JP2006164151A - 印刷処理装置 - Google Patents

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JP2006164151A JP2004358289A JP2004358289A JP2006164151A JP 2006164151 A JP2006164151 A JP 2006164151A JP 2004358289 A JP2004358289 A JP 2004358289A JP 2004358289 A JP2004358289 A JP 2004358289A JP 2006164151 A JP2006164151 A JP 2006164151A
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Abstract

【課題】 細かい色設定や白紙比率を用いて、より精度が高く、ユーザの使用性が高い白紙節約をサポートした印刷処理システムを提供する。
【解決手段】 物理ページ内に含まれる描画オブジェクトの面積を求め、物理ページ内のどれだけの面積を描画するか比率を算出し、あらかじめ決める規定比率以上だった場合、白紙の比率が多いと認識し、警告を出す。またRGBやYMCK等で表現される色情報において、規定値が定める色より薄い色の塗りつぶし(この場合、薄めの白紙と認識)の比率が、規定比率以上あった場合も警告を出す(例えばわら半紙等純粋な白紙ではない場合、コピーはそのわら半紙の色も認識し、白紙の上からわら半紙の色を塗ってしまう。これらの対策に色設定を行う)。さらに、スキャナの上に複数枚のコピー命令がされている場合、片面印刷が設定されていた場合、裏面もスキャニングし、裏面に描画がされていた場合、警告を出す。
【選択図】 図6

Description

本発明は、パーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータにより、一連の印刷ジョブを生成し、印刷装置により前記データを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷システムにおいて、白紙の出力の削減と用紙の有効活用を実現する手法に関する。
従来、原稿台の上にセットする、コピー処理を行う原稿が白紙であることにより、白紙の出力を行ってしまい、無駄な印刷用紙が増大することが問題視されている。この問題を解決するため、特開平9−284490では、スキャンした原稿の画像データの2値レベルを求め、この2値レベルをもとに画像データが白紙原稿に相当する画像データか否かを判断するものである。ここで、この原稿が白紙データであると判別された場合、コピーを出力させないことで、白紙コピーを防ぐ技術が存在する。
またドライバにおいて、1ページの画像データに対する、白紙部分の比率を算出し、その比率に応じて印刷処理を行うか、警告を発するか判断することで、白紙の節約を行うシステムも存在する。
特開平9−284490号公報
PDF等のファイルは一見してページ数等の情報を判断することが難しく、うっかりプレビューをせずプリントすると、例えば4in1で下半分が白紙だったといった、意図しないページが出力されることがある。
また、特開平9−284490では画像データの2値化を行い、この2値レベルを元に、画像データが白紙原稿に相当する画像データか否かを判断するものであるが、細かい色情報や、比率など計算し、細かい白紙検知を行うことが出来ず、精度の高い白紙節約を行うことが出来なかった。
また前記ドライバの処理においても、この白紙節約の機能を用いる場合、そのドライバをPCごとにインストールする必要があり、旧バージョンのドライバを用いたユーザは新しいドライバを再インストールする手間が生じてしまう。ユーザによってはこのように再インストールできない事情等もあり、ドライバのバージョンによらない白紙節約の機能が必要とされる。
以上より本報では、細かい色設定や白紙比率を用いて、より精度が高く、ユーザの使用性が高い白紙節約をサポートした印刷処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本出願に関わる第1の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第2の発明の、印刷システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持する特徴を備える。
かかる構成において、スキャナから取得する実用紙のコピー処理においても、例えばコピーする原稿が誤って裏返しにセットしてしまったときや、意図しない白紙の原稿をセットしてしまったときなどにも、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第3の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する特徴を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第4の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行う特徴を備える。
かかる構成において、通常の印刷処理も従来どおりの処理を行うことを実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第5の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第6の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第5の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出する特徴を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
