JPH11161456A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JPH11161456A
JPH11161456A JP9324811A JP32481197A JPH11161456A JP H11161456 A JPH11161456 A JP H11161456A JP 9324811 A JP9324811 A JP 9324811A JP 32481197 A JP32481197 A JP 32481197A JP H11161456 A JPH11161456 A JP H11161456A
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JP9324811A
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English (en)
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Kazuhisa Ariga
和寿 有賀
Kazuko Fukano
和子 深野
Shugo Mochizuki
秀剛 望月
Naohiko Koakutsu
直彦 小圷
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Priority to CNB98122590XA priority patent/CN1138202C/zh
Priority to US09/200,672 priority patent/US6367992B1/en
Priority to KR1019980050558A priority patent/KR100488269B1/ko
Priority to DE69812547T priority patent/DE69812547T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不意な故障の発生にる店頭のオペレーションの
停止や、故障に備えた過剰な代替品の保持を削減するこ
とを目的とする。 【解決手段】電源を供給しない状態においても記憶内容
を保持可能な記憶手段と、印刷装置の動作回数をカウン
トする動作回数カウント手段と、動作回数カウント手段
によるカウント値に基づき、印刷装置の履歴動作回数を
記憶手段に格納する動作回数格納手段有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置及びその
制御方法に係り、更に詳しくはPOSシステムなどの金
銭を扱うシステムで使用される印刷装置に用いて好適な
保守情報の取り扱い技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置においては印字文字数な
どに代表される印刷装置の動作履歴をカウントし記憶
し、ホスト装置からの問い合わせに応じてこのカウント
値をホスト装置に送信するものはなかった。したがって
ホスト装置から印刷装置の動作履歴確認を行って印刷装
置の保守の内容や時期を知り、印刷装置の適切な保守を
行うことが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では印
刷装置が動作履歴を記憶してホスト装置に通知すること
ができないため使用者側でホスト装置を介して印刷装置
から離れたところでその印刷装置の動作履歴を知ること
はできなかった。そのため印刷動作が進むにつれ発生す
る部品の摩耗等による故障の発生の予測が困難であり、
特にPOSシステムにおいては不意の故障発生により店
頭でのオペレーションが停止してしまうという問題を有
していた。または不意の故障により店頭のオペレーショ
ンを停止させないために故障に備えて過剰な予備の印刷
装置を持たなくてはならず在庫費用が多く発生するとい
う問題点も有していた。従って、本発明の課題は、上記
の従来の技術における問題のない印刷装置を実現するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の印刷装置は、印刷装置に電源を供給しない
状態においても記憶内容を保持可能な記憶手段と、印刷
装置の動作回数をカウントする動作回数カウント手段
と、動作回数カウント手段によるカウント値に基づき、
印刷装置の履歴動作回数を記憶手段に格納する動作回数
格納手段と、ホスト装置から受信した所定のコマンドに
応じて、前記記憶手段に格納されている履歴動作回数を
読み出し、ホスト装置に送信する動作回数送信手段とを
有することを特徴とする。これにより、印刷装置の動作
回数、例えば印刷文字数、記録媒体の搬送距離、オート
カッタの動作回数等を、ホスト装置が知ることができる
ようになり、保守を行うオペレータは印刷装置から離れ
た場所で当該情報を得て保守作業に役立てることが可能
となる。ここで、履歴動作回数とは、印刷装置が使用さ
れ始めてからの通算の動作回数をいい、当該動作に関す
る部材等の交換があった場合には当該交換の後の通算の
動作回数でもよい。
【0005】この場合において、印刷装置の稼働時間を
計測する稼働時間計測手段を有し、動作回数格納手段
