JP4622069B2 - 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体 - Google Patents

印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、その制御方法、および、情報記録媒体に関する。特に、印刷に使用するインクの使用量、紙などの印刷媒体を切断するカッターの使用回数、印刷ヘッドの印刷回数など、交換可能な部品、あるいはデバイスの機能に関わる量を不揮発性メモリに記憶し、保守、管理に役立てることができる印刷装置、その制御方法、および、これらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置(プリンタ)は、紙などの印刷媒体に文字や図形を印刷するための装置として広く普及している。このようなプリンタは外部情報処理装置、例えばホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータは、文字や図形を印刷するためのデータや、プリンタ自体を制御するためのデータをプリンタに送信する。一方、プリンタは、自身の状況などのデータをホストコンピュータに送信することができる。
このようなプリンタでは、文字や図形を印刷するためにインクを使用する。インクジェットプリンタでは、交換可能なインクカートリッジを利用し、ドットインパクトプリンタや熱転写プリンタでは、交換可能なインクリボンを利用する。
更にロール紙を用いるプリンタもPOSプリンタでは一般的に用いられている。
インクカートリッジ、インクリボン、ロール紙はプリンタの消耗品である。これら消耗品の中で、例えばインク供給ユニットが供給したインクの使用量の統計は、プリンタのコストダウンや保守・運用・管理あるいは、新製品の開発のための情報として重要である。
この他に、プリンタには、インクジェットヘッド、ドットインパクトヘッド、あるいは、カッターデバイスなどの動作部品あるいは動作装置(動作デバイス)も交換可能に装着されている場合がある。
【0003】
例えば、キャッシュレジスタなどの会計装置や、ファクシミリ装置などに用いられるプリンタでは、印刷された紙を適当な単位(トランザクション単位やページ単位など)で切断する必要がある。このためにカッター刃、あるいはカッターデバイスを交換可能にしているプリンタがある。このカッター刃あるいは、カッターデバイスについても、耐用回数などの統計を取得したいという要望がある。
このほか、このような交換可能な部品、あるいはデバイスとしては、印刷ヘッドなどがある。印刷ヘッド、特にインクジェットヘッドは消耗品として扱われることもあり、これらについても使用回数の情報は重要である。
従来のプリンタでは、このようなインク供給ユニットやカッター刃、インクジェットヘッドなどの交換可能な部品の機能に関わる量(インクの使用量、切断回数、インク射出回数など)は、以下の2種類についていずれかが記憶されていた。
・当該プリンタが使用を開始してからの総動作量、又は
・現在使用している部品の動作量これらの情報は、フラッシュEEPROM(ElectricallyErasableProgrammableReadOnlyMemory)やハードディスクなど、プリンタが備える不揮発性記憶装置に記憶されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプリンタでは、それぞれの動作部品機能部について、上記のような一種類の情報しか得られなかった。このため、きめこまかな保守・運用に必要な情報が十分に得られるとはいいがたかった。
また、部品、あるいはデバイスの耐用動作量の統計をとるためには、交換した部品、あるいはデバイスについてそれぞれどれだけ動作させたのかの情報が重要である。
【0005】
更に、これらの部品、あるいはデバイスの交換時期や、使用された期間なども有用な情報として活用できる。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、印刷に使用するインクの使用量、紙などの印刷媒体を切断するカッターの使用回数、印刷ヘッドの印刷回数など、交換可能な機能部の動作量を複数不揮発に記憶し、保守に役立てることができる印刷装置、その制御方法、および、これらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
【0007】
本発明、文字または図形を印刷する印刷処理部と、印刷処理部と共働して用いられる交換可能な部品あるいはデバイスを装着する装着部と、装着部に交換可能な部品あるいはデバイスが装着もしくは交換されたことを検知する検知処理部と、少なくとも複数の使用回数カウンタ領域からなる不揮発性記憶部と、交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測処理部と、計測処理部により計測された交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量を積算して不揮発性記憶部の使用回数カウンタ領域に記憶する格納処理部と、タイム情報取得するタイム情報取得部と、交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる使用限度量もしくは回数の目安を示す使用限度値を記憶する使用限度値記憶部と、不揮発性記憶部の使用回数カウンタ領域に記憶された積算した交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量が前記使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、これを示す信号を出力する信号出力部と、を有し、格納処理部は、信号出力部が警告信号を出力した時、タイム情報取得部から得られたタイム情報を積算した交換可能な部品あるいはデバイスに対応付けて不揮発性記憶部に記憶すると共に、検知処理部により交換可能な部品あるいはデバイスが交換されたことが検知された場合、これまでの使用回数カウンタ領域をカウンタ値保存領域としてそのままデータを保存し、且つ、タイム情報取得部から得られる装着した時点もしくは交換した時点のタイム情報を交換可能な部品あるいはデバイスに対応付けて不揮発性記憶部に順次記憶する処理を実行することを特徴とする印刷装置である。
【0008】
【0009】
更に、本発明は、文字または図形を印刷する印刷処理部、印刷処理部と共働して動作する交換可能な部品あるいはデバイスを装着する装着部装着部に交換可能な部品あるいはデバイスが装着もしくは交換されたことを検知する検知処理部と、少なくとも複数の使用回数カウンタ領域からなる不揮発性記憶部交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測処理部と、計測処理部により計測された交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量を積算して不揮発性記憶部の使用回数カウンタ領域に記憶する格納処理部と、タイム情報を取得するタイム情報取得部と、交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる使用限度量もしくは回数の目安を示す使用限度値を記憶する使用限度値記憶部と、不揮発性記憶部の使用回数カウンタ領域に記憶された積算した交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量が前記使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、これを示す信号を出力する信号出力部とを備える印刷装置の制御方法において、検知処理部により交換可能な部品あるいはデバイスが装着部から取り外されたか、あるいはそれに新たに装着されたか、または交換されたことを検知する検知ステップと、検知ステップで交換可能な部品あるいはデバイスが装着部から取り外されたか、あるいはそれに新たに装着されたか、または交換されたことが検知された時、タイム情報取得部によりその時点のタイム情報を取得するタイム情報取得ステップと、検知ステップで交換可能な部品あるいはデバイスが交換されたことが検知された場合、格納処理部によりこれまでの使用回数カウンタ領域をカウント値保存領域としてそのままデータを保存すると共に、タイム情報取得ステップで得られたタイム情報を交換可能な部品あるいはデバイスに対応付けて不揮発性記憶部に順次記憶し、且つ、新たな使用回数カウンタ領域を取得する保存ステップと、検知ステップで交換可能な部品あるいはデバイスが新たに装着されたこと、もしくは交換されたことが検知された場合、計測処理部によりこれを起点として交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測ステップと、使用回数カウンタ領域に記憶された積算した交換可能な部品あるいはデバイスの機能に関わる量が使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、信号出力部により信号を出力する信号出力ステップと、信号出力ステップで信号が出力された時、格納処理部によりタイム情報取得部から得られるその時点のタイム情報を交換可能な部品あるいはデバイスに対応付けて不揮発性記憶部に記憶するタイム情報格納ステップと、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0010】
更に本発明の印刷装置の制御方法は、交換可能な部品あるいはデバイスに関わる情報の通知を要求する指令を外部装置から受信する通知指令受信ステップと、不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の交換可能な部品あるいはデバイスに関わる情報を外部装置に通知する通知ステップとを更に有することを特徴とする
【0011】
本発明の印刷装置の制御方法は、交換可能な部品あるいはデバイスに関わる情報の印刷を要求する指令を外部装置から受信する印刷指令受信ステップと、不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の交換可能な部品あるいはデバイスに関わる情報を印刷処理部に通知する印刷通知ステップと、交換可能な部品あるいはデバイスに関わる情報を印刷処理部により印刷出力する印刷出力ステップとを更に有することを特徴とする
【0012】
