JP2001312185A - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

カートリッジおよび画像形成装置

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JP2001312185A
JP2001312185A JP2000132422A JP2000132422A JP2001312185A JP 2001312185 A JP2001312185 A JP 2001312185A JP 2000132422 A JP2000132422 A JP 2000132422A JP 2000132422 A JP2000132422 A JP 2000132422A JP 2001312185 A JP2001312185 A JP 2001312185A
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JP
Japan
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cartridge
image forming
forming apparatus
remaining amount
transfer material
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JP2000132422A
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English (en)
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Yasuhiro Nakada
康裕 中田
Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがトナー残量やカートリッジ情報等
を適切なタイミングで知ることができ、つぎのカートリ
ッジを用意するなどの措置を早い段階から講じることを
可能とし、ユーザビリティの向上したカートリッジ、お
よび画像形成装置にある。 【解決手段】 画像形成装置は、装置本体に着脱自在な
プロセスカートリッジ25を備え、カートリッジ25
は、感光ドラム2と現像器12等を一体に組み込んでい
る。現像器12にはトナー残量検知手段17の検知棒9
が設けられ、検知棒9と現像スリーブ5間の静電容量の
変化からトナー7の残量を検知する。プリント開始時、
残量検知によりトナー残量不足を検出したら、エンジン
制御部18からスキャナユニット4へ送信する画像デー
タの信号を操作して、転写材の端部にトナー残量不足を
示す表示を印字させ、ユーザーが容易に知ることができ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤により顕像化する画像形
成装置に関し、特に現像剤の残量を逐次検知することの
できる現像剤残量検知手段を有する画像形成装置、さら
には、画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジ、す
なわち、プロセスカートリッジ、カートリッジ化された
現像装置などに関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、た
とえば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(たとえ
ば、LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、電子
写真ファクシミリ装置、および電子写真ワードプロセッ
サー等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段およびクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対し着脱
可能とするものであるか、または、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対し着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来の電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置の一例を図27に示す。
【0005】本画像形成装置は、ドラム状電子写真感光
体、すなわち感光ドラム102およびこれに作用するプ
ロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このプロセ
スカートリッジ120を画像形成装置本体に着脱可能に
設置したプロセスカートリッジ方式が採用されている。
本例では、プロセス手段として、帯電手段103と現像
手段107とが感光ドラム102と一体的にカートリッ
ジ化されている。
【0006】このプロセスカートリッジ方式によれば、
装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー
自身が行うことができるので、格段に操作性を向上させ
ることができる。そこでプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置に広く用いられている。
【0007】画像形成するには、感光ドラム102を回
転し、その表面を帯電ローラ103により一様に一次帯
電し、画像形成装置本体側のスキャナユニット104に
よりレーザ光を走査露光して、感光ドラム102の表面
に静電潜像を形成し、その潜像を現像器112でトナー
107により現像して、トナー像として可視化する。そ
して装置本体側の転写ローラ106により、トナー像を
給紙カセット116から感光ドラム102に搬送された
転写材の表面に転写し、トナー像が転写された転写材を
定着器108に搬送してトナー像を定着した後、画像形
成装置の機外に排出する。
【0008】プロセスカートリッジ120に組み込まれ
た現像器112は、トナー107を担持して感光ドラム
102に搬送する現像スリーブ105等を備える。現像
スリーブ105近くの上方位置には、現像スリーブ10
5が面する空間の静電容量を検出して、トナー107の
残量を検出するアンテナ109が設置されている。
【0009】画像形成装置本体側には、プロセスカート
リッジ120が装着されたことを検出する図示しないス
イッチ、および上記のアンテナ109の検出電圧を検知
して、トナーの残量を検出する図示しない検出回路を備
えている。トナー残量検出回路で残存トナーの無しを検
出したときは、その旨が装置本体のディスプレイ11
1、場合によっては、画像形成装置本体と通信可能に接
続されたコンピュータのディスプレイ(図示せず)へと
送信されて表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
画像形成装置の使用に際しては、ユーザーは必ずしも画
像形成装置のディスプレイを逐次チェックするわけでは
ない。そのような状況では、プロセスカートリッジのト
ナー残量検出は、ユーザーがトナー切れになった画像を
見たときにその確認を行うというような意味合いしかな
く、これでは、折角のトナー残量検知を生かしきれてい
