JPH1063150A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1063150A
JPH1063150A JP9134898A JP13489897A JPH1063150A JP H1063150 A JPH1063150 A JP H1063150A JP 9134898 A JP9134898 A JP 9134898A JP 13489897 A JP13489897 A JP 13489897A JP H1063150 A JPH1063150 A JP H1063150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
printer
image forming
host system
drawer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9134898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Azeno
正彦 畔野
Yasufumi Nakazato
保史 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9134898A priority Critical patent/JPH1063150A/ja
Publication of JPH1063150A publication Critical patent/JPH1063150A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の交換部品の交換時期を事前に
予測ができ、かつ障害等の履歴をオペレーター及びホス
トシステム側の両方に知らせ、常時最適な状態で装置を
動作させるとともに、安価にして効率的な対応ができる
ようにする。 【解決手段】 プリンタ1に、ステータス情報を記憶し
た不揮発性メモリ部1-5および不揮発性メモリ部1-5から
ステータス情報を任意の時期に出力可能にするプリント
制御装置1-7を備え、外部のホストシステム2とプリン
ト制御装置1-7とを接続することで、不揮発性メモリ部1
-5の情報をホストシステム2で読み出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
の詳しいステータス情報をオペレーターおよびホストシ
ステムが任意の時期に読み出すことが可能な画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複数台の画像形成装置とそ
れらを制御する制御装置とこれらに接続されるホストシ
ステムからなる画像形成システムにおいては、画像形成
装置内のメモリにある画像形成装置のステータス情報
(例:交換部品の交換時期、障害の有無)を装置内のシー
ケンス制御部が読み出し制御装置に受け渡して制御装置
が判断し、表示の必要が生じた場合(例:交換部品の交
換要求、障害の発生時)にのみ、装置内の操作表示部に
その内容を表示しているだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
画像形成システムにおいては、制御装置に対してステー
タス情報を表示するのみであった。
【0004】このため、オペレーター及びホストシステ
ム側からは、画像形成装置の詳しいステータス情報を任
意の時期に知ることができず、動作中の画像形成装置を
最適な状態で常に保守することができなかった。
【0005】本発明は、上記従来技術の欠点を解消する
ものであり、画像形成装置の交換部品の交換時期を事前
に予測でき、かつ障害等の履歴をオペレーター及びホス
トシステム側の両方に知らせ、常時最適な状態で装置を
動作させるとともに、安価にして効率的な対応ができる
ようにしたことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、画像形成装置内に不揮発性のメモリを有し、
前記メモリ内に画像形成装置の詳しいステータス情報を
記憶し、この情報に基づいて装置の状態を表示する手段
を有する画像形成装置において、インターフェースを介
して外部から前記メモリ内の情報を任意の時期に読み出
すことが可能であるように構成されたことを特徴とす
る。
【0007】本発明は、従来の機能に加えて、画像形成
装置内にある不揮発性メモリ部上の詳しいステータス情
報を装置内の制御部を介して、常時任意に読み出し可能
とする機能を設け、この機能を利用してオペレーター及
びホストシステムは画像形成装置の詳しいステータス情
報を任意に知ることができ、また画像形成装置にホスト
システム及びオペレーターに対して任意にステータス情
報を知らせることができるように制御することである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の画像
形成装置のプリンタを実施した場合の画像形成システム
の構成図を示す。図に示すプリンタ1は作像部1-1、操
