JP2690414B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP2690414B2
JP2690414B2 JP3156623A JP15662391A JP2690414B2 JP 2690414 B2 JP2690414 B2 JP 2690414B2 JP 3156623 A JP3156623 A JP 3156623A JP 15662391 A JP15662391 A JP 15662391A JP 2690414 B2 JP2690414 B2 JP 2690414B2
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体の寿命を印字枚
数の計数値として記憶する記憶装置を着脱自在に設けた
電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置は感光体を備え、この感光
体に露光、現像、転写を行って用紙に情報を印刷するよ
うになっている。そしてこのような装置に使用される感
光体には寿命があり、感光体が寿命末期になると印刷が
不鮮明になる等の不都合が生じる。
【0003】そこで従来は、感光体の寿命に関する情報
として印字枚数の計数値を常時記憶型記憶素子で記憶
し、この記憶値が感光体の寿命に相当する限界枚数に達
したときその旨を表示して利用者に感光体の交換を警告
するようになっていた(特開昭62−75468号公報
参照)。
【0004】この場合、利用者は寿命に至った感光体を
交換すると同時に常時記憶型記憶素子も交換する。この
ため、上記記憶素子では電子写真装置の総印字枚数を管
理できないため、電子写真装置には総印字枚数を計数す
るための機械的なカウンタも設けられていた。
【0005】ところで、感光体に限らず、帯電チャージ
ャ、現像器、転写チャージャ、除電チャージャ等にも寿
命があるが、その寿命は感光体に比べて非常に長いもの
である。そこで、従来は上記カウンタによって計数され
る総印字枚数から利用者が各部品の寿命を管理してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
この種の電子写真装置においては、感光体の寿命につい
ては自動的に管理できるが、感光体以外の保守対象部品
の寿命については自動的に管理できず、利用者が機械的
なカウンタによって計数される総印字枚数から管理して
いた。このため、利用者が総印字枚数と各保守対象部品
の寿命との関係を常に理解して管理しなければならず利
用者の負担が大きかった。また、機械的なカウンタは一
般的に外部からは見えにくい所に設けられているため、
保守対象部品が寿命末期になっていることを見落しやす
く、寿命による故障を招きやすかった。
【0007】そこで本発明は、簡単かつ安価な構成で感
光体よりも寿命が長い保守対象部品の寿命を自動的に管
理でき、利用者の負担になることなく寿命による故障を
確実に防止できて信頼性を高め得る電子写真装置を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字枚数の計
数値を記憶する記憶装置を着脱自在に設け、この記憶装
置の記憶値が限界枚数に達したとき感光体の寿命を判定
して当該感光体を交換すると同時に記憶装置も交換する
電子写真装置において、記憶装置の交換回数を記憶する
書換可能な常時記憶型記憶素子と、記憶装置の交換が行
われる毎に感光体の未使用状態を判断して記憶素子の記
憶値を更新する交換回数計数手段と、この計数手段によ
り更新された記憶素子の記憶値と予め設定される限界回
数とを比較する交換回数比較手段と、この比較手段によ
り記憶素子の記憶値が限界回数に達しているとき感光体
以外の保守対象部品の保守時期であることを報知する保
守時期報知手段とを備えたものである。
【0009】そして保守時期報知手段は、交換回数比較
手段により記憶素子の記憶値が限界回数より1回少ない
状態で記憶装置の記憶値が限界枚数に達しているとき感
光体以外の保守対象部品の保守時期であることを報知す
るように構成してもよい。また、記憶素子の記憶値が限
界回数に達してから記憶装置の記憶値が所定値に達する
と印字動作を禁止する手段を設けることが望ましい。
【0010】さらに、常時記憶型記憶素子の交換回数記