ない。
【0011】また通常、カートリッジ方式のプリンタに
おいては、カートリッジの品質保持期限や使用開始日な
どのカートリッジに関する情報も、パソコンやディスプ
レイ上でしか表示されず、ユーザーに知らせる機会は少
なかった。
【0012】以上のような問題は、現像器だけをカート
リッジ化して、画像形成装置本体に着脱自在な現像カー
トリッジとした場合にも同様に生じる。
【0013】本発明の目的は、ユーザーがトナー残量や
カートリッジ情報等を適切なタイミングで知ることがで
き、つぎのカートリッジを用意するなどの措置を早い段
階から講じることを可能とし、ユーザビリティを向上さ
せることができるカートリッジおよび画像形成装置を提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
カートリッジおよび画像形成装置にて達成される。要約
すれば、本発明は、少なくとも現像手段および現像剤残
量検知手段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカー
トリッジにおいて、前記残量検知手段は、前記現像手段
の現像剤残量不足を検知してその信号を前記画像形成装
置本体に送信し、画像形成開始時、前記画像形成装置本
体は、前記検知された前記現像手段の現像剤残量不足を
示す表示を転写材の端部に印字するようにしたことを特
徴とするカートリッジである。本発明によれば、電子写
真感光体をさらに含む。また、前記画像形成装置本体が
転写材の裏面に印字する機能を有し、前記表示が転写材
の表面ではなく裏面に印字される。
【0015】本発明の他の態様では、カートリッジに、
少なくとも現像手段および現像剤残量を逐次的に検知す
る現像剤残量検知手段を備え、前記残量検知手段は、前
記現像手段の現像剤残量を逐次的に検知してその信号を
前記画像形成装置本体に送信し、画像形成開始時、前記
画像形成装置本体は、前記検知された前記現像手段の現
像剤残量を示す表示を転写材の端部に印字するようにし
た。
【0016】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体、帯電手段および記憶
手段を備え、前記記憶手段には、前記帯電手段による前
記感光体の帯電累積時間が記憶され、その記憶信号は前
記画像形成装置本体に送信され、画像形成開始時、前記
画像形成装置本体は、前記記憶手段に記憶された帯電累
積時間に基づき前記カートリッジの残存寿命を検出し
て、その残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字する
ようにした。本発明によれば、現像手段をさらに含む。
【0017】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段には、前記感光体の回転累積時間が記
憶され、その記憶信号は前記画像形成装置本体に送信さ
れ、画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前記記
憶手段に記憶された回転累積時間に基づき前記カートリ
ッジの残存寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を転
写材の端部に印字するようにした。
【0018】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段には、前記感光体による画像形成の累
積枚数が記憶され、その記憶信号は前記画像形成装置本
体に送信され、画像形成開始時、前記画像形成装置本体
は、前記記憶手段に記憶された画像形成累積枚数に基づ
き前記カートリッジの残存寿命を検出して、その残存寿
命を示す表示を転写材の端部に印字するようにした。
【0019】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段には、前記カートリッジに関する情報
が記憶され、その記憶信号は前記画像形成装置本体に送
信され、画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前
記記憶手段に記憶されたカートリッジに関する情報を示
す表示を転写材の端部に印字するようにした。本発明に
よれば、前記カートリッジに関する情報が、カートリッ
ジの製品番号、品質保持期限、製造日および使用開始日
のうちの少なくとも1つ以上である。
【0020】また、本発明は、少なくとも現像手段およ
び現像剤残量検知手段を備えたカートリッジを着脱自在
に有する画像形成装置において、前記残量検知手段によ
り前記現像手段の現像剤残量不足を検知し、画像形成開
始時、前記検知された前記現像手段の現像剤残量不足を
示す表示を転写材の端部に印字することを特徴とする画
像形成装置である。
【0021】本発明の他の態様では、カートリッジに、
少なくとも現像手段および現像剤残量を逐次的に検知す
る現像剤残量検知手段を備え、前記残量検知手段により
前記現像手段の現像剤残量を逐次的に検知し、画像形成
開始時、前記逐次的に検知された前記現像手段の現像剤
残量を示す表示を転写材の端部に印字する。
【0022】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体、帯電手段および記憶
手段を備え、前記記憶手段に、前記帯電手段による前記
感光体の帯電累積時間を記憶し、画像形成開始時、前記
記憶手段に記憶された帯電累積時間に基づき前記カート
リッジの残存寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を
転写材の端部に印字する。
【0023】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段に、前記感光体の回転累積時間を記憶
し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された回転累
積時間に基づき前記カートリッジの残存寿命を検出し、
その残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字する。
【0024】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段に、前記感光体による画像形成の累積
枚数を記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶さ
れた画像形成累積枚数に基づき前記カートリッジの残存
寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を転写材の端部
に印字する。
【0025】本発明のさらに他の態様では、カートリッ
ジに、少なくとも電子写真感光体および記憶手段を備
え、前記記憶手段に、前記カートリッジに関する情報を
記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された前
記カートリッジに関する情報に基づき、前記カートリッ
ジに関する情報を示す表示を転写材の端部に印字する。
【0026】さらに、本発明は、電子写真感光体、現像
手段および現像剤残量検知手段を備えた画像形成装置に
