JP2002009992A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

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JP2002009992A
JP2002009992A JP2000185040A JP2000185040A JP2002009992A JP 2002009992 A JP2002009992 A JP 2002009992A JP 2000185040 A JP2000185040 A JP 2000185040A JP 2000185040 A JP2000185040 A JP 2000185040A JP 2002009992 A JP2002009992 A JP 2002009992A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のユニットを有するデジタル複合機におけ
る電力消費を低減する。 【解決手段】操作部508、スキャナ2070、プリン
タ526は、個別の電源662、660、661を有す
る。コントローラ670は、各電源662、660、6
61を個別に制御することにより、操作部508、スキ
ャナ2070、プリンタ526における電力消費を低減
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その制御方法に係り、特に、単独で又は他の画像処理部
と協同して機能を発揮し得る複数の画像処理部を有する
画像処理装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナとプリンタとを含む従
来のシステムでは、イメージスキャナ及びプリンタの一
方がスリープ状態の時は他方もスリープ状態となり、一
方がアクティブ状態の時は他方もアクティブ状態になる
ように制御がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】システムのマルチ
ファンクション化が進み、画像入力手段であるイメージ
スキャナと画像出力手段であるプリンタで別々のジョブ
が実行されるようになってきた。また、省エネルギー化
の見地から、必要のない部分については電源を落とすな
どの制御も盛り込む必要が出てきている。
【0004】独立に制御できるイメージスキャナとプリ
ンタを含むシステムでは、イメージスキャナとプリンタ
とを組み合わせたコピー機能のみならず、ネットワーク
上のコンピュータに対して読取画像を転送するネットワ
ークスキャナ機能や、読取画像をプリントすることなく
記憶媒体に格納するイメージスキャナ機能等が使用され
る頻度が非常に高くなることが予想される。
【0005】現在、コンピュータに直接接続されるイメ
ージスキャナも普及している。しかし、マルチファンク
ション化によりデジタルコピー機でもスキャナ機能を実
現することができ、しかも、従来のパーソナルイメージ
スキャナに比べてデジタルコピー機のスキャナ部の方が
読取速度が速く、自動原稿搬送機(ADF)などが標準
装備されている点で、今後は、デジタルコピー機を中心
としたシステムの使用頻度が高まると考えられる。
【0006】上記のようなシステムにおいては、イメー
ジスキャナのみが使用されている間はプリンタは不要で
あり、大きな電力を消費するプリンタをアクティブ状態
のまま待機させる必要はない。
【0007】本発明は、本出願に係る発明者による上記
の分析に基づいてなされたものであり、例えば、複数の
画像処理部を有する画像処理装置における電力消費を低
減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に係
る画像処理装置は、単独で又は他の画像処理部と協同し
て機能を発揮し得る複数の画像処理部を有する画像処理
装置であって、前記複数の画像処理部に対応して各々設
けられた複数の電源部と、前記複数の電源部を個別に制
御して前記複数の画像処理部における電力消費を抑える
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記複数の電源部が全てOF
F状態である場合に、外部からの起動要因に応じて該当
する電源部をON状態にする手段を有することが好まし
い。
【0010】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記複数の画像処理部の未使
用時間が各々所定時間を越えた場合に、前記複数の電源
部をOFF状態にする手段を有することが好ましい。
【0011】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、未使用時間が所定時間を越え
た画像処理部に対応する電源部をOFF状態にする手段
を有することが好ましい。
【0012】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、所定の操作に応じて前記複数
の電源部の全てをON状態にする手段を有することが好
ましい。
【0013】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記複数の画像処理部としてスキャナ部及びプ
リンタ部を含み、装置全体として少なくともスキャナ、
プリンタ及び複写機として機能することが好ましい。
【0014】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記スキャナ部に対応する電
源部がOFF状態である場合に画像読取動作に関連する
情報の入力に応じて該電源部をON状態にする手段を有
することが好ましい。
【0015】本発明の第1の側面に係る画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記プリンタ部に対応する電
源部がOFF状態である場合にプリント動作に関連する
