JP2001268288A - 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体

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JP2001268288A
JP2001268288A JP2000080287A JP2000080287A JP2001268288A JP 2001268288 A JP2001268288 A JP 2001268288A JP 2000080287 A JP2000080287 A JP 2000080287A JP 2000080287 A JP2000080287 A JP 2000080287A JP 2001268288 A JP2001268288 A JP 2001268288A
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input
unit
power supply
control
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JP2000080287A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の消費電力を可及的に節約できるように
することにある。 【解決手段】 入力手段、出力手段、操作手段に対する
省電力制御を個別に行なう制御手段を設け、この制御手
段により入力手段と操作手段に対する省電力制御を連動
させて行なうと共に、入力手段と出力手段と操作手段と
が共に省電力状態にある場合に装置外部から画像データ
が供給されて該画像データに対する出力要求がなされた
場合は、出力手段に対する省電力状態だけを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を入出力する
デジタル複写機、ファクシミリ等の画像入出力装置に関
し、特に電力供給制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像入出力装置では、
マルチファンクション化が進み、例えば、ネットワーク
を介して入力された画像データや、ファクシミリ受信し
た画像データをプリントアウトする機能を備えたものが
知られている。
【0003】この種の画像入出力装置は、通常、画像入
力部としてのイメージスキャナ部と、画像出力部として
のプリンタ部とに個別に中央演算処理装置(CPU)を
設け、これらCPUが別々のジョブを実行するように構
成されている。
【0004】また、イメージスキャナ部とプリンタ部の
スリープ状態/アクティブ状態は、連動して制御されて
おり、一方がアクティブ状態であれば、他方も同時にア
クティブ状態となるように制御されていた。また、操作
部については、装置全体をスリープ状態に移行させる場
合に限って、スリープ状態に移行させるように制御され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、ネッ
トワークを介して入力された画像データや、ファクシミ
リ受信した画像データをプリントアウトする場合には、
少なくとも、プリンタ部だけがアクティブ状態になって
おればよく、イメージスキャナ部は必ずしもアクティブ
状態である必要はない。従って、従来のように、イメー
ジスキャナ部とプリンタ部のスリープ状態/アクティブ
状態を連動して制御することは、省電対策としては不十
分であった。
【0006】また、装置の操作部も大画面化、カラー化
などが図られつつあり、それに伴って操作部の消費電力
も無視できなくなってきており、操作部もプリンタ部と
連動させずに独立してスリープ状態を制御することが要
望されている。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その課題は、装置の消費電力を可及的に節約で
きるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段、及び作用】上記課題を解
決するため、本発明による画像入出力装置は、画像デー
タを入力する入力手段と、前記入力手段により入力され
た画像データを記録媒体に記録して出力する出力手段
と、入出力処理の処理形態を設定するための操作手段を
備えた画像入出力装置において、前記入力手段、出力手
段、操作手段に対する省電力制御を個別に行なう制御手
段を設けている。
【0009】また、本発明では、前記制御手段は、前記
入力手段と操作手段に対する省電力制御を連動させて行
なっている。
【0010】また、本発明では、前記制御手段は、前記
入力手段と出力手段と操作手段とが共に省電力状態にあ
る場合に装置外部から画像データが供給されて該画像デ
ータに対する出力要求がなされた場合は、前記出力手段
に対する省電力状態だけを解除している。
【0011】また、本発明では、前記装置外部からの出
力要求は、ネットワークを介してなされている。
【0012】また、本発明では、前記ネットワークは、
ローカルエリアネットワークにより構成されている。
【0013】また、本発明では、前記ネットワークは、
公衆回線網により構成されている。
【0014】また、本発明では、前記制御手段は、少な
くとも前記入力手段と出力手段が共に所定時間以上稼働
されない場合は、該入力手段と出力手段及び前記操作手
段を省電力状態に移行させている。
【0015】また、本発明では、前記入力手段と出力手
段は、夫々、制御系と被制御系とを有し、前記操作手段
はバックライトを有する液晶パネルにより構成され、前
記制御手段は、該入力手段と出力手段の各制御系と被制
御系とに対する電力供給、電力供給停止を個別に行な
い、更に該操作手段のバックライトと液晶パネルとに対
する電力供給、電力供給停止を個別に行なっている。
【0016】また、本発明では、前記制御手段は、前記
入力手段と出力手段の各被制御系及び前記操作手段のバ
ックライトに対する電力供給だけを停止している省電力
状態の下で電源スイッチが操作された場合は、更に該入
力手段と出力手段の各制御系、及び該操作手段の液晶パ
ネルに対する電力供給も停止している。
【0017】また、本発明では、前記制御手段は、前記
入力手段と出力手段の各被制御系、及び前記操作手段の
バックライトに対する電力供給だけを停止している省電
力状態の下で少なくとも該入力手段と出力手段が共に所
定時間以上稼働されない場合は、更に該入力手段と出力
手段の各制御系に対する電力供給、及び該操作手段の液
晶パネルに対する電力供給も停止している。
【0018】又、本発明では、前記制御手段は、前記入
力手段の制御系と被制御系に対する電力供給を停止し、
前記操作手段のバックライトと液晶パネルに対する電力
供給を停止すると共に、前記出力手段の制御系と被制御
系に対して電力供給を行なっている状態で電源スイッチ
が操作された場合は、該入力手段の制御系、及び該操作
手段の液晶パネルに対する電力供給の停止を解除してい
る。
【0019】なお、本発明による画像入出力方法、画像
入出力システム、及び記憶媒体に記憶されたプログラム
は、上記画像入出力装置と全く同様の機能を有してい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0021】図1は、本発明を適用した画像入出力装置
の設置環境を示す図である。
【0022】図1において、101は各種の機器を接続
する既知の技術を用いたネットワークであり、本実施形
態では、TCP/IPプロトコルを使用したイーサネッ
ト(登録商標)(LAN)を想定している。このネット
ワーク101には、本発明を適用したデジタル複写機2
095の他に、管理サーバ103、ネットワークスキャ
ナ102、パーソナルコンピュータ104、ネットワー
クプリンタ2902,2903、ファクシミリ装置29
04等が接続されている。
【0023】管理サーバ103は、ネットワーク101
に接続された上記の各機器間でのデータ送受信を管理す
るものである。パーソナルコンピュータ104は、各種
のアプリケーションプログラムを実行することにより、
