JP2001243176A - 画像データ処理システム - Google Patents

画像データ処理システム

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JP2001243176A
JP2001243176A JP2000054860A JP2000054860A JP2001243176A JP 2001243176 A JP2001243176 A JP 2001243176A JP 2000054860 A JP2000054860 A JP 2000054860A JP 2000054860 A JP2000054860 A JP 2000054860A JP 2001243176 A JP2001243176 A JP 2001243176A
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JP
Japan
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bus
image data
data processing
cpu
synchronous
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JP2000054860A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期画像入出力デバイスへのデータ転送を確
保する。 【解決手段】 CPUバス221上への転送はバス権が
獲得できた場合のみ行える。バス権を管理するアービタ
223は、CPUバス221上のバスマスタにバス権を
与えるために、各バスマスタのリクエストを監視し、所
定の優先順位を基にバス権を渡す作業を行う。バスマス
タは、CPU202と、スキャナ102からの画像デー
タをRAM203に転送するバッファモジュール220
と、ネットワークインタフェース205である。バス権
の優先順位はリアルタイムで読み込まれる画像データを
転送しなければならないバッファモジュール220を最
優先に設定してあり、残りのCPU202と、ネットワ
ークインタフェース205については、優先順位をロー
テーションで受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期画像入出力手
段と非同期データ処理手段とをデータバスを介して相互
に接続した画像データ処理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、同期画像入出力デバイス、例
えば、スキャナやプリンタは、固定周波数ビデオクロッ
クに同期した画像データを転送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スキャナやプ
リンタを非同期データ処理デバイス(CPU(centralp
rocessing unit)、ネットワーク等)とともにデータバ
スを介して相互に接続した画像データ処理システムにお
いては、スキャナやプリンタは固定周波数ビデオクロッ
クに同期した画像データを転送することができないこと
があり、このような場合、画像データが途切れてしま
い、そのため、画像は途中からシフトしたり、欠落した
りという現象が発生していた。
【0004】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、同期画像入出力デバイスへのデータ転送を確保す
ることができる画像データ処理システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は固定周
波数ビデオクロックを用いて画像データを転送するイン
タフェースを有する同期画像入出力手段と、非同期デー
タ処理手段とをデータバスを介して相互に接続した画像
データ処理システムにおいて、バス使用権獲得優先順位
に従ってバス使用権を分配するバスアービタであって、
前記同期画像入出力手段と前記非同期データ処理手段か
ら同時にバス使用権獲得要求があった場合に、該同期画
像入力手段のバス権獲得優先順位を最も高く設定するバ
スアービタを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項1において、前記同期画像入出力手
段はイメージスキャナであることを特徴とする。
【0007】請求項1において、前記同期画像入出力手
段はプリンタであることを特徴とする。
【0008】請求項2において、前記固定周波数ビデオ
クロックはイメージスキャナのビデオクロックであるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3において、前記固定周波数ビデオ