は、稼働時間計測手段に対応して、所定の時間毎に履歴
動作回数を記憶手段に格納するようにしてもよい。これ
により、電源の切断があった場合でもこれにより失われ
る動作回数のカウントを低減することができる。
【0006】また、この場合において、ホスト装置から
受信した所定のコマンドに応じて記憶手段に格納されて
いる履歴動作回数を変更する、動作回数変更手段を更に
有することが望ましい。これにより、例えばオートカッ
タの刃を交換した場合に、履歴動作回数を0又は所定の
初期値に設定することが可能となり、実状に即した正確
な保守情報を得ることが可能となる。
【0007】上記の場合において、記憶手段は、履歴動
作回数を格納するための複数の領域を有し、動作回数格
納手段は、複数の領域のそれぞれに格納されている履歴
動作回数に基づいて履歴動作回数を格納し、動作回数変
更手段は、複数の領域の内の一の領域に格納されている
履歴動作回数の変更を禁止してもよい。これにより、例
えば部品交換によってリセットされる領域と、されない
領域とを使い分けることによって、印刷装置の動作回数
によって交換すべき部品が異なるような場合において
も、正確な履歴情報を得ることが可能となる。
【0008】また、履歴動作回数を寿命判定指標値に換
算する動作回数換算手段を有し、動作回数送信手段は、
ホスト装置に履歴動作回数を送信する際、動作回数換算
手段によって得られた寿命判定指標値を送信するように
してもよい。これにより、ホスト装置は動作回数を寿命
の判断の指標の形で入手することが可能となり、例えば
動作回数と動作頻度とにより寿命が決定される場合など
により大きい効果が得られる。
【0009】この場合において、履歴動作回数又は動作
回数換算手段により換算された寿命判定指標値をコード
化するデータ変換手段を有し、動作回数送信手段は、コ
ード化データをホスト装置へ送信するようにしてもよ
い。これにより、例えばインタフェースの制約により特
定データの送信ができない場合においても確実に当該デ
ータをホスト装置に送信することができる。
【0010】また、記憶手段に格納された履歴動作回数
及び/又は動作回数変換手段によって得られた寿命判定
指標値を表示する動作回数表示手段を更に有することが
望ましい。そして、動作回数表示手段は、記憶手段に格
納された履歴動作回数及び/又は動作回数変換手段によ
って得られた寿命判定指標値を、印刷表示する動作回数
印刷手段を有することが望ましい。これにより、オペレ
ータは印刷装置の側においても当該データを知り、これ
を用いて適切な保守作業を行うことができる。
【0011】また、動作回数格納手段は、ホスト装置か
ら受信した所定のコマンドに応じて、稼働時間計測手段
にかかわらず、履歴動作回数を記憶手段に格納するよう
にしてもよい。これにより、適切なタイミングで格納動
作を行うことが可能となり、電源の遮断によって失われ
る動作回数カウントを減少させることが可能となる。
【0012】なお、本発明は上記の印刷装置の制御方法
としても把握できるものであり、それぞれ同様の作用、
効果を奏するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に示
す。第1図は本発明の印刷装置の構成を示すブロック図
であり、10は処理制御部、11は通信制御部、12は
ROM、13はフラッシュROM、14はRAM、15
はメカニズム制御部、16はメカニズムをそれぞれ示し
ている。
【0014】処理制御部10はROM12に記憶された
処理手順に従って動作する。通信制御部11は図示しな
いホスト装置と接続される。ホスト装置からの印刷デー
タや制御コマンドの受信、印刷装置の動作回数のホスト
装置への送信はこの通信制御部11を通して行われる。
また、通信制御部11はホスト装置と接続されている信
号線により処理制御部10のリセットを実施する機能を
合わせ持つ。
【0015】処理制御部10は通信制御部11を通して
受信したデータに基づきメカニズム制御部15を通して
メカニズム16を動作させる。メカニズム16はロール
紙送り部17、ロール紙印字用ヘッド18、ロール紙カ
ッタ19、単票用紙送り部20、単票用紙印字用ヘッド
21、磁気インク文字読み取りヘッド22より構成され
ている。
【0016】処理制御部10は内部にタイマーを持ち一
定の間隔でタイマー割り込み発生させる。ROM12に
格納されたこのタイマー割り込み処理により時間が計測
され、印刷装置の稼動時間を計測する。
【0017】処理制御部10はメカニズム制御部15へ
メカニズム16の制御処理を行う際、その動作回数をR
AM14へ記憶させる。このRAM14に記憶されたメ
カニズム16の動作回数は所定のタイミングにてフラッ
シュROM13に記憶される。この時、処理制御部10
のタイマーによって計測された印刷装置の稼動時間も合
わせて記憶する。
【0018】フラッシュROM13は制御処理部10に
より読み書き可能であり、電源の供給が無い場合でもそ
の内容を保持可能である。ROM12に記憶されている
処理手順ではまず最初にフラッシュROM13に記憶さ
れている印刷装置の動作回数をRAM14にコピーし、
その後の動作回数のカウントはRAM14の内容を更新