おいて、前記残量検知手段により前記現像手段の現像剤
残量不足を検知し、画像形成開始時、前記検知された前
記現像手段の現像剤残量不足を示す表示を転写材の端部
に印字することを特徴とする画像形成装置である。
【0027】本発明の他の態様では、電子写真感光体、
現像手段および現像剤残量を逐次的に検知する現像剤残
量検知手段を備え、前記残量検知手段により前記現像手
段の現像剤残量を逐次的に検知し、画像形成開始時、前
記逐次的に検知された前記現像手段の現像剤残量を示す
表示を転写材の端部に印字する。
【0028】本発明のさらに他の態様では、電子写真感
光体、帯電手段および記憶手段を備え、前記記憶手段
に、前記帯電手段による前記感光体の帯電累積時間を記
憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された帯電
累積時間に基づき前記感光体の残存寿命を検出し、その
残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字する。
【0029】本発明のさらに他の態様では、電子写真感
光体および記憶手段を備え、前記記憶手段に、前記感光
体の回転累積時間を記憶し、画像形成開始時、前記記憶
手段に記憶された回転累積時間に基づき前記感光体の残
存寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を転写材の端
部に印字する。
【0030】本発明のさらに他の態様では、電子写真感
光体および記憶手段を備え、前記記憶手段に、前記感光
体による画像形成の累積枚数を記憶し、画像形成開始
時、前記記憶手段に記憶された画像形成累積枚数に基づ
き前記感光体の残存寿命を検出し、その残存寿命を示す
表示を転写材の端部に印字する。
【0031】本発明のさらに他の態様では、画像形成装
置本体内の機器の異常を検知する異常検知手段を備え、
前記異常検知手段により前記画像形成装置本体内の機器
の異常を検知し、前記検知された前記装置本体内の機器
の異常を示す表示を転写材の端部に印字する。本発明に
よれば、前記異常検知手段による検知対象は、前記装置
本体内の昇温防止用ファンの異常、定着手段の温度異常
または露光手段のレーザー出力異常である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0033】実施例1 図1は、本発明の一実施例の画像形成装置を示す概略構
成図である。
【0034】本画像形成装置は、像担持体として感光ド
ラム(ドラム状の電子写真感光体)2を備え、この感光
ドラム2の周囲に、帯電ローラ3、現像器(現像部)1
2および転写ローラ6を有し、感光ドラム2の上方にス
キャナユニット4、下方に給紙カセット16、さらに給
紙カセット16からの転写材の搬送方向上、感光ドラム
2よりも下流に定着器8を有している。
【0035】上記の感光ドラム2、帯電ローラ3および
現像器12は一体化して、画像形成装置本体に着脱自在
なプロセスカートリッジ25に構成されている。
【0036】帯電ローラ3は半導電性のゴムローラから
なる。現像器12は、カートリッジ25内に現像部とし
て一体に形成されており、感光ドラム2と対向した現像
ローラ5等を備え、内に現像剤、本例では1成分現像剤
(トナー)7を収容している。スキャナユニット4は、
画像情報に応じて発光されるレーザー、および発光され
たレーザ光を走査露光する走査装置等を備えてなってい
る。
【0037】上記の現像器12の現像ローラ5近くの上
方には、現像剤(トナー)残量検知手段17のアンテナ
として検知棒9が設置されている。検知手段17はエン
ジン制御部18等の制御系に接続されている。
【0038】本画像形成装置での画像形成工程を説明す
ると、感光ドラム2を回転し、その回転過程で、表面を
帯電ローラ3により所定の極性に一様に一次帯電し、ス
キャナユニット4で発光されたレーザ光を走査露光し
て、感光ドラム2の表面に静電潜像を形成する。その潜
像を、現像器12により現像スリーブ5上に担持して搬
送したトナー7で現像してトナー像として可視化し、得
られたトナー像を、給紙カセット16から感光ドラム2
に搬送された転写材の表面に、転写バイアスを印加した
転写ローラ6により、転写材の裏面からトナーの帯電極
性と逆極性の電荷を付与することで転写する。トナー像
が転写された転写材は定着器8に搬送して、加熱および
加圧することによりトナー像を定着した後、画像形成装
置の機外に排出する。
【0039】本実施例の画像形成装置における制御系を
図2により説明する。制御系は、エンジン制御部18
と、これに接続されたトナー残量検知手段17と、コン
トローラ21を介して接続されたパソコン(PC)20
等を備えてなっており、エンジン制御部18はCPU1
5、メモリ19を有する。エンジン制御部18には、コ
ントローラ21を介してディスプレイ22も接続されて
いる。
【0040】本実施例では、トナー残量検知処理に公知
のいわゆるアンテナ方式を採用している。このアンテナ
方式とは、現像器12内に設けたアンテナとしてのトナ
ー残量検知棒9と、トナー7を感光ドラム2に搬送して
現像に供する現像ローラ5とで、トナー7を誘電体とし
たコンデンサを形成し、コンデンサの静電容量の変化に
よりトナーの残量を検知するものである。現像ローラ5
と検知棒9との間にトナー7がいっぱい詰まっていると
きは、検知棒9で静電容量Cとして大きな値が検出さ
れ、トナー7の量が減るに連れて静電容量Cの検出値は
減衰していく。トナー残量検知手段17は、検出された
静電容量Cをアナログ電圧信号に変換して、エンジン制
御部18に伝える。
【0041】図3に、現像器12の容器内トナー残量と
検出容量の関係を示す。図3において、C1はトナー残
量が10%のときの静電容量である。本実施例の画像形
成装置では、トナー残量が10%を基準として、それ以
下をトナー残量が不足していると定めた。
【0042】本実施例の大きな特徴は、トナー残量検知
によってトナー残量の不足を検出したら、エンジン制御
部18からスキャナユニット4へ送信する画像データの
信号を操作して、転写材の端部にトナー残量不足を示す
表示をプリントさせるようにしたことである。
【0043】本実施例の制御を図4のフローチャートに
基づいて説明する。
【0044】エンジン制御部18内のCPU15が、コ
ントローラ21を介してPC20からのプリント命令を
受信すると、CPU15は、トナー残量検知手段17か
らの静電容量の検出信号を確認し、静電容量Cが、図3
に示す所定値C1(トナー残量10%に相当)に対し、
C<C1のときはトナー不足を判断し、スキャナユニッ
ト4を操作して、図5に示すように、紙端部にトナー残
量不足を示す表示として、たとえば『E』の文字を印字
させる動作を行わせる。C≧C1のときは、通常の印字
動作(プリント)を行わせる。
【0045】上記の紙端部印字動作とは、エンジン制御
部18がスキャナユニット4への通常の画像データに、
転写材の端部へ『E』を印字する画像データを付加し
て、スキャナユニット4へ送信することである。もちろ
ん、トナー残量不足を示す表示は『E』でなくてもよ
い。紙端部に印字させるのは、ユーザーが表示を確認
後、紙端部を綴じ代として利用することにより、目立た
なくできるからである。