情報の入力に応じて該電源部をON状態にする手段を有
することが好ましい。
【0016】本発明の第2の側面に係る画像処理装置の
制御方法は、単独で又は他の画像処理部と協同して機能
を発揮し得る複数の画像処理部を有する画像処理装置の
制御方法であって、前記複数の画像処理部に対応して各
々設けられた複数の電源部を個別に制御して前記複数の
画像処理部における電力消費を抑えることを特徴とす
る。
【0017】本発明の第3の側面に係るメモリ媒体は、
単独で又は他の画像処理部と協同して機能を発揮し得る
複数の画像処理部を有する画像処理装置を制御するプロ
グラムを格納したメモリ媒体であって、該プログラム
は、前記複数の画像処理部に対応して各々設けられた複
数の電源部を個別に制御して前記複数の画像処理部にお
ける電力消費を抑える手順を含むことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0019】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
画像処理システムの概略構成を示す図である。図1にお
いて、101は機器を接続する既知の技術を用いたネッ
トワークであり、この実施の形態では、TCP/IPプ
ロトコルを使用したイーサネット(登録商標)の使用を
想定している。
【0020】102は、記録紙などに印刷された原稿な
どを光学的に読み込むネットワークスキャナであり、ネ
ットワークインターフェイスを具備し、ネットワーク1
01を介して各機器に接続されている。ネットワークス
キャナ102は、原稿をRGB3色のカラー画像として
読み取ることができる。
【0021】2095,2902,2903は、ネット
ワークインターフェイスを具備し、該ネットワークイン
ターフェイスを介して印刷データや画像データを受信
し、電子写真技術などの既知の印刷技術を用いて記録紙
などのメディアに印刷するネットワークプリンタであ
る。ネットワークプリンタ2095,2902,290
3もまたネットワーク101を介して各機器に接続され
ている。ここでは、2095は、白黒デジタル複合機、
2902は、カラーレーザープリンタ、2903は、白
黒レーザービームプリンタであるものとする。
【0022】2904は、公衆回線2905を介して画
像データの送受信を行うファクシミリであり、ネットワ
ークインターフェイスを具備している。2905は、ネ
ットワーク101上のスキャナ102で読み取られた画
像データをファクシミリ送信したり、ファクシミリ受信
した画像データをプリンタ2095,2902,290
3から出力させたり、コンピュータ103でファイル化
された画像データを公衆回線2905上に出力するイン
ターフェースでもある。
【0023】なお、この実施の形態では、ネットワーク
スキャナ102から送信された画像データをネットワー
クプリンタ2095,2902,2903によって直ち
に印刷可能であるものとする。
【0024】図2は、ネットワークスキャナ102の構
成を示すブロック図である。図2において、201は、
既知の光学読取技術を利用したスキャナエンジン、22
0は、スキャナ201で読み取られたスキャナクロック
に同期した画像データ222をCPUバス221に受け
渡すために同期/非同期変換バッファモジュール、20
2は、装置全体の動作を制御するCPU、203は、ス
キャナエンジン201で読み取られた画像データを一時
的に格納したり、作業用の情報を格納しておくRAM、
204は、CPU202の動作を制御するプログラムが
格納されたROM、223は、CPUバス221上のバ
スマスタとなるデバイスに対してバス権を与えるバスア
ービタである。
【0025】205は、ネットワーク101に接続する
ためのネットワークインターフェイス、206は、ネッ
トワークスキャナ102の機器情報をコンピュータ10
3に伝えるデバイスプロファイル供給部、207は、コ
ンピュータ103から転送パスプロファイルを獲得して
RAM203に情報を格納する転送パスプロファイル獲
得部、208は、ユーザインターフェイスを提供するた
めに、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複数個の
操作ボタンで構成される操作パネルである。
【0026】209は、ジョブステータス通知部であ
り、スキャナ102で読み取った画像データを送信して
いるときに発生したエラー情報やジョブの終了情報の通
知を電子メールを用いて所定のメールアドレスに送信す
る。
【0027】210は、リモート操作管理部であり、ネ
ットワーク101上に接続されたコンピュータ103か
ら直接的にスキャナ102の設定を行うことを可能にす
るもので、操作パネル208と同様の操作性をコンピュ
ータ103に提供する。これは、例えばwwwのホーム
ページをリモート管理部210内に持つことにより実現
される。
【0028】デジタル複合機2095にも、ネットワー
クスキャナ102と同様の機能を有するネットワークス
キャナが装備されている。
【0029】図3は、ネットワークプリンタ2903の
構成を示すブロック図である。図3において、301
は、電子写真やインクジェット等の既知の印刷技術を利
用したプリンタエンジン、302は、装置全体の動作を
制御するCPU、320は、非同期/同期変換バッファ
モジュールであり、CPU302がハンドリングする非
同期バス321上の画像データをプリンタクロックに同
期した同期データ322として、プリンタエンジン30
1に受け渡す。
【0030】303は、プリンタエンジン301に提供
する画像データを一時的に格納したり、作業用の情報を
格納しておくRAM、304は、CPU302の動作を
制御するプログラムが格納されたROM、323は、C
PUバス321上のバスマスタとなるデバイスに対して
バス権を与えるバスアービタである。
【0031】305は、ネットワーク101に接続する
ためのネットワークインターフェイス、306は、ネッ