クロックはプリンタのビデオクロックであることを特徴
とする。
【0010】請求項1において、前記同期画像入出力手
段が複数ある場合、該同期画像入出力手段の優先順位を
ローテーションする手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項1において、前記非同期データ処理
手段が複数ある場合、該非同期データ処理手段の優先順
位をローテーションする手段をさらに備えたことをを特
徴とする。
【0012】請求項1において、前記データバスはPC
Iバスであることを特徴とする。
【0013】請求項1において、前記非同期データ処理
手段はCPUであることを特徴とする。
【0014】請求項1において、前記非同期データ処理
手段はネットワークであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を示す。これ
は画像データ処理システムの例であって、ネットワーク
スキャナ(以下、単にスキャナという)102と、白黒
デジタル複合機2095と、カラーレーザビームプリン
タ2902と、白黒レーザビームプリンタ2903と、
ファクシミリ2904と、管理サーバ103とを、Ethe
rnet101を介して相互に接続してあり、Ethernet10
1上の通信には、TCP/IP(transmission control
protocol/internet protocol)プロトコルを使用して
いる。
【0017】スキャナ102は用紙などに印刷された原
稿などを光学的に読み取るものである。読み取り画像デ
ータはRGB3色のカラーデータである。
【0018】白黒デジタル複合機2095と、カラーレ
ーザビームプリンタ2902と、白黒レーザビームプリ
ンタ2903は、それぞれ受信した印刷データや画像デ
ータに基づき、電子写真技術等の公知の印刷技術を用い
て、用紙等のメディアに実際に画像形成を行うものであ
る。白黒デジタル複合機2095はスキャナ102と同
様の機能も有する。
【0019】ファクシミリ2904は公衆回線2905
を介して画像データの送受信を行うものであって、Ethe
rnet101上の画像データを公衆回線2905上に送信
したり、公衆回線2905上から受信した画像データを
Ethernet101上に送信するインタフェースとして機能
するものである。なお、スキャナ102からEthernet1
01上に送信された画像データは、白黒デジタル複合機
2095と、カラーレーザビームプリンタ2902と、
白黒レーザビームプリンタ2903とによって直ちに印
刷可能になっている。ここでは、ページ記述言語への変
換等については言及しない。
【0020】図2は図1のスキャナ102の構成を示
す。スキャナ102はCPU(central processing uni
t)202と、RAM(random access memory)203
と、ネットワークインタフェース205と、操作パネル
208と、バッファモジュール220と、バスアービタ
223とがCPUバス221を介して相互に接続してあ
る。
【0021】ネットワークインタフェース205はEthe
rnet101に接続するためのものである。
【0022】操作パネル208はユーザインタフェース
を提供するために、液晶、LED(light emitting dio
de)等のディスプレイ装置と複数個の操作ボタンにより
構成してある。
【0023】RAM203は制御プログラムが格納して
あり、スキャナエンジン201が読み込んだ画像データ
を一時的に格納したり、CPU202の作業用の記憶情
報を蓄えておくためのものである。RAM203には、
ソフトウェアとして、デバイスプロファイル供給部20
6と、転送パスプロファイル獲得部207と、ジョブス
テータス通知部209と、リモート操作管理部210が
ストアしてある。デバイスプロファイル供給部206は
スキャナ102の機器情報を管理サーバ103に伝送す
るものである。転送パスプロファイル獲得部207は管
理サーバ103から転送パスプロファイルを獲得しRA
M203に情報を格納するものである。ジョブステータ
ス通知部209はスキャナ102で読み取った画像デー
タを送信しているときに発生したエラー情報やジョブの
終了情報の通知を電子メールを用いて所定のメールアド
レスに送信するものである。リモート操作管理部210
はEthernet101上の管理サーバ103に操作パネル2
08と全く同じ操作性を持たせるWWW(world wide w
eb)のHomePageを有する。従って、管理サーバ103に
よりスキャナ102に直接設定可能になっている。
【0024】CPU202はRAM203の制御プログ
ラム等に従って本システムの各部を制御するものであ
る。
【0025】同期/非同期変換バッファモジュール22