【0046】なお、ユーザーの意思により、エンジン制
御部18内の記憶手段であるメモリ19に対しPC20
からトナー残量不足表示の有無の設定を予め行い、トナ
ー残量不足が生じた場合にその旨をディスプレイ22、
あるいはパソコン20のディスプレイに表示させるよう
にすることができる。
【0047】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、トナー残量検知を行い、トナー残量不足を検出
した場合に、転写材の端部にトナー残量不足を示す表示
を印字するようにしたので、普段ディスプレイを見ない
ユーザーにも、トナー残量不足を容易に知らせることが
できる。
【0048】実施例2 図6は、本発明の他の実施例における制御系を示す模式
図である。
【0049】本実施例は、実施例1において、図2に示
すトナー残量検知棒9に代えて、図6に示すように、ト
ナー残量検知板11を用いた点が異なる。本実施例のそ
の他の構成は基本的に同じである。図6において、図2
に付した符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0050】実施例1と同様、トナー残量検知板11と
現像ローラ5とで、トナー7を誘電体としたコンデンサ
を形成し、コンデンサの静電容量の変化によりトナーの
残量を検知するが、本実施例では、検知板11を用いて
いるので、図7のトナー残量と検出容量との関係に示さ
れるように、実施例1のときと違って、検出容量Cの減
衰がトナー残量の減少の比較的早い段階で始まり、トナ
ー残量検知範囲が広がる。したがってトナー残量を逐次
的に検知して、その時々のトナー残量を検出することが
できる。
【0051】本実施例の制御を図8のフローチャートに
基づいて説明する。
【0052】エンジン制御部18内のCPU15が、P
C20からのプリント命令を受信すると、トナー残量検
知手段17からの静電容量の検出信号を確認し、静電容
量Cがたとえば図7に示すC2(トナー残量40%に相
当)を検出したら、スキャナユニット4を操作して、図
9に示すように、紙端部にトナー残量40%を表示する
バーグラフを印字させる動作を行わせる。トナー残量表
示は、ユーザーが理解できる記号、文字等でもよい。
【0053】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20からトナー残量表示の有無の設定や表示残量の
設定を予め行い、トナー残量等をディスプレイ22ある
いはパソコン20のディスプレイに表示させるようにす
ることもできる。
【0054】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、トナー残量検知を逐次的に行い、転写材の端部
にその時々のトナー残量を示す表示を印字するようにし
たので、普段ディスプレイを見ないユーザーにも、トナ
ー残量を容易に知らせることができる。
【0055】以上の実施例1〜2では、現像器12は、
画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ2
5に組み込んだが、本発明はこれに限られず、現像器1
2自体をカートリッジ化して、独立に画像形成装置本体
に着脱自在な現像カートリッジとしてもよく、同様に本
発明を適用して、同様な効果を得ることができる。
【0056】実施例3 図10は、本発明のさらに他の実施例における制御系を
示す模式図である。
【0057】本実施例は、図10に示すように、プロセ
スカートリッジ25内に、カートリッジ25に関する情
報を記憶するカートリッジメモリ10を搭載した。本実
施例のその他の構成は、実施例1と基本的に同じであ
る。
【0058】本実施例では、プロセスカートリッジ25
に関する情報を残存寿命とし、その残存寿命を、帯電ロ
ーラ3が感光ドラム2を帯電した累積時間により割り出
すようにした。
【0059】図11は、帯電累積時間tと感光ドラム寿
命の関係を示すグラフである。感光ドラム2の残存寿
命、換言すればカートリッジ25の残存寿命は、帯電累
積時間tの1次の線形の関数により表される。したがっ
て帯電累積時間tをカートリッジメモリ10に記憶させ
ておけば、カートリッジ25の寿命検出時にその値を引
き出すことにより残存寿命を知ることができる。
【0060】そこで、本実施例では、カートリッジメモ
リ10に記憶された帯電累積時間に応じて、エンジン制
御部18からスキャナーユニット4への画像信号を操作
して、転写材の端部にカートリッジ残存寿命を示す表示
を印字する。
【0061】本実施例の制御を図12に基づいて説明す
る。
【0062】エンジン制御部18内のCPU15が、P
C20からのプリント命令を受信すると、CPU15
は、カートリッジメモリ10内の帯電累積時間tの値を
確認し、たとえば図11に示すように、tがT1(感光
ドラム(カートリッジ)寿命40%に相当)であること
を検出したら、スキャナユニット4を操作して、図13
に示すように、紙端部にカートリッジ残存寿命40%を
表示するバーグラフを印字させる動作を行わせる。残存
寿命表示は、ユーザーが理解できる記号、文字等でもよ
い。
【0063】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20から残存寿命表示の有無の設定や表示残存量の
設定を予め行い、残存寿命等をディスプレイ22に表示
させるようにすることもできる。
【0064】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、カートリッジメモリに記憶された帯電累積時間
を検知し、転写材の端部にその残存寿命を示す表示を印
字するようにしたので、普段ディスプレイを見ないユー
ザーにも、カートリッジの残存寿命を容易に知らせるこ
とができる。
【0065】実施例4 本実施例は、実施例3において、プロセスカートリッジ
25の残存寿命の割り出しを、感光ドラム2が回転した
累積時間によって行うようにしたことが特徴である。制
御系は実施例3と同様であるため、図10を使って説明
する。
【0066】図14は、感光ドラム回転累積時間と感光
ドラム寿命の関係を示すグラフである。感光ドラム2の
残存寿命、すなわちカートリッジ25の残存寿命は、回
転累積時間tの1次の線形の関数により表される。した
がって回転累積時間tをカートリッジメモリ10に記憶
させておけば、カートリッジ25の寿命検出時に、その
値を引き出すことにより残存寿命を知ることができる。
【0067】そこで、本実施例では、カートリッジメモ
リ10に記憶された回転累積時間に応じて、エンジン制
御部18からスキャナーユニット4への画像信号を操作
して、転写材の端部にカートリッジ残存寿命を示す表示
を印字する。
【0068】本実施例の制御を図15に基づいて説明す
る。
【0069】エンジン制御部18内のCPU15が、P
C20からのプリント命令を受信すると、CPU15
は、カートリッジメモリ10内の回転累積時間tの値を
確認し、図14に示すように、tがたとえばT2(感光
ドラム(カートリッジ)寿命40%に相当)であること
を検出したら、スキャナユニット4を操作して、先の図
13に示すように、紙端部にカートリッジ残存寿命40
%を表示するバーグラフを印字させる動作を行わせる。