各種のテキストデータ、画像データを生成し、それらデ
ータを印刷データとしてデジタル複写機2095、ネッ
トワークプリンタ2902,2903に供給し、ファク
シミリ装置2904にファクシミリ送信データとして供
給する。なお、本パーソナルコンピュータ104に管理
サーバ103の機能を搭載することも可能である。
【0024】ネットワークスキャナ102は、紙などに
印刷された原稿などを光学的に読取って電子的な画像デ
ータに変換するものであり、ネットワークインターフェ
イスを具備し、ネットワーク101上のデジタル複写機
2095、パーソナルコンピュータ104、ネットワー
クプリンタ2902,2903、ファクシミリ装置29
04等に、読取った画像データを供給する。なお、ネッ
トワークスキャナ102は、RGB3色のカラースキャ
ナにより構成されている。
【0025】デジタル複写機2095、ネットワークプ
リンタ2902,2903は、ネットワークインターフ
ェイスを具備し、ネットワーク101を介して送られる
印刷データや画像データを受信し、電子写真方式などの
既知の印刷技術を用いて用紙などの記録媒体に実際に印
刷を行う。
【0026】なお、デジタル複写機2095は、白黒デ
ジタル複合機として構成されており、通常の白黒複写機
能の他に、ファクシミリ機能、及びパーソナルコンピュ
ータ104、ネットワークスキャナ102等の外部機器
から受信した画像データを印刷する機能を有している。
また、ネットワークプリンタ2902はカラーレーザー
プリンタ、ネットワークプリンタ2903は白黒レーザ
ープリンタとして構成されている。また、図1に示した
501は、デジタル複写機2095のスキャナ部であ
る。
【0027】ファクシミリ装置2904は、ネットワー
クインターフェイスを具備し、公衆回線2905を介し
て画像データを送受信する。この際、ネットワーク10
1上のネットワークスキャナ102、パーソナルコンピ
ュータ104等から供給された画像データを公衆回線2
905を介して送信したり、公衆回線2905を介して
受信した画像データをデジタル複写機2095、ネット
ワークプリンタ2902,2903に転送して印刷させ
るインターフェースとしても機能する。
【0028】なお、本実施形態では、ネットワークスキ
ャナ102等から送信された画像データはネットワーク
プリンタ(2095,2902,2903)によって直
ちに印刷可能であることを想定しており、ここでは、ペ
ージ記述言語ヘの変換などについては言及しない。
【0029】図2は、ネットワークスキャナ102の概
略構成を示すブロック図である。なお、デジタル複写機
2095のスキャナ部501も、白黒専用である点を除
いては、ネットワークスキャナ102とほぼ同様の機能
を有している。
【0030】図2において、201は既知の光学読取り
技術を利用したスキャナ部である。なお、このスキャナ
部201は、図示省略したが、CPU、ROM、RAM
等からなる制御系と、この制御系により制御されて実際
に画像読取り動作を行なうスキャナエンジン(被制御
部)とにより構成されている。
【0031】220はスキャナ部201で読取られ、ス
キャナクロックに同期した画像データ222をCPUバ
ス221に受け渡すための同期/非同期変換バッファモ
ジュールである。202はネットワークスキャナ102
の全体の動作を制御するCPU、203はスキャナ部2
01で読取られた画像データを一時的に格納したり、作
業用の記憶情報を蓄えておくRAM、204はCPU2
02の動作を制御するプログラムがプリセットされたR
OM、223はCPUバス221上のバスマスタとなる
デバイスに対してバス権を与えるバスアービタである。
【0032】205はネットワーク101に接続するた
めのネットワークインターフェイス、206はネットワ
ークスキャナ102の機器情報を管理サーバ103に伝
えるデバイスプロファイル供給部、207は管理サーバ
103から転送パスプロファイルを獲得してRAM20
3に格納する転送パスプロファイル獲得部、208はユ
ーザインターフェイスを提供するために、LCD、LE
Dなどのディスプレイと複数個の操作ボタンから構成さ
れる操作パネルである。
【0033】209はジョブステータス通知部であり、
本スキャナ102で読取られた画像データを送信してい
るときに発生したエラー情報やジョブの終了情報の通知
を、電子メールを用いて所定のメールアドレスに送信す
るものである。210はリモート操作管理部であり、ネ
ットワーク101上のパーソナルコンピュータ103か
ら直接本スキャナ102に対する設定を可能にするもの
であって、操作パネル208と全く同じ操作性をパーソ
ナルコンピュータ103に与えることを可能にしてい
る。具体的には、WWWのホームページをリモート管理
部210内に持つことにより、モート操作管理を実現し
ている。
【0034】図3は、ネットワークプリンタ2903の
概略構成を示すブロック図である。なお、デジタル複写
機2095、ネットワークプリンタ2903とほぼ同様
の機能を有している。
【0035】図3において、301は電子写真方式やイ
ンクジェット方式等の既知の印刷技術を利用したプリン
タ部である。なお、このプリンタ部301は、図示省略
したが、CPU、ROM、RAM等からなる制御系と、
この制御系により制御されて実際に印刷動作を行なうプ
リンタエンジンとにより構成されている。
【0036】302はネットワークプリンタ2903の
全体の動作を制御するCPU、320は非同期/同期変
換バッファモジュールであり、CPU302がハンドリ
ングする非同期バス321上の画像データを、プリンタ
クロックに同期した同期データ322として、プリンタ
部301に受け渡すものである。
【0037】303はプリンタ部301に印刷する画像
データを一時的に格納したり、作業用の記憶情報を蓄え
ておくRAM、304はCPU302の動作を制御する
プログラムがプリセットされたROM、323はCPU
バス321上のバスマスタとなるデバイスに対してバス
権を与えるバスアービタである。
【0038】305はネットワーク101に接続するた
めのネットワークインターフェイス、306は本ネット
ワークプリンタ2903の機器情報を管理サーバ103
に伝えるデバイスプロファイル供給部、307は管理サ
ーバ103から転送パスプロファイルを獲得してRAM
303に格納する転送パスプロファイル獲得部、308
はユーザインターフェイスを提供するために、LCD、
LEDなどのディスプレイと複数個の操作ボタンから構
成される操作パネルである。
【0039】309はジョブステータス通知部であり、
外部から画像データを受信しているときに発生したエラ
ー情報やジョブの終了情報の通知を、電子メールを用い
て所定のメールアドレスに送信するものである。310
はリモート操作管理部であり、ネットワーク101上の
パーソナルコンピュータ103から直接本ネットワーク
プリンタ2903に対する設定を可能にするものであっ
て、操作パネル308と全く同じ操作性をパーソナルコ
ンピュータ103に与えることを可能にしている。具体
的には、WWWのホームページをリモート管理部310
内に持つことにより、モート操作管理を実現している。
【0040】なお、同一のネットワーク101に接続さ
れたネットワークプリンタ2902も、基本構成はネッ
トワークプリンタ2903と同じである。
【0041】図4は、管理サーバ103の概略構成を示
すブロック図である。
【0042】図4において、401は管理サーバ103
の全体の動作を制御するCPU、402は作業用の記憶
情報やCPU401の動作を制御するプログラムを蓄え
ておくRAM、404はネットワーク101に接続され
た機器のデバイスプロファイルを格納しておくデバイス
プロファイル・データベース、405はデバイスプロフ
ァイルから生成された転送パスプロファイルを格納して
おく転送パスプロファイル・データベース、406は本
管理サーバ103をネットワーク101に接続するため
のネットワークI/F、407はネットワーク101に
接続された機器からデバイスプロファイルを獲得し、デ
バイスプロファイル・データベース404に格納するデ
