JP2000056625A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2000056625A
JP2000056625A JP10224683A JP22468398A JP2000056625A JP 2000056625 A JP2000056625 A JP 2000056625A JP 10224683 A JP10224683 A JP 10224683A JP 22468398 A JP22468398 A JP 22468398A JP 2000056625 A JP2000056625 A JP 2000056625A
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Ayahiro Mitekura
理弘 見手倉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザが1台の画像形成システムを共
用するときの待時間に関して総合的な満足度を得ること
が可能な画像形成システムを提供する。 【解決手段】 画像を読み取る画像読み取り装置3と、
入力されたカラー情報に応じて画像を形成する画像形成
装置4と、各々異なった処理を行なう複数のアプリケー
ション81,82,83と、各アプリケーション81,
82,83からのカラー情報を受け、各アプリケーショ
ン81,82,83からの使用要求を受けた際に、前記
カラー情報により優先順序を判断してシステム制御コン
トローラ101が画像形成装置4の使用権を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を電気信
号に変換して画像形成装置により復元するディジタル複
写機システムに関し、特に複数のアプリケーションがリ
ソースを共有するディジタル複写機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のディジタル複写機で
は、原稿画像を電気信号に変換するのでこの画像信号に
対して各種の画像処理を施した後、画像形成装置により
可視化して復元するとともに、ファクシミリやプリンタ
の他にスキャナやファイルシステム等の拡張機能すなわ
ちアプリケーションを持たせることができる。この場
合、複数のアプリケーションにより共有される資源(リ
ソース)としては、画像読み取り装置、画像形成装置、
操作部、メモリ、周辺機(原稿送り装置(DF)やソー
タ)がある。
【0003】また、近年では、コピー、プリンタ、ファ
クシミリ等の複数のアプリケーションが画像読み取り装
置、画像形成装置等のリソースを共有して選択的に使用
するマルチタスク型の画像形成システムが提案されてい
る。なお、この種の画像形成システムには、一般にディ
ジタル複写機システムが使用される。ところで、これら
のシステムにおいては、各アプリケーションごとに優先
度を設定することができ、接続されたパーソナルコンピ
ュータ(PC)からのプリント印刷をコピーより優先度
を高く設定し、コピー中にプリント印刷を優先させて出
力できるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように優
先度が設定されたものでは、アプリケーションごとの優
先度の設定を変更しない限りプリント印刷中にコピーを
行うことができないことになる。ここで、カラーモード
による1枚あたりの画像形成時間を考えると、複数の色
重ねの画像形成工程を経て行われるフルカラー印刷に比
較してブラックコピーは色重ね工程が不要なため、1枚
あたりの画像形成速時間が短いことは当然のことであ
る。また、ユーザの一般的概念を考えると、フルカラー
印刷を行うユーザは印刷終了迄の時間が長いことを予想
して待っており、ブラックコピーを行うユーザはフルカ
ラー印刷に比べて印刷終了迄の時間が短いことを予想し
て待っていると考えられる。したがって、ブラックコピ
ーユーザが自分がコピーする前にフルカラーコピーが行
われていると、必然的に待時間が長くなり、不満度がか
なり高くなっていると考えられる。
【0005】これに対し、ブラックコピーが多数枚かつ
転写紙サイズが大きいのに対し、フルカラー印刷が1枚
で転写紙サイズが小さい場合には、逆にフルカラー印刷
を行うユーザの方がブラックコピーを行うユーザよりも
印刷終了までの時間が短いことを予想していると考えら
れる。また、あるユーザがシステムを使用しているとき
に、他のユーザに割り込まれて使用された場合、短時間
であればそれほど不快に感じないが、長時間割り込まれ
た場合には不快感が高まることは否めない。
【0006】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たもので、その目的は、複数のユーザが1台の画像形成
システムを共用するときの待時間に関して総合的な満足
度を得ることが可能な画像形成システムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、画像を読み取る画像読み取りリソー
スと、入力されたカラー情報に応じて画像を形成する画
像形成リソースと、各々異なった処理を行なう複数のア
プリケーションと、各アプリケーションからのカラー情
報を受け、各アプリケーションからの使用要求を受けた
際に、前記カラー情報により優先順序を判断して前記画
像形成リソースの使用権を与える調停手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0008】第2の手段は、第1の手段において、前記
優先順序をカラー情報毎に設定可能な設定手段をさらに
備えていることを特徴とする。
【0009】第3の手段は、第1の手段において、前記
調停手段は、前記各アプリケーションからのカラー情報
に加えアプリケーション識別情報を受け、各アプリケー
ションからの使用要求を受けた際に、前記カラー情報及
び前記アプリケーション識別情報により優先順序を判断
して前記画像形成リソースの使用権を与えることを特徴
とする。
【0010】第4の手段は、第3の手段において、前記
優先順序をカラー情報及び前記アプリケーション識別情
報ごとに設定可能な設定手段をさらに備えていることを
特徴とする。
【0011】第5の手段は、画像を読み取る画像読み取
りリソースと、入力されたカラー情報に応じて画像を形
成する画像形成リソースと、各々異なった処理を行なう
複数のアプリケーションと、各アプリケーションからの
リソース使用条件情報を受け、各アプリケーションから
の使用要求を受けた際に、前記リソース使用条件情報に