作表示部1-2、画像信号制御部1-3、シーケンス制御部1-
4、不揮発性メモリ部1-5、及び各種センサー部1-6から
なる。また、1-7はこのプリンタの制御装置でホストシ
ステム2の指示に応じてプリンタ1にプリント作業など
を行わせる制御を行なっている。ホストシステム2は、
ミニコン、パソコン、メインフレームなどのコンピュー
ター装置を中心にしたシステムを指す。
【0009】プリンタ1は、自己の運転状態や異常状態
を不揮発性メモリ部1−5にプリンタ内のシーケンス制
御部1−4を介してステータス情報を書き込む。このス
テータス情報としては、プリンタの印刷のトータル枚
数、各交換部品の交換時期、障害の履歴、アフターサー
ビスの履歴、通電時間等を書き込む。
【0010】次に本実施形態の動作について説明する。
【0011】(その1)ステータス情報として交換部品
の交換時期を書き込んだ場合を例にとり説明する。交換
部品としては、図6の感光体ユニット13を例にする。
【0012】交換部品には寿命があり感光体ユニットの
ドラムに関して回転時間を基準にして交換時期が定まっ
ている。プリンタ1内のシーケンス制御部1-4は不揮発
性メモリ部1-5の一部をドラム回転時間カウンターとし
て使用し、感光体ドラムの回転時間に比例してこのカウ
ンターをカウントアップしていく。
【0013】シーケンス制御部1-4は、感光体ドラムの
寿命として予め決められたカウント数にカウンターが達
すると、操作表示部1-2に交換時期がきたことを表示
し、更に不揮発性メモリ部1-5内に感光体ドラムの交換
要求のフラグをセットする。
【0014】プリンタ1を制御しているプリンタ制御装
置1-7は、シーケンス制御部1-4を介してカウンターの値
を任意の時期に読み出せるように構成されており、ホス
トシステム2からの読み出し要求に対して、ホストシス
テムにその情報を受け渡すようにする。
【0015】このとき、プリンタ1内にある不揮発性メ
モリ部1-5に書き込まれている情報はすべてコード化さ
れて記憶されている。このコード化されている情報をプ
リンタ1のプリンタ制御装置1-7で、オペレーターまた
はサービスマンが簡単に理解できるようにメッセージに
変換し、これをファイル化してホストシステム2側から
取り出せるようにしてもよい。例えば、ホストコンピュ
ーターにコマンドを入力する下記a,b,cなどのメッ
セージを受け取ることができるようにする。
【0016】 a.LIST PRINTER1.MSG b.PRINT PRINTER1.MSG c.MAIL PRINTER1.MSG HOST2 これによりそのときのプリンタの動作状態、交換部品の
使用状態、交換時期の接近などを知ることができ、適切
な対応処理が可能となる。
【0017】いま、上記のように制御されているプリン
タ1(複数台No1〜No3)が図2に示すようにホストシス
テム2のホストコンピューター2Aと接続されていると
する。ホストシステム2のコンピューター2Aは一連の
印刷(以下、ジョブという)を実行するに先立ち、個々の
プリンタの感光体ドラム(交換部品)の交換時期を読み出
し、ジョブに最適なプリンタをオペレーターが判断する
ことができるようになり、オペレーターのニーズに適し
たプリントを得ることができる。
【0018】また、ホストシステム2がジョブ実行に先
立ち、図3および図4のようなフローチャートに従って
自動的に不揮発性メモリ部1−5の情報に基づいてプリ
ンタを選択するようにすれば、複数のプリンタを同じ頻
度で使用して、メンテナンスの時間を揃えたり、大きな
ジョブを行うときは交換時期の接近していないプリンタ
を使用することでスムーズなジョブ実行が行えるように
するなどの利点が得られる。
【0019】図3のフローチャートにおいては、ジョブ
の要求(A)を判断し、不揮発性メモリ部1-5(E2PRO
M)内に記憶されたプリンタNo1〜No3の使用回転時間
を読み出し(B)、この中で最もドラム交換時期の長いプ
リンタNo1〜No3を選択する(C)。選択されたプリンタ
はジョブを実行し(D)、ジョブが正常に行なわれいるか
をホストシステムは判断する。
【0020】また、図4はプリンタNo1〜No3の使用回
転時間を読み出し(B)、各プリンタのドラムの交換時期
までのプリント枚数>ジョブの判断を順番に行ない
(C),(D),(E)、ホスト側に各プリンタのドラムの使用
状態を知らせる(F)。また、各プリンタの判断において
プリント可能ならジョブが実行される(G)。
【0021】(その2)ステータス情報としてジャムの
履歴を書き込んだ場合を例にとり説明する。1台のプリ
ンタが複数の通紙径路を有している場合(例:図1で、
プリンタの給紙口3箇所、排紙口3箇所)、ジャムの履
歴として、ジャムが発生した場所とその回数を不揮発性
メモリ部1−5に記憶させておく。ホストコンピュータ
ー(またはオペレーター)は一連のジョブを実行するに先
立ち、まずメモリ内の前記ジャムの履歴を読み出すこと
により、使用径路の安全性を確かめることができる。
【0022】1台のホストコンピューターが複数のプリ
