JP2000228707A - デジタル複写機ネットワークシステム - Google Patents

デジタル複写機ネットワークシステム

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JP2000228707A
JP2000228707A JP11029139A JP2913999A JP2000228707A JP 2000228707 A JP2000228707 A JP 2000228707A JP 11029139 A JP11029139 A JP 11029139A JP 2913999 A JP2913999 A JP 2913999A JP 2000228707 A JP2000228707 A JP 2000228707A
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Hiroshi Masuyama
洋 増山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結する装置の1台(マスター機)の日時を
他の連結機に送信し、その送信日時で印字することによ
り、同一印字情報が印字された信頼性の高い画像を得る
こと。 【解決手段】 連結モード時に日付印字モードが設定さ
れた場合、マスター機(ネットワークコピー機100
0:デジタルPPC−I)がスレーブ機(ネットワーク
コピー機1000:デジタルPPC−II)に対して自
機の日付データを送信し、マスター機(ネットワークコ
ピー機1000:デジタルPPC−I)とスレーブ機
(ネットワークコピー機1000:デジタルPPC−I
I)との日付印字を合致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデジタル複
写機などを相互通信可能にピアツーピアに接続させ、マ
スター機となる任意の操作機が複写対象の原稿を読み取
り、スレーブ機となる他の装置に対して原稿情報を供給
し、所定印刷を分担・並行して行うデジタル複写機ネッ
トワークシステムに関し、より詳細には、連結モードに
おけるマスタ機以外のスレーブ機による印字の日時をマ
スター機の日時に合わせて日時印字するデジタル複写機
ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機は多機能化され、
かつユーザビリディが向上されつつある。たとえば大容
量の記憶媒体を搭載することより、高速化の要求を満足
させ、1ジョブあたりのコピー量の増大をリカバーし、
かつジョブ終了までの時間を短縮している。しかし、1
台の装置での処理量には限界がある。そこで、たとえば
1枚の複写原稿から100枚の印刷を効率的に処理する
ためのシステムとして、デジタル複写機などの画像形成
装置を通信ネットワークを介して複数連結し、それぞれ
並行複写を行う、いわゆる連結コピー動作が知られてい
る。換言すれば、この連結動作は、たとえば1枚の原稿
から100枚の印刷を行う場合、操作機となるマスター
機で複写原稿を読み取り、記録紙画像を作成後、マスタ
ー機で50枚、スレーブ機で50枚というように分担さ
せ、スレーブ機に転送し、マスター機とスレーブ機の印
刷を並行して行うことにより、約半分の時間で印刷でき
る機能である。
【0003】この連結コピー動作に関連する参考技術文
献として、たとえば特開平5−304575号公報で
は、1つのデジタル複写機により読み取られた原稿画像
を複数のデジタル複写機が並行して複写することにより
実質的な複写速度を高めるシステムが開示されている。
また、特開平8−65425公報には、複数のデジタル
複写機にネットワークを介して接続し、第1のデジタル
複写機から第2のデジタル複写機に複写させる画像デー
タを転送し、最大限に複写速度をあげ、生産性の向上を
図るシステムも開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来の技術にあっては、日付印字(また
は時刻)を連結で出力すると、連結したそれぞれの装置
の日付(または時刻)で印字出力が行われるため、連結
されている装置の日付(または時刻)が異なる場合に出
力結果が連結装置によって異なるという問題点があっ
た。すなわち、連結コピー動作時に、マスター機および
スレーブ機の中で異なる日時で動作しているデジタル複
写機が存在する場合に、それぞれの複写機の日時で日時
印字を行うと出来上がりの日時が異なるというケースが
生じ、出力画像の信頼性が低下する。
【0005】また、連結コピー動作時に、複数の装置で
印刷を行うと、その複数の装置の画像品質のばらつきが
生じると連結して得られたコピー品質にも影響を与える
ことになり、品質が低下しているマシンを後で特定する
ことができなかったり、ジョブがたくさんある場合にそ
のジョブが他のジョブに混在するなどの不都合もあっ
た。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、連結する装置の1台(マスター機)の日時を他の
連結機に送信し、その送信日時で印字することにより、
同一印字情報が印字された信頼性の高い画像を得ること
を第1の目的とする。
【0007】また、連結する装置の1台(マスター機)
から日時情報の他にジョブやマシンを特定できる情報を
連結機に送信し、その送信情報で印字することにより、
後処理を簡略化させることを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るデジタル複写機ネットワークシス
テムにあっては、複数の画像形成装置を通信可能に、か
つピアツーピアに接続させ、かつ通常のキー群および表
示機能の他に、少なくとも、連結モードを設定/解除す
るキーと、日時などの所定の印字を行う日付印字モード
を設定/解除する日付印字キーとを有する操作・表示手
段を備え、それぞれが有する前記操作・表示手段を介し
て利用者の登録によってマスター機およびスレーブ機が
決定され、前記マスター機となる任意の画像形成装置が
複写対象の原稿を読み取り、前記スレーブ機となる他の
画像形成装置に対して原稿情報を供給し、所望の印刷を
分担・並行して行うデジタル複写機ネットワークシステ
ムにおいて、前記連結モード時に前記日付印字モードが
設定された場合、前記マスター機が前記スレーブ機に対
して自機の日付データを送信し、前記マスター機と前記
スレーブ機との日付印字を合致させるものである。
【0009】また、請求項2に係るデジタル複写機ネッ
トワークシステムにあっては、 前記連結モード時に前
記日付印字モードが設定された場合、前記マスター機
は、前記スレーブ機に対して日付印字を統制するもので
ある。
【0010】また、請求項3に係るデジタル複写機ネッ
トワークシステムにあっては、前記連結モード時に前記
日付印字モードが設定された場合、前記マスター機は、
前記スレーブ機に対して日時情報の他に、ジョブやスレ
ーブ機を特定する情報を印字付加させるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明のデジタル複写機ネットワークシステムとして好適な
実施の形態を図面を参照し、詳細に説明する。
【0012】[デジタル複写機の構成]、[操作パネル
の構成]、[デジタル複写機の制御系(第1の構成
例)、(第2の構成例)]、[デジタル複写機の画像処
