JP2001356853A - 画像処理装置および画像処理装置の状態表示制御方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の状態表示制御方法

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JP2001356853A
JP2001356853A JP2000175363A JP2000175363A JP2001356853A JP 2001356853 A JP2001356853 A JP 2001356853A JP 2000175363 A JP2000175363 A JP 2000175363A JP 2000175363 A JP2000175363 A JP 2000175363A JP 2001356853 A JP2001356853 A JP 2001356853A
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Akio Suzuki
朗夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変動する各デバイスの動作状況を操作部の同
一画面上でリアルタイムに把握することである。 【解決手段】 操作部により要求される画像処理ジョブ
または外部装置との通信により要求される画像処理ジョ
ブに基づき、複数のデバイスを組み合わせて機能が異な
る画像処理を行う際に、各画像処理ジョブの実行状態を
監視して、コントローラユニット内のCPUにより各デ
バイスの動作状況を操作部の同一画面1201上に一覧
表示させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部により要求
される画像処理ジョブまたは外部装置との通信により要
求される画像処理ジョブに基づき、複数のデバイスを組
み合わせて機能が異なる画像処理を行う画像処理装置お
よび画像処理装置の状態表示制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像制御装置を介して伝送媒
体によって画像入力装置と複数の画像出力装置が接続さ
れた画像形成システム、例えばCCDラインセンサ等の
光電変換素子を用いて原稿を1ライン毎画素単位に主走
査読み取りを行うと共に、主走査方向に対して垂直な方
向にラインセンサと原稿を相対的に移動させることによ
り、電気的に読まれた画像を伝送媒体によって接続され
たレーザビームプリンタ等で出力する画像形成システム
が提案されており、特に重連と呼ばれる単独の画像入力
装置(スキャナ)と複数の画像出力装置(プリンタ)が
ネットワークによって接続された画像形成システムが知
られている。
【0003】そして、上記ネットワーク接続された画像
形成システムでは多岐にわたるコンポーネントが搭載さ
れているので、それぞれの動作状況は、操作部等にメッ
セージをトグル表示することにより確認可能に構成され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ユーザの要求が多彩になってきているため、また、ネッ
トワーク技術が発達したため、画像形成システムに搭載
されるコンポーネントも、従来のシステムに比べて多岐
にわたっている。
【0005】さらに、操作表示部も大画面液晶タッチパ
ネルを使用して、さらにはカラー化もすすめられ、複数
のコンポーネントの動作状況をリアルタイムに表示して
いるが、同一画面上ですべてのコンポーネントの動作状
況を同時に一覧表示/確認することはできておらず、ユ
ーザには判りづらく利便性が悪い等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、各デバイス毎の動作
状況をアニメーションとメッセージを用いて、同一画面
上に同時に一覧表示することによって、ユーザによる簡
単な操作で、各コンポーネントの動作状況を視覚的、か
つリアルタイムに1画面上で全てを把握することがで
き、且つ、ユーザが意図する所望の画像処理に対する操
作性をも向上できる利便性に優れた画像処理装置および
画像処理装置の状態表示制御方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、操作部により要求される画像処理ジョブまたは外部
装置との通信により要求される画像処理ジョブに基づ
き、複数のデバイスを組み合わせて機能が異なる画像処
理を行う画像処理装置であって、各画像処理ジョブの実
行状態を監視して、各デバイスの動作状況を前記操作部
の同一画面上に一覧表示させるデバイス状態表示手段
(図2に示すCPU102が操作部インタフェース10
7を介して操作部112のLCD表示部に表示する表示
処理機能に相当)を設けたものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記デバイス
状態表示手段は、同一画面上に一覧表示されるデバイス
毎の動作状況を、各デバイス毎に割り当てられた所定の
デバイス表示領域に表示するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記デバイス
状態表示手段は、異なるメッセージと特定のアイコンと
により各デバイスの動作状況を一覧表示するものであ
る。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記デバイス
状態表示手段は、各デバイスの動作状況を各機能の動作
状況に応じて1つ以上のデバイスの動作として一覧表示
するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記デバイス
状態表示手段は、各デバイスの動作状況を複数の機能の
動作状況として同時に一覧表示するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、操作部により
要求される画像処理ジョブまたは外部装置との通信によ
り要求される画像処理ジョブに基づき、複数のデバイス
を組み合わせて機能が異なる画像処理を行う画像処理装
置の状態表示制御方法であって、各画像処理ジョブの実
行状態を監視して、各デバイスの動作状況を前記操作部
の同一画面上に一覧表示させるデバイス状態表示工程
(図16に示すステップ(1)〜(7)に相当)を設け
たものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記デバイス
状態表示工程は、同一画面上に一覧表示されるデバイス
毎の動作状況を、各デバイス毎に割り当てられた所定の
