JPH08251321A - デジタル複写機ネットワークシステム - Google Patents

デジタル複写機ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH08251321A
JPH08251321A JP7081741A JP8174195A JPH08251321A JP H08251321 A JPH08251321 A JP H08251321A JP 7081741 A JP7081741 A JP 7081741A JP 8174195 A JP8174195 A JP 8174195A JP H08251321 A JPH08251321 A JP H08251321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital copying
copying machine
image
original
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7081741A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Doi
淳 土居
Moriyuki Koike
守幸 小池
Tomonori Fukui
智則 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7081741A priority Critical patent/JPH08251321A/ja
Publication of JPH08251321A publication Critical patent/JPH08251321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークに接続する複数のデジタル複写
機の画像を一の複写機で合成コピー可能として、合成コ
ピーの生産性を向上させる。 【構成】 コマンド、画像情報等を通信するSCSI2
2及びSCSIコントローラ23を介して複数のデジタ
ルPPC40、41を接続したネットワークシステムで
ある。PPC41で合成コピーを実行する場合、PPC
41のシステム制御部57にスキャナ等のリソースの使
用権を要求し、調停の結果使用権が許可された場合は、
PPC41のアプリケーションが画像の読み取りを実行
し、自身のメモリユニッ卜13に画像を記憶後、SCS
I22を介して、PPC40のメモリユニット13に画
像を転送する。PPC40は自身のスキャナ等で読み取
った画像データと自身のメモリユニット13内にあるP
PC41で読み取った画像データを合成して合成画像を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル複写機ネットワ
ークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より様々な目的のために、画像信号
を出力するイメージスキャナやワードプロセッサ、パー
ソナルコンピュータ等の複数の画像信号出力手段とそれ
らの各画像信号によってそれぞれ画像形成を行う複数の
プリンタ等の画像形成手段とを組み合わせたシステムが
提案されている。
【0003】例えば、特公平2−21190号公報にみ
られるように、複数の画像信号出力装置と複数の画像形
成装置とを画像情報の記録、記憶、通信等の各機能で有
機的に結合し、任意の場所から他の場所へ自由にアクセ
スを可能にした画像形成システムがある。また、特開平
5−304575号公報にみられるように、デジタル複
写機をつなぎ、複写動作スピードを高めるシステムがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来のデジタル複写機ネットとワークシステムにおいて
は、原稿を合成(オーバーレイ)してコピー出力画像を
定型フォーマットに合わせ込むことが容易にはできず、
メモリ装置等を用いて原稿の1枚目と2枚目を合成する
複写機は商品化されているものの、1枚の画像出力に対
して2回原稿読み取り動作を必要とするため、合成コピ
ーの生産性が低かった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なしたもので、合成コピーの生産性を向上させ、原稿の
載置方向による誤操作を防止し、原稿の載置方同が異な
っている場合の作業性の向上を図り、操作者の作業性
(給紙口の選択)の向上や、操作者の作業性(複写倍率
の設定)の向上をも図り、さらに操作者の操作ミスを防
止し、ミスコピーを未然に防ぎ、ネットワークシステム
が異常状態に遷移したときにミスコピーを極力少なくす
ることができるデジタル複写機ネットワークシステムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタル複
写機ネットワークシステムは上記目的を達成するため
に、動作コマンド、状態、画像情報等を通信する通信手
段を介して複数のデジタル複写機を接続してなるデジタ
ル複写機ネットワークシステムにおいて、ネットワーク
上に接続する一のデジタル複写機の原稿読み取り装置に
よって読み取った画像データと、ネットワーク上に接続
する他のデジタル複写機の原稿読み取り装置によって読
み取った画像データとを合成する手段と、該合成画像デ
ータを上記いずれかのデジタル複写機の画像形成装置に
出力する手段とを含む構成としたものである。
【0007】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、ネットワーク上に接続するデジタル複写機
が原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検知手段
を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装置に載置
される原稿の用紙方向と他のデジタル複写機の原稿読み
取り装置に載置される原稿の用紙方向が、一方または双
方とも合成した画像を出力するプロッター部の転写紙の
用紙方向と異なる時に操作者より合成コピー開始指示が
与えられると、合成コピー動作を中断しかつ原稿載置方
向を修正すべき警告を行なう手段を含む構成とすること
ができる。
【0008】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、ネットワーク上に接続するデジタル複写機
が原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検知手段
と読み取った画像データを90度または270度回転さ
せ得る回転手段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み
取り装置に載置される原稿の用紙方向と他のデジタル複
写機の原稿読み取り装置に載置される原稿の用紙方向
が、一方または双方とも合成した画像を出力するプロッ
ター部の転写紙の用紙方向と異なる時に、該転写紙の用
