JP3245276B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP3245276B2
JP3245276B2 JP25295293A JP25295293A JP3245276B2 JP 3245276 B2 JP3245276 B2 JP 3245276B2 JP 25295293 A JP25295293 A JP 25295293A JP 25295293 A JP25295293 A JP 25295293A JP 3245276 B2 JP3245276 B2 JP 3245276B2
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forming system
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淳 土居
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Ricoh Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32496Changing the task performed, e.g. reading and transmitting, receiving and reproducing, copying

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像読取装置,画像
形成装置,及び両面装置を任意に組み合わせて、各種ア
プリケーションによってページプリンタ,複写機等の特
定機能を実行させるようにした画像形成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年多用されるようになってきたデジタ
ル複写機は、原稿の画像を読み取る画像読取装置、それ
によって読み取られた画像データあるいは外部装置から
送られてくる画像データをビットマップ展開したデータ
を出力し、その画像を給紙された用紙上に画像形成する
画像形成装置、それによって表面に画像形成された用紙
を反転して画像形成装置に再給紙し、その裏面に画像形
成させるための両面装置等によって構成された画像形成
システムであり、複写機の機能だけでなく、上記各装置
を任意に組み合わせてページプリンタ,ファクシミリ装
置,スキャナ,電子ファイル等の各種の機能を実行させ
ることが可能であり、そのための各アプリケーションを
搭載しているものもある。
【0003】ところで、ページプリンタや複写機等の複
数のOA機器を個別に備えるのに比べて、このように画
像形成システムに各種OA機器の機能を実行するアプリ
ケーションを搭載して使用できるようにした場合のメリ
ットは、1つのリソース(資源)を複数のアプリケーシ
ョンで共有できるため、安価で且つ省スペースなシステ
ムを実現できることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のデジタル複写機のような画像形成システム
では、各アプリケーションが同時にジョブを実行できな
いシングルタスク型のシステム制御を行なっており、1
つのリソースを複数のアプリケーションで共有すると、
その各アプリケーション間でリソースの使用権に関して
バッティングが発生しやすくなるため、各アプリケーシ
ョンが同時にジョブを実行できるマルチタスク型のシス
テム制御を実現することができなかった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成システムにおいて、複数のアプリケー
ション間でのリソース、特に両面装置の使用権に関する
バッティングの発生率を低減させて、マルチタスク型の
システム制御を実現できるようにし、両面複写時の待ち
時間を少なくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1〜8の発明は、
原稿の画像を読み取る画像読取装置と、該装置によって
読み取られた画像データあるいは外部装置から送られて
きた画像データをビットマップ展開したデータを出力
し、その画像を給紙された用紙上に画像形成する画像形
成装置と、該装置により表面に画像形成された用紙を反
転し、画像形成装置に再給紙してその裏面に画像形成さ
せる両面装置と、上記各装置を任意に組み合わせて少な
くともページプリンタ及び複写機を含む特定機能を実行
するための各アプリケーションと、該各アプリケーショ
ンからの要求に応じて上記各装置を制御するシステム制
御部とを備えた画像形成システムにおいて、それぞれ上
記の目的を達成するため次の各手段を設けたことを特徴
とする。
【0007】請求項1の発明は、ページプリンタの機能
を実行するためのアプリケーションに、用紙の表面及び
裏面に形成する画像データのビットマップ展開が終了し
たタイミングでシステム制御部に両面装置の使用権を要
求する手段を設けたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の画像形成シ