デバイス表示領域に表示するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記デバイス
状態表示工程は、異なるメッセージと特定のアイコンと
により各デバイスの動作状況を一覧表示するものであ
る。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記デバイス
状態表示工程は、各デバイスの動作状況を各機能の動作
状況に応じて1つ以上のデバイスの動作として一覧表示
するものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記デバイ
ス状態表示工程は、各デバイスの動作状況を複数の機能
の動作状況として同時に一覧表示するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面を参
照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る画像処理装置を適用
可能な画像形成システムの全体構成を説明する図であ
る。
【0019】図1において、301は画像処理装置本体
(画像処理装置)で、後述するスキャナとプリンタから
構成され、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリ
アネットワーク308(以下LAN)に流したり、LA
N308から受信した画像をプリンタによりプリントア
ウトできる。
【0020】また、スキャナから読み込んだ画像を図示
しないFAX送信手段により、PSTNまたはISDN
315に送信したり、PSTNまたはISDN315か
ら受信した画像をプリンタによりプリントアウトでき
る。
【0021】302はデータベースサーバで、画像処理
装置301により読み込んだ2値画像及び多値画像をデ
ータベースとして管理する。303はデータベースクラ
イアントで、データベースサーバ302に保存されてい
る画像データを開覧/検索等できる。
【0022】304は電子メールサーバで、画像処理装
置301により読み取った画像を電子メールの添付とし
て受け取ることができる。305は電子メールのクライ
アントで、電子メールサーバ304の受け取ったメール
を受信し閲覧したり、電子メールを送信したり可能であ
る。
【0023】306はHTML文書をLAN308に提
供するWWWサーバで、画像処理装置301によりWW
Wサーバで提供されるHTML文書をプリントアウトで
きる。307はルータでLAN308をインターネット
/イントラネット310と連結する。インターネット/
イントラネット310に、前述したデータベースサーバ
302、WWWサーバ306、電子メールサーバ30
4、画像処理装置301と同様の装置が、それぞれデー
タベースサーバ311、WWWサーバ312、電子メー
ルサーバ313、画像処理装置314として連結してい
る。
【0024】一方、画像処理装置301は、PSTNま
たはISDN(315)を介して、外部のFAX装置3
16と送受信可能になっている。また、LAN308上
にプリンタ317も連結されており、画像処理装置30
1により読み取った画像をプリントアウト可能なように
構成されている。
【0025】図2は、本発明の第1実施形態を示す画像
処理装置の制御構成を説明するブロック図である。
【0026】図において、101はコントロールユニッ
トで、操作部112とのI/F,スキャナ119,プリ
ンタ123とのI/Fを備え、各種の画像処理およびデ
ータ通信等を総括的に制御する。そして、画像入力デバ
イスであるスキャナ119や画像出力デバイスであるプ
リンタ123と接続し、一方ではLAN111や公衆回
線(WAN)117と接続することで、画像情報やデバ
イス情報の入出力を行う。
【0027】コントロールユニット101において、1
02はCPUで、ROM104又は図示しないその他の
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、システム
全体を制御するコントローラである。103はRAM
で、CPU102が動作するためのシステムワークメモ
リであり、画像データを一時記憶するための画像メモリ
でもある。ROM104は、ブートROMであり、シス
テムのブートプログラムが格納されている。
【0028】105はHDD(ハードディスクドライ
ブ)で、システムソフトウエア,画像データ等を格納す
る。107は操作部I/Fで、操作部112に表示する
画像データを操作部112に対して出力する。また、操
作部112から本システム使用者が入力した情報を、C
PU102に伝える役割をする。
【0029】なお、HDD105又は図示しないその他
の記憶媒体には、LAN111,WAN117上の各画
像出力装置の機能(モノクロ/カラー,印刷速度)や、
各画像出力装置の物理的位置や、各画像出力装置へのデ
ータ到達速度等が格納されている。
【0030】110はネットワーク制御部(Netwo
rk)で、LAN111に接続し、情報の入出力を行
う。なお、上述したHDD105には、ネットワーク
(LAN111)に接続されているノードに関する画像
出力速度,設置位置などの情報がアドレス毎に保存され
ている。
【0031】116はモデム(MODEM)で、公衆回
線117に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイ
スがシステムバス108上に配置される。
【0032】106はイメージバスインタフェース(I
mage BusI/F)で、システムバス108と画
像データを高速で転送する画像バス109を接続し、デ
ータ構造を変換するバスブリッジである。画像バス10
9は、PCIバスなどの高速バスで構成される。
【0033】なお、画像バス109上には以下のデバイ
スが配置される。118はラスターイメージプロセッサ
(RIP)で、ページ記述言語で記載されたコード(P
DLコード)をビットマップイメージに展開する。11
3はデバイスI/F部で、画像入力デバイスであるスキ
ャナ119や画像出力デバイスであるプリンタ123と
コントローラ101とを接続し、画像データの同期系/
非同期系の変換を行う。
【0034】121はスキャナ画像処理部で、入力画像
データに対し補正,加工,編集を行う。122はプリン
タ画像処理部で、プリント出力画像データに対して、プ
リンタ123の補正、解像度変換等を行う。114は画
像回転部で、画像データの回転を行う。115は画像圧
縮部で、多値画像データはJPEG,2値画像データは
JBIG,MMR,MHへの圧縮伸長処理を行う。
【0035】なお、CPU102は、ビデオバス124
を介してプリンタ123のエラー情報を検出(例えば、
