JP4492260B2 - 印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラム - Google Patents

Description

本発明は、消耗品の交換が行える印刷制御装置およびその消耗品の有効活用方法およびプログラムに関し、特に、まだ使用できる消耗品の取外しを検知することで消耗品を無駄なく使えるようにした印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムに関する。

一般に、カラープリンタなどで使用されるトナーなどの消耗品の有効残量が少なくなったり、ドラムの交換時期（ライフ）が近づいたりすると該消耗品の残りが少なくなったことを示すメッセージを操作盤などに表示することによりユーザに報知している。

例えば、イエロートナーの有効残量が少なくなっている場合には、「イエロートナーの交換時期です」などのメッセージを表示したり、トナーの残量をグラフィック表示したりすることでユーザにイエロートナーの交換を促す。

これらでは消耗品の有効残量が少なくなっていることがわかっても、残りどれくらい使用することができるかが不明であり、メッセージにしたがって消耗品を交換した場合にはまだ使用することができる有効残量を捨てることになり、経済性や保守性に満足することができない。

正確に現像装置内の現像剤の残量を検出することができる従来技術として特許文献１に開示されたものがある。

この特許文献１に開示された従来技術においては、正確に現像装置内の現像剤の残量を検出し、それを使用者に報知することにより、適切なプロセスカートリッジ交換時期を使用者に報知することが可能であり、現像剤残量の誤検知に起因する白抜けなどの画像不良、及び現像剤の無駄を無くすことが可能である。

また、印刷に使用するインクの使用量、紙などの印刷媒体を切断するカッターの使用回数、印刷ヘッドの印刷回数など、交換可能な機能部の動作量などの複数の情報を記憶することにより保守を容易にすることを可能にした従来技術としては、特許文献２に開示されたものがある。
特開２００１−１３４０６４ 特開２００２−６７４５０

しかしながら、特許文献１に示された従来技術においては、正確に現像剤の残量を検出することができても現像剤の交換を行うユーザが交換を行うべき現像剤と交換が不要な現像剤とを間違って交換してしまった場合には、交換不要な現像剤が無駄になってしまうという問題がある。

また、特許文献２に示された従来技術では、さまざまな情報を保持することにより保守を容易にすることができるが、交換可能な機能部を間違って交換してしまった場合には、まだ使用することができた機能部が無駄になってしまうという問題がある。

そこで、本発明は、まだ使用することができる消耗品の取外しを検知することにより、消耗品を無駄なく使用できるようにした印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムを提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、請求項１の発明は、着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御装置において、前記消耗品の利用状態を記憶する状態記憶手段と、前記消耗品の取外しが行われたことを検知する取外し検知手段と、前記取外し検知手段により検知された前記消耗品の利用状態を前記状態記憶手段の記憶に基づき確認する利用状態確認手段と、前記利用状態確認手段による確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。

また、請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記報知手段は、前記継続して利用することができる消耗品に代えて他の消耗品が装着されたときに該継続して利用することができる消耗品を再装着することを促す報知を行うことを特徴とする。

また、請求項３の発明は、請求項１または２の発明において、前記報知手段は、前記報知をネットワークを介して行うことを特徴とする。

また、請求項４の発明は、請求項３の発明において、前記報知を電子メールを用いて行うことを特徴とする。

また、請求項５の発明は、請求項３の発明において、前記報知をＭＩＢに基づき行うことを特徴とする。

また、請求項６の発明は、請求項１または２の発明において、前記報知手段は、前記報知を警報音を用いて行うことを特徴とする。

また、請求項７の発明は、請求項１または２の発明において、前記報知手段は、前記報知を本装置に設けられた表示器を用いて行うことを特徴とする。

また、請求項８の発明は、請求項１の発明において、前記状態記憶手段は、前記消耗品がトナーである場合に有効残量を記憶することを特徴とする。

また、請求項９の発明は、請求項１の発明において、前記状態記憶手段は、前記消耗品がドラムである場合に現在までに使用した回転数を記憶することを特徴とする。

また、請求項１０の発明は、着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御方法において、前記消耗品の利用状態を状態記憶手段で記憶し、前記消耗品の取外しが行われたことを取外し検知手段で検知し、前記取外し検知手段により検知された前記消耗品の利用状態を前記状態記憶手段の記憶に基づき利用状態確認手段で確認し、前記利用状態確認手段による確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別手段で判別し、前記判別手段により前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知することを特徴とする。

