JP2005164940A - 画像形成装置、現像剤残量管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 現像剤の残量を検知するセンサや現像剤保持容器を識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的に現像剤保持容器が別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することを可能とする。
【解決手段】 画像形成装置は、ビデオコントローラ103、パネル部104、プリンタエンジン105を備える。ビデオコントローラ103は、画像形成装置へのトナーカートリッジの装着時にパネル部104から入力されたカートリッジIDが、不揮発性メモリ310に記憶されているカートリッジIDと合致する場合、装着されたトナーカートリッジを使用した画像形成に伴う画像ドットカウント値を、不揮発性メモリ310に前記合致したカートリッジIDと関連付けて記憶されているトータル画像ドットカウント値に加算し、トータル画像ドットカウント値を更新する。
【選択図】 図6
【解決手段】 画像形成装置は、ビデオコントローラ103、パネル部104、プリンタエンジン105を備える。ビデオコントローラ103は、画像形成装置へのトナーカートリッジの装着時にパネル部104から入力されたカートリッジIDが、不揮発性メモリ310に記憶されているカートリッジIDと合致する場合、装着されたトナーカートリッジを使用した画像形成に伴う画像ドットカウント値を、不揮発性メモリ310に前記合致したカートリッジIDと関連付けて記憶されているトータル画像ドットカウント値に加算し、トータル画像ドットカウント値を更新する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えば、中間データから生成したビットマップデータに基づき感光体に潜像を形成し、潜像を現像剤で現像し用紙に転写することで画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、現像剤を保持する現像剤保持容器別に現像剤残量を検知する場合に好適な画像形成装置、現像剤残量管理方法、及びプログラムに関する。
従来、上記の電子写真方式の画像形成装置において、現像剤保持容器内の現像剤残量を検知する方法として、画像ドットカウント方式がある。この画像ドットカウント方式は、潜像が形成される像担持体である感光体に作像する画像ドット数をカウントし、その画像ドット数を現像剤使用量に換算すると共に積算することにより、画像全体の合計の現像剤使用量を算出し、現像剤残量を検知する方式である。
近年の電子写真方式画像形成装置の市場においては、ユーザビリティの向上に対する関心が高まっているため、上述した画像ドットカウント方式による現像剤残量の検知により、単に現像剤のなくなる直前でユーザに警告を行うだけでなく、あらゆる段階において、現像剤が現時点でどのくらい残っているかをユーザに逐次報知する機能を実現している。
一方、特別な現像剤残量検知センサを使用することなく、現像剤の補給時に現像剤補給時間から正確な現像剤残量を算出し、また現像剤残量を現像剤保持容器に搭載された不揮発性メモリに記憶しておくことにより、画像形成装置の電源の再投入後や画像形成装置からの現像剤保持容器の一時的な抜き取りに対しても、正確な現像剤残量を検知する機能を実現する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−341640号公報
ところで、従来から、上述したようにユーザビリティの向上に対する関心が高まる中で、画像形成装置に搭載するエンジン部品のコストを抑えて、画像形成装置本体を低価格で提供することも求められている。そのため、画像形成装置に搭載する現像剤残量検知センサ等のセンサとして、しばしば、精度はよくなくても比較的コストのかからないセンサを採用したり、センサそのものを省いた構成にしたりすることがある。
そのような要求に対して、画像形成装置における現像剤残量検知に関しては、上述した画像ドットカウント方式により、現像剤残量検知センサの精度がよくなくてもその精度の悪さを補完したり、現像剤残量検知センサを省いた構成でもソフト的な検知のみで現像剤残量の検知機能を実現したりすることができる。
しかし、画像形成装置における画像形成時に現像剤の載り具合の調子が悪い等の理由で、ユーザにより、画像形成装置に装着されている現像剤保持容器が一時的に他の現像剤保持容器と交換されるようなことがあるが、従来のソフト的な現像剤残量検知方式では、使用途中の現像剤保持容器が再度画像形成装置に戻されてしまうと、正確な現像剤残量検知を行うことができなくなってしまうという問題点がある。
また、上記特開2002−341640号公報に記載された従来例のように、現像剤保持容器側に不揮発性メモリを搭載し、該不揮発性メモリに現像剤残量を記憶しておくことで、上記問題点に対処することは可能であるが、現像剤保持容器に不揮発性メモリを搭載することは、消耗品である現像剤保持容器のコストを上げることになってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、現像剤の残量を検知するセンサや現像剤保持容器を識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的に現像剤保持容器が別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することを可能とした画像形成装置、現像剤残量管理方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、画像形成により消費される現像剤を保持する現像剤保持容器が着脱可能な画像形成装置であって、現像剤保持容器の識別情報を入力する入力手段と、現像剤保持容器の装着時に前記入力手段により入力された識別情報が、現像剤保持容器の識別情報と該現像剤保持容器の現像剤の消費量を示す現像剤消費情報とを関連付けて記憶する記憶手段に記憶されている識別情報と合致する場合、前記装着された現像剤保持容器の現像剤消費情報として、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報を用いる管理手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、現像剤保持容器の装着時に該現像剤保持容器の識別情報の入力を促す報知手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量に基づき、該現像剤保持容器の現像剤残量を算出する算出手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報と現像剤残量とを関連付けて記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記記憶手段は、前記画像形成装置が備える不揮発性の記憶手段であることを特徴とする。