プリンタ123に状態を問合せて検出)することができ
る。
【0036】図3は、図1に示した画像処理装置の外観
を説明する図である。
【0037】図3において、画像入力デバイスであるス
キャナ119は、原稿となる紙上の画像を照明し、CC
Dラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタ
ーイメージデータ120として電気信号に変換する。
【0038】原稿用紙は原稿フィーダ201のトレイ2
02にセットし、装置使用者が操作部112から読み取
り起動指示することにより、図2のコントロールユニッ
ト101のCPU102がスキャナ119に指示を与え
(120)、フィーダ201は原稿用紙を1枚ずつフイ
ードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0039】画像出力デバイスであるプリンタ123
は、ラスターイメージデータ124を用紙上の画像に変
換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベ
ルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからイン
クを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェッ
ト方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動
作の起動は、CPU102からの指示124によって開
始する。プリンタ123には、異なる用紙サイズまたは
異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持
ち、それに対応した用紙カセット203、204、20
5、206がある。また、排紙トレイ207は印字し終
わった用紙を受けるものである。
【0040】<スキャナ画像処理部>図4は、図2に示
したスキャナ画像処理部121の構成を説明するブロッ
ク図であり、図2と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0041】図において、401は画像バスI/Fコン
トローラで、画像バス109と接続し、そのバスアクセ
スシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理部1
21内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させ
る。
【0042】402はフィルタ処理部で、空間フィルタ
でコンポリューション演算を行う。403は編集部で、
例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領
域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影
つけ,網掛け,ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0043】404は変倍処理部で、読み取り画像の解
像度を変える場合にラスターイメージの主走査方向につ
いて補間演算を行い拡大,縮小を行う。副走査方向の変
倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)
を走査する速度を変えることで行う。
【0044】405はテーブル変換部で、読み取った輝
度データである画像データを濃度データに変換するため
に行うテーブル変換である。406は2値化処理部で、
多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やス
クリーン処理によって2値化処理する。2値化処理部4
06での2値化処理が終了した画像データは、再び画像
バスI/Fコントローラ401を介して、画像バス10
9上に転送される。
【0045】<プリンタ画像処理部>図5は、図2に示
したプリンタ画像処理部122の構成を説明するブロッ
ク図であり、図2と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0046】図において、501は画像バスI/Fコン
トローラで、画像バス109と接続し、そのバスアクセ
スシーケンスを制御する働きと、プリンタ画像処理部1
22内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させ
る。
【0047】502は解像度変換部で、LAN111あ
るいは公衆回線117から来た画像データを、プリンタ
123の解像度に変換するための解像度変換を行う。5
03はスムージング処理部で、解像度変換後の画像デー
タのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のが
さつき)を滑らかにする処理を行う。
【0048】<画像圧縮部>図6は、図2に示した画像
圧縮部115の構成を説明するブロック図であり、図2
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0049】図において、601は画像バスI/Fコン
トローラで、画像バス109と接続し、そのバスアクセ
スシーケンスを制御する働き、入力バッファ602,出
力バッファ605とのデータのやりとりを行うためのタ
イミング制御及び、画像圧縮部603に対するモード設
定などの制御をRAM604を介して行う。
【0050】以下、画像圧縮処理動作について説明す
る。
【0051】画像バス109を介して、CPU102か
ら画像バスI/Fコントローラ601に画像圧縮制御の
ための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコン
トローラ601は画像圧縮部603に対して画像圧縮に
必要な設定(たとえばMMR圧縮,JBIG伸長等の設
定)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU10
2から画像バスI/Fコントローラ601に対して画像
データ転送の許可を行う。
【0052】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ601はRAM103もしくは画像バス109上の
各デバイスから画像データの転送を開始する。受け取っ
た画像データは入力バッファ602に一時格納され、画
像圧縮部603の画像データ要求に応じて一定のスピー
ドで画像を転送する。
【0053】この際、入力バッファ602は画像バスI
/Fコントローラ601と、画像圧縮部603両者の間
で、画像データを転送できるかどうかを判断し、画像バ
