JP4136546B2 - 画像処理装置および画像処理装置のカウンタ管理方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置のカウンタ管理方法およびプログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み込み機能,画像形成機能等の画像処理機能を有する画像処理装置および画像処理装置のカウンタ管理方法およびプログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機やプリンタ等の画像処理装置においては、機器のスキャナ,プリンタの動作回数をカウントし、機器動作回数を確認する目的で、トータルカウンタ,部門カウンタ,部品カウンタ,機能別カウンタ等の各種のカウンタが設けられている。
【0003】
上記トータルカウンタとは、機器の出荷後の累積動作回数を保持する目的のカウンタであり、用紙の搬送部分で機械的に枚数をカウントするメカカウンタ、あるいはソフト的にプリント枚数あるいは画像形成した面数をカウントして不揮発性記憶装置にカウンタデータを保持するソフトカウンタとして実施されている。
【0004】
このトータルカウンタは、機器のプリンタエンジンのハード的な寿命に対する指標となるとともに、コピー一枚に対して単価を設定し、カウント枚数に応じてユーザにメンテナンス料金を請求するための課金カウンタとしても利用されている。
【0005】
部門管理機能では、部門別カウンタが用意されている。オフィスなど多数のユーザが機器を共有する環境では、ユーザ先の機器管理者が個人単位のユーザ、あるいは部署単位で機器の利用状況の管理、あるいは利用回数の制限ができると有用であり、そのために部門管理機能を具備することがある。
【0006】
この部門管理機能においては、機器に登録されたユーザ、あるいは部門別にプリント枚数のカウンタを保持しており、機器の動作に先だってユーザが入力した部門番号に基づき、該当するカウンタを特定し動作回数を部門別にカウントしていた。
【0007】
さらに、部門別にプリント枚数の上限値を設定可能とし、管理者がこの上限値を設定することで、部門別に機器利用の制限をかけることを可能としている場合もある。
【0008】
また、部門管理機能を備えた機器では、部門管理をより柔軟に行えるように、部門別のプリント枚数カウンタ値をゼロクリアし、リセットする機能を持つものもある。
【0009】
部品カウンタは、機器の動作にともない消耗、あるいは劣化する部品についてそれぞれの動作回数をカウントしておき、部品交換、あるいはメンテナンスの指標とするために用いられる。部品カウンタは通常一般ユーザには公開せず、サービスマンが機器メンテナンスを行う場合に参照、あるいは部品交換時にリセットされる。
【0010】
機能別カウンタは、特にスキャン、プリント、コピー、ファクシミリ(FAX)など複数の機能を備えたデジタル複写機において、各機能が使用された回数、さらに動作時のカラー、モノクロ、画質設定、画像レイアウト、出力部数、あるいは用紙の給紙カセット番号別にカウンタを設け、機器の利用状況を把握するために用いられる。機能別カウンタも通常一般ユーザには公開せず、サービスマン、あるいは機器製造会社が参照する情報として扱われる。
【0011】
さらに、主にサービスマンが機器のメンテナンス情報として利用するためのスキャン、プリント、機能別カウンタを備える機器もあるが、サービスマンのみが参照できるように一般ユーザに対しては公開していない。
【0012】
このように、特にデジタル複合機においては、さまざまな目的に応じて各種の機器動作回数をカウントするカウンタが実施されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複写機やプリンタが導入、利用される環境や稼動形態も多様化しており、既存のカウンタでは、機能的に不充分であるケースが生じている。
【0014】
例えば、不特定多数のお客が利用可能なように機器を設置され、お客が投入した金額に応じて機器動作可能とするコイン装置を接続した複写機、即ち書店やコンビニエンスストアなどに設置され稼動している場合である。
【0015】
このような場合、日、週、月など設置された店舗の都合による任意の期間中における機器動作状況を、サービスマンではなく、設置先の店員等が確認できると一日締め、週締め、などの集計、あるいはコイン装置から集金した実際の売上金額とのチェック等が可能となり、機器設置店舗にとって非常に有用で、店舗における機器運用の利便性が向上する。そのため、任意期間における機器動作を、設置先の店員等の操作により、カウント,集計させたいという要望があった。
【0016】
しかし、従来の画像処理装置では、トータルカウンタが機器の動作の累計値であるため、任意期間中の動作回数を知るには、前回確認時のトータル値を記録しておき、確認時のトータルカウンタ値との差分を計算するという手間がかかるうえに、手作業でカウンタ値を記録する必要があるため間違いがおきやすく、正確さという点でも問題であった。
【0017】
また、部門カウンタ、部品カウンタ等のカウンタも、上記のような用途で使用するにはカウンタの目的が異なり、また設置先店舗の店員を含むユーザには公開していないカウンタも多く、機器設置先の店舗で一日締め、週締め、のような任意期間中における機器動作状況集計を、サービスマンではなく店員が行うことができないという問題点があった。
【0018】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、設置先の機器管理者等が、簡単な操作により、所望する任意の期間におけるプリント,スキャンのカウンタ情報を集計させることができる仕組を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、1つ以上の画像処理機能(図1に示すスキャナ2070,プリンタ2095,モデム2050)を有する画像処理装置において、前記画像処理機能による動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値(図70〜図72)を記憶する不揮発性記憶手段(図1に示すHDD2004)と、前記画像処理機能の動作に応じて、該動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値をカウントアップし、前記不揮発性記憶手段に保持させる第1の制御手段(図1に示すCPU2001により実行される図12に示すカウンタモジュール1530,図77のステップS902)と、前記不揮発性記憶手段からカウンタ値を取得し、該取得したカウンタ値を出力させるとともに、該出力させた前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットさせる第2の制御手段(図1に示すCPU2001により実行される図77のステップS903〜S905)と、前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行する第1モードと前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行しない第2モードとを選択的に設定可能にする設定手段と、を有し、前記第2の制御手段は、前記第1モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させると共に該カウンタ値のリセットを実行させ、前記第2モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値の出力は実行させるが該カウンタ値のリセットは実行させず、且つ、前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させる場合に、前記第1モードと前記第2モードのどちらのモードが設定されているかをユーザにより特定可能にする前記設定手段による設定結果も出力させる、ことを特徴とする。
【0020】
本発明に係る第2の発明は、前記1つ以上の画像処理機能は、画像データをメディア上に画像形成するプリント出力機能(図1に示すプリンタ2095)を含み、前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値と前記設定結果をプリント出力させることを特徴とする。
【0021】
本発明に係る第3の発明は、前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置に送信出力させることを特徴とする。
【0022】
本発明に係る第4の発明は、前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を前記外部装置に送信出力させるとともに、該送信出力したカウンタ値を正常受信した旨の返信を前記外部装置より受信した場合のみ、前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットすることを特徴とする。
【0025】
本発明に係る第の発明は、前記設定手段は、前記第1モードと前記第2モードのうちの前記画像処理機能を指示可能な操作部(図3に示す操作部2012)から指示されたモードを設定することを特徴とする。
【0026】
本発明に係る第の発明は、前記設定手段は、前記第1モードと前記第2モードのうちの所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置(図75に示す機器情報管理サーバ1021,1002)から指示されたモードを設定することを特徴とする。
【0027】
本発明に係る第の発明は、前記1つ以上の画像処理機能は、画像を読み込み電子化した画像データとして格納可能な読み込み機能(図1に示すスキャナ2070),画像データを公衆回線を介して送受信する通信機能(図1に示すモデム2050)を含むことを特徴とする。
【0028】
本発明に係る第の発明は、1つ以上の画像処理機能と、前記画像処理機能による動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値を記憶する不揮発性記憶手段とを有する画像処理装置のカウンタ管理方法において、前記画像処理機能の動作に応じて、該動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値をカウントアップし、前記不揮発性記憶手段に保持させるカウントアップ工程(図77のステップS902)と、前記不揮発性記憶手段からカウンタ値を取得し、該取得したカウンタ値を出力させるとともに、該出力させた前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットさせるカウンタ確認処理を実行するカウンタ確認工程(図77のステップS903〜S905)と、前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行する第1モードと前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行しない第2モードとを選択的に設定可能にする設定工程と、を有し、前記カウンタ確認工程は、前記第1モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させると共に該カウンタ値のリセットを実行させ、前記第2モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値の出力は実行させるが該カウンタ値のリセットは実行させず、且つ、前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させる場合に、前記第1モードと前記第2モードのどちらのモードが設定されているかをユーザにより特定可能にする前記設定工程による設定結果も出力させる、ことを特徴とする。
【0029】
本発明に係る第の発明は、前記1つ以上の画像処理機能は、画像データをメディア上に画像形成するプリント出力機能を含み、前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値と前記設定結果をプリント出力させることを特徴とする。
【0030】
本発明に係る第10の発明は、前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置に送信出力させることを特徴とする。
【0031】
本発明に係る第11の発明は、前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を前記外部装置に送信出力させるとともに、該送信出力したカウンタ値を正常受信した旨の返信を前記外部装置より受信した場合のみ、前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットすることを特徴とする。
【0034】
本発明に係る第12の発明は、前記設定工程は、前記第1モードと前記第2モードのうちの前記画像処理機能を指示可能な操作部から指示されたモードを設定することを特徴とする。
【0035】
本発明に係る第13の発明は、前記設定工程は、前記第1モードと前記第2モードのうちの所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置から指示されたモードを設定することを特徴とする。
【0036】
本発明に係る第14の発明は、前記1つ以上の画像処理機能は、画像を読み込み電子化した画像データとして格納可能な読み込み機能,画像データを公衆回線を介して送受信する通信機能を含むことを特徴とする。
【0037】
本発明に係る第15の発明は、第8乃至14の発明のいずれかに記載された画像処理装置のカウンタ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0038】
本発明に係る第16の発明は、第8乃至14の発明のいずれかに記載された画像処理装置のカウンタ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下で、本発明の機器の詳細な実施形態について、機器全般のハードウエア,ソフトウエアの全体構成と、本発明のポイントとなるカウンタ動作の実施形態について説明する。
【0040】
<機器全般の説明>
〔ハードウェア〕
(全体構成)
図1は、本発明の画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【0041】
図において、2000はコントローラユニット(Controller Unit)で、画像入力デバイスであるスキャナ(Scanner)2070や画像出力デバイスであるプリンタ(Printer)2095と接続し、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
【0042】
2001はCPUで、システム全体を制御するコントローラである。2002はRAMで、CPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。2003はROMで、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。2004はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア,画像データを格納する。
【0043】
2006は操作部I/Fで、操作部(UI)2012とのインターフェース部であり、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
【0044】