憶値をクリアするための保守専用装置と、この保守専用
装置を記憶装置が着脱自在に装着される部位に記憶装置
に代えて装着した状態で電源がオンされると常時記憶型
記憶素子の交換回数記憶値を零にクリアする交換回数ク
リア手段とを設けると好都合である。
【0011】
【作用】このような構成の本発明においては、印字枚数
の計数値を記憶する記憶装置の記憶値が限界枚数に達す
ると、感光体の寿命が判定される。そこで利用者は寿命
となった感光体を交換すると同時に記憶装置も交換する
が、この記憶装置の交換が行われる毎に記憶素子の記憶
値が更新される。そして、この記憶素子の記憶値が予め
設定される限界回数に達すると、感光体以外の保守対象
部品の保守時期であることが報知される。従って、利用
者は感光体のみならずそれ以外の保守対象部品について
も寿命を意識することなく使用できる。
【0012】この場合において、記憶素子の記憶値が予
め設定される限界回数より1回少ない状態で記憶装置の
記憶値が限界枚数に達したとき感光体以外の保守対象部
品の保守時期であることが報知される。よって、感光体
を交換すると同時に寿命となった保守対象部品を交換す
ることができる。
【0013】また、記憶素子の記憶値が限界回数に達し
てから記憶装置の記憶値が所定値に達すると印字動作が
禁止される。よって、感光体以外の保守対象部品の寿命
に起因する故障が印字動作中に発生するのを防止でき
る。
【0014】さらに、保守専用装置を記憶装置が着脱自
在に装着される部位に記憶装置に代えて装着した状態で
電源をオンすると、常時記憶型記憶素子の交換回数記憶
値が零にクリアされる。よって、常時記憶型記憶素子の
交換回数記憶値を零にクリアする作業が簡便になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をノンインパクトプリンタに適
用した一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
【0016】図1はノンインパクトプリンタの構成を示
す図で、一端を軸支して他端側が上下に分離可能な筐体
1のほぼ中央部に感光体ドラム2が配置されている。こ
の感光体ドラム2は駆動モータ3により一方向、すなわ
ち図中時計方向に回転駆動されるものであり、その感光
体ドラム2の周囲には電子写真プロセスに従い、感光体
ドラム2の表面、すなわち感光体を帯電させる帯電チャ
ージャ4、この帯電チャージャ4で帯電された感光体に
対して光を照射して情報を露光記録させる露光装置5、
この露光装置5で露光された感光体に現像剤であるトナ
ーを付着させる現像器6、搬送される用紙へ感光体ドラ
ム2のトナー像を転写させる転写チャージャ7、感光体
ドラム2からトナーを落とすクリーニング装置8、感光
体ドラム2を除電する除電チャージャ9が順に配置され
ている。
【0017】前記転写チャージャ7は前記感光体ドラム
2の下側に位置し、その転写チャージャ7に向けて前記
筐体1の一側部に設けられた給紙カセット10からピッ
クアップローラ11の動作によって用紙が所定のタイミ
ングで1枚ずつ搬送されるようになっている。
【0018】この搬送される用紙は転写チャージャ7に
より感光体ドラム2のトナー像が転写された後除電チャ
ージャ12で除電され、さらに定着器13で定着される
ようになっている。そして定着された用紙は排紙ローラ
14,14によって筐体外に排出されるようになってい
る。ここで、用紙の搬送機構の駆動源として前記感光体
2の駆動源である駆動モータ3が兼用されている。
【0019】この他、前記筐体1内には内部の熱を外部
に放出させるファン15、電源装置16、前記筐体1が
上下に分離されたときそれを検知して電源を切るカバー
スイッチ17等が設けられている。
【0020】図2は要部回路構成を示すブロック図で、
制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)21に、
バスライン22を介して、プログラムデータ等が予め格
納されるROM(リード・オンリ・メモリ)23、印字
データを展開する印字バッファ等が形成されるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)24、書換可能な常時