していく。このような構成にすることにより印刷装置の
動作回数のカウントを電源のオン、オフに関わらず継続
して行うことが可能となっている。
【0019】前述のタイマー割り込みによる時間計測で
は印刷装置の稼動時間を計測すると共にRAM14に記
憶されている動作回数のカウント内容をフラッシュRO
M13に記憶させる時間の計測も実施している。本実施
例においてはタイマー割り込み処理による時間計測が2
分経過したことを検出する毎にフラッシュROM13に
記憶させている。
【0020】カウントする動作としては次のものがあ
り、それぞれに対してカウンタ番号を付けている。この
カウンタ番号は後述する制御コマンドで使用する。ま
た、一つの動作に対して二つのカウンタ番号を付けてあ
る。
【0021】 ・単票用紙紙送り行数 カウンタ番号a=10 カウンタ番号b=138 ・単票用紙印字文字数 カウンタ番号a=11 カウンタ番号b=139 ・ロール紙紙送り行数 カウンタ番号a=20 カウンタ番号b=148 ・ロール紙ヘッド通電回数 カウンタ番号a=21 カウンタ番号b=149 ・ロール紙カッタ駆動回数 カウンタ番号a=50 カウンタ番号b=178 ・磁気インク文字読み取り回数 カウンタ番号a=60 カウンタ番号b=188 ・製品稼動時間 カウンタ番号a=70 カウンタ番号b=198 カウンタ番号aのカウンタとカウンタ番号bのカウンタ
はそれぞれ独立したカウンタであり、一つの動作に対し
てそれぞれのカウンタが更新されていく。
【0022】ここでカウンタ番号aは制御コマンドによ
り変更可能なカウンタとしカウンタ番号bは制御コマン
ドにより変更不可能なカウンタである。
【0023】次にカウンタ番号aのカウント内容を変更
する制御コマンドについて説明する。図2はこのカウン
タ変更コマンドの例である。変更コマンドはコマンドコ
ード部30とパラメータ部31で構成される。さらにコ
マンドコード部30は拡張子32と機能コード33によ
り構成され、パラメータ部31は機能拡張用パラメータ
34、カウンタ番号指定部35より構成される。拡張子
32は文字コード表<1DH>のASCII表記であ
る。機能コード33は、カウンタの変更機能を指定する
コード列であり、本実施例ではふたつの文字コードを組
み合わせて変更機能を指定している。本実施例における
変更コマンドの機能拡張用パラメータ34は、カウンタ
変更時のキーを指定する。カウンタ番号指定部35は、
変更するカウンタ番号を指定する。
【0024】カウンタ変更コマンド処理においては以下
の処理を実施する。
【0025】・カウンタ変更コマンドの機能拡張用パラ
メータ34と所定のキーを比較し、機能拡張用パラメー
タ34がキーと一致しない場合、カウンタの変更処理を
実行しない。これにより所定キーが一致しない場合のカ
ウンタの変更を禁止することが可能となる。
【0026】・カウンタ番号指定部35により指定され
たカウンタ番号が変更可能なカウンタ番号aに該当する
か比較し、カウンタ番号指定部35により指定されたカ
ウンタ番号がカウンタ番号aに該当する場合は指定され
たカウンタの内容を変更するが、この際本実施例におい
てはカウンタの内容を0に初期化する。カウンタ番号指
定部35により指定されたカウンタ番号がカウンタ番号
aに該当しない場合はカウンタの変更は行わない。よっ
て、カウンタ番号bに該当するカウンタ番号のカウンタ
は変更されることがない。
【0027】・ホスト装置から送信される印刷データを
展開して1行単位の印刷バッファへ格納した後に印刷命
令により印刷を実行する印刷モードが選択されており、
かつ印刷バッファに未印刷のデータがある場合、カウン
タの変更処理を実行しない。これによりカウンタ変更処
理時のエラー発生等による未印刷データの消滅を防止す
ることができ、印刷終了していない印刷データの保護が
可能となる。
【0028】・ホスト装置から送信される印刷データを
展開して複数行に対応する印刷バッファへ格納した後に
印刷命令により印刷を実行する印刷モードが選択されて
いる場合、カウンタの変更処理を実行しない。これによ
りカウンタ変更処理には適切でない印刷モードが選択さ
れている状態におけるカウンタ変更処理の禁止が可能と
なる。
【0029】・書き込み実行時に「書き込みエラー」が
発生した場合、エラー発生をLEDやブザー等で表示、
またはエラーステータス送信や信号線の変化等によりホ
スト装置に通知する。これによりオペレータまたはホス
ト装置は、印刷装置内で発生したエラーによりカウンタ
変更処理が正常終了していないことが確認できる。
【0030】このカウンタ変更コマンドは次の機能も合
わせ持つ。
【0031】・RAM14に記憶されているカウンタの
内容を、前述のタイマー割り込みによる時間計測でフラ
ッシュROM14への書き込み時間に至っていない時間
であってもフラッシュROM14への書き込みを実施す
る。この構成になっていない場合は、変更コマンドによ
りカンタの内容が変更されフラッシュROM14への書
き込み前に通信制御部11を通してホスト装置が信号線
により処理制御部10のリセットをすると変更されたカ
ウンタの内容が失われてしまう。このような問題発生を