ステムにおいて、ページプリンタの機能を実行するため
のアプリケーションに、両面装置によって反転された用
紙の画像形成装置への再給紙が開始されたタイミングで
その両面装置の使用権を開放する手段を設けたものであ
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成システムにおいて、複写機の機能を実行するための
アプリケーションに、操作部上で両面モードが選択され
た場合に、そのタイミングでシステム制御部に両面装置
の使用権を要求する手段を設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの画像形成システムにおいて、システム制御部に、
いずれかのアプリケーションによって両面装置の使用権
が要求された場合に、両面装置の使用権が他のアプリケ
ーションによって獲得されているときには両面装置の使
用が不可能であることを、両面装置の使用権が開放され
ているときには両面装置の使用が可能であることを、両
面装置の使用権を要求したアプリケーションに対して通
知する手段を設けたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れの画像形成システムにおいて、システム制御部に、複
数のアプリケーションから両面装置の使用権が要求され
た場合には該要求の先着順に両面装置の使用権を与える
手段を設けたものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項3の画像形成シ
ステムにおいて、複写機の機能を実行するためのアプリ
ケーションに、両面モードが選択された場合に両面装置
の使用権を獲得できなかったときには、コピーモードの
利用不可状態に移行すると共に操作部上にそのメッセー
ジを出力する手段を設けたものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の画像形成シ
ステムにおいて、上記コピーモードの利用不可状態の時
に両面モードの選択がクリアされると、コピーモードの
利用可状態に復帰する手段を設けたものである。
【0014】請求項8の発明は、請求項3,6,7のい
ずれかの画像形成システムにおいて、複写機の機能を実
行するためのアプリケーションに、両面装置の使用権を
システム制御部に要求したときにその使用権を獲得でき
なかった場合には、両面装置の使用権を獲得している他
のアプリケーションが該両面装置の使用権を開放した時
に、システム制御部に両面装置の使用権を再度要求する
手段を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明による画像形成システムでは、
ページプリンタの機能を実行するためのアプリケーショ
ンが、用紙の表面及び裏面に形成する画像データのビッ
トマップ展開が終了したタイミングでシステム制御部に
両面装置の使用権を要求するので、他のアプリケーショ
ンは両面プリントがスタートしても上記ビットマップ展
開が終了するまでは両面装置の使用権を獲得することが
でき、それによって各アプリケーション間での両面装置
の使用権に関するバッティングの発生率が低減する。
【0016】さらに、ページプリンタの機能を実行する
ためのアプリケーションが、両面装置によって反転され
た用紙の画像形成装置への再給紙が開始されたタイミン
グでその両面装置の使用権を開放するようにすれば、他
のアプリケーションは両面プリントの途中(裏面プリン
ト中)から両面装置の使用権を要求することができるの
で、各アプリケーション間での両面装置の使用権に関す
るバッティングの発生率が一層低減する。
【0017】そこで、複写機の機能を実行するためのア
プリケーションが、操作部上で両面モードが選択された
場合に、そのタイミングでシステム制御部に両面装置の
使用権を要求するようにすれば、ページプリンタの機能
を実行するためのアプリケーションによって両面プリン
トが行なわれていても、上記ビットマップ展開が終了す
るまで、あるいは上記裏面プリントのための再給紙が開
始されてから次のビットマップ展開が終了するまでの間
であれば両面装置の使用権を獲得でき、両面コピーを行
なうことができる。
【0018】また、システム制御部は、いずれかのアプ
リケーションによって両面装置の使用権が要求された場
合に、両面装置の使用権が他のアプリケーションによっ
て獲得されているときには両面装置の使用が不可能であ
ることを、両面装置の使用権が開放されているときには
両面装置の使用が可能であることを、両面装置の使用権
を要求したアプリケーションに対して通知することがで
きる。
【0019】さらに、システム制御部は、複数のアプリ
ケーションから両面装置の使用権が要求された場合には
その要求の先着順に両面装置の使用権を与えることがで
きる。さらにまた、複写機の機能を実行するためのアプ
リケーションが、両面モードが選択された場合に両面装
置の使用権を獲得できなかったときには、コピーモード