2010はネットワーク部(Network)で、LAN2011に接続し、情報の入出力を行う。2050はモデム(MODEM)で、公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行うものであり、ファクシミリ送受信,電子メール送受信,FTP等のデータ送受信等が可能である。
【0045】
以上のデバイスが、システムバス2007上に配置される。
【0046】
2005はイメージバスインタフェース(Image Bus I/F)で、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
【0047】
画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
【0048】
2060はラスターイメージプロセッサ(RIP)で、PDLコードをビットマップイメージに展開する。2020はデバイスI/F部で、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0049】
2080はスキャナ画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。2090はプリンタ画像処理部で、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。2030は画像回転処理部で、画像データの回転処理を行う。2040は画像圧縮処理部で、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸長処理を行う。
【0050】
(画像入出力部)
図2は、画像入出力デバイスとして図1に示したスキャナ2070及びプリンタ2095を説明する概観図である。
【0051】
画像入力デバイスであるスキャナ2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、CPU2001がスキャナ2070に指示を与え、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0052】
画像出力デバイスであるプリンタ2095は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
【0053】
また、プリント動作の起動は、図1に示したCPU2001からの指示によって開始する。プリンタ2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101,2102,2103,2104がある。また、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるものである。
【0054】
(操作部)
図3は、図1に示した操作部2012の構成を示す平面図である。
【0055】
図において、2013はLCD表示部で、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU2001に伝える。
【0056】
2014はスタートキーで、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。このスタートキー2014の中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。
【0057】
2015はストップキーで、稼働中の動作を止める働きをする。2016はIDキーで、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。2017はリセットキーで、操作部2012からの設定を初期化する時に用いる。
【0058】
(スキャナ画像処理部)
図4は、図1に示したスキャナ画像処理部2080の構成を示すブロック図である。
【0059】
図において、2081は画像バスI/Fコントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。
【0060】
2082はフィルタ部で、空間フィルタでコンボリューション演算を行う。2083は編集部で、例えば入力画像データからマーカペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0061】
2084は変倍部で、読み取り画像の解像度を変える場合にラスタイメージの主走査方向について補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。2085はテーブルで、読み取った輝度データである画像データを濃度データに変換するために、行うテーブル変換である。2086は2値化部で、多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。処理が終了した画像データは、再び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス上に転送される。
【0062】
(プリンタ画像処理部)
図5は、図1に示したプリンタ画像処理部2090の構成を示すブロック図である。
【0063】
図において、2091は画像バスI/Fコントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、プリンタ画像処理部2090内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。2092は解像度変換部で、ネットワーク部(Network)2011あるいは公衆回線2051から来た画像データを、プリンタ2095の解像度に変換するための解像度変換を行う。2093はスムージング部で、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0064】
(画像圧縮処理部)
図6は、図1に示した画像圧縮処理部2040の構成を示すブロック図である。
【0065】
図において、2041は画像バスI/Fコントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き、入力バッファ2042,出力バッファ2045とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御、及び画像圧縮部2043に対するモード設定などの制御を行う。以下に画像圧縮処理部2040の処理手順を示す。
【0066】
画像バス2008を介して、CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041は画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG伸長等の)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2041はRAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。受け取った画像データは入力バッファ2042に一時格納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一定のスピードで画像を転送する。
【0067】
この際、入力バッファ2042は画像バスI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断し、画像バス2008からの画像データの読み込み、及び画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以後このような制御をハンドシェークと呼称する)。
【0068】
画像圧縮部2043は受け取った画像データを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮を行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって、数ライン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意してからでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧縮を施された画像データは直ちに出力バッファ2045に送られる。
【0069】
出力バッファ2045では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画像バスI/Fコントローラ2041では転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データをRAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
【0070】
(画像回転処理部)
図7は、図1に示した画像回転処理部2030の構成を示すブロック図である。
【0071】
図において、2031は画像バスI/Fコントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスを制御する働き、画像回転部2032にモード等を設定する制御及び画像回転部2032に画像データを転送するためのタイミング制御を行う。以下に画像回転処理部2030の処理手順を示す。
【0072】
画像バス2008を介して、CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2031は画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。
【0073】
必要な設定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2031に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031はRAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。尚、ここでは32bitをそのサイズとし回転を行う画像サイズを32×32(bit)とし、又、画像バス2008上に画像データを転送させる際に32bitを単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0074】
上述のように、32×32(bit)の画像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある(図8参照)。
【0075】
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bitの画像データを、図9に示すようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
【0076】
32×32(bit)の画像回転(RAM2033への書き込み)が完了した後、画像回転部2032はRAM2033から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ2031に画像を転送する。
【0077】
回転処理された画像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシングを以て、RAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。
【0078】
こうした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
【0079】
(デバイスI/F部)
図10は、図1に示したデバイスI/F部2020の構成を示すブロック図である。
【0080】
図において、2021は画像バスI/Fコントローラで、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。また、外部のスキャナ2070及びプリンタ2095への制御信号を発生させる。
【0081】
2022はスキャンバッファで、スキャナ2070から送られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008に同期させて画像データを出力する。2023はシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部で、スキャンバッファ2022に保存された画像データを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送できる画像データのデータ幅に変換する。
【0082】
2024はパラレルシリアル・シリアルパラレル変換部で、画像バス2008から転送された画像データを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換する。
【0083】
2025はプリントバッファで、画像バス2008から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ2095に同期させて画像データを出力する。
【0084】
以下に、画像スキャン時の処理手順を示す。
【0085】
スキャナ2070から送られてくる画像データをスキャナ2070から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャンバッファ2022に保存する。そして、画像バス2008がPCIバスの場合には、バッファ内に画像データが32ビット以上入ったときに、画像データを先入れ先出しで32ビット分、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
【0086】
また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出しで、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
【0087】
以下に、画像プリント時の処理手順を示す。
【0088】
画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バスから送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラ2021で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2024に送り、プリンタ2095の入力データビット数の画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存する。
【0089】
また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画像データを画像バスI/Fコントローラ2021で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2024に送り、プリンタ2095の入力データビット数の画像データに変換し、プリントバッファ2025に保存する。そして、プリンタ2095から送られてくるタイミング信号に同期させて、バッファ内の画像データを先入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
【0090】
さらに、デバイスI/F部2020には各種のオプション装置も接続可能であり、2098はオプション装置のひとつであるコイン装置を示す。コイン装置は投入された貨幣あるいは紙幣を判別し投入された金額を認識可能な装置で、機器の利用に対して単価を設定し、不特定のユーザに装置を利用させる場合に使用される。
【0091】
〔ソフトウェア〕
(システム全体)
図11は、本発明の画像処理装置を適用可能なネットワークシステム全体の構成を示す模式図である。
【0092】