ンタとシステムを組んでいる場合(フローチャート例は
図5)、前記のようにそれぞれのプリンタのジャムの履
歴を読み出すことにより、使用径路の安全性を確かめる
ことができ、ジョブに最適な通紙径路を選ぶことができ
る。
【0023】図5のフローチャートにおいては、ホスト
システム2のコンピューターは一連の印刷(以下、ジョ
ブという)を実行するに先立ち、個々のプリンタ内に不
揮発性メモリ部1-5(E2PROM)に書込まれたプリン
タのステータス情報をプリンタ制御装置1-7を介して読
み出し、ジョブを実行するのに最適なプリンタおよびプ
リンタモードを判断する。この時、プリンタ制御装置1-
7がプリンタ内のE2PROMの情報をホストシステム2
のコンピューターが取り扱いやすいファイル形式、例え
ば単にジャム回数を“3”と転送するだけではなく、
“NUMBER OF JAM=3”のように情報の内容を明確にす
るためのコメントを付加したデータに変換することによ
って、システムがユーザにとって取り扱いやすくするよ
うにしてある。
【0024】ここで、ホストシステム2のコンピュータ
ーは、ステータス情報の中の履歴情報から次の判断を行
なう。例えば、 ア.ジョブが完了できるだけの記録紙やトナーがある
か。
【0025】イ.交換部品の寿命がジョブ実行中、オー
バーしないかどうか。
【0026】ウ.故障,ジャムの発生が異常に多くない
か。
【0027】などが行われる。
【0028】また、ジョブを実行した後は、次のような
ジョブの完了状態をチェックする。例えば、 ア.記録紙のエンド,トナーのエンド,メンテナンス要
求はなかったか。
【0029】イ.その他の異常はなかったか。
【0030】などが行われる。
【0031】また、ジョブが完了していなかったなら、
ホストシステム2のコンピューターはジョブ実行とその
後の履歴を比較して、ジョブのやり直し方法を判断し、
複数台のうちのいずれかのプリンタによって必ずジョブ
を完了させる。
【0032】このように、本システムは複数台のプリン
タを使用してジョブを実行でき、その際、プリンタに設
けた不揮発性メモリ部にステータス情報が記憶されてお
り、ホストシステム2のコンピューターによってこの記
憶情報をもとに運営管理ができるので、高信頼性のメン
テナンスが容易にできる。また、この例ではプリンタを
複数台使用した場合について述ベたが、1台でも同様の
高信頼性のジョブとメンテナンスが可能である。また、
ここではプリンタ1について述ベたが、複写機等のこの
種の電子機器に適用できることは勿論である。
【0033】(その3)ステータス情報として障害の履
歴を書き込んだ場合を例にとり説明する。
【0034】プリンタ1にサービスマンを呼ばなければ
いけないような障害が発生した場合、ホストコンピュー
ター(またはオペレーター)はメモリ内の障害の履歴を読
み出し、発生した障害の内容と過去の履歴をプリントア
ウトするようにする。これにより、サービスマンに対し
て障害の内容を簡単に渡すことができ、サービスマンも
障害に対して詳しい情報を入手することができ、適切な
処理をすることができる。このとき、プリントアウトの
かわりに通信回線を利用して(例:図2のホストコンピ
ューター2Aとファクシミリ4をネットワークする)こ
の内容を直接サービスマンに手渡せるようにしても良
い。
【0035】さて、このようなプリンタのメンテナンス
をユーザが行いたい要求が強い。例えば、トナーの補給
は勿論、感光体ユニット,クリーニングユニット等まで
簡単に交換ができることが要求されている。
【0036】従来、このような観点から前記交換ユニッ
トを一体に構成し、ある一定期間経過後、交換寿命のき
たユニットがあれば、他の交換ユニットがまだ使用可能
であっても一体として交換していたため、部品コストが
高くつき、したがって、ランニングコストが必然的に高
くなり、ユーザに大きな負担を強いる欠点があった。
【0037】そこで、この欠点を除くため、各交換ユニ
ットに個別の交換サイクルを設定し、個別交換する方式
もある。これは各交換ユニットごとに引き出し機構を必
要とし、各ユニット間の位置を正確に位置決めする必要
があること、また、各交換ユニットが狭い空間内に配置
されているため、交換作業がしにくいこと、引き出しに
際し他のユニットを損傷したり、トナーが落ちて内部を
汚す欠点があった。
【0038】また、別の方法として、各ユニットを作像
ユニットとして全体を装置本体から外へ引き出し、個々
のユニットを交換する方式がある。これは各ユニットが
装置本体内で動作するのに必要な精度で位置決めされて
いて、それがそのまま引き出されるので、ユニットを取
り出しにくいという欠点があった。
【0039】これらの問題点を解消するため、電子写真
方式を用いたノンインパクトプリンタや複写機におい
て、感光体ユニット,現像ユニット,クリーニングユニ
ット等の作像ユニットを交換する装置の一例を以下に説
明する。
【0040】図6はレーザプリンタに実施した場合の斜
視図であり、プリンタ本体10から作像ユニット(交換ユ
ニット)を保持したドロワ11を引き出した状態を示して