また、請求項１１の発明は、着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御方法において、前記消耗品の利用状態を記憶する第１のステップと、前記消耗品の取外しが行われたことを検知する第２のステップと、前記第２のステップにより検知された前記消耗品の利用状態を前記第１のステップによる記憶に基づき確認する第３のステップと、前記第３のステップによる確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別する第４のステップと、前記第４のステップにより前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知する第５のステップとを含むことを特徴とする。

本発明によれば、まだ使用可能な消耗品の取外しが行われた際にその状態を検知してユーザに報知するように構成したので、まだ使用することができる消耗品を間違って交換してしまうことを防ぐことが可能になるという効果を奏する。

さらに消耗品に識別情報を記憶させておき、まだ使用可能な消耗品の取外しが行われた場合には同じ識別情報を持つ消耗品が装着されるまで処理を停止するように構成したので、使用可能な消耗品を安易に取り替えることができなくなり、より有効に消耗品を利用することができる。

以下、本発明に係わる〜装置および方法およびプログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。

なお、本発明は、プリンタやファックスなどに代表されるような種々の消耗品の着脱が可能な装置に適用可能であるが、以下に示す実施例においては、消耗品が取り外される装置としてプリンタを例にして説明する。

図１は、この発明に係わる印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムを適用して構成したのシステム構成図である。

図１において、この印刷制御装置は、消耗品１０１、消耗品取付取外し検知部１０２、制御部１０３、記憶部１０４、表示部１０５、インターフェース１０６、印刷制御部１０７、印刷処理部１０８を具備して構成される。

消耗品１０１は、印刷制御装置から着脱可能な消耗品であり、トナーやドラムなどを示している。

消耗品がトナーである場合には、まだ使用することができるトナーの量を示すトナー有効残量を算出することができ、ドラムである場合にはドラムの回転数などから使用頻度を算出することができる。つまり、消耗品の種類により該消耗品が残りどのくらい使用することができるかを算出することができる。

また、印刷処理部１０８により印刷処理が実行される際には印刷処理に用いられる消耗品を提供する。例えば、印刷処理には印刷媒体を送り出すためにドラムが必要であり、送り出された印刷媒体に転写するトナーが必要になり、ホッチキスなどで束ねる場合にはホッチキスが必要なり、それぞれ印刷処理に必要な消耗品を提供する。

消耗品取付取外し検知部１０２は、消耗品１０１で示した消耗品の取外しを検知し、取り外された消耗品がどの消耗品であるかを判別することができる。例えば、トナーの「シアン」色が取り外された場合には、取り外されたのはトナーであってその色は「シアン」であると判別することができる。

また、まだ使用可能な状態である消耗品が取り付けられた場合には、取り付けられたことを検知して制御部１０３に送出する。

制御部１０３は、装置に接続されたＣＰＵ（Central Processing Unit：中央演算装置）を示し、取り外された消耗品を制御する。

取り付けられている消耗品がどの程度消耗しているかを示す「消耗状態」を記憶部１０４に常時記録する。今、消耗品取付取外し検知部１０２で「消耗状態」が記録されている消耗品の取外しを検知すると、取り外された消耗品の最後に記録した「消耗状態」を記憶部１０４から取得し、消耗品に応じた消耗状態を判断する。

例えば、消耗品がトナーである場合、トナーの消耗状態が完全にエンプティ状態であるか判断する。また消耗品がドラムである場合には、その取外しが行われた時点までの回転数を調べる。あらかじめ指定した回転数を超過した場合に使用不可能な状態であると判断する。

そして、消耗品が取り外されたということを記憶部１０４に記録する。これにより取外しが行われた消耗品については「消耗状態」を常時確認する必要が無くなる。

消耗状態を判断した結果、トナーの場合にはエンプティ状態でなく、またドラムの場合には指定回転数を超過した状態でない場合において消耗品がまだ使用可能な状態で取り外されたと判断する。