より優先度を判断して前記画像形成リソースの使用権を
与える調停手段とを備えていることを特徴とする。
【0012】第6の手段は、第5の手段において、前記
調停手段は、前記リソース使用条件情報からアプリケー
ションの要求処理に要する時間を算出し、当該時間から
優先度を判断することを特徴とする。
【0013】第7の手段は、第5または第6の手段にお
いて、前記リソース使用条件情報は、カラー情報、枚数
情報、転写紙サイズ情報、読み取りサイズ情報のうち少
なくとも1つの情報からなることを特徴とする。
【0014】第8の手段は、第5または第6の手段にお
いて、前記優先度を決定する閾値時間を設定する設定手
段をさらに備え、前記調停手段は、前記設定手段によっ
て設定された閾値時間に基づいて優先度を2つに判別
し、この判別された優先度に応じて前記アプリケーショ
ンに使用権を与えることを特徴とする。
【0015】第9の手段は、第1、3、4、5、6及び
8の手段において、前記アプリケーションにコピー、プ
リンタ、スキャナ及びファクシミリの少なくとも1つが
含まれていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0017】<第1の実施形態>まず、第1の実施形態
について説明する。この実施得は、各アプリケーション
からのカラー情報を受け、各アプリケーションからの使
用要求を受けた際に、前記カラー情報により優先順序を
判断して画像形成リソースの使用権を与えるように構成
した例である。
【0018】図1は本発明に係る画像形成システムの一
実施形態としてのディジタル画像形成システムを示すブ
ロック図、図2は図1のディジタル画像形成システムの
概略的構成を示す説明図、図3は図1のディジタル画像
形成システムのハードウエアの一例を示すブロック図、
図4は図1のディジタル画像形成システムのハードウエ
アの他の例を示すブロック図、図5は図1のディジタル
画像形成システムにおいてアプリケーション層とシステ
ム制御層の関係を示す説明図、図6は図1のディジタル
画像形成システムにおいてコピーアプリケーションとプ
リンタアプリケーションのインターリーブ動作を示す説
明図、図7は図1のディジタル画像形成システムにおい
てファクシミリアプリケーションとプリンタアプリケー
ションの並列動作を示す説明図、図8は図1の操作部の
一例を示す説明図、図9はシステム制御部の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0019】図2におけるディジタル画像形成システム
は、原稿仕送り装置1、読み取り装置3、画像形成装置
4、第1、第2、第3の3段の給紙カセット7a,7
b,7cを備えた給紙装置、および排紙仕分け装置6か
ら構成されている。読み取り装置3は、原稿画像を照明
ランプ3aによって露光し、ミラー3bを介してCCD
3cに取り込み、ブラックBk、マゼンタM、シアン
C、イエローYの各色の成分からなる画像データ信号に
分解して画像形成装置4に転送する。
【0020】画像形成装置4は、フルカラー画像が形成
可能になっており、感光体4aの帯電工程、書込装置4
bによるレーザ露光工程、リボルバ現像方式で現像を行
うトナーによる現像工程、中間転写ベルト4d上に画像
を転写する1次転写工程、1次転写ベルト上のトナー像
をレジストローラによってタイミング調整された転写紙
へ転写する2次転写工程、およびクリーニング工程を経
て定着工程において搬送されてきた転写紙上のトナー像
を熱定着し、定着後、機外に排出するようになってい
る。フルカラー画像を形成する場合には、上記帯電、露
光、現像、1次転写の各工程をブラックBk、マゼンタ
M、シアンC、イエローYの4回行う。各色の位置合わ
せは、中間転写ベルト4dに付けられているベルトマー
クを光反射センサなどの検出手段によって検出し、タイ
ミングを生成している。
【0021】リボルバ現像器4cの内部は4分割されて
おり、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色そ
れぞれの現像器が配されている。また、各現像器には、
それぞれの色に対応したトナーを収容したトナー収容器
が着脱自在に保持されている。このトナー収容器は、各
色の現像器に近接して配置されており、各現像器と連動
して移動する。リボルバ現像器は画像読み取り装置の制
御のもとに図示しないパルスモータ駆動制御によって指
定角度分、図2の矢印方向に回転駆動される。
【0022】両面ユニット5は給紙カセット7からレジ
ストローラ4eを経て画像形成装置4に給紙され、一方
の面に画像が形成された用紙の裏表を反転して再度画像
形成装置4に再給紙するように構成されている。これに
より、1枚の用紙の両面に画像を形成することができ
る。なお、この種の両面ユニット5では、1枚の用紙を
直ぐに再給紙するものと、複数の用紙をスタックして最
上位の用紙から順次再給紙するものが知られている。画
像形成装置4により画像が形成された用紙は定着ローラ
4fにより画像の定着が行われ、排紙仕分け装置6によ
りページ順やページ毎に仕分けられて排紙される。
【0023】拡張機能(アプリケーション)は上記原稿
仕送り装置1、操作部2、画像読み取り装置3、画像形
成装置4、両面ユニット5、排紙仕分け装置6および給
紙カセット7のリソースを共有し、例えば図1に示すよ
うにコピー、プリンタ、ファクシミリ(FAX)および
スキャナ、ファイルシステム等のその他の各種アプリケ
ーション81、82、83、84により構成されてい
る。
【0024】ここで、この明細書では上記拡張機能を
「アプリケーション」と表現し、また、画像読み取り装
置3により光電変換された画像信号、画像形成装置4に
入力する画像信号および画像信号の同期用信号をまとめ
て「ビデオ信号」と表現する。さらに、この「ビデオ信
号」を画像読み取り装置3と、画像形成装置4とアプリ
ケーション81〜84間でやり取りするための信号を
「制御信号」または「コマンド」と表現する。また、こ
のように複数のアプリケーション81〜84を有するデ
ィジタル複写機を「システム」と表現し、この「システ
ム」を制御するコントローラを「システム制御部」また
は「システムコントローラ」と表現する。
【0025】つぎに、操作部(および表示部)2につい
て説明すると、このように複数のアプリケーション81
〜84が搭載されたシステムであっても、ごく限られた
操作部しか持たない場合が多く、このような場合にはユ
ーザが使用するアプリケーションのために操作部2を明
け渡すことが必要になる。そこで、本発明ではアプリケ