本発明の印刷装置とその制御方法を実現するプログラムをコンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリなどの情報記録媒体に記憶することができる。
さらに、本発明の印刷装置や情報処理装置を制御するためのプログラムを、WWW(WorldWideWeb)のサーバコンピュータに配置し、ここからオペレータが適宜ダウンロードして印刷装置や情報処理装置に記憶させてプログラムを更新し、印刷装置や情報処理装置にこのプログラムを実行させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(印刷装置)
図1は本発明のプリンタの他の実施例を示すブロック構成図である。
【0014】
なお、以下の実施例では、説明の都合上、インクカートリッジ付きインクジェットヘッドを交換可能な部品、あるいはデバイスとして挙げて説明するが、このほかの交換可能な部品、あるいはデバイスとして、例えば、インクリボンなどのインク供給ユニット、インクジェットヘッドなどの印刷ヘッド、用紙切断装置、更にはロール紙についても、同様の手法が適用でき、これらの実施形態を採用することは当業者であれば容易であり、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0015】
プリンタ101は、ホストコンピュータ150とインターフェース102を介して接続され、データの送受信を行う。又、ホストコンピュータ150には、文書作成ソフトウエア等のアプリケーションプログラムと共に、プリンタドライバと呼ばれるプリンタを制御するプログラムが組み込まれ、アプリケーションプログラムからの印刷指令を受け取り、プリンタに適したデータに変換しプリンタに送信する制御をすると共に、プリンタからの各種信号あるいはデータを受信し、解釈し、使用者に必要な情報をホストコンピュータ150を介して提供可能な構成となっている。
ホストコンピュータ150がデータを送信すると、インターフェース102がこれを受信して、RAM103内の受信バッファがこのデータを記憶する。
CPU110は、受信バッファに記憶されたデータを解釈して、これが印刷コマンドであれば印刷イメージをRAM103内のプリントバッファに展開し、プリントバッファが一杯になるなど、所定のタイミングで印刷ヘッド、プラテン、紙送り機構、あるいは印刷ヘッド駆動IC、モータ駆動回路、各種センサー回路(いずれも図示せず)などを含む印刷処理部105を動作させ、文字や図形を紙に印刷する。
【0016】
プリンタ101は、タイムデータ発生部としてリアルタイムクロック108を有し、CPU110を主な構成要素とするタイム情報取得部は、ここからメンテナンス管理に必要な、所定の日付、時刻情報などのタイム情報を取得可能な構成となっている。LCDパネル109は、オペレーションパネル(図示せず)に装備され、様々な情報をビジュアルに出力するデバイスである。
【0017】
又、交換可能な部品として、インクカートリッジ付きインクジェットヘッド120が用いられ、このインクジェットヘッドには、インクカートリッジのインク管理情報あるいは、製造番号などの情報が記憶されたメモリ121が搭載され、コネクタ122aを介して、装着部に装着されている。実施例では、1つのインクジェットヘッドを用いた例で示しているが、複数のヘッドを搭載する場合は同様の構成で、例えば、黒インク用ヘッド、カラーインク用ヘッドが搭載される場合もある。
【0018】
図1の構成では、メモリに記録された製造番号を識別することにより、プリンタ101の電源がオフされている時に、インクジェットヘッド120を交換されても、容易に交換を検知することが可能である。つまり製造番号をヘッドを特定するID番号として利用している。
【0019】
メモリを搭載していない様な交換可能な部品あるいはデバイスでは、ホストコンピュータ150からプリンタ101へ部品を交換する旨のコマンドを送信してから、あるいは、プリンタ101が備えるオペレーションパネル(図示せず)を操作してから、部品を交換するようにプリンタ101を構成しておけば、これらの送信や操作により、機能部の交換を検知することができる。
【0020】
領域104aは、ROM104の所定の領域であり、交換可能な部品、あるいはデバイスの機能に関わる使用限度の目安である量、もしくは回数等の使用限度値が格納されていて、使用限度値記憶部として機能する。実施例では、ROM104に格納されているが、フラッシュEEPROM111のような不揮発性メモリに格納しても良い。
CPU110の制御によって各部が動作するが、この制御用プログラムはROM104に記憶されており、CPU110は、電源投入時から、ROM104に記憶されたプログラムを順次実行する。ROM104に記憶されたプログラムは、適宜アップデートすることができる。
ここで、CPU110とインターフェース102は、RAM103と共働して送受信処理部として、CPU110は、他の構成部品と共同して検知処理部、記憶領域取得処理部、計測処理部、格納処理部として機能する。 更に、フラッシュEEPROM111は、記憶部として機能し、内部には、使用回数カウンタ領域およびカウンタ値保持領域等を備えている。
【0021】