記憶型記憶素子としてのEEPROM(電気的消去型プ
ログラマブルROM)25、着脱自在に装着されるメモ
リカード26に対してデータの読出し及び書込みを行う
カードインタフェース27、印字データを出力するホス
ト機器28に対してデータの送受信を行う通信インタフ
ェース29及びI/Oポート30が接続されている。上
記I/Oポート30には、各種メッセージ等を表示可能
な液晶表示器31やブザー32等が接続されている。
【0021】上記メモリカード26は感光体ドラム2の
寿命に関する情報として印字枚数の計数値を記憶するた
めのもので、感光体ドラム2と対になっており、感光体
ドラム2を交換する際に同時に交換されるものである。
前記EEPROM25には、上記メモリカード26の交
換回数を記憶するための領域が確保されている。しかし
て、前記CPU21は電源がオンされると図3に示す前
処理を実行するようにプログラム設定されている。
【0022】すなわち電源がオンされると、カードイン
タフェース27を制御して装着されたメモリカード26
の記憶データ、すなわち印字枚数Aを読取る。そして、
印字枚数Aが“0”より大きい場合には感光体ドラム2
及びメモリカード26の交換が行われていないので、メ
インルーチンを起動させる。
【0023】印字枚数Aが“0”の場合には感光体ドラ
ム2及びメモリカード26が新品に交換されたので、E
EPROM25の記憶データ、すなわちメモリカード2
6の交換回数nを読出す。そして、読出した交換回数n
を「+1」だけ更新し、更新後の値を現在の交換回数n
として上記EEPROM25に書込む(交換回数計数手
段)。ただし、交換回数nが“0”で、RAM24に記
憶されている限界フラグFがセット(1)されている場
合のみ同フラグFをリセット(0)する。
【0024】次いで、更新後の交換回数nと感光体ドラ
ム2以外の保守対象部品の保守時期に基いて予め設定さ
れた限界回数とを比較する(交換回数比較手段)。そし
て、交換回数nが限界回数より少ない場合には上述した
保守対象部品の保守時期でないので、メインルーチンを
起動させる。
【0025】これに対し、交換回数nが限界回数に達し
ている場合には、前記限界フラグFをセットするととも
に、液晶表示器31に保守対象部品の保守時期であるこ
とを示すメッセージを表示させる。また、ブザー32に
より所定の警告音を発生させてから、メインルーチンを
起動する(保守時期報知手段)。また、前記CPU21
は、メインルーチンの中で適時図4に示す印字判定処理
を実行するようにプログラム設定されている。
【0026】すなわち、印字判定処理の実行タイミング
になると、CPU21は先ず印字開始状態がセットされ
ているか否かを判定する。そして、印字開始状態がセッ
トされていなければ、直ちにメインルーチンに戻る。
【0027】前記ホスト機器28からの印字指令により
印字開始状態がセットされている場合には、カードイン
タフェース27を制御して装着されたメモリカード26
の記憶データ、すなわち印字枚数Aを読取る。そして、
予め設定される前記感光体ドラム2の寿命に相当する限
界枚数と上記メモリカード26から読取った印字枚数A
とを比較する。ここで、印字枚数Aが限界枚数より少な
い場合には感光体ドラム2が寿命でないので、前記RA
M23内の限界フラグFを調べる。そして、同フラグF
がリセットされている場合には感光体ドラム2以外の保
守対象部品も寿命でないので、印字枚数Aを「+1」だ
け更新し、その更新後の値を現在の印字枚数Aとしてメ
モリカード26に書込んだ後、印字ルーチンを起動させ
る。
【0028】すなわち、駆動モータ3を動作させるとと
もに電子写真プロセスに従って帯電チャージャ4、露光
装置5、現像器6、転写チャージャ7、除電チャージャ
9,12及び定着器13等を動作させて、ホスト機器2
8から送られてきた印字データを用紙に印字出力させ
る。
【0029】限界フラグFがセットされている場合には
上記保守対象部品の保守時期を過ぎているので、上記印
字枚数Aが限界枚数より少ない設定枚数に達しているか
否かを判断する。そして、設定枚数に達していない場合
にはまだ充分に印字動作できるので、上記印字枚数Aを
「+1」だけ更新し、その更新後の値を現在の印字枚数
Aとしてメモリカード26に書込んだ後、印字ルーチン
を起動させる。