ーション81〜84単位に用意された画面を「仮想画
面」と表現する。したがって、「仮想画面」は複数個存
在するが、操作部2に実際に表示されているのは常に1
つである。
【0026】この操作部2の表示権を渡されたアプリケ
ーションを「フォアグランドアプリケーション」と表現
し、この「フォアグランドアプリケーション」にはシス
テムからほぼ全てのキー入力が通知され、また、自身の
みの「仮想画面」が操作部2に表示される。他方、表示
権がないアプリケーションを「バックグランドアプリケ
ーション」と表現し、この「バックグランドアプリケー
ション」は表示権がないのみで動作を中断することはな
く、また、限られたキーがシステム制御部101から通
知される。したがって、例えばプリンタアプリケーショ
ン82はバックグランドであっても、画像形成装置4が
空いている状態であれば外部のホストパーソナルコンピ
ュータ(図示省略)からの印字データがあれば画像形成
装置4による出力を試みることもできる。
【0027】また、画像形成装置4等のリソースが空い
ている状態を「アイドル状態」と表現し、また、システ
ム制御部101は各リソース単位でこのアイドル状態を
管理している。さらに、電源投入時にシステム制御部1
01から最初に画面表示権を与えられるアプリケーショ
ンを「立ち上げアプリケーション」と表現する。
【0028】つぎに、「差し込み出力」または「インタ
ーリーブ」について説明する。この用語は主に、後述す
る画像出力時の動作説明で用いられている。例えば近年
のディジタル複写機では機能が複合され、例えば複写機
とファクシミリまたはプリンタあるいはそれ以上の組み
合わせが1台に集約されているものがある。一般的に
は、例えば複写機能が終了した後プリンタ出力に切り換
えるように、機能単位(=ジョブ単位)で出力が行われ
ている。これに対し、1ジョブの出力に他のジョブ出力
を差し込んで出力することを「インターリーブ」と表現
し、例えば複写機の出力中に、機械を止めることなくプ
リンタ出力を実現可能であることを意味する。
【0029】「モード」はアプリケーションに表示権が
あることを示し、例えばプリンタアプリケーションに表
示権がある場合にはこのディジタル複写機はプリンタモ
ードであると表現する。また、このモードが切り換わる
時点を「モード移行」または「モード遷移」と表現し、
これはシステム制御部101により制御される。
【0030】ここで、システムが複雑化するとアプリケ
ーションをユーザ毎に個別に対応することが必要になる
が、工場出荷時にこれらの対応を全て満足しようとする
ことは不可能であるので、市場に出荷された状態での対
応が不可欠となる。そこで、本発明では不揮発性RAM
を装備し、顧客の要求に応じたシステム設定機能を設け
た。そして、この機能を「ユーザ設定」と表現する。
【0031】また、画像形成装置4がレーザビームを用
いた電子写真プロセス方式の場合には、書込み密度があ
る程度選択可能であるので、この機能を「VR:Variab
le Resolusion (可変密度)」または「MR:MultiRes
olusion (複数密度)」と表現する。さらに、電子写真
プロセス方式の複写機では、消耗品が多いのでユーザに
対して使用を無制限に許可しない場合があるが、これを
「利用者制限」と表現する。この「利用者制限」では利
用者を特定、限定、管理するために「コインラック」、
「キーカウンタ」、「キーカード」、「暗証番号」など
が使用される。
【0032】このように1つずつのリソースを複数のア
プリケーション81〜84が共有して選択的に使用する
マルチタスク型システムを構成する場合、このシステム
は図1に示すようにシステム制御層100により管理さ
れ、このシステム制御層100はシステム制御部101
と、操作部2、画像読み取り装置3、画像形成装置41
および排紙仕分け装置6等の周辺機の各コントローラ2
1、31、41、61により構成される。
【0033】また、デバイス制御層110はシステム制
御層100からのコマンド、制御信号等の論理指示を、
装置を実際に駆動するクラッチ、センサ、モータ等の機
械的入出力を駆動、入力するための変換を行う。アプリ
ケーション層80にはアプリケーション81〜84がシ
ステム制御層100から提供される機能により共存して
いる。
【0034】このようなシステムのハードウエアは、例
えば図3に示すようにアプリケーション81〜83毎に
CPU81a、82a、83aを設けるとともに、リソ
ースである操作部2と、画像読み取り装置3と画像形成
装置4に対して1個のCPU10を設けることによりシ
ステム制御層100とデバイス制御層110を1個のC
PU10により制御することができる。なお、プリンタ
アプリケーション82とファクシミリアプリケーション
83にはそれぞれページメモリ82b、83bが設けら
れている。
【0035】また、他のハードウエアとしては図4に示
すように、アプリケーション81〜83と、システム制
御部(コントローラ)101と各リソース2〜4毎にそ
れぞれCPU81a〜83a、101a、21a、31
a、41aを設け、システム制御部101のCPU10
1aから各CPU81a〜83a、21a〜41aへの
コマンドを制御信号線を介して伝達するように構成する
ことができ、このように本発明のハードウエア構成は自
由に構成することができる。
【0036】つぎに、図5〜図7を参照して仮想リソー
スについて説明する。システム制御層100ではアプリ
ケーション層80から見た場合、図5において破線で示
すように全てのアプリケーション81〜83に対して仮
想リソースが存在するような機能を提供し、この機能に
よりアプリケーション層80では特にシステム状態を管
理する必要がなく、システム制御層100が全てのアプ
リケーション81〜83を同一条件で管理することがで
きる。
【0037】すなわち各アプリケーション81〜83は
使用したいリソースが発生した時点でその使用要求をシ
ステム制御層100に送り、システム制御層100はそ
の時点のリソースの使用状況から判断した結果を要求元
アプリケーションに送る。要求元アプリケーションはそ
の結果により実行可能か否かを判断して可能であれば実
行する。なお、システム制御層100は基本的には同等
の手順でアプリケーション81〜83の実行権を管理す
る。
【0038】ここで、図2に示すように実際のリソース
2〜4は1つずつしか存在しないので、システム制御層
100は仮想リソースの使用要求が競合した場合、リソ
ース2〜4の実際の使用権を渡すために排他的制御また
は時分割割り付けを行う必要がある。なお、排他的制御