図において、1001は本発明を適用可能な画像処理装置で、スキャナ,プリンタ等から構成され、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク(LAN)1010に流したり、LAN1010から受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。また、スキャナから読み込んだ画像をモデムにより、PSTNまたはISDN1030に送信したり、PSTNまたはISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
【0093】
1002はデータベースサーバで、画像処理装置1001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1003は、データベースサーバ1002のデータベースクライアントであり、データベース1002に保存されている画像データを閲覧/検索等できる。
【0094】
1004は電子メールサーバで、画像処理装置1001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。1005は電子メールクライアントで、電子メールサーバ1004の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールを送信したりが可能である。1006はHTML文書をLANに提供するWWWサーバであり、画像処理装置1001によりWWWサーバで提供されるHTML文書をプリントアウトできる。1007はDNSサーバである。1011はルータで、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。
【0095】
インターネット/イントラネット1012に、前述したデータベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004、画像処理装置1001と同様の装置である、データベースサーバ1020、WWWサーバ1021、電子メールサーバ1022、画像処理装置1023が連結している。また、ネットワーク上から画像処理装置1001,1023を含む各種機器を使用可能なようにユーザホスト1050が接続されている。
【0096】
一方、画像処理装置1001は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN上にプリンタ1040も連結されており、画像処理装置1001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
【0097】
(ソフトウェアブロック全体構成)
図12は、図1に示した画像処理装置を適用可能な複合機のソフトウエア構成を示すブロック図であり、図1に示したCPU2001がROM2003又はHDD2004又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現されるものとする。
【0098】
図において、1501はUI、即ちユーザインターフェイスを司るものであり、オペレータが本複合機の各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。本モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、あるいはデータの設定等を行う。
【0099】
1502はアドレスブック(Address Book)、即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。アドレスブック1502の内容は、UI1501からの操作によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
【0100】
1503はウェブサーバ(Web Server)モジュールであり、図示しないWebクライアントからの要求により、本複合機の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後述するコントロールAPI(Controll API)1518を介して読み取られ、後述のHTTP1512、TCP/IP1516、ネットワークドライバ(Network Driver)1517を介してWebクライアントに通知される。
【0101】
1504はユニバーサルセンド(Universal Send)、即ちデータの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。また、オペレータにより、本機器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述するコントロールAPI1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
【0102】
1505は、ユニバーサルセンド(Universal Send)1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506は、ユニバーサルセンド1504内で通信先にE−Mailアドレスが指定された際に実行されるモジュールである。1507は、ユニバーサルセンド1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュールである。1508は、ユニバーサルセンド1504内で出力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実行されるモジュールである。
【0103】
1509はリモートコピースキャン(Remote Copy Scan)モジュールであり、本複合機のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を出力先とし、本複合機単体で実現しているコピー(Copy)機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0104】
1510はリモートコピープリント(Remote Copy Print)モジュールであり、本複合機のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複合機を入力先とし、本複合機単体で実現しているコピー(Copy)機能と同等の処理を行うモジュールである。
【0105】
1511は機器情報管理モジュールで、装置内に保持する各種管理情報を扱うモジュールであり、カウンタモジュール1530が保持する各種カウンタ、あるいは機器の紙詰まり、エラー発生情報などを取得し、操作部画面へ表示、プリンタ部でのカウンタリスト、エラー履歴のプリント出力、あるいはネットワーク経由での機器情報取得を行う。
【0106】
1512は本複合機がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により上位アプリケーション群に通信機能を提供するものである。1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のユニバーサルセンド1504内のプリンタモジュール1505に通信を提供するものである。1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のユニバーサルセンド1504内のE−mailモジュール1506に通信を提供するものである。1515はSLM、即ちSalutation Managerモジュールであり、後述のTCP/IPモジュール1516により前述のユニバーサルセンド1504内のデータベースモジュール1507、DPモジュール1508、及びリモートコピースキャンモジュール1509、リモートコピープリントモジュール1510に通信を提供するものである。
【0107】
1516はTCP/IP通信モジュールであり、前述の各種モジュールに後述するネットワークドライバ(Network Driver)によりネットワーク通信を提供するものである。
【0108】
ネットワークドライバ1517は、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。
【0109】
コントロールAPI1518は、ユニバーサルセンド1504等の上流モジュールに対し、後述するジョブマネージャ(Job Manager)1519等の下流モジュールとのインタフェースを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
【0110】
ジョブマネージャ1519は、前述の各種モジュールよりコントロールAPI1518を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本複合機内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
【0111】
1520はCODECマネージャ(CODEC Manager)であり、ジョブマネージャ1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。CODECマネージャ1520は図示しないデータ処理装置を制御し、スキャンマネージャ(Scanner Manager)1524が読み込んだ画像データ、あるいはプリントマネージャ(Print Manger)1526がプリント出力しようとする画像データについて、JPEG圧縮、MMR圧縮/伸長などのデータ処理を行うことができる。
【0112】
スキャンマネージャ1524は、ジョブマネージャ1519が指示するスキャン処理を管理・制御するものである。1525はスキャナエンジンインタフェース(Scan Engin I/F)であり、スキャンマネージャ1524と本発明の装置のコントローラに接続されているスキャナエンジン部との通信を行うものである。
【0113】
プリントマネージャ1526は、ジョブマネージャ1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。1527はプリンタエンジンインタフェース(Print Engine−I/F)ドライバであり、プリントマネージャ1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。
【0114】
1530はカウンタ制御モジュールで、機器のトータルプリント面数、スキャン面数のカウンタ値、また部門管理動作時の部門カウンタ、各種メンテナンス情報として参照される部品動作回数などの各種カウンタを保持する。プリンタマネージャ1526,スキャナマネージャ1524は、それぞれプリント,スキャンの動作を行うたびにカウンタモジュール1530に通知を行い、不揮発性記憶装置(例えば、図1に示したHDD2004)に保持している各種カウンタをカウントアップするものである。
【0115】
(アプリケーション)
以下、本発明の画像処理装置に組み込まれたアプリケーションの実施形態について説明する。
【0116】
図13は、本発明の画像処理装置における配信に関する組み込みアプリケーションブロックを示すブロック図である。
【0117】
図において、4050は、図12に示したUI1501の操作部アプリケーションに対応するブロックである。4100は、リモートコピーアプリケーションの送信側を示すブロックである。4150は、同報配信(Universal Send)の送信側を示すブロックである。
【0118】
4200は、ウェブプルプリント(Web Pull Print)モジュールを示すブロックである。4250は、ウェブサーバ(Web Server)モジュールを示すブロックである。
【0119】
4300は、リモートコピー(Remote Print(Copy) Device)の受信側(プリント側)を示すブロックである。4350は、同報配信で送信されてきたイメージを汎用のプリンタで受信・プリントするブロックである。4400は、リモートプリントの受信側(プリント側)を示すブロックである。
【0120】
4450は、同報配信で送信されてきたイメージを公知のノーツサーバ(Notes Server)で受信・格納するブロックである。4550は、同報配信で送信されてきた2値のイメージを受信・格納するブロックである。
【0121】
4550は、同報配信で送信されてきたイメージを公知のメールサーバ(Mail Server)で受信・格納するブロックである。4600は、同報配信で送信されてきたイメージを多値のイメージを受信・格納するブロックである。
【0122】
4650は、情報コンテンツを含んだ、公知のウェブサーバ(Web Server)を示すものである。4700は、本発明のウェブサーバ(Web Server)などにアクセスする公知のウェブブラウザ(Web Browser)を示すものである。
【0123】
以下、それぞれのブロックに照らし合わせながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
【0124】
「UI(User Interface)アプリケーション」
ブロック4050に示したUser Interface(以下、UI)の詳細は、前記したとおりであるが、ここでは、アドレスブック(Address Book)4051について説明する。このアドレスブック4051は、図12に示したアドレスブック1502に対応するものであり、本発明の機器内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモリやハードディスクなど)に保存されており、この中には、ネットワークに接続された機器の特徴が記載されている。例えば、以下に列挙するようなものが含まれている。
【0125】
・機器の正式名やエイリアス名
・機器のネットワークアドレス
・機器の処理可能なネットワークプロトコル
・機器の処理可能なドキュメントフォーマット
・機器の処理可能な圧縮タイプ
・機器の処理可能なイメージ解像度
・プリンタ機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情報
・サーバ(コンピュータ)機器の場合のドキュメントを格納可能なフォルダ名
【0126】
以下に説明する各アプリケーションは、上記アドレスブック4051に記載された情報により配信先の特徴を判別することが可能となる。また、このアドレスブックは、編集可能であると共に、ネットワーク内のサーバコンピュータなどに保存されているものをダウンロードして使用する、または直接参照することも可能である。
【0127】
「リモートコピーアプリケーション」
リモートコピーアプリケーションは、配信先に指定された機器の処理可能な解像度情報を前記アドレスブック4051より判別し、それに従い、スキャナにより読み取った2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)化し、SLM4103に通して、ネットワーク上のプリンタ機器に送信する。SLM4103とは、詳細には説明しないが、公知のSalutation Manager(または、Smart Link Manager)と呼ばれる機器制御情報などを含んだネットワークプロトコルの一種である。
【0128】
「同報配信アプリケーション」
同報配信アプリケーションは、前記リモートコピーアプリケーションと違い、一度の画像走査で複数の配信宛先に画像を送信する事が可能である。また、配信先もプリンタ機器にとどまらず、いわゆるサーバコンピュータにも直接配信可能である。
【0129】
以下、配信先に従って順に説明する。
【0130】
配信先の機器が公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPD(Line Printer Daemon)、プリンタ制御コマンドとして公知のLIPS(登録商標)を処理可能だとアドレスブック4051より判別した場合、同様にアドレスブック4051より判別した画像解像度に従って画像読み取りを行い、画像自体は、本実施形態では、公知のFBE(First Binari Encoding)を用いて圧縮し、さらにLIPS(登録商標)コード化して、公知のネットワークプリンタプロトコルであるLPRで相手機器に送信する。