上記目的を達成する本出願に関わる第7の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第8の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の記憶媒体において、該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持する特徴を備える。
かかる構成において、スキャナから取得する実用紙のコピー処理においても、例えばコピーする原稿が誤って裏返しにセットしてしまったときや、意図しない白紙の原稿をセットしてしまったときなどにも、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第9の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の記憶媒体において、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する特徴を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第10の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行う特徴を備える。
かかる構成において、通常の印刷処理も従来どおりの処理を行うことを実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第11の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第12の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第11の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出する特徴を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
課題を達成する本出願に関わる第1の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第2の発明の、印刷システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持する特徴を備える。
かかる構成において、スキャナから取得する実用紙のコピー処理においても、例えばコピーする原稿が誤って裏返しにセットしてしまったときや、意図しない白紙の原稿をセットしてしまったときなどにも、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第3の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する特徴を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第4の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行う特徴を備える。
かかる構成において、通常の印刷処理も従来どおりの処理を行うことを実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第5の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第1の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第6の発明の印刷処理システムは以下に示す構成を備える。
第5の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出する特徴を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
上記目的を達成する本出願に関わる第7の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第8の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の記憶媒体において、該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持する特徴を備える。
かかる構成において、スキャナから取得する実用紙のコピー処理においても、例えばコピーする原稿が誤って裏返しにセットしてしまったときや、意図しない白紙の原稿をセットしてしまったときなどにも、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第9の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の記憶媒体において、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する特徴を備える。
かかる構成において、例えば改行のみしか含まないページのように、印刷すると白紙として出力されるような印刷ジョブにおいても、警告を発することにより、ユーザの意図しないジョブだった場合、キャンセルすることが可能となり、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第10の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行う特徴を備える。
かかる構成において、通常の印刷処理も従来どおりの処理を行うことを実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第11の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第7の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
また、上記目的を達成する本出願に関わる第12の発明を記憶する記憶媒体は以下に示す構成を備える。