紙方向と方向を異にして原稿読み取り装置に載置された
原稿の画像データを90度または270度回転させて画
像形成装置に出力し、転写紙の用紙方向と方向を同じに
して原稿読み取り装置に載置された原稿の画像データは
画像の回転を行なわずに画像形成装置に出力する手段を
含む構成とすることができる。
【0009】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、ネットワーク上に接続するデジタル複写機
が、原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検知手
段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装置に載
置される原稿のサイズと他のデジタル複写機の原稿読み
取り装置に載置される原稿のサイズが合致し、操複写倍
率に応じて最適な画像形成装置の給紙口を選ぶ自動用紙
選択モードが作者によって選択されているときに、上記
いずれかの複写機に搭載されている給紙口の内、原稿サ
イズ/倍率の条件を満たす給紙口からの転写紙の給紙を
実行する手段と、上記いずれかの複写機に装着される給
紙口に前記条件を満足するものがないときに、操作部に
警告を表示かつ、合成コピーを中断する手段を含む構成
とすることができる。
【0010】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、ネットワーク上に接続するデジタル複写機
が、原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検知手
段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装置に載
置される原稿のサイズと他のデジタル複写機の原稿読み
取り装置に載置される原稿のサイズが、合成した画像を
出力すべき転写紙の用紙サイズと異なるときに、転写紙
の用紙サイズに適合するように原稿の読み取り画像デー
タにそれぞれ変倍を行ない、それぞれの原稿の画像デー
タを合成して画像形成装置に出力する手段を含む構成と
することができる。
【0011】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、ネットワーク上に接続するデジタル複写機
が、読み取り装置への原稿の載置の有無を検知する手段
を有し、操作者によって上記合成コピー動作の開始指示
を与えられたときに、上記原稿の搭載の有無の検知手段
によって上記または他のデジタル複写機の読み取り装置
に原稿が載置されていないことを検出するか、上記操作
者による合成コピー動作の開始指示後に上記いずれかの
デジタル複写機が異常状態に遷移した場合に、上記合成
コピーの動作を中断して、操作者に警告を与えるかする
手段を含む構成とすることができる。
【0012】
【用語の説明、定義】以下本明細書で使用する用語の説
明、定義を行なう。
【0013】(1)画像読み取り装置、画像読み取り部 デジタル複写機(以下デジタルPPCともいう。)で用
いられる「画像読み取り装置」は光源を原稿に照射し、
その反射光を「固体作像素子」、例えばCCDで電気信
号に変換し、「必要な画像処理」を行う機能を持った装
置が使用されている。ここで、「必要な画像処理」と
は、 量子化:CCDで電気信号に変換されたアナログデータ
を2値あるいは多値データに変換すること、 シェーディンダ補正:原稿を照射する光源の照射ムラ
や、CCDの感度ばらつきを補正すること、 MTF補正:光学系によるボケを補正すること、 変倍処理:画像の読み取り密度を変化させ、読み取った
画像データを用いてデータ補間すること、 等の処理を示す。
【0014】(2)画像形成装置、画像書き込み部 デジタルPPCで用いられる「画像形成装置」または
「画像書き込み部」は、電気信号で送られた画像イメー
ジを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段
により普通紙、感熱紙等に形成する装置である。
【0015】(3)ビデオ信号、画像データ 前述の「画像読み取り装置」で変換された画像の電気信
号、「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、及
び画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて
「ビデオ信号」あるいは「画像データ」と表現する。
【0016】(4)制御信号、コマンド 「ビデオ信号」を「画像読み取り装置」、「画像形成装
置」、「アプリケーション」間でやりとりするために
は、装置間で情報を伝達し合う必要がある。この手段を
「制御信号」または「コマンド」発行と表現する。
【0017】(5)拡張機能、アプリケーション、メモ
リ機能、メモリユニット デジタルPPCの大きな特徴に、画像を電気信号に変換
して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元するとい
う点がある。このとき読み取った電気信号を様々に変
化、伝達する手段を持つことによって、従来のアナログ
PPC以外の分野に応用可能となる。FAX、ページプ
リンター、スキャナ、ファイルシステム等の機能を実現
できるほか、最近では、PPC機能の実行時において
も、読み取った画像データをいったんDRAM等の記憶
装置に記憶させ、必要に応じて画像データを読み出すこ
とによって、複数の複写時には1スキャンで複数プリン
トを実行したり、複数の原稿を1枚の転写紙にプリント
する機能(以下この機能をメモリ機能という)等も実現
されている。これらのデジタルPPCシステムならでは
実現できる機能を「拡張機能」あるいは「アプリケーシ
ョン(以下アプリと略称する。)」と表現する。なお、
本発明においては後述のようにメモリユニットはネット
ワーク上にある機械間の画像データ転送時の緩衝手段と
しても利用している。
【0018】(6)システムコントローラ、システム 複写モードを実行する上で、画像書き込み部で画像形成
するために、紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常
状態や給紙カセット状態(紙の有無等)等の機内監視、
及び、画像読み取り部で画像を読み取るために、スキャ
ナ動作や光源のON/OFF等を制御するコントローラ
を総称して「システムコントローラ」と表現する。更
に、最近のデジタルPPCでは拡張機能を1つ搭載する
のみではなく複数アプリを同時搭載するようになってき
た。このように、1つの資源を共有するデジタルPPC
を「システム」と表現し、このシステムを制御するコン
トローラを「システムコントローラ」と表現する場合も
ある。
【0019】(7)資源、リソース 複数のアプリから共有される機能ユニット単位を「資
源」、「リソース」と表現する。前述の「システムコン
トローラ」は、このリソース単位でシステム制御を行な