0はスキャナ102で読み取られたスキャナクロックに
同期した画像データ222をCPUバス221に受け渡
すものである。スキャナエンジン201は既知の光学読
み取り技術を利用している。バスアービタ223はCP
Uバス221上のバスマスタとなるデバイスに対してバ
ス権を与えるものである。
【0026】図3は図2の同期/非同期変換バッファモ
ジュール220の構成を示す。図3において、2106
はシリアル/パラレル変換部であり、スキャナエンジン
201からの同期データ222を32bitデータに変換
するものである。2104はライト(write)アドレス
カウンタであり、バッファメモリ部2103へのライト
アドレスを指示するためのものである。2103はバッ
ファメモリ部であり、シリアル/パラレル変換部210
6により変換された32bitデータを、ライトアドレス
カウンタ2104のライトアドレスに従って格納するた
めのものである。2105はリード(read)アドレスカ
ウンタであり、バッファメモリ部2103のリードアド
レスを指示するためのものである。2102はバッファ
制御部であり、バッファメモリ部2103のライトリー
ドタイミングを制御するものである。2101はバス制
御部であり、CPUバス221とのインタフェースを制
御するものである。
【0027】図4は図1の白黒レーザビームプリンタ2
903の構成を示すブロック図である。白黒レーザビー
ムプリンタ2903はCPU302と、RAM303
と、ネットワークインタフェース305と、操作パネル
308と、バッファモジュール320と、バスアービタ
323とが、CPUバス321を介して相互に接続して
ある。
【0028】ネットワークインタフェース305はEthe
rnet101に接続するためのものである。操作パネル3
08はユーザインタフェースを提供するために、液晶、
LED等のディスプレイ装置と複数個の操作ボタンから
構成されている。
【0029】RAM303は制御プログラムが格納して
あり、プリンタエンジン301に印刷する画像データを
一時的に格納したり、作業用の記憶情報を蓄えておくた
めのものである。CPU302はRAM303の制御プ
ログラムに従って白黒レーザビームプリンタ2903の
各部を制御するものである。
【0030】RAM303には、ソフトウェアとして、
デバイスプロフフイル供給部306と、転送パスプロフ
ァイル獲得部307と、ジョブステータス通知部309
と、リモート操作管理部310とがストアしてある。デ
バイスプロフフイル供給部306は白黒レーザビームプ
リンタ2903の機器情報を管理サーバ103に伝送す
るものである。転送パスプロファイル獲得部307は管
理サーバから転送パスプロファイルを獲得しRAM30
3に情報を格納するものである。ジョブステータス通知
部309は白黒レーザビームプリンタ2903で画像デ
ータを受信しているときに発生したエラー情報やジョブ
の終了情報の通知を電子メールを用いて、所定のメール
アドレスに送信するものである。リモート操作管理部3
10はEthernet101上の管理サーバ103に操作パネ
ル208と全く同じ操作性を持たせるWWWのHomePage
を有する。従って、管理サーバ103により白黒レーザ
ビームプリンタ2903に直接設定可能になっている。
【0031】同期/非同期変換バッファモジュール32
0はCPU302がハンドリングする非同期バス321
上の画像データを、プリンタクロックに同期した同期デ
ータ322として、プリンタエンジン301に受け渡す
ものである。プリンタエンジン301は電子写真やイン
クジェット等の既知の印刷技術を利用してある。
【0032】バスアービタ323はCPUバス321上
のバスマスタとなるデバイスに対してバス権を与えるも
のである。
【0033】同一Ethernet101上の白黒デジタル複合
機2095やカラーレーザビームプリンタ2902は、
それらの基本構成がそれぞれプリンタ2903と同一で
あるので、その説明は省略する。
【0034】図5は図1の管理サーバ103の構成を示
すブロック図である。管理サーバ103はCPU402
と、RAM403と、ネットワークインタフェース40
5とがバスを介して相互に接続してある。
【0035】ネットワークインタフェース405はEthe
rnet101に接続するためのものである。
【0036】RAM403は作業用の記憶情報や制御プ
ログラムが格納してある。RAM403はソフトウェア
として、機器登録部430と、デバイスプロファイルデ
ータベース436と、転送パスプロファイルデータベー
ス437と、デバイスプロファイル獲得部416と、転
送パスプロファイル供給部417と、転送パスプロファ
イル生成部427とがストアしてある。
【0037】機器登録部430はEthernet101に接続