また、本発明は、前記記憶手段は、前記画像形成装置と通信可能な外部装置が備える不揮発性の記憶手段であることを特徴とする。
また、本発明は、前記管理手段は、前記装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量を、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報に加算し、画像形成毎に前記現像剤消費情報を更新していくことを特徴とする。
また、本発明は、前記管理手段は、現像剤保持容器の装着時に前記入力手段により入力された識別情報が、前記記憶手段に記憶されている識別情報と合致しない場合、前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記管理手段は、前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶する際に、前記記憶手段に既に記憶可能な世代数分の識別情報が記憶されている場合、古い世代の識別情報と現像剤消費情報を消去することを特徴とする。
更に、本発明は、前記識別情報は、現像剤保持容器の製造番号、画像形成装置が設置された拠点で割り振られた番号、文字列を含む群から選択するようにしてもよい。
更に、本発明は、前記現像剤消費情報は、画像形成工程で作像する画像ドット数を計数することで算出するようにしてもよい。
本発明によれば、現像剤保持容器の装着時に入力された識別情報が、記憶手段に記憶されている識別情報と合致する場合、装着された現像剤保持容器の現像剤消費情報として、記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報を用いるため、現像剤の残量を検知するセンサや現像剤保持容器を識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的に現像剤保持容器が別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することができる。更に、現像剤の残量を検知するセンサや現像剤保持容器を識別するセンサを省くことで、画像形成装置に搭載する部品点数を削減できると共にコストを抑えることができ、また、従来のように現像剤保持容器側に現像剤残量記憶用の不揮発性メモリを搭載することが不要となり、その結果、画像形成装置本体や消耗品である現像剤保持容器を安価に提供することができる。
また、本発明によれば、現像剤保持容器の装着時に該現像剤保持容器の識別情報の入力を促すため、複数の現像剤保持容器を、入力された識別情報と該識別情報に関連付けた現像剤消費情報で管理することで、正確な現像剤の残量の検知を維持することができる。
また、本発明によれば、記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報とを関連付けて記憶するため、画像形成装置での使用途中で交換された現像剤保持容器が複数あった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することができる。
また、本発明によれば、記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報と現像剤残量とを関連付けて記憶するため、同様に、画像形成装置での使用途中で交換された現像剤保持容器が複数あった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することができる。
また、本発明によれば、画像形成装置と通信可能な外部装置が記憶手段を備えた場合、外部装置が複数の画像形成装置における現像剤残量を管理することが可能となる。
また、本発明によれば、装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量を、記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報に加算し、画像形成毎に現像剤消費情報を更新していくため、現像剤の残量を検知するセンサや現像剤保持容器を識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的に現像剤保持容器が別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確な現像剤の残量の検知を維持することができる。
また、本発明によれば、現像剤保持容器の装着時に入力された識別情報が、記憶手段に記憶されている識別情報と合致しない場合、入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて記憶するため、画像形成装置に装着される全ての現像剤保持容器の現像剤残量を的確に管理することが可能となる。
また、本発明によれば、入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて記憶する際に、記憶手段に既に記憶可能な世代数分の識別情報が記憶されている場合、古い世代の識別情報と現像剤消費情報を消去するため、画像形成装置で使用する現像剤保持容器の現像剤残量を、現在の現像剤保持容器から前の世代の現像剤保持容器にわたって順に管理することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置とデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置とデータ処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置102は、例えば電子写真方式によるカラーの画像形成を行うレーザビームプリンタとして構成されており、ビデオコントローラ103(管理手段、算出手段)、パネル部104(入力手段、報知手段)、プリンタエンジン105を備えている。データ処理装置101(外部装置)は、例えばコンピュータとして構成されており、画像形成装置102に対する画像情報の供給源あるいは画像形成装置102の制御装置として機能する。
尚、画像形成装置102の画像形成方式は電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式等、他の画像形成方式にも適用可能であることは言うまでもない。また、画像形成装置102はカラーの画像形成に限定されるものではなく、モノクロの画像形成にも適用可能であることは言うまでもない。また、画像形成装置102は、例えばLAN等のネットワーク経由で複数のデータ処理装置101と通信を行うことが可能である。