第11の発明の印刷処理システムにおいて、該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出する特徴を備える。
かかる構成において、例えば背景で用いられる色に関して、背景のみしか描画されない印刷ジョブに対しても、白紙節約・用紙有効利用を実現することが可能となる。
以下、本発明をレーザービームプリンタ(以下、LBPと略す)に適用し、図面を用いて更に詳細に説明する。
<LBPの概要>
本発明をプリンタ制御システムに適用した場合の例を示す。ここでは、本実施形態の構成を説明する前に、本実施形態を適用するに好適なレーザービームプリンタの構成について、図を参照しながら説明する。
なお、本実施形態を適用するプリンタは、レーザービームプリンタ及びインクジェットプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。また更に、本発明を適用するソフトウェアは、プリンタ制御システムに限ったものではなく、ワープロ(ワードプロセッサ)系ソフトウェア、表計算系ソフトウェア、作図系ソフトウェア等に幅広く応用可能であるも併せて補足しておく。
図1は、本発明の1つの実施形態に係る画像記録装置のシステム構成の概略を示す図である。
図において、データ処理装置101は、例えば、コンピュータであり、画像処理装置制御コードの供給源、あるいはプリンタの制御装置として機能する。この実施の形態においては、画像記録装置102として、LBPを用いている。本実施形態において適用される画像記録装置は、LBPに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。
プリンタコントローラ103は、データ処理装置101から供給される画像処理装置制御コード(例えば、ESCコード、ページ記述言語、バンド記述言語等)中の画像情報に基づいて、ページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。
プリンタエンジン105は、プリンタコントローラ103から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を記録する。
パネル部104は、ユーザインタフェースとして使用される。ユーザは、パネル部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。また、パネル部104には、プリンタ102の処理内容や、ユーザへの警告内容が表示される。
図2は、タンデム方式のカラープリンタ102の構成を説明する断面図である。
図において、201は、プリンタ筐体である。202は、ユーザが各種指示を与えるためのスイッチ、メッセージやプリンタの設定内容等を表示するためのLED表示器やLCD表示器等が配された操作パネルであり、図1に示すパネル部104の一態様である。203は、ボード収容部であり、ビデオコントローラ103及びプリンタエンジン105の電子回路部分を構成するボードを収容する。
220は、用紙(記録媒体)Sを保持する用紙カセットであり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。221は、カセットクラッチであり、用紙カセット220上に載置された用紙Sの最上位の一枚を取り出して、取り出した用紙Sを不図示の駆動手段から伝達される駆動力によって給紙ローラ222まで搬送するカムを有する。このカムは、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙Sを給紙する。223は用紙検知センサで、それぞれ用紙カセット220に保持されている用紙Sの量を検知する。
給紙ローラ222は、用紙Sの先端部をレジストシャッタ224まで搬送するローラである。224は、レジストシャッタであり、用紙Sを押圧することにより給紙を停止することができる。
230は、手差しトレイであり、231は、手差し給紙クラッチである。手差し給紙クラッチ231は、用紙Sの先端を手差し給紙ローラ232まで搬送するために使用され、手差し給紙ローラ232は、用紙Sの先端をレジストシャッタ224まで搬送するために使用される。画像記録に供する用紙Sは、用紙カセット220及び手差しトレイ230のいずれかの給紙手段を選択して給紙される。
プリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103と所定の通信プロトコルにしたがって通信を行い、ビデオコントローラ部103からの指示にしたがって用紙カセット220手差しトレイ230の中からいずれかの給紙手段を選択し、印刷の開始指示に応じて該当する給紙手段よりレジストシャッタ224まで用紙Sを搬送する。なお、プリンタエンジン105は、給紙手段、潜像の形成、転写、定着等の電子写真プロセスに関する機構、排紙手段及びそれらの制御手段を含む。
204a、204b、204c、204dは、感光ドラム205a、205b、205c、205dやトナー保持部等を有する画像記録部であり、電子写真プロセスにより、用紙S上にトナー像を形成する。一方、206a、206b、206c、206dは、レーザスキャナ部であり、画像記録部にレーザビームによる画像情報を供給する。
画像記録部204a、204b、204c、204dには、用紙Sを搬送する用紙搬送ベルト250が複数の回転ローラ251〜254によって用紙搬送方向(図の下から上方向)に扁平に張設され、その最上流部においては、バイアスを印加した吸着ローラ225によって、用紙を用紙搬送ベルト250に静電吸着させる。またこのベルト搬送面に対向して4個の感光ドラム205a、205b、205c、205dが直線状に配設されており、画像形成手段を構成している。画像記録部204a、204b、204c、204dのそれぞれには、感光ドラムの周辺近傍を順次取り囲んで、帯電器、現像器が配置されている。