トワークプリンタ2903の機器情報をコンピュータ1
03に伝えるデバイスプロファイル供給部、307は、
コンピュータ103から転送パスプロファイルを獲得し
てRAM303に格納する転送パスプロファイル獲得部
である。
【0032】308は、ユーザインターフェイスを提供
するために、液晶、LEDなどのディスプレイ装置と複
数個の操作ボタンで構成される操作パネルである。
【0033】309は、ジョブステータス通知部であ
り、ネットワークプリンタ2903で印刷ジョブを実行
中に発生したエラー情報や印刷ジョブの終了情報を電子
メールを用いて所定のメールアドレスに送信する。
【0034】310は、リモート操作管理部であり、ネ
ットワーク101上に接続されたコンピュータ103か
らネットワークプリンタ2903の設定を行うことを可
能にするもので、操作パネル308と全く同じ操作性を
コンピュータ103に提供する。これは、例えばwww
のホームページをリモート管理部310内に持つことに
より実現される。
【0035】デジタル複合機2095にもネットワーク
プリンタ2903と同様の機能を有するネットワークプ
リンタが装備されており、また、ネットワークプリンタ
2902もネットワークプリンタ2903と同様の機能
を有する。
【0036】図4は、コンピュータ103の構成を示す
ブロック図である。図4において、401は、装置全体
の動作を制御するCPU、402は、作業用の情報やC
PU401の動作を制御するプログラムを格納するRA
M、404は、ネットワーク101に接続された機器の
デバイスプロファイルを格納しておくデバイスプロファ
イルデータベース、405は、デバイスプロファイルか
ら生成された転送パスプロファイルを格納しておく転送
パスプロファイルデータベース、406は、ネットワー
ク101に接続するためのネットワークI/F、407
は、ネットワーク101に接続された機器からデバイス
プロファイルを獲得し、デバイスプロファイルデータベ
ース404に格納するデバイスプロファイル獲得部、4
08は、機器からの要求に従って転送パスプロファイル
データベース405から転送パスプロファイルを読み込
み、ネットワーク101を介して当該機器に供給する転
送パスプロファイル供給部、409は、デバイスプロフ
ァイルデータベース402に書かれた機器情報に基づい
て転送パスプロファイルを生成して転送パスプロファイ
ルデータベース405に書き込む転送パスプロファイル
生成部である。RAM402に提供されるプログラム
は、例えば不図示のハードディスク等に予め格納され得
る(例えば、CD−ROM等のメモリ媒体を媒介してイ
ンストールされる)。
【0037】図5は、デジタル複合機2095の構成を
示すブロック図である。このデジタル複合機2095
は、ネットワークスキャナ102及びネットワークプリ
ンタ2903とほぼ同様の機能を有する。ただし、この
デジタル複合機2095は、スキャナ501、及びそれ
による読取画像データをCPU502がハンドリングす
る非同期系に受け渡すためのスキャナ用バッファモジュ
ール520を備えると共に、プリンタ525、及びそれ
に供給するRAM503内の画像データを非同期系から
プリンタクロック転送を行う同期系に受け渡すためのプ
リンタ用バッファモジュール520を備えている。ま
た、このデジタル複合機2095は、公衆回線に接続し
てファクシミリデータその他のデータの送受信を行うた
めのPSTNインターフェース527を有する。
【0038】また、このデジタル複合機2095は、大
容量データを格納するためのハードディスク528を有
し、これは、スキャナ2070で読み取った画像データ
を格納するため、及び、メモリ受信時のファクシミリデ
ータを格納するためなどに使用される。
【0039】(デジタル複合機の操作部)図13は、デ
ジタル複合機2095の操作部508の外観(操作パネ
ル)を示す図である。タッチパネル3001は、LCD
表示部上にタッチパネルシートを有し、操作画面を表示
すると共に、各キーの表示部分がタッチされると、その
位置情報をコントローラ(不図示)に伝える。スタート
キー3002は、原稿画像の読取動作を開始を指示する
ためなどに使用される。スタートキー3002の中央部
には、緑と赤の2色のLEDが設けられており、その色
によってスタートキーの操作が受付けられる状態である
か否かが示される。ストップキー3003は、稼働中の
動作の停止を指示するための使用される。IDキー30
04は、ユーザが自己のIDを入力するために使用され
る。リセットキー3005は、操作部による設定を初期
化するための使用される。コピー機能選択キー3006
は、この装置を複写機として動作させる場合に使用され
る。送信機能選択キー3007は、スキャナ2070で
読み取った画像データをファクシミリ送信したりネット
ワーク101上のコンピュータ103に送信する場合に
使用される。また、送信機能選択キー3007は、外部
装置に画像データを送信する場合だけではなく、本体内
部にあるハードディスク528のパーソナルBOX内に
画像データを格納する場合にも使用される。BOXキー
3008は、ハードディスク528内のパーソナルBO
X内に格納された画像データの整理やプリントを行う場
合に使用される。
【0040】(コピー機能操作画面)図14は、デジタ
ル複合機2095のタッチパネル3001に表示される
コピー機能操作部画面を示す図である。この画面は、文
字モード、写真モードを選択するイメージクオリティー
選択ボタン3105、選択されたイメージクオリティー
を表示するイメージクオリティー表示領域3104、装
置のステータス、コピーの倍率、用紙サイズ、プリント
部数を表示するコピーパラメータ表示部3101、拡大
縮小設定ボタン3106及び3107、紙選択ボタン3
108、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボ
タン3112、濃度インジケータ/濃度設定ボタン31