理部の構成]、[複写機ネットワークシステムの構
成]、[ネットワークコピー機のハード構成]、[デジ
タル複写機の連結動作]、[用語の説明・定義]の順に
説明を行う。
【0013】[デジタル複写機の構成]図1は、本発明
の実施の形態に係るデジタル複写機の構成図である。A
DF(自動原稿送り装置)101の原稿台102上に原
稿画像面を上にして置かれた原稿束(図示せず)は、後
述する操作パネル201上のプリントキー202が押下
されると最下位紙の原稿から給送ローラ103および給
送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所
定の原稿読取位置に給送される。
【0014】コンタクトガラス105上に給送された原
稿は、読み取りユニット106によって原稿画像が読み
取られた後、給送ベルト104および排送ローラ107
によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ1
08にて原稿台102上に次の原稿が有ると検知された
場合、次の原稿は、前の原稿と同様な動作が繰り返され
ることで一連の動作が行われる。なお、給送ローラ10
3、給送ベルト104および排送ローラ107は、図示
せぬ搬送モータによって駆動される。
【0015】また、第1トレイ109、第2トレイ11
0および第3トレイ111に積載された記録紙は、それ
ぞれ、第1給紙部112、第2給紙部113および第3
給紙部114によって給紙され、縦搬送ユニット115
によってレジストローラに送られ、感光体ドラム116
に当接する直前の位置まで搬送される。これと並行し
て、読み取りユニット106にて読み取られた原稿画像
は画像データとして、書き込みユニット117から出力
されるレーザ光によって感光体ドラム116に書き込ま
れ、現像ユニット118によってトナー像として可視像
化される。
【0016】次に、記録紙は、レジストローラが上記ト
ナー像に対して所定位置となるようなタイミングで再起
動することにより、さらに搬送ベルト119によって感
光体ドラム116の回転と等速で搬送されることで、感
光体ドラム116上のトナー像が転写される。記録紙に
転写されたトナー像は、定着ユニット120で熱定着さ
れる。続いて、画像を定着された記録紙は、排紙ユニッ
ト121によって排紙トレイ122に排出される。
【0017】記録紙の両面に画像を作像する場合は、第
1トレイ109、第2トレイ110および第3トレイ1
11から給紙され作像された記録紙を排紙トレイ122
側に導かないで、排紙ユニット121の搬送路上に設け
られた経路切り換えのための分岐爪を上側にセットする
ことで、反転ユニット123によって反転(スイッチバ
ック)し、一旦、両面搬送ユニット124にストックす
る。
【0018】その後、両面搬送ユニット124にストッ
クされた記録紙は、両面搬送ユニット124から再び給
紙され、感光体ドラム116に形成されたトナー画像が
転写された後、経路切り換えのための分岐爪を下側にセ
ットすることにより、排紙トレイ122に導かれる。こ
のように両面搬送ユニット124は、記録紙の両面に作
像する場合に使用される。
【0019】感光体ドラム116、搬送ベルト119、
定着ユニット120、排紙ユニット121および現像ユ
ニット118は、メインモータ(図示せず)によって駆
動され、第1給紙部112、第2給紙部113および第
3給紙部114は、メインモータの駆動を各々、第1給
紙クラッチ(図示せず)、第2給紙クラッチ(図示せ
ず)および第3給紙クラッチ(図示せず)によって伝達
することにより駆動される。縦搬送ユニット115は、
メインモータの駆動を中間クラッチ(図示せず)によっ
て伝達することにより駆動される。
【0020】次に、画像読み取りユニット106におけ
る画像の読み取り動作、および書き込みユニット117
における画像の書き込み動作、すなわち、画像を記録面
上に潜像形成するまでの動作について説明する。ここで
潜像とは、感光体面上に画像を光情報に変換して照射す
ることにより生じる電位分布である。
【0021】まず、読み取りユニット106は、原稿を
載置するコンタクトガラス105と、光学走査系とで構
成されている。光学走査系は、露光ランプ135、第1
ミラー136、レンズ137、CCDイメージセンサ1
38、第2ミラー139および第3ミラー140等で構
成されている。露光ランプ135および第1ミラー13
6は、第1キャリッジ(図示せず)上に固定され、第2
ミラー139および第3ミラー140は、第2キャリッ
ジ(図示せず)上に固定されている。原稿画像を読み取
るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッ
ジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走
査される。この光学走査系は、スキャナ駆動モータ(図
示せず)によって駆動される。
【0022】また、原稿画像は、CCDイメージセンサ
138によって読み取られ、電気信号に変換・処理され
る。なお、レンズ137およびCCDイメージセンサ1
38を左右方向(図1において)に移動させることによ
り、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対
応してレンズ137およびCCDイメージセンサ138
の左右方向の位置(結像関係)が設定される。
【0023】書き込みユニット117は、レーザ出力ユ
ニット141、結像レンズ142およびミラー143で
構成され、レーザ出力ユニット141の内部には、レー
ザ光源であるレーザダイオード(図示せず)およびポリ
ゴンモータ(図示せず)によって高速で定速回転する回
転多面鏡(以下、ポリゴンミラーと記し、図示せず)が
備わっている。
【0024】レーザ出力ユニット141により照射され
るレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで光走査さ
れ、結像レンズ142を通り、ミラー143で折り返さ
れ、感光体ドラム116の面上に集光し、結像する。
【0025】上記光走査されたレーザ光は感光体ドラム
116が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に
露光走査され、後述する画像処理ユニット402のセレ
クタ502(図6参照)より出力された画像信号のライ
ン単位の記録を行う。感光体ドラム116の回転速度と
記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すこと
によって、感光体ドラム116の面上に画像(静電潜
像)が形成される。
【0026】上述のように、書き込みユニット117か
ら出力されるレーザ光が、感光体ドラム116に照射さ
れる。感光体ドラム116の一端近傍のレーザビームを
照射する位置に、主走査同期信号を発生するビームセン
サ(図示せず)が配置されている。この主走査同期信号
をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、
および、後述する画像信号の入出力を行うための制御信
号の生成を行う。
【0027】[操作パネルの構成]次に、図2および図
3を参照して、ユーザに対する表示、並びにユーザから
の機能設定入力制御を行う操作パネル201の構成につ