なお、記憶部として、フラッシュEEPROM111ではなく、ハードディスクなどの他の不揮発性記憶装置を利用することができる。また、インターフェース102を介して接続されたホストコンピュータ150を記憶部として利用することもできる。これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0022】
(印刷装置の制御処理)
図2は、フラッシュEEPROM111内のインクジェットヘッドの使用回数カウンタ領域およびカウンタ値保持領域等の格納状態を示す説明図であり、タイム情報取得部がリアルタイムクロック(RTC)のタイム情報を用いたメンテナンス管理の実施例を示し、フラッシュEEPROM111に格納されるデータをテーブルにして示すものである。
【0023】
一例として、インクカートリッジ付きの黒色用インクカートリッジ付きインクジェットヘッド(黒色ヘッド)と、3色のカラーインクを個別のタンクに封入して一体化した3色カラーインクカートリッジ付きインクジェットヘッド(カラーヘッド)を用いている。
【0024】
テーブル501は、黒色ヘッドの使用状況を示し、テーブル502はカラーヘッドの使用状況を示している。501a、502aは、それぞれの製造番号を、501b、502bは、それぞれの吐出回数を、501c、502cは、装着した日付を、501d、502dは、取り外された日付をそれぞれ示している。
【0025】
黒色用ヘッドについて、1個目のヘッドは、99年の7月4日に、装着され、350万回の吐出回数用いられ、99年の9月13日に取り外され、2個目のヘッドは、99年同日装着され、99年12月12日に取り外され、3個目のヘッドは、現在使用中であることを示している。現在使用中の領域は使用回数カウンタ領域として、既に取り外されたヘッドの領域は、カウンタ値保持領域として機能する。
【0026】
又、カラー用ヘッドの使用状況は、1個目のヘッドは、99年7月4日に装着され、99年12月27日に取り外され、2個目は、同日に装着され現在使用中であることを示している。つまり、日付のデータが”00.00.00”は、着脱が実行されていないことを示している。
【0027】
このような、テーブルに示されるデータが、フラッシュEEPROM111にメンテナンスデータとして、使用回数カウンタ領域(インクジェットヘッドでは吐出回数カウンタ領域)と、その他のデータ領域に対応づけて格納され、必要に応じて読み出し可能に構成される。
【0028】
本実施例では、更に、以下のような付加機能が含まれている。
【0029】
501e、502eは、インクカートリッジのインクがインク切れ状態となることを警告した日(Warning Date)を記録していることを示している。例えば、このインクカートリッジの吐出回数で見たときの標準的なインク容量が4000×1000回の時、警告を発するべき吐出回数をその8割程度の3200×1000回とすると、ROM104の領域104aには、3200と言う数値が保存され、吐出回数カウンタ領域の値がこれに近い値になるか、又はこの値と同じか超えた時に、使用者に対して、カートリッジ付きヘッドの交換を促すように、LCDパネル109などの出力装置を介して警告を発する。LCDパネル109が、文字を表示できる物で有れば、具体的に文字情報で表示しても良いし、例えば、LEDなどの表示装置であれば、LEDを点滅したりする表示でも良い。更には、アラーム音での警告も可能である。
【0030】
このような、警告表示を実施したときに、これと同期して、警告した日付を不揮発性記憶部の所定の領域に記録しておく。
【0031】
この情報は、前述の通知処理により、容易にホストコンピュータに転送することが可能であり、使用者は、ホストコンピュータに組み込まれたプリンタを制御するプリンタドライバの所定の機能を利用することにより、いつでも前回、警告を受けた日を確認することができる。これにより、新しいインクカートリッジ、あるいはカートリッジ付きヘッドの取り替えを忘れても、プリンタドライバの機能によりホストコンピュータから読み出し再警告することが可能である。又、プリンタにこのような情報を保存しておくことにより、ネットワークを介して複数のコンピュータに接続していても、それぞれのコンピュータからプリンタのデータを読み出して利用することができる。
【0032】
上記実施例では、吐出回数を実質的なインク消費量としてカウントしている例であるが、吐出回数ではなく、印刷データに対応して、インクの吐出量としてカウントする事も可能である。又、トナータイプのページプリンタでは、印刷した用紙のシート数でカウントすることも可能である。又、インクジェットヘッドを用いるプリンタでは、ヘッドのクリーニングのためにインクを射出した場合のインクの使用量をも積算すれば、さらに正確なインク使用量のデータを得ることができる。
また、これらの使用回数、使用量、動作回数などを積算する部品、あるいはデバイスを複数設けることも可能である。この場合には、それぞれの部品、あるいはデバイスの装着・交換の有無をそれぞれ検知し、フラッシュEEPROM111内に別途部品、あるいはデバイスごとに使用回数カウンタ領域を用意することにより、たとえばインク供給ユニットと切断装置のカッター刃の2つの機能部品の消費量あるいは動作量のデータを得ることができる。
【0033】
更に、上記警告は、インクの残量が残り少ないことを示すことであるが、インクカートリッジ上のメモリに記憶された使用期限を確認し、この日付を基に警告を発する機能も付加することも可能である。