の利用不可状態に移行すると共に操作部上にそのメッセ
ージを出力することができる。
【0020】また、上記コピーモードの利用不可状態の
時に両面モードの選択がクリアされると、コピーモード
の利用可状態に復帰することもできる。さらに、複写機
の機能を実行するためのアプリケーションが、両面装置
の使用権をシステム制御部に要求したときにその使用権
を獲得できなかった場合には、両面装置の使用権を獲得
している他のアプリケーションが両面装置の使用権を開
放した時に、システム制御部に両面装置の使用権を再度
要求することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明するが、その前にこの発明による画像形成シ
ステムの実施例であるデジタル複写機の説明に使用され
る用語について簡単に説明しておく。
【0022】(1)画像読取装置 デジタル複写機で用いられる画像読取装置は、セットさ
れている原稿の画像面を光源によって照明し、その反射
光を固体作像素子であるCCDラインイメージセンサに
よって電気信号に変換して必要な画像処理を行なう機能
を有する。
【0023】(2)画像形成装置 デジタル複写機で用いられる画像形成装置は、電気信号
として送られた画像イメージを電子写真,感熱,熱転
写,インクジェット等の手段により普通紙,感熱紙等の
用紙に形成する機能を有する。
【0024】(3)アプリケーション デジタル複写機は、原稿の画像を画像読取装置によって
電気信号に変換しながら読み取り、その電気信号を画像
形成装置によって画像に復元することが特徴なので、そ
の読み取った電気信号を様々に変化させて伝達すること
によって複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,スキャ
ナ,ファイルシステム等の特定機能を実行することがで
きる。これらの機能を実行するためのソフトウェアを持
つプリントボードを「アプリケーション(以下「アプ
リ」と略称する)」という。
【0025】(4)ビデオ信号 画像読取装置によって変換された画像の電気信号,画像
形成装置に入力される画像の電気信号,及び画像の電気
信号と同期をとるための信号をまとめて「ビデオ信号」
と表現する。
【0026】(5)制御信号又はコマンド ビデオ信号を画像読取装置,画像形成装置,アプリ間で
やりとりするためには、各装置間で情報を伝達しあう必
要がある。その手段を「制御信号又はコマンド」発行と
表現する。
【0027】(6)システム,システム制御コントロー
ラ 最近のデジタル複写機は、複数のアプリを搭載し、1つ
のリソースをその各アプリで共有するようになってき
た。このようなデジタル複写機をシステムとして表現
し、このシステムを制御するコントローラを「システム
制御コントローラ」と表現する。
【0028】(7)フォアグランド・アプリ 複数のアプリを搭載したデジタル複写機でも、ごく限ら
れた操作部しか持たない場合が多い。このような場合に
は、ユーザが使用するアプリのために操作部を明け渡す
ことが必要となるが、この時操作部の表示権を渡された
アプリを「フォアグランド・アプリ」と表現する。この
フォアグランド・アプリにはシステム制御コントローラ
から略全てのキー入力通知がなされ、自身の仮想画面が
実操作部に表示される。
【0029】(8)バックグランド・アプリ 一方、表示権がないアプリを「バックグランド・アプ
リ」と表現するが、このバックグランド・アプリは表示
権がないだけで動作を中断するようなことはない。例え
ば、プリンタとしての機能を持たせるためのアプリ(以
下「プリンタ・アプリ」という)がバックグランドであ
っても、画像形成装置が空いている状態でホストから画
像データを受信した場合にはそれをビットマップ展開し
て出力し、その画像を給紙された用紙上に画像形成する
ことも可能である。バックグランド・アプリにはシステ
ム制御コントローラから限られたキー通知がなされ、仮
想画面への表示が許可される。
【0030】(9)アイドル状態 上述のように画像形成装置が空いている状態を「アイド
ル状態」と表現する。システム制御コントローラは、リ
ソース単位でアイドル状態を管理する。 (10)仮想画面 アプリ単位に用意された画面を「仮想画面」と表現す
る。したがって、仮想画面は複数個存在するが、実画面
に表示されるのは常に1つである。
【0031】(11)立ち上げアプリ 電源投入時にシステム制御コントローラから最初に画面
表示権を与えられたアプリを「立ち上げアプリ」と表現
する。
【0032】(12)リソース(資源) 複数アプリから共有される機能ユニット単位を「リソー
ス(資源)」と表現する。システム制御コントローラ
は、このリソース単位でシステム制御を行なう。以下の
実施例のデジタル複写機で管理されるリソースとして
は、画像読取装置,画像形成装置,操作部,メモリ,周
辺機(原稿給送装置,ソータ,両面装置等)がある。
【0033】(13)インタリーブ(差し込み出力) 主に画像出力時の動作説明で用いられる。通常、画像出