09、テンキー3114を含む。
【0041】(送信機能操作画面)図15は、デジタル
複合機2095のタッチパネル3001に表示される送
信機能操作部画面を示す図である。3201は、現在選
択されているイメージスキャナ2070の読み込み設定
の表示部であり、図示の例では、A4原稿をモノクロ
で、主走査200dpi×副走査200dpiの解像度
で読み込むことを示している。この設定は、キー320
2を操作することにより変更することができる。
【0042】3203は、読み込んだ画像データを送信
すべき宛先を設定するための宛先設定部である。図示の
例では、Eメールでmale@sss.co.jpに送
信すると共に"FAXで03−1234−5678に送
信することが選択されている。選択は、宛先設定部の左
側の四角形の領域をタッチすることで選択され、もう一
度タッチすることで解除される。宛先の選択後にスター
トキー3002が押下されると、原稿台または自動原稿
搬送機(ADF)にセットされている原稿画像が読み取
られ、宛先設定部3203で選択されている宛先に送信
される。
【0043】(デジタル複合機の電力制御)デジタル複
合機2095は、使用状況や要求に応じて、装置内のユ
ニット(画像処理部)ごとに電源を制御し、無駄な電力
の消費を抑える。
【0044】図6は、デジタル複合機2095の電源構
成を示す図である。コントローラ670は、電源制御の
ための必要な電力を供給するコントローラ電源663を
有する。コントローラ670は、前述のCPU502を
中心として動作する。スキャナ2070には、コントロ
ーラ670によってON/OFFが制御されるスキャナ
電源660、プリンタ526には、コントローラ670
によってON/OFFが制御されるプリンタ電源66
1、操作部3000には、コントローラ670によって
ON/OFFが制御される操作部電源662が設けられ
ている。
【0045】CPU502は、電源スイッチ666を常
時監視し、電源スイッチ666の操作に従って、スキャ
ナ2070、プリンタ526、操作パネル508の電源
660、661、662のON/OFFを制御する。
【0046】操作部電源662は、操作部508のタッ
チパネル3001を構成するLCD表示部のバックライ
トに電力を供給し、さらにLCDのPOWER信号に対
してアクティブレベルを与える。
【0047】このデジタル複合機2095では、コント
ローラ670には電力が供給される一方でスキャナ20
70、プリンタ526、及び、操作部508には電力が
供給されない場合があるので、各ユニット間を接続する
信号線については、電力が供給されていないユニットに
電流が流れ込まないように片電源対策を施されている。
【0048】以下、フローチャートを参照しながらデジ
タル複合機2095における電力制御について説明す
る。なお、以下で説明する処理(図7〜図10)は、不
図示のハードディスク等からRAM402にロードされ
るプログラムに基づいてCPU401によって制御され
得る。
【0049】図7は、アクティブモード時のデジタル復
合機2095の制御を示すフローチャートである。アク
ティブモードとは、デジタル復合機2095が即座に動
作可能な状態或いは動作状態をいう。アクティブモード
711では、まず、ステップ721で、電源スイッチ6
66の操作(押下)の有無を確認し、電源スイッチ66
6が操作された場合は直ちにステップ719に進み、ス
キャナ2070、プリンタ526及び操作部508の電
源660、661及び662をOFF状態にする。一
方、ステップ721で電源スイッチ666が操作されな
い場合には、プリンタ526/スキャナ2070の未使
用時間が所定時間を越えているか否かを確認する(ステ
ップ712〜718)。
【0050】まず、ステップ712では、プリンタ52
6が使用中であるか否かを確認し、使用されていない場
合は、ステップ713で、プリンタ未使用時間計測カウ
ンタをカウントアップする。なお、実際の制御では、例
えば、定期的(例えば2ms毎)にタイマー割り込みを
発生させ、その割り込み処理においてプリンタが未使用
であるか否かを確認し、未使用であれば時間計測カウン
タをカウントアップするような方式が好適であるが、こ
こでは、説明の便宜上、割り込みによらない処理につい
て説明する。ステップ712でプリンタが使用中である
場合は、ステップ714で、プリンタ未使用時間計測カ
ウンタをクリアする。
【0051】同様に、スキャナ2070の未使用時間を
計測するために、ステップ715では、スキャナ207
0が使用中であるか否かを確認し、使用されていない場
合は、ステップ716で、スキャナ未使用時間計測カウ
ンタをカウントアップし、一方、使用中である場合は、
ステップ717で、未使用時間計測カウンタをクリアす
る。
【0052】ステップ718では、プリンタ526及び
スキャナ2070の未使用時間が共に所定時間を越えた
か否かを判定し、双方の未使用時間が共に所定時間を越
えた場合は、ステップ719で、プリンタ526及びス
キャナ2070の設定操作を行うための操作部508の
電源662をOFF状態にし、ステップ720で、スリ
ープモードに移行させる。一方、プリンタ526及びス
キャナ2070の未使用時間の少なくとも一方が所定時
間を越えていない場合は、ステップ721に戻る。ここ
で、プリンタ526及びスキャナ2070のうち未使用
時間が所定時間を越えたユニットの電源のみをOFF状
態にすることも有効である。
【0053】ステップ718における所定時間は、予め
設定されたスリープ移行時間に従う。即ち、スキャナ2
070及びプリンタ526の未使用時間がスリープ移行
時間に一致した後に、デジタル複合機2095は、アク
ティブモードからスリープ状態に移行する。スリープ状
態では、最低限の消費電力でデジタル複合機2095の
機能(例えば、プリント要求の受信、操作部508のキ
ー操作の検知等を含む)が維持される。
【0054】図16は、タッチパネル3001に表示さ