【0034】
図3は、上述の図2のテーブル内のデータが、フラッシュEEPROM111内に格納されている状態を模式的に示した説明図である。
【0035】
171は、黒色ヘッドのデータが格納されている黒色ヘッドデータ領域を、172はカラーヘッドのデータが格納されているカラーヘッドデータ領域を、173は、現在使用中の黒色ヘッドのID番号を示す黒色ヘッドID格納領域を、174は現在使用中のカラーヘッドのID番号を示すカラーヘッドID格納領域をそれぞれ示している。181、182はそれぞれのヘッドが、何個目のヘッドであるかを示し、また、図示していないがそれぞれの格納アドレスを示す、アドレス管理データ領域がもうけられている。
【0036】
このように、それぞれ過去に使用されたヘッドのデータが、フラッシュEEPROM111の内部に履歴情報として保存される。
【0037】
又、インクジェットヘッドに搭載されているメモリが、同様に書き換え可能なメモリの場合、そのメモリにそのヘッドの使用履歴情報を書き込むことも可能である。この場合、このヘッドをリサイクルするときに回収し、使用状況の情報を収集して、今後の製品開発に役立てることもできる。
【0038】
図4は、このようなインクジェットヘッドを用いた本発明のプリンタの制御方法の実施例を示すフローチャートである。
【0039】
ステップS501では、ヘッド交換されたかどうか検知するステップであり、通常、プリンタの電源が立ち上げられたときに実行される。この場合、ヘッドのID番号、例えば製造番号をヘッドに搭載されたメモリから読み出し、記憶されている現在のID番号と比較する。同一である場合は、通常印刷処理のステップS505へ移行する。
【0040】
同一でない場合は、ヘッドが交換されたものと判断し、新しいID番号をフラッシュEEPROMの領域173に更新データとして格納し(ステップS502)、リアルタイムクロック108からその時点のタイムデータ、例えば少なくとも日付データを取得する(ステップS503)。この日付データをこれまでのヘッドが取り外された日(UnloadedDate)、および新しいヘッドが装着された日(LoadedDate)として、所定の領域に格納する。
【0041】
これまで、吐出回数カウンタとして使われてきた領域はそのまま、保存領域として確保し、新しいヘッドのための新しい吐出回数カウンタの領域を確保し、このカウンタ領域をクリアする(ステップS505)。以上で、ヘッドが交換されたかどうかの検知と、新しいカウンタ領域の確保が終了する。
【0042】
次に、プリンタは、通常処理が必要かどうかのチェック処理に移行し(ステップS506)、必要ならデータ受信、印刷処理など通常処理が実行される(ステップS510)。この中では、前述のように、ヘッドの駆動がされた場合は、テンポラリカウンタは、常に吐出回数をカウントしている。
【0043】
通常処理が終了すると、テンポラリカウンタの値をチェックし、テンポラリカウンタが1000回を越えているかどうかチェックし、越えていれば吐出回数カウンタの値をインクリメントする(ステップS508)。また、テンポラリカウンタの値を1000減じ(ステップS509)、再度チェックして、1000以下となるまで同様の処理をし、ステップS501へ戻る。
【0044】
本実施例では、ID番号が同一かどうかで、取り外しを検知しているが、簡略化のため、実際に取り外されたかどうかをIDが読みとれるかどうかのみでチェックすることも可能である。
【0045】
又、タイム情報取得部は、リアルタイムクロック(RTC)を用いているが、ホストコンピュータから日付、あるいは時刻データを送信し、このデータを用いることも可能である。この場合、CPU110、インターフェイス102が、タイム情報取得部として機能する。
【0046】
図5は、本発明の印刷装置の制御方法の他の実施例のフローチャートである。
プリンタは、図1に示したインクジェットプリンタを用いている。
【0047】
カートリッジ交換チェック処理(ステップS601)、印刷処理(ステップS602)、吐出回数計数処理(ステップS603)の後、吐出回数が、ROM104の所定の領域104aに記憶された限度以内かチェックする(ステップS604)、Yesの場合、スタートに戻り、その他の処理をする。Noの場合、既に警告してあるかどうかチェックする(ステップS605)。これは、以下のステップで、日付情報が警告日のところに記録されているかどうかで知ることができる。警告がなされていない場合、LCDパネル109に警告表示をする(ステップS606)。これに同期して、日付情報を警告日を格納するフラッシュEEPROM111の所定の領域に記録する。
【0048】
(動作量の通知処理)
図3に示すように、フラッシュEEPROM111内の複数のデータ領域171、172に記憶されたインクジェットヘッドの使用回数等の使用履歴の情報を、ホストコンピュータ150から調べて、これを種々の保守作業やインクあるいはヘッドの改良、コストダウンに生かしたい場合は多い。以下に、このような使用回数の情報を、プリンタ101からホストコンピュータ150に転送するための通知処理について説明する。
【0049】
