、色ズレを補正する。
次に、濃度調整処理及びレジスト調整処理の実施条件について説明する。
電子写真カラー複写機においては、累積プリント枚数に応じて、定期的に、濃度調整処理及びレジスト調整処理を同時期に実行する。このため、個別に調整処理を実行する場合に比べ、1回の調整処理が長くなる反面、頻繁に調整処理が実行されることを防止できる。
また、できるだけジョブ中に画像調整処理が実行されないように、特に、少ないプリント枚数のジョブ中に画像調整処理が実行されないように、画像調整処理の要/不要を判定する累積プリント枚数に所定の幅を設けており、具体的には、画像調整処理の要/不要を判定する累積プリント枚数を以下の様に定めている。
<条件1>ジョブ実行中:累積プリント枚数200枚以上で画像調整処理実行。
<条件2>ジョブ終了時:累積プリント枚数170枚以上で画像調整処理実行。
画像調整処理の実行後に、累積プリント枚数は、0枚にクリアされる。
図3は、画像調整処理の実施タイミングを示す概念図である。同図は、電子写真カラー複写機の動作例として、累積プリント枚数0枚の状態で、ジョブ1(プリント枚数390枚)を実行した後、ジョブ2(プリント枚数20枚)を実行した場合を示している。
制御ユニットにより、ジョブ1が実行開始されると(図3の(i))、上述した方法にて、順次、プリント動作を実行し、1枚プリントする毎に累積プリント枚数を1加算する。累積プリント枚数が200枚になると、上記<条件1>により、画像調整処理が必要と判定されるため、プリント動作を一時中断し、画像調整処理(濃度調整処理及びレジスト調整処理)を実行し(図3の(ii))、画像調整処理の終了後、累積カウント枚数を0枚にクリアして、プリント動作を再開する(図3の(iii))。ジョブ1の最終プリントが終了した際、累積プリント枚数は190枚なので、上記<条件2>により、画像調整処理が必要と判定され、画像調整処理を実施し(図3の(iv))、画像調整処理の終了後、累積カウント枚数を0枚にクリアして、次ジョブ受付可能状態となる(図3の(v))。ジョブ2(プリント枚数20枚)は、画像調整処理を実行することなく終了する(図3の(vi)、(vii))。
なお、上記動作にて、<条件2>がない場合、ジョブ1終了時の画像調整処理は実行されず、その代わり、ジョブ2で10枚プリントした際に累積プリント枚数が200枚となるため、ここで、画像調整処理を実行し、その終了後、残り10枚をプリントする動作となり、少ないプリント枚数のジョブ中に画像調整処理が実行されるため、好ましくない。
図4及び図5は、中止操作や割り込み操作があった場合の画像調整処理の実行タイミングを示すフローチャートである。累積プリント枚数の条件は、上記<条件1>及び<条件2>に従う。図4及び図5の処理は主としてCPU101が実行する。
中止操作とは、操作部106の中止キー(不図示)による、実行中のジョブの中止指示であり、実行中のジョブを終了し、次のジョブの実行開始待ちのスタンバイ状態になる動作を指す。
また、割り込み操作とは、操作部106の割り込みキー(不図示)による、実行中のジョブの中断指示であり、実行中のジョブを一時中断し、割り込みジョブを優先して実行し、割り込みジョブ終了後、自動的に一時中断中のジョブを続きから再開する動作を指す。
電子写真カラー複写機は、電源投入後、プリント開始の指示待ちのスタンバイ状態にあり、プリント開始が指示されたか否かを判別する(ステップS401)。
ステップS401で、プリント開始が指示されていない場合には、この判別を繰り返す一方、プリント開始が指示された場合には、上述した一連のプリント動作を実行し(ステップS402)、プリントが1枚終了する毎に、累積プリント枚数を1加算する(ステップS303)。
次いで、操作部106の中止キーによる中止操作があるか否かを判別する(ステップS404)。中止操作がある場合には、以降のプリント動作の実行を中止し、累積プリント枚数によらず、画像調整処理を実行しないで、ジョブを終了し、S401のプリント開始の指示待ちのスタンバイ状態に戻る。一方、中止操作がない場合には、ジョブ実行中に操作部106の割り込みキーによる割り込み操作があるか否かを判別する(ステップS405)。
ジョブ実行中に割り込み操作がない場合には、全枚数のプリントが終了したか否かを判別する(ステップS406)。全枚数のプリントが終了していない場合は、累積プリント枚数が、上記<条件1>のジョブ実行中の画像調整処理実行の判断枚数(200枚)を超えているか否かを判別する(ステップS407)。
ステップS407で、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(200枚)を超えていない場合には、ステップS402に戻り、プリント動作を継続する。一方、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(200枚)を超えている場合には、画像調整処理を実行し(ステップS408)、画像調整処理の終了後、累積プリント枚数を0枚にクリアする(ステップS409)。その後、ステップS402に戻って、プリント動作を再開する。
上記ステップS406で、全枚数のプリントが終了している場合は、累積プリント枚数が、上記<条件2>のジョブ終了時の画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えているか否かを判別する(ステップS410)。
ステップS410で、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えていない場合は、ジョブを終了し、ステップS401のプリント開始の指示待ちのスタンバイ状態に戻る。一方、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えている場合は、画像調整処理を実行し(ステップS411)、画像調整処理の終了後、累積プリント枚数を0枚にクリアする(ステップS412)。その後、ステップS401のプリント開始の指示待ちのスタンバイ状態に戻る。
上記ステップS405で、ジョブ実行中に割り込み操作がある場合には、以降のプリント動作を累積プリント枚数によらず、画像調整処理実行しないで、一時中断し、割り込みジョブの一連のプリント動作を実行し(ステップS413)、プリントが1枚終了する毎に、累積プリント枚数に1加算する(ステップS414)。
次いで、割り込みジョブの全枚数のプリントが終了しているか否かを判別する(ステップS415)。割り込みジョブの全枚数のプリントが終了していない場合には、累積プリント枚数によらず、画像調整処理を実行しないで、ステップS413に戻って、割り込みプリント動作を継続する。