れるスリープ移行時間の選択画面を示す図である。図示
の例では、スリープ移行時間を30分、1時間、6時
間、12時間、24時間の中からユーザが任意に選択す
ることができる。スリープ移行時間は、例えば、デフォ
ルトでは1時間に設定されており、ユーザによって変更
されない限り、このデフォルトの設定に従ってスリープ
状態への移行が制御される。図16に示す選択画面は、
図14に示す標準画面上で「Special Feat
ure」3117が選択されることによりタッチパネル
3001に表示される。
【0055】図8は、スリープモード時のデジタル複合
機2095の制御を示すフローチャートである。まず、
ステップ751では、電源スイッチ666が操作(押
下)の有無を確認し、電源スイッチ666が操作された
場合は、ステップ752で、スキャナ2070、プリン
タ526、及び操作部508の電源660、661、及
び662をON状態にし、ステップ755で、アクティ
ブモードに移行する。一方、電源スイッチ666が操作
されなかった場合は、ステップ753で、他の装置から
プリント要求を受けているか否かを確認し、プリント要
求を受けている場合は、ステップ754でプリンタ電源
661をON状態にし、ステップ756で、スキャナス
リープモードに移行する。スキャナスリープモードと
は、スキャナ2070及び操作部662の電源660及
び662がOFF状態で(この状態では、例えば、外部
からはデジタル複合機2095の電源がOFF状態であ
るように見える)、プリンタ526の電源661がON
状態である状態である。また、プリント要求には、ネッ
トワーク101上のコンピュータ103で作成したPD
L(ページ記述言語)ファイルのプリント要求、プリン
トサーバ(不図示)を経由した同様のPDLファイルの
プリント要求、PSTNインターフェース527による
ファクシミリデータその他のデータの受信によって発生
するプリント要求が含まれる。
【0056】ステップ753でプリント要求が受けてい
ないと判断した場合には、ステップ757で、送信機能
選択キー3007が操作(押下)されたか否かを確認
し、送信機能選択キー3007が操作された場合は、ス
テップS758で、スキャナ2070及び操作部508
の電源660及び662をON状態にし、ステップ75
9で、プリンタスリープモードに移行する。一方、送信
機能選択キー3007が操作されていない場合は、ステ
ップ751に戻る。
【0057】図9は、スキャナスリープモード時のデジ
タル複合機2095の制御を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ771では、電源スイッチ666或
いは送信キー3007が操作(押下)されたか否かを確
認し、電源スイッチ666或いは送信キー3007が操
作された場合は、ステップ777で、スキャナ2070
及び操作部508の電源660及び662をON状態に
し、ステップ778でアクティブモードへ移行する。一
方、電源スイッチ666或いは送信キー3007が操作
されない場合は、ステップ772で、プリンタ526が
使用されているか否かを確認し、使用されていない場合
は、ステップ774でプリンタ未使用時間計測カウンタ
をカウントアップする。一方、プリンタ526が使用さ
れている場合は、ステップ775でプリンタ未使用時間
計測カウンタをクリアする。
【0058】ステップ776では、プリンタ未使用時間
が所定時間(スリープ移行時間)を超えたか否かを判定
し、越えた場合は、ステップ779でプリンタ電源66
1をOFF状態にし、ステップ780でスリープ状態へ
移行する。ここでの所定時間は、前述のスリープ移行時
間の設定値に従う。ステップ776で、プリンタ未使用
時間が所定時間を越えていないと判断した場合はステッ
プ771に戻る。
【0059】図10は、プリンタスリープモード時のデ
ジタル複合機2095の制御を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ7901では、プリント要求の発生
したか否かを確認し、プリント要求が発生した場合は、
ステップ798で直ちにプリンタ電源661をON状態
にし、ステップ799でアクティブモードに移行する。
一方、プリント要求が発生していない場合には、ステッ
プ791で電源スイッチ666の操作の有無を確認し、
電源スイッチ666が操作された場合は、ステップ79
6でスキャナ2070及び操作部508の電源660及
び662をOFF状態にし、ステップ797でスリープ
モードへ移行する。
【0060】ステップS791で、電源スイッチ666
が操作されていないと判断した場合には、ステップ79
2で、スキャナ2070が使用されているか否かを確認
し、使用されていない場合は、ステップ793で、スキ
ャナ未使用時間計測カウンタをカウントアップする。一
方、スキャナ2070が使用されている場合は、ステッ
プ794で、スキャナ未使用時間計測カウンタをクリア
する。
【0061】ステップ795では、スキャナ未使用時間
が所定時間を超えたか否かを確認し、超えた場合はステ
ップ796でスキャナ電源660及び操作部電源662
をOFF状態にし、ステップ797でスリープ状態へ移
行する。ここでの所定時間は、前述のスリープ移行時間
の設定値に従う。ステップ795で、スキャナ未使用時
間が所定時間を経過していないと判断した場合は、ステ
ップS7901に戻る。
【0062】(画像入力動作)デジタル複合機2095
のスキャナ2070、及び単体のスキャナ102は、原
稿画像を読み取って電気的な画像データ522、222
を生成する。ここで、両者の代表としてイメージスキャ
ナ102について図2を参照しながら説明する。
【0063】画像データ222は、スキャナエンジン2
01のビデオクロックに同期した同期データである。こ
の画像データをCPU202がハンドリングできる環境
に受け渡すために同期/非同期変換を行うバッファモジ
ュール220が使用される。