いる。図7は図6のドロワの一部の断面を示す図であ
る。
【0041】図6および図7に示すように、本例のレー
ザプリンタは、その本体10の一側面にドロワ11が支持ガ
イドレール12,12´によって滑動自在に取り付けられて
いる。
【0042】ドロワ11には、感光体ユニット13,現像ユ
ニット14,クリーニングユニット15,トナーカートリッ
ジ16等の作像ユニットが着脱自在に収納されている。ド
ロワ11が本体10内に押し込まれた状態では、これら各ユ
ニットが電子写真方式による記録動作が正しく行われる
ように相互に適切な位置関係を保持して装着され、かつ
本体10側に設けられる光学系ユニット21,帯電チャージ
ャ22,除電ランプ23,転写チャージャ24,レジストロー
ラ25等とも適切な位置関係を保持するように位置決めさ
れている。
【0043】ドロワ11を本体10外へ引き出すことによっ
て、感光体ユニット13に対して現像ユニット14およびト
ナーカートリッジ16は、図7の向かって右側へ自動的に
引き離され、クリーニングユニット15は左側へ自動的に
引き離される。このようなユニット相互の隔離によっ
て、どれかのユニットの交換時期がきて取り外す時に、
隣接ユニットとの間に若干の空間の余裕が生じているの
で、作業が簡単となり、隣接ユニットを傷つけることが
ない。
【0044】ドロワ11の前面には、引き出しを行うため
の把手17が取り付けられている。また、現像ユニット1
4,クリーニングユニット15,トナーカートリッジ16に
もそれぞれ把手が設けられている。ただし、図7にはそ
の把手は省略されていて図示されていない。
【0045】本体10には、前述の作像ユニットを搭載し
たドロワ11や、感光体上を光学的に走査する光学系ユニ
ット21やその他の構成のほかに、記録紙を供給する第1
給紙カセット18および第2供給カセット18´と、作像ユ
ニットで現像された記録紙上のトナー像を加熱および加
圧により定着させる定着ユニット27,搬送部26等を備え
ている。また、プリンタ本体10の上部には、搬送部28を
介して排出され記録済の記録紙を受け入れる第1排紙ト
レイ19および第2排紙トレイ19´が設けられている。
【0046】また、プリンタ本体10は、いわゆるオプシ
ョンとして、必要に応じて用いられる別体の大量給紙ユ
ニット20-1と、定着ユニット27を出た片面に記録された
記録紙を裏返しして、再び作像ユニットに供給するため
の反転ユニット(図示しない)とからなるオプションユニ
ット20-2の上に搭載されている。
【0047】ドロワ11を本体内に納めた状態で覆板11-1
を起こして被せることにより、ほこり等の侵入を防ぐと
ともに、外観の体裁を整えることができる。
【0048】図8および図9は、ドロワ11を引き出すこ
とによりクリーニングユニット15を感光体ユニット13か
ら離すための機構の一例を示すものである。
【0049】スライド孔31,クリーニングユニット保持
用切り欠き部32,スプリング支持突起(ピン)33およびカ
ム当接部34からなる一対のスライダ35,35´をドロワ11
の引き出し方向の前後に配設し、ガイドピン36によりド
ロワ11に対し滑動自在に固定する。そして、スライダ35
のスプリング支持突起33とドロワ11の底部に固定したス
プリング支持ピン38との間にスプリング39を張設する。
【0050】また、ドロワ11の前後の側板間に軸棒40を
通し、スライダ35のカム当接部34の位置に対応する箇所
にカム41を固定し、軸棒40を軸方向に回動させるように
付勢するスプリング37を取り付ける。なお、このような
カムおよびスプリングは図8には図示されていないが、
スライダ35´に対応して設けられることは勿論である。
軸棒40の後端部には、本体側に設けたカム43と係合する
ようにピン42が設けられる。
【0051】クリーニングユニット15はその前後両端に
設けた4本のピンを有し、そのうちの2本のピン44,44
´が図8に示すように、スライダ35の切り欠き部32,32
´にはめ合わされてスライダ35に保持され、図10に示す
ように残りの2本のピン45,45´が本体の側壁に設けた
ピン支承部46,46´により保持される。そのピン支承部
46,46´は、図11に示すように、スライド方向にピンを
滑動可能に支承するためのピンスライド用長孔47を有
し、その上方にピン挿入口となる切り欠き48を有してい
る。
【0052】以上のように構成された作像ユニットを保
持したドロワ11は、それが本体10内に収納された動作位
置においては、軸棒40の端部のピン42が本体側カム43の
奥の方へ当接され、スプリング37がカム41を回動させる
のを阻止している。そのため、スライダ35,35´にはス
プリング39の弾性力のみが有効に作用し、スライダ35,
35´に支持されたクリーニングユニット15を、本来の作
動位置である感光体ユニット13に近接して位置させる。
即ち、クリーニングユニット15はスプリング39によっ
て、図8の右方向へ引っ張られた位置(基準位置)に規定
された状態にされる。
【0053】一方、ドロワ11を引き出した状態において