を行うか時分割割り付けを行うかは、リソースの種類や
ユーザ設定に応じて異なる。
【0039】図6および図7において、破線で示す仮想
リソースはそのアプリケーションが実行権を取っていな
い場合を示し、実線で示すリソースはそのアプリケーシ
ョンが実行権を取っている場合を示している。また、図
6はコピーアプリケーション81とプリンタアプリケー
ション82のインターリーブ動作、すなわち1ジョブの
出力に他のジョブ出力を差し込んで出力する状態を示
し、この例ではコピーアプリケーション81が操作部2
と、画像読み取り装置3と画像形成装置4の全てのリソ
ースの実行権を取って実行中であるが、この状態でプリ
ンタアプリケーション82から画像形成装置4の使用要
求が発生すると、ユーザ設定によりインターリーブモー
ドが設定されている場合に、システム制御層100は画
像形成装置4をコピーアプリケーション81とプリンタ
アプリケーション82に対して時分割で割り付ける。
【0040】この時分割割り付け制御では、リソースの
実行権が複数のアプリケーションの間で動的に変更、画
像形成装置4の出力は、コピーアプリケーション81の
出力とプリンタアプリケーション82の出力が混在して
出力されることになる。したがって、画像形成装置4を
停止することなくコピーアプリケーション81とプリン
タアプリケーション82の待ち時間を最小限に抑制する
ことができる。
【0041】図7は他の動作例としてプリンタアプリケ
ーション82とファクシミリアプリケーション83の並
列動作を示している。ファクシミリアプリケーション8
3は送信時には操作部2と画像読み取り装置3のみを使
用し、他方、プリンタアプリケーション82は画像形成
装置4のみが必要である。したがって、プリンタアプリ
ケーション82とファクシミリアプリケーション83の
リソース使用要求が同時に発生してもリソースの競合が
発生しないので、排他的制御または時分割割り付けを行
うことなく2つのアプリケーション82、83の要求を
受け入れることができ、したがって、ファクシミリ送信
とプリンタ出力を同時に行うことができる。
【0042】つぎに、プロッタ(画像形成装置4)の動
作を説明する。本発明ではアプリケーション81〜84
毎に優先順位が所定の操作方法により登録可能に構成さ
れ、具体的には操作部2上のキーの組み合わせ操作によ
りユーザ設定のプログラムモードに入り、各アプリケー
ション81〜84の優先順位が登録される。また、ここ
で登録される優先順位は「1」〜「9」までの数値で入
力され、複数のアプリケーション81〜84からの出力
要求が同時に発生した場合に優先度が高いアプリケーシ
ョンの出力が優先されて優先度が低いアプリケーション
は次の給紙実行可能タイミングまで出力待ちとなる。
【0043】例えばファクシミリ受信出力を最優先で出
力したいユーザが他のアプリケーション81、82、8
4よりファクシミリアプリケーション83を最優先で登
録することにより、例えばコピー中であってもファクシ
ミリ受信出力が可能となった時点でこのファクシミリ受
信出力をインターリーブ出力し、さらに次の給紙可能な
タイミングでコピー出力を再開する。
【0044】また、例えばユーザが2以上のアプリケー
ションの優先順位を同一に設定した場合に、この同一優
先順位のアプリケーションからの出力要求が同時に発生
すると、これらのアプリケーションには出力権が交互
に、いわゆるラウンドロビンで与えられる。
【0045】例えばコピーアプリケーション81とプリ
ンタアプリケーション82に同一の優先順位が設定さ
れ、それぞれ連続出力を行う場合すなわち用紙の搬送に
おいて1回の給紙を行った後次の給紙を実行可能なタイ
ミングで次の出力を行う場合、コピー出力→プリンタ出
力→コピー出力→プリンタ出力・・・のようにアプリケ
ーション81、82の出力が交互に行われる。また、排
紙仕分け装置(ソータ)6によりアプリケーション毎に
異なるビンに仕分けることにより、各アプリケーション
のユーザが用紙を取り出す際の混乱を防止することがで
きる。
【0046】したがって、複数のユーザが1台の複写機
を共有して使用する場合に、使用権をユーザ間で公平に
与えることができる。また、上記例では同一の優先順位
を2つのアプリケーション81、82に設定した場合に
ついて説明したが3以上のアプリケーションに設定して
もよい。なお、2以上のアプリケーションからの出力要
求が同時に発生しない場合は当然に起こり得るが、この
場合にはシステム制御部101が最初に要求したアプリ
ケーションの出力を行う。すなわち、1ユーザが1つの
アプリケーションのみを使用する場合には、従来の複写
機やアプリケーションと同様な動作となる。
【0047】ここで、画像形成装置4がレーザビームを
用いた電子写真プロセス方式で書込みを行う場合には、
ポリゴンミラーの回転数を変更することにより書込み密
度を複数段階で変更することができる(MR)。他方、
アプリケーション毎に最適な書込み密度は異なる場合が
あり、したがって、前述したように3以上のアプリケー
ションが同一の優先順位によりいわゆるラウンドロビン
で出力する毎にポリゴンミラーの回転数を変更しなけれ
ばならない。
【0048】しかしながら、ポリゴンミラーの回転数を
変更すると定格回転で安定するまでに通常3秒程度の時
間を要するので、アプリケーションが切り替わる毎に3
秒程度の余分な時間がかかり、システム全体のスループ
ットが低下する。そこで、本発明では2以上のアプリケ
ーションから出力要求が発生した場合に要求が多い書込
み密度のアプリケーションから順次使用権を与えたり、
また、上記同一優先順位の場合には直前に給紙されたア
プリケーションの同等の書込み密度で出力要求したアプ
リケーションを優先することにより、スループットの低
下を防止することができる。また、MRを行った場合に
も最低限の切り換え時間でインターリーブ出力を実現す
ることができる。
【0049】本発明ではまた、操作部2上のキーの組み
合わせ操作によりユーザ設定のプログラムモードに入
り、あるアプリケーションのプリント出力実行中に他の
アプリケーションのプリント出力を差し込むインターリ
ーブの許可と禁止が設定可能に構成されている。ここ
で、インターリーブの許可の場合には前述した優先順位
設定と同様な効果を得ることができるが、排紙仕分け装
置(ソータ)6が装備されていない場合には複数のアプ
リケーションの用紙が1つの排紙トレイ上で混在してユ
ーザが混乱することになる。
【0050】そこで、表示権がないバックグランドアプ
リケーションの出力を原則的に禁止して、ユーザが操作