【0131】
配信先の機器が前記SLMで通信可能で、サーバ機器の場合、アドレスブック4051より、サーバアドレス、サーバ内のフォルダの指定を判別し、リモートコピーアプリケーションと同様に、スキャナにより読みとった2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged ImageFile Format)化し、SLMを通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
【0132】
また、本実施形態の機器では、相手機器であるサーバが公知のJPEG圧縮された多値画像を処理可能だと判別した場合、前記の2値画像と同様に多値読み取りした画像を公知のJPEG圧縮を用いて、やはり公知のJFIF化し、SLMを通して、ネットワーク上のサーバ機器の特定のフォルダに格納する事が可能である。
【0133】
配信先の機器が公知のE−Mailサーバである場合、アドレスブック4051に記載されたメールアドレスを判別し、スキャナにより読みとった2値画像を公知のMMR圧縮を用いて圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Image File Format)し、公知のSMTP(Simple Mail Transfer Protcol)4153を使用して、E−Mailサーバに送信する。その後の配信は、Mail Server4550に従って実行される。
【0134】
「Web Pull Printアプリケーション」
Web Pull Printアプリケーションは、本実施形態と直接関係しないので、説明は省略する。
【0135】
「Web Serverアプリケーション」
Web Serverアプリケーションは、本実施形態と直接関係しないので、説明は省略する。
【0136】
以下、操作部2012の各画面について詳細に説明する。
【0137】
(操作画面)
図14〜図60は、本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図であり、図3に示したLCD表示部2013に表示される。
【0138】
本発明の画像処理装置が提供する機能は、「Copy」/「Send」/「Retrieve」/「Tasks」/「Management」/「Configuration」の6つの大きなカテゴリに分かれており、これらは図14に示す操作画面3010上の上部に表示される6つのメインタブ(COPYタブ3011/SENDタブ3012/RETREIVEタブ3013/TASKSタブ3014/MGMTタブ3015/CONFIGタブ3016に対応している。これらのメインタブを押すことにより、各カテゴリの画面への切り替えが行われる。他カテゴリへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
【0139】
「Copy」は自機が有するスキャナとプリンタを使用して通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するスキャナとネットワークで接続されたプリンタを使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコピー)を含む。
【0140】
「Send」は自機が有するスキャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモートプリンタ、ファックス、ファイル転送(FTP)およびデータベースに転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能である。
【0141】
「Retrieve」は外部にあるドキュメントを取得し、自機が有するプリンタで印刷する機能である。ドキュメントの取得手段としてWWW、電子メール、ファイル転送およびファックスの使用が可能である。「Tasks」はファックスやインターネットプリントなどの外部から送られるドキュメントを自動処理し、定期的にRetrieveを行うためのタスクの生成、管理を行う。
【0142】
「Management」はジョブ・アドレス帳・ブックマーク・ドキュメント・アカウント情報などの管理を行う。「Configuration」では自機に関しての設定(ネットワーク、時計など)を行う。
【0143】
以下、これらの機能設定を行う方法をLCD画面表示の例を使用して説明する。
【0144】
「ID入力画面」
電源投入直後および図3に示したIDキー2016押下時に図15に示すID入力画面3020が表示される。ID入力画面でユーザIDおよびパスワードを正しく入力し、OKボタン3024を押すと、前述の操作画面が表示され、操作が可能になる。ID入力領域3021とパスワード入力領域3022の切り換えは、入力領域を直接押すことで切替えることができる。
【0145】
「COPY画面」
COPY画面表示時にスタートボタン2014を押すと、スキャナ2070が動作し、選択されているプリンタ2095から画面上に表示されている各設定パラメータに応じた複写物が出力される。
【0146】
図16に示すCOPYメイン画面3100は、プリンタ選択ボタン3103およびプリンタ表示領域3102、Image Quality選択ボタン3105およびImage Quality表示領域3104、従来の複写機と同様のコピーパラメータ表示3101、拡大縮小設定ボタン3106,3107、紙選択ボタン3108、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボタン3112、濃度インジケータおよび濃度設定ボタン3109、テンキー3114から構成される。
【0147】
プリンタ選択ボタン3103を押すと、図17に示すように使用可能なプリンタ(自機が有するプリンタおよびネットワークで接続されたプリンタ)の一覧3120がプルダウン表示される。一覧の中から所望のプリンタを選択すると、一覧が消え、プリンタ表示領域3102に選択したプリンタ名が表示される。
【0148】
図16に示すImage Quality設定ボタン3105を押すと、図18に示すようにImage Quality一覧3125が表示され、その中から所望のImage Qualityを選択することができる。
【0149】
前述のコピーパラメータ設定ボタン(図16に示す拡大縮小設定ボタン3107、紙選択ボタン3108、ソータ設定ボタン3110、両面コピー設定ボタン3112)を押すと、それぞれに対応した設定を行うためのサブ画面(図19に示す拡大縮小設定サブ画面3130、図20に示す紙選択サブ画面3140、図21に示すソータ設定サブ画面3150、図22に示す両面コピー設定サブ画面3160)が表示され、従来の複写機での設定と同様にパラメータを設定することができる。また濃度設定も従来の複写機と同様に操作することができる。
【0150】
「SEND画面」
Send画面表示時に図3に示すスタートボタン2014が押されると、スキャナ2070が動作し、読み取った画像データを設定された宛先に指定された送信方法で送信する処理が開始される。
【0151】
図23に示すSENDメイン画面3200は、宛先表示領域3202、詳細宛先数表示領域3203、宛先スクロールボタン3204、アドレスブックボタン3208、Newボタン3209、Editボタン3210、Deleteボタン3211、Subject入力領域3205、Message入力領域3206、File Name入力領域3207、Cover pageチェックボタン3212、Put Into HDチェックボタン3213、Print Outチェックボタン3214、Scan Settingボタン3215から構成される。リセットを含む初期化時には、図24に示すSEND初期画面3201に示すように、宛先表示領域には1つの宛先も表示されず、操作説明画面が表示される。
【0152】
図23に示す宛先表示領域3202には入力された宛先の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加される。詳細宛先数表示領域3203には現在設定されている宛先数が表示される。
【0153】
宛先表示領域3202からある宛先を選択した後、Deleteボタン3211を押すと、選択されていた宛先が削除される。Subject入力領域3205、Message入力領域3206、File Name入力領域3207を押すと、後述する図58に示すフルキーボードが表示され、それぞれの入力が可能になる。
【0154】
「アドレスブックサブ画面」
図23に示すアドレスブックボタン3208を押すと、図25に示すアドレスブックサブ画面3220が表示される。アドレス帳表示領域3221で選択マーク3232を付けられた宛先は、OKボタン3231を押すことにより、図23に示したSENDメイン画面の宛先表示領域3202に追加される。図25に示すアドレス帳の表示はソート項目設定ボタン3224〜3226を押すことにより、クラス別、名前昇順、名前降順にソートされる。項目選択件数表示領域3227には選択マークの付けられた項目数を表示する。
【0155】
OKボタン3231またはキャンセルボタン3230が押されると、アドレスブックサブ画面はクローズされ、図23に示したSENDメイン画面が表示される。
【0156】
アドレス帳の中の1つの項目を選択した状態でDetailボタン3229を押すと、図26に示すDetailサブ画面(詳細情報画面)3235が表示される。Detailサブ画面3235には選択された項目の情報としてアドレス帳から得られるすべての情報が表示される。
【0157】
「サーチサブ画面」
図25に示したアドレスブックサブ画面内のSearchボタン3228を押すとローカルアドレス帳または外部にあるアドレスサーバから宛先を検索するための図27に示すサーチサブ画面(アドレス検索画面)3240が表示される。
【0158】
サーチサブ画面3240において、画面上部は検索条件設定部分である。検索対象クラス表示領域3245、検索対象属性表示領域3247、検索対象条件表示領域3249、検索対象アドレスブック表示領域3252には現在選択されているものが表示される。
【0159】
検索対象クラス設定ボタン3246を押すと、図28に示すように検索対象クラス一覧3260が表示される。この一覧から選択されたものが検索対象クラス表示領域に表示される。図27に示す検索対象属性設定ボタン3248を押すことによって、図29に示す検索対象属性一覧3261が表示される。この一覧に表示される属性は選択されている検索対象クラスによって次のように変化する。「Common Name」,「Address」,「Country(クラス:Person)」,「Common Name」,「Owner」,「Location」,「Model」,「Type」,「Resolution」,「Color」,「Finisher(クラス:Printer)」,「Common Name」,「Member(クラス:Group)」,「すべての属性(クラス:Everything)」
【0160】
図27に示す検索対象条件設定ボタン3250を押すと、図30に示すように検索対象条件一覧3262が表示され、その一覧の中から条件を選択する。
【0161】
図27に示す検索対象アドレスブック設定ボタン3253を押すと、図31に示すように検索対象アドレスブックの一覧3263が表示され、その中から選択することが可能になる。
【0162】
図27に示す検索対象属性値入力領域3251を押すと、図58に示すフルキーボード3040が表示され、値を入力することが可能になる。
【0163】
図27に示すDo Searchボタン3254を押すと、設定された検索条件に従って検索が行われる。検索結果は図32に示すように検索結果表示領域3241に表示され、検索結果件数表示領域3244に件数が表示される。
【0164】
検索結果表示領域の項目のうち1つを選択した状態でDetailボタン3255を押すと、図26に示したように、その項目に対する詳細情報画面3235が表示される。
【0165】
図32に示す検索結果表示領域3241内の項目で宛先に追加するものには選択マーク3265を付加する。OKボタン3257を押すと、サーチサブ画面3240がクローズされ、図23に示すSENDメイン画面3200に戻り、選択マークが付加されていた項目が宛先に追加される。
【0166】
図27に示すキャンセルボタン3256を押した場合はサーチサブ画面がクローズされ、図23に示すSENDメイン画面3200に戻るが、宛先に変化はない。
【0167】
「詳細宛先サブ画面」
図23に示すSENDメイン画面のNewボタン3209を押すと図33に示すPersonクラス詳細サブ画面(詳細宛先(New)画面)3270が表示され、新しい宛先の設定が可能になる。宛先の入力は送信方法(電子メール、ファックス、プリンタ、FTP)に対応した送信方法選択ボタン3271〜3274を押すか、詳細宛先入力領域3275〜3278を押すと、ファックスの場合は図59に示すテンキーボード3050、その他は図58に示すフルキーボード3040が表示され、入力可能になる。3279〜3282はそれぞれの送信方法の送信オプションを行うためのボタンであるが、ここでは詳細な説明は省略する。
【0168】
図23に示すSENDメイン画面でPersonクラスの宛先が選択されている状態でEditボタン3210が押された場合は、図34に示すPersonクラス詳細サブ画面(詳細宛先(Person)画面)3290が表示される。詳細宛先入力領域3275〜3278の該当する領域に、選択された宛先の詳細が表示され、前述した方法でキーボードを表示すると、宛先の編集が可能になる。
【0169】
図23に示すSENDメイン画面で、Data Baseクラスの宛先が選択されている状態でEditボタン3210が押された場合、図35に示すData Baseクラス詳細サブ画面(詳細宛先(Data Base)画面)3310が表示される。データベースクラス詳細サブ画面3310には、データベース名3311、フォルダリスト3312が表示される。
【0170】
図23に示したSENDメイン画面で、Groupクラスの宛先が選択されている状態でEditボタン3210が押された場合は、図36に示すGroupクラス詳細サブ画面(詳細宛先(Group)画面)3320が表示される。Groupクラス詳細サブ画面3320には、グループメンバー表示3321が表示される。
【0171】
「HD SETTINGサブ画面」
図23に示すPut Into HDチェックボタン3213を押すと、ハードディスクに送信するための設定を行う図37に示すHD SETTINGサブ画面(ハードディスク設定画面)3330が表示される。詳細説明は省略する。
【0172】
「Print Outサブ画面」
図23に示すPrint Outチェックボタン3214を押すと、図38に示すプリントアウトサブ画面3340が表示される。プリントアウトサブ画面ではプリント枚数、紙サイズ、拡大縮小率、両面印刷、ソート、解像度などを設定する。紙サイズ選択ボタン3345を押すと、図39に示すように、紙サイズの一覧3360が表示され、そこから選択する。図38に示すソータ選択ボタン3350を押すと、図40に示すように、選択可能なソータ一覧3365が表示される。
【0173】
「Scan Settingサブ画面」