ス109からの画像データの読み込み及び、画像圧縮部
603への画像の書き込みが不可能である場合は、デー
タの転送を行わないような制御を行う(以後このような
制御をハンドシュークと呼称する)。
【0054】画像圧縮部603は受け取った画像データ
を、一旦RAM604に格納する。これは画像圧縮を行
う際には行う画像圧縮処理の種類によって、数ライン分
のデータを要するためであり、最初の1ライン分の圧縮
を行うためには数ライン分の画像データを用意してから
でないと画像圧縮が行えないためである。
【0055】画像圧縮を施された画像データは直ちに出
力バッファ605に送られる。出力バッファ605で
は、画像バスI/Fコントローラ601及び画像圧縮部
603とのハンドシェークを行い、画像データを画像バ
スI/Fコントローラ601に転送する。画像バスI/
Fコントローラ601では転送された圧縮(もしくは伸
長)された画像データをRAM103もしくは画像バス
109上の各デバイスにデータを転送する。
【0056】こうした一連の処理は、CPU102から
の処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終
わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求が
出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返さ
れる。
【0057】<画像回転部>図7は、図2に示した画像
回転部114の構成を説明するブロック図であり、図2
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0058】図において、701は画像バスI/Fコン
トローラで、画像バス109と接続し、そのバスシーケ
ンスを制御する働き、画像回転部114にモード等を設
定する制御及び、画像回転部114に画像データを転送
するためのタイミング制御を行う。
【0059】以下、画像回転処理動作について説明す
る。
【0060】画像バス109を介して、CPU102か
ら画像バスI/Fコントローラ701に画像回転制御の
ための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコン
トローラ701は画像回転部702に対して画像回転に
必要な設定(例えば、画像サイズや回転方向,角度等の
設定)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU1
02から画像バスI/Fコントローラ701に対して画
像データ転送の許可を行う。
【0061】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ701はRAM103もしくは画像バス109上の
各デバイスから画像データの転送を開始する。なお、こ
こでは、32bitを画像バスI/Fコントローラ70
1によるRAM103もしくは画像バス109上の各デ
バイスからの画像データ転送サイズとし、回転を行う画
像サイズを32×32(bit)とする。また、画像バ
ス109上に画像データを転送させる際に32bitを
単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2値
を想定する)。
【0062】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の32bit単位のデータ転送
を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画
像データを転送する必要がある(後述する図9参照)。
【0063】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM103に書き込まれる。例えば、90度
反時計方向回転であれば、最初に転送された32bit
の画像データを、後述する図10に示すようにY方向に
書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すこと
で、画像が回転される。
【0064】32×32(bit)の画像回転(RAM
103への書き込み)が完了した後、画像回転部702
はRAM103から上述した読み出し方法で画像データ
を読み出し、画像バスI/Fコントローラ701に画像
を転送する。
【0065】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ701は、連続アドレッシン
グをもって、RAM103もしくは画像バス109上の
各デバイスにデータを転送する。
【0066】こうした一連の処理は、CPU102から
の処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終
わるまで)、繰り返される。
【0067】図8は、図7に示した画像バスI/Fコン
トローラ701による不連続なアドレスからの画像デー
タ転送を説明する図である。
【0068】図において、900は転送元のメモリで、
901は、メモリ900内の32×32(bit)の画
像データである。
【0069】図に示すように、32×32(bit)の
画像を得るために、例えば、転送元アドレス値「100
000h(hは16進数表記を示す)」から32bit
(X方向に32bit),転送元アドレス値「1010
00h」から32bit,転送元アドレス値「1020
00h」から32bit,転送元アドレス値「1030
00h」から32bit,……,転送元アドレス値「1
1F000h」から32bitのように、32bit単
位のデータ転送を不連続なアドレスから32回行う。
【0070】図9は、図7に示した画像回転部702に
よる画像回転処理を説明する図である。
【0071】図に示すように、不連続アドレッシングに
より転送された画像データを、読み出し時に所望の角度
に回転されているように、RAM103に書き込む。例
えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送され
た32bitの画像データを、Y方向に書き込んでい
く。次に、転送された32bitの画像データを、最初
に転送された画像データを書き込んだアドレスより
「1」大きいアドレスより、Y方向に書き込んでいき、
以後、これを繰り返す。全ての画像データの転送が完了
したら、読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が
回転される。
【0072】<デバイスI/F部>図10は、図2に示
したデバイスI/F部113の構成を説明するブロック