してある機器の情報を登録するものである。デバイスプ
ロファイルデータベース436はEthernet101に接続
してある機器のデバイスプロファイルが格納してある。
転送パスプロファイルデータベース437はデバイスプ
ロファイルから生成された転送パスプロファイルが格納
してある。デバイスプロファイル獲得部416はEthern
et101に接続してある機器からデバイスプロファイル
を獲得し、デバイスプロファイルデータベース404に
格納するものである。
【0038】転送パスプロファイル供給部417はEthe
rnet101に接続してある機器の要求に従って、転送パ
スプロファイルデータベース405から転送パスプロフ
ァイルを読み込み、当該機器に供給するものである。転
送パスプロファイル生成部427はデバイスプロファイ
ルデータベース402に書かれた機器情報から転送パス
プロファイルを生成し転送パスプロファイルデータベー
ス405に書き込むものである。CPU402はRAM
403の制御プログラム等に従って管理サーバ103の
各部を制御するものである。
【0039】図6は図1の白黒デジタル複合機2095
の構成を示すブロック図である。白黒デジタル複合機2
095はCPU502と、RAM503と、ネットワー
クインタフェース505と、操作パネル508と、スキ
ャナ用バッファモジュール520と、プリンタ用バッフ
ァモジュール524と、バスアービタ523とが、CP
Uバス521を介して相互に接続してある。
【0040】RAM503は制御プログラムが格納して
あり、スキャナエンジン501が読み込んだ画像データ
を一時的に格納したり、CPU502の作業用の記憶情
報を蓄えておくためのものである。
【0041】RAM503はソフトウェアとして、デバ
イスプロファイル供給部506と、転送パスプロファイ
ル獲得部507と、ジョブステータス通知部509と、
リモート操作管理部510とがストアしてある。
【0042】デバイスプロファイル供給部206はスキ
ャナ102の機器情報を管理サーバ103に伝送するも
のである。転送パスプロファイル獲得部207は管理サ
ーバ103から転送パスプロファイルを獲得しRAM5
03に情報を格納するものである。ジョブステータス通
知部509は白黒デジタル複合機2095により画像デ
ータが受信されているときに発生したエラー情報やジョ
ブの終了情報の通知を電子メールを用いて所定のメール
アドレスに送信するものである。リモート操作管理部5
10はEthernet101上の管理サーバ103に操作パネ
ル508と全く同じ操作性を持たせるWWWのHomePage
を有する。従って、管理サーバ103により白黒デジタ
ル複合機2095に直接設定可能になっている。
【0043】CPU502はRAM503の制御プログ
ラム等に従って本システムの各部を制御するものであ
る。
【0044】ネットワークインタフェース505はEthe
rnet101に接続するためのものである。
【0045】操作パネル508はユーザインタフェース
を提供するために、液晶、LED等のディスプレイ装置
と複数個の操作ボタンから構成されているスキャナ用バ
ッファモジュール520はスキャナエンジン501とス
キャナ読み取り画像データを、CPU502によりハン
ドリングされる非同期系に受け渡すものである。
【0046】プリンタ用バッファモジュール520はプ
リンタエンジン526とRAM503のプリンタ出力画
像データを、非同期系から、プリンタクロック転送を行
う同期系に受け渡すものである。
【0047】バスアービタ223はCPUバス221上
のバスマスタとなるデバイスに対してバス権を与えるも
のである。
【0048】図7は図1のスキャナ102の操作パネル
208の外観を示す。図7において、3001はLCD
(liquid crystal display)表示部であって、LCD上
にタッチパネルシートが貼ってあり、本システムの操作
画面を表示するとともに、表示されたキーの操作位置情
報をCPU202に伝えるためのものである。3002
はスタートキーであり、原稿画像の読み取りを開始する
時等に用いられる。スタートキー3002の中央部に
は、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスター
トキーが使える状態にあるかどうかが示される。300
3はストップキーであり、稼働中の動作を止めるための
ものである。3004はIDキーであり、使用者のユー
ザIDを入力するために用いられる。3005はリセッ
トキーであり、初期設定するためのものである。
【0049】図8は図7のLCD表示部3001に表示
される画面の一例を示す。図8において、3100はメ
イン画面であり、Ethernet101上の機器の組み合わせ
で実現可能な全ての機能が表示されている。3105は