逆に、消耗品取付取外し検知部１０２で取り外された消耗品の取り付けを検知した場合には記憶部１０４を更新する。

記憶部１０４は、電気的な書き換えを行うことができるＥＥＰＲＯＭ（Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory：不揮発性メモリ）などを示し、装置に取り付けられた消耗品を記憶しておき、同時に消耗品ごとの「消耗状態」をも記憶しておく。また、記憶されている消耗品が装置から取り外された場合には「取外しが行われた」ということを記憶する。「消耗状態」は、ある一定の間隔で消耗品ごとの状態を確認するような構成にしてもよいし、消耗品の状態が変化した場合にその状態を記録するような構成にしてもよい。

表示部１０５は、プリンタなどに設置されたＬＣＤ（Liquid Crystal Display：液晶ディスプレイ）を示し、制御部１０３により取外しが行われた消耗品がまだ使用できる状態で取り外されたと判断した場合に、まだ使用可能な消耗品の取外しが行われたという警告メッセージを表示する。それに対して、使用不可能な状態で取外しが行われた場合には通常の取外しが行われたというメッセージを表示する。

このとき、使用可能な消耗品の取外しが行われたことを報知する手段としてネットワークを介して報知するような構成にしてもよい。例えば、電子メール技術や監視する機器の情報の集合であるＭＩＢ（Management Information Base：管理情報ベース）を用いることができる。

インターフェース１０６は、消耗品の状態を外部のホストコンピュータに伝達するための窓口となる部分であり、またそれと同時に印刷要求を受け付けるパラレルインターフェースやＵＳＢ（Universal Serial Bus：シリアル接続）インターフェースやネットワークインターフェースを示している。

印刷制御部１０７は、印刷における制御を行う。

印刷処理部１０８は、印刷制御部１０７から処理要求を受けて印刷出力する画像形成を行う。画像形成処理において消耗品１０１を用いて画像形成が行われる。

このような構成により、まだ使用することができる消耗品をユーザの操作ミスなどにより取外しが行われた場合であってもまだ使用可能な状態であることを示すことができる。そのためユーザは操作ミスに気づき取り付けを行うことができる。

図２は、消耗品の装着を促す画面を示す図である。

図２は、使用可能な消耗品の取外しが行われた際に表示される画面であり、図１に示す表示部１０５に表示される。

図３は、消耗品を取り外した時の処理の流れを示すフローチャートである。

図３において、装置に装着されている着脱可能な消耗品の取外しを検知する（Ｓ３０１）ことで処理が開始され、取外しが行われた消耗品を判別してその消耗品が取り外されたことを図１に示す記憶部１０４に記憶する（Ｓ３０２）。取外しが記憶された消耗品の利用状態を確認する（Ｓ３０３）。例えば、消耗品がトナーである場合には有効残量がどの程度あるのか確認し、消耗品がドラムである場合には取り外される直前に記憶した回転数がどの程度であるか確認する。

そして確認した消耗品の利用状態においてまだ継続して使用することができる状態であるかを判断し（Ｓ３０４）、継続利用可能な状態である場合（Ｓ３０４でＹＥＳ）には、まだ使用できる消耗品が取り外されたことを示すメッセージを表示する（Ｓ３０５）。それに対して、継続利用が可能な状態でない場合（Ｓ３０４でＮＯ）には、交換されるべき消耗品の取外しが行われた場合であるため交換処理を行う（Ｓ３０６）。

これにより、継続して使用することができる消耗品が操作ミスにより交換されてしまうことを防ぐことができ、消耗品の有効利用を行うことができる。

図４は、この発明に係わる印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムを適用して構成したの他の例のシステム構成図である。

図４において、この印刷制御装置は、消耗品１０１、消耗品取付取外し検知部１０２、制御部１０３、記憶部１０４、表示部１０５、インターフェース１０６、印刷制御部１０７、印刷処理部１０８、消耗品識別部４０１を具備して構成される。

図４では、図１に示すシステム構成とほぼ同様の構成であり、消耗品識別部４０１以外は同様の構成要素である。図１に示すシステム構成と異なる部分を中心に下記に説明する。

消耗品１０１は、装置から着脱可能な消耗品であり、消耗品ごとに識別子（以下、「消耗品ＩＤ」という）を付与することができる。

消耗品取付取外し検知部１０２は、消耗品ＩＤが付与された消耗品の取り付けを検知し、さらに取外しを検知する。

消耗品識別部４０１は、消耗品取付取外し検知部１０２で取り付けや取外しが行われた消耗品を識別することができる。つまり、取り付けや取外しが行われた消耗品を一意に識別することができる。