バイスプロファイル獲得部、408は機器の要求に応じ
て、転送パスプロファイル・データベース405から転
送パスプロファイルを読込み、ネットワーク101を介
して他の機器に供給する転送パスプロファイル供給部、
409はデバイスプロファイル・データベース404に
格納された機器情報に基づいて転送パスプロファイルを
生成して、転送パスプロファイル・データベース405
に格納する転送パスプロファイル生成部である。
【0043】図5はデジタル複写機2095の概略構成
を示すブロック図である。主要な構成要素は、ネットワ
ークスキャナ102、ネットワークプリンタ2903と
ほぼ同様である。ただし、スキャナ部501と、スキャ
ナ読取り画像データを、CPU502がハンドリングす
る非同期系に受け渡すためのスキャナ用バッファモジュ
ール520、及び、プリンタ部525と、RAM503
内のプリンタ出力画像データを、非同期系からプリンタ
クロック転送を行う同期系に受け渡すためのプリンタ用
バッファモジュール520の両方を備えている点で、相
違する。
【0044】なお、スキャナ部501は、CPU、RO
M、RAM等からなる制御系671と、この制御系67
1により制御されて実際に画像読取り動作を行なうスキ
ャナエンジン672とを有している(図8参照)。同様
に、プリンタ部526は、CPU、ROM、RAM等か
らなる制御系673と、この制御系673により制御さ
れて実際に印刷動作を行なうスキャナエンジン674と
を有している(図8参照)。また、操作パネル508
は、バックライト675(図8参照)と、LCD300
1(図6参照)とを有している。
【0045】[操作パネル]図6は、ネットワークスキ
ャナ102の操作パネル208の構成を示す平面図であ
る。なお、デジタル複写機2095の操作パネル508
も、ほぼ同様に構成されている。
【0046】図6において、LCD3001は、操作画
面を表示すると共に、LCD3001上にタッチパネル
シートが貼られており、操作画面に表示されたキーが押
されると、その位置情報をCPU202に伝えるように
構成されている。スタートキー3002は、原稿画像の
読取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー3
002の中央部には、緑と赤の2色のLEDが埋設さ
れ、点灯したLEDの色によって、スタートキー300
2が使える状態にあるか否かを示すようになっている。
ストップキー3003は、稼働中の動作を止める働きを
する。IDキー3004は、ユーザー1Dを入力すると
きに用いる。リセットキー3005は、本操作パネル2
08による設定内容をデフォルト値に初期化するときに
用いる。
【0047】[操作画面]図7は、LCD3001に表
示されるコピーメイン操作画面3100を示している。
このコピーメイン操作画面3100では、現在のネット
ワーク101上の機器の組合わせで実現可能な機能の全
てが表示される。
【0048】すなわち、コピーメイン操作画面3100
には、文字モード、写真モード等を選択するイメージク
オリティ選択ボタン3105、及び、選択されたイメー
ジクオリティを表示するイメージクオリティ表示領域3
104、本ネットワークプリンタ102のステータス、
コピーの倍率、用紙サイズ、プリント部数等を表示する
コピーパラメータ表示部3101、拡大設定ボタン31
06、縮小設定ボタン3107、紙選択ボタン310
8、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボタン
3112、濃度インジケータ及び濃度設定ボタン310
9、テンキー3114が表示される。
【0049】[電力制御]本実施形態による電力制御で
は、装置の使用状況や要求に応じて、装置内のユニット
毎に電源を制御し、消費電力を浪費させないようにして
いる。
【0050】図8は、デジタル複写機2095の電源構
成を示すブロック図である。670は、本デジタル複写
機2095の全体を制御するコントローラであり、この
コントローラ670には、24時間通電されて制御系
(図5のCPU502、ROM504、RAM503)
に電源を供給するコントローラ電源663が設けられて
いる。このコントロ―ラ670は、図5に示したCPU
502を中核として制御を行っている。
【0051】スキャナ部501には、コントローラ67
0でON/OFFを制御されるスキャナ電源660、プ
リンタ部526には、同じくコントローラ670でON
/OFFを制御されるプリンタ電源661、操作パネル
508にも、同じくコントローラ670でON/OFF
を制御される操作パネル電源662が夫々設けられてい
る。
【0052】なお、スキャナ電源660がOFFされた
場合は、スキャナエンジン672とその制御系671に
対する電源供給が共にOFFされ、プリンタ電源661
がOFFされた場合も同様に、プリンタエンジン674
とその制御系673に対する電源供給が共にOFFされ
る。また、操作パネル電源508がOFFされた場合
は、バックライト675とLCD3001に対する電源
供給が共にOFFされる。このように、各ユニットが制
御系、エンジン等が全て電源供給停止されている状態を
スリープ状態という。
【0053】一方、スキャナ電源660、プリンタ電源
661がONされた場合は、制御系とエンジンの双方に
電源が供給される場合と(完全なアクティブ状態と呼
ぶ)、制御系のみに電源が供給され、エンジンには電源
が供給されない場合と(後述のスタンバイ状態に対応
し、不完全なアクティブ状態とも呼ぶ)がある。また、
操作パネル電源662がONされた場合は、LCD30
01とバックライト675の双方に電源が供給される場
合と(完全なアクティブ状態と呼ぶ)、LCD3001
のみに電源が供給され、バックライト675には電源が
供給されない場合と(後述のスタンバイ状態に対応し、
不完全なアクティブ状態とも呼ぶ)がある。
【0054】電源スイッチ666は、CPU502によ
り入力ポートを介して監視されており、スキャナ電源6
60、プリンタ電源661、操作パネル電源662によ
るスキャナ部501、プリンタ部526、操作パネル5
08への電源供給を、ユーザがON/OFFするのに用
いられる。なお、電源スイッチ666は、押下操作を行
なう毎にON/OFF信号が交互に切替わるタイプのス
イッチにより構成されている。
【0055】なお、上記のように、コントローラ670
には電源が常時供給され、スキャナ部501、プリンタ
部526、操作パネル508には電源が供給されない場
合があるので、これら各ユニット間に存在する信号に対
しては、電源が供給されていないユニットに電流が流れ
込まないように、片電対策が講じられている。
【0056】次に、デジタル複写機2095における電
力制御を、図9〜図11のフローチャートを用いて説明
する。
【0057】図9は、デジタル複写機2095がいつで
も動作可能な状態であるスタンバイモード、すなわちス
キャナ部501とプリンタ部526に対しては制御系だ
けに電源が供給され、エンジンには電源が供給されてお
らず、操作パネル508に対してはLCD3001だけ
に電源が供給され、バックライト675には電源が供給
されていない状態での電力制御フローを示している。た
だし、動作中も同様の処理を行なうことが可能である。
なお、完全なアクティブ状態からスタンバイモードに移
行するのは、装置が何ら処理を行なわない時間が所定時
間以上になった場合である。ただし、この所定時間とし
ては、後述のスリープ移行時間よりも短い時間が設定さ
れている。
【0058】スタンバイモードでは、まず、電源スイッ
チ666が押下されたか否かを判別し(ステップS71
1)、押下された場合には、直ちにステップS719に
進み、スキャナ電源660、プリンタ電源661、操作
パネル電源662をOFFする。換言すれば、スキャナ
部501、プリンタ部526については、共に制御系も
含めて全ての構成要素に対する電源供給を停止し、操作
パネル508については、バックライト675、及びL
CD3001に対する電源供給を停止する。
【0059】電源スイッチ666が押下されなかった場