っている。本発明に係るシステムで管理している資源は
「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作
部」、「メモリ」、「周辺機(即ち、ADF、ソータ
ー、自動両面ユニット等)」等である。
【0020】(8)利用者制限 特に電子写真プロセスを使用しているPPCは消費量が
多いため、無制限に使用を許可したくない場合がある。
このとき、「利用者」を特定、限定、管理するために、
「コインラック」、「キーカウンター」、「キーカー
ド」、「プリペードカード」等の「利用者制限機器」や
「暗証コード」等を使用する。
【0021】(9)ユーザ設定 システムが複雑になると、ユーザ毎の個別対応が必要と
なる。工場出荷時にこれらの対応を全て満足することは
不可能であるため、市場での対応が不可欠となる。従っ
て、通常は、不揮発RAMを装備し、顧客の要求に応じ
たシステム設定を可能としているが、この機能を「ユー
ザ設定」と表現する。
【0022】(10)アイドル状態 ユーザーよる操作が行なわれていない状態が一定期間継
続した状態を「アイドル状態」、それ以外の状態を「ビ
ジー状態」と表現する。「ビジー状態」から「アイドル
状態」に遷移するまでの時間はユーザー設定可能であ
る。例えば、複写動作中はもちろん、複写動作が終了し
ても一定期間、ユーザーによる無操作状態が継続しない
と「アイドル状態」には遷移しない。
【0023】(11)人体検知センサ 人体検知センサは、赤外線発光ダイオードと赤外線の射
出を一定方向に制限する光学系、及び発射された赤外線
の反射光を検知する赤外線受光センサからなり、センサ
から一定距離内にある物体(オペレータ等)を検知して
PPC本体側の制御板に信号を送るよう構成されてい
る。また、人体検知センサ内部には、検出距離切り換え
スイッチが有り、検出距離を例えば2段階に切り換える
ことができる。人体検知センサを画像形成装置の前面に
配置することにより装置の前にオペレータがいるかどう
かを確認することが可能となる。
【0024】(12)ウィークリータイマー 各曜日ごとに設定されたON/OFF時間にあわせて電
源をON/OFFする機能である。この機能のために時
計モジュ一ルを時刻合わせするための操作と各曜日ごと
にON/OFF時間を設定する操作とが必要である。
【0025】(13)予熱 定着温度を一定温度(たとえば10℃)下げて制御し、
操作部表示を消すことにより、消費電力を節約するモー
ドである。このモードの設定は、操作部でのキー入力
や、機械設定によって動作及び操作が無くなってから一
定時間後に自動的に設定される。またこのモードは、操
作部でのキー入力や、機械設定によって人体検知センサ
により機械の前に人が立ったことを検出したときに解除
される。
【0026】(14)リロード 定着温度が定着可能温度に到達しコピーが可能である状
態をリロードという。
【0027】(15)割り込みモード コピー動作実行中及び操作中において一時的にコピー作
業に割り込んで他のコピーをするときのモードである。
このモードを設定することによりその前のコピーモー
ド、及びコピー途中であればその途中経過情報を不揮発
RAMに記憶し、割り込みモードに移行し、モードを初
期化する。コピー動作実行後、割り込みモードを解除す
ると、不揮発RAMに記憶したモード及び情報を戻して
割り込みモード設定前の状態を復帰させ、再スター卜に
て割り込み前のモードを継続することができる。このモ
ードの設定/解除は操作部のキーにて行なうことができ
る。
【0028】(16)合成コピー(オーバーレイ) ある原稿に対して、別原稿の画像を合成してコピー出力
することをいう。
【0029】
【実施例】以下本発明の構成・動作を図面を参照して説
明する。
【0030】図1に一般的なデジタル複写機システム例
を、図2に一般的なスタンドアローンのデジタルPPC
のハード構成例を示す。図1中の1は原稿仕送り装置
(ADF)、2は操作部、3は画像読み取り装置、4は
画像形成装置、5は両面ユニット、6は排紙仕分け装置
(ソーター)、7は給紙カセット、8は拡張機能部、9
は利用者制限機器である。また図2(A)に示す画像デ
ータ・バス・セレクター10は、システムコントローラ
11からの指定により画像データのパスを、画像読み取
り部12から画像書き込み部14へ、画像読み取り部1
2からメモリユニット13へ、メモリユニット13から
画像書き込み部14へ、画像読み取り部12から外部機
器(拡張機能)15へ、メモリユニット13から外部機
器(拡張機能)15へ、外部機器(拡張機能)15から
メモリユニット13へ、さらに外部機器(拡張機能)1
5から画像書き込み部14へ、の様に任意に切り換え可
能で、更に上記パスの組み合わせも可能である。例え
ば、画像読み取り部12で読み取った画像データを、画
像書き込み部14とメモリユニット13、及び外部拡張
機器15に同時に転送することができる。また、外部機
器15は拡張機能を想定しており、この場合図示のよう
に画像データバス16と制御線17が接続される。なお
図2中の18はシステムバスを示す。
【0031】また図2(A)中のメモリユニット13内
のDRAMブロック19は、画像読み取り部12から読
み取った画像信号を記憶するためのもので、システムコ
ントローラー11からの要求に応じて、画像書き込み部
14に保存されている画像データを転送することができ
る。また、圧縮ブロック20は、MH、MR、MMR方
式等の圧縮機能を備えており、一旦読み取った画像を圧
縮してメモリ(DRAM)の使用効率の向上を図ること
ができる。周知のように、メモリへの書き込み方向と読
み出し方向を変更することによって、画像の90度回
転、もしくは270度回転等もできる。なおメモリユニ
ット13にはDMAブロック21も備えている。
【0032】図2(A)の構成は、画像読み取り部1
2、画像書き込み部14、メモリユニット13、CSS
の制御はシステムコントローラ11の1つのCPU11
aのみで行なっている。一方、図2(B)の構成(図2
(A)と共有する部分には共通する符号を付してあ
る。)では、画像読み取り部12、画像書き込み部1
4、メモリユニット13にそれぞれCPU12a、14
a、13aをもたせ、システムコントローラー11から
各コントローラへのコマンドを制御信号線17で伝達す
るシステムハード構成としてある。
【0033】図3は本発明を実施する場合のデジタル複
写機ネットワークの構成例を示したもので、図1、2
(A)、2(B)に示したデジタルPPC30を8台ネ
ットワークインターフェース31を介してネットワーク
化しているが、当然本発明では接続するコピー台数は図
示の台数に限定されない。
【0034】次に図4により本発明を実施するためのハ
ード構成例について説明する。同図に示すようにデジタ
ルPPC40、41のハード構成は、図2(A)で示し
たものとほぼ同様の構成をとっているが、メモリユニッ
ト内には読み取った画像を外部のネットワーク上に転送
し、あるいはネットワーク上からの画像データをメモリ