図23に示すScan Settingボタン3215を押すと、図41に示すScan Settingサブ画面(スキャン設定画面)3370が表示される。Scan Settingサブ画面3370内のPresetモード選択領域3371からスキャン設定を1つ選択すると、それに対応する予め設定された解像度,スキャンモード,濃度がそれぞれの表示領域(3377,3379,3381)に表示される。これらの値は手動で変えることが可能である。
【0174】
紙サイズ一覧ボタン3376を押下すると、図42に示すように紙サイズ一覧表示3390がプルダウン表示され、この一覧から使用する紙のサイズ、向きを選択する。
【0175】
図41に示す解像度一覧ボタン3378を押下すると、図43に示すように解像度一覧表示3391がプルダウン表示され、この一覧から使用する紙のサイズ、向きを選択する。
【0176】
図41に示すスキャンモード一覧ボタン3380を押下すると、図44に示すようにスキャンモード一覧表示3392がプルダウン表示され、この一覧から使用する紙のサイズ、向きを選択する。
【0177】
「RETRIEVE画面」
図45に示すRETRIEVEメイン画面(WWW画面)3400には、WWWサブタブ3401、E−mailサブタブ3402、Faxサブタブ3403、FTPサブタブ3404および各サブカテゴリで共通に使用されるPUT INTO HDチェックボタン3405、PRINT SETTINGボタン3406が表示される。
【0178】
WWWサブタブ3401、E−mailサブタブ3402、Faxサブタブ3403、FTPサブタブ3404を押すことによって、対応するWWWサブ画面3422、図46に示すE−mailサブ画面3430、図47に示すFaxサブ画面3440、図48に示すFTPサブ画面3450の各サブ画面が表示される。なお、リセットを含む初期化時にはWWWサブ画面3422が表示される。
【0179】
「WWWサブ画面」
図45に示すWWWサブ画面3422表示時に、スタートボタン2014を押すと、画面上に表示されている各設定に従ってホームページが印刷される。ただし、URL入力領域に何も表示されていない時にスタートボタンが押されても何も機能しない。
【0180】
WWWサブ画面3422上のURL入力領域3411を押すと、図58に示すフルキーボード3040が表示され、URLの直接入力が可能になる。LinkDepth3412およびMax Pages3414入力領域を押すと、図59に示すテンキーボード3050が表示され、数値を直接入力することが可能になる。
【0181】
「Bookmarkサブ画面」
図45に示したWWWサブ画面3422上でBookmarkボタン3419を押すと、図49に示すBookmarkサブ画面(ブックマークサブ画面)3460が表示される。Bookmarkサブ画面3460中のブックマーク表示領域3461には設定されているブックマークの一覧が表示され、どれか1つの行を押すことによって選択表示状態となる。OKボタン3466を押すとBookmarkサブ画面3460がクローズされ、選択状態にあった項目に該当するURLがWWWサブ画面のURL入力領域に表示される。Bookmarkサブ画面3460中のその他のボタンの機能の説明は省略する。
【0182】
「E−mailサブ画面」
図46に示すE−mailサブ画面3430では、E−mailを受け取るための設定を行う。各入力領域3431〜3433を押すと図58に示すフルキーボード3040が表示され、入力可能になる。
【0183】
「Faxサブ画面」
図47に示すFaxサブ画面3440ではファックス番号の入力を行う。入力領域3441を押すと、図59に示すテンキーボード3050が表示され、ファックス番号入力が可能になる。
【0184】
「FTP Serverサブ画面」
図48に示すFTPサブ画面(FTP Serverサブ画面)3450では、サーバからデータを受け取るための設定を行う。各入力領域3451〜3453を押すと図58に示すフルキーボード3040が表示され、入力可能になる。
【0185】
「HD Settingサブ画面」
図45に示したRETRIEVEメイン画面3400において、各カテゴリに共通のPut Into HDチェックボタン3405を押すと、図37に示したHD Settingサブ画面3330が表示される。機能は「SEND」のHD Settingサブ画面と同様である。
【0186】
「Print Settingサブ画面」
図45に示したRETRIEVEメイン画面3400において、各カテゴリに共通のPrint Settingボタン3406を押すと、図50に示すPrint Settingサブ画面(RETRIEVE−プリント設定画面)3470が表示される。機能は「SEND」の図38に示したPrint Outサブ画面(プリント設定画面)3340と同様である。
【0187】
「TASKS画面」
図51に示すTASKSメイン画面3500が表示されている状態でスタートキー2014が押されると、TASKS画面上で設定されたパラメータに従って、自動的なRETRIEVE動作が実行される。
【0188】
TASKSメイン画面3500には、WWWサブタブ3501、E−mailサブタブ3502、Print Receiveサブタブ3503、Fax Receiveサブタブ3504、Fax Pollingサブタブ3505のサブタブが表示されている。リセットを含む初期化時にはWWWサブ画面3516が表示される。
【0189】
「WWWサブ画面」
WWWサブ画面3516内のWWWタスク一覧表示領域3511には機器内に保持されているタスクが入力された順番で表示されている。実際に実行する必要のあるタスクには選択マークを付加する。選択マークが表示されていないタスクはタスクとして機器内に保持されているが、実際には実行されない。
【0190】
Newボタン3513を押すと、図52に示すWWWタスク詳細サブ画面(WWW詳細設定画面)3520が表示され、新規にタスクの入力が可能となる。WWWタスク詳細サブ画面3520については後述する。
【0191】
図51に示すWWWタスク一覧から1つタスクを選択した状態でEditボタン3514を押すと、選択されているタスク情報が含まれる図52に示すWWWタスク詳細サブ画面3520が表示され、設定を編集することが可能になる。
【0192】
図51に示すWWWタスク一覧から1つタスクを選択した状態でDeleteボタン3515を押すと、選択されたタスクは削除される。
【0193】
「WWWタスク詳細サブ画面」
図52に示すWWWタスク詳細サブ画面3520には、図45に示したRETRIEVEメイン画面3400とRETRIEVEのWWWサブ画面3422に共通の機能を持つコンポーネント3521〜3533、チェックタイム表示領域3534、チェックタイム設定ボタン3535、Print When Changedチェックボタン3536、転送チェックボタン3537、OKボタン3539、キャンセルボタン3538が表示される。RETRIEVEと共通の部分の説明は省略する。
【0194】
図52に示すチェックタイム表示領域3534は、WWWタスク設定サブ画面がNewボタンによって表示された場合は空白、Editボタンによって表示された場合は設定されていたタスク実行時刻が表示されている。また、後述する図53〜図55に示すチェックタイムサブ画面で設定が行われた直後は設定されたタスク実行時刻が表示される。
【0195】
チェックタイム設定ボタン3535が押されると後述するチェックタイムサブ画面が表示され、タスクを実行するタイミングを設定することが可能になる。
【0196】
「チェックタイムサブ画面」
図53に示すチェックタイムサブ画面3550にはスケジュールモード設定ボタン3551〜3553、時刻入力領域3554、OKボタン3558、キャンセルボタン3557が表示される。その他にスケジュールモード設定ボタンのうち、Onceボタン3551が選択されている場合は月入力領域3555、日付入力領域3556が表示される。Weeklyボタン3552選択時は図54に示すように曜日設定チェックボタン3561が表示される。Monthlyボタン3553選択時は、図55に示すように日付入力領域3571が表示される。
【0197】
それぞれの入力領域を押すと、図58に示すテンキーボード3050が表示され、数値の入力が可能になる。曜日設定チェックボタンは複数の曜日の選択が可能である。
【0198】
「MGMT画面」
図56において、3600はManagement画面である。詳細な説明は省略する。
【0199】
「CONFIG画面」
図57において、3700はConfiguration画面である。詳細な説明は省略する。
【0200】
「フルキーボード」
図58に示すフルキーボード3040は、文字の入力領域が押されたときに表示される。www.ボタン3041、comボタン3042を押すと、それぞれ「www.」,「com」の文字が入力される。その他のキーは従来通りの機能であるため、説明は省略する。
【0201】
「テンキーボード」
図59に示すテンキーボード3050は、数値入力領域または月入力領域が押されたときに表示される。各キーについての説明は省略する。
【0202】
「エラー画面」
図60に示すエラー画面3030は、何らかのエラーがあった場合に表示される。エラー画面3030には、エラーメッセージをテキストで表示するメッセージ表示領域3031、エラー画面をクローズするためのOKボタン3032が含まれる。
【0203】
(DeviceInformationService(DIS))
コントローラ内でジョブに対する設定値、デバイス(スキャナ,プリンタなど)の機能、ステータス、課金情報等をコントロールAPI(Controll API)に準拠したデータ形態で保持するデータベースと、そのデータベースとのI/FをDeviceInformationService(以下、DISと呼称する)として定義している。
【0204】
図61は、DISとジョブマネージャ及びドキュメントマネージャとのやり取りを示す模式図である。
【0205】
図において、7102はDISである。7101はジョブマネージャ(JobManager)であり、図12に示したジョブマネージャ1519に対応する。7103は(ScanManeger)であり、図12に示したスキャンマネージャ1524に対応する。7104はプリントマネージャ(PrintManeger)で、図12に示したプリントマネージャ1526に対応する。
【0206】
基本的に、ジョブ(Job)の開始命令など動的な情報はジョブマネージャ7101から各ドキュメントマネージャ(DocumentManager(スキャンマネージャ7103,プリントマネージャ7104)に直接指示され、デバイスの機能やジョブの内容など静的な情報はDIS7102を参照する。
【0207】
各ドキュメントマネージャからの静的、動的情報、イベントは、DIS7102を介してジョブマネージャ7101に伝えられる。
【0208】
各ドキュメントマネージャからDISのデータベースにデータの設定、取得を行う場合、DISの内部データ形式がコントロールAPI準拠であることから、コントロールAPIに準拠したデータ形式と各ドキュメントマネージャが理解できるデータ形式との相互の変換処理を行う。例えば、各ドキュメントマネージャからステータスデータの設定を行う場合、デバイス固有のデータを解釈し、コントロールAPIで定義される対応するデータに変換し、DISのデータベースへ書き込みを行う。
【0209】
ジョブマネージャからDISのデータベースにデータの設定、取得を行う場合には、ジョブマネージャとDISの間でデータの変換は生じない。
【0210】
また、DISには、ドキュメントマネージャから通知される各種イベント情報に基づき、イベントデータの更新が行われる。
【0211】
図62は、図61に示したDIS7102内部のデータベース及びカウンタを示す模式図であり、DIS7102内部に保持される各種データベース(以下、DBと呼称する)を示し、それぞれのDBについて説明する。
【0212】
図中の丸角長方形は個々のDBを表している。
【0213】
7201はスーパバイザ(Supervisor)DBであり、機器全体についてのステータスやユーザ情報を保持しているDBであり、ユーザIDやパスワード等、バックアップが必要な情報はHD装置、あるいはバックアップメモリなどの不揮発性の記憶装置に保持される。
【0214】
7202はスキャンコンポーネント(ScanComponent)DB、7203はプリントコンポーネント(PrintComponent)DBであり、これらコンポーネント(Component)DBは存在するコンポーネント毎に対応して保持される。例えば、プリンタのみからなる機器の場合はプリントコンポーネントDBのみが存在し、また例えば、FAXを備えた機器の場合はFAXプリントコンポーネントDBが保持される。各プリントコンポーネントDBには初期化時に、それぞれ対応するドキュメントマネージャがプリントコンポーネントの機能やステータスを設定する。
【0215】
7204はスキャンジョブサービス(ScanJobService)DB、7205はプリントジョブサービス(PrintJobService)DBであり、これらのジョブサービス(JobService)DBもコンポーネントDB同様、初期化時にそれぞれ対応するドキュメントマネージャが機器で使用できる機能や、それらのサポート状況を設定する。
【0216】
次に、ジョブ(Job)DB、ドキュメント(Document)DBについて説明する。
【0217】
7206はスキャンジョブ(ScanJob)DB、7207はプリントジョブ(PrintJob)DBの各ジョブDB、7208はスキャンドキュメント(ScanDocument)DB、7209はプリントドキュメント(PrintDocument)DBである。
【0218】
ジョブDB、ドキュメントDBはジョブとそれに付随するドキュメントが生成される度に、ジョブマネージャにより動的に確保、初期化が行われ、必要な項目の設定が行われる。各ドキュメントマネージャは、ジョブの処理開始前にジョブDB、およびドキュメントDBから処理に必要な項目を読み出し、ジョブを開始する。その後、ジョブが終了するとこれらのジョブ、及びそれに付随していたドキュメントのDBは解放される。ジョブは1つ以上のドキュメントを持つので、あるジョブに対して複数のドキュメントDBが確保される場合がある。
【0219】
7210はソフトカウンタ(Soft Counter)で、各ドキュメントマネージャから通知されるイベント情報を保持するデータベース、7211は装置のスキャン(Scan)回数、プリント(Print)回数を記録するためのカウンタテーブルである。
【0220】
ドキュメントマネージャから通知されるイベントには、スキャンドキュメントマネージャからのコンポーネントの状態遷移、スキャン処理動作完了や各種のエラー、またプリントドキュメントマネージャからのコンポーネントの状態遷移、プリント処理動作完了、紙詰まり、給紙カセットオープンなどがあり、それぞれのイベントを識別するためのイベントIDが予め定められている。
【0221】
ドキュメントマネージャからイベントが発行された場合、DISはイベントデータベース7211に発行されたイベントIDと必要なら該イベントに付随する詳細データを登録する。また、ドキュメントマネージャからイベントの解除が通知された場合、解除指定されたイベントデータをイベントデータベース(Event Table)7211から削除する。
【0222】
ジョブマネージャよりイベントのポーリングが行われた場合、DISはイベントデータベース(Event Table)7211を参照し、現在発生しているイベントIDと必要ならイベントに付随する詳細データをジョブマネージャへ返信し、現在イベントが発生していなければその旨を返信する。
【0223】
また、スキャン処理動作完了、プリント処理動作完了のイベントが通知された場合はスキャン、プリントを行ったユーザのカウンタ値を更新する。このソフトウェアによるカウンタは不慮の電源遮断などでその値が失われないように、バックアップされたメモリ装置やHD装置の不揮発性記憶装置にその値が更新されるたびに書き戻す。