合には、スキャナ部501、及びプリンタ部526が所
定時間以上使用されていないかをチェックする。すなわ
ち、ステップS712にて、プリンタ部526が使用中
になったか否かを判別し、使用中になっていない場合
は、プリンタ不使用時間計測カウンタをカウントアップ
して(ステップS713)、ステップS715に進む。
実際の制御では、不使用時間計測カウンタは、2ms毎
にタイマー割込みを入れ、その割込み中にカウントアッ
プしているが、ここでは1つのステップで一括して示し
ている。プリンタ部526が使用中になっていた場合
は、ステップS714にてプリンタ不使用時間計測カウ
ンタをクリアして、ステップS711に戻る。
【0060】同様にスキャナ部501の不使用時間を計
測するために、ステップS715にて、スキャナ部50
1が使用中になったか否かを判別する。その結果、使用
中になっていない場合は、ステップS716にてスキャ
ナ不使用時間計測カウンタをカウントアップして、ステ
ップS718に進む。一方、使用になっている場合は、
ステップS717にて不使用時間計測カウンタをクリア
して、ステップS711に戻る。
【0061】ステップS718では、プリンタ部52
6、スキャナ部501の不使用時間が、共に所定時間以
上になったか否かを判別する。その結果、プリンタ部5
26、スキャナ部501の不使用時間が、共に所定時間
以上になっている場合は、ステップS719にてスキャ
ナ電源660、プリンタ電源661、操作パネル電源6
62をOFFし、ステップS720にてスリープモード
に移行する。このスリープモードでは、コントローラ6
70だけに電源が供給され、最低限の消費電力で処理待
ち状態となる。一方、不使用状態が所定時間に達してい
ない場合は、ステップS711に戻る。
【0062】なお、上記の所定時間は、予めユーザによ
りスリープ移行時間として設定されている時間である。
このスリープ移行時間は、操作パネル508のLCD3
001に表示される図12に示した操作画面3200に
より、30分、1時間、6時間、12時間、24時間を
選択することができる。なお、デフォルト値は1時間に
なっている。このスリープ移行時間設定用の操作画面
は、図7に示すメインコピー操作画面3100上で31
17のスペシャルフィーチャー・ボタンを用いて表示さ
せることができる。
【0063】次に、図10を用いてスリープモード時の
電力制御を説明する。スリープモードでは、まず、ステ
ップS751にて電源スイッチ666が押下されたか否
かを判別する。その結果、電源スイッチ666が押下さ
れた場合は、ステップS752にて、スキャナ電源66
0、プリンタ電源661、操作パネル電源662をON
する。そして、スキャナ電源660、プリンタ電源66
1、操作パネル電源662により上記の不完全なアクテ
ィブ状態することにより、スタンバイモードに移行する
(ステップS755)。
【0064】一方、電源スイッチ666が押下されなか
った場合は、装置外部からプリント要求が発せられたか
否かを判別する(ステップS753)。その結果、装置
外部からプリント要求が発せられなかった場合は、ステ
ップS751に戻る。装置外部からプリント要求が発せ
られた場合は、プリンタ電源661をONし、プリンタ
部526を上記の完全なアクティブ状態にして(ステッ
プS754)、スキャナスリープモードに移行する(ス
テップS756)。
【0065】このスキャナスリープモードとは、スキャ
ナ部501および操作パネル508がスリープ状態にあ
り、LCD3001も明るくないので、一見すると装置
全体の電源が落ちているかのように見える状態である
が、プリンタ部526だけは完全なアクティブになって
いる状態である。また、装置外部からのプリント要求
は、ネットワーク101上のパーソナルコンピュータ1
03で作成したPDLファイルのプリント、またはプリ
ントサーバ(図示しない)を経由した同様のPDLファ
イルのプリント要求や、公衆回線2905を介して受信
したファクシミリデータ、或いはデータ受信によって発
生したプリント要求によるものである。
【0066】次に、図11を用いて、スキャナスリープ
モード時の電力制御を説明する。スキャナスリープモー
ドでは、まず、ステップS771にて電源スイッチ66
6が押下されたか否かを判別する。その結果、電源スイ
ッチ666が押下された場合は、スキャナ電源660、
操作パネル電源をONし(ステップS777)、スキャ
ナ部501、操作パネル508を不完全なアクティブ状
態にすることにより、スタンバイモードに移行する(ス
テップS778)。
【0067】一方、電源スイッチ666が押下されなか
った場合は、ステップS772にてプリンタ部526が
使用中になったか否かを判別する。その結果、使用中に
なった場合になっていなければ、プリンタ不使用時間計
測カウンタをカウントアップして(ステップS77
4)、ステップS776に進む。プリンタが使用中にな
った場合は、ステップS775にてプリンタ不使用時間
計測カウンタをクリアして、ステップS771に戻る。
【0068】ステップS776では、プリンタ不使用時
間が所定時間経過したか否かを判別する。その結果、プ
リンタ不使用時間が所定時間経過した場合は、プリンタ
電源661をOFFして(ステップS779)、スリー
プ状態へ移行する(ステップS780)。ここでの所定
時間とは、先に説明したスリープ不使用時間設定の値に
従うものである。プリンタ不使用時間が所定時間経過し
ていない場合は、ステップS771に戻る。
【0069】なお、上述のように、操作パネル508に
対する電力供給制御を常にスキャナ部501と連動して
行なうようにしたのは、ユーザがスキャナ部501を使
用する場合は、読取り対象の原稿をセットするために一
度は装置の所へ来る必要があり、その際に、操作パネル
508を操作する可能性が非常に高いと考えられるから
である。
【0070】このように、スキャナ部501(操作パネ
ル508)とプリンタ部526に対する省電力制御を個
別に行なうことにより、装置の使用状況やスキャナ部5
01(操作パネル508)、プリンタ部526の利用形
態等に応じた必要最小限の機能だけを維持すべく、必要
最小限の電力だけを供給することができ、消費電力を可
及的に節約することが可能となる。
【0071】[画像入力動作]デジタル複写機2075
やイメージスキャナ102は、原稿の画像を光学的に読
取り電子的な画像データ222に変更する。この読取り
動作をネットワークスキャナ102のブロック図である
図2を用いて説明する。
【0072】画像データ222はスキャナ部201のビ
デオクロックに同期した同期データである。これをCP
Uがハンドリングできる環境に受け渡すために同期/非
同期変換を行うバッファモジュール220を用いる。
【0073】このバッファモジュール220内部は図1
3を用いて説明する。バッファモジュール220のは、
シリアル/パラレル変換部2106、バッファメモリ2
103、バッファメモリ2103への書込を行なうため
のライトアドレスカウンタ2104、バッファメモリ2
103からの読出しを行なうリードアドレスカウンタ2
105、これらリード/ライトのタイミングを制御する
バッファ制御部2102、CPUバス221とのインタ
ーフェイスをコントロールするバス制御部2101で構
成されている。
【0074】スキャナ部20lから転送されてくる深さ
1bitの同期データ222は、シリアル/パラレル変
換部2106で32画素分を1データとした32bit
データに変換される。変換された32bitデータは、
ライトアドレスカウンタ2104のアドレスに従って、
バッファ2103に書込まれる。このバッファ2103
に書込むタイミングは、スキャナクロック/32の間隔
で行われる。バッファ2103からは、CPU側のタイ
ミングで、リードアドレスカウンタ2105のアドレス
に従って読出しを行う。
【0075】バス制御部2101は、CPUバス221
のバス権を獲得した場合には、読出しを行う方のバッフ
ァから4つのデータ(各32bit)を連続で読出す。
ここでは、CPUバス221側へのデータ転送は4×3
2bitデータのDMA転送を行うように設定してい