例えば、取り外された消耗品がトナーの「マゼンタ」色であって取り付けられた消耗品が取り外されたものとは異なるトナーの「マゼンタ」色である場合には、消耗品の種類は同じであるが同一の消耗品でないため異なる消耗品が取り付けられたと識別する。すなわち、取り外したそのものを取り付けなければ同じものが取り付けられたとは認識しない。

制御部１０３は、図１に示す処理以外に、取外しが行われた消耗品を消耗品識別部４０１で識別した消耗品ＩＤと、記憶部１０４に記憶された消耗品ごとに取り付けられている消耗品ＩＤとを比較する。比較した結果、同じ消耗品ＩＤであれば通常の処理を行い、異なる場合には同じ消耗品ＩＤを持つ消耗品を取り付ける旨を示すメッセージを表示する。このとき、同じ消耗品ＩＤを持つ消耗品が取り付けられるまで処理が停止する。

記憶部１０４は、図１に示す処理以外に、装置に装着された消耗品ごとに取り付けられている消耗品のＩＤを記憶する。

表示部１０５は、取外しが行われたことを表示し、さらにまだ使用可能な消耗品の取外しが行われて同じ消耗品ＩＤを持つ消耗品が装着されなかった場合には同じ消耗品ＩＤを装着するように促すメッセージを表示する。

このときメッセージを表示するのではなく、記憶部１０４に記憶するような構成にしてもよい。

このような構成により、まだ使用することができる消耗品を安易に取り替えることができなくすることができ、効率よく経済的に消耗品を使用することができるとともに、操作ミスによる消耗品の取り付け・取外しをより強固に防ぐことができる。

図５は、同じ消耗品ＩＤを持つ消耗品を取り付けるメッセージを表示する画面を示す図である。

図５は、取り外された消耗品と装着された消耗品の消耗品ＩＤが異なる場合に表示される画面である。

ＯＫボタン５０１を押下することにより装着された消耗品が取り外された消耗品と同じ消耗品ＩＤを持つか再度比較する処理を行う。

図６は、消耗品を取り外した時の処理の流れを示す他の例のフローチャートである。

図６において、装置に装着された着脱可能な消耗品が取り外されると処理が開始し、消耗品の取外しを検知し（Ｓ６０１）、取り外された消耗品の消耗品ＩＤを図１に示す記憶部１０４に記憶されている消耗品ＩＤとして識別する（Ｓ６０２）。該消耗品ＩＤを持つ消耗品の取外しが行われたことを記憶部１０４に記憶し（Ｓ６０３）、取外しが行われたことを記憶した消耗品の利用状態を確認する（Ｓ６０４）。このときの利用状態の確認は図３に示す利用状態の確認処理と同様の処理が行われる。

取外しが行われた消耗品の利用状態を確認した結果、まだ継続して使用できる状態であるか判断し（Ｓ６０５）、まだ継続して使用することができないと判断された場合（Ｓ６０５でＮＯ）には、交換されるべき消耗品が取り外されたと判断して交換処理を行う（Ｓ６０６）。それに対して、継続して使用することができると判断された場合（Ｓ６０５でＹＥＳ）には、継続して使用することができる消耗品が取り外されたことを示す画面を表示する（Ｓ６０７）。

このとき消耗品の取り付けが行われるまで待機する。

取り外された消耗品の装着が行われたことを検知する（Ｓ６０８）と、取外しが行われたときに識別した消耗品ＩＤと装着が行われた消耗品の消耗品ＩＤとを比較する（Ｓ６０９）。比較した結果、装着された消耗品の消耗品ＩＤと取り外された消耗品の消耗品ＩＤが同一であるかを判断し（Ｓ６１０）、同一でない場合（Ｓ６１０でＮＯ）には、取外しが行われた消耗品ＩＤを持つ消耗品を取り付ける旨のメッセージを表示する（Ｓ６１１）。同一である場合（Ｓ６１０でＹＥＳ）には、取り外された消耗品が元通りに戻ったと判断して処理を終了する。