画像形成装置102において、ビデオコントローラ103は、データ処理装置101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)に基づいて、ページ毎にラスタデータ(ビットマップ画像データ)を生成し、プリンタエンジン105に送出する。プリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム(図2参照)上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写及び定着(電子写真方式)することにより画像を形成する。
パネル部104は、ユーザインタフェースとして使用されるものであり、操作部と表示部を備えている。ユーザは、パネル部104を操作することにより、画像形成装置102に対し所望の動作を指示することができる。また、パネル部104には、画像形成装置102の処理内容や、ユーザに対する警告内容を表示することが可能である。
図2は、画像形成装置102の内部構造を示す構成図である。
図2において、画像形成装置102は、例えばタンデム方式のカラー画像形成装置として構成されており、筐体201の各部に、操作パネル202、ボード収容部203、用紙カセット220、手差し用トレイ230、画像記録部204a、204b、204c、204d、レーザスキャナ部206a、206b、206c、206d、定着器260、排紙トレイ264、トナーカートリッジの交換時やメンテナンス時に開閉されるドア(不図示)等を備えている。
操作パネル202は、ユーザが画像形成装置に各種指示を与えるための操作スイッチ、ユーザに対するメッセージや画像形成装置の設定内容等を表示するための表示部(例えばLED表示器やLCD表示器)等を備えており、図1に示すパネル部104の一態様である。ボード収容部203は、図1に示すビデオコントローラ103及びプリンタエンジン105の電子回路部分を構成するボードを収容する。
用紙カセット220は、複数枚の用紙(記録媒体)Sを収納可能であり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を備えている。カセットクラッチ221は、用紙カセット220に収納された複数枚の用紙Sから最上位の1枚の用紙Sを取り出し、取り出した用紙Sを不図示の駆動手段から伝達される駆動力によって給紙ローラ222まで搬送するカムを備えている。このカムは、給紙の度に間欠的に回転し、カムの1回転に対して1枚の用紙Sを給紙する。用紙検知センサ223は、用紙カセット220に収納されている用紙Sの量を検知する。
給紙ローラ222は、用紙Sの先端部をレジストシャッタ224まで搬送する。レジストシャッタ224は、用紙Sを押圧することにより給紙を停止する機能を有する。手差し用トレイ230には、手差し給紙を行う際に用紙が載置される。手差し給紙クラッチ231は、用紙Sの先端を手差し給紙ローラ232まで搬送する。手差し給紙ローラ232は、用紙Sの先端をレジストシャッタ224まで搬送する。画像形成に供する用紙Sは、用紙カセット220、手差し用トレイ230のいずれかの給紙手段を選択することで給紙される。
上記図1のプリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103と所定の通信プロトコルに従って通信を行い、ビデオコントローラ103からの指示に従って用紙カセット220、手差し用トレイ230の中からいずれかの給紙手段を選択し、印刷の開始指示に応じて該当する給紙手段からレジストシャッタ224まで用紙Sを搬送させる制御を行う。尚、プリンタエンジン105は、印刷対象の用紙を給紙する給紙機構、感光ドラムへの潜像の形成工程、潜像をトナーで現像する現像工程、用紙へのトナー像の転写工程、用紙上のトナー像の定着工程等の電子写真プロセスに関する機構、印刷が完了した用紙を排紙する排紙機構、及び、これら各機構の制御手段(電子回路部分)を含む。
画像記録部204a、204b、204c、204dは、それぞれ、レーザビーム照射により潜像が形成される感光ドラム205a、205b、205c、205d、トナー(現像剤)を保持するトナーカートリッジ(トナー保持容器)等を備えており、電子写真プロセスにより用紙S上にトナー像を形成する。一方、レーザスキャナ部206a、206b、206c、206dは、それぞれ、半導体レーザを内蔵したレーザユニット207a、207b、207c、207d、ポリゴンミラー(回転多面鏡)208a、208b、208c、208dを備えており、画像記録部部204a、204b、204c、204dに対しレーザビームによる画像情報を供給する。
画像記録部204a、204b、204c、204dの側方部には、用紙Sを搬送する無端の用紙搬送ベルト250が、用紙搬送方向(図2の下から上へ向かう方向)に対応する部分を扁平にした状態で配設されている。用紙搬送ベルト250は、複数の回転ローラ251〜254及びテンションローラ等の外周部に張設されており、不図示の駆動機構によりに図中時計方向に循環駆動される。用紙搬送ベルト250の最上流部(図中下方)においては、バイアスが印加された吸着ローラ225によって用紙が用紙搬送ベルト250の搬送面に静電吸着される。
画像記録部204a、204b、204c、204dがそれぞれ備える感光ドラム205a、205b、205c、205dは、用紙搬送ベルト250の搬送面に対向して上下方向に直列に配設されており、画像形成手段を構成している。画像記録部204a、204b、204c、204dには、それぞれ、感光ドラム205a、205b、205c、205dの周辺近傍を順次取り囲んだ状態で、感光ドラム上を帯電する帯電器、感光ドラム上の潜像をトナーで現像する現像器が配置されている。
レーザスキャナ部206a、206b、206c、206dがそれぞれ備えるレーザユニット207a、207b、207c、207dは、ビデオコントローラ103から送出される画像信号(/VIDEO信号)に応じて半導体レーザを駆動し、レーザビームを発射する。レーザユニット207a、207b、207c、207dから発射されたレーザビームは、それぞれ、ポリゴンミラー208a、208b、208c、208dにより走査され、感光ドラム205a、205b、205c、205dに照射されることで潜像を形成する。