同様に、カートリッジ残存寿命を示す表示は、ユーザー
が理解できる記号、文字であればなんでもよい。
【0070】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20から残存寿命表示の有無の設定や表示残存量の
設定を予め行い、残存寿命等をディスプレイ22に表示
させるようにすることもできる。
【0071】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、カートリッジメモリに記憶されたドラム回転累
積時間を検知し、その回転累積時間に対応するカートリ
ッジの残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字するよ
うにしたので、実施例3と同様、普段ディスプレイを見
ないユーザーにも、カートリッジの残存寿命を容易に知
らせることができる。
【0072】実施例5 本実施例は、実施例3において、プロセスカートリッジ
25の残存寿命を、カートリッジ25が行った累積プリ
ント枚数によって割り出すようにした。
【0073】図16は、累積プリント枚数nと感光ドラ
ム寿命の関係を示すグラフである。感光ドラム2の残存
寿命、すなわちカートリッジ25の残存寿命は、累積プ
リント枚数nの1次の線形の関数によって表される。し
たがって累積プリント枚数nをカートリッジメモリ10
に記憶させておき、カートリッジ25の寿命検出時に、
その値を引き出すことにより残存寿命を知ることができ
る。
【0074】そこで、本実施例では、カートリッジメモ
リ10に記憶された累積プリント枚数に応じて、エンジ
ン制御部18からスキャナーユニット4への画像信号を
操作して、転写材の端部にカートリッジ残存寿命を示す
印をプリントする。
【0075】本実施例の制御を図17に基づいて説明す
る。
【0076】エンジン制御部18内のCPU15が、P
C20からのプリント命令を受信すると、CPU15
は、カートリッジメモリ10内の累積プリント枚数nの
値を確認し、図16に示すように、nがたとえばN1
(感光ドラム(カートリッジ)寿命40%に相当)であ
ることを検出したら、スキャナユニット4を操作して、
先の図13に示すように、紙端部にカートリッジ残存寿
命40%を示すバーグラフを印字させる動作を行わせ
る。カートリッジ残存寿命を示す表示は、ユーザーが理
解できる記号、文字であればなんでもよい。
【0077】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20から残存寿命表示の有無の設定や表示残存量の
設定を予め行い、残存寿命等をディスプレイ22に表示
させるようにすることもできる。
【0078】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、カートリッジメモリに記憶された累積プリント
枚数を検知し、その累積枚数に対応するカートリッジの
残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字するようにし
たので、実施例3と同様、普段ディスプレイを見ないユ
ーザーにも、カートリッジの残存寿命を容易に知らせる
ことができる。
【0079】以上の実施例3〜5では、感光ドラム2を
組み込んだプロセスカートリッジの残存寿命を検知し
て、転写材端部に残存寿命を表示するようにしたが、本
発明はこれに限られず、カートリッジ化せずに固定設置
した感光ドラムに対しても、本発明を適用して、その残
存寿命を検知し、転写材端部に表示するようにしてもよ
い。
【0080】実施例6 図18は、本発明のさらに他の実施例の画像形成装置を
示す概略構成図である。
【0081】本画像形成装置は、装置内の1つまたは複
数のファン24によって装置内部のエアーを外部に排出
して、装置内の昇温を抑制するようになっている。本画
像形成装置のその他の構成は、実施例1と基本的に同様
である。図18において図1に付した符号と同一の符号
は同一の部材を示す。
【0082】図19は、本実施例における制御系で、エ
ンジン制御部18は、CPU15の他に、ファン24の
異常検知手段23が設置されている点が、実施例1の図
2に示した制御系と大きく異なる。
【0083】本実施例では、異常検知手段23によって
ファン24の異常を検知したら、エンジン制御部18か
らスキャナユニット4への画像データを操作することに
より、転写材の端部にファン24の異常を示す表示をプ
リントさせることが特徴である。
【0084】本実施例の制御を図20に基づいて説明す
る。
【0085】エンジン制御部18内のCPU15が、コ
ントローラ21を介してPC20からのプリント命令を
受信すると、ファン異常検知手段23は、ファン24の
駆動モータへ流れる電流値をモニターする。ファン24
が止まるなどして、適正な電流値が流れていない場合
は、検知手段23はこれを検知して異常を示す信号をC
PU15に送る。CPU15は、これによりファンの異
常を確認すると、スキャナユニット4を操作して、図2
1に示すように、紙端部にファンの異常検知を表示する
動作を行う。ファン異常を示す信号が出力されていない
場合は、通常のプリントを行う。
【0086】本実施例では、昇温防止用のファンを異常
検知対象としたが、定着器8の温度異常、スキャナユニ
ット4内のレーザー出力異常を検知対象としてもよい。
【0087】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20から異常表示の有無の設定を予め行い、異常等
をディスプレイ22に表示させるようにすることもでき
る。
【0088】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、装置内の異常検知を行い、異常を検出した場合
に、転写材の端部に異常の箇所を示す表示を印字するよ
うにしたので、普段ディスプレイを見ないユーザーに
も、装置内の異常を容易に知らせることができる。
【0089】実施例7 本実施例は、実施例3において、カートリッジメモリ1
0内にプロセスカートリッジ25に関する情報として、
カートリッジ25の製品番号、品質保持期限、製造日、
使用開始日を記憶させた。
【0090】本実施例では、エンジン制御部18からス
キャナユニット4への信号を操作することにより、上記
したカートリッジ情報の少なくとも1つ、もしくは複数
または全部の情報を転写材の端部にプリントさせること
が特徴である。
【0091】すなわち、エンジン制御部18内のCPU
15がPC20からのプリント命令を受信すると、CP
U15は、カートリッジメモリ10内のカートリッジ情
報を確認し、スキャナユニット4を操作して、図22に
示すように、紙端部にその情報の表示、たとえば「EP
W−000 99.5.4−00.5.3」を印字させ
る動作を行う。
【0092】これまでと同様に、ユーザーの意思によ
り、エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対
し、PC20からカートリッジ情報表示の有無の設定を
予め行い、カートリッジ情報をディスプレイ22、ある
いはパソコン20のディスプレイに表示させるようにす
ることもできる。