は、ドロワ11の前後に渡っている軸棒40の端部のピン42
が本体側のカム43から抜けて、スプリング37による回転
力をカム41が受けてスライダ35,35´の当接部34を押
す。スプリング力はスプリング37の方がスプリング39よ
りも強いものが用いられているので、スライダ35は図8
の左側へ移動し、その結果、クリーニングユニット15の
ピン44,44´を引くことによって、クリーニングユニッ
ト15は感光体ユニット13より離れる。
【0054】以上は、クリーニングユニット15について
のみ説明したが、現像ユニット14についても同様の機構
により、ドロワ11の引き出し時に感光体ユニット13から
引き離すことができる。
【0055】以上の例では、ドロワ11を本体10から引き
出した時に、ドロワ11にセットした各ユニット間を自動
的に離間するために、ドロワ11の位置の検出とその検出
に応じた所定のユニットのスライド動作とを複数のカム
機構の組み合わせによって行っているが、このようなカ
ム機構に限らず、他の手段、例えばドロワ位置の電気的
な検出とそれによって駆動される電磁的機構との組み合
わせによって実現することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置内に不揮発性のメモリ部を有し、これに当該
装置の詳しいステータス情報を記憶し、この情報に基づ
いて装置の状態を表示する手段を有し、インターフェー
スを介して外部から前記メモリ部内の情報を任意の時期
にオペレータおよびホストシステムが読み出しできる。
したがって、画像形成装置を最適な動作状態で動作さ
せ、また、適切な対応処理ができる。しかも、メモリを
付加するのみで上述した高信頼度のメンテナンスが実施
できるので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像形成システム
の構成図である。
【図2】複数台のプリンタをホストコンピューターに接
続した場合のシステム構成図である。
【図3】本発明の実施形態の制御を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の実施形態の他の制御を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の実施形態の他の制御を示すフローチャ
ートである。
【図6】レーザプリンタの斜視図である。
【図7】図6のドロワの一部の断面図である。
【図8】ドロワを引き出すことによりクリーニングユニ
ットを感光体ユニットから離すための機構を示す斜視図
である。
【図9】ドロワを引き出すことによりクリーニングユニ
ットを感光体ユニットから離すための機構を示す側面図
である。
【図10】クリーニングユニットをドロワに支持する機
構を示す正面図である。
【図11】ピン支承部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…プリンタ、 1-1…作像部、 1-2…操作表示部、
1-3…画像信号制御部、1-4…シーケンス制御部、 1-5
…不揮発性メモリ部(E2PROM)、 1-6…センサー
部、 1-7…プリンタ制御装置、 2…ホストシステ
ム、 2A…ホストコンピューター、 3…パソコン、
4…ファクシミリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータス情報を記憶したメモリを有す
    る画像形成装置において、外部装置と接続し、外部装置
    に対して前記メモリの情報を任意の時期に出力可能にす
    るインターフェースを画像形成装置本体に設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP9134898A 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置 Pending JPH1063150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9134898A JPH1063150A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9134898A JPH1063150A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63101325A Division JPS6426866A (en) 1987-04-28 1988-04-26 Control method for image forming device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1063150A true JPH1063150A (ja) 1998-03-06

Family

