JP2000151873A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム及び情報処理方法

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JP2000151873A
JP2000151873A JP10322658A JP32265898A JP2000151873A JP 2000151873 A JP2000151873 A JP 2000151873A JP 10322658 A JP10322658 A JP 10322658A JP 32265898 A JP32265898 A JP 32265898A JP 2000151873 A JP2000151873 A JP 2000151873A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機器をネットワーク上につなげてコピ
ーを行なう場合に、動作可能なプリンタに対し、その動
作能力に応じて出力先を振り分け分配数を決めることに
より、コピージョブを最短時間で行うことが出来るシス
テムをを提供する。 【解決手段】 スキャナと複数のプリンタとをLANを
介して互いに接続し、スキャナは、接続プリンタに関す
る情報を保持しておき、各プリンタに画像出力を振り分
ける際に、前記保持しているプリンタ情報より出力可能
なプリンタを検索し(S2)、可能なプリンタに対して
画像を複数のプリンタに振り分けた場合の画像出力終了
時間が略同じとなるように振りわけ枚数を算出し(S
3)、スキャンした画像(S4)を算出結果に応じてプ
リンタに振り分けて画像を出力させる(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された入力機器と出力機器によって複写を行うリモー
トコピーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は単独で動作するものであ
った。例えば複数の複写機が並んで設置してあるオフィ
ス環境において、大量のコピーを取りたい場合において
も、その中の1台を選択してコピーするしかなかった。
【0003】その場合、最も高速にコピー動作を行える
機械を選んでコピーを行うために、高速の複写機の稼働
率ばかりが高くなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】隣接する場所に稼動し
てない複写機が複数あったとしても、この場合には、コ
ピーに使用する一台以外の複写機は、そのユーザーにと
って当然ながら全く用を成していなかった。例えば、そ
こに60cpm(copy per minute
s)、40cpm、20cpmの3台の複写機がおいて
あったとしても、そこでは60cpmを上回るコピージ
ョブを行わせることはできない。同様に稼働中ではない
他の複写機を、うまく活用することさえもできなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】即ち、画像供給機器と複数の画像出力機器
とを通信媒体を介して互いに接続してなる情報処理シス
テムにおいて、前記画像供給機器は、出力画像を入力す
る画像入力手段と、前記通信媒体に接続された画像出力
機器に関する情報を保持する機器情報記憶手段と、画像
出力数を指定する指定手段と、前記画像入力手段から入
力した画像データを、複数の前記画像出力機器に振り分
ける制御手段とを備え、前記制御手段は、前記機器情報
記憶手段に記憶される画像出力機器情報に応じて、前記
指定手段から入力された数の画像の出力先として前記複
数の画像出力機器における画像出力終了時間を考慮して
画像の出力先の振り分けを行なうことを特徴とする。
【0007】そして例えば、前記画像供給機器は、更
に、前記複数の画像出力機器において画像出力動作が可
能であるかどうかを認識する機器管理手段を備え、前記
制御手段は前記機器管理手段により動作可能であると認
識した前記画像出力機器を前記指定手段により指定され
た数の画像の出力先とすることを特徴とする。
【0008】また例えば、前記画像供給機器は、更に振
り分けた前記複数の画像出力機器情報を表示する表示手
段を備え、当該画像供給機器より振り分け先が確認可能
とすることを特徴とする。
【0009】更に例えば、前記通信媒体はローカルエリ
アネットワークであることを特徴とする。あるいは、前
記画像供給機器は少なくとも原稿画像を読み込む画像情
報読み取り機器であり、前記入力手段は原稿画像を読み
取る画像読取手段であることを特徴とする。
【0010】また例えば、前記画像出力機器は、通信媒
体に接続されたプリンタであり、前記機器情報記憶手段
は前記通信媒体に接続されたプリンタの有する機能情報
及び動作状態情報を保持することを特徴とする。あるい
は、前記指定手段で指定する画像出力数は、前記プリン
タより印刷出力する印刷枚数または部数であることを特
徴とする。
【0011】更にたとえば、前記制御手段は、前記機器
情報記憶手段に記憶される画像出力機器情報に応じて、
前記複数の画像出力機器における画像出力終了時間がで
きるだけ同じくなるように画像出力先を振り分けること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0013】[第1の実施の形態例]以下、本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0014】<ハードウェア構成> (システムの全体構成)本発明に係る一発明の実施の形
態例が適用されるネットワークシステム全体の構成図を
図1に示す。
【0015】図1において、1001は本発明に係る一
発明の実施の形態例が適用される複写装置であり、後述
するスキャナとプリンタから構成されている。スキャナ
から読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク10
10(以下「LAN」と称す。)に転送したり、LAN
1010から受信した画像をプリンタによりプリントア
ウトできる。
【0016】また、スキャナから読んだ画像を図示しな
いFAX送信手段により、PSTNまたはISDN(1
030)に送信したり、PSTNまたはISDNから受
信した画像をプリンタによりプリントアウトできる。
【0017】1002は、データベースサーバでり、本
実施の形態例の複写装置1001により読み込んだ2値
画像及び多値画像をデータベースとして管理する。10
03はデータベースサーバ1002のデータベースクラ
イアントであり、データベース1002に保存されてい
る画像データを閲覧/検索等できる。
【0018】1004は電子メールサーバであり、本実
施の形態例の複写装置1001により読み取った画像を
電子メールの添付として受け取ることができる。100
5は電子メールのクライアントであり、電子メールサー
バ1004の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電