これにより、とともに、必ず消耗品が使用できなくなるまで使用することができる。

以上の処理によって、本発明の印刷制御装置では、まだ継続して使用することができる消耗品を間違って交換されてしまうのを防ぐことができる。

これによって、消耗品の有効利用を行うことが可能になる。

なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能な印刷制御プログラムによっても実現できる。

本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。

本発明は、消耗品の取り替えが可能な処理装置に可能であり、特に、印刷出力に用いられるトナーやカートリッジやドラムなどの消耗品がまだ使用できる状態で取外しや交換が行われた場合にまだ使用可能な消耗品が取り外されたことを示すメッセージを表示し、取り外された消耗品が取り付けられるまで処理を停止して消耗品の有効利用を行うのに有用である。

この発明に係わる印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムを適用して構成したのシステム構成図。 消耗品の装着を促す画面を示す図。 消耗品を取り外した時の処理の流れを示すフローチャート。 この発明に係わる印刷制御装置および装置に装着された消耗品の有効活用方法およびプログラムを適用して構成したの他の例のシステム構成図。 同じ消耗品ＩＤを持つ消耗品を取り付けるメッセージを表示する画面を示す図。 消耗品を取り外した時の処理の流れを示す他の例のフローチャート。

符号の説明

１０１ 消耗品
１０２ 消耗品取付取外し検知部
１０３ 制御部
１０４ 記憶部
１０５ 表示部
１０６ インターフェース
１０７ 印刷制御部
１０８ 印刷処理部
４０１ 消耗品識別部

Claims (11)

1. 着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御装置において、
   前記消耗品の利用状態を記憶する状態記憶手段と、
   前記消耗品の取外しが行われたことを検知する取外し検知手段と、
   前記取外し検知手段により検知された前記消耗品の利用状態を前記状態記憶手段の記憶に基づき確認する利用状態確認手段と、
   前記利用状態確認手段による確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別する判別手段と、
   前記判別手段により前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知する報知手段と
   を具備することを特徴とする印刷制御装置。
2. 前記報知手段は、
   前記継続して利用することができる消耗品に代えて他の消耗品が装着されたときに該継続して利用することができる消耗品を再装着することを促す報知を行うことを特徴とする請求項１記載の印刷制御装置。
3. 前記報知手段は、
   前記報知をネットワークを介して行う
   ことを特徴とする請求項１または２記載の印刷制御装置。
4. 前記報知を電子メールを用いて行う
   ことを特徴とする請求項３記載の印刷制御装置。
5. 前記報知をＭＩＢに基づき行う
   ことを特徴とする請求項３記載の印刷制御装置。
6. 前記報知手段は、
   前記報知を警報音を用いて行う
   ことを特徴とする請求項１または２記載の印刷制御装置。
7. 前記報知手段は、
   前記報知を本装置に設けられた表示器を用いて行う
   ことを特徴とする請求項１または２記載の印刷制御装置。
8. 前記状態記憶手段は、
   前記消耗品がトナーである場合に有効残量を記憶する
   ことを特徴とする請求項１記載の印刷制御装置。
9. 前記状態記憶手段は、
   前記消耗品がドラムである場合に現在までに使用した回転数を記憶する
   ことを特徴とする請求項１記載の印刷制御装置。
10. 着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御方法において、
    前記消耗品の利用状態を状態記憶手段で記憶し、
    前記消耗品の取外しが行われたことを取外し検知手段で検知し、
    前記取外し検知手段により検知された前記消耗品の利用状態を前記状態記憶手段の記憶に基づき利用状態確認手段で確認し、
    前記利用状態確認手段による確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別手段で判別し、
    前記判別手段により前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
11. 着脱可能な消耗品を搭載した印刷制御方法において、
    前記消耗品の利用状態を記憶する第１のステップと、
    前記消耗品の取外しが行われたことを検知する第２のステップと、
    前記第２のステップにより検知された前記消耗品の利用状態を前記第１のステップによる記憶に基づき確認する第３のステップと、
    前記第３のステップによる確認に基づき前記消耗品がまだ継続して利用することができるか否かを判別する第４のステップと、
    前記第４のステップにより前記消耗品がまだ継続して利用することができると判別された場合は、その旨を報知する第５のステップと
    を含むことを特徴とする印刷制御プログラム。

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