図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0073】図において、1001は画像バスI/Fコ
ントローラで、画像バス109と接続し、そのバスアク
セスシーケンスを制御する働きと、デバイスI/F部1
13内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させ
る。また、外部のスキャナ119及びプリンタ123へ
の制御信号を発生させる。
【0074】1002はスキャンバッファで、スキャナ
119から送られてくる画像データを一時保存し、画像
バス109に同期させて画像データを出力する。100
3はシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部で、ス
キャンバッファ1002に保存された画像データを順番
に並べて、あるいは分解して、画像バス109に転送で
きる画像データのデータ幅に変換する。
【0075】1004はパラレルシリアル・シリアルパ
ラレル変換部で、画像バス109から転送された画像デ
ータを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッ
ファ1005に保存できる画像データのデータ幅に変換
する。
【0076】プリントバッファ1005は、画像バス1
09から送られてくる画像データを一時保存し、プリン
タ123に同期させて画像データを出力する。
【0077】以下、画像スキャン時の処理手順について
説明する。
【0078】スキャナ119から送られてくる画像デー
タをスキャナ119から送られてくるタイミング信号に
同期させて、スキャンバッファ1002に保存する。そ
して、画像バス109がPCIバスの場合には、バッフ
ァ内に画像データが32ビット以上入ったときに、画像
データを先入れ先出しで32ビット分、バッファからシ
リアルパラレル・パラレルシリアル変換部1003に送
り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/F
コントローラ1001を通して画像バス109上に転送
する。
【0079】また、画像バス109がIEEE1394
の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換部1003に送り、シリアル画像データに変換し、
画像バスI/Fコントローラ1001を通して画像バス
109上に転送する。
【0080】以下、画像プリント時の処理手順について
説明する。
【0081】画像バス109がPCIバスの場合には、
画像バスから送られてくる32ビットの画像データを画
像バスI/Fコントローラ1001で受け取り、パラレ
ルシリアル・シリアルパラレル変換部1004に送り、
プリンタ123の入力データビット数の画像データに分
解し、プリントバッファ1005に保存する。
【0082】また、画像バス109がIEEE1394
の場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画像
データを画像バスI/Fコントローラ1001で受け取
り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部100
4に送り、プリンタ123の入力データビット数の画像
データに変換し、プリントバッファ1005に保存す
る。
【0083】そして、プリンタ123から送られてくる
タイミング信号に同期させて、バッファ内の画像データ
を先入れ先出しで、プリンタ123に送る。
【0084】図11は、図2に示した操作部112の構
成を説明する平面図である。
【0085】図11において、1101は操作部本体、
1102はLCD表示部で、LCD上にタンチパネルシ
ートが貼られており、システムの操作画面を表示すると
ともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を
CPU102に伝える。
【0086】1103はスタートキーで、原稿画像の読
取り動作を開始する時などに押下指示される。スタート
キー1103の中央部には、緑と赤の2色LEDがあ
り、その色によってスタエトキーが使える状態にあるか
どうかを示す。
【0087】1104はストップキーで、稼働中の動作
を止める働きをする。1105はIDキーで、使用者の
ユーザIDを入力するときに押下指示する。1106は
リセットキーで、操作部1101からの設定を初期化す
るときに押下指示する。この際、オフセットされている
初期設定画面が表示されるものとする。
【0088】図12は、図11に示したLCD表示部1
102に表示される設定画面の一例を示す図であり、本
実施形態におけるLCD表示部1102に表示される操
作画面1201は、Copy/Send/Retrie
ve/Tasks/Managenent/Confi
gurationの6つの大きなカテゴリーに分かれて
おり、これらは操作画面1201上の上部に表示される
6つのメインタブ1202〜1207がそれぞれCOP
Y/SEND/RETREIVE/TASKS/MGM
T/CONFIGに対応している。
【0089】これらのメインタブ1202〜1207を
押下指示することにより、各カテゴリの画面への切り替
えが行われる。他カテゴリヘの切り換えが許可されない
場合は、メインタブ1202〜1207の表示色が変わ
り、メインタブ1202〜1207を押しても反応しな
い。
【0090】図において、Copyは自機が有するスキ
ャナ119とプリンタ123を使用して通常のドキュメ
ン卜複写を行う機能と、自機が有するスキャナ119と
ネットワークで接続されたプリンタ123を使用してド
キュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含
む。
【0091】Sendは自機が有するスキャナ119に
置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリン
タ、ファックス、ファイル転送(FTP)およびデータ
ベースに転送する機能であり、宛先を複数指定すること
が可能である。
【0092】Retrieveは外部にあるドキュメン
トを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能であ
る。ドキュメントの取得手段としてWWW、電子メー
ル、ファイル転送およびファックスの使用が可能であ
る。
【0093】Tasksはファックスやインターネット
プリントなどの外部から送られるドキュメントを自動処
理し、定期的にRetrieveを行うためのタスクの
生成、管理を行う。