【0093】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、カートリッジメモリ10に記憶されたカートリ
ッジ情報を検知し、そのカートリッジ情報を示す表示を
転写材の端部に印字するようにしたので、普段ディスプ
レイを見ないユーザーにも、カートリッジ情報を容易に
知らせることができる。
【0094】実施例8 図23は、本発明のさらに他の実施例の画像形成装置を
示す概略構成図、図24は、本実施例の制御系を示す模
式図である。
【0095】本画像形成装置が、実施例1の画像形成装
置と異なる点は、排紙路を選択する排紙フラッパ14と
両面ユニット13とを搭載し、転写材の裏面にも画像形
成を行えることである。トナー残量検出処理方法は、実
施例1と同様、アンテナ方式である。
【0096】本実施例は、トナー残量検知棒9と現像ス
リーブ5間の静電容量によってトナー残量不足を検出し
たら、エンジン制御部18からスキャナーユニット4へ
の画像データを操作することにより、転写材の裏面にト
ナー残量不足を示す表示を印字するようにしたことが特
徴である。
【0097】本実施例の制御を図25に基づいて説明す
る。
【0098】エンジン制御部18内のCPU15が、コ
ントローラ21を介してPC20からのプリント命令を
受信すると、CPU15は、トナー残量検知手段17か
らの静電容量の検出信号を確認し、実施例1のときのよ
うに、静電容量Cが、図3に示す所定値C1(トナー残
量10%に相当)に対し、C<C1のときはトナー不足
を判断する。そして本実施例では、スキャナユニット4
を操作して、トナー残量不足を示す表示としてたとえば
『E』の文字を、転写材の表面でなく裏面に印字させる
動作を行わせる。C≧C1のときは、通常の印字動作
(プリント)を行わせる。
【0099】上記の裏面印字動作は、エンジン制御部1
8が排紙フラップ12を両面ユニット13方向へ切り替
えるとともに、スキャナユニット4への通常の画像デー
タに、転写材の裏面に『E』を印字する画像データを付
加して、スキャナユニット4へ送信することにより行な
われる。
【0100】転写材の裏面にも通常の画像が形成される
ような場合は、表示『E』は裏面の端部へ印字される。
トナー残量不足を示す表示は『E』でなくても何でもよ
い。
【0101】実施例1と同様、ユーザーの意思により、
エンジン制御部18内の記憶手段のメモリ19に対し、
PC20からトナー残量不足表示の有無の設定を予め行
い、残量不足等をディスプレイ22、あるいはパソコン
20のディスプレイに表示させるようにすることもでき
る。
【0102】以上のように、本実施例では、プリント開
始時に、トナー残量検知を行い、トナー残量不足を検出
した場合に、転写材の裏面にトナー残量不足を示す表示
を印字するようにしたので、普段ディスプレイを見ない
ユーザーにも、トナー残量不足を容易に知らせることが
できる。
【0103】実施例9 図26は、本発明のカートリッジ化された現像装置の一
実施例を示す断面図である。
【0104】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ5の
ような現像剤担持体と、この現像剤担持体上に現像剤を
供給するために、内部に現像剤を収容した現像室28と
を有し、プラスチック製の現像枠体29により一体的に
カートリッジ化される。現像器室28内には、現像剤残
量検知手段の検知棒9が設置されている。
【0105】つまり、本実施例の現像装置Cは、実施例
1で説明したプロセスカートリッジ25の現像部12の
部分をユニット化したものであり、すなわちプロセスカ
ートリッジ25の感光ドラム2、帯電ローラ3を除いて
一体化したカートリッジと考えることができる。したが
って、実施例1で説明した全ての現像器構成部および現
像剤残量検知手段の構成が、本実施例の現像装置Cにつ
いても適用される。
【0106】したがって、以上、本実施例によっても、
実施例1と同様の作用効果を達成し得る。
【0107】以上の実施例では、いずれも、感光ドラム
や現像器等を一体に組み込んでカートリッジに構成し、
これを画像形成装置本体に着脱自在に設置したカートリ
ッジ方式の画像形成装置を取り上げて説明したが、本発
明はこれに限られず、感光ドラムや現像器等を固定設置
した、非カートリッジ方式の通常の画像形成装置にも適
用可能である。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント開始時に、現像器、もしくはカートリッジのト
ナー残量検知を行い、あるいはプリント開始時に、カー
トリッジメモリなどの記憶手段に記憶してある感光体帯
電累積時間等の情報を検知して、感光体やカートリッジ
の残存寿命等を検出し、それらのトナー残量や残量不
足、感光体やカートリッジの残存寿命等の情報を転写材
の端部に表示するようにしたので、ユーザーがトナー残
量や残量不足、あるいは感光体、カートリッジの残存寿
命等を適切なタイミングで知ることができ、つぎのカー
トリッジを用意するなどの措置を早い段階から講じるこ
とが可能になって、ユーザビリティが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図である。
【図2】図1の実施例における制御系を示す模式図であ
る。
【図3】図1の実施例の制御で使用する検出容量とトナ
ー残量の関係を示す図である。
【図4】図1の実施例の制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1の実施例にしたがい紙の端部にトナー残量
不足を示す表示が印字されたことを示す図である。
【図6】本発明の他の実施例における制御系を示す模式
図である。
【図7】図6の実施例の制御で使用する検出容量とトナ
ー残量の関係を示す図である。
【図8】図6の実施例の制御を示すフローチャートであ
る。
【図9】図6の実施例にしたがい紙の端部にトナー残量
を示す表示が印字されたことを示す図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例における制御系を
示す模式図である。
【図11】図10の実施例の制御で使用する帯電累積時
間と感光ドラム寿命の関係を示す図である。
【図12】図10の実施例の制御を示すフローチャート
である。
【図13】図10の実施例にしたがい紙の端部にカート
リッジ残存寿命を示す表示が印字されたことを示す図で
ある。
【図14】本発明のさらに他の実施例の制御で使用する
感光ドラム回転累積時間と感光ドラム寿命の関係を示す
図である。
【図15】図14の実施例の制御を示すフローチャート
である。
【図16】本発明のさらに他の実施例の制御で使用する
累積プリント枚数と感光ドラム寿命の関係を示す図であ
る。
【図17】図16の実施例の制御を示すフローチャート
である。
【図18】本発明のさらに他の実施例における画像形成
装置を示す概略構成図である。
【図19】図18の実施例における制御系を示す模式図
である。
【図20】図18の実施例の制御を示すフローチャート
である。
【図21】図18の実施例にしたがい紙の端部にファン
の異常を示す表示が印字されたことを示す図である。
【図22】本発明のさらに他の実施例にしたがい紙の端