【0224】
(スキャン動作)
以下に、スキャン動作の詳細について説明する。
【0225】
図63は、本発明を適用可能な画像処理装置におけるスキャン動作に関するブロックの概念図である。
【0226】
図に示すように、PCIバス8105(図1のシステムバス2007,画像バス2008に対応)にCPU8101(図1のCPU2001に対応)とメモリ(Memory)8102(図1のRAM2002に対応)、画像の圧縮・伸長ボード(CODEC)8104(図1の画像圧縮処理部2040に対応)、及びスキャナ(Scanner)8107(図1のスキャナ2070に対応)と、このシステムを接続するためのI/Fを提供するSCSI I/F回路(SCSIController)8103(図1のデバイスI/F2020に対応)が接続されている。
【0227】
SCSI I/F回路8103とスキャナ(または複合機能を有する複写機のスキャナ機能ユニット)8107はSCSIインターフェースケーブル8106で接続されている。
【0228】
また、PCIバス8105にはIDEコントローラ(IDE Controller)8108が接続されており、IDEケーブル(IDE Cable)8109を介してIDEハードディスク(IDE Hard Disk)8110(図1のHDD2004に対応)と接続されている。
【0229】
図64は、本発明を適用可能な画像処理装置におけるスキャン動作に関するソフトウェア構造を示したブロック図でる。
【0230】
図に示すように、ジョブマネージャ(JobManager)8201(図61のジョブマネージャ7101に対応)は、アプリケーションレベルの要求を分類、保存する機能を持つ。DIS8202(図61のDIS7102に対応)は、アプリケーションレベルからのスキャン動作に必要なパラメータを保存する。
【0231】
アプリケーションからの要求はメモリ8102に保存される。スキャン動作管理部8203は、ジョブマネージャ8201とDIS8202からスキャンを行うのに必要な情報を取得する。スキャン動作管理部8203は、ジョブマネージャ8201から図65に示すジョブ番号8303,ドキュメント番号8304のテーブルデータ8301を受け取り、ジョブ番号8303,ドキュメント番号8304のテーブルデータ8301を元に、DIS8202よりスキャンパラメータ8302をうけとる。これによりアプリケーションから要求されているスキャン条件を元にスキャンを行う。
【0232】
スキャン動作管理部8203はDIS8202から取得したスキャンパラメータ8302をドキュメント番号順にスキャンシーケンス制御部8204に渡す。
【0233】
スキャンパラメータ8302を受け取ったスキャンシーケンス制御部8204は、スキャン画像属性8308の内容に従って、SCSI制御部8207をコントロールする。これにより、図63に示したPCI8105に接続されたSCSIコントローラ8103を動作させることにより、SCSIケーブル8106を介してスキャナ8107にSCSI制御コマンドを送ることにより、スキャンが実行される。スキャンした画像は、SCSIケーブル8106を介してSCSIコントローラ8103にわたり、さらにPCI8105を介してメモリ8102に格納される。
【0234】
スキャンシーケンス制御部8204は、スキャンが終了し、PCI8105を介してメモリ8102に画像が格納された時点で、スキャンパラメータ8302のスキャン画像圧縮形式8309の内容にしたがって、メモリ8102に格納されているスキャン画像を圧縮するために、圧縮・伸長制御部8205に対して要求を出す。
【0235】
要求を受け取った圧縮・伸長制御部8205は、PCI8105に接続されているCODEC8104を用いて、スキャンシーケンス制御部8204からのスキャン画像圧縮形式8309の指定で圧縮を行う。圧縮・伸長制御部8205は圧縮された画像をPCI8105を介してメモリ8102に格納する。
【0236】
スキャンシーケンス制御部8204は、圧縮・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式8309で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、メモリ8102に格納した時点で、スキャンパラメータ8302の画像ファイルタイプ8307にしたがってメモリ8102に格納されている圧縮されたスキャン画像をファイル化する。
【0237】
スキャンシーケンス制御部8204は、ファイルシステム8206に対して、スキャンパラメータ8302の画像ファイルタイプ8307で指定されたファイル形式でファイル化することを要求する。ファイルシステム8206はスキャンシーケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ8307にしたがって、メモリ8102に格納されている圧縮された画像をファイル化し、PCI8105を介してIDEコントローラ8108に転送し、IDEケーブル8109を介してIDEハードディスク8110に転送することにより、スキャンされた圧縮画像をファイル化する。
【0238】
スキャンシーケンス制御部8204は、ファイルシステム8206がIDEハードディスク8110にファイル化された画像を格納した時点で、スキャナ8107上の一枚の現行の処理が終了したとして、スキャン動作管理部8203にスキャン終了通知を送り返す。
【0239】
この時点で、スキャナ8107上にまだスキャンが行われていない原稿が存在し、ジョブマネージャ8201からスキャン要求が存在する場合には再度、DIS8202に格納されているスキャンパラメータ8302を用いてスキャンシーケンス制御部8204にスキャン動作を要求する。
【0240】
一方、スキャナ8107上にスキャンされていない原稿が存在しない場合、またはジョブマネージャ8201からのスキャン要求が存在しない場合には、スキャン動作が終了したものとして、ジョブマネージャ8201に対してスキャン終了通知を発行する。
【0241】
図65は、本発明を適用可能な画像処理装置におけるテーブルデータ,スキャンパラメータを示す模式図である。
【0242】
図に示すように、テーブルデータ8301は、ジョブ番号8303,ドキュメント番号8304から構成される。
【0243】
また、スキャンパラメータ8302は、ジョブ番号8305,ドキュメント番号8306,画像ファイルタイプ8307,スキャン画像属性8308,スキャン画像圧縮形式8309から構成される。
【0244】
(プリント動作)
以下でプリント動作について詳細に説明する。
【0245】
図66は、本発明を適用可能な画像処理装置におけるプリント動作に関するブロックの概念図である。
【0246】
図に示すように、PCIバス9005(図1のシステムバス2007,画像バス2008に対応)にCPU9001(図1のCPU2001に対応)とメモリ(Memory)9002(図1のRAM2002に対応)、画像の圧縮・伸長ボード(CODEC)9004(図1の画像圧縮処理部2040に対応)、及びプリンタ9007(図1のプリンタ2095に対応)と、このシステムを接続するためのI/Fを提供するエンジンI/Fボード(Engine I/Fボード)9003(図1のデバイスI/F2020に対応)が接続されている。エンジンI/Fボード9003とプリンタ(または複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニット)9007はエンジンインターフェースケーブル9006で接続されている。
【0247】
エンジンI/Fボード9003は、内部にDPRAMを持ち、このDPRAMを介してプリンタ9007へのパラメータ設定及びプリンタの状態読み出しと、プリントの制御コマンドのやりとりを行う。また、このボードはビデオ(Video)コントローラを持ち、プリンタ9007からエンジンインターフェースケーブル経由で与えられるVCLK(VideoClock)とHSYNCに合わせて、PCI上に展開されているイメージデータをエンジンインターフェースケーブルを介してプリンタに送信する。
【0248】
この送信のタイミングを図で表すと、図67に示す様になる。
【0249】
図67は、図66に示したエンジンI/Fボード9003とプリンタ9007間での通信タイミングを示すタイミングチャートである。
【0250】
図に示すように、プリンタ9007からビデオコントローラに出力されるVCLKは常に出続け、HSYNCがプリンタの1ラインの開始に同期してプリンタ9007からビデオコントローラに与えられる。
【0251】
ビデオコントローラは、設定された画像幅(WIDTH)分のデータを、設定されたPCI上のメモリ(SOURCE)から読み出して、Video信号としてエンジンインターフェースケーブルに出力する。これを指定ライン分(LINES)繰り返した後、IMAGE_END割り込みを発生する。
【0252】
また、先に説明したとおり、CPU9001上のアプリケーションプログラムからコントロールAPIにプリントジョブの指示が渡されると、コントロールAPIは、これをコントローラレベルのジョブマネージャにジョブとして渡す。
【0253】
さらに、このジョブマネージャは、ジョブの設定をDISに格納し、プリントマネージャにジョブの開始を指示する。プリントマネージャは、ジョブを受け付けるとDISからジョブ実行に必要な情報を読み出し、エンジンI/Fボード9003、及びDPRAMを介してプリンタ9007に設定する。
【0254】
エンジンI/Fボード9003の設定項目を図68に、プリンタ9007のDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド、状態コマンドを図69に示す。
【0255】
図68は、図66に示したエンジンI/Fボード9003の設定項目を示す模式図である。
【0256】
図69は、図66に示したプリンタ9007のDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド,状態コマンドを示す模式図である。
【0257】
以下、図68,図69を参照して設定項目,制御コマンド,状態コマンドについて説明するが、簡単のためにこのジョブを非圧縮、レター(11×8.5)サイズ2値画像の、2ページ1部プリント、プリンタ9007が600dpiの性能を持つものとして、具体的に動作を説明する。
【0258】
まず、このジョブを受けるとプリントマネージャは、この画像の幅(この場合「8.5」側とする)の画像バイト数「WIDTH(Bytes)」を以下の式により算出する。
【0259】
「WIDTH=8.5×600÷8≒630(Bytes)」
次に、ライン数LINES(Lines)を以下の式により演算する。
【0260】
「LINES=11×600=6600(Lines)」
これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が格納されているSOURCEアドレスとを図68に示したWIDTH,LINES,SOURCEに設定する。
【0261】
この時点で、エンジンI/Fボードは画像出力の用意が完了しているが、プリンタからのHSYNC信号が来ていないため(VCLKは来ている)画像データを出力していない。
【0262】
次に、プリントマネージャは、図69に示したDPRAMの所定のアドレス(BookNo)に出力部数である「1」を書き込む。その後、1ページ目に対する出力用紙の給紙要求(FEED_REQ)を出し、プリンタ9007からのIMAGE_REQを待つ。プリンタ9007からIMAGE_REQが来たら、IMAGE_STARTを出す。これを受けてプリンタはHSYNCを出し始め、HSYNC待ちであったエンジンI/Fボード9003は画像を出力する。
【0263】
プリンタ9007は、出力用紙の後端を検出すると、IMAGE_ENDを出力し、出力用紙が排出されるとSHEET_OUTを出力する。プリントマネージャは、1ページ目のIMAGE_ENDを受けて、2ページ目のWIDTH,LINES,SOURCEをエンジンI/Fボード9003に設定し、FEED_REQを出して、IMAGE_REQを待つ。2ページ目のIMAGE_REQが来てからの動作は、1ページ目と同様である。
【0264】
<カウンタ確認・リセット構成の説明>
つづいて、本発明の画像処理装置におけるカウンタ確認・リセット動作について説明する。
【0265】
図70,図71,図72は、図12に示したカウンタ制御モジュール1530が不揮発性記憶装置(例えば、図1に示したHDD2004)に保持する本発明の画像処理装置に具備するカウンタデータの構成を示す模式図である。なお、図70はカウンタが初期化されカウント開始された時点の状態を、図71はカウント開始後ある時間が経過して各カウンタがカウントアップされている状態を、図72はカウンタ確認リセットの動作後、カウンタ開始日時及びカウンタ値が再初期化された状態を示している。
【0266】
図70,図71,図72の内容は同じであり、その状態の違いで図示される内容が異なっているため、詳細は図70を用いて説明し、図71,図72の詳細説明は省略する。
【0267】
図70において、101はカウント動作開始日時の値である。110はSmall用紙のカラープリント面数、111はLarge用紙のカラープリント面数、112はSmall原稿のカラースキャン面数、113はLargeサイズのカラースキャン面数、114はSmall用紙のカラー両面プリントの用紙枚数、115はLarge用紙のカラー両面プリントの用紙枚数、116はSmall用紙のモノクロプリント面数、117はLarge用紙のモノクロプリント面数、118はSmall原稿のモノクロスキャン面数、119はLarge原稿のモノクロスキャン面数、120はSmallサイズのモノクロ両面プリントの用紙枚数、121はLargeサイズのモノクロ両面プリントの用紙枚数、のカウンタである。
【0268】
なお、プリントのカウンタは、画像形成された用紙が画像形成装置の機体から排紙されたタイミングでカウントアップされ、スキャンのカウンタは、原稿を読み込み電子データとして装置内の記憶装置に格納した時点でカウントアップされる。
【0269】
図73は、本発明の画像処理装置において、カウンタ確認プリントを実行した場合の、プリント出力結果を示す模式図である。
【0270】
図において、501は出力日時で、装置がカウンタ確認プリントを実行した現時刻である。502はカウンタリセットモードで、カウンタ確認プリント時に、カウンタを「リセット」するか否かのモード設定を示し、この図では「リセット」する設定であることを示している。
【0271】
510は総計情報欄で、カウント開始日時、カウンタ確認(集計)日時、及びプリント、スキャンそれぞれのトータルカウンタ値を含む総計情報欄である。
【0272】
520は詳細情報欄(カラー)で、カラープリント、カラースキャンのカウンタに関する詳細情報欄である。530は詳細情報欄(モノクロ)で、モノクロプリント、モノクロスキャンのカウンタに関する詳細情報欄である。
【0273】
図74は、本発明の画像処理装置において、カウンタ確認プリントを行う場合の、図3に示した操作部画面2013に表示される画面701の一例を示す模式図である。
【0274】
図において、710はカレント情報表示欄で、現在のカウンタ情報を表示するものである。720はカウンタリセットモード設定欄で、カウンタ確認プリント時にカウンタをリセットするかどうかを選択、設定する欄であり、「する」ボタン722を選択し有効にすればカウンタ確認時にカウンタをリセットし、「しない」ボタン721を選択し有効にすればカウンタをリセットしない。