部2上で意識的に出力を希望するアプリケーションモー
ドを選択するか、表示権を有するフォアグランドアプリ
ケーションがアイドル状態の時に限り、バックグランド
アプリケーションをフォアグランドアプリケーションに
自動的に切り換えて出力を行うことにより上記問題を解
決することができる。
【0051】また、利用者制限が設定されているアプリ
ケーションがバックグランドアプリケーションから出力
されることを禁止し、ユーザが意識的にフォアグランド
アプリケーションを選択した後のみ出力が行われるよう
に構成されている。これは、もし第1のユーザがフォア
グランドアプリケーションにおいてコインラック、キー
カード、キーカウンタのような利用者制限機器を用いて
出力を行っている間に第2のユーザがバックグランドア
プリケーションから出力可能にすると、第1のユーザの
利用者制限機器にカウントアップされるからである。ま
た、この利用者制限はアプリケーション毎に設定するこ
とができる。
【0052】さらに、フォアグランドアプリケーション
を使用中のユーザに対して、バックグランドアプリケー
ションが出力を開始した場合にその旨を表示して通知す
るように構成されている。図8はその一例を示し、コピ
ー、プリンタ、ファクシミリおよびその他のアプリケー
ション81〜84用のLED81c、82c、83c、
84cが設けられ、この例ではフォアグランドとしてフ
ァクシミリ用のLED83cが点灯し、バックグランド
として出力中のプリンタ用のLED82cが点滅してい
る。また、この点滅はバックグランド用の給紙が開始さ
れた後、排紙が完了するまで行われる。
【0053】なお、バックグランドとして出力中の場合
にLEDを点滅する代わりに操作2のLCD2aに例え
ば「FAX優先出力中」のようなガイダンスを表示する
ようにしてもよく、この場合にもフォアグランドアプリ
ケーションを使用中のユーザに対して、バックグランド
アプリケーションにより排紙された用紙を間違わないよ
うに注意を喚起することができる。
【0054】また、割り込みコピーを最優先に設定可能
に構成されている。すなわち、割り込みコピーはユーザ
が緊急度を要して実行する位置づけられるので、最優先
に設定することによりユーザの使用勝手を向上させるこ
とができる。
【0055】次に、システム制御部101の動作の主要
な部分について説明する。
【0056】コピー81、ファクシミリ83、プリンタ
82およびスキャナの各アプリケーションの読み取り装
置の画像形成装置の使用要求リソースは、表1のように
なっている。各アプリケーション81〜84が処理を行
う際に読み取り装置と画像形成装置に対して使用するか
否かの要求をシステム制御部101へ発行する。ここで
は、○が使用要求、×が未使用とする。
【0057】
【表1】
【0058】システム制御部101が持つリソースの状
態は、表2のように、読み取り装置、画像形成装置の使
用可否状態を設ける。ここでは、○が使用可能、×が使
用不可とする。
【0059】
【表2】
【0060】システム制御部101は、リソース使用要
求を受けたときに、表3のようなリソース要求を待ちテ
ーブルへ優先順位の順になるようにソートして登録す
る。
【0061】
【表3】
【0062】そして、テーブルの上から順に使用要求さ
れた全てのリソースが使用可能か否かを表2のリソース
状態に基づいて判定し、使用可能であればその要求を表
4のようなリソース獲得テーブルに移す。
【0063】
【表4】
【0064】次に、図9を参照して出力動作について説
明する。電源がオンになると例えば定着器の温度が所定
温度に達したり、ジャムが発生していない給紙可能状態
まで待機し(ステップ901)、アプリケーションの出
力要求を受け付けた後、予め設定された優先順位のアプ
リケーションのソート処理を行う(ステップ902)。
次いで、そのアプリケーションがバックグランドからの
出力を許可されているか否かを判別し(ステップ90
3)、許可されている場合には、ステップ904以下に
進み、許可されていない場合には、ステップ912に分
岐する。
【0065】ステップ912では、そのアプリケーショ
ンがフォアグランドの場合にステップ909に進んで出
力を開始し、次いで給紙不可能状態に設定し(ステップ
910)、受け付けた残りの出力要求を待ち状態にし
(ステップ911)、ステップ901に戻る。また、ス
テップ912においてそのアプリケーションがフォアグ
ランドでない場合には、ステップ913に分岐して実行
待ち状態にし、ステップ915で受け付けた要求の処理
が終了した場合にはステップ901に戻り、まだ終了し
ていない場合にはステップ903に戻る。
【0066】ステップ903において、そのアプリケー
ションがバックグランドからの出力を許可されたいる場
合には、そのアプリケーションが利用者制限に設定され
ているか否かを判別し(ステップ904)、設定されて
いない場合には、ステップ905以下に進み、設定され
ている場合には、ステップ912に分岐する。
【0067】また、ステップ905では、割り込みモー
ドが設定されているか否かを判別し、設定されていない
場合には、ステップ906以下に進み、設定されている
場合には、ステップ912に分岐する。ステップ906
ではフォアグランドアプリケーションがソート又はスタ
ックモード請求項選択していって、かつ、フォアグラン
ドアプリケーションがアイドル状態でないか否かを判別
し、YESの場合にステップ912に分岐し、NOの場
合には、ステップ907以下に進む。
【0068】ステップ907では、同一優先順位であっ
て直前に給紙されたアプリケーションと同一の書き込み
密度の要求があるか否かを判別し、同一のものがある場
合には、ステップ909に進んでそのアプリケーション
の出力を行い、同一のものがない場合には、ステップ9
08以下に進む。ステップ908では、直前に給紙され
た書き込み密度と同じ要求か否かを判別し、NOの場合
には、ステップ909に進んでそのアプリケーションの
出力を行い、YESの場合には、ステップ914に分岐
して実行待ち状態にし、ステップ915に進む。
【0069】引き続き、システム制御部101が行う図
9のステップ902で実行するリソース待ちテーブルの
ソート処理の処理手順を図10のフローチャートを参照
して説明する。この処理では、まず、ステップ1001
で変数nに1をセットし、ステップ1002でn番テー
ブルにリソース使用要求が登録されているかどうかをチ
ェックする。リソース使用要求が登録されていればステ
ップ1003に進み、登録されていなければステップ1
006に進む。ステップ1003ではn番テーブルの優