子メールを送信したりすることが可能である。
【0019】1006はHTML文書をLANに提供す
るWWWサーバであり、本実施の形態例の複写装置10
01によりWWWサーバで提供されるHTML文書をプ
リントアウトできる。1007はルータであり、LAN
1010をインターネット/イントラネット1012と
連結する。
【0020】インターネット/イントラネット1012
には、前述したデータベースサーバ(1002)、WW
Wサーバ(1006)、電子メールサーバ(100
4)、本実施の形態例の複写装置(1001)と同様の
装置が、それぞれ1020,1021,1022,10
23として連結している。
【0021】また、本実施の形態例の複写装置1001
は、PSTNまたはISDN(1030)を介して、F
AX装置1031と送受信可能に構成されている。更
に、LAN上にはプリンタ1040も連結されており、
本実施の形態例の複写装置1001により読み取った画
像をこのプリンタ1040でプリントアウト可能に構成
されている。
【0022】(複写装置の全体構成)本実施の形態例が
適用される複写装置の全体構成図を図2に示す。図2に
おいて、コントローラ部2000は画像入力デバイスで
あるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリン
タ2095と接続することで、画像情報やデバイス情報
の入出力を行う。またコントローラ部2000は、LA
N2011や公衆回線(WAN)2051接続すること
で、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
【0023】コントローラ部2000において、CPU
2001はシステム全体を制御するコントローラであ
る。RAM2002はCPU2002が動作するための
システムワークメモリであり、画像データを一時記憶す
るための画像メモリでもある。ROM2003はブート
ROMであり、システムのブートプログラムが格納され
ている。
【0024】HDD2004はハードディスクドライブ
で、システムソフトウェア、画像データを格納する。操
作部I/F2006は操作部(UI)2012とのイン
ターフェースを司り、操作部2012に表示する画像デ
ータを操作部2012に対して出力する。また、操作部
2012から本システム使用者が入力した情報を、CP
U2001に伝える役割をする。
【0025】ネットワークI/F2010は、LAN2
011に接続されており、他のLAN2011に接続さ
れた機器との間で情報の入出力を行う。モデム(MOD
EM)2050は公衆回線2051に接続されており、
他の公衆回線2051に接続された機器との間で情報の
入出力を行う。
【0026】以上のデバイスがシステムバス2007上
に配置される。
【0027】画像バスI/F2005はシステムバス2
007と画像データを高速で転送する画像バス2008
との間のインタフェースを司り、データ構造を変換する
バスブリッジである。画像バス2008は、PCIバス
またはIEEE1394で構成される。画像バス200
8上には以下のデバイスが配置される。
【0028】ラスターイメージプロセッサ(RIP)2
060はPDLコードをビットマップイメージに展開す
る。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイス
であるスキャナ2070やプリンタ2095とコントロ
ーラ部2000を接続し、画像データの同期系/非同期
系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力
画像データに対し補正、加工、編集を行う。
【0029】プリンタ画像処理部2090は、プリント
出力画像データに対して、プリンタ2095に合わせた
補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は画像
データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像
データについてはJPEGによる圧縮伸張処理を行な
い、2値画像データについてはJBIG,MMR,MH
による圧縮伸張処理を行う。
【0030】(画像入出力部)画像入出力デバイスを図
3に示す。画像入力デバイスであるスキャナ部2070
は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセン
サ(図示せず)を走査することでラスターイメージデー
タ2071として電気信号に変換して、図2に示すI/
Fライン2071を介してデバイスI/F2020に出
力する。
【0031】原稿フィーダ2072のトレイ2073に
原稿用紙をセットして、装置使用者が操作部2012か
ら読み取り起動指示することにより、コントローラCP
U2001がスキャナ2070に指示を与え(I/Fラ
イン2071経由で)、フィーダ2072は原稿用紙を
1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0032】画像出力デバイスであるプリンタ部209
5は、I/Fライン2096を介してラスターイメージ
データを受取り、記録用紙上に画像形成するものであ
り、例えば感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写
真方式や微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上
に直接画像を印刷するインクジェット方式等の方式のも
のとすることができ、いずれかの印刷方式でよく、印刷
方式には限定されない。
【0033】プリント動作の起動は、コントローラCP
U2001からのI/Fライン2096を介しての指示
により行なわれる。プリンタ部2095には、異なる用
紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数
の給紙段が備えられており、それぞれに対応した用紙カ
セット2101,2102,2103,2104があ
る。また、排紙トレイ2111は印刷し終わった用紙を
受けるものである。
【0034】(操作部)図2に示す操作部2012の詳
細構成を図4に示す。図4において、LCD表示部20
13は、LCD上にタッチパネルシートが貼られた構造
であり、システムの操作画面を表示するとともに、表示
してあるキー一が押されるとその位置情報をコントロー
ラCPU2001に伝える。
【0035】スタートキー2014は原稿画像の読み取
り動作を開始する時などに用いる。スタートキー201
4中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、そ
の色によってスタートキー2014が使える状態にある
かどうかを示している。ストップキー2015は稼働中
の動作を止める働きをする。IDキー2016は、使用
者のユーザーIDを入力する時に用いる。リセットキー