いて説明する。図2は、操作パネル201を示す図であ
る。図2に示す如く、操作パネル201には、スタート
キーであるプリントキー202、クリア/ストップキー
203、テンキー204、液晶タッチパネル205、初
期設定キー206およびリセットキー208、割り込み
キーがある。なお、液晶タッチパネル205は、部数お
よびデジタル複写機の状態を示す各種メッセージの表示
や、さらに各種情報の入力等に使用される。
【0028】本実施の形態では、液晶タッチパネル20
5としてドット表示器を使用しているため、そのときの
最適な表示をグラフィカルに行うことができる。なお、
この実施の形態では、液晶タッチパネル205をドット
表示器を使用するが特にこれに限定されるものではな
い。
【0029】また、図3は、操作パネル201の液晶タ
ッチパネル205の表示画面例を示した説明図である。
オペレータが液晶タッチパネル205に表示されたキー
にタッチすることで、選択された機能を示すキーが反転
表示する。また、機能の詳細を指定しなければならない
場合(たとえば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッ
チすることで、詳細機能の設定画面が表示される。
【0030】また、図3において、画面上部は、「コピ
ーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表
示するメッセージエリアが設けられ、特に装置を連結し
てコピー動作を行う連結モードが設定されている場合に
表示される連結コピー設定表示301が表示される。さ
らにその右側には、セットした枚数を表示するコピー枚
数表示部、画面右側には、画像濃度を自動的に調整する
自動濃度キー、原稿選択のためのキー、画面中央および
右側部分には、記録紙を自動的に選択する自動用紙選択
キー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定
するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を
指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ず
つ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍に
セットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍
キー、両面モードを設定する両面キー、スタンプや日時
などの任意の情報を入力し、記録紙に印字するための印
字設定キー302が設けられている。同図においては、
選択されているモードはキーが表示が他の表示とは異な
る反転表示で表示されている。
【0031】[デジタル複写機の制御系]次に、図4お
よび図5を参照して、上記デジタル複写機の制御系につ
いて詳細に説明する。
【0032】(第1の構成例)図4は上記デジタル複写
機の制御系を示し、図示の如く、デジタル複写機全体を
制御するシステムコントローラ401を中心に各部が配
置されている。システムコントローラ401には、シス
テムバスを介して、画像読み取り部402、画像書き込
み部403、メモリユニット404、CSS407、時
計408が接続され、また、システムコントローラ40
1には、直接、利用者制限機器405、人体検知センサ
406、操作パネル201が接続されている。そして、
画像読み取り部402、画像書き込み部403、メモリ
ユニット404は、画像データバスにより互いに接続さ
れている。
【0033】上記メモリユニット404は、圧縮ブロッ
ク、DRAMブロック、DMAブロックからなる。メモ
リユニット404内のDRAMブロックは、画像読み取
り部402から読み取った画像信号を記憶するためのも
ので、システムコントローラ401からの要求に応じ
て、画像書き込み部403に保存されている画像データ
を転送することができる。また、圧縮ブロックは、一般
的に用いられているデータ圧縮であるMH、MR、MM
R方式などの圧縮機能を具備しており、一旦読み取った
画像を圧縮し、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を
図っている。また、画像書き込み部403からの読み出
すアドレスとその方向を変えることにより画像の回転を
実現している。なお、このメモリユニット404は、通
常のコピー機能を実現することだけを考えれば、必要と
はならない。
【0034】上記時計404は、ある特定の時間(設定
時間)に達したなら、機械をブートしたり、シャットダ
ウンするようなウィークリータイマー機能を実現する場
合のみ必要である。また、人体検知センサ406は、予
熱モード時に機械の前にユーザを近づいてきたときに自
動的に予熱モードを解除する機能を実現する場合のみ必
要である。CSS407は、遠隔診断、すなわち、機械
のエラーが発生した場合は自動的にサービスセンターに
通報したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地からモ
ニターする機能を有する。これらは、上記機能が必要な
場合のみ装着されればよい。
【0035】(第2の構成例)図5は、デジタル複写機
の制御系の他の構成例を示す図である。上記した第1の
構成例(図4)では、システムコントローラ401のC
PUが、画像読み取り部402、画像書き込み部40
3、メモリユニット404、CSS407の制御を行う
中央制御方式であるが、本発明はこれに限られるもので
はなく、たとえば、図5に示す如く、画像読み取り部4
02、画像書き込み部403、メモリユニット404が
夫々CPUを備え、システムコントローラーから各コン
トローラへのコマンドを制御信号線で伝達する分散制御
方式としてもよい。なお、デジタル複写機の制御系の構
成は、上記構成例1および2に限られるものではなく、
他の構成としてもよい。
【0036】[デジタル複写機の画像処理部(IPU)
の構成]図6は、本発明の実施の形態に係る画像処理部
(画像読み取り部402と画像書き込み部403)の構
成を示す図である。以下、図6を参照して画像処理部の
構成を説明する。まず、露光ランプからの照射光は原稿
面を照射し、結像レンズ(図示せず)により読み取りユ
ニット106のCCDイメージセンサ138に結像され
る。読み取りユニット106のCCDイメージセンサ1
38は、受光した原稿像を光電変換して画像データ(ア
ナログ電気信号)を生成し、この画像データは、A/D
コンバータ503によってデジタル信号に変換され、そ
して、シェーディング補正回路504でシェーディング
補正が施された後、MTFγ補正回路505でMTF補
正およびγ補正処理等が施される。
【0037】セレクタ502は、MTFγ補正回路50
5から第1印字合成部506を介して入力した画像デー
タを、第2印字合成部507を介して変倍回路508
へ、あるいは、メモリコントローラ510へ、切り替え
て供給するものであり、変倍回路508を経由した画像
データは変倍率に合わせて拡大縮小され、書き込みユニ
ット117に送られる。
【0038】一方、メモリコントローラ510とセレク
タ502の間は、双方向に画像データを入出力可能な構
成となっている。図6には特に明示していないが、画像
処理部(IPU)には、読み取りユニット106から入
力される画像データ以外にもI/Oポート514やSC