る。そのため、スキャナ部201から出力される同期系
画像データ222が128画素分(4×32bitデー
タ)だけバッファ2103書込まれた時点で、CPUバ
ス221側に転送するための読出し準備に入る。
【0076】バス制御部2101がバス状態を見て、C
PUバス221が空いていればバス権を獲得し、32b
itのバス221上に4つの画像デ―タをDMA転送す
る。このサイクルを連続させることで、1面分の画像デ
ータをCPU202が支配するRAM203に転送す
る。
【0077】バッファ制御部2102は、ライトアドレ
スカウンタ2104とリードアドレスカウンタ2105
を監視し、常に読出しが書込みを追い越さないことと、
ライトアドレス−リードアドレス≧0であり、バッファ
内データ量がCPUバス221上の1回のDMA転送分
(16byte)以上、及びライトアドレス−リードア
ドレス≧16、の条件を満足すれば、CPUバス221
にデータを転送するDMAを起動するよう、バス制御部
2101に要求信号を送る。スキャナの場合、基本的に
バッファ2203内は必要最低量のデータ量を保持しつ
つ転送が行われていく。
【0078】バッファ制御部2101は上記2つの条件
を常に監視するとともに、バッファ2103が溢れたこ
と、ライトアドレス−リードアドレス>128Byte
であることの状態も常に監視し、この状態になった時点
でエラー通知をCPU202に対して行う。エラー通知
を受けたCPU202は、スキャナ部201の動作を停
止する。
【0079】データ転送の様子を図14を用いて説明す
る。スキャナ部201から出力される同期系画像データ
222が128画素分が、CPUバス221上に出てき
た状態が2201に示している。CPUバス221上に
はさまざまなデータが流れており、非画像系データフロ
ー上にはスキャナ201からの画像データ転送(Sマー
ク)とそれ以外のデータ転送(Aマーク)が現れてい
る。
【0080】[画像プリント出力動作]デジタル複写機
2095やプリンタ2903は電子データを紙上の画像
に変更する。図3のプリンタのようにRAM303上の
画像データはCPUバス321上をプリンタ用バッファ
モジュール320に転送され、プリンタ部301のビデ
オクロックに同期した同期データに変換されるすこのよ
うにしてプリンタアウト動作が実行されるのである。
【0081】バッファモジュール320内部は図15を
用いて説明する。バッファモジュール320の内部構成
は、パラレル/シリアル変換部2306、バッファメモ
リ部2303、バッファ2303に対する書込みを行な
うためのライトアドレスカウンタ2305、読出しを行
なうためのリードアドレスカウンタ2304、これらリ
ード、ライトのタイミングを制御するバッファ制御部2
302、CPUバス321とのインターフェースをコン
トロールするバス制御部2301で構成される。
【0082】CPUバス321上の画像データ転送は4
×32bitsデータのDMA転送を行うように設定し
ている。CPU302から画像データ転送の起動命令が
出ると、転送が開始し、プリンタ部301が準備ができ
た時点で実際のプリント動作が行われる。転送起動がか
かると、バッファ制御部2303はバッファ2303に
DMA1回分以上の空きがある場合には、バス制御部2
301に対してRAM303からデータを読出してくる
ように要求を出す。バッファ制御部2303は、ライト
アドレスカウンタ2305とリードアドレスカウンタ2
304から、DMA転送1回分のデータ量を監視する。
【0083】バッファ制御部2303からの転送要求
は、128byte−(ライトアドレス−リードアドレ
ス)≧16byteという条件で出される。この条件に
おける128byteはバッファ2303の容量、16
byteは1回のDMA転送データ量を表している。バ
ッファ2303がFull状態になったら、CPUバス
321上の転送は行われずにプリンタ部301の起動を
待つ。
【0084】プリンタ部301が起動した場合には、バ
ッファ2303からリードアドレスカウンタ2304の
アドレスに応じてデータを読出していく。バッファ23
03内のデータは、CPUバス321と同じく32bi
tの深さを持つ。バッファ2303から読出されたデー
タは、パラレル/シリアル変換部2306で、1bit
に変換されてプリンタ部301に送られる。プリンタの
場合、1面分の転送が完了するまで基本的にバッファ2
303内には常にFull状態に近いデータが蓄積され
ていることになる。
【0085】[CPUバス上のバス権獲得]最初に、ネ
ットワークスキャナ102を例にしてバス権獲得を説明
する。本件のCPUバス221はPCIバスを想定して
おり、CPUバス221での転送は、バス権が獲得でき
た場合にのみ行える。バス権を管理するバスアービタ2
23は、CPUバス221上のバスマスタにバス権を与
えるために、各バスマスタのリクエストを監視し、所定
の優先順位を基ににバス権を渡す作業を行っている。
【0086】ここでのバスマスタは、CPU202、ス
キャナからの画像データをRAM203に転送するバッ
ファモジュール220、ネットワークインターフェイス
205である。バス権の優先順位は、リアルタイムに読
込まれる画像データを転送しなければならないバツファ
モジュール220を最優先に設定している。他のCPU
202、ネットワーク205については、優先順位をロ
ーテーションで受け渡す。つまり、最後にアクセスした
方の優先順位が低くなる制御を行っている。この例で
は、2つのデバイス間でのバス権獲得の制御だが、もっ
と多くのデバイス間でも同じ制御を行える。
【0087】同様に図5に示すデジタル複写機2095
でも、CPUバス521に4つのバスマスタデバイスカ
接続されており、バスアービタ523がバス権及びその
優先順位を管理している。ここでは、バスマスタになる
デバイスは、CPU502、ネットワークインターフェ
イス505、スキャナ用バッファモジュール520、プ
リンタ用バッファモジュール524の4つになる。な
お、スキャナ501、プリンタ526共にリアルタイム
に画像データを転送し、自由に転送を止められる構成に
はなっていないので、これらの優先順位は高く設定しな
ければならない。ここでは、2つのグループに分けられ
る。スキャナ用バッファモジュール520、プリンタ用
バッファモジュールの第1優先グループと、CPU50
2、ネットワークインターフェイス505の第2優先グ
ループである。さらに、これらのグループ内では、バス
権獲得の優先順位はローテーションで回るように構成し
ている。
【0088】ネットワークスキャナ102において、優
先順位の高いデバイスがバス権を必要とする時に、いつ
でもCPUバス221上にアクセスできるわけではな
い。図14に示すように、CPUバス221上でのスキ
ャナ画像データので転送はSマークで示すようにほぼ等
間隔で行われているが、図14に符号2202で示した
ように、あるデバイスがアクセスしている最中は、バス
上にアクセスすることはできない。バスアービタ223
は、最優先であるバッファモジュール220がバス権を
獲得するために要求を出してきた場合、すぐにバス権を
与えられるが、バッファモジュール220は、CPUバ
ス221上のアクセス状況を監視し、他のデバイスが使
用中でないことを確認できてから、初めてバス上にアク
セスを起すことができるのである。
【0089】この時問題になるのが、長い時間バスを占
有するデバイスが存在している場合に、止められないス
キャナやプリンタの画像データ転送を妨害してしまうこ
とである。もしも、スキャナやプリンタの画像データ転
送を止めてしまうほど、長くバスを占有するデバイスが
存在している場合には、スキャナから読込んだ画像はデ
ータが欠落し、プリンタ出力画像は、その間、ごみデー
タを出力することになり、画像に欠陥が生じる。
【0090】バッファモジュール容量の決定方法を図1
4を用いて説明する。バッファモジュール容量(Cb)
は、バス上のデバイスの最大バス占有時間(Ta)、ス
キャナやプリンタ用のDMA転送のバス占有時間(Tr
1)、1回のDMAで転送されるスキャナ、プリンタ画