【0275】
730はカウンタプリント開始ボタンで、カウンタ確認プリントの動作開始を指示するためのボタンである。この図の例では、動作モードが「カウンタリセットする」の設定となっており、この状態で、カウンタプリント開始ボタン730を押下すると、図12に示したUIモジュール1501から機器情報管理モジュール1511にカウンタ確認プリント動作が指示される。機器情報管理モジュール1511は、コントロールAPI1518経由でカウンタモジュール1530からカウンタ情報を取得し、そのカウンタ情報を元に図73に示した画像データを生成する。
【0276】
また、このときカウンタをリセット「する」/「しない」の設定値に応じて、必要ならカウンタリセットをカウンタモジュール1530に指示し、カウンタモジュール1530は、図70に図示した不揮発性記憶装置に保持されているカウンタ値をゼロクリアし、リセットする。
【0277】
図75は、本発明の画像処理装置の設置形態についての具体例を示す模式図であり、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
【0278】
図において、本発明を適用可能な画像処理装置1023は、図1のコントローラユニット2000,スキャナ2070,プリンタ2095,操作部2012から構成される画像処理装置に対応するものである。1090は貨幣または紙幣を投入するためのコイン装置で、図1のコイン装置2098に対応するものである。画像処理装置1023に接続されているコイン装置1090は、機器を利用したいユーザ(機器設置店舗などのお客)による貨幣または紙幣の投入を監視し、本体コントローラ(図1に示したコントローラユニット2000)に対してそのステータスを通知している。
【0279】
なお、貨幣または紙幣が投入されていない状態では、コイン装置1090から投入金額ゼロのステータスが通知されており、図12に示したUIモジュール1501は、図3に示したスタートキー2014を無効としたうえで、ユーザに対してコイン装置に必要な金額を投入するよう促す表示(図76)を行う。
【0280】
また、ユーザが装置の動作に必要な金額をコイン装置1090に投入すると、コイン装置はその金額を認識し表示するとともに、本体コントローラに対してその旨通知し、コントローラにおいて、UIモジュール1501がスタートキー2014を有効にするとともに画面表示を図14に切り替え、本発明の画像処理装置を使用可能な状態とする。
【0281】
なお、ハード的にはコントローラとデバイスI/Fによって接続されるコイン装置は、コントローラソフトモジュールのカウンタモジュール1530によって制御、監視されており、コイン装置のステータス変化はカウンタモジュール1530によってUIモジュール1501、あるいは機器情報管理モジュール1511などに通知される。
【0282】
機器情報管理サーバ(データベースサーバ)1020は、画像処理装置1023の設置先内部のLANに接続されている。さらに、機器情報管理サーバ(データベースサーバ)1002は、インターネット経由で画像処理装置1023と接続された、画像処理装置1023の販売会社や、画像処理装置1023の販売会社のサービスマンの拠点内に設置されている。
【0283】
機器情報管理サーバ1002,1020は、画像処理装置1023の紙詰まりや各種のエラーあるいはトナーなどの消耗品の消費レベル、定期的に交換必要な部品の動作状況を監視しており、必要に応じてサービスマンあるいは設置先の管理者や店員に通報を行う。
【0284】
以下、図77のフローチャートを参照して、本発明の画像処理装置において、カウンタ確認プリントを行う処理について説明する。
【0285】
図77は、本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、カウンタ確認プリントを行う処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したROM2003又はHDD2004又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいてCPU2001により統括制御され実行されるものとする。また、S901〜S905は各ステップを示す。
【0286】
まず、ステップS901にて、カウンタの初期化を行う。この操作は図示しないカウンタ初期化画面か、もしくは機器管理サーバ1002あるいは1020からネットワーク経由で行うことができる。ただし、この初期化操作を可能なのは機器管理者の権限を持つユーザだけであり、予め規定されたユーザ識別情報が正しく入力され、正当な権限を持つユーザであることが認証された場合にのみ、この初期化操作が実行可能である。
【0287】
この初期化操作が実行されると、UIモジュール1501もしくはネットワークNetWork Driver1517,TCP/IP1516経由で機器情報管理モジュール1511にカウンタ初期化が指示される。機器情報管理モジュール1511では、コントロールAPI1518経由でカウンタモジュール1530に初期化を指示し、不揮発性記憶装置に保持されるカウンタ情報をクリアする。その結果、不揮発性記憶装置上のカウンタ情報は図70に示すようにオールゼロ「0」とされ、カウント開始日時をクリア実行した日時として書き込まれる。図70では、「2002年5月24日14時25分20秒」にこのカウンタ情報初期化が行われた場合を示している。
【0288】
カウンタ情報初期化後、ステップS902において、機器の動作に応じて対応するカウンタのカウントアップ処理を行う。
【0289】
図71に示すカウンタは、ステップS901にて初期化後、ある時間経過した後のカウンタ情報に対応し、例えばカラープリント(Small)210は「152」カウント、モノクロプリント(Small)216は「227」カウントされている。
【0290】
カウンタ情報を確認する場合、ステップS903において、カウンタ情報確認を行う。具体的には、図3に示した表示画面2013に表示される図74に示したカウンタメニュー画面から「カウンタプリント開始」ボタン703及びカウンタリセット「する」/「しない」ボタン722/721を指示することにより、カウンタ確認プリント及びカウンタリセットする/しないを指示する。カウンタ確認プリントが指示されると、画像処理装置は図73に示したカウンタ情報集計情報をプリント出力する。
【0291】
次に、ステップS904において、カウンタリセットするか否かの設定値を判定し、リセットする設定であれば、ステップS905において、カウンタを再初期化し、ステップS902に戻り、カウント動作を再度「0」から開始する。
【0292】
一方、カウンタをリセットしない設定の場合、ステップS902に戻り、カウント動作を継続する。
【0293】
図72に示した例は、カウンタリセット「する」設定で、カウンタ確認プリントを実行した後のカウンタ情報を示しており、カウント開始日時301はステップS903でカウンタ確認プリントを実行した、「2002年5月25日15時10分50秒」が設定され、カウンタ310〜321はゼロクリア「0」されている。
【0294】
以上説明したように、本発明の画像処理装置設置先の機器管理者等が、簡単な操作により、所望する任意の期間におけるプリント,スキャンのカウンタ情報を集計させることを可能にする。
【0295】
次に、ネットワーク経由でカウンタ確認プリント、あるいはカウンタ確認を行う場合について説明する。
【0296】
この場合、画像処理装置1023の操作部2012からカウンタ確認プリント動作を指示するのではなく、ネットワークで画像処理装置1023に接続された機器情報管理サーバ1002あるいは1021からの、ネットワーク経由でのカウンタ確認指示に基づいてカウンタ確認プリント動作、あるいはカウンタ情報データの機器情報管理サーバ1002あるいは1020への返信を行うものである。この場合もプリント動作指示、あるいはカウンタ確認プリント後カウンタをリセットする/しないの設定が画像処理装置1023の操作部2012からではなくネットワーク経由となる点のみが違いとなるため、細部動作は前に説明した実施形態と同じであるので、詳細説明は割愛する。
【0297】
ただし、ネットワーク経由でカウンタ情報の取得とカウンタリセットを行う場合、画像処理装置1023からカウンタ情報を返信後、直ちにカウンタをリセットしてしまうとネットワーク上でカウンタ情報がなんらかの障害によって機器情報管理サーバ1002あるいは1020に正常に到達しなかった場合、カウンタ情報が失われてしまう危険がある。そのため、ネットワーク経由でカウンタ情報取得とカウンタリセットを行う場合、画像処理装置1023は、カウンタ情報を機器管理サーバ1002あるいは1020に返信後、機器管理サーバ1002あるいは1020からの正常受信完了の通知を待ち、その通知を受信後に実際のカウンタリセットを実行する。
【0298】
なお、ここまで、本発明の画像処理装置の装置構成として、画像形成装置(プリンタ2095)と画像読み込み装置(スキャナ2070)の両方を具備する場合を説明したが、本発明は、画像形成装置のみ、あるいは画像読取装置のみのいずれかを具備する画像処理装置においても適用可能である。詳細は、前述した実施形態と同様であるので説明を割愛する。ただし、画像形成装置を具備しない構成においては、カウンタ確認プリントを行うことができないため、カウンタ確認は画像処理装置の操作部2012でのカウンタ情報表示、あるいはネットワーク経由でのカウンタ情報取得に限定されるものとする。
【0299】
また、本実施形態では、カウンタ確認処理指示時にカウンタのリセットを指示することにより、カウンタ値を全てゼロクリアするように構成したが、図70〜図72に示したカウンタデータとは別に、従来と同様のトータルカウンタを備え、カウンタのリセット時に、図70〜図72に示したカウンタデータのカウンタ値のみをゼロクリアし、トータルカウンタのカウンタ値はそのままとするように構成してもよい。
【0300】
さらに、カウンタのリセット処理時に、カウンタ値の履歴(リセット日時順)を不揮発性記憶装置に記憶させるように構成してもよい。そして、このカウンタ値の履歴も、操作部2012又は機器情報管理サーバ1020,1002等の外部装置からの指示により、読み出して、プリント出力したり、外部装置に送信したりするように構成してもよい。
【0301】
また、機器情報管理サーバ1020,1002へ転送出力されるデータは、所定の表計算ソフトの形式としてもよいし、カンマ区切りファイルとして、任意の表計算ソフトとの互換性を持たせるようにしてもよい。
【0302】
さらに、操作部2012から機器情報管理サーバ1020,1002等の外部装置を指定して、カウンタ確認処理を指示することにより、操作部2012からの指示により、カウンタ値を外部装置に送信することができる。
【0303】
また、機器情報管理サーバ1020,1002等の外部装置から出力先として画像処理装置1023のプリンタ2095や機器情報管理サーバ1020,1002等を指定して、カウンタ確認処理を指示することにより、カウンタ値を所望の出力先に送信することができる。
【0304】
なお、これらの実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【0305】
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置は、機器管理者等が簡単な操作により、任意期間中における機器動作カウンタデータの集計確認を行うことができる。
【0306】
以下、図78に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0307】
図78は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0308】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0309】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0310】
本実施形態における図77に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0311】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0312】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0313】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0314】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0315】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0316】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0317】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0318】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、設置先の機器管理者等が、簡単な操作により、所望する任意の期間におけるプリント,スキャンのカウンタ情報を集計させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】画像入出力デバイスとして図1に示したスキャナ及びプリンタを説明する概観図である。
【図3】図1に示した操作部の構成を示す平面図である。
【図4】図1に示したスキャナ画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示したプリンタ画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示した画像圧縮処理部の構成を示すブロック図である。
【図7】図1に示した画像回転処理部の構成を示すブロック図である。
【図8】図1に示した画像回転処理部の動作を示す図である。
【図9】図1に示した画像回転処理部の動作を示す図である。
【図10】図1に示したデバイスI/F部の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の画像処理装置を適用可能なネットワークシステム全体の構成を示す模式図である。
【図12】図1に示した画像処理装置を適用可能な複合機のソフトウエア構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の画像処理装置における配信に関する組み込みアプリケーションブロックを示す図である。