レーザスキャナ部206a、206b、206c、206dにおいて、207a、207b、207c、207dは、レーザユニットであり、プリンタコントローラ103から送出される画像信号(/VIDEO信号)に応じて、内蔵の半導体レーザを駆動し、レーザビームを発射する。レーザユニット207a、207b、207c、207dから発せられたレーザビームは、ポリゴンミラー(回転多面鏡)208a、208b、208c、208dにより走査され、感光ドラム205a、205b、205c、205d上に潜像を形成する。
260は、定着器で、画像記録部204a、204b、204c、204dにより用紙Sに形成されたトナー画像を記録紙Sに熱定着させる。261は、搬送ローラで、用紙Sを排紙搬送する。262は、排紙センサで、用紙Sの排紙状態を検知する。263は、排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラで、用紙Sを排紙方向へ搬送し、用紙Sの搬送指示が排紙の場合はそのまま排紙トレイ264に排紙し、搬送指示が両面搬送の場合は、用紙Sの後端が排紙センサ262を通過した直後に回転方向を逆向きに変え、スイッチバックすることにより用紙Sを両面印刷用搬送路270へ搬送する。265は排紙積載量検知センサで、排紙トレイ264上に積載された用紙Sの積載量を検知する。
270は、両面印刷用搬送路であり、排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラ263により両面印刷用に搬送された用紙Sは、両面搬送ローラ271〜274によって再びレジストシャッタ224まで搬送されて画像記録部204a、204b、204c、204dへの搬送指示を待つ。
なお、プリンタ102には、さらにオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションユニットを装備することができる。
図3は、プリンタコントローラ103の構成例を示すブロック図である。
図において、301は、パネル部104とのデータ通信を行うパネルインタフェース部である。CPU309は、パネルインタフェース部301を介して、ユーザがパネル部104において設定・指示した内容を確認することができる。302は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101と双方向に通信接続するためのホストインタフェース部である。306は、プリンタエンジン105と通信接続するためのエンジンインタフェース部である。CPU309は、エンジンインタフェース部306を介して、プリンタエンジン105の状態を認識することができる。
303は、データ処理装置101より供給された画像処理装置制御コードに基づいて、プリンタエンジン105に供給するラスタデータを生成(ラスタライズ)する画像データ発生部である。305は、生成したラスタデータを一時的に保持するための画像メモリである。309は、ROM304に保持された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス320に接続されたデバイスを制御するCPUである。307は、CPU309が使用する一時記憶用メモリとしてのRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張できるように構成されている。RAM307は、描画オブジェクトを格納する描画オブジェクト格納部402、ROM304に保持された制御プログラムによって一時的に使用されるワークメモリ等に用いられる。310は、例えば、濃度補正テーブル等の制御情報を保持するための不揮発性メモリで構成される。308は、DMA制御部であり、CPU309からの指示により画像メモリ305内のラスタデータをエンジンインタフェース部306に転送する。
320は、アドレス、データ、コントロールバスを含むCPUバスである。パネルインタフェース部301、ホストインタフェース部302、画像データ発生部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンインタフェース部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309及びEEPROM310は、それぞれCPUバス320に接続されたすべてのデバイスにアクセス可能である。
図4に本発明の構成の説明を行うための一例を示す。
本発明の第1実施形態を実現するためには、プリンタ内部で以下の機能処理手段(ページ情報保持手段(409)、白紙面積算出手段(410)、白紙率算出手段(412)、白紙識別比率保持手段(413)、白紙識別手段(414)、を有する。
それぞれの機能処理手段の役割を簡単に説明する。まずページ情報保持手段(409)を説明する。ページ情報保持手段(409)は、物理ページに印刷される描画データをドライバから取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持する。また、スキャナから取得した画像データも同様に物理ページとして保持する。
次に、白紙面積算出手段(410)を説明する。白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段で保持されるページ情報を取得し、オブジェクト等、何も描画されない、白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する。
次に、白紙率算出手段(412)を説明する。白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する。
次に、白紙識別比率保持手段(413)を説明する。白紙識別比率保持手段(413)は、該白紙識別手段(414)が、該白紙率算出手段(412)が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、その印刷する物理ページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(ページに対する白紙部分の比率)を保持する。