ImageQuality選択ボタンであり、文字モード、写真モー
ドを選択するためのものである。3104はImageQuali
ty表示領域であり、選択されたImageQualityを表示する
ためのものである。3101はコピーパラメータ表示部
であり、装置のステータス、コピーの倍率、用紙サイ
ズ、プリント部数を表示するためのものである。
【0050】3106,3107は拡大縮小設定ボタン
であり、画像の拡大縮小を設定するためのものである。
3108は紙選択ボタンであり、用紙サイズを選択する
ためのものである。3110はソータ設定ボタンであ
り、ソータ設定を行なうためのものである。3112は
両面コピー設定ボタンであり、両面コピーを設定するた
めのものである。3109は濃度インジケータおよび濃
度設定ボタンであり、濃度設定するためのものであり、
設定された濃度を表示するためのものである。3114
はテンキーであり、数値入力に用いられる。
【0051】図9はジョブ設定のための画面を示す。こ
の画面は、出力先選択キー3200が操作されてプリン
タ2095が選択され、モード選択キー3120が操作
されてネットワークを通じたリモートコピーが設定さ
れ、コピー部数として50部が設定され、通知先選択キ
ー3201が操作されて通知用の電子メールアドレスと
して予め登録されている通知先の中からclient103@abc
d.comに送るように設定された画面を示す。
【0052】次に、図3を参照して画像入力動作を説明
する。既に説明したが、白黒デジタル複合機2095は
スキャナ102の機能も有するので、ここでは、スキャ
ナ102の読み取り動作を説明する。画像データ222
はスキャナエンジン201のビデオクロックに同期した
同期データである。画像データ222をCPU202が
ハンドリングできる環境に受け渡すため、同期/非同期
変換を行う同期/非同期変換バッファモジュール220
を用いる。
【0053】同期/非同期変換バッファモジュール22
0では、スキャナエンジン201からの深さlbitの同
期データ222がシリアル/パラレル変換部2106に
より、32画素分を1データとした32bitデータに変
換され、得られた32bitデータはライトアドレスカウ
ンタ2104のライトアドレスに従って、バッファメモ
リ部2103にライトされる。このバッファメモリ部2
103に対するライトタイミングは、(スキャナクロッ
ク/32)の間隔で行われる。
【0054】バッファメモリ部2103からのリード
は、CPU202のタイミングで、リードアドレスカウ
ンタ2105のリードアドレスに従って行なわれる。
【0055】バス制御部2101はCPUバス221の
バス権を獲得し、獲得できた場合には、リードを行う方
のバッファから4データ(×32bit)のデータを連続
でリードする。ここでは、CPUバス221へは、32
bit×4データのDMA(direct memory access)転送
が行われる。そのため、スキャナエンジン201から出
力される同期系画像データ222は、128画素分(3
2bit×4データ)がバッファメモリ部2103にライ
トされた時点で、CPUバス221側に転送するための
リード準備に入る。
【0056】バス制御部2101はCPUバス221の
状態を見て、CPUバス221が開いていればバス権を
獲得し、32bitのバス221上に4画像データをDM
A転送する。
【0057】そして、このサイクルを繰り返すことによ
り、1面分の画像データが、CPU202により支配さ
れているRAM203に転送される。
【0058】バッファ制御部2102はライトアドレス
カウンタ2104とリードアドレスカウンタ2105を
監視し、常にリードがライトを追い越さないこと、すな
わち、 ライトアドレス − リードアドレス ≧ 0 であって、しかも、バッファメモリ部2103のデータ
量がCPUバス221上のDMA1回分(16Byte)以
上、すなわち、 ライトアドレス − リードアドレス ≧ 16 Byte であれば、CPUバス221にデータを転送するDMA
を起動するよう、バス制御部2101に要求信号を送
る。
【0059】スキャナ102の場合、基本的に、バッフ
ァメモリ部2103内は必要最低量のデータ量を保持し
つつ転送が行われていく。バッファ制御部2101は上
記2つの条件を常に監視するとともに、バッファメモリ
部2103が溢れたこと、すなわち、 ライトアドレス − リードアドレス > 128 Byt
e であるか否かも常に監視し、バッファメモリ部2103
が溢れると、エラー通知をCPU202に行う。そし
て、エラー通知を受けたCPU202はスキャナエンジ
ン201の動作を停止する。
【0060】次に、図10を参照してデータ転送につい
て説明する。図10において、スキャナエンジン201