ユニット13内のDRAMブロック部19に保存するた
めに、ネットワーク手段としてSCSI(Small
Computer System Interfac
e)22及びSCSIコントローラ23を用いている。
当然のことながら、ネットワーク通信手段には例えば、
イーサネットを物理手段として用い、データ通信にOS
I(Open System Interface)参
照モデルのTCP/IP通信を用いる等、種々の手段が
考えられる。また、同図のような構成を用いることによ
り、上述のように画像データの転送はもちろんのこと、
ネットワーク上に存在する各機械の機内状態通知や操作
者が操作を行なっている機械とは別のネットワーク上に
ある機械にプリント出力(以下、リモート出力)コマン
ド、画像読み取りコマンド、画像転送コマンド等の制御
コマンド、設定コマンドの転送も可能である。
【0035】次に図5を用いて本発明を実施するための
ソフトウェア構成を説明する。図5中に示すコピーアプ
リ50は複写動作を実行するためのコピーシーケンスを
実行するアプリケーション、入出力制御51はデータを
論理/物理変換するレイア(デバイスドライバー)であ
り、操作部コントローラ52は、MMI(Man Ma
chine Interface)を実行するレイア
(LCD表示やLED点灯/消灯、キー入力スキャン等
を論理レベルで行うレイア)であり、周辺機コントロー
ラ53は自動両面ユニットやソータ、ADF等のPPC
に装着される周辺機のコントロールを論理レベルで実行
するレイアであり、画像形成装置コントローラ54、画
像読み取り装置コントローラ55、メモリユニット13
は前記の通りである。また、デーモンプロセス56はネ
ットワーク上にある他の機械から原稿読み取り要求が依
頼された場合に、自身の画像読み取り装置を用いて原稿
画像を読み取り、その読み取った画像をメモリユニット
13内に保存した後に、要求元の機械に対してその画像
を転送するシーケンスを実行するアプリケーションであ
る。
【0036】ここで、操作部、周辺機、画像形成装置、
画像読み取り装置、メモリユニット13はそれぞれのP
PCが保有するリソース(資源)として扱われる。同図
のデジタルPPC40が自身の各リソースを使用して複
写動作を実行する場合(プリントスタートキー押下時)
には、そのシステム制御部(システムコントローラ)5
7に対して、画像形成装置、画像読み取り装置、あるい
は必要に応じて周辺機、メモリユニットの各リソースを
システム制御部57に要求する。システム制御部57
は、コピーアプリ50からの要求に対してリソースの使
用権の調停を行い、コピーアプリ50にその調停結果
(使用可否)を通知する。デジタルPPC40がスタン
ドアローンで使用される場合(ネットワーク接続されな
い状態)では、システムが保有するリソースは全てコピ
ーアプリ50が占有可能状態であるため、即時に複写動
作が実行される。一方、ネットワーク上に存在する別の
機械(以下、遠隔デジタルPPC、図示の例ではデジタ
ルPPC41のリソース(スキャナ))を使用して合成
コピーを実行する場合はデジタルPPC41のシステム
制御部57に対してリソースの使用権を要求する。デジ
タルPPC41のシステム制御部57は、要求に従って
リソースの調停を行い、その結果を要求元の機械(デジ
タルPPC40)のアプリケーションに通知する。デジ
タルPPC41のアプリケーションは、使用権が許可さ
れた場合は、画像の読み取りを実行し、自身のメモリユ
ニッ卜13内への画像記憶が終了すると、外部インター
フエース(本実施例ではSCSI22)を介して、合成
コピー出力先の機械(デジタルPPC40)のメモリユ
ニット13に画像転送を行なう。合成コピー出力先のデ
ジタル複写機(デジタルPPC40)は自身のスキャナ
で読み取った画像データと自身のメモリユニット13内
にある遠隔デジタル複写機(デジタルPPC41)で読
み取った画像データの合成を行なうが、このときデジタ
ルPPC40のスキャナで読み取った画像データをメモ
リユニット13内で合成した後に出力しても良いし、メ
モリユニット13内の画像データを画像形成部に転送す
るのに同期させて画像読み取り装置を起動させても良
い。
【0037】図6は、上述の構成のネットワークにおけ
る各レイア間に流れるコマンドフロー(時系列)の例を
示す。合成コピーを行なう場合、デジタルPPC40の
メモリユニット13内で、デジタルPPC40の画像読
み取り装置で読み取った画像データとデジタルPPC4
1の画像読み取り装置で読み取った画像データの合成を
行なった後に、デジタルPPC40の画像形成装置に合
成された画像データをメモリユニット13から出力し、
合成コピーを実行している。
【0038】本発明の実施例において、図6中に示す操
作者によって合成コピー開始指示が与えられた場合のフ
ロ−を時系列に説明する。 1:メモリ使用要求:自身の機械が保有するメモリユニ
ット13の使用許可をシステムコントローラ57に依頼
するためのコマンドである。 2:使用許可:「1:メモリ使用要求」が発生したため
に、システムコントローラ57がメモリユニット13の
使用権の調停を行い、その結果コピーアプリ50にメモ
リユニット13の使用権を許可するコマンドである。 3:外部原稿読み取り要求 4:外部原稿読み取り要求 3:外部原稿読み取り要求 5:外部原稿読み取り要求:遠隔機械の画像読み取り部
を用いてその遠隔機械の画像読み取り部に載置される原
稿の画像データを自身のメモリユニットに取り込もため
のトリガとなるコマンドである。デジタルPPC40の
コピーアプリ50からデジタルPPC41のデーモンプ
ロセス56に送信される。 6:外部原稿読み取り要求 7:メモリ使用要求:デジタルPPC41が保有するメ
モリユニット13の使用許可をデジタルPPC40のデ
ーモンプロセス56が使用できるようにシステムコント
ローラ57に依頼するためのコマンドである。 8:メモリ使用許可:「7:メモリ使用要求」が発生し
たために、システムコントローラ57がメモリユニット
13の使用権の調停を行い、その結果デーモンプロセス
56にメモリユニット13の使用権を許可するコマンド
である。 9:原稿読み取り要求:「8:メモリ使用許可」を受信
したので、システムコントローラ57に原稿読み取り装
置を用いて原稿の画像データの読み取りを依頼する。こ
のとき、画像データバスは「原稿読み取り装置」→「メ
モリユニット」となる。 10:原稿読み取り開始:「9:原稿読み取り要求」に
より、システムコントローラ57は原稿読み取りを開始
するが、このときの状態通知コマンドに相当する。 11:原稿読み取り終了:原稿の読み取りが終了したこ
とを知らせる状態通知コマンドである。 12:画像転送開始:9〜11の動作/状態にてデジタ
ルPPC41のメモリユニット13内にはデジタルPP
C41の原稿画像データの取り込みが終了したので、デ
ジタルPPC41のメモリユニットに対して、デジタル
PPC40のメモリユニット13に画像データの転送を