定着器260は、画像記録部204a、204b、204c、204dにより用紙Sに形成されたトナー像を用紙Sに熱定着させる。搬送ローラ261は、用紙Sを排紙する搬送動作を行う。排紙センサ262は、用紙Sの排紙状態を検知する。排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切り替えローラ263は、用紙搬送指示が排紙の場合は、用紙Sをそのまま排紙トレイ264に排紙し、用紙搬送指示が両面搬送(用紙両面に印刷を行う時の搬送)の場合は、用紙Sの後端が排紙センサ262を通過した直後に用紙搬送方向を逆向きに切り替えてスイッチバックすることにより、用紙Sを両面印刷用搬送路270へ搬送する。
排紙積載量検知センサ265は、排紙トレイ264上に排紙され積載された用紙Sの積載量を検知する。両面印刷用搬送路270は、排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切り替えローラ263により両面印刷用に搬送された用紙Sの搬送路となる。用紙Sは、両面搬送ローラ271〜274によって再びレジストシャッタ224まで搬送された後、画像記録部204a、204b、204c、204dへの搬送指示が出るまで待機する。
尚、画像形成装置102には、更に、用紙を収納したオプションカセットや封筒を給紙する封筒フィーダ等のオプションユニットを装着することが可能である。
図3は、画像形成装置102のビデオコントローラ103とプリンタエンジン105とを接続するビデオインタフェース及びプリンタエンジン105の構成例を示すブロック図である。
図3において、プリンタエンジン105は、エンジン制御部150、用紙サイズ検出部151、給紙口検出部152、オプション調査部153、搬送制御部154、光学系制御部155、定着器温度制御部156、オプション制御部157、センサ部158を備えている。
ビデオコントローラ103は、複数のデータ処理装置101との間の通信(画像情報の受信を含む)、受信した画像情報に基づくラスタデータの生成(展開)、プリンタエンジン105の制御を司る。プリンタエンジン105のエンジン制御部150は、ビデオコントローラ103から供給される制御信号に基づいて、プリンタエンジン105内の用紙サイズ検出部151〜センサ部158を制御する。
先ず、プリンタエンジン105の各部の概要を説明する。用紙サイズ検出部151は、用紙カセット220、手差し用トレイ230、オプションカセット(不図示)に収納(または載置)された用紙のサイズを検出し、エンジン制御部150に通知する。給紙口検出部152は、用紙カセット220、手差し用トレイ230、オプションカセット(不図示)、封筒フィーダ(不図示)のそれぞれの給紙口の有無を検出し、エンジン制御部150に通知する。オプション調査部153は、画像形成装置に対するオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションユニットの接続状況を確認する。
搬送制御部154は、用紙の搬送を制御する。光学系制御部155は、ポリゴンミラー208a、208b、208c、208dを駆動するポリゴンモータ、及びレーザユニット207a、207b、207c、207d等の光学系を制御する。定着温度制御部156は、定着器260の温度制御を行う他、定着器260における異常検出等も行う。オプション制御部157は、オプションカセットや封筒フィーダ等のオプションユニットを制御する。センサ部158は、レジスト、排紙、両面、反転などの各搬送路内の用紙の有無、外気温、印刷ページ数、トナー残量等の環境の変化(状況変化)をそれぞれ検出する、複数のセンサ類から構成されている。
次に、ビデオコントローラ103とプリンタエンジン105のエンジン制御部150とを接続するビデオインタフェースを構成する信号の概要を説明する。170は、ビデオコントローラ103がエンジン制御部150と通信可能な状態にあることを示す/CPRDY信号、171は、エンジン制御部150がビデオコントローラ103と通信可能な状態にあることを示す/PPRDY信号、172は、エンジン制御部150がプリント可能な状態にあることを示す/RDY信号、173は、ビデオコントローラ103がエンジン制御部150に印刷要求を発行するための/PRNT信号である。
174は、エンジン制御部150がビデオコントローラ103に対して出力する垂直同期信号としての/TOP信号、176は、エンジン制御部150がビデオコントローラ103に対して出力する水平同期信号としての/BD信号、178は、シリアル通信のための同期クロック信号としての/SCLK信号、179は、ビデオコントローラ103がエンジン制御部150に対してコマンドを送信するためのコマンド信号としての/CMD信号、180は、コマンドを送信するためのストローブ信号としての/CBSY信号である。
181は、ビデオコントローラ103から送信されたコマンドに対して応答(プリンタエンジン105内部のステータスを含む)を返すための/STS信号、182は、ステータス等の応答を返すためのストローブ信号としての/SBSY信号、183は、ラスタデータとしての/VIDEO信号、177は、プリンタエンジン105のステータスのうち、/RDY信号に直接関与しない状態、即ち印刷の可否に直接関与しない状態変化が発生した場合(例えば、気温、印刷ページ数、トナー残量等が基準値を超えた場合)に“TRUE”となる/CCRT(Condition Change Report)信号である。
図4は、ビデオコントローラ103の構成例を示すブロック図である。
図4において、ビデオコントローラ103は、パネルインタフェース部301、ホストインタフェース部302、画像データ発生部303、ROM304、RAM305、エンジンインタフェース部306、DMA(Direct Memory Access)制御部307、レンダリング部308、CPU309、不揮発性メモリ310(記憶手段)を備えている。
パネルインタフェース部301は、パネル部104との間のデータ通信を行う。CPU 309は、CPUバス311に接続されたデバイスを制御すると共に、ROM304に格納された制御プログラム(管理手段、算出手段)に基づき図5、図6のフローチャートに示す処理を実行する。CPU309は、パネルインタフェース部301を介して、ユーザがパネル部104から設定/指示した内容を確認することができ、また、エンジンインタフェース部306を介して、各信号170、173、175、178、179、180を制御し、各信号171、172、174、176、176、177、181、182の状態、即ちプリンタエンジン105の状態を認識することができる。
ホストインタフェース部302は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101に対し双方向に通信接続を行う。画像データ発生部(中間データ作成部)303は、データ処理装置101からホストインタフェース部302を介して受信した印刷データを画像形成装置102内部で扱いやすい形の中間データに変換する処理を行う。ROM304は、画像形成装置102の各種動作や後述の各処理(図5、図6のフローチャートに示す処理、図8、図9のシーケンス図に示す処理)を実行するための制御プログラムコードを格納している。