最後に、白紙識別手段(414)を説明する。白紙識別手段(414)は、該白紙率算出手段(412)が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙と識別するしきい値より大きい場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する。また、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙と識別するしきい値より小さい場合、そのまま印刷処理の実行を指示する。
次に、図5及び図6を参照し、物理ページ情報に含まれる白紙部分の比率を算出し、ユーザに白紙警告を発する処理のフローを示す。
まず、プリンタはホストコンピュータから印刷ジョブを取得する。プリンタは1ページ分の物理ページ情報にまとめあげ、該ページ情報保持手段(409)にスプールする。ここで、該白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段から1ページ分の物理ページ情報(ページデータ1(601))を取得する(501)。取得した物理ページデータから該白紙面積算出手段(410)は、物理ページの面積(603)と描画される領域の面積を算出し、その値を元に何も描画されない白紙部分(ページデータ2(602))を検出し、白紙部の面積を求める(502)。次に、該白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段(410)が算出した白紙部の面積(604)を取得し、物理ページ面積に対する白紙部の比率を算出する(503)。最後に、該白紙識別手段(414)は、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙率のしきい値を取得し、その値が該白紙率算出手段(412)が算出した白紙率より大きいか識別する(504)。もし大きかった場合、該白紙識別手段(414)は、ユーザに対して白紙率が大きいと警告(605)を出す(506)。また、もし小さかった場合、印刷処理を実行する(505)。
また、ここでは本発明の処理に平行して、画像形成処理を行う手段も含むことはいうまでもない。
次に、図7及び図8を参照し、スキャンした物理ページ情報に含まれる白紙部分の比率を算出し、ユーザに白紙警告を発する処理のフローを示す。
まず、プリンタはスキャナから原稿台にセットされる印刷物の画像データを取得する(807)。プリンタはその画像データを物理ページとして、該ページ情報保持手段(409)にスプールする(701)。ここで、該白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段から1ページ分の物理ページ情報(ページデータ1(802))を取得する(702)。取得したページデータから該白紙面積算出手段(410)は、物理ページの面積(804)と描画される領域の面積を算出し、その値を元に何も描画されない白紙部分(ページデータ2(803))を検出し、白紙部の面積を求める(703)。次に、該白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段(410)が算出した白紙部の面積(805)を取得し、物理ページ面積に対する白紙部の比率を算出する(704)。最後に、該白紙識別手段(414)は、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙率のしきい値を取得し、その値が該白紙率算出手段(412)が算出した白紙率より大きいか識別する(705)。もし大きかった場合、該白紙識別手段(414)は、ユーザに対して白紙率が大きいと警告(806)を出す(707)。また、もし小さかった場合、印刷処理を実行する(706)。
また、ここでは本発明の処理に平行して、画像形成処理を行う手段も含むことはいうまでもない。
本発明の第2実施形態を実現するためには、プリンタ内部で以下の機能処理手段(ページ情報保持手段(409)、白紙面積算出手段(410)、白紙識別色情報保持手段(411)、白紙率算出手段(412)、白紙識別比率保持手段(413)、白紙識別手段(414))を有する。
それぞれの機能処理手段の役割を簡単に説明する。まず、ページ情報保持手段(409)を説明する。ページ情報保持手段(409)は、物理ページに印刷される描画データをドライバから取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持する。また、スキャナから取得した画像データも同様に物理ページとして保持する。
次に、白紙面積算出手段(410)を説明する。白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段(409)で保持されるページ情報を取得し、オブジェクト等、何も描画されない、白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する。また、該白紙識別色情報保持手段(411)が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値より薄いと識別される色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、純粋にオブジェクトが存在しない面積と、該白紙識別色情報保持手段(411)が保持するしきい値(色情報)よりうすい色で塗りつぶされる領域の面積の合計を白紙部分の面積として算出する。
次に、白紙識別色情報保持手段(411)を説明する。白紙識別色情報保持手段(411)は、該白紙面積算出手段(410)が白紙として識別する、あるしきい値となる色情報を保持する。該白紙面積算出手段(410)は、このしきい値より薄い色で塗りつぶされる領域も白紙部分とみなし、合計を白紙部分として算出する。
次に、白紙率算出手段(412)を説明する。白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する。