防止するために変更コマンド処理時にフラッシュROM
14への書き込みを同時に行う。なお、フラッシュRO
M14への書き込み専用コマンドを設けても同様の効果
を有する。
【0032】図3はカウンタ送信コマンドの例である。
送信コマンドはコマンドコード部40とパラメータ部4
1で構成される。さらにコマンドコード部40は拡張子
42と機能コード43により構成され、パラメータ部4
1は機能拡張用パラメータ44、カウンタ番号指定部4
5より構成される。拡張子42は文字コード表<1DH
>のASCII表記である。機能コード43は、カウン
タの送信能を指定するコード列であり、本実施例ではふ
たつの文字コードを組み合わせて変更機能を指定してい
る。本実施例における送信コマンドの機能拡張用パラメ
ータ44は、カウンタ送信時のキーを指定する。カウン
タ番号指定部45は、送信するカウンタ番号を指定す
る。
【0033】カウンタ送信コマンド処理においては以下
の処理を実施する。 ・カウンタ送信コマンドの機能拡張用パラメータ44と
所定のキーを比較し、機能拡張用パラメータ44がキー
と一致しない場合、カウンタの送信処理を実行しない。
これにより所定キーが一致しない場合のカウンタの送信
を禁止することが可能となる。
【0034】・カウンタ番号指定部45により指定され
たカウンタ番号がカウントされている番号であった場合
はフラッシュROM14に記憶されているカウンタの内
容を読みだし送信する。カウンタ番号指定部45により
指定されたカウンタ番号がカウントされていない番号で
あった場合は送信コマンドは無視しデータの送信を行わ
ない。
【0035】・送信実行時にフラッシュROM14の
「読み出しエラー」が発生した場合、エラー発生をLE
Dやブザー等で表示、またはエラーステータス送信や信
号線の変化等によりホスト装置に通知する。これにより
オペレータまたはホスト装置は、印刷装置内で発生した
エラーによりデータが送信されないことが確認できる。
【0036】・送信データには[ヘッダコード]または
[ターミネートコード]を付加することができる。これ
によりホスト装置は送信データの開始と終了が簡単に認
識できる。
【0037】このカウンタ送信コマンド処理時は次の処
理も合わせて実行する。ホスト装置へのデータ送信処理
の第1ステップとしてカウントデータの換算を行う。カ
ウントしている内容は寿命等を判断する数値として、そ
のものの数値で分かり易いものと、カウントした数値そ
のものではもの分かり難いものがある。分かり易いもの
はそのままでよいが、カウントしている数値そのもので
分かり難いものについては寿命などの判断をし易いもの
にカウント内容を換算する。単票用紙の紙送り行数を例
にとって説明する。
【0038】単票用紙送り部20の駆動源はステッピン
グモータである。処理制御部10によるカウントはこの
ステッピングモータのステップ数をカウントしている。
使用者側ではこのステップ数ではどの程度の紙送りが実
施されたのかが非常に分かり難い。通常の1行分の紙送
りは1/6インチであり、単票用紙送り部20はステッ
ピングモータを24ステップ駆動すると1/6インチ単
票用紙を送る構成になっている。そこで内部でのカウン
ト値を24で割り印字行数に換算した値を用意する。
【0039】第2ステップとしてデータの変換を実施す
る。カウントした内容や換算した数値をそのままホスト
装置へ送信すると数値によっては他の制御コードと一致
してしまい正常な動作が行えなくなる、7ビット長のデ
ータ通信では送信できない等の問題発生する場合があ
る。一例として単票用紙の紙送り行数の換算値が000
01100Hとなっていた場合、送信データは00H、
00H、11H、00Hの4バイトになるがここで11
HはXONコードと一緒でありハンドシェイク不良が発
生してしまう可能性がある。
【0040】そこでデータ変換を実施する。データ変換
はカウント値又は換算値を10進数の文字コードに変換
しその上位桁からホスト装置へ送信する。前述の000
01100Hという値の場合は10進数で4864とい
う値になりホスト装置へは34H、38H、36H、3
4Hという4バイトを送信する。
【0041】本発明の印刷装置においてはホスト装置か
らデータを印刷する以外に印刷装置をテストするテスト
印字モードを持っている。図示しない紙送りスイッチを
押しながら電源を投入するとことによりテスト印字モー
ドへ移行する。
【0042】このテスト印字モードにおいて図4に示す
ようにカウンタ送信コマンドがホスト装置に送信するも
のと同じ内容を印刷する。図4において50はカウント
している項目をを示し、51はカウンタ番号aに属する
変更可能なカウンタのカウント値、52はカウンタ番号
bに属する変更不可能なカウンタのカウント値を示す。
この構成とすることでホスト装置を接続していない印刷
装置単体の状態で印刷装置の動作履歴の確認が可能とな
っている。
【0043】また、このテスト印字モードの印字動作に
によってもカウントは進行する。しかし、テスト印字モ
ードは2分間は継続しないためRAM14の内容をフラ
ッシュROM13に書き込むタイミングが来る前に電源
を落されてしまう場合がある。この場合においてもカウ