SIドライバ515を介して外部から供給される画像デ
ータ、たとえば、パーソナルコンピュータ等のデータ処
理装置から入力したデータも処理できるよう、複数のデ
ータの入出力の選択を行う機能を有しているものとす
る。
【0039】また、画像処理部は、メモリコントローラ
510等への各種情報(指令)の設定や、読み取りユニ
ット106および書き込みユニット117の制御を行う
ためのCPU511と、CPU511のプログラムやデ
ータを格納したROM512およびRAM513とを備
えている。さらにCPU511は、メモリコントローラ
510を介して、画像メモリ501のデータの書き込み
あるいは読み出しが行える構成である。
【0040】原稿画像でメモリコントローラ510へ送
られた画像は、メモリコントローラ510内にある画像
圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ
501に送られる。ここで画像圧縮する理由は、最大原
稿サイズ分の256階調のデタをそのまま画像メモリ5
01に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で
画像メモリ501を頻繁に使用するので、画像圧縮を行
うことにより限られた容量を有効に利用するためであ
る。また、一度に多くの原稿画像を記憶することができ
るため、ソート機能として、蓄積された原稿画像イメー
ジデータをページ順に出力することができる。この画像
を出力する際に画像メモリ501のデタをメモリコント
ローラ510内の伸長装置で順次伸長しながら出力す
る。このような機能は一般に「電子ソート」と呼称され
ている。
【0041】また、画像メモリ501の機能を利用し、
複数枚の原稿画像を画像メモリ501の記録紙1枚分の
エリアを分割したエリアに順次書き込むことも可能とな
る。たとえば4枚の原稿画像を、画像メモリ501の記
録紙1枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことに
よって、4枚の原稿が1枚の記録紙イメージに合成さ
れ、集約されたコピー出力を行うことができる。このよ
うな機能は一般に「集約コピー」と呼称されている。
【0042】次に、図7を参照して、セレクタ502に
おける1ページ分の画像データについて詳細に説明す
る。図7は、1ページ分の画像データのタイミングチャ
ートである。フレームゲート信号(以下、/FGATE
と略記する)は、1ページの画像データの副走査方向の
有効期間を表している。主走査同期信号(以下、/LS
YNCと略記する)は1ライン毎であり、/LSYNC
が立ち上がった後の所定クロックで画像データが有効と
なる。
【0043】主走査方向の画像データが有効であること
を示す信号が、ラインゲート信号(以下、/LGATE
と略記す)である。これら/FGATE、/LSYNC
および/LGATEは、画素同期信号(以下、VCLK
と略記す)に同期しており、VCLKの1周期に対し1
画素のデータが送られてくる。
【0044】なお、詳細な説明は省略するが、IPU
は、画像入力、画像出力のそれぞれに対して別個の/F
GATE、/LSYNC、/LGATEおよびVCLK
の発生機構を有しており、読み取った原稿画像(画像デ
ータ)の直接出力を行う場合等の位相調整等を行うこと
により、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能な構
成である。
【0045】次に、図8を参照して図6におけるメモリ
コントローラ510および画像メモリ501について詳
細に説明する。図8は、メモリコントローラ510およ
び画像メモリ501の詳細な構成を示した図である。メ
モリコントローラ510は、入力データセレクタ70
1、画像合成部702、1次圧縮/伸長部703、出力
データセレクタ704、2次圧縮/伸長部705を有し
ている。上記各部への制御データの設定は、CPU51
1によって行われる。なお、図6に示したアドレス、デ
ータは画像データのアドレスおよびデータを示してお
り、CPU511に接続される制御データのデータ、ア
ドレスは省略してある。
【0046】画像メモリ501は、1次記憶装置706
および2次記憶装置707から構成される。1次記憶装
置706は、入力した画像データの転送速度に略同期し
て画像メモリ501への書き込み、または、画像出力時
の画像メモリ501からの読み出しが高速に行えるよう
に、たとえば、DRAM等の高速アクセスが可能なもの
を使用する。また、1次記憶装置706は、処理を行う
画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能な構成(図示を省略す
るが、メモリコントローラ510とのインターフェース
部)を採っている。
【0047】各分割したエリアに画像データの入力、出
力をそれぞれ並列に実行可能とするためにメモリコント
ローラ510とのインターフェースにリード用とライト
用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これ
によりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア
2より画像を出力(リード)するという動作が可能にな
る。
【0048】2次記憶装置707は、入力された画像の
合成、電子ソーティングを行うためのデータを保存して
おく大容量のメモリである。1次記憶装置706および
2次記憶装置707共に高速アクセス可能な素子を使用
すれば、1次記憶装置706、2次記憶装置707の区
別なくデータの処理が行え、かつ、メモリコントローラ
510の制御も比較的簡単になるが、DRAM等の素子
は高価であるため、1次記憶装置706のアクセス速度
を高速として、入出力データの処理を行う構成にしてい
る。なお、1次記憶装置706と同様に2次記憶装置7
07にもDRAM等の高速素子を使用してもよいことは
もちろんである。
【0049】上述のように画像メモリ501を1次記憶
装置706および2次記憶装置707で構成することに
より、大量の画像データの入出力、保存、加工等の処理
が可能なデジタル複写機を安価、かつ、比較的簡単な構
成で実現することが可能になる。なお、集約コピー機能
のおける集約画像は、1次記憶装置706上に複数の原
稿画像を1枚の記録紙へ書き込む形式に並べて保存され
ている。
【0050】次に、メモリコントローラ510の動作の
概略を説明する。まず、画像入力(画像メモリ501へ
の保存)について説明する。
【0051】入力データセレクタ701は、複数のデー
タの内から、画像メモリ(1次記憶装置706)への書
き込みを行う画像データの選択を行う。入力データセレ
クタ701によって選択された画像データは、画像合成
部702に供給され、画像合成部702で既に画像メモ
リ501に保存されているデータと合成される。画像合
成部702によって処理された画像データは、1次圧縮
/伸長部703によりデータ圧縮を施され、圧縮後のデ
ータが1次記憶装置706に書き込まれる。1次記憶装
置706に書き込まれたデータは、必要に応じて2次圧
縮/伸長部705でさらに圧縮を行った後に、2次記憶
装置707に保存される。
【0052】次に、画像出力(画像メモリ501からの
画像データの読み出し)について説明する。まず、画像