像データの転送量がクロック同期系の中で占める時間
(Tr2)、1回のDMAで転送される画像データ容量
(Cr)の関係で決まる。
【0091】Ta<N×(Tr2−Tr1)の関係が成
り立つ最小のN(定数)を求め、バッファモジュールの
最小容量 (cb)は以下の式で得られる。
【0092】Cb=N×Cr [リモートコピー動作]リモートコピーを行なう場合、
例えばネットワークスキャナ102に原稿をセットし、
送信先等の所定事項を入力して、所定の送信てスタート
キー3002を押せば、原稿読取りが開始される。原稿
画像の読取りはRAM203に記憶されるので1回だけ
行われる。そして、1セット読み終わった後に例えばデ
ジタル複写機2095に向けてネットワーク上に送信さ
れる。ユーザーは、原稿が読取られたら、その原稿を待
ち帰り、自分のパーソナルコンピュータ103の前でコ
ピージョブが終了するのを待つ。プリント終了情報をデ
ジタル複写機2095から受取ったネットワークスキャ
ナ102は、ジョブ終了通知を出すために、ジョブステ
ータス通知部209によって電子メールを用いて、“c
lient103@YYYYY.com”に対して図1
6に示す内容を通達する。
【0093】図16の電子メールに記載されている内容
は、送り主“scannerXXX@YYYYY.co
m”、ジョブNo.“job022304”が正常に終
了したこと、終了時刻、使用したユーザー名“clie
nt103”、画像転送先“PrinterXXX”、
原稿画像枚数18ページ、部数50部、コピーサイズA
4となっている。
【0094】もし、このコピージョブ実行中に、エラー
が発生した場合には図17に示すような電子メールメッ
セージが通達されてくる。内容は、送り主“scann
erXXX@YYYYY.com”、ジョブNo.“j
ob022304”の実行中にプリンタジャムが発生し
たこと、エラー発生時刻、使用したユーザー名“cli
ent103”、画像転送先“PrinterXX
X”、原稿画像枚数18ページ、部数50部、コピーサ
イズA4となっている。
【0095】同様に、スキャナ側の原稿ジャム、プリン
タ用紙無し、プリンタトナー切れ、画像転送先指定ミス
の時などに発生する通信エラー情報などの電子メール通
達が行われる。
【0096】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れることなく、例えば、装置を操作部、スキャナ部、プ
リンタ部、或いはそれらを制御系(CPU等)、被制御
系(エンジン)のように大別せずに細分化して、これら
細分化したユニット毎に個別に省電制御を行なうことも
可能である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データを入力する入力手段と、入力手段により入力
された画像データを記録媒体に記録して出力する出力手
段と、入出力処理の処理形態を設定するための操作手段
とに対する省電力制御を個別に行なっているので、装置
の使用状況や入力手段、出力手段、操作手段の利用形態
等に応じた必要最小限の機能だけを維持すべく、必要最
小限の電力だけを供給することができ、消費電力を可及
的に節約することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像入出力装置の設置環境を
示す図である。
【図2】ネットワークスキャナの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】ネットワークプリンタの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】管理サーバの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明を適用したデジタル複写機の概略構成を
示すブロック図である。
【図6】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図7】コピーメイン操作画面を示す図である。
【図8】デジタル複写機の電源系を示すブロック図であ
る。
【図9】デジタル複写機におけるスタンバイモード時の
電力制御を示すフローチャートである。
【図10】デジタル複写機におけるスリープモード時の
電力制御を示すフローチャートである。
【図11】デジタル複写機におけるスキャナスリープモ
ード時の電力制御を示すフローチャートである。
【図12】スリープ移行時間設定用の操作画面を示す図
である。
【図13】ネットワークスキャナのバッファモジュール
の構成を示すブロック図である。
【図14】ネットワークスキャナ内におけるデータ転送
の様子を説明するための説明図である。
【図15】ネットワークプリンタのバッファモジュール
の構成を示すブロック図である。
【図16】リモートコピー動作にネットワークスキャナ
が送信するジョブ終了通知データを示す図である。
【図17】リモートコピー動作にネットワークスキャナ
にてエラーが発生した際に送信するエラー通知データを
示す図である。
【符号の説明】
101…ネットワーク 501…スキャナ部 502…CPU 503…RAM 504…ROM 508…操作パネル 526…プリンタ部 660…スキャナ電源 661…プリンタ電源 662…操作パネル電源 671,673…制御系 672…スキャナエンジン 674…プリンタエンジン 675…バックライト 2095…デジタル複写機 2905…公衆回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 398 G03G 21/00 398 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01 HH11 HJ07 HK19 HT13 2H027 ED30 EE07 EF01 EF04 EF16 EF17 EF18 EJ15 EJ18 GA54 GA59 ZA01 ZA07 ZA09 5C062 AA02 AA05 AA14 AA27 AA30 AA35 AB08 AB20 AB22 AB25 AB43 AB44 AB51 AC23 AF06 BA00 9A001 BB03 CC08 JJ35 JJ48 KK31 KK32

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、前記
    入力手段により入力された画像データを記録媒体に記録
    して出力する出力手段と、入出力処理の処理形態を設定
    するための操作手段を備えた画像入出力装置において、 前記入力手段、出力手段、操作手段に対する省電力制御
    を個別に行なう制御手段を設けたことを特徴とする画像
    入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記入力手段と操作手
    段に対する省電力制御を連動させて行なうことを特徴と
    する請求項1に記載の画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記入力手段と出力手
    段と操作手段とが共に省電力状態にある場合に装置外部
    から画像データが供給されて該画像データに対する出力
    要求がなされた場合は、前記出力手段に対する省電力状
    態だけを解除することを特徴とする請求項1、又は請求
    項2に記載の画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記装置外部からの出力要求は、ネット
    ワークを介してなされることを特徴とする請求項3記載
    の画像入出力装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークは、ローカルエリアネ
    ットワークであることを特徴とする請求項4に記載の画
    像入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークは、公衆回線網である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、少なくとも前記入力手