先度が要求のあったアプリケーションの優先度よりも高
いかどうかをチェックする。このチェックでn番テーブ
ルの優先度が高ければステップ1004で変数nを
「1」増加させてステップ1002に戻る。一方、n番
テーブルの優先度が低ければ、ステップ1005でn番
以降のテーブルをすべて下に1つずらす。そして、ステ
ップ1006で要求をn番目に登録する。
【0070】登録が終了すると、ステップ1007で変
数kに「1」を設定し、さらにステップ1008でk番
テーブルの使用リソースが全て使用可能かどうかをチェ
ックする。もし、k番テーブルが使用可能であれば、ス
テップ1011に進み、使用不能であればステップ10
09に進む。ステップ1009では、番号「k」が最終
テーブル番号以上かどうかをチェックし、最終テーブル
番号以上であれば、この処理を終了し、最終テーブル番
号未満であればステップ1010で「k」を「1」増加
させてステップ1008以降の処理を繰り返す。
【0071】一方、ステップ1011では、k番テーブ
ルを実行バッファに移し、ステップ1012で「k+
1」番以降のテーブルを全て上に1つずらして処理を終
える。
【0072】また、システム制御部101は登録されて
いる各アプリケーションから受信したカラーモードをア
プリケーションごとに表5のようなアプリケーションカ
ラーモード情報として記憶しておく。
【0073】
【表5】
【0074】各アプリケーションからシステム制御部が
リソース使用要求を受けた際に実行する使用要求テーブ
ルへの登録動作については前述したが、その際、各アプ
リケーションの使用要求の優先度を判定する動作につい
て説明する。使用要求アプリケーションとカラーモード
の種別に応じては、ユーザは表6のように優先度を設定
することができる。
【0075】
【表6】
【0076】この設定は、不揮発性RAMに記憶され、
装置の電源をオフしても次に変更されるまで記憶されて
いる。表6の項目におけるカラーモード種別とは、カラ
ーモードを使用色によってフルカラーとモノカラーの2
つに分類したもので、このカラーモードとカラーモード
種別の対応を表7に示す。
【0077】
【表7】
【0078】表6では、優先度の高いものを1から順に
7まで設定できる例を示している。この設定例は、短時
間で機械の使用を終えるユーザと機械の前で操作する必
要のあるユーザの両方の満足度を考えた優先度設定と言
える。すなわち、短時間でコピー作業が終わり、かつ機
械の前で操作する必要のあるモノカラーコピーを最優先
させ、次に時間のかかる機械の前で操作する必要のある
フルカラーモードのコピーを優先させている。そして、
機械の前で操作する必要のないプリンタのフルカラーモ
ード、FAXの順に優先度が設定されている。ここで
は、FAXはモノカラーFAXを想定しており、フルカ
ラーFAXに対応した機械であれば、コピーやプリンタ
と同様にカラーモード種別に応じて優先度の設定ができ
るようにしてもよい。
【0079】この処理を、図11のフローチャートを参
照してさらに詳しく説明する。ここでは、変数AとJと
を用意し、変数Aを使用要求してきたアプリケーション
の優先度の判定結果とし、変数Jをユーザが設定したア
プリケーション種別とカラーモード種別に対応してユー
ザが設定するテーブルを番号1から順に7までチェック
するためのテーブルポインタとする。いずれも一時的に
記憶される変数である。
【0080】この処理では、まず、ステップ1101で
変数Aをクリアする。次いで、ステップ1102で表6
のテーブル番号の一時的記憶変数Jに「1」を設定す
る。ステップ1103では、J番テーブルのアプリケー
ションが使用要求したアプリケーションと同じかどうか
をチェックする。同じであればステップ1104に進
み、同じでなければステップ1105に進む。ステップ
1104では、J番テーブルのカラー種別が使用要求し
たアプリケーションのカラーモード種別と同じかどうか
をチェックする。このチェックで同じであればステップ
1107に進み、同じでなければステップ1105に進
む。ステップ1107では、現在のJの値からJ番テー
ブルの優先度を変数Aに設定してこの処理を終了する。
ステップ1105では、Jを「1」増加させ、ステップ
1106に進む。ステップ1106ではJが7より大き
いかどうかチェックし、大きければこの処理を終了し、
7以下であればステップ1103に戻って以降の処理を
繰り返す。
【0081】<第2の実施形態>この実施形態は 各ア
プリケーションからのリソース使用条件情報を受け、各
アプリケーションからの使用要求を受けた際に、前記リ
ソース使用条件情報により優先度を判断して画像形成リ
ソースの使用権を与えるようにした例である。
【0082】なお、この実施形態に係る画像形成システ
ムは、図1ないし図10とこれらの図を参照して説明し
た前述の第1の実施形態における画像形成システムと同
等に構成され、表1ないし表4も同一である。以下、第
1の実施形態と同等な各部については同一の参照符号を
付し、重複する説明は割愛する。以下、異なる点につい
てのみ説明する。
【0083】この実施形態では、システム制御部101
に登録されている表5のカラーモード情報を表8に示す
ようなアプリケーション画像形成情報としている。
【0084】
【表8】
【0085】すなわち、システム制御部101は登録さ
れている各アプリケーション81〜83から受信したカ
ラーモード、設定枚数、転写紙サイズをアプリケーショ
ン毎に表8に示すようなアプリケーション画像形成情報
として記憶しておく。各アプリケーション81〜83か
らシステム制御部101がリソース使用要求を受けた際
に実行する使用要求テーブルへの登録動作については表
3を参照して説明したが、その際に行われる各アプリケ
ーション81〜83の使用要求の優先度の判定動作は以
下のようになる。また、この実施形態では、表9に示す
ようなカラーモード毎のアプリケーション要求処理に要
する時間の計算式のテーブルを使用する。
【0086】
【表9】
【0087】この実施形態では、転写ベルト1周につき
各カラーモードに使用する1色成分を作像し、それらの
像を重ねて所望のカラー画像を得るようにしているの
で、フルカラーは4色重ね、レッド、グリーン、ブルー
は2色重ねの画像形成が必要となり、これらは転写紙サ
イズによらず、転写ベルト4dの重ね回数分の回転時間
に応じて1枚の画像形成時間が決定される。したがっ
て、表9においても色を重ねる画像形成の場合は、所要
時間の欄は画像サイズを考慮しない計算式となってい
る。ここで、画像サイズとは、アプリケーション81〜