【0094】Managenentはジョブ・アドレス
帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情報など
の管理を行う。
【0095】Configurationでは自機に関
しての設定(ネットワーク、時計など)を行う。
【0096】図13,図14は、図12に示された操作
画面1201上に表示されるシステムコンポーネント状
態画面の一例を示す図であり、画像形成システムに含ま
れる各デバイス毎の動作状況を、アニメーション表示機
能とメッセージ表示機能とを用いて同一画面上に同時に
並列的に一発表示した状況に対応する。
【0097】図13,図14において、1301〜13
06は画像形成システムに含まれる各コンポーネント毎
の動作状況を表すための表示部分である。すなわち、1
301は状態表示部で、スキャナデバイスを使用するコ
ピー・送信などのスキャンが必要なコンポーネントの動
作状況を表示する。この時に、スキャン動作が行われて
いれば、1301から図13の真中にあるマシンの図の
スキャナの絵についている印がブリンクする。1302
は状態表示部で、プリンタデバイスを使用するコピー・
レポートプリント・受信プリントなどのプリントが必要
なコンポーネントの動作状況を表示する。この時に、プ
リント動作が行われていれば、状態表示部1302から
図13の真中にあるマシンの図のプリンタの絵について
いる印がブリンクする。
【0098】1303は状態表示部で、外部の画像形成
システムからのリモートコピー指示があった場合に、プ
リンタデバイスを使用するときに動作状況を表示する。
この時に、リモートコピーが行われていれば、図13の
真中にあるマシンの図から1303へパイプ内を印が流
れるように表示される。
【0099】1304は状態表示部で、ファクスデバイ
スを使用するファクスの送受信のコンポーネント動作状
況を表示する。この時に、ファクスの送信が行われてい
れば、図13の真中にあるマシンの図から状態表示部1
304へパイプ内を印が流れるように表示される。ファ
クスの受信が行われていれば、状態表示部1304から
図13の真中にあるマシンの図へパイプ内を印が流れる
ように表示される。
【0100】1305は状態表示部で、ネットワークを
通じて画像形成システムに送られてくるジョブについて
ネットワークデバイスを使用して受信することが必要な
コンポーネントの動作状況を表示する。この時に、ネッ
トワーク受信が行われていれば、1305から図13の
真中にあるマシンの図へパイプ内を印が流れるように表
示される。
【0101】1306は状態表示部で、ネットワークを
通じて画像形成システムから外部機器へ送るジョブにつ
いてネットワークデバイスを使用して送信することが必
要なコンポーネントの動作状況を表示する。この時に、
ネットワーク送信が行われていれば、図13の真中にあ
るマシンの図から状態表示部1306へパイプ内を印が
流れるように表示される。
【0102】1307は状態表示部で、本画像形成シス
テムにおける紙情報・メモリ残量・エラー状況を表す部
分であり、リアルタイムに変動する残量を表せる部分で
ある。
【0103】1308はコピー履歴呼び出しキーで、コ
ピージョブのジョブリスト,ジョブ履歴を表示する際に
押下指示される。1309はネットワーク送信履歴呼び
出しキーで、送信時の送信ジョブのジョブリスト,ジョ
ブ履歴を表示する際に押下指示される。
【0104】1310はファックス履歴呼び出しキー
で、ファクス時のジョブリスト,ジョブ履歴を表示する
際に押下指示される。1311はプリント履歴呼び出し
キーで、プリントジョブのジョブリスト,ジョブ履歴を
表示する際に押下指示される。
【0105】1312はネットワーク受信履歴呼び出し
キーで、受信時の送信ジョブのジョブリスト,ジョブ履
歴を表示する際に押下指示される。1313はデバイス
状況呼び出しキーで、各デバイスの状況を表す画面を表
示させる際に押下指示される。これらの画面はそれぞれ
のキーを押下することで切り替えが可能である。
【0106】なお、図13に示す例では、状態表示部1
301にスキャナでは送信ジョブの読込みが実行中であ
り、これは、「送信アイコン+送信ジョブ」と「読込
中」とで表示されている場合に対応する。この時に、状
態表示部1301から図13の真中にあるマシンの図の
スキャナの絵についている印がブリンクする。
【0107】また、状態表示部1302には、プリンタ
に対するコピージョブのプリントが実行中であり、これ
は、「コピーアイコン+コピージョブ」と「プリント
中」とで表示されている場合に対応する。この時に、状
態表示部1302から図13の真中にあるマシンの図の
プリンタの絵についている印がブリンクする。
【0108】さらに、状態表示部1304には、ファク
スに対するファクスジョブが受信中であり、これは、
「ファクスアイコン+ファクスジョブ」と「受信中」の
表示とで表示されている場合に対応する。この時に、状
態表示部1304から図13の真中にあるマシンの図へ
パイプ内を印が流れるように表示される。
【0109】この状況がすすむと、図14に示すように
複合処理機能実行の経過により、システム状況が表示内
容のように遷移し、プリンタを使用していたコピーは終
了して、ファクスの受信が完了したために、受信プリン
トジョブのプジントが実行され、「受信プリントアイコ
ン+受信ジョブ」と「プリント中」とで表示され、か
つ、スキャナを使用していた送信ジョブも終了して、ネ
ットワークを通じての送信が始まったため、ネットワー
ク送信部分にIFAXの送信が実行され、「IFAXア
イコン+IFAXジョブ」と「送信中」とで表示された
状態に対応する。この時には、状態表示部1304から
図13の真中にあるマシンの図へパイプ内を印が流れる
ように表示され、状態表示部1302から図13の真中
にあるマシンの図のプリンタの絵についている印がブリ
ンクし、図13の真中にあるマシンの図から状態表示部
1306へパイプ内を印が流れるように表示される。
【0110】以上のようにして、複数のデバイスの動作
状況を各コンポーネント毎にリアルタイムに同一操作画
面上に表せるようになる。
【0111】よって、ネットワーク接続された画像形成
システムにおいて、当該システムに含まれる各デバイス
毎の動作状況をアニメーションとメッセージを用いて、
各コンポーネント単位の動作状況の組み合わせとして、
デバイス毎に専用の場所に専用のアイコンを用いて、同
一画面上に同時に一覧表示することによって、操作者は
必要なときに各コンポーネントの動作状況をすべてリア
ルタイムに把握できるようになり、システムの操作性が
向上する。