から出力される同期系画像データ222が、128画素
分、CPUバス221上に出てきた状態を2201で示
す。CPUバス221上にはさまざまなデータが流れて
おり、非画像系データフロー上にはスキャナ102から
の画像データ転送(図10にSで示す)とそれ以外のデ
ータ転送(図10にAで示す)が現れている。
【0061】次に、画像プリント出力動作を説明する。
白黒デジタル複合機2095やプリンタ2903は電子
データを紙上の画像に変更する。プリンタ2903は、
図4に示すように、RAM303上の画像データがCP
Uバス321を介して同期/非同期変換バッファモジュ
ール320に転送され、プリンタエンジン301のビデ
オクロックに同期した同期データに変換される。このよ
うにしてプリンタアウト動作が実行される。
【0062】次に、図11を参照してバッファモジュー
ル320について説明する。バッファモジュール320
は、パラレル/シリアル変換部2306と、バッファメ
モリ部2303と、ライトアドレスカウンタ2305
と、リードアドレスカウンタ2304と、バッファライ
トリードタイミングを制御するバッファ制御部2302
と、CPUバス321とのインタフェースをコントロー
ルするバス制御部2301により構成してある。
【0063】CPUバス321上の画像データ転送は3
2bits×4データのDMA転送を行うように設定して
ある。CPU302から画像データ転送の起動命令が出
ると、転送が開始され、プリンタ部301が準備ができ
た時点で、実際のプリント動作が行われる。転送起動が
かかると、バッファ制御部2303はバッファ2303
にDMA1回分以上の空きがある場合には、バス制御部
2301に対してRAM303からデータをリードして
くるように要求を出す。バッファ制御部2303はライ
トアドレスカウンタ2305とリードアドレス2304
から、DMA1回分のデータ量を監視する。バッファ制
御部2303からの転送要求は次の条件で行われる。
【0064】128 byte−(ライトアドレス − リ
ードアドレス) ≧ 16 Byte 128byteはバッファ2303の容量を表し、16byte
は1回のDMA転送データ量を表している。バッファ2
303がFull状態になったら、CPUバス321上
の転送は行われず、プリンタ部301の起動を待つ。プ
リンタ部301が起動した場合には、バッファ2303
からリードアドレスカウンタ2304のアドレスに応じ
てデータをリードしていく。バッファ2303内のデー
タはCPUバス321と同じく32bitsの深さを持つ。
バッファ2303から読み出されたデータはパラレル/
シリアル変換部2306で、1bitに変換されプリンタ
部301に送られる。プリンタ301の場合、1面分の
転送が完了するまで、基本的に、バッファ2303内に
は、常にFull状態に近いデータ量があることにな
る。
【0065】次に、図2を参照してCPUバス221上
のバス権獲得について説明する。まずは、スキャナ10
2を例にして、バス権獲得を説明する。CPUバス22
1はPCI(peripheral component interconnect)バ
スを想定しており、CPUバス221上への転送はバス
権が獲得できた場合のみ行える。バス権を管理するアー
ビタ223は、CPUバス221上のバスマスタにバス
権を与えるために、各バスマスタのリクエストを監視
し、所定の優先順位を基にバス権を渡す作業を行ってい
る。
【0066】ここでのバスマスタは、CPU202と、
スキャナ102からの画像データをRAM203に転送
するバッファモジュール220と、ネットワークインタ
フェース205である。バス権の優先順位はリアルタイ
ムで読み込まれる画像データを転送しなければならない
バッファモジュール220を最優先に設定してある。残
りのCPU202と、ネットワークインタフェース20
5については、優先順位をローテーションで受け渡す。
つまり、最後にアクセスした方の優先順位が低くなる制
御を行っている。この例では、2つのデバイス間での優
先順位受け渡したが、最も多くのデバイスがある場合に
も同じ制御を行う。
【0067】同様に、図6に示す白黒デジタル複合機2
095でもCPUバス521に4つのバスマスタデバイ
スが接続されており、バスアービタ523がバス権およ
びその優先順位を管理している。ここでバスマスタにな
るデバイスは、CPU502と、ネットワークインタフ
ェース505と、スキャナ用バッファモジュール520
と、プリンタ用バッファモジュール524との4つにな
る。
【0068】優先順位は、スキャナエンジン501もプ
リンタエンジン526も共にリアルタイムに画像データ
を転送し、自由に転送を止められる構成にはなっていな
いので、高く設定しなければならない。ここでは、2つ
のグループに分けられる。スキャナ用バッファモジュー