部にカートリッジ情報を示す表示が印字されたことを示
す図である。
【図23】本発明のさらに他の実施例における画像形成
装置を示す概略構成図である。
【図24】図23の実施例における制御系を示す模式図
である。
【図25】図25の実施例の制御を示すフローチャート
である。
【図26】本発明のカートリッジ化された現像装置の一
実施例を示す断面図である。
【図27】従来の画像形成装置を示す概略図である。
【符号の説明】
2 感光ドラム 3 帯電ローラ 4 スキャナユニット 7 トナー 9 トナー残量検知棒 10 カートリッジメモリ 11 トナー残量検知板 12 現像器 15 CPU 17 トナー残量検知手段 18 エンジン制御部 19 メモリ 20 パソコン(PC) 21 コントローラ 22 ディスプレイ 23 ファン異常検知手段 24 ファン 25 プロセスカートリッジ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA11 DA27 DA31 DA38 DA45 DD02 ED02 ED03 ED25 EF06 EK01 FD10 GB02 GB03 GB07 HB15 HB17 JB17 ZA07 2H071 BA04 BA13 BA20 BA33 BA34 DA06 DA08 DA13 DA15 2H077 AD02 AD06 DA15 DA32 DA59 DB10 GA04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも現像手段および現像剤残量検
    知手段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカートリ
    ッジにおいて、 前記残量検知手段は、前記現像手段の現像剤残量不足を
    検知してその信号を前記画像形成装置本体に送信し、画
    像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前記検知され
    た前記現像手段の現像剤残量不足を示す表示を転写材の
    端部に印字するようにしたことを特徴とするカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 少なくとも現像手段および現像剤残量を
    逐次的に検知する現像剤残量検知手段を備え、画像形成
    装置本体に着脱自在なカートリッジにおいて、 前記残量検知手段は、前記現像手段の現像剤残量を逐次
    的に検知してその信号を前記画像形成装置本体に送信
    し、画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前記検
    知された前記現像手段の現像剤残量を示す表示を転写材
    の端部に印字するようにしたことを特徴とするカートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体をさらに含む請求項1ま
    たは2のカートリッジ。
  4. 【請求項4】 少なくとも電子写真感光体、帯電手段お
    よび記憶手段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカ
    ートリッジにおいて、 前記記憶手段には、前記帯電手段による前記感光体の帯
    電累積時間が記憶され、その記憶信号は前記画像形成装
    置本体に送信され、画像形成開始時、前記画像形成装置
    本体は、前記記憶手段に記憶された帯電累積時間に基づ
    き前記カートリッジの残存寿命を検出して、その残存寿
    命を示す表示を転写材の端部に印字するようにしたこと
    を特徴とするカートリッジ。
  5. 【請求項5】 少なくとも電子写真感光体および記憶手
    段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカートリッジ
    において、 前記記憶手段には、前記感光体の回転累積時間が記憶さ
    れ、その記憶信号は前記画像形成装置本体に送信され、
    画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前記記憶手
    段に記憶された回転累積時間に基づき前記カートリッジ
    の残存寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を転写材
    の端部に印字するようにしたことを特徴とするカートリ
    ッジ。
  6. 【請求項6】 少なくとも電子写真感光体および記憶手
    段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカートリッジ
    において、 前記記憶手段には、前記感光体による画像形成の累積枚
    数が記憶され、その記憶信号は前記画像形成装置本体に
    送信され、画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、
    前記記憶手段に記憶された画像形成累積枚数に基づき前
    記カートリッジの残存寿命を検出して、その残存寿命を
    示す表示を転写材の端部に印字するようにしたことを特
    徴とするカートリッジ。
  7. 【請求項7】 少なくとも電子写真感光体および記憶手
    段を備え、画像形成装置本体に着脱自在なカートリッジ
    において、 前記記憶手段には、前記カートリッジに関する情報が記
    憶され、その記憶信号は前記画像形成装置本体に送信さ
    れ、画像形成開始時、前記画像形成装置本体は、前記記
    憶手段に記憶されたカートリッジに関する情報を示す表
    示を転写材の端部に印字するようにしたことを特徴とす
    るカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジに関する情報が、カー
    トリッジの製品番号、品質保持期限、製造日および使用
    開始日のうちの少なくとも1つ以上である請求項7のカ
    ートリッジ。
  9. 【請求項9】 現像手段をさらに含む請求項3〜8のい
    ずれかの項に記載のカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置本体が転写材の裏面
    に印字する機能を有し、前記表示が転写材の表面ではな
    く裏面に印字される請求項1〜9のいずれかの項に記載
    のカートリッジ。
  11. 【請求項11】 少なくとも現像手段および現像剤残量
    検知手段を備えたカートリッジを着脱自在に有する画像
    形成装置において、 前記残量検知手段により前記現像手段の現像剤残量不足
    を検知し、画像形成開始時、前記検知された前記現像手
    段の現像剤残量不足を示す表示を転写材の端部に印字す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも現像手段、および現像剤残
    量を逐次的に検知する現像剤残量検知手段を備えたカー
    トリッジを着脱自在に有する画像形成装置において、 前記残量検知手段により前記現像手段の現像剤残量を逐