一方、割り込みジョブの全枚数のプリントが終了している場合には、累積プリント枚数が、上記<条件2>のジョブ終了時の画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えているか否かを判別する(ステップS416)。
ステップS416で、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えていない場合は、ステップS402に戻って、一時中断中のジョブを続きから再開する。一方、ステップS416で、累積プリント枚数が画像調整処理実行の判断枚数(170枚)を超えている場合は、画像調整処理を実行し(ステップS417)、画像調整処理の終了後、累積プリント枚数を0枚にクリアにする(ステップS418)。その後、ステップS402に戻って、一時中断中のジョブを続きから再開する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、実行中のジョブが割込み動作指示で中断される場合(ステップS405でYES)、ステップS413で割込ジョブを開始する時は画像調整処理が実行されない。即ち、割込みジョブの開始時に、電子写真カラー複写機の画像調整処理を必要と判断している場合でも当該調整処理が抑制される。結果として、より緊急度の高いジョブの実行が予想される割り込み操作を考慮して、画像形成装置の調整動作の実行時期を調整することにより、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。また、割り込みジョブを、速やかに完了させることができる。
さらに、実行中のジョブが中止指示で終了される場合(ステップS404でYES)、累積プリント枚数によらず、画像調整処理を実行しないでスタンバイ状態になる(ステップS401)、即ち、画像形成装置の調整動作を必要と判断している場合でも当該調整動作が抑制される。結果として、より緊急度の高いジョブの実行が予想される中止操作を考慮して、画像形成装置の調整動作の実行時期を調整することにより、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。また速やかに、次のジョブの実行が可能である。
また、画像調整処理の要/不要の判定条件をジョブ実行中と、ジョブ終了時に分けて設定することにより(ステップS406、S407、S410)、ジョブ実行中の画像調整制御を抑制することが可能である。
なお、本実施の形態では、濃度調整処理及びレジスト調整処理を同時期に実施しているため、同一条件で画像調整処理の要/不要を判定しているが、各々個別の条件を有し、個別の累積プリント枚数で画像調整処理の要/不要を判定しても、本実施の形態と同様の効果が得られることは言うまでもない。また、画像調整処理の要/不要の判定は、累積プリント枚数に限定されず、例えば、装置内の温度又は湿度や、累積トナー消費量、累積画像濃度等のいかなる基準で判定しても構わない。
また、図4及び図5の画像調整処理の実行タイミングを示すフローチャートでは、割込みジョブ実行中の画像調整処理を抑制し、割り込みジョブが速やかに完了する処理を例示しているが、多枚数の割込みジョブ時を考慮し、割込みジョブ中においても、調整制御の要/不要を判定し、画像調整制御を実施してもよい。この場合、例えば、図4のステップS407〜ステップS409のように、通常のジョブと同様の方法で画像調整処理の要/不要を判定してもよいし、割込みジョブ固有の方法によって画像調整処理の要/不要を判定してもよい。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す断面図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 画像調整処理の実施タイミングを示す概念図である。 中止操作や割り込み操作があった場合の画像調整処理の実行タイミングを示すフローチャートである。 中止操作や割り込み操作があった場合の画像調整処理の実行タイミングを示すフローチャートである。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 記憶装置
105 通信部
106 操作部
107 バス

Claims (5)

  1. 画像データに基づいて画像形成のジョブを実行する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の調整動作を必要とする所定の条件を満たしているかどうかを判断する調整判断手段と、
    前記画像形成のジョブの実行中に、前記調整判断手段の判断結果に応じて前記画像形成装置の調整動作を実行する調整手段と、
    実行中のジョブを中断し、割込みジョブを実行した後、中断されたジョブの実行を再開する割込み動作を指示する割込み指示手段と、
    前記実行中のジョブが前記割込み指示手段による割込み動作指示で中断される場合、前記割込みジョブの開始時に、前記所定の条件を満たしている場合であっても前記調整動作を抑制する制御手段とを有し、
    前記調整手段は、前記割込みジョブの実行後に、前記制御手段により抑制された前記画像形成装置の調整動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成された用紙の枚数を計数する計数手段を有し、
    前記調整判断手段は、前記計数手段により計数された用紙の枚数に基づいて、前記所定の条件を満たしているかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記計数手段は、前記調整手段により前記画像形成装置の調整動作が実行された後、前記計数された用紙の枚数をクリアすることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記調整判断手段は、前記画像形成のジョブの実行中と終了時とで、前記所定の条件を満たしているかどうかを判断する判断基準を換えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置の調整動作は、画像形成条件に起因する画像濃度変化を補正するための濃度調整動作、及び前記画像形成条件に起因するカラー画像の色ずれを補正するためのレジスト調整動作を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
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