【図14】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図15】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図16】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図17】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図18】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図19】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図20】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図21】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図22】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図23】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図24】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図25】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図26】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図27】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図28】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図29】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図30】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図31】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図32】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図33】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図34】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図35】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図36】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図37】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図38】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図39】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図40】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図41】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図42】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図43】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図44】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図45】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図46】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図47】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図48】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図49】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図50】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図51】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図52】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図53】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図54】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図55】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図56】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図57】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図58】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図59】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図60】本発明の画像処理装置の操作画面の一例を示す模式図である。
【図61】DISとジョブマネージャ及びドキュメントマネージャとのやり取りを示す模式図である。
【図62】図61に示したDIS内部のデータベース及びカウンタを示す模式図である。
【図63】本発明を適用可能な画像処理装置におけるスキャン動作に関するブロックの概念図である。
【図64】本発明を適用可能な画像処理装置におけるスキャン動作に関するソフトウェア構造を示すブロック図である。
【図65】本発明を適用可能な画像処理装置におけるテーブルデータ,スキャンパラメータを示す模式図である。
【図66】本発明を適用可能な画像処理装置におけるプリント動作に関するブロックの概念図である。
【図67】図66に示したエンジンI/Fボードとプリンタ間での通信タイミングを示すタイミングチャートである。
【図68】図66に示したエンジンI/Fボードの設定項目を示す模式図である。
【図69】図66に示したプリンタのDPRAMを介した設定項目及び制御コマンド,状態コマンドを示す模式図である。
【図70】図12に示したカウンタ制御モジュールが不揮発性記憶装置(例えば、図1に示したHDD)に保持する本発明の画像処理装置に具備するカウンタデータの構成を示す模式図である。
【図71】図12に示したカウンタ制御モジュールが不揮発性記憶装置(例えば、図1に示したHDD)に保持する本発明の画像処理装置に具備するカウンタデータの構成を示す模式図である。
【図72】図12に示したカウンタ制御モジュールが不揮発性記憶装置(例えば、図1に示したHDD)に保持する本発明の画像処理装置に具備するカウンタデータの構成を示す模式図である。
【図73】本発明の画像処理装置において、カウンタ確認プリントを実行した場合の、プリント出力結果を示す模式図である。
【図74】本発明の画像処理装置において、カウンタ確認プリントを行う場合の、図3に示した操作部画面に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図75】本発明の画像処理装置の設置形態についての具体例を示す模式図である。
【図76】ユーザに対してコイン装置に必要な金額を投入するよう促す操作部の表示を示す模式図である。
【図77】本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図78】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2004 HDD
2070 スキャナ
2095 プリンタ
2098 コイン装置

Claims (16)

  1. 1つ以上の画像処理機能を有する画像処理装置において、
    前記画像処理機能による動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値を記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記画像処理機能の動作に応じて、該動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値をカウントアップし、前記不揮発性記憶手段に保持させる第1の制御手段と、
    前記不揮発性記憶手段からカウンタ値を取得し、該取得したカウンタ値を出力させるとともに、該出力させた前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットさせる第2の制御手段と、
    前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行する第1モードと前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行しない第2モードとを選択的に設定可能にする設定手段と、を有し、
    前記第2の制御手段は、
    前記第1モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させると共に該カウンタ値のリセットを実行させ、前記第2モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値の出力は実行させるが該カウンタ値のリセットは実行させず
    且つ、前記第2の制御手段は、
    前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させる場合に、前記第1モードと前記第2モードのどちらのモードが設定されているかをユーザにより特定可能にする前記設定手段による設定結果も出力させる、ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記1つ以上の画像処理機能は、画像データをメディア上に画像形成するプリント出力機能を含み、
    前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値と前記設定結果をプリント出力させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置に送信出力させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の制御手段は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を前記外部装置に送信出力させるとともに、該送信出力したカウンタ値を正常受信した旨の返信を前記外部装置より受信した場合のみ、前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットすることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記第1モードと前記第2モードのうちの前記画像処理機能を指示可能な操作部から指示されたモードを設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記第1モードと前記第2モードのうちの所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置から指示されたモードを設定することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像処理装置。
  7. 前記1つ以上の画像処理機能は、画像を読み込み電子化した画像データとして格納可能な読み込み機能,画像データを公衆回線を介して送受信する通信機能を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理装置。
  8. 1つ以上の画像処理機能と、前記画像処理機能による動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値を記憶する不揮発性記憶手段とを有する画像処理装置のカウンタ管理方法において、
    前記画像処理機能の動作に応じて、該動作の種別毎にそれぞれ設けたカウンタ値をカウントアップし、前記不揮発性記憶手段に保持させるカウントアップ工程と、
    前記不揮発性記憶手段からカウンタ値を取得し、該取得したカウンタ値を出力させるとともに、該出力させた前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットさせるカウンタ確認工程と、
    前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行する第1モード と前記不揮発性記憶手段から出力対象となるカウンタ値のリセットを実行しない第2モードとを選択的に設定可能にする設定工程と、を有し、
    前記カウンタ確認工程は、
    前記第1モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させると共に該カウンタ値のリセットを実行させ、前記第2モードが設定された場合に、前記不揮発性記憶手段のカウンタ値の出力は実行させるが該カウンタ値のリセットは実行させず、
    且つ、前記カウンタ確認工程は、
    前記不揮発性記憶手段のカウンタ値を出力させる場合に、前記第1モードと前記第2モードのどちらのモードが設定されているかをユーザにより特定可能にする前記設定工程による設定結果も出力させる、ことを特徴とする画像処理装置のカウンタ管理方法。
  9. 前記1つ以上の画像処理機能は、画像データをメディア上に画像形成するプリント出力機能を含み、
    前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値と前記設定結果をプリント出力させることを特徴とする請求項記載の画像処理装置のカウンタ管理方法。
  10. 前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置に送信出力させることを特徴とする請求項記載の画像処理装置のカウンタ管理方法。
  11. 前記カウンタ確認工程は、前記不揮発性記憶手段から取得したカウンタ値を前記外部装置に送信出力させるとともに、該送信出力したカウンタ値を正常受信した旨の返信を前記外部装置より受信した場合のみ、前記不揮発性記憶手段に保持されているカウンタ値をリセットすることを特徴とする請求項10記載の画像処理装置のカウンタ管理方法。
  12. 前記設定工程は、前記第1モードと前記第2モードのうちの前記画像処理機能を指示可能な操作部から指示されたモードを設定することを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の画像処理装置のカウンタ管理方法。
  13. 前記設定工程は、前記第1モードと前記第2モードのうちの所定の通信媒体を介して通信可能な外部装置から指示されたモードを設定することを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の画像処理装置のカウンタ管理方法。
  14. 前記1つ以上の画像処理機能は、画像を読み込み電子化した画像データとして格納可能な読み込み機能,画像データを公衆回線を介して送受信する通信機能を含むことを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の画像処理装置。
  15. 請求項8乃至14の何れかに記載された画像処理装置のカウンタ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項8乃至14の何れかに記載された画像処理装置のカウンタ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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