次に、白紙識別比率保持手段(413)を説明する。白紙識別比率保持手段(413)は、該白紙識別手段(414)が、該白紙率算出手段(412)が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、その印刷する物理ページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(ページに対する白紙部分の比率)を保持する。
最後に、白紙識別手段(414)を説明する。白紙識別手段(414)は、該白紙率算出手段(412)が算出したページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙と識別するしきい値より大きい場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発する。また、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙と識別するしきい値より小さい場合、そのまま印刷処理の実行を指示する。
次に、図9及び図10を参照し、白紙とみなす色を設定し、それに基づいて物理ページ情報に含まれる白紙部分の比率を算出し、ユーザに白紙警告を発する処理のフローを示す。
まず、プリンタはホストコンピュータから印刷ジョブを取得する。プリンタは1ページ分の物理ページ情報にまとめあげ、該ページ情報保持手段(409)にスプールする。ここで、該白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段から1ページ分の物理ページ情報(ページデータ1(1001))を取得する(901)。さらに、該白紙識別色情報保持手段(411)が保持する白紙色しきい値(1006)も同時に取得する(902)。そして取得した物理ページ情報から該白紙面積算出手段(410)は、物理ページの面積(603)と、取得した該白紙色しきい値(1006)の示す色情報よりRGB値のいずれかが小さい色で塗りつぶされる部分の面積を算出し、その値を元に該白紙色しきい値(1006)の示す色情報よりRGB値のすべての値が大きい色で塗りつぶされる部分の面積と、何も描画されない面積の合計を白紙部の面積として算出する(903)。次に、該白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段(410)が算出した白紙部の面積(1004)を取得し、物理ページ面積に対する白紙部の比率を算出する(904)。最後に、該白紙識別手段(414)は、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙率のしきい値を取得し、その値が該白紙率算出手段(412)が算出した白紙率より大きいか識別する(905)。もし大きかった場合、該白紙識別手段(414)は、ユーザに対して白紙率が大きいと警告(1005)を出す(907)。また、もし小さかった場合、印刷処理を実行する(906)。
また、ここでは本発明の処理に平行して、画像形成処理を行う手段も含むことはいうまでもない。
次に、図11及び図12を参照し、白紙とみなす色を設定し、それに基づいてスキャンした物理ページ情報に含まれる白紙部分の比率を算出し、ユーザに白紙警告を発する処理のフローを示す。
まず、プリンタはスキャナから原稿台にセットされる印刷物の画像データを取得する(1208)。プリンタはその画像データを物理ページとして、該ページ情報保持手段(409)にスプールする(1101)。ここで、該白紙面積算出手段(410)は、該ページ情報保持手段から1ページ分の物理ページ情報(ページデータ1(1202))を取得する(1102)。さらに、該白紙識別色情報保持手段(411)が保持する白紙色しきい値(1207)も同時に取得する(1103)。そして取得したページデータから該白紙面積算出手段(410)は、物理ページの面積(1204)と、取得した該白紙色しきい値(1207)の示す色情報よりRGB値のいずれかが小さい色で塗りつぶされる部分の面積を算出し、その値を元に該白紙色しきい値(1207)の示す色情報よりRGB値のすべての値が大きい色で塗りつぶされる部分の面積と、何も描画されない面積の合計を白紙部の面積(1205)として算出する(1104)。次に、該白紙率算出手段(412)は、該白紙面積算出手段(410)が算出した白紙部の面積(1205)を取得し、物理ページ面積に対する白紙部の比率を算出する(1105)。最後に、該白紙識別手段(414)は、該白紙識別比率保持手段(413)が保持する白紙率のしきい値を取得し、その値が該白紙率算出手段(412)が算出した白紙率より大きいか識別する(1106)。もし大きかった場合、該白紙識別手段(414)は、ユーザに対して白紙率が大きいと警告(1206)を出す(1108)。また、もし小さかった場合、印刷処理を実行する(1107)。
また、ここでは本発明の処理に平行して、画像形成処理を行う手段も含むことはいうまでもない。
本実施形態に関わる、画像記録装置のシステム構成の概略を示す図。 本実施形態に関わる、プリンタの一構成例を示す断面図。 本実施形態に関わる、プリンタコントローラの構成例を示すブロック図。 本発明の構成の説明を行うための一例。 本発明の第1実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例。 本発明の第1実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例で写真画像を含む図。 本発明の第1実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例。 本発明の第1実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例で写真画像を含む図。 本発明の第2実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例。 本発明の第2実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例で写真画像を含む図。 本発明の第2実施形態に関わる、白紙節約の説明を行うための一例。 本発明の第2実施形態に関わる、バンド分割の説明を行うための一例で写真画像を含む図。