図6は、動作部(インクジェットヘッド)の動作量(インクを吐出した回数)、あるいはヘッドの交換日等のヘッドの使用履歴情報をホストコンピュータ150に送信する通知処理の流れを示すフローチャートである。
通知処理は、たとえば、ホストコンピュータ150から送信されたデータが「動作量を通知せよ」という旨のコマンドであった場合に起動される。このようなコマンドのエスケープシーケンスとして、たとえば以下を採用することができる。ただし、「0x」は十六進数であることを示す接頭辞である。
・0x1b0x68 [ESC h]このコマンドを受信したことをCPU110が検知することにより、通知処理が開始される。
一例として、これまで使用された全てのヘッドの情報がホストコンピュータからリクエストされた場合を想定する。
【0050】
通知処理が開始されると、まず、CPU110は、フラッシュEEPROM111の現在のヘッドIDが格納されている領域173、174のデータから、対応するヘッドデータのアドレスを得る(ステップS401)。次に、得たアドレスの現在のヘッドデータ領域175、176に記憶された使用回数、装着日、取り外し日等のデータを取得し(ステップS402)、取得したデータをホストコンピュータ150に送信する(ステップS403)。
さらに、アドレスを所定の値だけデクリメント(減少)させ、一つ前のヘッドデータ領域177,178のアドレスを得る(ステップS404)。
ついで、当該アドレスと別に記憶されている記憶開始当初のアドレスとを比較し、すべてのヘッドデータについて処理を終了したか調べる(ステップS405)。終了している場合(ステップS405;Yes)、本処理を終わる。終了していない場合(ステップS405;No)、ステップS402に戻る。
なお、上述した実施例では、ホストコンピュータ150に対して各ヘッドデータ領域171、172に記憶されたデータを送信して通知したが、印刷処理部105を駆動して当該データをそれぞれ紙に印刷してもよい。
このほか、プリンタ101のオペレーションパネル(図示せず)などの操作によって、通知処理を起動することもできる。
保守要員は、ホストコンピュータ150に送信された動作量(使用回数)や印刷された動作量(使用回数)を見れば、保守に必要な情報を得ることができる。
【0051】
この制御ステップにより、使用者は使用しているプリンタの消耗品等が当面問題なく使用可能かどうか分かる。
【0052】
又、前述した警告処理をした日付のデータも同時に転送することにより、警告処理が実行されていることチェックすることが可能である
【0053】
更に、これまで使用されたインクカートリッジの交換された日、警告日等の全てのデータを同時にホストコンピュータに転送して表示することにより、現在使用中のインクカートリッジが後どれくらい使用できるかと言った情報や、警告日から何日経過しているかなどの情報を、使用者に提供することができる。
【0054】
尚、前述の印刷装置を制御する制御方法を示すステップをプログラムとして情報記録媒体に記録して使用することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏する。
印刷に使用するインクの使用量、紙などの印刷媒体を切断するカッターの使用回数、印刷ヘッドの印刷回数など、交換可能な機能部の動作量を交換した過去の部品についても不揮発性記憶装置に保存し、保守管理に役立てることができる印刷装置とその制御方法を提供することができる。
【0056】
又、交換可能な部品あるいはデバイスを交換した日付データや交換を促した日付データを記憶することによりこれを便宜読み出し、動作部品、あるいは消耗品等のきめ細かな使用データを収集することによりきめ細かな印刷装置のメンテナンスに役立てることができる。たとえば、店舗などのPOSプリンタにこれを適用することにより、1ヶ月に消費したインクカートリッジがどれくらいであったか等のデータをホストコンピュータを介して読み出し、カートリッジの在庫管理に用いたりすることができる。
【0057】
さらに、これらのデータを多くの利用現場から収集する事によって、新製品開発等に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷装置の実施例の概要を示すブロック構成図。
【図2】 インクジェットヘッドの使用回数カウンタ領域およびカウンタ値保持領域等の格納状態を示す説明図。
【図3】 テーブル内のデータが、フラッシュEEPROM 111内に格納されている状態を模式的に示した説明図。
【図4】 インクジェットヘッドを用いた本発明の印刷装置の制御方法の実施例を示すフローチャート。
【図5】 本発明の印刷装置の制御方法の他の実施例のフローチャート。
【図6】使用履歴情報をホストコンピュータ150に送信する通知処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
101 プリンタ
102 インターフェース
103 RAM
104 ROM
105 印刷処理部
111 フラッシュEEPROM
110 CPU
150 ホストコンピュータ
120 インクジェットヘッド
121 メモリ
122 ヘッド装着部

Claims (18)

  1. (a)文字または図形を印刷する印刷処理部と、
    (b)前記印刷処理部と共働して用いられる交換可能な部品あるいはデバイスを装着する装着部と、