83が画像形成装置4のリソース獲得を要求している場
合には転写紙サイズとなり、読み取り装置3のみのリソ
ース獲得を要求している場合には読み取りサイズとな
る。この実施形態では、読み取り装置3のみのリソース
獲得要求の場合でも、画像形成装置4のリソース獲得を
行ったときのテーブルと同じものを用いているが、異な
る時間計算テーブルを使用することもできる。
【0088】この実施形態では、自動カラー選択につい
ては、優先度の判定ではフルカラーと同じ判定を行うよ
うにしている。これに対し、ブラック、シアン、マゼン
タ、イエローは1色のみの処理となるので、重ね回数に
よらず画像サイズに比例した時間が必要となる。また、
搬送方向の転写紙サイズがA4以下(210mm)はA
4と同じ時間がかかるものとしている。
【0089】システム制御部101はアプリケーション
81〜83から画像形成装置のリソース獲得を要求され
た際に、当該アプリケーション81〜83から受け取っ
たカラーモードと画像サイズ(転写紙サイズ)を用いて
表9の計算式から選択し、画像形成に要する時間を算出
する。この時間計算には、アプリケーション81〜83
から受け取った設定枚数を乗算して優先度判断に使用す
る優先度判定時間を得る。優先度判定時間は、例えばフ
ルカラーモードで3枚コピーなら、 20秒×3枚=60秒 となり、ブラックモード、A3、3枚コピーなら、 3秒×(420mm/210mm)×3枚=18秒 となる。読み取り装置3のみを要求された場合には、転
写紙サイズの代わりにアプリケーション81〜83から
受け取った読み取りサイズを使用して要求処理に必要な
時間を計算する。
【0090】また、この実施形態では、画像形成装置4
を使用しているときに他のユーザに割り込まれたとして
許容できる限界時間(Tlime)を設定している。すなわ
ち、あるユーザが画像形成装置4を使用しているとき
に、他のユーザに割り込まれて使用されてもそれほど不
快に感じない時間があると考えて設定したものである。
このように考えて、割り込んだユーザの画像形成に要す
る時間が設定値以上とそれ未満とで優先度を2つに分
け、設定値以上の場合は高優先度(1)とし、設定値以
下の場合は低優先度(2)とした。ここでは、優先度は
2つしか設定していない。基本的に同じ優先度の場合
は、使用要求アプリケーションの使用要求の発生順番に
応じて使用要求待ちテーブルに登録される。
【0091】すなわち、前記Tlimeが30秒と設定され
ている場合、前述のフルカラーモードで3枚コピーの所
要時間60秒ならば優先度2、ブラックモード、A3、
3枚コピーの所要時間18秒なら優先度1となる。この
時間Tlimeの設定は、不揮発性RAMに記憶され、装置
の電源をオフしても次に変更されるまで記憶されてい
る。
【0092】この処理を図12のフローチャートを参照
して説明する。このフローチャートにおいても変数Aと
Jとを用意し、変数Aを使用要求してきたアプリケーシ
ョンの優先度の判定結果とし、変数Jをカラーモードに
対応した1画像形成時間の時間計算式を得るためのテー
ブルをチェックするに用いられるテーブルポインタとす
る。このような設定のもとで、まず、ステップ1201
で優先度を一時的に記憶する変数Aを「0」クリアす
る。次いで、ステップ1202で表9のテーブル番号の
一時的記憶変数Jに「1」を設定する。ステップ120
3ではJ番テーブルのカラーモードが使用要求したアプ
リケーションのカラーモードと同じかどうかをチェック
する。このチェックで同じであればステップ1204の
処理を実行し、同じでなければステップ8の処理を実行
する。
【0093】ステップ1204では、現在のJの値から
J番テーブルの計算式を用い、アプリケーションから受
け取った画像サイズと設定枚数から要求処理の処理に要
する時間を計算する。次いで、ステップ1205で、計
算した時間が設定時間Tlimeより大きいかどうかをチェ
ックする。そして、大きければステップ1206で変数
Aに優先度2を設定してこの処理を終える。これに対
し、ステップ1205で計算した時間が設定時間Tlime
以下であれば、変数Aに優先度1を設定してこの処理を
終える。
【0094】一方、前記ステップ1208では変数Jに
「1」を加算し、ステップ1209で変数Jが9より大
きいかどうかをチェックする。そして、大きければこの
処理を終了し、9以下であればステップ1203に戻っ
て、同ステップ以降の処理を繰り返す。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
ユーザによって1台の画像形成システムを共用して使用
する場合の待ち時間に関して、総合的な満足度を得るこ
とが可能となり、ユーザフレンドリな画像形成システム
とすることができる。
【0096】その際、請求項1記載の発明によれば、ア
プリケーションからのカラー情報を受け、各アプリケー
ションからの使用要求を受けた際に、前記カラー情報に
より優先順序を判断して前記画像形成リソース使用権を
与えるので、カラー情報に応じて優先順序に基づいてア
プリケーションの使用順序を設定することができる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、優先順序を
カラー情報毎に設定可能な設定手段をさらに備えている
ので、設定手段によりユーザの好みに合わせた使用順序
を設定することができる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、アプリケー
ションからのカラー情報に加えアプリケーション識別情
報を受け、各アプリケーションからの使用要求を受けた
際に、カラー情報及びアプリケーション識別情報により
優先順序を判断して前記画像形成リソース使用権を与え
るので、カラー情報及びアプリケーション識別情報を勘
案して使用順序を設定することができる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、優先順序を
カラー情報及びアプリケーション識別情報ごとに設定で
きるので、ユーザの好みに合わせた動作を行うことがで
きる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、各アプリケ
ーションからのリソース使用条件情報を受け、各アプリ
ケーションからの使用要求を受けた際に、リソース使用
条件情報により優先度を判断して画像形成リソース使用
権を与えるので、リソース使用条件情報に基づいて使用
順序を設定することができる。
【0101】請求項6記載の発明によれば、リソース使