要求する。 13:画像転送開始:デジタルPPC40のメモリユニ
ット13に対して、デジタルPPC41のメモリユニッ
ト13内に取り込んである画像データの転送を開始する
ことを通知する。 14:画像転送終了:デジタルPPC40のメモリユニ
ット13に対して、デジタルPPC41のメモリユニッ
ト13内に取り込んである画像データの転送が終了した
ことを通知する。 15:外部原稿読み取り/転送終了 16:原稿読み取り/転送終了 17:原稿読み取り/転送終了 18:原稿読み取り/転送終了:デジタルPPC40の
コピーアプリ50に、デジタルPPC41の原稿読み取
り装置に載置されている原稿画像データをデジタルPP
C40のメモリユニット13内に転送が終了したことを
通知する。 19:画像合成設定 20:画像オーバーレイ設定:デジタルPPC40のメ
モリユニット13に対して、これから取り込み画像デー
タは既にメモリユニット13内に保存されている画像デ
ータ(「16:原稿読み取り終了」までの処理で取り込
んだ画像データ)対して論理和(OR)処理を行うこと
を通知する。 21:原稿読み取り要求:デジタルPPC40のシステ
ムコントローラ57に対して、自身の原稿読み取り装置
に載置されている原稿画像データの読み取りを開始する
ように要求する。この場合の画像データバスは「原稿読
み取り装置」→「メモリユニット13」となる。本フロ
ー内には記載していないが、当然、本コマンドを発行す
る前に、原稿の読み取り範囲、読み取り密度等必要なパ
ラメータを設定しておく必要がある。 22:原稿読み取りを開始 23:原稿読み取りを開始:デジタルPPC40のシス
テムコントローラ57は原稿画像データの読み取りを開
始したことをコピーアプリ50とメモリユニット13に
通知する。 24:原稿読み取りを終了 25:原稿読み取りを終了:デジタルPPC40のシス
テムコントローラ57は原稿画像データの読み取りが終
了したことをコピーアプリ50とメモリユニット13に
通知する。このコマンドが発行されるときには、デジタ
ルPPC40のメモリユニット13内でデジタルPPC
40に載置された原稿の画像データとデジタルPPC4
1に載置された原稿の画像データの合成された画像デー
タが形成されている。 26:メモリ画像のプリント出力:デジタルPPC40
のシステムコントローラ57に対して、メモリユニット
13内に保存されている画像データのプリント出力を要
求する。 27:給紙実行:「26:メモリ画像のプリント出力」
コマンドによって、システムコントローラ57はプリン
トを実行するために給紙を開始するが、この場合の状態
通知コマンドである。本フロー内には記載していない
が、当然、本コマンドを発行する前に、転写紙の給紙
口、排紙口(例えば、ソータの2ビン目等)等、必要な
パラメータを設定しておく必要がある。 28:画像転送許可:「27:給紙実行」によりプリン
ト動作を開始した転写紙は電子写真プロセスにより画像
形成するが、画像データと転写紙への画像形成位置の同
期をとるために、その同期位置に達した段階でメモリユ
ニット13内にある前記合成画像データの出力を開始す
るようにメモリユニット13に指示を行う。 29:排紙実行:電子写真プロセスによってる像形成さ
れた転写紙が排紙されたときの状態通知コマンドであ
る。本コマンドが必要であるのは、メモリユニット13
内にある画像データを形成した転写紙が正常に出力であ
きることを確認するためでめる。例えは、途中で紙詰ま
り等が発生し、転写紙が正常に排紙されなかった時等は
本コマンドは当然生成されないので、「26:メモリ画
像のプリント要求」コマンドを再発行することによりリ
カバーが可能となる。 30:メモリ解放 31:メモリ解放 32:メモリ解放 33:メモリ解放:合成コピー動作が終了したので、デ
ジタルPPC40及びデジタルPPC41のメモリの使
用権を解放する。
【0039】本発明の実施例において、デジタルPPC
40、41の原稿の用紙方向をチェックして画像の合成
を行なう場合の動作・処理を図7のフローチャートを用
いて説明する。 ステップ100:操作者によって合成コピー開始指示が
与えられたときに実行されるサブルーチンの開始であ
る。 ステップ101:合成コピーの開始指示が与えられたか
否かを判断し、開始指示が与えられた場合のみ、 ステ
ップ102以降の処理を継続する。 ステップ102:操作側の機械(操作者によって合成コ
ピー開始指示が与えられる複写機)の原稿読み取り装置
に載置される原稿のサイズの検知を実行し、原稿の主走
査長、副走査長をそれぞれ記憶装置(RAM)にL1、
L2として記憶しておく。 ステップ103:リモート機械の原稿読み取り装置に載
置される原稿のサイズの検知を実行し、原稿の主走査
長、副走査長をそれぞれ操作側の機械の記憶装置(RA
M)にL3、L4として記憶しておく。 ステップ104:操作者によって選択されている転写紙
の給紙口にセットされている転写紙サイズの検知を実行
し、同転写紙の主走査長、副走査長をそれぞれ操作側の
機械の記憶装置(RAM)にM1、M2として記憶して
おく。 ステップ105:ステップ102の処理によって検知さ
れた原稿サイズとステップ104の処理によって検知さ
れた転写紙のサイズの比較を行い、L1=M1旦つL2
=M2の場合は、原稿サイズと転写紙のサイズが合致し
ているものと判断し、次の処理ステップ106を実行す
る。また、L1=M2旦つL2=M1の場合は、転写紙
のサイズと原稿のサイズは合致しているが、原稿の載置
方向が転写紙の載置方向に対して、ちようど90度(も
しくは270度)向きが異なっているため、操作者に対
して、操作側の複写機の原稿読み取り装置に載置されて
いる原稿の載置方向を変更するように警告を与えて(ス
テップ107)合成コピーの中断を行なう(ステップ1
12)。L1=M1旦つL2=M2もしくはL2=M1
旦つL1=M2の両条件とも満たさない場合は、原稿の
サイズが転写紙のサイズと異なっているためにその内容
の警告を表示し(ステップ108)、合成コピーの中断
を行なう(ステップ112)。 ステップ106:リモート機械の原稿読み取り装置に載
置された原稿サイズと転写紙サイズの比較を行い、L3
=M1且つL4=M2の場合は原稿サイズと転写紙サイ
ズが合致しているものと判断し、図6に記載の動作を開
始する。また、L3=M2且つL4=M1の場合は、転
写紙のサイズと原稿のサイズは合致しているが、原稿の
載置方向が転写紙の載置方同に対して、ちょうど90度
(もしくは270度)だけ向きが異なっているため、操
作者に対して、リモート複写機の原稿読み取り装置に載
置されている原稿の載置方向を変更するように警告を与
えて(ステップ110)合成コピーの中断を行なう(ス
テップ112)。更にL3=M1旦つL4=M2もしく
はL4=M1旦つL3=M2の両条件とも満たさない場
合は、原稿のサイズが転写紙のサイズと異なっているた
めにその内容の警告を行い(ステップ111)、合成コ
ピーの中断を行なう(ステップ102)。(そしてステ