RAM305は、印刷データから導き出された中間データを保持したり、中間データをレンダリングした結果のビットマップデータを保持したり、その他処理に必要な一時的なバッファエリアや各種処理ステータスを保持したりする。また、RAM305には、不揮発性メモリ310の格納情報のコピーを保存することが可能である。エンジンインタフェース部306は、プリンタエンジン105と通信接続を行う。DMA制御部307は、CPU309からの指示によりRAM305に格納されたビットマップデータをエンジンインタフェース部306に転送する。
レンダリング部308は、RAM305に格納された中間データの内容に従って、画像形成装置で実際に印刷出力する印刷イメージを作成する。不揮発性メモリ310は、濃度補正テーブル等の制御情報や、後述の図7に示すカートリッジID、トータル画像ドットカウント値、トナー残量の対応関係を示す情報等を記憶するものであり、例えばEEPROMから構成されている。CPUバス311は、アドレスバス、データバス、コントロールバスを含む伝送路である。
パネルインタフェース部301、ホストインタフェース部302、画像データ発生部303、ROM304、RAM305、エンジンインタフェース部306、DMA制御部307、レンダリング部308、CPU309及び不揮発性メモリ310は、それぞれ、CPUバス311に接続された前記全てのデバイスにアクセスすることが可能である。
次に、本実施の形態の画像形成装置における動作を図5乃至図9を参照しながら詳細に説明する。
図5及び図6は、ビデオコントローラ103のトナーカートリッジ着脱監視処理の流れを示すフローチャートである。
本処理は、画像形成装置に対するトナーカートリッジの着脱を監視し、画像形成装置に対するトナーカートリッジの装着時にユーザによりパネル部104から入力されるカートリッジIDに基づき、カートリッジ毎のカートリッジIDとトータル画像ドットカウント値とトナー残量率を管理する処理であり、ビデオコントローラ103のCPU309がROM304に格納された制御プログラムに基づき実行する。
図5及び図6において、ビデオコントローラ103は、トナーカートリッジ着脱監視処理を開始すると、まず、画像形成装置に対するトナーカートリッジの着脱に変化があったかどうかを判断する(ステップS101)。ステップS101において、トナーカートリッジの着脱に変化がないと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、トナーカートリッジの着脱に変化があるまでステップS101の処理を繰り返す。ステップS101において、トナーカートリッジの着脱に変化があったと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、その変化が、トナーカートリッジが画像形成装置に装着されたことによる変化かどうかを判断する(ステップS102)。
ステップS102において、トナーカートリッジが画像形成装置に装着されたことによる変化ではないと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、トナーカートリッジが画像形成装置から取り外された変化であると解釈し、トナーカートリッジが画像形成装置から取り外されたことを示す内容をパネル部104に表示することでユーザへ通知する(ステップS109)。ステップS109の後はステップS101の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS102において、トナーカートリッジが画像形成装置に装着されたことによる変化であると判断した場合には、ビデオコントローラ103は、ユーザに対するカートリッジIDの入力を促すメッセージをパネル部104に表示する(ステップS103)。ここで、カートリッジIDとは、トナーカートリッジに固有の識別情報であり、例えば、トナーカートリッジの製造番号や、画像形成装置が設置されている拠点において割り振られた番号あるいは文字列などである。
次に、ビデオコントローラ103は、ユーザによるカートリッジIDの入力が完了したかどうかを判断する(ステップS104)。ステップS104において、カートリッジIDの入力が完了していないと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、カートリッジIDの入力が完了するまでステップS104の処理を繰り返す。ステップS104において、カートリッジIDの入力が完了したと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、ユーザにより入力されたカートリッジIDと同じ値のカートリッジIDが、不揮発性メモリ310、あるいは不揮発性メモリ310の格納情報がコピー保存されているRAM305に保持されているかどうか検索する(ステップS105)。
次に、ビデオコントローラ103は、ステップS105において行った検索の結果、ユーザにより入力されたカートリッジIDと同じ値のカートリッジIDが不揮発性メモリ310、あるいは不揮発性メモリ310の格納情報がコピー保存されているRAM305に存在するかどうかを判断する(ステップS106)。
ステップS106において、入力カートリッジIDと同じ値のカートリッジIDが存在すると判断した場合には、ビデオコントローラ103は、入力カートリッジIDと同じ値のカートリッジIDで管理されているトナー残量を算出するために用いられる画像ドットカウンタの値から画像ドットカウントを再開する(ステップS107)。画像ドットカウンタは制御プログラムが備える機能である。
ステップS106において、入力カートリッジIDと同じ値のカートリッジIDが存在しないと判断した場合には、ビデオコントローラ103は、入力カートリッジIDを不揮発性メモリ310に新規登録し、入力カートリッジIDの値とともに画像ドットカウンタの初期値を保存すると共に、入力カートリッジIDに対応する画像ドットカウントを開始する(ステップS110)。
ステップS107またはステップS110の処理を終了すると、ビデオコントローラ103は、トナーカートリッジが画像形成装置に装着されたことを示す内容をパネル部104に表示することでユーザへ通知し(ステップS108)、ステップS101の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
図7は、ビデオコントローラ103の不揮発性メモリ310に保存されている、複数のトナーカートリッジにそれぞれ対応したカートリッジID、各カートリッジIDにそれぞれ対応したトータル画像ドットカウント値、及びトータル画像ドットカウント値より算出されるトナーカートリッジ毎のトナー残量率の対応関係(関連)を示す図である。