出力時は、1次記憶装置706に記憶されている画像デ
ータの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次記憶
装置706に格納されている場合にも、1次圧縮/伸長
部703で1次記憶装置706の画像データの伸長を行
い、伸長後のデータ、あるいは、伸長後のデータと入力
データとの画像合成を行った後のデータを出力データセ
レクタ704で選択し、出力する。
【0053】画像合成部702は、1次記憶装置706
のデータと、入力データとの合成(画像データの位相調
整機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画
像出力、1次記憶装置706へのライトバック、両方の
出力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
【0054】出力対象となる画像が1次記憶装置706
に格納されていない場合には、2次記憶装置707に格
納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長部7
05で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置70
6に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行
う。
【0055】[複写機ネットワークシステムの構成]図
9は、本発明の実施の形態に係るデジタル複写機を複数
台接続した複写機ネットワークシステムを示している
(なお、複写機ネットワークを構成するデジタル複写機
を「ネットワークコピー機」と称する)。図9に示すよ
うに、複数台のデジタルコピー機がネットワークインタ
ーフェースを介して互いに接続されている。同図では、
8台のデジタル複写機をネットワーク化した例をしてい
るが、接続するデジタル複写機の台数はこれに限定され
るものではなく、何台を接続する構成としてもよいし、
基本的に相互通信が可能であれば異なる機種であっても
よい。
【0056】[ネットワークコピー機のハード構成]図
10は、上記ネットワークコピー機のハード構成を示す
図であり、特に、2台のネットワークコピー機として前
述した如く構成されたデジタル複写機1000(「デジ
タルPPC−I」と「デジタルPPC−II」)を接続
した例を示している。同図に示すように1台のデジタル
複写機のハード構成は、図4のハード構成例1とほぼ同
様な構成であるが、さらに、読み取った画像を外部のネ
ットワーク上に転送、あるいは、ネットワーク上からの
画像データをメモリユニット内のDRAMブロック部に
保存するために、ネットワーク手段としてSCSI(Sm
all Computer System Interface)およびSCSIコン
トローラを備えている。
【0057】ネットワーク通信手段には、たとえば、イ
ーサネットを物理手段として用い、データ通信にOSI
(Open System Interface)参照モデルのTCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protocol
)通信を用いるなど、種々の手段が考えられる。ま
た、同図のような構成を用いることにより、上述のよう
に画像データの転送はもちろんのこと、ネットワーク上
に存在する各機械の機内状態通知や後述するリモート出
力コマンドのような制御コマンド、設定コマンドの転送
も行っている。
【0058】次に「デジタルPPC−I」で読み取った
画像を「デジタルPPC−II」の画像書き込み部に転
送する動作(以下、「リモート出力」と称する)を図1
0および図11を参照して説明する。図11は、「デジ
タルPPC−I」と「デジタルPPC−II」のソフト
ウェアの概念図を示している。
【0059】図11において、「コピーアプリ」は複写
動作を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプ
リケーション、「入出力制御」はデータを論理/物理変
換するレイア(デバイスドライバー)、操作パネルコン
トローラは、MMI(Man Machine Interface)を実行
するレイア(LCD表示やLED点灯/消灯、キー入力
スキャン等を論理レベルで行うレイア)、「周辺機コン
トローラ」は自動両面ユニット、ソータや、ADFなど
のPPCに装着される周辺機のコントロールを論理レベ
ルで実行するレイアを示し、「画像形成部コントロー
ラ」、「画像読み取り装置コントローラ」、「メモリユ
ニット」は前述の如くである。
【0060】また、「デーモンプロセス」はネットワー
ク上にある他の機械からプリント要求が依頼された場合
に、メモリユニット内に保存されている画像データを読
み出し、「画像形成部」に画像データを転送する役目を
行うアプリケーションとして存在している。当然のこと
ながら、「デーモンプロセス」がメモリユニットから画
像を読み出し、プリント動作を実行する前に、ネットワ
ーク上の他の機械からの画像転送は終了しておかなけれ
ばならない。
【0061】また、操作パネル、周辺機、画像形成部、
画像読み取り装置、メモリユニットはそれぞれのPPC
が保有するリソース(資源)として扱われる。同図の
「デジタルPPC−I」が自身の各リソースを使用して
複写動作を実行する場合(プリントスタートキ−押下
時)には、「システムコントローラ」に対して、「デジ
タル複写機」、「画像読み取り装置」、あるいは、必要
に応じて、「周辺機」、「メモリユニット」の各リソー
スを「システム制御」部に要求する。
【0062】「システム制御」部は、「コピーアプリ」
からの要求に対して、リソースの使用権の調停を行い、
「コピーアプリ」にその調停結果(使用可否)を通知す
る。「デジタルPPC−I」がスタンドアローンで使用
される場合(ネットワーク接続されない状態)では、シ
ステムが保有するリソースは全て「コピーアプリ」が占
有可能状態であるため、即時に複写動作が実行される。
一方、本実施の形態の如く、ネットワーク上に存在する
別の機械(以下、遠隔デジタルPPC)のリソースを使
用してプリント動作を実行する遠隔デジタルPPCの
「システムコントローラ」に対してリソースの使用権を
要求する。
【0063】遠隔デジタルPPCのシステムコントロー
ラは、要求に従ってリソースの調停を行い、その結果を
要求元の機械のアプリケーションに通知する。アプリケ
ーションは使用権が許可された場合は、画像の読み取り
を実行し、自身のメモリユニット内への画像記憶を行
い、該記憶が終了すると、外部インターフェース(本実
施例ではSCSI)を介して、リモート出力先の機械の
メモリユニットに画像転送を行う。画像転送が終了する
と、リモート出力先の機械の「デーモンプロセス」に対
してプリント実行するための各条件(給紙口、排紙口、
プリント枚数など)を送信した後に、「プリント開始」
コマンドを送信する。リモート出力先の「デーモンプロ
セス」は「プリント開始」コマンドを受信すると、自身
(リモート出力を実行する機械)の「システムコントロ
ーラ」に対してプリント開始を要求し、リモート出力が
システムコントローラによって実行される。
【0064】「デジタルPPC−I」によって「デジタ
ルPPC−II」のメモリユニットが使用されている場
合は、「デジタルPPC−II」のメモリユニットは、
「デジタルPPC−II」(あるいは、図9に示すよう