【0030】これに対し、印字枚数Aが設定枚数に達し
ている場合には保守対象部品の寿命により故障が発生す
るおそれがあるので、印字ルーチンへの移行を禁止し、
メインルーチンへ戻る。
【0031】一方、メモリカード26から読取った印字
枚数Aが既に限界枚数に達している場合には感光体ドラ
ム3が寿命になっているので、液晶表示器31にドラム
交換を促すメッセージを表示させる。また、ブザー32
により所定の警報音を発生させてから、メインルーチン
に戻る。
【0032】このような構成の本実施例においては、感
光体ドラム2とメモリカード26とが対になっており、
上記感光体ドラム2の寿命に関する情報として印字枚数
の計数値が上記メモリカード26によって記憶されるよ
うになっている。そして、このメモリカード26におけ
る記憶値が上記感光体ドラム2の寿命に相当する限界枚
数(例えば1万枚)に達すると液晶表示器31に感光体
ドラム2の交換を促すメッセージが表示されるとともに
ブザー32より警報音が発せられる。これにより、利用
者は感光体ドラム2が寿命になっていることを知り、電
源をオフするとともに筐体1を上下に分離開放して感光
体ドラム2及びメモリカード26を新品なものに交換す
る。
【0033】交換後、電源をオンする。そうすると、メ
モリカード26の記憶値Aが“0”になっているのでE
EPROM25の記憶値が「+1」だけ更新される。す
なわち、上記EEPROM25によってメモリカード2
6の交換回数が計数されることになる。
【0034】そして、上記メモリカード26の交換回数
が前記感光体ドラム2以外の保守対象部品の保守時期に
相当する値(例えば8回=印字回数8万回)に達したな
らば、液晶表示器31に保守対象部品の保守時期である
ことを示すメッセージが表示されるとともに、ブザー3
2により警報音が発せられる。これにより、利用者は感
光体ドラム2以外の帯電チャージャ4、現像器6、転写
チャージャ7、除電チャージャ9,12等の保守時期で
あることを知り、各部の保守を専門の保守員等に依頼す
る。
【0035】この場合において、保守を行わなくても印
字動作は可能であり、印刷業務に支障を来すことはな
い。ただし、保守時期経過後において保守を行わずに印
字枚数が感光体ドラム2の限界枚数より少ない所定枚数
を越えると、保守対象部品の寿命によって故障するおそ
れがある。そこで本実施例においては、EEPROM2
5の記憶値が限界回数を達している状態でメモリカード
26の記憶値が上記所定枚数に達したならば、印字動作
を禁じている。従って、保守対象部品の寿命に起因する
印字動作中の故障を未然に防止できるようになってい
る。
【0036】このように本実施例によれば、感光体ドラ
ム2の寿命のみならずその他の保守対象部品についても
寿命を自動的に管理できるので、利用者が負担を感じる
ことなく寿命による故障を未然に防止できる。その結
果、信頼性が高く実用性に優れたノンインパクトプリン
タを提供できるようになる。なお、本発明は前記実施例
に限定されるものではない。
【0037】例えば、前記実施例では電源投入後におけ
る前処理においてメモリカード26の交換回数が予め設
定されている限界回数に達していると保守点検部品の保
守時期であることを示す警報を発するようにしたが、こ
れでは感光体ドラム2及びメモリカード26を交換して
電源を投入してからでないと保守点検部品の保守時期で
あることを知ることができない。そこで、図5に示すよ
うに、印字判定処理ルーチンにおいて、メモリカード2
6から読み取った印字枚数Aが限界枚数に達していると
き感光体ドラム2の交換を促すメッセージを表示させる
が、このときEEPROM25に記憶されているメモリ
カード26の交換回数が限界回数より1だけ少ない場合
には、同時に保守対象部品の保守時期であることを示す
メッセージを液晶表示器31に表示させるようにプログ
ラム設定する。こうすることにより、感光体ドラム2の
交換と同時に保守対象部品の保守も行えるので好都合で
ある。
【0038】また、感光体ドラム2とメモリカード26
との交換作業を電源を投入したまま行える電子写真装置
も考えられる。このような装置においても、感光体ドラ
ム26を交換する場合には筐体1を上下に分離開放する
ので、前記実施例の図3に示す前処理ルーチンをカバー