【0112】〔第2実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、画像形成システムにおける各デバイス毎の動作状
況を、各コンポーネント単位の動作状況の組み合わせと
して、デバイス毎に専用の場所に専用のアイコンを用い
て、同一画面上にリアルタイムに一覧表示を行う場合に
ついて説明したが、画像形成システムの動作状況が、コ
ンポーネントの有無や故障状況によって、その表示内容
が切り替わるように構成してもよい。以下、その実施形
態について説明する。
【0113】図15は、本発明の第2実施形態を示す画
像処理装置におけるシステム動作状況表示画面の一例を
示す図であり、本システムとして、例えばオプション接
続可能なファクスボードが未装着の場合、あるいは、フ
ァクスボードが何らかの故障により使用できない場合の
デバイス状況操作画面例に対応する。
【0114】なお、第1実施形態に示した、図13の操
作画面例と比べての違いは、「ファクス専用の表示部
分」が非表示となり、その他の5つのデバイスの動作状
況を表す形になる。
【0115】また、ファクス時のファクスのジョブリス
ト・ジョブ履歴情報の表示を行うためのタブも省略され
て空欄になっている。
【0116】このため、本実施形態のように未装着の状
況表示では、ファクス情報に関しては、その内容を表示
する部分については、過去にジョブ履歴で存在していた
としても非表示とし、次に当該ボードが装着されるまで
はこの表示状態を保持する。
【0117】以上のようにして、複数のデバイスの動作
状況を各コンポーネント毎にリアルタイムに同一画面上
に表せるようになる。
【0118】よって、ネットワーク接続された画像形成
システムにおいて、当該システムに含まれる各デバイス
毎の動作状況をアニメーションとメンセージを用いて、
各コンポーネント装着の有無を考慮して、デバイス毎に
専用の場所に専用のアイコンを用いて、同一画面上に同
時に一覧表示することによって、操作者は必要なときに
各コンポーネントの動作状況をすべてリルタイムに把握
できるようになり、システムの操作性が向上する。
【0119】図16は、本発明に係る画像処理装置にお
けるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0120】先ず、ステップ(1)で、図12に示すよ
うな操作設定画面を表示している状態で、ステイタスキ
ーが押下指示されるのを待機し、ステイタスキーが押下
指示されることを検出した場合には、ステップ(2)へ
進み、各デバイス毎に管理される図示しないステイタス
テーブルを参照する。そして、ステップ(3)で、ステ
イタステーブルに基づき、各デバイス毎のメッセージ,
アイコンをROM104,ハードディスク105等より
ロードして、RAM103上に確保される操作画面表示
メモリに展開して、図13に示すような作業ジョブに関
連する全てのデバイスの状態をアイコンとメッセージで
一覧表示する。
【0121】次に、タイマ割込みやその他の割込みに従
い、CPU102がステイタステーブルの内容が変化し
ているかどうかを判定し(4)、変化していないと判定
した場合には、ステップ(6)以降へ進む。
【0122】一方、ステップ(4)で、ステイタステー
ブルの内容が変化していると判定した場合には、ステッ
プ(5)で、各デバイスの内容を更新して、図13に示
した各デバイス状態の一覧表示を図14に示した各デバ
イス状態の一覧表示へと更新表示する。
【0123】次に、ステップ(6)で、要求されている
全てのジョブが終了しているかどうかを判定して、いず
れかのジョブが実行中であると判定した場合には、ステ
ップ(4)へ戻って、ステイタス一覧表示処理を繰り返
す。
【0124】一方、ステップ(6)で、全ジョブが終了
していると判定した場合には、ステップ(7)へ進み、
図12に示したような操作設定初期画面へ切り替わり、
処理をリターンする。
【0125】上記実施形態によれば、ネットワーク接続
された画像形成システムにおいて、当該システムに含ま
れる各デバイス毎の動作状況をアニメーションとメンセ
ージを用いて、同一画面上に同時に一覧表示するので、
ユーザたる操作者は必要なときに各コンポーネントの動
作状況をすべてリアルタイムに1画面上で視認性よく把
握できるようになり、システムの操作性が向上する。
【0126】以下、図17に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像形成シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0127】図17は、本発明に係る画像処理装置を適
用可能な画像形成システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【0128】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0129】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0130】本実施形態における図16に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0131】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0132】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0133】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0134】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0135】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第10の発明によれば、操作部により要求される画像
処理ジョブまたは外部装置との通信により要求される画
像処理ジョブに基づき、複数のデバイスを組み合わせて
機能が異なる画像処理を行う画像処理装置において、各
画像処理ジョブの実行状態を監視して、各デバイスの動
作状況を前記操作部の同一画面上に一覧表示させるの
で、変動する各デバイスの動作状況を操作部の同一画面
上でリアルタイムに把握することができる。
【0137】また、同一画面上に一覧表示されるデバイ
ス毎の動作状況は、各デバイス毎に割り当てられた所定
のデバイス表示領域に表示するので、変動する各デバイ
スの動作状況を操作部の同一画面上で視認性よく、か
つ、リアルタイムに把握することができる。
【0138】さらに、前記デバイス状態表示手段は、異
なるメッセージと特定のアイコンとにより各デバイスの