力は目的を同じくする一連の動作(1ジョブ)を完了す
るまで他の動作を実行しない。例えば、最近のデジタル
複写機では機能が複合され、複写機能+ファクシミリ機
能(又はプリンタ機能)あるいはそれ以上の組み合わせ
を1台に集約している。
【0034】しかし、そのほとんどが例えば複写機能に
よる出力が終了してからプリンタ機能による出力に切り
替えるように機能単位(ジョブ単位)で出力を行なって
いる。 それに対して、1ジョブの出力に他のジョブの
出力を差し込んで出力することを「インタリーブ」と表
現する。例えば、複写機能による出力中にプリンタ機能
による出力を機械的動作を止めることなく実現する。
【0035】(14)モード モードはアプリに表示権があることを示し、例えばプリ
ンタ・アプリに表示権がある場合はプリンタ・モードで
動作中であると表現する。 (15)モード移行(モード遷移) モードが切り替わる時点を「モード移行(モード遷
移)」と表現する。モード移行は、システム制御コント
ローラが制御する。
【0036】(16)ユーザ設定 システムが複雑になると、ユーザ毎の個別対応が必要と
なる。工場出荷時にこれらの対応を全て満足することは
不可能であるため、市場での対応が不可欠になる。した
がって、通常は不揮発性メモリを備え、ユーザの要求に
応じたシステム設定を可能としているが、この機能を
「ユーザ設定」と表現する。
【0037】(17)VR又はMR 特にレーザビームを用いて電子写真プロセス書き込みを
行なう画像形成装置においては、書き込み密度をある程
度選択できる機能があり、この機能を「VR:Valuable
Resolution(可変密度)」あるいは「MR:Maluti Re
solution(複数密度)」書き込み対応と表現する。
【0038】(18)利用者制限 電子写真プロセスを使用している複写機は特に消耗品が
多いため、無制限に使用を許可したくない場合がある。
このとき、利用者を特定,限定,管理するために、コイ
ンラック,キーカウンタ,キーカード,あるいは暗証カ
ード番号などを使用する。
【0039】図2は、この発明の一実施例を示すデジタ
ル複写機の概略構成図である。このデジタル複写機は、
原稿の画像を読み取る画像読取装置1と、原稿を1枚ず
つ画像読取装置1の読み取り面(コンタクトガラス)に
自動給送する原稿給送装置2と、各種情報を入力するた
めのキー・スイッチ及び各種情報を表示するための表示
部からなる操作部3とを備えている。
【0040】また、それぞれ異なるサイズの用紙を収納
した給紙カセット4a〜4cと、画像読取装置1によっ
て読み取られた画像データあるいは外部装置から送られ
てきた画像データをビットマップ展開したデータを出力
し、その画像を給紙カセット4a〜4cのいずれか選択
されたものから給紙された用紙上に画像形成する画像形
成装置5も備えている。
【0041】さらに、画像形成装置5によって表面に画
像形成された用紙を反転し、画像形成装置5に再給紙し
てその裏面に画像形成させる両面ユニット(両面装置)
6と、画像形成装置5から送られてくる画像形成用紙を
仕分けして排紙する排紙仕分け装置(ソータ)7と、上
記各装置(リソース)を任意に組み合わせてページプリ
ンタ,複写機,ファクシミリ装置(FAX)の特定機能
を実行するための各アプリ8と、その各アプリ8からの
要求に応じて各リソースを制御するシステム制御コント
ローラ(システム制御部)と、電話機9及びFAX用送
受信部をも備えている。
【0042】図3はこのデジタル複写機における制御用
ソフト構成例を示すブロック図であり、システム制御コ
ントローラ11,操作部コントローラ12,周辺機(原
稿給送装置2,両面ユニット6,排紙仕分け装置7)コ
ントローラ13,画像形成装置コントローラ14,画像
読取装置コントローラ15からなるシステム制御層と、
システム制御層からのコマンド,制御信号等の論理的指
示から実際に各装置を動作させるためにセンサからの信
号の入力とクラッチ,モータ等の出力機器への信号の出
力を行なう入出力制御コントローラ16からなるデバイ
ス制御層と、コピー・アプリ8a,プリンタ・アプリ8
b,FAX・アプリ8cからなるアプリケーション層と
からなる。
【0043】図4は、このデジタル複写機における制御
用ハード構成例を示すブロック図である。この例では、
アプリケーション層を構成する各アプリ8a〜8cにそ
れぞれマイクロコンピュータ(以下単に「CPU」と略
称する)を持たせ、操作部コントローラ12,画像形成
装置コントローラ14,画像読取装置コントローラ15
等の各コントローラからなるシステム制御層及びデバイ
ス制御層を1個のCPUで構成している。
【0044】図5は、このデジタル複写機における他の
制御用ハード構成例を示すブロック図である。この例で
は、アプリケーション層を構成する各アプリ8a〜8c
及びシステム制御層,デバイス制御層を構成するシステ
ム制御コントローラ11,操作部コントローラ12,画
像形成装置コントローラ14,画像読取装置コントロー