図7において、画像形成装置に対し今までに交換された例えば4世代分(現在、1世代前、2世代前、3世代前)のトナーカートリッジに対する、カートリッジIDの値と、トータル画像ドットカウンタの値と、トナー残量率の値とが不揮発性メモリ310に保存されている。カラー画像形成装置などトナーカートリッジの種類が複数あるような場合には、トナーカートリッジそれぞれの種類ごとに図示のような対応関係を示す情報が存在するものとする。
カートリッジIDは、例えばトナーカートリッジの製造番号や画像形成装置が設置されている拠点において割り振られた番号あるいは文字列でよく、カートリッジIDが同じ値であれば同じトナーカートリッジが画像形成装置に再び装着されたものと判断される。
トータル画像ドットカウント値は、上述した画像ドットカウント方式によりトナー残量を検知するために使用するものであり、新規にトナーカートリッジが画像形成装置に装着されてから、印刷対象の画像が感光ドラムに作像されるごとに積算される合計の画像ドット数である。ここでは、トナー残量率100%のときのトータル画像ドットカウント値を「A」として表現した値で示されている。
トナー残量率は、トナーカートリッジの最大容量に対するトータル画像ドットカウント値を基に算出されるトナー使用量の割合として、%で表現した値で示されている。例えば、トナー残量率100%とは最大容量に対するトナー使用量の割合が100%ということであり、トナーの残りが無いことを示す。また、トナー残量率50%とは最大容量に対するトナー使用量の割合が50%ということであり、トナーの残りが半分であることを示す。このトナー残量率の値は、本実施の形態では不揮発性メモリ310に記憶しているが、必ずしも不揮発性メモリ310に記憶しなくてもよく、トータル画像ドットカウント値が変化するタイミングで算出するようにしてもよい。
上記のように、各トナーカートリッジ毎のカートリッジIDとトータル画像ドットカウント値を関連付けて管理することにより、例えばトナーの載り具合が悪い等の理由でユーザによりトナーカートリッジが画像形成装置から取り外され、一度別の新品のトナーカートリッジに交換され、再度元の取り外されていたトナーカートリッジが画像形成装置に装着されてしまうような操作が行われた場合でも、正確なトナー残量検知を再開することができる。
図8は、ユーザから印刷指示された場合における、ユーザと画像形成装置との間のやり取り及び画像形成装置内での処理内容を示すシーケンス図である。尚、不揮発性メモリ310はビデオコントローラ103内部に装備されているが、図8では説明の便宜上、ビデオコントローラ103とプリンタエンジン105の間に並べて図示している。
図8において、まず、ステップS201において、ユーザからパネル部104を介し印刷指示を受けると、画像形成装置のビデオコントローラ103は、指示された印刷データを解釈してビットマップ画像データに展開し、ステップS202において、その展開された画像データをプリンタエンジン105に対して出力する。それに対してプリンタエンジン105は、ステップS203において、ビデオコントローラ103から出力された画像データに基づき感光ドラムに作像した画像ドット数のカウント結果である画像ドットカウント値をビデオコントローラ103へ通知する。
ビデオコントローラ103は、プリンタエンジン105から通知された画像ドットカウント値に従って、ステップS204において、不揮発性メモリ310に記憶されている、画像形成装置に装着中のトナーカートリッジのカートリッジIDに対応した画像ドットカウント値を更新する。その後、画像形成装置内の用紙の搬送が完了するのを待機し、ステップS205において、ユーザに対してパネル部104の表示により印刷完了の通知を行う。
上記のように、印刷時の画像データ出力毎にその画像データに基づく画像形成で消費される画像ドットカウント値を加算することで、トナーカートリッジ毎に管理されている画像ドットカウント値を更新することができる。
図9は、ユーザからトナーカートリッジの交換を指示された場合における、ユーザと画像形成装置との間のやり取り及び画像形成装置内での処理内容を示すシーケンス図である。尚、不揮発性メモリ310はビデオコントローラ103内部に装備されているが、図9では説明の便宜上、ビデオコントローラ103とプリンタエンジン105の間に並べて図示している。
図9において、まず、ステップS301において、ユーザにより画像形成装置のドアオープン操作が行われると、プリンタエンジン105は、ステップS302において、ドアオープン操作があったことをビデオコントローラ103に対して通知する。それに対してビデオコントローラ103は、ステップS303において、ユーザに対してパネル部104の表示によりドアオープン状態であることを通知する。
次に、ステップS304において、ユーザにより今度は画像形成装置からトナーカートリッジの抜き取り操作が行われると、プリンタエンジン105は、ステップS305において、画像形成装置からトナーカートリッジが抜き取られたことをビデオコントローラ103に対して通知する。それに対してビデオコントローラ103は、ステップS306において、ユーザに対してパネル部104の表示により画像形成装置からトナーカートリッジが抜き取られた状態であることを通知する。
次に、ステップS307において、ユーザにより画像形成装置に対しトナーカートリッジの装着操作が行われると、プリンタエンジン105は、ステップS308において、画像形成装置にトナーカートリッジが装着されたことをビデオコントローラ103に対して通知する。それに対してビデオコントローラ103は、ステップS309において、ユーザに対してパネル部104の表示によりカートリッジIDの入力を要求する。
次に、ステップS310において、ユーザによりパネル部104からカートリッジIDの入力が行われると、ビデオコントローラ103は、ステップS311において、ユーザにより入力されたカートリッジIDと同じカートリッジIDが不揮発性メモリ310において管理されている複数のカートリッジIDの中に存在するかどうか検索する。
ステップS311において、ユーザにより入力されたカートリッジIDと同じカートリッジIDが存在しない場合には、入力されたカートリッジIDを新規カートリッジIDとして、該新規カートリッジIDと、以降の印刷時における感光ドラムへの作像で消費される画像ドットカウント値及びトナー残量率とを対応付けて不揮発性メモリ310に登録する。