ID=15139109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9134898A Pending JPH1063150A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1063150A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001138604A (ja) * 1999-09-02 2001-05-22 Seiko Epson Corp 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体
JP2002067450A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Seiko Epson Corp 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体
JP2010217401A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981656A (ja) * 1982-10-30 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機管理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981656A (ja) * 1982-10-30 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機管理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001138604A (ja) * 1999-09-02 2001-05-22 Seiko Epson Corp 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体
JP2002067450A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Seiko Epson Corp 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体
JP4622069B2 (ja) * 2000-09-01 2011-02-02 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、その制御方法、及び情報記録媒体
JP2010217401A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4876606A (en) Image forming system
JP4319176B2 (ja) 顧客交換可能ユニットを含むネットワークシステム
US8064784B2 (en) Image forming apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the image forming apparatus
JP2001282477A (ja) 印刷制御装置及び印刷データの処理方法、並びに印刷処理システム
JPH03144661A (ja) 画像形成装置
JP3177052B2 (ja) 画像形成装置
US8531718B2 (en) Image forming device having operating information managing function
JPH11296046A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置の印刷処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP3107391B2 (ja) 画像形成装置
JPH1063150A (ja) 画像形成装置
JP5941273B2 (ja) 情報処理装置、及びその制御方法
JPH11115280A (ja) プリンタ
JP2012063457A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2011145472A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム
JP2005059983A (ja) 画像形成装置、プログラム及びプログラムを記憶した記憶媒体
JP2690414B2 (ja) 電子写真装置
JP2584736B2 (ja) 複写機
JPH04256968A (ja) 複写機の情報読出方法及び複写機
JPH0577533A (ja) プリンタ装置
JPH05260239A (ja) 画像形成装置
JPH03209270A (ja) 電子写真装置
JPH03214170A (ja) 電子写真装置
JP2005164940A (ja) 画像形成装置、現像剤残量管理方法、及びプログラム
JP2024072046A (ja) 電子機器の消耗品管理装置、消耗品管理方法および消耗品管理プログラム
JPH03143675A (ja) 画像形成装置