ラ15等の各コントローラにそれぞれCPUを持たせて
おり、システム制御コントローラ11と各アプリ8a〜
8c及び各コントローラとは制御信号線を通じでコマン
ドのやりとりを行なう。
【0045】次に、このデジタル複写機におけるシステ
ム制御層,デバイス制御層,アプリケーション制御層に
よる制御について説明する。システム制御層では、図6
に示すようにアプリケーション層から見た場合、全ての
アプリ8a〜8cに対して仮想リソース(仮想操作部,
仮想画像形成装置,仮想画像読取装置)が存在するよう
な機能を提供する。
【0046】この機能によって、アプリケーション層で
は特にシステム状態を管理する必要がなく、システム制
御層では全てのアプリ8a〜8cを同一条件で管理する
ことが可能である。すなわち、各アプリ8a〜8cはそ
れぞれ使用したいリソースが発生した時点でシステム制
御コントローラ11へその使用権を要求する。システム
制御層では、その時点でのリソース使用状況から判断し
て要求元のアプリに結果を送る。要求元アプリでは、そ
の結果により特定機能を実行可能か否かを判断し、可能
であればその機能を実行する。基本的には同等の手順で
実行権管理を行なう。
【0047】このデジタル複写機システムでは、リソー
スは1つずつしかない。このため、システム制御層では
アプリ毎の仮想リソース使用要求が競合した場合、実際
のリソース使用権を渡すために排他制御または時分割割
付制御を行なう必要がある。排他制御を行なうか時分割
割付制御を行なうかは、リソースの種類,ユーザ設定に
よって異なってくる。
【0048】また、図7及び図8で補足説明をするが、
破線で囲まれたリソースは仮想リソースで、実行(例え
ば操作部の場合は表示)権をとっていない状態を示し、
実線で囲まれたリソースは実行権をとった状態を示す。
図7は、コピー・アプリ8aとプリンタ・アプリ8bで
のインタリーブ動作を示している。コピー・アプリ8a
は、操作部3,画像形成装置5,画像読取装置1の全て
のリソースの実行権をとって実行中である。
【0049】このとき、プリンタ・アプリ8bから画像
形成装置5の使用権のみが要求され、ユーザ設定でイン
タリーブモード可能に設定されていると、システム制御
層は画像形成装置5を時分割割付制御する。時分割割付
制御は、リソースの実行権を複数のアプリ8a〜8c間
で動的に変更する制御である。
【0050】この結果、コピー・アプリ8aの制御によ
り画像形成装置5で画像形成された用紙(コピー紙)と
プリンタ・アプリ8bの制御により画像形成装置5で画
像形成された用紙(プリント紙)とが排紙仕分け装置7
へ混在されて排紙される。したがって、その間画像形成
装置5を停止しないため、各アプリ8a,8bの待ち時
間を最小限に抑えることができる。
【0051】図8は、コピー・アプリ8aとFAX・ア
プリ8cの並列動作を示している。FAX・アプリ8c
は、ファクシミリ送信を行なう場合に操作部3と画像読
取装置5を使用する。一方、プリンタ・アプリ8bは画
像形成装置5だけが必要である。このため、FAX・ア
プリ8cとプリンタ・アプリ8bが同時にリソースの使
用権を要求してきてもリソースの競合が発生しないた
め、排他制御または時分割割付制御を行なう必要がなく
両アプリ8c,8bの要求を受け入れることが可能にな
る。したがって、ファクシミリ送信とプリント出力を同
時に行なえる。
【0052】次に、このデジタル複写機におけるこの発
明に係わる制御について詳細に説明する。図9は、図3
のシステム制御層による全体制御のメインルーチンを示
すフローチャートである。このルーチンは電源がONに
なるとスタートし、図示しない両面使用可否状態フラグ
STを“0”にリセットした後、アプリからの要求解析
処理を含む各処理を繰り返し行なう。
【0053】図10は図9におけるアプリからの要求解
析処理のサブルーチンを示すフローチャートであり、ま
ずステップ1で接続されているアプリ数を調べて、それ
を図示しないメモリにnとしてセットし、ステップ2で
図示しないアプリ数カウンタのカウント値iを「0」に
リセットした後、ステップ3でi番目のアプリから両面
ユニットの使用権の要求があったか否かを判断する。
【0054】そして、i番目のアプリから両面ユニット
の使用権の要求がなかった場合には、直ちにステップ7
へ進んでアプリ数カウンタのカウント値iをインクリメ
ント(+1)するが、上記要求があった場合にはステッ
プ4で両面ユニット6が使用可能(ST:0)か否かを
判断して、使用可能でなければ(ST:1)ステップ1
2で両面ユニット6の使用権を要求したi番目のアプリ
へ両面ユニット6の使用不可通知を出力し、ステップ7
へ進む。
【0055】また、両面ユニット6が使用可能(ST:
0)ならば、ステップ5で両面ユニット6の使用権を要
求したi番目のアプリへ両面ユニット6の使用可通知を
出力し、ステップ6で両面使用可否状態フラグSTを
“1”にセットしてステップ7へ進み、アプリ数カウン
タのカウント値iをインクリメント(+1)した後、ス
テップ8でアプリ数カウンタのカウント値iとアプリ数