他方、ステップS311において、ユーザにより入力されたカートリッジIDと同じカートリッジIDが存在する場合には、以前に、今回装着されたトナーカートリッジと同じトナーカートリッジが画像形成装置に装着されていたものと判断し、入力されたカートリッジIDを不揮発性メモリ310に記憶されている同じカートリッジIDと関連付け、以降の印刷時における感光ドラムへの作像で消費される画像ドットカウント値は、この同じカートリッジIDに対応付けて不揮発性メモリ310に記憶されている画像ドットカウント値に加算される形で更新される。
ステップS311におけるカートリッジID検索が完了すると、ビデオコントローラ103は、ステップS312において、ユーザに対してパネル部104の表示によりトナーカートリッジが画像形成装置に装着状態になったことを通知する。
最後に、ステップS313において、ユーザにより画像形成装置のドアクローズ操作が行われると、プリンタエンジン105は、ステップS314において、画像形成装置のドアがクローズされたことをビデオコントローラ103に対して通知する。それに対してビデオコントローラ103は、ステップS315において、ユーザに対してパネル部104の表示により画像形成装置のドアオープン状態が解除されたことを通知する。
上記のように、画像形成装置に対するトナーカートリッジの交換時にユーザにカートリッジIDの入力を要求することで、印刷時には必ずユーザが指示したカートリッジIDのトータル画像ドットカウント値が更新されるため、途中でトナーカートリッジの抜き取りがあった場合でも、正確なトナー残量の検知を維持することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、トナー残量を検知するセンサやトナーカートリッジを識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、数世代分のトナーカートリッジ毎にカートリッジID、トータル画像ドットカウント値、トナー残量率を関連付けて管理し、印刷が行われる度にトータル画像ドットカウント値を更新するため、一時的にトナーカートリッジが別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確なトナー残量の検知を維持することができる。
更に、トナー残量を検知するセンサやトナーカートリッジを識別するセンサを省くことで、画像形成装置に搭載する部品点数を削減できると共にコストを抑えることができ、また、上記のようにトナーカートリッジ毎にカートリッジID、トータル画像ドットカウント値、トナー残量率を関連付けて管理することで、従来のようにトナーカートリッジ側にトナー残量記憶用の不揮発性メモリを搭載することが不要となり、その結果、画像形成装置本体や消耗品であるトナーカートリッジを安価に提供することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
第1の実施の形態においては、トナーカートリッジ毎のカートリッジID、トータル画像ドットカウント値、トナー残量率の対応関係を示す情報を保存する不揮発性メモリをビデオコントローラ103側に装備する構成としたが、これに限定されるものではなく、プリンタエンジン105側に不揮発性メモリを装備する構成としてもよい。
その場合、画像形成装置に対するトナーカートリッジの交換時にユーザによりパネル部104から入力されるカートリッジIDは、パネル部104からプリンタエンジン105へ通知される。一方、印刷毎の画像ドットカウント値の更新処理は、ビデオコントローラ103が意識することなく、プリンタエンジン105内に閉じて処理される(プリンタエンジン105で画像ドットカウント値の更新とトナー残量率算出を行い、その結果をビデオコントローラ103に通知する)ことになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、トナー残量を検知するセンサやトナーカートリッジを識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的にトナーカートリッジが別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確なトナー残量の検知を維持することができると共に、画像形成装置本体や消耗品であるトナーカートリッジを安価に提供することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
第1の実施の形態においては、トナーカートリッジ毎のカートリッジID、トータル画像ドットカウント値、トナー残量率の対応関係を画像形成装置側の不揮発性メモリに保持して管理する構成としたが、これに限定されるものではなく、画像形成装置と通信可能なサーバなどのデータ処理装置側の記憶装置に前記対応関係を保持して管理する構成としてもよい。
その場合、画像形成装置における印刷毎の画像ドットカウント値は、管理元であるデータ処理装置まで通知し、画像形成装置に対するカートリッジの交換時に入力されるカートリッジIDも管理元のデータ処理装置へ通知する。LAN等で接続された拠点内に存在する複数の画像形成装置すべてのカートリッジIDをデータ処理装置で管理することにより、拠点内の複数の画像形成装置間でトナーカートリッジを交換したとしても、同じカートリッジIDが入力されることで、正確なトナー残量検知を継続することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、トナー残量を検知するセンサやトナーカートリッジを識別するセンサを省いた構成の画像形成装置において、一時的にトナーカートリッジが別のものと交換されるようなことがあった場合でも、正確なトナー残量の検知を維持することができると共に、画像形成装置本体や消耗品であるトナーカートリッジを安価に提供することができる。
[他の実施の形態]
第1の実施の形態では、画像形成装置に対するトナーカートリッジの装着時にカートリッジIDの入力を促すメッセージをパネル部104に表示した場合を例に挙げたが、画像形成装置に配設した音声出力部(報知手段)によりカートリッジIDの入力を促す音声を出力するようにしてもよく、または表示と共に音声出力を行うようにしてもよい。
第1の実施の形態では、画像形成装置に対するトナーカートリッジの装着時にカートリッジIDの入力を促すメッセージをパネル部104に表示した場合を例に挙げたが、画像形成装置に配設した音声出力部(報知手段)によりカートリッジIDの入力を促す音声を出力するようにしてもよく、または表示と共に音声出力を行うようにしてもよい。
第1の実施の形態では、不揮発性メモリ310に対する新規カートリッジIDの登録時に、不揮発性メモリ310に既に記憶可能な世代数分のカートリッジIDが記憶されている場合(不揮発性メモリ310の記憶容量が満杯の場合)は、最も古い世代のカートリッジIDとトータル画像ドットカウント値とトナー残量率を消去するようにしてもよい。