【0064】図17は、バッファモジュール220の内
部構成を示す図である。バッファモジュール220は、
シリアル/パラレル変換部2106、バッファメモリ2
103、バッファ2103の書き込みアドレスを発生す
るアドレスカウンタ2104、バッファ2103の読み
出しアドレスを発生するアドレスカウンタ2105、バ
ッファ2103の書き込み及び読み出しタイミングを制
御するバッファ制御部2102、バッファ2103とC
PUバス221とのインターフェースを制御するバス制
御部2101を含む。
【0065】スキャナエンジン201から送られてくる
深さ1bitの画像データ222は、シリアル/パラレ
ル変換部2106で32画素分を1データとした32b
itsデータに変換される。変換された32bitsデ
ータは、書き込みアドレスカウンタ2104が発生する
アドレスに従ってバッファ2103に書き込まれる。こ
のバッファ2103への書き込みは、スキャナクロック
周期/32の間隔で実行される。バッファ2103から
は、CPU202側のタイミングで、読み出しアドレス
カウンタ2105が発生するアドレスに従って読み出し
が実行される。
【0066】バス制御部2101は、必要に応じてCP
Uバス221のバス権を獲得して、バッファ2103か
ら4つのデータ(4×32bits)を連続で読み出し
て、CPUバス221側へDMA転送する。したがっ
て、スキャナエンジン201から出力される128画素
分(32bits×4データ)の同期系画像データ22
2がバッファ2103に書き込まれた時点で、これをC
PUバス221側に転送するための読み出しの準備が開
始される。バス制御部2101がバス状態を確認して、
CPUバス221が開いている場合にはバス権を獲得
し、32bitのバス221上に4つの画像データをD
MA転送する。このサイクルを連続させることで1面分
の画像データをCPU202が支配するRAM203に
転送することができる。バッファ制御部2102は、書
き込みアドレスカウンタ2104と読み出しアドレスカ
ウンタ2105を監視し、次の条件にしたがって、DM
Aを起動するようにバス制御部2101に要求信号を送
る。
【0067】(1)常に読み出しが書き込みを追い越さ
ないことと、即ち、書き込みアドレス−読み出しアドレ
ス≧0 (2)バッファ2103内のデータ量がCPUバス22
1上のDMA1回分(16bytes)以上あること、
即ち、書き込みアドレス−読み出しアドレス≧16By
tes典型的には、スキャナ102では、バッファ22
03内に必要最低量のデータ量を保持しつつDMA転送
を実行する。
【0068】バッファ制御部2101は、上記の(1)
及び(2)の条件を常に監視すると共に、次の状態を監
視し、この状態になった時点でCPU202にエラーを
通知する。
【0069】(3)バッファ2103の溢れ(オーバー
フロー)、即ち、書き込みアドレス−読み出しアドレス
>128Bytesエラー通知を受けたCPU202
は、スキャナエンジン201の動作を停止させる。
【0070】図18は、上記のデータ転送の様子を示す
図である。スキャナエンジン201から出力される12
8画素分の同期系画像データ222は、期間2201で
CPUバス221上に出力される。CPUバス221上
には、様々なデータが流れており、非同期系データフロ
ー上には、スキャナエンジン201からの画像データ転
送(Sマーク)とそれ以外のデータ転送(Aマーク)が
現れている。
【0071】(画像プリント動作)デジタル複写機20
95のプリンタ526、及びプリンタ2903は、電子
データを記録シートに記録する。ここで、両者の代表と
してプリンタ2903について図3を参照しながら説明
する。
【0072】RAM303上の画像データは、CPUバ
ス321を利用してプリンタ用バッファモジュール32
0に転送され、プリンタエンジン301のビデオクロッ
クに同期した同期データに変換され、プリント処理に供
される。
【0073】図19は、バッファモジュール320の内
部構成を示す図である。バッファモジュール320は、
パラレル/シリアル変換部2306、バッファメモリ部
2303、バッファ2303の書き込みアドレスを発生
するアドレスカウンタ2305、バッファ2303の読
み出しアドレスを発生するアドレスカウンタ2304、
バッファ2303の書き込み及び読み出しタイミングを
制御するバッファ制御部2302、バッファ2303と
CPUバス321とのインターフェースを制御するバス
制御部2301を含む。
【0074】RAM303上の画像データは、32bi
ts×4データを単位としてバッファ2303にDMA
転送される。CPU302から画像データ転送の起動命
令が出されると、DMA転送が開始され、プリンタエン
ジン301がプリントの準備が完了した時点で実際のプ
リント動作が行われる。DMA転送が起動されると、バ
ッファ制御部2303は、バッファ2303に1回のD
MA転送分以上の空きがある場合にバス制御部2301
に対してDMA転送を要求する。バッファ制御部230
3は、バッファ書き込みアドレスカウンタ2305及び
バッファ読み出しアドレスカウンタ2304を監視する
ことによってDMA転送を制御する。バッファ制御部2
303は、次の条件にしたがってDMA転送を要求を出
す。
【0075】 128bytes−(書き込みアドレス−読み出しアド
レス)≧16bytes ここで、128bytesはバッファ2303容量、1
6bytesは1回のDMA転送のデータ量である。バ
ッファ2303がFull状態になったら、CPUバス
321上の転送は中断され、プリンタエンジン301の
起動を待つ。
【0076】プリンタエンジン301が起動されると、
バッファ2303から読み出しアドレスカウンタ230
4が示すアドレスに応じて画像データが読み出される。
バッファ2303内の画像データは、CPUバス321
と同様に32bitsの深さを持つ。バッファ2303
から読み出された画像データはパラレル/シリアル変換