nとを比較してi<nか否かを判断し、i<nならばス
テップ3へ戻って上述と同様の処理を繰り返す。
【0056】また、i<nでない場合(i≧nの場合)
には、ステップ9で両面ユニット6の獲得アプリからそ
の使用権の開放通知があった否かを判断し、なかった場
合には直ちに図9のメインルーチンへリターンするが、
あった場合にはステップ10で両面使用可否状態フラグ
STを“0”にリセットし、ステップ11で全てのアプ
リに両面ユニット6の使用権の開放を通知した後、メイ
ンルーチンへリターンする。
【0057】図1は、図3のプリンタ・アプリ8bによ
る両面ユニット獲得チェック処理のルーチンを示すフロ
ーチャートである。このルーチンは図示しないメインル
ーチンからコールされるとスタートし、まずステップ2
1で両面モードが指定されているか否かを判断する。
【0058】そして、両面モードが指定されていない場
合には直ちにメインルーチンへリターンするが、両面モ
ードが指定されている場合にはステップ22へ進んで、
用紙の表面及び裏面に形成する画像データ(両面分)の
ビットマップ展開が終了したか否かの判断を行ない、終
了していない場合にはすぐにメインルーチンへリターン
する。
【0059】また、上記ビットマップ展開が終了した場
合にはステップ23に進んで、エラーフラグerrが
“1”(両面ユニット6の使用権を獲得できない状態)
か否かを判断し、“1”の場合にはステップ32で両面
ユニット6の獲得アプリから使用権の開放通知があった
か否かを判断して、なかった場合にはメインルーチンへ
リターンし、あった場合にはエラーフラグerrを
“0”にリセットして、ステップ24へ進む。
【0060】それに対して、エラーフラグerrが
“1”でない場合には直ちにステップ24へ進み、そこ
ではシステム制御層(システム制御コントローラ11)
へ両面ユニット6の使用権を要求し、ステップ25でそ
の要求に対するシステム制御層からの結果を待ち、ステ
ップ26でその結果から両面ユニット6の使用権が獲得
できたか否かを判断する。
【0061】そして、両面ユニット6の使用権が獲得で
きなかった場合にはステップ34でエラーフラグerr
を“1”にセットし、獲得できた場合にはステップ27
で表面プリントコマンドをシステム制御層へ出力し、図
2の給紙カセット4a〜4cのいずれか選択されたもの
から画像形成装置5に用紙を給紙してそこでその表面に
プリント(画像形成)を行なう表面プリントの実行を開
始させる。
【0062】次いで、ステップ28で表面にプリントさ
れた用紙の両面ユニットへの排出が完了したか否かを判
断し、排出が完了した時点でステップ29へ進んで裏面
プリントコマンドをシステム制御層へ出力し、両面ユニ
ット6から画像形成装置5に用紙を再給紙してそこでそ
の裏面にプリントを行なう裏面プリントの実行を開始さ
せ、ステップ30で両面ユニット6から画像形成装置5
への再給紙が開始されたか否かを判断し、再給紙が開始
された時にステップ31で両面ユニット6の使用権を開
放して、メインルーチンへリターンする。
【0063】図11は、図3のコピー・アプリ8aによ
る両面ユニット獲得チェック処理のルーチンを示すフロ
ーチャートである。このルーチンは図示しないメインル
ーチンからコールされるとスタートし、まずステップ4
1でキー入力があった(両面モード選択キーが押下され
た)か否かを判断する。
【0064】そして、キー入力があった場合にはステッ
プ42で両面モードが選択されたかその選択がクリアさ
れたかを判断して、両面モードが選択された場合にはス
テップ43でシステム制御層へ両面ユニット6の使用権
を要求し、ステップ44でその要求に対するシステム制
御層からの結果を待ち、ステップ45で両面ユニット6
の使用権の獲得が成功したか否かを判断する。
【0065】そして、両面ユニット6の使用権の獲得が
成功した場合には、ステップ46でエラーフラグerr
を“0”にリセットし、ステップ47でシステム制御層
へコピー利用可を通知して操作部3のコピースタートキ
ーに設けられたLEDを緑色で発光させ(ユーザにコピ
ーが利用できる旨を知らせ)た後、メインルーチンへリ
ターンする。
【0066】また、両面ユニットの使用権の獲得が成功
しなかった場合には、ステップ48でエラーフラグer
rを“1”にセットし、ステップ49でシステム制御層
へコピー利用不可を通知して操作部3のコピースタート
キーに設けられたLEDを赤色で発光させ(ユーザにコ
ピーが利用できない旨を知らせ)ると共に、ステップ5
0でシステム制御層へ両面コピー不可のメッセージを出
力して操作部3の文字列表示部上にそのメッセージ(例
えば「両面コピーはできません。」)を表示させた後、
メインルーチンへリターンする。
【0067】一方、ステップ41でキー入力がないと判
断した場合には、ステップ54でエラーフラグが“1”
か否かを判断して、“1”でなければメインルーチンへ
直ちにリターンするが、“1”ならばステップ55で両
面ユニットの使用権の開放が通知されたか否かを判断し