動作状況を一覧表示するので、変動する各デバイスの動
作状況を操作部の同一画面上で確実に認知することがで
きる。
【0139】また各デバイスの動作状況を各機能の動作
状況に応じて1つ以上のデバイスの動作として一覧表示
するので、各デバイスの動作状況を同一の画面上で一目
で確認することができる。
【0140】また、各デバイスの動作状況を複数の機能
の動作状況として同時に一覧表示するので、複数の機能
の動作状況を同一の画面上で一目で確認することができ
る。
【0141】従って、ユーザによる簡単な操作で、各コ
ンポーネントの動作状況を視覚的、かつリアルタイムに
1画面上で画像処理に関わるデバイス動作状況の全てを
把握することができ、且つ、ユーザが意図する所望の画
像処理に対する操作性、かつ、利便性をも向上させるこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像形
成システムの全体構成を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示した画像処理装置の外観を説明する図
である。
【図4】図2に示したスキャナ画像処理部の構成を説明
するブロック図である。
【図5】図2に示したプリンタ画像処理部の構成を説明
するブロック図である。
【図6】図2に示した画像圧縮部の構成を説明するブロ
ック図である。
【図7】図2に示した画像回転部の構成を説明するブロ
ック図である。
【図8】図7に示した画像バスI/Fコントローラによ
る不連続なアドレスからの画像データ転送を説明する図
である。
【図9】図7に示した画像回転部による画像回転処理を
説明する図である。
【図10】図2に示したデバイスI/F部の構成を説明
するブロック図である。
【図11】図2に示した操作部の構成を説明する平面図
である。
【図12】図11に示したLCD表示部に表示される設
定画面の一例を示す図である。
【図13】図12に示された操作画面上に表示されるシ
ステムコンポーネント状態画面の一例を示す図である。
【図14】図12に示された操作画面上に表示されるシ
ステムコンポーネント状態画面の一例を示す図である。
【図15】本発明の第2実施形態を示す画像処理装置に
おけるシステム動作状況表示画面の一例を示す図であ
る。
【図16】本発明に係る画像処理装置におけるデータ処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像
形成システムで読み出し可能な各種データ処理プログラ
ムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
101 コントローラユニット 102 CPU 103 RAM 104 ROM 105 HDD 106 Image BusI/F 107 操作部I/F 108 システムバス 109 画像バス 110 Network 111 LAN 112 操作部 113 デバイスI/F部 114 画像回転部 115 画像圧縮部 116 MODEM 117 公衆回線 118 ラスターイメージプロセッサ部 119 スキャナ 121 スキャナ画像処理部 122 プリンタ画像処理部 123 プリンタ 201 原稿フィーダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部により要求される画像処理ジョブ
    または外部装置との通信により要求される画像処理ジョ
    ブに基づき、複数のデバイスを組み合わせて機能が異な
    る画像処理を行う画像処理装置であって、 各画像処理ジョブの実行状態を監視して、各デバイスの
    動作状況を前記操作部の同一画面上に一覧表示させるデ
    バイス状態表示手段を設けたことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記デバイス状態表示手段は、同一画面
    上に一覧表示されるデバイス毎の動作状況を、各デバイ
    ス毎に割り当てられた所定のデバイス表示領域に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記デバイス状態表示手段は、異なるメ
    ッセージと特定のアイコンとにより各デバイスの動作状
    況を一覧表示することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記デバイス状態表示手段は、各デバイ
    スの動作状況を各機能の動作状況に応じて1つ以上のデ
    バイスの動作として一覧表示することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記デバイス状態表示手段は、各デバイ
    スの動作状況を複数の機能の動作状況として同時に一覧
    表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 操作部により要求される画像処理ジョブ
    または外部装置との通信により要求される画像処理ジョ
    ブに基づき、複数のデバイスを組み合わせて機能が異な
    る画像処理を行う画像処理装置の状態表示制御方法であ
    って、 各画像処理ジョブの実行状態を監視して、各デバイスの
    動作状況を前記操作部の同一画面上に一覧表示させるデ
    バイス状態表示工程を設けたことを特徴とする画像処理
    装置の状態表示制御方法。
  7. 【請求項7】 前記デバイス状態表示工程は、同一画面
    上に一覧表示されるデバイス毎の動作状況を、各デバイ
    ス毎に割り当てられた所定のデバイス表示領域に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記デバイス状態表示工程は、異なるメ
    ッセージと特定のアイコンとにより各デバイスの動作状
    況を一覧表示することを特徴とする請求項6記載の画像
    処理装置の状態表示制御方法。
  9. 【請求項9】 前記デバイス状態表示工程は、各デバイ
    スの動作状況を各機能の動作状況に応じて1つ以上のデ
    バイスの動作として一覧表示することを特徴とする請求
    項6記載の画像処理装置の状態表示制御方法。
  10. 【請求項10】 前記デバイス状態表示工程は、各デバ
    イスの動作状況を複数の機能の動作状況として同時に一
    覧表示することを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置の状態表示制御方法。
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