ップ113で復帰する。) 尚、本フローチャートは全て操作側の機械のコピーアプ
リが行う処理である。
【0040】本発明の実施例において、デジタルPPC
40、41の原稿の用紙方向をチェックして画像の回転
・合成を行なう場合の動作・処理を図8のフローチャー
トを用いて説明する。このフローチャートに示す処理
は、図7のフローチャートとほぼ同じであるが、L1=
M2旦つL2=M1の時の処理(ステップ207)と、
L3=M2旦つL4=M1の時の処理(ステップ21
0)が異なる。即ち、原稿サイズと転写紙サイズの載置
方向が異なるとき、原稿の画像データを回転させて、画
像形成装置へ出力させることを記憶し、合成コピーを開
始している。(ステップ214)。
【0041】この図8のフローチャートの合成コピー開
始(ステップ214)の処理について、図9のコマンド
フローを用いて説明する。図9は図6とほぼ同じコマン
ドフローとなるが、同図中の1〜6に示すように「外部
原稿読み取り要求」が「外部原稿読み取り要求:回転」
コマンドとなる。更に図中の7に示しているように「原
稿読み取り要求:回転」となる。但し、1〜6について
は、リモート機械で読み取った原稿画像データを回転さ
せる場合(図8のフローチャートで示したリモート機械
の画像出力を回転するように記憶されている時)のみ必
要となり、更に7については操作側機械で読み取った原
稿画像データを回転させる場合(図8のフローチャート
で示した操作側機械の画像出力を回転するように記憶さ
れている時)のみ必要となる。他のコマンドについては
フローチャートと同じであるため、説明は省略する。
【0042】本発明の実施例において、操作者がデジタ
ルPPC40、41でセットした複写倍率に応じて最適
な給紙口を選択する「自動用紙選択モード」が選択され
ている場合の動作・処理を図10のフローチャートを用
いて説明する。図中のステップ307は操作機械の画像
形成装置に、(原稿サイズ/倍率)のサイズなる適切な
転写紙が装着されているかどうかを判断する処理であ
る。この条件を満足した場合は、転写紙の給紙口を決定
し(ステップ308)、合成コピーを開始する(ステッ
プ313)。同条件を満たさない場合は、リモート機械
の画像形成装置に(原稿サイズ/倍率)のサイズに見合
う適切な転写紙が装着されているかどうかを判断する
(ステップ309)。この条件を満足した場合は、転写
紙の給紙口を決定し(ステップ310)、合成コピーを
開始する(ステップ314)。リモート機械にも適切な
転写紙が存在しない場合は、操作部上に適切な用紙が存
在しないことを表示し(ステップ311)、合成コピー
の動作を中断する(ステップ312)。なお合成コピー
動作は、図6に示す通りである。
【0043】本発明の実施例において、デジタルPPC
40、41の原稿の用紙サイズをチェックして画像の変
倍を行なう場合の動作・処理を図11のフローチャート
を用いて説明する。図中のステップ404において、操
作機械の画像読み取り装置に載置される原稿の読み取り
密度(倍率)の計算を行ない、更にステップ405の処
理によってリモート機械の画像読み取り装置に載置され
る原稿の読み取り密度の計算を行なう。そして、それぞ
れの原稿読み取り密度の計算を行なった後に合成コピー
を開始する。なお合成コピー動作は、図6に示す通りで
ある。
【0044】本発明の実施例において、デジタルPPC
40、41に原稿が載置されていない場合の動作・処理
を図12のフローチャートを用いて説明する。図中のス
テップ502及びステップ505の処理は、デジタルP
PC40、41の画像読み取り装置に装着される原稿載
置の有無の検知センサーの出力信号より、画像読み取り
装置に原稿が載置されているかどうかを判断するもので
ある。ステップ502は、操作側の機械に載置される原
稿に関するもので、ステップ505は、リモー卜機械に
載置される原稿に関するものである。図示のように、原
稿無しを判断した場合は、原稿が載置されていないとい
う警告を表示し(ステップ503、ステップ507)、
合成コピーを中断する(ステップ504、508)。合
成コピー動作は、図6に示す通りである。
【0045】本発明の実施例において、デジタルPPC
40、41が異常状態に遷移した場合の動作・処理を図
13のコマンドフローを用いて説明する。図示のよう
に、原稿ジゃム等が発生した場合、操作側のデジタルP
PCのコピーアプリ50に機械異常な通知され、デジタ
ルPPC40、41は双方とも合成コピーのための機械
動作を停止する。つまり、何らかの原因で機械が異常状
態に遷移した場合、図4中に示すネットワーク手段(本
実施例ではSCSI22)を介して機械状態が通知され
るので、合成コピーのジョブを管理するコピーアプリ5
0は動作を停止すると同時に、操作者に対して機械異常
の警告を表示し、その異常解除を待つことになる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に係るデジタル複写機ネットワ
ークシステムは以上説明してきたようなものなので、原
稿に対する合成(オーバーレイ)が可能で、コピー出力
画像を定型フォーマットに合わせ込むことが容易にで
き、更に、従来の合成コピーに比べて生産性が向上する
という効果がある。
【0047】請求項2に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたようなものなので、原稿
の載置方同による誤操作が防止できるという効果があ
る。
【0048】請求項3に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたようなものなので、原稿
の載置方向が異なっている場合の作業性が向上するとい
う効果がある。
【0049】請求項4に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたようなものなので、操作
者の作業性(給紙口の選択)が向上するという効果があ
る。
【0050】請求項5に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたようなものなので、操作
者の作業性(複写倍率の設定)が向上するという効果が
ある。。
【0051】請求項6に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたようなものなので、操作
者の操作ミスを防止し、ミスコピーを未然に防止でき、
あるいは、ネットワークシステムが異常状態に遷移した
ときにミスコピーが極力少なくすみ、更に、遠隔機械の
異常を操作者に警告できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なデジタル複写機システム例を示す側面
図である。
【図2】一般的なスタンドアローンのデジタルPPCの
ハード構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明を実施する場合のデジタル複写機ネット
ワークの構成例を示す概念図である。