ントされた内容が失われないように、処理制御部10の
タイマー割り込み処理による時間計測が書き込みタイミ
ングであると判定する前であってもテスト印字モードが
終了したならばフラッシュROM13への書き込みを実
施する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば印刷装置の履歴動作回数
を印刷装置に記憶させることで印刷装置の消耗品の消耗
度、部品の寿命に対する摩耗度の確認が容易に行えるよ
うになる。履歴動作回数を確認し、故障の発生が近づい
てきた場合に事前に代替品を用意しておくことにより店
頭でのオペレーションが停止を最小限に押さえることが
可能である。代替品も常時用意しておく必要もなくなり
在庫費用削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示すカウンタ変更コマンド
を説明するための図。
【図3】本発明の一実施例を示すカウンタ送信コマンド
を説明するための図。
【図4】本発明の一実施例を示すテスト印字モードでの
印字例。
【符号の説明】
10・・・処理制御部 11・・・通信制御部 12・・・ROM 13・・・フラッシュROM 14・・・RAM 15・・・メカニズム制御部 16・・・メカニズム 30・・・変更コマンドのコマンドコード部 31・・・変更コマンドのパラメータ部 32・・・変更コマンドの拡張子 33・・・変更コマンドの機能コード 34・・・変更コマンドの機能拡張用パラメータ 35・・・変更コマンドのカウンタ番号指定パラメータ 40・・・送信コマンドのコマンドコード部 41・・・送信コマンドのパラメータ部 42・・・送信コマンドの拡張子 43・・・送信コマンドの機能コード 44・・・送信コマンドの機能拡張用パラメータ 45・・・送信コマンドのカウンタ番号指定パラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小圷 直彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置に接続され、該ホスト装置か
    らのコマンド及びデータに基づいて印刷を行う印刷装置
    において、 当該印刷装置に電源を供給しない状態においても記憶内
    容を保持可能な記憶手段と、 印刷装置の動作回数をカウントする動作回数カウント手
    段と、 該動作回数カウント手段によるカウント値に基づき、前
    記印刷装置の履歴動作回数を前記記憶手段に格納する動
    作回数格納手段と、 前記ホスト装置から受信した所定のコマンドに応じて、
    前記記憶手段に格納されている前記履歴動作回数を読み
    出し、前記ホスト装置に送信する動作回数送信手段とを
    有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置において、 当該印刷装置の稼働時間を計測する稼働時間計測手段を
    有し、 前記動作回数格納手段は、前記稼働時間計測手段に対応
    して、所定の時間毎に前記履歴動作回数を前記記憶手段
    に格納することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の印刷装置におい
    て、 前記ホスト装置から受信した所定のコマンドに応じて、
    前記記憶手段に格納されている履歴動作回数を変更す
    る、動作回数変更手段を更に有することを特徴とする印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印刷装置において、 前記記憶手段は、前記履歴動作回数を格納するための複
    数の領域を有し、 前記動作回数格納手段は、前記複数の領域のそれぞれ
    に、当該領域に格納されている前記履歴動作回数に基づ
    いて履歴動作回数を格納し、 前記動作回数変更手段は、前記複数の領域の内の一の領
    域に格納されている前記履歴動作回数の変更を禁止した
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の印刷装置におい
    て、 前記履歴動作回数を寿命判定指標値に換算する動作回数
    換算手段を有し、 前記動作回数送信手段は、前記ホスト装置に前記履歴動
    作回数を送信する際、前記動作回数換算手段によって得
    られた前記寿命判定指標値を送信することを特徴とする
    印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の印刷装置におい
    て、 前記履歴動作回数又は前記動作回数換算手段により換算
    された前記寿命判定指標値をコード化するデータ変換手
    段を有し、 前記動作回数送信手段は、前記コード化データを前記ホ
    スト装置へ送信することを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の印刷装置におい
    て、 前記記憶手段に格納された前記履歴動作回数及び/又は
    前記動作回数変換手段によって得られた前記寿命判定指