ル520とプリンタ用バッファモジュール524の第1
優先グループと、CPU502とネットワークインタフ
ェース505の第2優先グループである。これらのグル
ープ内では、バス権獲得の優先順位はローテーションで
回るように構成してある。
【0069】優先順位の高いデバイスがバス権を必要と
する時、いつでもCPUバス221上にアクセスできる
わけではない。図10に示すように、CPUバス221
上でのスキャナ画像データの転送は、図10にSで示す
ように、ほぼ等間隔で行われているが、あるデバイスが
アクセスしている最中(図10に2202で示す)は、
バス上にアクセスすることはできない。バスアービタ
は、最優先である同期/非同期変換バッファモジュール
220がバス権を獲得すれために要求を出してきた場
合、すぐにバス権を与えられる。しかし、同期/非同期
変換バッファモジュール220はCPUバス221上の
アクセス状況を監視し、他のデバイスが使用中でないこ
とを確認できてから初めてバス上にアクセスを起すこと
ができる。この時、問題になるのが、長い時間、バスを
占有するデバイスがあった場合に、止められないスキャ
ナやプリンタの画像データ転送を妨害してしまうことで
ある。
【0070】もしも、スキャナやプリンタの画像データ
転送を止めてしまうほど長く、バスを占有するデバイス
があった場合には、スキャナから読み込んだ画像はデー
タが欠落し、プリンタ出力画像はその間ごみデータを出
力することになり、画像に欠陥が生じる。
【0071】次に、図10を参照して同期/非同期変換
バッファモジュール220の容量の決定方法を説明す
る。同期/非同期変換バッファモジュール220の容量
(Cb)は、CPUバス221上のデバイスの最大バス
占有時間(Ta)と、スキャナやプリンタ用のDMA転
送のバス占有時間(Tr1)と、1回のDMAで転送さ
れるスキャナ/プリンタ画像データの転送量がクロック
同期系の中で占める時間(Tr2)と、1回のDMAで
転送される画像データ容量(Cr)との間には、 Ta < N×(Tr2−Tr1) の関係がある。この関係が成り立つ最小のN(定数)を
求める。同期/非同期変換バッファモジュール220の
最小容量(Cb)は、 Cb = N×Cr で得られる。
【0072】リモートコピー動作原稿をセットしてスタ
ートキー3002(図7)を押せば、原稿読み取りが始
まる。原稿画像の読み取りはRAM203(図2)に記
憶されるので1回だけ行われ、1セット読み終わった後
に、白黒デジタル複合機2095(図1)に向けてネッ
トワーク101(図1)上に送信される。
【0073】ユーザは原稿が読み取られたら、その原稿
を持ち帰り、自分の管理サーバ103の前でコピージョ
ブが終了するのを待つ。プリント終了情報を白黒デジタ
ル複合機2095から受け取ったスキャナ102は、ジ
ョブ終了通知を出すために、ジョブステータス通知部2
09(図2)によってemailを用いてclient103@abcd.co
mに通知する。emailの内容は、図12に示すように、 送り主 scannerXXX@abcd.com ジョブNO job022304 当該ジョブが正常に終了 終了時刻 使用したユーザ名 client103 画像転送先 PrinterXXX 原稿画像枚数 18ページ 部数 50部 コピーサイズ A4 となっている。もし、このコピージョブ実行中に、エラ
ーが発生した場合には、図13にに示すように、email
メッセージが送られてくる。その内容は、 送り主 ScannerXXX@abcd.com ジョブNO job022304 当該ジョブの実行中にプリンタジャムが発生 エラー発生時刻 使用したユーザ名 client103 画像転送先 PrinterXXX 原稿画像枚数 18ページ 部数 50部 コピーサイズ A4 となっている。同様に、スキャナ側の原稿ジャム、プリ
ンタ用紙無し、プリンタトナー無し、画像転送先指定ミ
スの時等に発生する通信エラー情報等のemailが送られ
てくる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、同期画像入出力デバイスへ
のデータ転送を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す接続図である。
【図2】図1のスキャナ102の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の同期/非同期変換バッファモジュール2
20の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】図1の白黒レーザビームプリンタ2903の構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】図1の管理サーバ103の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】図1の白黒デジタル複合機2095の構成の構