【図4】本発明を実施するためのハード構成例のブロッ
ク図である。
【図5】本発明を実施するためのソフトウェア構成例の
ブロック図である。
【図6】ネットワークにおける各レイア間のコマンドフ
ローを時系列的に示す図である。
【図7】デジタルPPCの原稿の用紙方向をチェックし
て画像の合成を行なう場合の動作・処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】デジタルPPCの原稿の用紙方向をチェックし
て画像の回転・合成を行なう場合の動作・処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】図8のフローチャートの合成コピー開始の処理
についてのコマンドフローを示す図である。
【図10】操作者がデジタルPPCでセットした複写倍
率に応じて最適な給紙口を選択する「自動用紙選択モー
ド」が選択されている場合の動作・処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】デジタルPPCの原稿の用紙サイズをチェッ
クして画像の変倍を行なう場合の動作・処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】デジタルPPCに原稿が載置されていない場
合の動作・処理を示すフローチャートである。
【図13】デジタルPPCが異常状態に遷移した場合の
動作・処理のコマンドフローを示す図である。
【符号の説明】
1 原稿仕送り装置(ADF) 2 操作部 3 画像読み取り装置 4 画像形成装置 5 両面ユニット 6 排紙仕分け装置(ソーター) 7 給紙カセット 8 拡張機能部 9 利用者制限機器 10 画像データ・バス・セレクター 11 システムコントローラ 11a CPU 12 画像読み取り部 12a CPU 13 メモリユニット 13a CPU 14 画像書き込み部 14a CPU 15 外部機器(拡張機能) 16 画像データバス 17 制御線 18 システムバス 19 DRAMブロック 20 圧縮ブロック 21 DMAブロック 22 SCSI 23 SCSIコントローラ 30、40、41デジタルPPC 31 ネットワークインターフェース 50 コピーアプリ 51 入出力制御 52 操作部コントローラ 53 周辺機コントローラ 54 画像形成装置コントローラ 55 画像読み取り装置コントローラ 56 デーモンプロセス 57 システム制御部(システムコントローラ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作コマンド、状態、画像情報等を通信
    する通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続して
    なるデジタル複写機ネットワークシステムにおいて、ネ
    ットワーク上に接続する一のデジタル複写機の原稿読み
    取り装置によって読み取った画像データと、ネットワー
    ク上に接続する他のデジタル複写機の原稿読み取り装置
    によって読み取った画像データとを合成する手段と、該
    合成画像データを上記いずれかのデジタル複写機の画像
    形成装置に出力する手段とを含むことを特徴とするデジ
    タル複写機ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1のデジタル複写機ネットワーク
    システムにおいて、ネットワーク上に接続するデジタル
    複写機が原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検
    知手段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装置
    に載置される原稿の用紙方向と他のデジタル複写機の原
    稿読み取り装置に載置される原稿の用紙方向が、一方ま
    たは双方とも合成した画像を出力するプロッター部の転
    写紙の用紙方向と異なる時に操作者より合成コピー開始
    指示が与えられると、合成コピー動作を中断しかつ原稿
    載置方向を修正すべき警告を行なう手段を含むことを特
    徴とするデジタル複写機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1のデジタル複写機ネットワーク
    システムにおいて、ネットワーク上に接続するデジタル
    複写機が原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ検
    知手段と読み取った画像データを90度または270度
    回転させ得る回転手段を有し、一のデジタル複写機の原
    稿読み取り装置に載置される原稿の用紙方向と他のデジ
    タル複写機の原稿読み取り装置に載置される原稿の用紙
    方向が、一方または双方とも合成した画像を出力するプ
    ロッター部の転写紙の用紙方向と異なる時に、該転写紙
    の用紙方向と方向を異にして原稿読み取り装置に載置さ
    れた原稿の画像データを90度または270度回転させ
    て画像形成装置に出力し、転写紙の用紙方向と方向を同
    じにして原稿読み取り装置に載置された原稿の画像デー
    タは画像の回転を行なわずに画像形成装置に出力する手
    段を含むことを特徴とするデジタル複写機ネットワーク
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1のデジタル複写機ネットワーク
    システムにおいて、ネットワーク上に接続するデジタル
    複写機が、原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ
    検知手段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装
    置に載置される原稿のサイズと他のデジタル複写機の原
    稿読み取り装置に載置される原稿のサイズが合致し、操
    複写倍率に応じて最適な画像形成装置の給紙口を選ぶ自
    動用紙選択モードが作者によって選択されているとき
    に、上記いずれかの複写機に搭載されている給紙口の
    内、原稿サイズ/倍率の条件を満たす給紙口からの転写
    紙の給紙を実行する手段と、上記いずれかの複写機に装
    着される給紙口に前記条件を満足するものがないとき
    に、操作部に警告を表示かつ、合成コピーを中断する手
    段を含むことを特徴とするデジタル複写機ネットワーク
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1のデジタル複写機ネットワーク
    システムにおいて、ネットワーク上に接続するデジタル
    複写機が、原稿サイズの検知手段と転写紙の用紙サイズ
    検知手段を有し、一のデジタル複写機の原稿読み取り装