器2306で1bitに変換されプリンタエンジン30
1に送られる。典型的には、プリンタ2903では、一
面分の全画像データの転送が完了するまでバッファ23
03には常にFull状態に近い画像データ量が転送さ
れる。
【0077】(CPUバス上のバス権獲得)まず、スキ
ャナ102を一例としてバス権の獲得について説明す
る。ここでは、CPUバス221としてはPCIバスを
想定しており、CPUバス221上でのデータ転送は、
バス権が獲得できた場合にのみ行うことができる。バス
権を管理するバスアービタ223は、CPUバス221
上のバスマスタにバス権を与えるために、各バスマスタ
のリクエストを監視し、所定の優先順位に基づいてバス
権を渡す。ここでのバスマスタは、CPU202、スキ
ャナエンジン201からの画像データをRAM203に
転送するバッファモジュール220、ネットワークイン
ターフェース205である。バス権の優先順位は、リア
ルタイムに読み込まれる画像データを転送しなければな
らないバッファモジュール220を最優先に設定してい
る。残りのCPU202及びネットワーク205につい
ては優先順位をローテーションで決定される。つまり、
最後にアクセスを行ったデバイスの優先順位が低くなる
制御を行われる。
【0078】同様に、図5に示すデジタル複合機209
5でもCPUバス521に4つのバスマスタデバイスが
接続されており、バスアービタ523がバス権及びその
優先順位を管理する。ここでバスマスタになるデバイス
は、CPU502、ネットワーク505、スキャナ用バ
ッファモジュール520、プリンタ用バッファモジュー
ル524の4つである。優先順位は、スキャナ501/
プリンタ526共にリアルタイムに画像データを転送
し、自由に転送を中断することができないので、これら
の優先順位を高く設定しなければならない。ここでは2
つのグループに分けられる。スキャナ用バッファモジュ
ール520/プリンタ用バッファモジュールの第一優先
グループと、CPU502/ネットワーク505の第二
優先グループである。さらに、これらのグループ内で
は、バス権獲得の優先順位はローテーションで決定され
る。
【0079】優先順位の高いデバイスがバス権を必要と
する時、いつでもCPUバス221にアクセスできるわ
けではない。図18に示すように、CPUバス221上
でのスキャナ画像データの転送はSマークで示すように
ほぼ等間隔で行われているが、期間2202で示すデバ
イスがアクセスしている間は、バス上にアクセスするこ
とはできない。バスアービタ223は、最優先であるス
キャナバッファモジュール220がバス権を獲得す為に
要求を出してきた場合、すぐにバス権を与えられるが、
バッファモジュール220はCPUバス221上のアク
セス状況を監視し、他のデバイスが使用中でないことが
確認できた後であければCPUバス221にアクセスを
開始することができない。
【0080】以上から明らかなように、長い時間バスを
占有するデバイスが存在する場合に、中断させることが
許されないスキャナやプリンタの画像データの転送が妨
害されることが問題となる。スキャナやプリンタの画像
データ転送を止めてしまうほど長くバスを占有するデバ
イスが存在する場合には、スキャナから読み込んだ画像
はデータが欠落し、プリンタ出力画像はその間誤ったデ
ータを出力することになり画像に欠脆が生じる。
【0081】バッファモジュール容量の決定方法を図1
8を用いて説明する。バッファモジュール容量(Cb)
は、バス上のデバイスの最大バス占有時間(Ta)、ス
キャナやプリンタ用のDMA転送のバス占有時間(Tr
1)、一回のDMAで転送されるスキャナ/プリンタ画
像データの転送量がクロック同期系の中で占める時間
(Tr2)、一回のDMAで転送される画像データ容量
(Cr)の関係で決まる。
【0082】Ta<N×(Tr2−Tr1) この関係が成り立つ最小のN(定数)を求め、バッファ
モジュールの最小容量(Cb)は以下の式で得られる。
【0083】Cb=N×Cr (リモートコピー動作)原稿がセットされスタートキー
3002が押下されると原稿読み取りが開始される。原
稿画像の読み取りはRAM203に記憶されるので一回
だけ行われ、1セット分の読み終わった後にプリンタ2
095に向けてネットワーク上に送信される。ユーザー
は原稿が読み取られたら、その原稿を持ち帰り、自分の
コンピュータ103の前でコピージョブが終了するのを
待つ。プリント終了情報をプリンタ2095から受け取
ったスキャナ102は、ジョブ終了通知を出すために、
ジョブステータス通知部209によって電子メールを用
いて"client103@canon.com"に対し
て図11に示す内容を通達する。図11のメールに記載
されている内容は、送り主"ScannerXXX@c
anon.com"、ジョブNo."job02230
4"が正常に終了したこと、終了時刻、使用したユーザ
ー名"client103"、画像転送先"printe
rXXX"、原稿画像枚数18ページ、部数50部、コ
ピーサイズA4となっている。もしこのコピージョブ実
行中に、エラーが発生した場合には図12に示すような
電子メールメッセージが通達されてくる。内容は、送り
主"ScannerXXX@canon.com"、ジョ
ブNo."job022304"の実行中にプリンタジャ
ムが発生したこと、エラー発生時刻、使用したユーザー
名"client103"、画像転送先"Printer
XXX"、原稿画像枚数18ページ、部数50部、コピ
ーサイズA4となっている。
【0084】同様に、スキャナ側の原稿ジャム、プリン
タ用紙無し、プリンタトナー無し、画像転送先指定ミス
の時などに発生する通信エラー情報などの電子メール通
達が行われる。
【0085】(その他)本発明は、デジタル複合機のよ
うな複数のユニット(画像処理部)が一体化された装置
のみならず、複数のユニットが別個の位置に設置されケ
ーブル等を介して相互に通信する装置にも適用され得