    段と出力手段が共に所定時間以上稼働されない場合は、
    該入力手段と出力手段及び前記操作手段を省電力状態に
    移行させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段と出力手段は、夫々、制御
    系と被制御系とを有し、前記操作手段はバックライトを
    有する液晶パネルにより構成され、前記制御手段は、該
    入力手段と出力手段の各制御系と被制御系とに対する電
    力供給、電力供給停止を個別に行ない、更に該操作手段
    のバックライトと液晶パネルとに対する電力供給、電力
    供給停止を個別に行なうことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の画像入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記入力手段と出力手
    段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに対
    する電力供給だけを停止している省電力状態の下で電源
    スイッチが操作された場合は、更に該入力手段と出力手
    段の各制御系、及び該操作手段の液晶パネルに対する電
    力供給も停止することを特徴とする請求項8に記載の画
    像入出力装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記入力手段と出力
    手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに
    対する電力供給だけを停止している省電力状態の下で少
    なくとも該入力手段と出力手段が共に所定時間以上稼働
    されない場合は、更に該入力手段と出力手段の各制御系
    に対する電力供給、及び該操作手段の液晶パネルに対す
    る電力供給も停止することを特徴とする請求項8、又は
    請求項9に記載の画像入出力装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記入力手段の制御
    系と被制御系に対する電力供給を停止し、前記操作手段
    のバックライトと液晶パネルに対する電力供給を停止す
    ると共に、前記出力手段の制御系と被制御系に対して電
    力供給を行なっている状態で電源スイッチが操作された
    場合は、該入力手段の制御系、及び該操作手段の液晶パ
    ネルに対する電力供給の停止を解除することを特徴とす
    る請求項8〜10のいずれかに記載の画像入出力装置。
  12. 【請求項12】 画像データを入力する入力手段と、前
    記入力手段により入力された画像データを記録媒体に記
    録して出力する出力手段と、入出力処理の処理形態を設
    定するための操作手段とを用いて画像入出力を行なう画
    像入出力方法において、 前記入力手段、出力手段、操作手段に対する省電力制御
    を個別に行なう制御工程段を設けたことを特徴とする画
    像入出力方法。
  13. 【請求項13】 前記制御工程は、前記入力手段と操作
    手段に対する省電力制御を連動させて行なうことを特徴
    とする請求項12に記載の画像入出力方法。
  14. 【請求項14】 前記制御工程は、前記入力手段と出力
    手段と操作手段とが共に省電力状態にある場合に装置外
    部から画像データが供給されて該画像データに対する出
    力要求がなされた場合は、前記出力手段に対する省電力
    状態だけを解除することを特徴とする請求項12、又は
    請求項13に記載の画像入出力方法。
  15. 【請求項15】 前記装置外部からの出力要求は、ネッ
    トワークを介してなされることを特徴とする請求項14
    記載の画像入出力方法。
  16. 【請求項16】 前記ネットワークは、ローカルエリア
    ネットワークであることを特徴とする請求項15に記載
    の画像入出力方法。
  17. 【請求項17】 前記ネットワークは、公衆回線網であ
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像入出力方
    法。
  18. 【請求項18】 前記制御工程は、少なくとも前記入力
    手段と出力手段が共に所定時間以上稼働されない場合
    は、該入力手段と出力手段及び前記操作手段を省電力状
    態に移行させることを特徴とする請求項12〜17のい
    ずれかに記載の画像入出力方法。
  19. 【請求項19】 前記入力手段と出力手段は、夫々、制
    御系と被制御系とを有し、前記操作手段はバックライト
    を有する液晶パネルにより構成され、前記制御工程は、
    該入力手段と出力手段の各制御系と被制御系とに対する
    電力供給、電力供給停止を個別に行ない、更に該操作手
    段のバックライトと液晶パネルとに対する電力供給、電
    力供給停止を個別に行なうことを特徴とする請求項12
    〜18のいずれかに記載の画像入出力方法。
  20. 【請求項20】 前記制御工程は、前記入力手段と出力
    手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに
    対する電力供給だけを停止している省電力状態の下で電
    源スイッチが操作された場合は、更に該入力手段と出力
    手段の各制御系、及び該操作手段の液晶パネルに対する
    電力供給も停止することを特徴とする請求項19に記載
    の画像入出力方法。
  21. 【請求項21】 前記制御工程は、前記入力手段と出力
    手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに
    対する電力供給だけを停止している省電力状態の下で少
    なくとも該入力手段と出力手段が共に所定時間以上稼働
    されない場合は、更に該入力手段と出力手段の各制御系
    に対する電力供給、及び該操作手段の液晶パネルに対す
    る電力供給も停止することを特徴とする請求項19、又
    は請求項20に記載の画像入出力方法。
  22. 【請求項22】 前記制御工程は、前記入力手段の制御
    系と被制御系に対する電力供給を停止し、前記操作手段
    のバックライトと液晶パネルに対する電力供給を停止す
    ると共に、前記出力手段の制御系と被制御系に対して電
    力供給を行なっている状態で電源スイッチが操作された
    場合は、該入力手段の制御系、及び該操作手段の液晶パ
    ネルに対する電力供給の停止を解除することを特徴とす
    る請求項19〜21のいずれかに記載の画像入出力方
    法。
  23. 【請求項23】 画像データを入力する入力手段と、装
    置外部から画像データを供給して該画像データの出力要
    求を行なう要求手段と、前記入力手段、及び要求手段か
    らの画像データを記録媒体に記録して出力する出力手段
    と、入出力処理の処理形態を設定するための操作手段を
    備えた画像入出力システムにおいて、前記入力手段、出
    力手段、操作手段に対する省電力制御を個別に行なう制
    御手段を設けたことを特徴とする画像入出力システム。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記入力手段と操作
    手段に対する省電力制御を連動させて行なうことを特徴
    とする請求項23に記載の画像入出力システム。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、前記入力手段と出力
    手段と操作手段とが共に省電力状態にある場合に装置外
    部から画像データが供給されて該画像データに対する出
    力要求がなされた場合は、前記出力手段に対する省電力
    状態だけを解除することを特徴とする請求項23、又は