    標値を表示する動作回数表示手段を更に有することを特
    徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の印刷装置において、 前記動作回数表示手段は、当該記憶手段に格納された前
    記履歴動作回数及び/又は前記動作回数変換手段によっ
    て得られた前記寿命判定指標値を、印刷表示する動作回
    数印刷手段を有することを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の印刷装置において、 前記動作回数格納手段は、前記ホスト装置から受信した
    所定のコマンドに応じて、前記稼働時間計測手段にかか
    わらず、前記履歴動作回数を前記記憶手段に格納するこ
    とを特徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 ホスト装置に接続され、該ホスト装置
    からのコマンド及びデータに基づいて印刷を行う印刷装
    置であって、当該印刷装置に電源を供給しない状態にお
    いても記憶内容を保持可能な記憶手段を有する印刷装置
    を制御する方法において、 印刷装置の動作回数をカウントする工程と、 該動作回数カウント工程におけるカウント値に基づき、
    前記印刷装置の履歴動作回数を前記記憶手段に格納する
    工程と、 前記ホスト装置から受信した所定のコマンドに応じて、
    前記記憶手段に格納されている前記履歴動作回数を読み
    出し、前記ホスト装置に送信する工程とを有することを
    特徴とする制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の印刷装置の制御方法
    において、 当該印刷装置の稼働時間を計測する工程を有し、 前記動作回数格納工程においては、前記稼働時間計測工
    程における計測時間に対応して、所定の時間毎に前記履
    歴動作回数を前記記憶手段に格納することを特徴とする
    制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の印刷装置の
    制御方法において、 前記ホスト装置から受信した所定のコマンドに応じて、
    前記記憶手段に格納されている履歴動作回数を変更する
    工程を更に有することを特徴とする制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の印刷装置において、 前記記憶手段は、前記履歴動作回数を格納するための複
    数の領域を有し、 前記動作回数格納工程においては、前記複数の領域のそ
    れぞれに、当該領域に格納されている前記履歴動作回数
    に基づいて履歴動作回数を格納し、 前記動作回数変更工程においては、前記複数の領域の内
    の一の領域に格納されている前記履歴動作回数の変更を
    禁止したことを特徴とする制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13記載の印刷装置の
    制御方法において、 前記履歴動作回数を寿命判定指標値に換算する工程を有
    し、 前記動作回数送信工程においては、前記ホスト装置に前
    記履歴動作回数を送信する際、前記動作回数換算工程に
    おいて得られた前記寿命判定指標値を送信することを特
    徴とする制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至14記載の印刷装置の
    制御方法において、 前記履歴動作回数又は前記動作回数換算工程において換
    算された前記寿命判定指標値をコード化する工程を有
    し、 前記動作回数送信工程においては、前記コード化データ
    を前記ホスト装置へ送信することを特徴とする制御方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至15記載の印刷装置の
    制御方法において、 前記記憶手段に格納された前記履歴動作回数及び/又は
    前記動作回数変換工程において得られた前記寿命判定指
    標値を表示する工程を更に有することを特徴とする制御
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の印刷装置の制御方法
    において、 前記動作回数表示工程は、当該記憶手段に格納された前
    記履歴動作回数及び/又は前記動作回数変換工程におい
    て得られた前記寿命判定指標値を工程を有することを特
    徴とする制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項11記載の印刷装置の制御方法
    において、 前記動作回数格納工程においては、前記ホスト装置から
    受信した所定のコマンドに応じて、前記稼働時間計測工
    程にかかわらず、前記履歴動作回数を前記記憶手段に格
    納することを特徴とする制御方法。
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