る。
【0086】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、複数の画像処理部を有
する画像処理装置における電力消費を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る画像処理シス
テムの概略構成を示す図である。
【図2】ネットワークスキャナ102の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】ネットワークプリンタ2903の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】コンピュータ103の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】デジタル複合機2095の構成を示すブロック
図である。
【図6】デジタル複合機2095の電源構成を示す図で
ある。
【図7】アクティブモード時のデジタル復合機2095
の制御を示すフローチャートである。
【図8】スリープモード時のデジタル複合機2095の
制御を示すフローチャートである。
【図9】スキャナスリープモード時のデジタル複合機2
095の制御を示すフローチャートである。
【図10】プリンタスリープモード時のデジタル複合機
2095の制御を示すフローチャートである。
【図11】ジョブが正常終了したことを示すメールの一
例である。
【図12】エラーが発生したことを示すメールの一例で
ある。
【図13】デジタル複合機2095の操作部508の外
観(操作パネル)を示す図である。
【図14】デジタル複合機2095のタッチパネル30
01に表示されるコピー機能操作部画面を示す図であ
る。
【図15】デジタル複合機2095のタッチパネル30
01に表示される送信機能操作部画面を示す図である。
【図16】タッチパネル3001に表示されるスリープ
移行時間の選択画面を示す図である。
【図17】バッファモジュール220の内部構成を示す
図である。
【図18】データ転送の様子を示す図である。
【図19】バッファモジュール320の内部構成を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HH11 HK19 HT03 HT07 HT13 2H027 EJ13 EJ15 EJ18 ZA01 ZA07 5B021 AA02 BB01 BB10 MM02 QQ04 5C062 AA02 AA05 AA35 AB17 AB22 AB46 AB49 AB53 AE16 AF06 BA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独で又は他の画像処理部と協同して機
    能を発揮し得る複数の画像処理部を有する画像処理装置
    であって、 前記複数の画像処理部に対応して各々設けられた複数の
    電源部と、 前記複数の電源部を個別に制御して前記複数の画像処理
    部における電力消費を抑える制御手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数の電源部が全
    てOFF状態である場合に、外部からの起動要因に応じ
    て該当する電源部をON状態にする手段を有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記複数の画像処理部
    の未使用時間が各々所定時間を越えた場合に、前記複数
    の電源部をOFF状態にする手段を有することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、未使用時間が所定時間
    を越えた画像処理部に対応する電源部をOFF状態にす
    る手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、所定の操作に応じて前
    記複数の電源部の全てをON状態にする手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像処理部としてスキャナ部
    及びプリンタ部を含み、装置全体として少なくともスキ
    ャナ、プリンタ及び複写機として機能することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記スキャナ部に対応
    する電源部がOFF状態である場合に画像読取動作に関
    連する情報の入力に応じて該電源部をON状態にする手
    段を有することを特徴とする請求項6に記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記プリンタ部に対応
    する電源部がOFF状態である場合にプリント動作に関
    連する情報の入力に応じて該電源部をON状態にする手
    段を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 単独で又は他の画像処理部と協同して機
    能を発揮し得る複数の画像処理部を有する画像処理装置
    の制御方法であって、 前記複数の画像処理部に対応して各々設けられた複数の
    電源部を個別に制御して前記複数の画像処理部における
    電力消費を抑えることを特徴とする画像処理装置の制御
    方法。
  10. 【請求項10】 単独で又は他の画像処理部と協同して
    機能を発揮し得る複数の画像処理部を有する画像処理装
    置を制御するプログラムを格納したメモリ媒体であっ
    て、該プログラムは、 前記複数の画像処理部に対応して各々設けられた複数の
    電源部を個別に制御して前記複数の画像処理部における
    電力消費を抑える手順を含むことを特徴とする画像処理
    装置の制御方法。
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