て、通知されない場合にはメインルーチンへリターン
し、通知された場合にはステップ43へ移って上述と同
様の処理を繰り返す。
【0068】また、ステップ42で両面モードの選択が
クリアされたと判断した場合には、ステップ51でエラ
ーフラグerrが“1”か否かを判断して、“1”でな
い場合(コピー利用可の場合)にはそのままメインルー
チンへリターンするが、“1”の場合(コピー利用不可
の場合)にはステップ52でエラーフラグerrを
“0”にリセットし、ステップ53でシステム制御層へ
コピー利用可を通知して操作部3のコピースタートキー
に設けられたLEDを緑色で発光させ(ユーザにコピー
が利用できる旨を知らせ)て、メインルーチンへリター
ンする。
【0069】このように、この実施例のデジタル複写機
システムでは、プリンタ・アプリ8bが、用紙の表面及
び裏面に形成する画像データのビットマップ展開が終了
したタイミングでシステム制御コントローラ11を含む
システム制御層に両面ユニット6の使用権を要求し、両
面ユニット6によって反転された用紙の画像形成装置5
への再給紙が開始されたタイミングでその両面ユニット
6の使用権を開放している。なお、ホストから画像デー
タを受けてからビットマップ展開が終了するまで結構時
間がかかる。
【0070】また、コピー・アプリ8aが、操作部3上
で両面モードが選択された場合に、そのタイミングでシ
ステム制御層に両面ユニット6の使用権を要求している
ので、ユーザが両面コピーを至急必要とする場合、両面
プリントが行なわれていても、各用紙に対する裏面プリ
ントのための再給紙が開始されてから次の用紙の表面及
び裏面に形成する画像データのビットマップ展開が終了
するまでの間であれば両面ユニット6の使用権を獲得で
き、両面コピーを行なえる。
【0071】さらに、システム制御層が、いずれかのア
プリによって両面ユニット6の使用権が要求された場合
に、両面ユニット6の使用権が他のアプリによって獲得
されているときには両面ユニット6の使用が不可能であ
ることを、両面装置6の使用権が開放されているときに
は両面装置6の使用が可能であることを、両面ユニット
6の使用権を要求したアプリに対して通知している。
【0072】さらにまた、システム制御層が、複数のア
プリから両面ユニット6の使用権が要求された場合には
その要求の先着順に両面ユニット6の使用権を与えてい
る。また、コピー・アプリ8aが、両面モードが選択さ
れた場合に両面ユニット6の使用権を獲得できなかった
ときには、コピーモードの利用不可状態に移行すると共
に操作部3上にそのメッセージを出力している。
【0073】また、上記コピーモードの利用不可状態の
時に両面モードの選択がクリアされると、コピーモード
の利用可状態に復帰することも行なっている。さらに、
コピー・アプリ8aが、両面ユニット6の使用権をシス
テム制御層に要求したときにその使用権を獲得できなか
った場合には、両面ユニット6の使用権を獲得している
他のアプリが両面ユニット6の使用権を開放した時に、
システム制御層に両面ユニット6の使用権を再度要求し
ている。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるデ
ジタル複写機等の画像形成システムによれば、複数のア
プリケーション間での両面装置の使用権に関するバッテ
ィングの発生率を低減させることができるので、マルチ
タスク型のシステム制御を実現でき、両面複写時の待ち
時間が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のプリンタ・アプリ8bによる両面ユニッ
ト獲得チェック処理のルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図2】この発明の一実施例を示すデジタル複写機の概
略構成図である。
【図3】図2のデジタル複写機における制御用ソフト構
成例を示すブロック図である。
【図4】同じく制御用ハード構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】同じく他の制御用ハード構成例を示すブロック
図である。
【図6】同じくシステム制御層,デバイス制御層,アプ
リケーション制御層による制御を説明するための説明図
である。
【図7】同じくシステム制御層,デバイス制御層,アプ
リケーション制御層による制御を説明するための他の説
明図である。
【図8】同じくシステム制御層,デバイス制御層,アプ
リケーション制御層による制御を説明するためのさらに
他の説明図である。
【図9】図3のシステム制御層による全体制御のメイン
ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】図9におけるアプリからの要求解析処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】図3のコピー・アプリ8aによる両面ユニッ