用条件情報からアプリケーションの要求処理に要する時
間を算出し、当該時間から優先度を判断するので、実際
に要する時間を勘案して使用順序を設定することができ
る。
【0102】請求項7記載の発明によれば、リソース使
用条件情報は、カラー情報、枚数情報、転写紙サイズ情
報、読み取りサイズ情報のうち少なくとも1つの情報か
らなるので、リソース使用条件をさらに具体的に設定し
て使用順序を設定することができる。
【0103】請求項8記載の発明によれば、優先度を決
定する閾値時間を設定する設定手段をさらに備え、この
設定手段によって設定された閾値時間に基づいて優先度
を2つに判別し、この判別された優先度に応じて前記ア
プリケーションに使用権を与えるので、ユーザの好みに
合わせた動作が可能となる。
【0104】請求項9記載の発明によれば、アプリケー
ションにコピー、プリンタ、スキャナ及びファクシミリ
の少なくとも1つが含まれているので、コピー、プリン
タ、スキャナ及びファクシミリの各アプリケーションに
ついて使用順序の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル画像形成装置システム
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタル画像形成装置システムの概略
的構成を示す説明図である。
【図3】図1のディジタル画像形成装置システムのハー
ドウエアの一例を示すブロック図である。
【図4】図1のディジタル画像形成装置システムのハー
ドウエアの他の例を示すブロック図である。
【図5】図1のディジタル画像形成装置システムにおい
てアプリケーション層とシステム制御層の関係を示す説
明図である。
【図6】図1のディジタル画像形成装置システムにおい
てコピーアプリケーションとプリンタアプリケーション
のインターリーブ動作を示す説明図である。
【図7】図1のディジタル画像形成装置システムにおい
てファクシミリアプリケーションとプリンタアプリケー
ションの並列動作を示す説明図である。
【図8】図2の操作部の一例を示す説明図である。
【図9】図1のディジタル画像形成装置システムの動作
を説明するためのフローチャートである。
【図10】図9のステップ902で実行するリソース要
求待ちテーブルのソート処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】第1の実施形態における優先度判定処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態における優先度判定処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 操作部 3 画像読み取り装置 4 画像形成装置 10 CPU 81、82、83、84 アプリケーション 100 システム制御層 101 システム制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取る画像読み取りリソース
    と、 入力されたカラー情報に応じて画像を形成する画像形成
    リソースと、 各々異なった処理を行なう複数のアプリケーションと、 各アプリケーションからのカラー情報を受け、各アプリ
    ケーションからの使用要求を受けた際に、前記カラー情
    報により優先順序を判断して前記画像形成リソースの使
    用権を与える調停手段と、を備えていることを特徴とす
    る画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記優先順序をカラー情報毎に設定可能
    な設定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記調停手段は、前記各アプリケーショ
    ンからのカラー情報に加えアプリケーション識別情報を
    受け、各アプリケーションからの使用要求を受けた際
    に、前記カラー情報及び前記アプリケーション識別情報
    により優先順序を判断して前記画像形成リソースの使用
    権を与えることを特徴とする請求項1記載の画像形成シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記優先順序をカラー情報及び前記アプ
    リケーション識別情報ごとに設定可能な設定手段をさら
    に備えていることを特徴とする請求項3記載の画像形成
    システム。
  5. 【請求項5】 画像を読み取る画像読み取りリソース
    と、 入力されたカラー情報に応じて画像を形成する画像形成
    リソースと、 各々異なった処理を行なう複数のアプリケーションと、 各アプリケーションからのリソース使用条件情報を受
    け、各アプリケーションからの使用要求を受けた際に、
    前記リソース使用条件情報により優先度を判断して前記
    画像形成リソースの使用権を与える調停手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記調停手段は、前記リソース使用条件
    情報からアプリケーションの要求処理に要する時間を算
    出し、当該時間から優先度を判断することを特徴とする
    請求項5記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記リソース使用条件情報は、カラー情
    報、枚数情報、転写紙サイズ情報、読み取りサイズ情報
    のうち少なくとも1つの情報からなることを特徴とする
    請求項5または6記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記優先度を決定する閾値時間を設定す
    る設定手段をさらに備え、前記調停手段は、前記設定手
    段によって設定された閾値時間に基づいて優先度を2つ
    に判別し、この判別された優先度に応じて前記アプリケ
    ーションに使用権を与えることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記アプリケーションにコピー、プリン
    タ、スキャナ及びファクシミリの少なくとも1つが含ま
    れていることを特徴とする請求項1、3、4、5、6及
    び8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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