な複数のデジタルPPCがネットワーク上に接続される
場合は「デジタルPPC−I」以外のデジタルPPC)
のアプリケーションの使用は不可状態となる。
【0065】[デジタル複写機の連結動作]次に、以上
説明してきたデジタル複写機を複数台連結する際におけ
る本発明の特徴となる動作について図12〜図14を用
いて説明する。
【0066】(メイン動作処理)図12は、本発明の実
施の形態に係る連結モード時におけるメイン動作処理を
示すフローチャートである。電源が投入されると、ま
ず、初期化処理を行う(S1201)。この初期化処理
では、主に、各種フラグのリセット、各種カウンタのク
リア、画像メモリのクリア、画像形成モード(変倍、分
割など)のリセットなどを行う。初期化が終了すると、
キー入力あるいは画像形成エンジンからのイベント(何
らかの変化要因)が発生したか否かを判断する(S12
02)。すなわち、ユーザが何らかのキー操作を行う
と、操作パネル201(図2〜3参照)よりキー入力イ
ベントが通知される。同様に、何らかの画像形成エンジ
ン(図1参照)の変化、たとえばADF101に原稿を
セットすると原稿セット検知センサ108の信号の変化
がエンジンイベントとして通知される。
【0067】ステップS1202においてキーあるいは
エンジンの何れかのイベントが発生した場合、発生した
イベントがキー入力であるかエンジンであるか否かを判
断する(S1203)。ここで、エンジンによるイベン
トであると判断すると、エンジンイベント処理を実行す
る(S1204)。一方、キー入力によるイベントであ
ると判断すると、後述するキー入力イベント処理(図1
3参照)を実行する(S1205)。その後、再びイベ
ント待ちとなる。
【0068】(キー入力イベント処理)図13は、図1
2におけるキー入力イベント処理を示すフローチャート
である。まず、プリントキー202のキー押下イベント
をチェックする(S1301)。ここで、プリントキー
202が押下されたならばコピー処理を実行し(S13
02)、プリントキー202が押下されいなければ、さ
らにテンキー204の入力があったか否かを判断する
(S1303)。ここで、テンキー204の入力があっ
たと判断すると、その入力に基づくテンキー処理を実行
する(S1304)。
【0069】ステップS1303でテンキーイベントが
ない場合、さらにクリア/ストップキー203が押下さ
れたか否かを判断する(S1305)。ここで、クリア
/ストップキー203が押下されたと判断すると、その
クリア/ストップ処理を実行し(S1306)、クリア
/ストップキー203が押下されていなければ、印字設
定キー302(この例では日時印字)が押下されたか否
かを判断する(S1307)。すなわち、図3の操作画
面における印字設定キー302の押下有無を判断し、押
下された場合、印字設定処理を実行し(S1308)、
印字設定キー302が押下されていないと判断した場
合、さらに両面設定キーが押下されたか否かを判断する
(S1309)。
【0070】ステップS209で両面設定キーが押下さ
れたと判断した場合、その両面設定処理を実行し(S1
310)、両面設定キーが押下されていなければ、さら
に連結キーが押下されたか否かを判断する(S131
1)。ここで、連結キーが押下された場合、連結コピー
設定表示301(図3参照)を表示し、連結設定処理を
行う(S1312)。すなわち、連結キーを選択するこ
とにより連結表示が点灯し、接続されているデジタル複
写機を探し、相手機がスーブ機として利用することが可
能であるかを判断し、利用することができなければ操作
パネル201上に警告表示を行うと共に、連結機能を解
除する。また、連結キーが押下されていないと判断した
場合、その他のキーが押下されたか否かを判断し(S1
313)、その他のキーが押下された場合にそのキー入
力に応じたキー処理を実行する(S1314)。
【0071】(連結モード時の日時印字処理)図14
は、本発明の実施の形態に係る連結モード時の日時印字
処理を示すフローチャートである。まず、連結モードで
あるかを判断し(S1401)、連結モードであれば、
さらに日時印字モードであるかを判断する(S140
2)。複写時に連結モードで、かつ日時印字モードが設
定されていると判断した場合、その装置がマスター機
(操作機)であるかを判断し(S1403)、ジョブ実
行(プリントスタート)時にマスター機であれば、マス
ター機の日時をスレーブ機に送信し(S1405)、ス
レーブ機がその日時を受け取る。
【0072】一方、ステップS1403においてジョブ
実行(プリントスタート)時にマスター機ではない、す
なわち複写時に連結モードで、かつ日時印字モードが設
定されているときでスレーブ機である場合、マスター機
から受信した最新の日時で印字を実行する(S140
6)。なお、印字する日時はスレーブ機側で最新の日時
情報を受信した後、内部の時計との差によりリアルタイ
ムの日時印字を行うことも可能である。
【0073】したがって、連結モード時に日時印字モー
ドが設定された場合、マスター機が前記スレーブ機に対
して自機の日時データを送信し、前記マスター機と前記
スレーブ機との日時印字を合致させることにより、連結
コピー動作時に、マスター機およびスレーブ機の中で異
なる日時で動作しているデジタル複写機が存在する場合
に、それぞれの複写機の日時で日時印字を行うと出来上
がりの日時が異なるというケースを回避することができ
る。また、出力結果の日時印字を統制し、原文とコピー
との区別を明確にすることができ、文書管理を容易にす
ることにより、誤った文書の配付やミスコピーの発生が
回避され、さらに機密文書の保管等において有効利用す
ることも可能となる。
【0074】また、上述した日時情報の送信処理の際、
日時情報の他に、必要に応じてジョブ名やマシン名など
ジョブ、印刷マシンを特定するデータを送信し、印字さ
せることにより、後の作業、たとえばジョブの特定や画
像品質のばらつきが生じた場合の処置が簡単に行える。
【0075】[用語の説明・定義]次に、本明細書で使
用する用語およびデジタル複写機に関連する用語につい
て説明する。
【0076】[画像読み取り装置(画像読み取り
部)]:デジタルPPCで用いられる「画像読み取り装
置」としては、光源を原稿に照射し、その反射光を「固
体撮像素子=CCD」で電気信号に変換し、「必要な画
像処理」を行う機能を持った装置が使用されている。こ
こで、「必要な画像処理」とは、量子化(CCDで電気
信号に変換されたアナログデータを2値あるいは多値デ
ータに変換する)、シェーディング補正(原稿を照射す
る光源の照射ムラや、CCDの感度ばらつきを補正す
る)・MTF補正(光学系によるボケを補正する)・変
倍処理(画像の読み取り密度を変化させ、読み取った画
像データを用いてデータ補間する等の処理を示す)等を
いう。
【0077】[画像形成部]:デジタルPPCで用いら
れる[画像形成部」は、電気信号で送られた画像イメー
ジを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段
により普通紙、感熱紙などに形成する装置である。
【0078】[ビデオ信号]、[画像データ]:前述の
「画像読み取り装置」で変換された画像の電気信号、
「画像形成部」へ入力される画像の電気信号、および、