    次的に検知し、画像形成開始時、前記逐次的に検知され
    た前記現像手段の現像剤残量を示す表示を転写材の端部
    に印字することを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジに電子写真感光体を
    さらに含む請求項11または12の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも電子写真感光体、帯電手段
    および記憶手段を備えたカートリッジを着脱自在に有す
    る画像形成装置において、 前記記憶手段に、前記帯電手段による前記感光体の帯電
    累積時間を記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記
    憶された帯電累積時間に基づき前記カートリッジの残存
    寿命を検出し、その残存寿命を示す表示を転写材の端部
    に印字することを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも電子写真感光体および記憶
    手段を備えたカートリッジを着脱自在に有する画像形成
    装置において、 前記記憶手段に、前記感光体の回転累積時間を記憶し、
    画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された回転累積時
    間に基づき前記カートリッジの残存寿命を検出し、その
    残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字することを特
    徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも電子写真感光体および記憶
    手段を備えたカートリッジを着脱自在に有する画像形成
    装置において、 前記記憶手段に、前記感光体による画像形成の累積枚数
    を記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された
    画像形成累積枚数に基づき前記カートリッジの残存寿命
    を検出し、その残存寿命を示す表示を転写材の端部に印
    字することを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも電子写真感光体および記憶
    手段を備えたカートリッジを着脱自在に有する画像形成
    装置において、 前記記憶手段に、前記カートリッジに関する情報を記憶
    し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された前記カ
    ートリッジに関する情報を示す表示を転写材の端部に印
    字することを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記カートリッジに関する情報が、カ
    ートリッジの製品番号、品質保持期限、製造日および使
    用開始日のうちの少なくとも1つ以上である請求項17
    の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記カートリッジに現像手段をさらに
    含む請求項14〜18のいずれかの項に記載の画像形成
    装置。
  20. 【請求項20】 転写材の裏面に印字する機能を有し、
    前記表示を転写材の表面ではなく裏面に印字する請求項
    11〜19のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 電子写真感光体、現像手段および現像
    剤残量検知手段を備えた画像形成装置において、 前記残量検知手段により前記現像手段の現像剤残量不足
    を検知し、画像形成開始時、前記検知された前記現像手
    段の現像剤残量不足を示す表示を転写材の端部に印字す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】 電子写真感光体、現像手段、および現
    像剤残量を逐次的に検知する現像剤残量検知手段を備え
    た画像形成装置において、 前記残量検知手段により前記現像手段の現像剤残量を逐
    次的に検知し、画像形成開始時、前記逐次的に検知され
    た前記現像手段の現像剤残量を示す表示を転写材の端部
    に印字することを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】 電子写真感光体、帯電手段および記憶
    手段を備えた画像形成装置において、 前記記憶手段に、前記帯電手段による前記感光体の帯電
    累積時間を記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記
    憶された帯電累積時間に基づき前記感光体の残存寿命を
    検出し、その残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字
    することを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 電子写真感光体および記憶手段を備え
    た画像形成装置において、 前記記憶手段に、前記感光体の回転累積時間を記憶し、
    画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された回転累積時
    間に基づき前記感光体の残存寿命を検出し、その残存寿
    命を示す表示を転写材の端部に印字することを特徴とす
    る画像形成装置。
  25. 【請求項25】 電子写真感光体および記憶手段を備え
    た像形成装置において、 前記記憶手段に、前記感光体による画像形成の累積枚数
    を記憶し、画像形成開始時、前記記憶手段に記憶された
    画像形成累積枚数に基づき前記感光体の残存寿命を検出
    し、その残存寿命を示す表示を転写材の端部に印字する
    ことを特徴とするカートリッジ。
  26. 【請求項26】 画像形成装置本体内の機器の異常を検
    知する異常検知手段を備えた画像形成装置において、 前記異常検知手段により前記画像形成装置本体内の機器
    の異常を検知し、前記検知された前記装置本体内の機器
    の異常を示す表示を転写材の端部に印字することを特徴
    とする画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記異常検知手段による検知対象は、
    前記装置本体内の昇温防止用ファンの異常、定着手段の
    温度異常または露光手段のレーザー出力異常である請求
    項25の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 転写材の裏面に印字する機能を有し、
    前記表示を転写材の表面ではなく裏面に印字する請求項
    21〜27のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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