2017は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
【0036】(スキャナ画像処理部)図2に示すスキャ
ナ画像処理部2080の詳細構成を図5に示す。図5に
おいて、画像バスI/Fコントローラ2081は、画像
バス2008と接続されており、接続されているバスの
バスアクセスシーケンスを制御する機能と、スキャナ画
像処理部2080内の各デバイスの制御及びタイミング
を発生させる機能とを備えている。
【0037】フィルタ処理部2082は、空間フィルタ
でコンボリューション演算を行う。編集部2083は、
例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領
域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影
つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0038】また、ここでは画像データのサンプリング
を行い、自動濃度調整機能のための原稿平均濃度の算出
や、原稿がモノクロ画像であるか、あるいはカラー画像
であるかの彩度の高い色成分を抽出する。
【0039】変倍処理部2084は、読み取り画像の解
像度を変える場合にラスターイメージの主走査方向につ
いて補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変
倍については、画像読取ラインセンサ(図示せず)を走
査する速度を変えることで行う。
【0040】テーブル2085は、読み取った輝度デー
タである画像データを濃度データに変換するためのテー
ブルである。2値化部2086は、多値のグレースケー
ル画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によっ
て2値化する。
【0041】スキャナ画像処理部2080での処理が終
了した画像データは、再び画像バスコントローラ208
1を介して、画像バス上に転送される。
【0042】(プリンタ画像処理部)図2に示すプリン
タ画像処理部2090の詳細構成を図6に示す。図6に
おいて、画像バスI/Fコントローラ2091は、画像
バス2008と接続されており、そのバスアクセスシー
ケンスを制御する機能と、スキャナ画像処理部2090
内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる機能
とを備えている。
【0043】解像度変換部2092は、ネットワーク2
011あるいは公衆回線2051から来た画像データ
を、プリンタ2095の解像度に変換するための解像度
変換を行う。スムージング処理部2093は、解像度変
換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に
現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0044】(画像圧縮部)図2に示す画像圧縮部20
40の詳細構成を図7に示す。画像バスI/Fコントロ
ーラ2041は、画像バス2008と接続されており、
画像バス2008のバスアクセスシーケンスを制御する
と共に、入力バッファ2042・出力バッファ2045
とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御及
び、画像圧縮部2043に対するモード設定などの制御
を行う。
【0045】以下に本実施の形態例における画像圧縮処
理部2040の処理手順を示す。
【0046】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2041は画像圧縮部2043に対して
画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG
伸長等の)を行う。
【0047】必要な設定を行った後に、再度CPU20
01から画像バスI/Fコントローラ2041に対して
画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バ
スI/Fコントローラ2041はRAM2002もしく
は画像バス2008上の各デバイスから画像データの転
送を開始する。
【0048】受け取った画像データは、入力バッファ2
042に一時格納され、画像圧縮部2043の画像デー
タ要求に応じて一定のスピードで画像を転送する。この
際、入力バッファは画像バスI/Fコントローラ204
1と、画像圧縮部2043両者の間で、画像データを転
送できるかどうかを判断する。そして、画像バス200
8からの画像データの読み込み及び、画像圧縮部204
3への画像の書き込みが不可能である場合は、データの
転送を行わないような制御を行う(以後このような制御
をハンドシェークと呼称する)。
【0049】画像圧縮部2043は、受け取った画像デ
ータを一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮
を行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって数ライ
ン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の
圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意して
からでないと画像圧縮が行えないためである。
【0050】画像圧縮を施された画像データは直ちに出
力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045
では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧
縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを
画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。
【0051】画像バスI/Fコントローラ2041で
は、転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データ
をRAM2002もしくは画像バス2008上の各デバ
イスに転送する。
【0052】こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求
が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返
される。
【0053】(画像回転部)図2に示す画像回転部20
30の詳細構成を図8に示す。図8において、画像バス
I/Fコントローラ2031は、画像バス2008と接
続されており、画像バス2008のバスシーケンスを制
御すると共に、画像回転部2032にモード等を設定す
る制御及び、画像回転部2032に画像データを転送す
るためのタイミング制御等を行う。