スイッチ17の筐体閉検知信号に応じて実行するように
プログラム設定することにより対処できる。
【0039】さらに、前記実施例においてブザー32に
よる警報音を感光体ドラム2が寿命になったときとその
他の保守対象部品の保守時期になったときとで区別する
ようにしてもよい。こうすることにより、液晶表示器3
1によるメッセージ表示を省略できる。また、警報を液
晶表示器31によるメッセージ表示のみで行うように
し、ブザー32による警報音を省略してもよい。
【0040】ところで、保守員は保守の依頼に応じて寿
命となった保守対象部品の交換、補修等の作業を行う
が、作業終了後、EEPROM25に記憶されているメ
モリカード26の交換回数記憶値を“0”に初期化する
必要がある。そこで、図6に示す如くカードインタフェ
ース27に前記印字枚数計数用のメモリカード26に代
えて保守専用のメモリカード26aを装着することによ
ってEEPROM25の交換回数記憶値を“0”に初期
化できるようにすると保守作業が簡素化されて好都合で
ある。なお、図6において図2と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0041】この場合のCPU21における電源オン後
の前処理を図7に示す。すなわち、CPU21は電源が
オンされるとカードインタフェース27に装着されてい
るメモリカードの種類を当該カードの記録情報から判別
する。そして、印字枚数計数用のメモリカード26であ
れば、図3に示す前処理を実行した後、メインルーチン
に入る。
【0042】一方、保守専用のメモリカード26aの場
合には、EEPROM25におけるメモリカード交換回
数を記憶するアドレスの内容を零にクリアする(交換回
数クリア手段)。その後、電源がオフされるのを待つ。
【0043】従って、保守員は寿命となった保守対象部
品の交換、補修等の作業を終了した後、携帯している保
守専用のメモリカード26をカードインタフェース27
に装着してから電源をオンする。こうすることにより、
EEPROM25におけるメモリカード交換回数を記憶
するアドレスの内容が零となる。その後、保守員は一旦
電源をオフし、保守専用のメモリカード26aに代えて
印字枚数計数用のメモリカード26をカードインタフェ
ース27に装着したならば電源をオンすればよい。この
他、本発明を電子写真プロセスに従い動作する複写機等
に適用する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、簡
単かつ安価な構成で感光体よりも寿命が長い保守対象部
品の寿命を自動的に管理でき、利用者の負担になること
なく寿命による故障を確実に防止できて信頼性を高め得
る電子写真装置を提供できる。
【0045】そして請求項2対応の発明によれば、寿命
となった保守対象部品の保守を感光体の交換時に同時に
行なえるので、保守作業を効率的に行うことができる効
果を奏する。また請求項3対応の発明によれば、保守対
象部品の寿命に起因する故障が印字動作中に発生するの
を防止できる効果を奏する。
【0046】さらに請求項4対応の発明によれば、印字
枚数計数用の記憶装置の交換回数を計数する常時記憶型
記憶素子の交換回数記憶値を零にする作業を簡単に行う
ことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるノンインパクトプリ
ンタの構成図。
【図2】 同実施例における要部回路構成を示すブロッ
ク図。
【図3】 同実施例におけるCPUの電源オン後の前処
理を示す流れ図。
【図4】 同実施例におけるCPUの印字判定処理を示
す流れ図。
【図5】 本発明の他の実施例におけるCPUの印字判
定処理を示す流れ図。
【図6】 本発明のさらに別の実施例における要部回路
構成を示すブロック図。
【図7】 図6の実施例におけるCPUの電源オン後の
前処理を示す流れ図。
【符号の説明】
2…感光体ドラム、4…帯電チャージャ、5…露光装
置、6…現像器、 7…転写チャージャ、8…クリーニング装置、9,12
…除電チャージャ、 13…定着器、21…CPU、25…EEPROM、 26…メモリカード(印字枚数計数用カード)、 26a…メモリカード(保守専用カード)、31…液晶