    置に載置される原稿のサイズと他のデジタル複写機の原
    稿読み取り装置に載置される原稿のサイズが、合成した
    画像を出力すべき転写紙の用紙サイズと異なるときに、
    転写紙の用紙サイズに適合するように原稿の読み取り画
    像データにそれぞれ変倍を行ない、それぞれの原稿の画
    像データを合成して画像形成装置に出力する手段を含む
    ことを特徴とするデジタル複写機ネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1のデジタル複写機ネットワーク
    システムにおいて、ネットワーク上に接続するデジタル
    複写機が、読み取り装置への原稿の載置の有無を検知す
    る手段を有し、操作者によって上記合成コピー動作の開
    始指示を与えられたときに、上記原稿の搭載の有無の検
    知手段によって上記または他のデジタル複写機の読み取
    り装置に原稿が載置されていないことを検出するか、上
    記操作者による合成コピー動作の開始指示後に上記いず
    れかのデジタル複写機が異常状態に遷移した場合に、上
    記合成コピーの動作を中断して、操作者に警告を与える
    かする手段を含むことを特徴とするデジタル複写機ネッ
    トワークシステム。
JP7081741A 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム Pending JPH08251321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7081741A JPH08251321A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7081741A JPH08251321A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251321A true JPH08251321A (ja) 1996-09-27

Family

ID=13754868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7081741A Pending JPH08251321A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251321A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400465B1 (en) 1996-02-23 2002-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Shared memory image forming system
JP2006255910A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Seiko Epson Corp 測色補助装置、チャート印刷測色システム、色修正装置、測色補助装置の制御方法および測色補助装置の制御プログラム
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400465B1 (en) 1996-02-23 2002-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Shared memory image forming system
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7551307B2 (en) 1998-12-17 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
JP2006255910A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Seiko Epson Corp 測色補助装置、チャート印刷測色システム、色修正装置、測色補助装置の制御方法および測色補助装置の制御プログラム
JP4529743B2 (ja) * 2005-03-15 2010-08-25 セイコーエプソン株式会社 測色補助装置、チャート印刷測色システム、測色補助装置の制御方法および測色補助装置の制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6539198B2 (en) Image forming apparatus, control method of the image forming apparatus and storage medium
JP5587050B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP5355369B2 (ja) データ処理装置、データ処理システム及びデータ処理装置での表示を制御する表示制御方法
JP3325425B2 (ja) デジタル複写機ネットワークシステム
JP3461364B2 (ja) ディジタル複写機システム
JP3245276B2 (ja) 画像形成システム
JP3403830B2 (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JPH08251321A (ja) デジタル複写機ネットワークシステム
JP3336162B2 (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JPH0897959A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP3349857B2 (ja) ネットワークシステム
JP2000047536A (ja) 複写機ネットワークシステムの連結複写方法
JP3869977B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置システム
JP2008023780A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP3315291B2 (ja) 画像形成ネットワーク装置
JP2006186415A (ja) 画像形成装置
US6624906B1 (en) Image forming apparatus
JP3461922B2 (ja) デジタル複写機
JPH0894778A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP2001066950A (ja) 連結複写システム
JPH11231730A (ja) 画像形成装置
JP2001103256A (ja) 画像処理システム
JP2000022876A (ja) 画像形成装置のネットワークシステム
JP3865490B2 (ja) 画像形成システム
JP2002009992A (ja) 画像処理装置及びその制御方法