第1乃至第3の実施の形態では、画像形成装置をプリンタとした場合を例に挙げたが、画像形成装置を複写機や複合機とした場合にも本発明を適用することができる。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図5、図6のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
101 データ処理装置
102 画像形成装置
103 ビデオコントローラ
104 パネル部
105 プリンタエンジン
310 不揮発性メモリ
102 画像形成装置
103 ビデオコントローラ
104 パネル部
105 プリンタエンジン
310 不揮発性メモリ
Claims (19)
- 画像形成により消費される現像剤を保持する現像剤保持容器が着脱可能な画像形成装置であって、
現像剤保持容器の識別情報を入力する入力手段と、
現像剤保持容器の装着時に前記入力手段により入力された識別情報が、現像剤保持容器の識別情報と該現像剤保持容器の現像剤の消費量を示す現像剤消費情報とを関連付けて記憶する記憶手段に記憶されている識別情報と合致する場合、前記装着された現像剤保持容器の現像剤消費情報として、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報を用いる管理手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤保持容器の装着時に該現像剤保持容器の識別情報の入力を促す報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量に基づき、該現像剤保持容器の現像剤残量を算出する算出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報と現像剤残量とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、前記画像形成装置が備える不揮発性の記憶手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、前記画像形成装置と通信可能な外部装置が備える不揮発性の記憶手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記管理手段は、前記装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量を、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報に加算し、画像形成毎に前記現像剤消費情報を更新していくことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記管理手段は、現像剤保持容器の装着時に前記入力手段により入力された識別情報が、前記記憶手段に記憶されている識別情報と合致しない場合、前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記管理手段は、前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶する際に、前記記憶手段に既に記憶可能な世代数分の識別情報が記憶されている場合、古い世代の識別情報と現像剤消費情報を消去することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 画像形成により消費される現像剤を保持する現像剤保持容器が着脱可能な画像形成装置の現像剤残量管理方法であって、
現像剤保持容器の装着時に入力された識別情報が、現像剤保持容器の識別情報と該現像剤保持容器の現像剤の消費量を示す現像剤消費情報とを関連付けて記憶する記憶手段に記憶されている識別情報と合致する場合、前記装着された現像剤保持容器の現像剤消費情報として、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報を用いることを特徴とする現像剤残量管理方法。 - 現像剤保持容器の装着時に該現像剤保持容器の識別情報の入力を促すことを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報とを関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 装着されている現像剤保持容器の識別情報に関連付けられた現像剤消費情報に基づき、該現像剤保持容器の現像剤残量を算出することを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 現像剤保持容器ごとに複数世代分の識別情報と現像剤消費情報と現像剤残量とを関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 前記装着された現像剤保持容器を使用した画像形成に伴う現像剤の消費量を、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報に加算し、画像形成毎に前記現像剤消費情報を更新していくことを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 現像剤保持容器の装着時に入力された識別情報が、前記記憶手段に記憶されている識別情報と合致しない場合、前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項11記載の現像剤残量管理方法。
- 前記入力された識別情報を新規の識別情報として現像剤消費情報を関連付けて前記記憶手段に記憶する際に、前記記憶手段に既に記憶可能な世代数分の識別情報が記憶されている場合、古い世代の識別情報と現像剤消費情報を消去することを特徴とする請求項17記載の現像剤残量管理方法。
- 画像形成により消費される現像剤を保持する現像剤保持容器が着脱可能な画像形成装置の現像剤残量管理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
現像剤保持容器の装着時に入力された識別情報が、現像剤保持容器の識別情報と該現像剤保持容器の現像剤の消費量を示す現像剤消費情報とを関連付けて記憶する記憶手段に記憶されている識別情報と合致するかどうかを判断する判断モジュールと、合致すると判断された場合、前記装着された現像剤保持容器の現像剤消費情報として、前記記憶手段に前記合致した識別情報と関連付けて記憶されている現像剤消費情報を用いる管理モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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