画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて「ビ
デオ信号」あるいは「画像データ」と表現する。
【0079】[制御信号]、[コマンド]:「ビデオ信
号」を「画像読み取り装置」、「画像形成部」、「アプ
リケーション」間でやりとりするためには、装置間で情
報を伝達し合う必要がある。この手段を「制御信号」ま
たは「コマンド」発行と表現する。
【0080】[拡張機能]、[アプリケーション(アプ
リと略す)]、[メモリ機能]、[メモリユニット]:
デジタルPPCの大きな特徴は、画像を電気信号に変換
して読み込み、電気信号をデジタル複写機で復元するこ
とである。このとき読み取った電気信号を様々に変化
(画像処理)、伝達する手段を持つことによって、従来
のアナログPPC以外の分野に応用可能となる。FA
X、ページプリンター、スキャナ、ファイルシステムな
どの機能を実現できるほか、最近では、PPC機能の実
行時においても、読み取った画像データを一旦、DRA
Mなどの記憶装置に記憶させ、必要に応じて画像データ
を読み出すことによって、複数の複写時には1スキャン
で複数プリントを実行したり、あるいは、複数の原稿を
1枚の記録紙にプリントする機能(=以下メモリ機能)
等も実現されている。これらのデジタルPPCシステム
ならでは実現できる機能を「拡張機能」あるいは「アプ
リ」と表現する。なお、メモリユニットはネットワーク
上にある機械間の画像データ転送時の緩衝手段としても
利用している。
【0081】[システムコントローラ]、「システ
ム]:複写モードを実行する上で、画像書き込み部で画
像形成するために、紙搬送処理、電子写真プロセス処
理、異常状態や給紙カセット状態(紙の有無など)等の
機内監視、および、画像読み取り部で画像を読みとるた
めに、スキャナ動作や光源のON/OFFなどを制御す
るコントローラを総称して「システムコントローラ」と
表現する。さらに、最近のデジタルPPCでは拡張機能
を1つ搭載するのみではなく複数アプリを同時搭載する
ようになってきた。このように、1つの資源を共有する
デジタルPPCを「システム」と表現し、このシステム
を制御するコントローラを「システムコントローラ」と
表現する場合もある。
【0082】[資源]、[リソース]:複数のアプリか
ら共有される機能ユニット単位を「資源」、「リソー
ス」と表現する。前述の「システムコントローラ」は、
このリソース単位でシステム制御を行っている。本件の
デジタルPPCで管理している資源は「画像読み取り装
置」、「画像形成部」、「操作パネル」、「メモリ」、
「周辺機(=ADF、ソーター、自動両面ユニットな
ど)」などがある。
【0083】[利用者制限]:特に電子写真プロセスを
使用しているPPCは、消費量が多いため、無制限に使
用を許可したくない場合がある。このとき、「利用者」
を特定、限定、管理するために、「コインラック」、
「キーカウンター」、「キーカード」、「プリペードカ
ード」、等の「利用者制限機器」や「暗証コード」等を
使用する。
【0084】[ユーザ設定]:システムが複雑になる
と、ユーザ毎の個別対応が必要となる。工場出荷時にこ
れらの対応を全て満足することは不可能であるため、市
場での対応が不可欠となる。従って、通常は、不揮発R
AMを装備し、顧客の要求に応じたシステム設定を可能
としているが、この機能を「ユーザ設定」と表現する。
【0085】[アイドル状態]:ユーザーよる操作が行
われていない状態が一定期間継続した状態を「アイドル
状態」、それ以外の状態を「ビジー状態」と表現する。
「ビジー状態」から「アイドル状態」に遷移するまでの
時間はユーザー設定可能である。たとえば、複写動作中
はもちろん、複写動作が終了しても一定期間、ユーザー
による無操作状態が継続しないと「アイドル状態」には
遷移しない。
【0086】[ウィークリータイマー]:各曜日ごとに
設定されたON/OFF時間に合わせ電源をON/OF
Fする機能である。
【0087】[予熱]:定着温度を一定温度(たとえば
10℃)下げて制御し、操作パネル表示を消すことによ
り、消費電力を節約するモードである。このモードの設
定は、操作パネルでのキー入力や、機械設定によっては
動作および操作が無くなってから一定時間後に自動的に
設定される。このモードの解除は、操作パネルでのキー
入力や、機械設定によって人体検知センサにより機械の
前に人が立ったことを検出したときに解除される。
【0088】[リロード]:定着温度があらかじめ設定
してある定着可能温度に到達しコピーが可能である状態
をリロードという。
【0089】[割り込みモード]:コピー動作実行中お
よび操作中において一時的にコピー作業を割り込んでコ
ピーするときのモードである。このモードを設定するこ
とによりその前のコピーモード、およびコピー途中であ
ればその途中経過情報を不揮発RAMに記憶し、割り込
みモードに移行し、モードを初期化する。コピー動作実
行後、割り込みモード解除すると、不揮発RAMに記憶
したモードおよび情報を戻して割り込みモード設定前の
状態を復帰させ、再スタートにて、割り込み前のモード
を継続する事ができる。このモードの設定/解除は操作
パネル201のキーにて行うことができる。
【0090】[予約モード]:複数のコピーアプリを起
動させ、システムコントローラによりリソース管理を行
う。あるコピーアプリが画像形成動作中にあり、操作パ
ネルや画像読み取り装置が開放されていれば、別のコピ
ーアプリに使用を許可し、設定の操作や原稿の読み取り
を行う。
【0091】[CSS](あるいは[遠隔診断システ
ム]、[デジタル複写機管理システム]):サービス拠
点に設置されている管理装置とユーザの元に設置されて
いるPPC等の機器とを公衆回線網を介して接続してい
る。ユーザ側には管理装置との通信を制御するための通
信コントロール装置が設置されており、ユーザ元のPP
Cはこの通信コントロール装置に接続されている。通信
コントロール装置には、電話機やファクシミリが接続可
能になっており、ユーザの既存の回線に挿入する形で設
置が可能になっている。通信コントロール装置には、複
数のPPCが接続可能になっているが、もちろん単数の
場合もある。
【0092】これらのPPCは同型のものである必要は
なく異なる機種でもかまわず、PPC以外の機器でもか
まわない。ここでは説明の便宜上、1台の通信コントロ
ール装置には最大5台のPPCが接続可能であるとす
る。通信コントロール装置と複数のPPCはRS−48
5規格によりマルチドロップ接続されている。通信コン
トロール装置と各PPC間の通信制御は基本型データ伝
送制御手順により行われる。通信コントロール装置を制
御局としたセントラライズド制御のポーリング/セレク
ティング方式でデータリンクの確立を行うことにより、
任意のPPCとの通信が可能になっている。各PPCは
アドレス設定スイッチによって固有の値を設定できるよ
うになっており、これによって各PPCのポーリングア
ドレス、セレクティングアドレスが決定される。
【0093】[予約コピー]は、複数のコピーアプリを
起動させ、それぞれが独立した動作をするものとする。
共有資源である、操作パネル、周辺機、画像書き込み
部、画像読み取り装置、メモリはシステムコントローラ
により調停される。複数のコピーアプリは、操作パネル
が提供する仮想画面にそれぞれの操作画面情報を書き込
むことが可能である。操作パネルはシステムコントロー