ト獲得チェック処理のルーチンを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1:画像読取装置 2:原稿給送装置 3:操作部 5:画像形成装置 6:両面ユニット 7:排紙仕分け装置 8:アプリケーション 8a:コピー・アプリ 8b:プリンタ・アプリ 8c:FAX・アプリ 11:システム制御コントローラ 12:操作部コントローラ 13:周辺機コントローラ 14:画像形成装置コントローラ 15:画像読取装置コントローラ 16:入出力制御コントローラ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    該装置によって読み取られた画像データあるいは外部装
    置から送られてきた画像データをビットマップ展開した
    データを出力し、その画像を給紙された用紙上に画像形
    成する画像形成装置と、該装置により表面に画像形成さ
    れた用紙を反転し、前記画像形成装置に再給紙してその
    裏面に画像形成させる両面装置と、前記各装置を任意に
    組み合わせて少なくともページプリンタ及び複写機を含
    む特定機能を実行するための各アプリケーションと、該
    各アプリケーションからの要求に応じて前記各装置を制
    御するシステム制御部とを備えた画像形成システムにお
    いて、 ページプリンタの機能を実行するためのアプリケーショ
    ンが、用紙の表面及び裏面に形成する画像データのビッ
    トマップ展開が終了したタイミングで前記システム制御
    部に両面装置の使用権を要求する手段を有することを特
    徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、前記ページプリンタの機能を実行するためのアプリ
    ケーションが、前記両面装置によって反転された用紙の
    前記画像形成装置への再給紙が開始されたタイミングで
    該両面装置の使用権を開放する手段を有することを特徴
    とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成システム
    において、複写機の機能を実行するためのアプリケーシ
    ョンが、操作部上で両面モードが選択された場合に、そ
    のタイミングで前記システム制御部に両面装置の使用権
    を要求する手段を有することを特徴とする画像形成シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成システムにおいて、 前記システム制御部に、いずれかのアプリケーションに
    よって両面装置の使用権が要求された場合に、該両面装
    置の使用権が他のアプリケーションによって獲得されて
    いるときには両面装置の使用が不可能であることを、該
    両面装置の使用権が開放されているときには両面装置の
    使用が可能であることを、前記両面装置の使用権を要求
    したアプリケーションに対して通知する手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成システムにおいて、 前記システム制御部に、複数のアプリケーションから両
    面装置の使用権が要求された場合には該要求の先着順に
    両面装置の使用権を与える手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成システム。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の画像形成システムにおい
    て、複写機の機能を実行するためのアプリケーション
    が、両面モードが選択された場合に両面装置の使用権を
    獲得できなかったときには、コピーモードの利用不可状
    態に移行すると共に操作部上にそのメッセージを出力す
    る手段を有することを特徴とする画像形成システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像形成システムにおい
    て、前記コピーモードの利用不可状態の時に前記両面モ
    ードの選択がクリアされると、コピーモードの利用可状
    態に復帰する手段を有することを特徴とする画像形成シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項3,6,7のいずれか一項に記載
    の画像形成システムにおいて、複写機の機能を実行する
    ためのアプリケーションが、両面装置の使用権を前記シ
    ステム制御部に要求したときにその使用権を獲得できな
    かった場合には、両面装置の使用権を獲得している他の
    アプリケーションが該両面装置の使用権を開放した時
    に、前記システム制御部に両面装置の使用権を再度要求
    する手段を有することを特徴とする画像形成システム。
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