成の一例を示すブロック図である。
【図7】図4の操作パネル308の上面を示す図であ
る。
【図8】図7のLCD表示部3001に表示される画面
の一例を示す図である。
【図9】ジョブ設定のための画面の一例を示す図であ
る。
【図10】データ転送を説明するための説明図である。
【図11】図4の同期/非同期変換バッファモジュール
320の一例を示すブロック図である。
【図12】emailの内容の一例を示す図である。
【図13】エラーが発生した場合のemailの内容の一例
を示す図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102 スキャナ 103 管理サーバ 201 スキャナエンジン 202 CPU 205 ネットワークインタフェース 220 同期/非同期変換バッファモジュール 223 バスアービタ 2095 白黒デジタル複合機 2902 カラーレーザビームプリンタ 2903 白黒レーザビームプリンタ 2904 ファクシミリ 2905 公衆回線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定周波数ビデオクロックを用いて画像
    データを転送するインタフェースを有する同期画像入出
    力手段と、非同期データ処理手段とをデータバスを介し
    て相互に接続した画像データ処理システムにおいて、 バス使用権獲得優先順位に従ってバス使用権を分配する
    バスアービタであって、前記同期画像入出力手段と前記
    非同期データ処理手段から同時にバス使用権獲得要求が
    あった場合に、該同期画像入力手段のバス権獲得優先順
    位を最も高く設定するバスアービタを備えたことを特徴
    とする画像データ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記同期画像入出力
    手段はイメージスキャナであることを特徴とする画像デ
    ータ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記同期画像入出力
    手段はプリンタであることを特徴とする画像データ処理
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記固定周波数ビデ
    オクロックはイメージスキャナのビデオクロックである
    ことを特徴とする画像データ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記固定周波数ビデ
    オクロックはプリンタのビデオクロックであることを特
    徴とする画像データ処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記同期画像入出力
    手段が複数ある場合、該同期画像入出力手段の優先順位
    をローテーションする手段をさらに備えたことを特徴と
    する画像データ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記非同期データ処
    理手段が複数ある場合、該非同期データ処理手段の優先
    順位をローテーションする手段をさらに備えたことをを
    特徴とする画像データ処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記データバスはP
    CIバスであることを特徴とする画像データ処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記非同期データ処
    理手段はCPUであることを特徴とする画像データ処理
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記非同期データ
    処理手段はネットワークであることを特徴とする画像デ
    ータ処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7681067B2 (en) 2006-07-04 2010-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Bus system
JP2013250622A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Oki Data Corp 画像処理装置

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