    (c)前記装着部に前記部品あるいはデバイスが装着もしくは交換されたことを検知する検知処理部と、
    (d)少なくとも複数の使用回数カウンタ領域からなる不揮発性記憶部と、
    (e)前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測処理部と、
    (f)前記計測処理部により計測された前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量を積算して前記記憶部の前記使用回数カウンタ領域に記憶する格納処理部と、
    (g)タイム情報取得するタイム情報取得部と、
    (h)前記部品あるいはデバイスの機能に関わる使用限度量もしくは回数の目安を示す使用限度値を記憶する使用限度値記憶部と、
    (i)前記使用回数カウンタ領域に記憶された積算した前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量が前記使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、これを示す信号を出力する信号出力部と、
    を有し、
    前記格納処理部は、前記信号出力部が前記信号を出力した時、前記タイム情報取得部から得られたタイム情報を前記部品あるいはデバイスに対応付けて前記不揮発性記憶部に記憶すると共に、前記検知処理部により前記部品あるいはデバイスが交換されたことが検知された場合、これまでの前記使用回数カウンタ領域をカウンタ値保存領域としてそのままデータを保存し、且つ、前記タイム情報取得部から得られる装着した時点もしくは交換した時点のタイム情報を前記部品あるいはデバイスに対応付けて前記不揮発性記憶部に順次記憶する処理を実行することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記部品あるいはデバイスは、インクカートリッジであり、該インクカートリッジの機能に関わる量は、インク吐出回数であり、前記計測処理部は、吐出回数カウンタであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記部品あるいはデバイスは、前記印刷処理部が文字または図形を印刷するためのインクを供給するインクカートリッジであって、該インクカートリッジの機能に関わる量は、実質的にインクを供給した量で計測されることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記部品あるいはデバイスは、文字または図形を印刷するための印刷ヘッドであって、前記印刷処理部は、前記装着部に装着された交換可能な前記印刷ヘッドを駆動することにより文字または図形を印刷し、前記印刷ヘッドの機能に関わる量は、文字または図形を印刷する時の駆動回数で計測されることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 前記部品あるいはデバイスは、当該印刷装置の印刷動作に関わる動作部品または動作装置であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 前記部品あるいはデバイスは、印刷装置の消耗品であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 通知処理部を更に有し、通知処理部は、当該印刷装置の所定の操作に応答して前記不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の前記部品あるいはデバイスに関わる情報を前記印刷処理部に通知し、印刷処理部は、これを印刷出力することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 外部装置に接続しデータを送受信するための送受信処理部を更に有し、前記通知処理部は、前記外部装置からの所定の指令に応答して、前記不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の前記部品あるいはデバイスに関わる情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  9. 前記外部装置は、ホストコンピュータであって、前記通知処理部は、前記ホストコンピュータからの前記所定の指令に応答して前記不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の前記部品あるいはデバイスの機能に関わる情報を前記ホストコンピュータへ送信するため前記送受信処理部に通知し、送受信処理部は、前記情報を前記ホストコンピュータへ送信することを特徴とする請求項8記載の印刷装置。