    請求項24に記載の画像入出力システム。
  26. 【請求項26】 前記装置外部からの出力要求は、ネッ
    トワークを介してなされることを特徴とする請求項25
    記載の画像入出力システム。
  27. 【請求項27】 前記ネットワークは、ローカルエリア
    ネットワークであることを特徴とする請求項26に記載
    の画像入出力システム。
  28. 【請求項28】 前記ネットワークは、公衆回線網であ
    ることを特徴とする請求項26に記載の画像入出力シス
    テム。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は、少なくとも前記入力
    手段と出力手段が共に所定時間以上稼働されない場合
    は、該入力手段と出力手段及び前記操作手段を省電力状
    態に移行させることを特徴とする請求項23〜28のい
    ずれかに記載の画像入出力システム。
  30. 【請求項30】 前記入力手段と出力手段は、夫々、制
    御系と被制御系とを有し、前記操作手段はバックライト
    を有する液晶パネルにより構成され、前記制御手段は、
    該入力手段と出力手段の各制御系と被制御系とに対する
    電力供給、電力供給停止を個別に行ない、更に該操作手
    段のバックライトと液晶パネルとに対する電力供給、電
    力供給停止を個別に行なうことを特徴とする請求項23
    〜29のいずれかに記載の画像入出力システム。
  31. 【請求項31】 前記制御手段は、前記入力手段と出力
    手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに
    対する電力供給だけを停止している省電力状態の下で電
    源スイッチが操作された場合は、更に該入力手段と出力
    手段の各制御系、及び該操作手段の液晶パネルに対する
    電力供給も停止することを特徴とする請求項30に記載
    の画像入出力システム。
  32. 【請求項32】 前記制御手段は、前記入力手段と出力
    手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライトに
    対する電力供給だけを停止している省電力状態の下で少
    なくとも該入力手段と出力手段が共に所定時間以上稼働
    されない場合は、更に該入力手段と出力手段の各制御系
    に対する電力供給、及び該操作手段の液晶パネルに対す
    る電力供給も停止することを特徴とする請求項30、又
    は請求項31に記載の画像入出力システム。
  33. 【請求項33】 前記制御手段は、前記入力手段の制御
    系と被制御系に対する電力供給を停止し、前記操作手段
    のバックライトと液晶パネルに対する電力供給を停止す
    ると共に、前記出力手段の制御系と被制御系に対して電
    力供給を行なっている状態で電源スイッチが操作された
    場合は、該入力手段の制御系、及び該操作手段の液晶パ
    ネルに対する電力供給の停止を解除することを特徴とす
    る請求項30〜32のいずれかに記載の画像入出力シス
    テム。
  34. 【請求項34】 画像データを入力する入力手段と、前
    記入力手段により入力された画像データを記録媒体に記
    録して出力する出力手段と、入出力処理の処理形態を設
    定するための操作手段を備えた画像入出力装置により実
    行されるプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記
    プログラムは、 前記入力手段、出力手段、操作手段に対する省電力制御
    を個別に行なう制御ルーチンを含むことを特徴とする記
    憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記制御ルーチンは、前記入力手段と
    操作手段に対する省電力制御を連動させて行なうことを
    特徴とする請求項34に記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記制御ルーチンは、前記入力手段と
    出力手段と操作手段とが共に省電力状態にある場合に装
    置外部から画像データが供給されて該画像データに対す
    る出力要求がなされた場合は、前記出力手段に対する省
    電力状態だけを解除することを特徴とする請求項34、
    又は請求項35に記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記装置外部からの出力要求は、ネッ
    トワークを介してなされることを特徴とする請求項36
    記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記ネットワークは、ローカルエリア
    ネットワークであることを特徴とする請求項37に記載
    の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記ネットワークは、公衆回線網であ
    ることを特徴とする請求項37に記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記制御ルーチンは、少なくとも前記
    入力手段と出力手段が共に所定時間以上稼働されない場
    合は、該入力手段と出力手段及び前記操作手段を省電力
    状態に移行させることを特徴とする請求項34〜39の
    いずれかに記載の記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記入力手段と出力手段は、夫々、制
    御系と被制御系とを有し、前記操作手段はバックライト
    を有する液晶パネルにより構成され、前記制御ルーチン
    は、該入力手段と出力手段の各制御系と被制御系とに対
    する電力供給、電力供給停止を個別に行ない、更に該操
    作手段のバックライトと液晶パネルとに対する電力供
    給、電力供給停止を個別に行なうことを特徴とする請求
    項34〜40のいずれかに記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記制御ルーチンは、前記入力手段と
    出力手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライ
    トに対する電力供給だけを停止している省電力状態の下
    で電源スイッチが操作された場合は、更に該入力手段と
    出力手段の各制御系、及び該操作手段の液晶パネルに対
    する電力供給も停止することを特徴とする請求項41に
    記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記制御ルーチンは、前記入力手段と
    出力手段の各被制御系、及び前記操作手段のバックライ
    トに対する電力供給だけを停止している省電力状態の下
    で少なくとも該入力手段と出力手段が共に所定時間以上
    稼働されない場合は、更に該入力手段と出力手段の各制
    御系に対する電力供給、及び該操作手段の液晶パネルに
    対する電力供給も停止することを特徴とする請求項8、
    又は請求項42に記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記制御ルーチンは、前記入力手段の
    制御系と被制御系に対する電力供給を停止し、前記操作
    手段のバックライトと液晶パネルに対する電力供給を停
    止すると共に、前記出力手段の制御系と被制御系に対し
    て電力供給を行なっている状態で電源スイッチが操作さ
    れた場合は、該入力手段の制御系、及び該操作手段の液
    晶パネルに対する電力供給の停止を解除することを特徴
    とする請求項41〜43のいずれかに記載の記憶媒体。
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