符号の説明
101 データ処理装置
102 画像記録装置
103 プリンタコントローラ
104 パネル部
105 プリンタエンジン
201 プリンタ筐体
202 操作パネル
203 ボード収納部
204a,204b,204c,204d 画像記録部
205a,205b,205c,205d 感光ドラム
206a,206b,206c,206d レーザスキャナ部
207a,207b,207c,207d レーザユニット
208a,208b,208c,208d ポリゴンミラー(回転多面鏡)
220 用紙カセット
221 カセットクラッチ
222 給紙ローラ
223 用紙検知センサ
224 レジストシャッタ
225 吸着ローラ
230 手差しトレイ
231 手差し給紙クラッチ
322 手差し給紙ローラ
250 用紙搬送ベルト
251〜254 回転ローラ
260 定着器
261 搬送ローラ
262 排紙センサ
263 排紙ローラ兼両面印刷用搬送路切替えローラ
264 排紙トレイ
265 排紙積載量検知センサ
270 両面印刷用搬送路
271〜274 両面搬送ローラ
301 パネルI/F部
302 ホストI/F部
303 画像データ発生部
304 ROM
305 画像メモリ
306 エンジンI/F部
307 RAM
308 DMA制御部
309 CPU
310 EEPROM
311 ハードディスク
320 CPUバス

Claims (12)

  1. 情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、
    該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、
    該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、
    該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、
    該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、
    該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を具備することを特徴とする印刷処理システム。
  2. 該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  3. 該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  4. 該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  5. 該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷処理システム。
  6. 該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出することを特徴とする請求項5記載の印刷処理システム。
  7. 情報処理装置と、印刷処理装置とがネットワークで接続され、論理ページ情報と、物理用紙にどのように該論理ページをレイアウトするか決定するレイアウト情報を印刷処理装置に送信し、印刷を実現する印刷処理システムにおいて、
    該情報処理装置から、物理ページに印刷される描画データを取得し、プリンタ内部で物理ページ単位にまとめて保持するページ情報保持手段と、
    該ページ情報保持手段で保持される物理ページ情報を取得し、何も描画されない白紙部分と識別されるページ部分の面積の合計を算出する白紙面積算出手段と、
    該白紙面積算出手段が算出した白紙部分の面積を取得し、その面積が物理ページの面積に占める比率を算出する白紙率算出手段と、
    該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、そのページが白紙かどうか識別する際の、白紙と識別するしきい値(物理ページに対する白紙部分の比率)を保持する白紙識別比率保持手段と、
    該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値と比較する白紙識別手段を記憶することを特徴とする記憶媒体。
  8. 該ページ情報保持手段が、スキャナから取得される画像情報も物理ページ情報として保持することを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  9. 該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より大きいと識別した場合、白紙と識別し、ユーザに警告を発することを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  10. 該白紙識別手段が、該白紙率算出手段が算出した物理ページに対する白紙部分の比率を取得し、この比率が、該白紙識別比率保持手段が保持する白紙と識別するしきい値より小さいと識別した場合、印刷処理を継続して行うことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  11. 該白紙面積算出手段が白紙として識別する、しきい値となる色情報を保持する白紙識別色情報保持手段を具備することを特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
  12. 該白紙面積算出手段が、該白紙識別色情報保持手段が保持する、白紙として識別するしきい値(色情報)を取得し、そのしきい値を元に白紙として識別する色で塗りつぶされる領域も白紙部分と判断し、その面積を算出し、何も描画しない面積との合計を、白紙部分の面積として算出することを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
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