  10. 前記タイム情報取得部は、当該印刷装置に内蔵されたリアルタイムクロックからタイム情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  11. ホストコンピュータに接続され、前記タイム情報取得部は、前記ホストコンピュータからタイム情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  12. 文字または図形を印刷する印刷処理部印刷処理部と共働して動作する交換可能な部品あるいはデバイスを装着する装着部該装着部に前記部品あるいはデバイスが装着もしくは交換されたことを検知する検知処理部と、少なくとも複数の使用回数カウンタ領域からなる不揮発性記憶部前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測処理部と、該計測処理部により計測された前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量を積算して前記記憶部の使用回数カウンタ領域に記憶する格納処理部と、タイム情報を取得するタイム情報取得部と、前記部品あるいはデバイスの機能に関わる使用限度量もしくは回数の目安を示す使用限度値を記憶する使用限度値記憶部と、前記使用回数カウンタ領域に記憶された積算した前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量が前記使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、これを示す信号を出力する信号出力部とを備える印刷装置の制御方法において、
    (a)前記検知処理部により前記部品あるいはデバイスが前記装着部から取り外されたか、あるいはそれに新たに装着されたか、または交換されたことを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで前記部品あるいはデバイスが前記装着部から取り外されたか、あるいはそれに新たに装着されたか、または交換されたことが検知された時、前記タイム情報取得部によりその時点のタイム情報を取得するタイム情報取得ステップと、
    前記検知ステップで前記部品あるいはデバイスが交換されたことが検知された場合、前記格納処理部によりこれまでの前記使用回数カウンタ領域をカウンタ値保存領域としてそのままデータを保存すると共に、前記タイム情報取得ステップで得られたタイム情報を前記部品あるいはデバイスに対応付けて前記不揮発性記憶部に順次記憶し、且つ、新たな前記使用回数カウンタ領域を取得する保存ステップと、
    )前記検知ステップで前記部品あるいはデバイスが新たに装着されたこと、もしくは交換されたことが検知された場合、前記計測処理部によりこれを起点として前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量を計測する計測ステップと、
    前記使用回数カウンタ領域に記憶された積算した前記部品あるいはデバイスの機能に関わる量が前記使用限度値に近づくかあるいは到達した時に、前記信号出力部により前記信号を出力する信号出力ステップと、
    前記信号出力ステップで前記信号が出力された時、前記格納処理部により前記タイム情報取得部から得られるその時点のタイム情報を前記部品あるいはデバイスに対応付けて前記不揮発性記憶部に記憶するタイム情報格納ステップと、
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 前記部品あるいはデバイスは、前記印刷処理部が文字または図形を印刷するためのインクを供給するインクカートリッジであって、該インクカートリッジの機能に関わる量は、実質的にインクを供給した量で計測されることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置の制御方法。
  14. 前記部品あるいはデバイスは、文字または図形を印刷するための印刷ヘッドであって、前記印刷処理部は、前記装着部に装着された交換可能な前記印刷ヘッドを駆動することにより文字または図形を印刷し、前記印刷ヘッドの機能に関わる量は、文字または図形を印刷する時駆動回数で計測されることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置の制御方法。
  15. 前記部品あるいはデバイスに関わる情報の通知を要求する指令を外部装置から受信する通知指令受信ステップと、
    前記不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の前記部品あるいはデバイスに関わる情報を前記外部装置に通知する通知ステップとを更に有することを特徴とする請求項12に記載の印刷装置の制御方法。
  16. 前記部品あるいはデバイスに関わる情報の印刷を要求する指令を外部装置から受信する印刷指令受信ステップと、
    前記不揮発性記憶部に記憶された1つまたは複数の前記部品あるいはデバイスに関わる情報を前記印刷処理部に通知する印刷通知ステップと、
    前記情報を前記印刷処理部により印刷出力する印刷出力ステップとを更に有することを特徴とする請求項12に記載の印刷装置の制御方法。
  17. 請求項12乃至16のいずれか1項に記載の制御方法の前記各ステップを当該印刷装置を制御するプログラムとして記録したことを特徴とする情報記録媒体。
  18. コンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリであることを特徴とする請求項17に記載の情報記録媒体。
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