ラから指示される操作パネルオーナーアプリの仮想画面
の画面情報を実画面に展開する。
【0094】[動作予約]:動作予約の段階では、複写
機において定着の加熱中等の時はコピー動作が開始でき
ないが、モード設定および原稿のセットを終了させ予約
することにより、定着加熱終了後、コピー動作可になっ
た時点で自動的にコピー動作を開始する機能のことであ
る。この実施の形態では、定着加熱中を動作予約可能対
象としているが、これ以外にも時間の経過と共に動作可
能になるものについては、対象になる資格がある。LC
Tトレイ上昇時間、ポリゴンモータ回転安定時間、トナ
ー補給動作中等考えられる。
【0095】ところで、本発明は、上記実施の形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範
囲で適宜変形して実施することが可能である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデジ
タル複写機ネットワークシステム(請求項1、2)によ
れば、連結モード時に日付印字モードが設定された場
合、マスター機がスレーブ機に対して自機の日時データ
を送信し、マスター機と前記スレーブ機との日時印字を
合致させる(あるいはマスター機は、スレーブ機に対し
て日時印字を統制する)ため、連結コピー動作時に、マ
スター機およびスレーブ機の中で異なる日時で動作して
いるデジタル複写機が存在する場合に、それぞれの複写
機の日時で日時印字を行うと出来上がりの日時が異なる
という従来生じていたケースを回避することができる。
また、出力結果の日時印字を統制し、原文とコピーとの
区別を明確にすることができ、文書管理を容易にするこ
とにより、誤った文書の配付やミスコピーの発生が回避
され、さらに機密文書の保管等において有効利用するこ
とも可能となる。
【0097】また、本発明に係るデジタル複写機ネット
ワークシステム(請求項3)によれば、連結する装置の
1台(マスター機)から日時情報の他に、必要に応じて
ジョブやマシンを特定できる情報を連結機に送信し、そ
の送信情報で印字するため、連結機が多い場合やジョブ
が多い場合に、その後の仕分けやマシンの特定が簡単に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の構
成図である。
【図2】操作パネルの構成を示す説明図である。
【図3】操作パネルの液晶タッチパネルの表示画面例を
示す説明図である。
【図4】図1に示したデジタル複写機の制御系の第1の
構成例を示す図である。
【図5】図1に示したデジタル複写機の制御系の第2の
構成例を示す図である。
【図6】図4の画像処理部を示した構成図である。
【図7】1ページ分の画像信号を示すタイミングチャー
トである。
【図8】図6に示したメモリコントローラおよび画像メ
モリの詳細な構成を示す説明図である。
【図9】複写機ネットワークシステムを示す説明図であ
る。
【図10】ネットワークコピー機のハード構成を示す図
である。
【図11】複数のコピーアプリを起動させた場合のソフ
トウエア概念図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る連結モード時にお
けるメイン動作処理を示すフローチャートである。
【図13】図12におけるキー入力イベント処理を示す
フローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る連結モード時の日
時印字処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
106 読み取りユニット 201 操作パネル 202 プリントキー 204 テンキー 205 液晶タッチパネル 207 初期設定キー 301 連結コピー設定表示 302 印字設定キー 401 システムコントローラ 402 画像読み取り部 403 画像書き込み部 404 メモリユニット 501 画像メモリ 508 変倍回路 511 CPU 512 ROM 513 RAM 514 I/Oポート 515 SCSIドライバ 701 入力データセレクタ 1000 ネットワークコピー機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 T

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置を通信可能に、かつ
    ピアツーピアに接続させ、かつ通常のキー群および表示
    機能の他に、少なくとも、連結モードを設定/解除する
    キーと、日時などの所定の印字を行う日付印字モードを
    設定/解除する日付印字キーとを有する操作・表示手段
    を備え、それぞれが有する前記操作・表示手段を介して
    利用者の登録によってマスター機およびスレーブ機が決
    定され、前記マスター機となる任意の画像形成装置が複
    写対象の原稿を読み取り、前記スレーブ機となる他の画
    像形成装置に対して原稿情報を供給し、所望の印刷を分
    担・並行して行うデジタル複写機ネットワークシステム
    において、 前記連結モード時に前記日付印字モードが設定された場
    合、前記マスター機が前記スレーブ機に対して自機の日
    付データを送信し、前記マスター機と前記スレーブ機と
    の日付印字を合致させることを特徴とするデジタル複写
    機ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記連結モード時に前記日付印字モード
    が設定された場合、前記マスター機は、前記スレーブ機
    に対して日付印字を統制することを特徴とする請求項1
    に記載のデジタル複写機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記連結モード時に前記日付印字モード
    が設定された場合、前記マスター機は、前記スレーブ機
    に対して日時情報の他に、ジョブやスレーブ機を特定す
    る情報を印字付加させることを特徴とする請求項1に記
    載のデジタル複写機ネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7444086B2 (en) 2004-12-24 2008-10-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including a print-request information inputting unit and image reading unit, and image forming method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7444086B2 (en) 2004-12-24 2008-10-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including a print-request information inputting unit and image reading unit, and image forming method

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