表示器、32…ブザー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−300781(JP,A) 特開 昭63−92962(JP,A) 特開 平3−261962(JP,A) 特開 平3−200980(JP,A) 特開 平3−161764(JP,A) 特開 昭63−306462(JP,A) 特開 昭62−27759(JP,A) 特開 昭62−27758(JP,A) 特開 平4−324462(JP,A) 特開 昭61−166554(JP,A) 特開 平3−240070(JP,A) 特開 平4−67054(JP,A) 特開 平4−109256(JP,A) 特開 平4−269773(JP,A) 実開 昭63−20157(JP,U) 実開 平1−115747(JP,U) 実開 昭61−124052(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字枚数の計数値を記憶する記憶装置を
    着脱自在に設け、この記憶装置の記憶値が限界枚数に達
    したとき感光体の寿命を判定して当該感光体を交換する
    と同時に前記記憶装置も交換する電子写真装置におい
    て、 前記記憶装置の交換回数を記憶する書換可能な常時記憶
    型記憶素子と、前記記憶装置の交換が行われる毎に感光
    体の未使用状態を判断して前記記憶素子の記憶値を更新
    する交換回数計数手段と、この計数手段により更新され
    た前記記憶素子の記憶値と予め設定される限界回数とを
    比較する交換回数比較手段と、この比較手段により前記
    記憶素子の記憶値が前記限界回数に達しているとき前記
    感光体以外の保守対象部品の保守時期であることを報知
    する保守時期報知手段とを具備したことを特徴とする電
    子写真装置。
  2. 【請求項2】 保守時期報知手段は、前記交換回数比較
    手段により前記記憶素子の記憶値が前記限界回数より1
    回少ない状態で前記記憶装置の記憶値が前記限界枚数に
    達しているとき前記感光体以外の保守対象部品の保守時
    期であることを報知することを特徴とする請求項1記載
    の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶素子の記憶値が前記限界回数に
    達してから前記記憶装置の記憶値が所定値に達すると印
    字動作を禁止することを特徴とする請求項1または2記
    載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記常時記憶型記憶素子の交換回数記憶
    値をクリアするための保守専用装置と、この保守専用装
    置を前記記憶装置が着脱自在に装着される部位に前記記
    憶装置に代えて装着した状態で電源がオンされると前記
    常時記憶型記憶素子の交換回数記憶値を零にクリアする
    交換回数クリア手段とを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の電子写真装置。
JP3156623A 1991-03-29 1991-06-27 電子写真装置 Expired - Fee Related JP2690414B2 (ja)

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US07/854,417 US5206685A (en) 1991-03-29 1992-03-19 Apparatus for maintaining an electrophotographic apparatus
EP92104915A EP0505946B1 (en) 1991-03-29 1992-03-20 Electrophotographic apparatus.
DE69200733T DE69200733T2 (de) 1991-03-29 1992-03-20 Elektrofotografisches Gerät.
KR1019920004983A KR950010012B1 (ko) 1991-03-29 1992-03-26 감광체등을 구비한 전자사진 장치의 보수장치

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