【0054】以下に本実施の形態例における画像回転部
の処理手順を示す。
【0055】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2041は画像回転部2032に対して
画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向
・角度等)を行う。
【0056】必要な設定を行った後に、再度CPU20
01から画像バスI/Fコントローラ2041に対して
画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バ
スI/Fコントローラ2031はRAM2002もしく
は画像バス2008上の各デバイスから画像データの転
送を開始する。
【0057】尚、ここでは32ビットを画像データの転
送サイズとし、回転を行う画像サイズを32×32(ビ
ット)とする。又、画像バス2008上に画像データを
転送させる際に32ビットを単位とする画像転送を行う
ものとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0058】この画像回転部2032における処理画像
の転送制御の例を図9に示す。図9に示すように、32
×32(ビット)の画像を得るためには、上述の32ビ
ット単位でのデータ転送を32回行う必要があり、且つ
不連続なアドレスから画像データを転送する必要があ
る。
【0059】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90
度反時計方向回転であれば、最初に転送された32ビッ
トの画像データを、図10に示すようにY方向に書き込
んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像
が回転される。
【0060】32×32(ビット)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32はRAM2033から上述した読み出し方法で画像
データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。
【0061】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングを以て、RAM2002もしくは画像バス2008
上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処
理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返され
る。
【0062】(デバイスI/F部)図2に示すデバイス
I/F部2020の構成を図11に示す。画像バスI/
Fコントローラ2021は、画像バス2008と接続さ
れており、画像バス2008とのバスアクセスシーケン
スを制御する機能と、デバイスI/F部2020内の各
デバイスの制御及びタイミングを発生させる機能を備え
ている。また、外部のスキャナ2070及びプリンタ2
095への制御信号を発生させる機能をも備えている。
【0063】スキャンバッファ2022は、スキャナ2
070から送られてくる画像データを一時保存し、画像
バス2008に同期させて一時保存した画像データを出
力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換20
33は、スキャンバッファ2022に保存された画像デ
ータを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス20
08に転送できる画像データのデータ幅に変換する。
【0064】パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
2024は、画像バス2008から転送されてくる画像
データを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバ
ッファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変
換する。プリントバッファ2025は、画像バス200
8から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ
2095に同期させて一時保存した画像データを出力す
る。
【0065】本実施の形態例における画像スキャン時の
処理手順を以下に説明する。
【0066】スキャナ2070から送られてくる画像デ
ータを、スキャナ2070から送られてくるタイミング
信号に同期させて受取り、スキャンバッファ2022に
保存する。
【0067】そして、画像バス2008がPCIバスの
場合には、スキャンバッファ2022内に画像データが
32ビット以上格納された時に、スキャンバッファ20
22に格納されている画像データを先入れ先出しで32
ビット分読み出し、シリアルパラレル・パラレルシリア
ル変換2033に送る。
【0068】シリアルパラレル・パラレルシリアル変換
2033では、スキャンバッファ2022より送られて
くる画像データを順次受取り、32ビットの画像データ
に変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を介し
て画像バス2008上に転送する。
【0069】また、画像バス2008がIEEE139
4バスの場合には、スキャンバッファ2022内の画像
データを先入れ先出しで順次読み出し、スキャンバッフ
ァ2022からシリアルパラレル・パラレルシリアル変
換2023に送る。シリアルパラレル・パラレルシリア
ル変換2023では、これをシリアル画像データに変換
し、画像バスI/Fコントローラ2021を介して画像
バス2008上に転送する。
【0070】次に本実施の形態例における画像プリント
時の処理手順を以下に説明する。
【0071】画像バス2008がPCIバスの場合に
は、画像バス2008から送られてくる32ビットの画
像データを画像バスI/Fコントローラ2021で受け
取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換202
4に送る。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換2
024では、プリンタ2095の入力データビット数の
画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存
する。
【0072】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、画像バス2008からおくられてくるシ
リアル画像データを画像バスI/Fコントローラ202
13で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル
変換2024に送る。シリアルパラレル・パラレルシリ
アル変換2024では、プリンタ2095の入力データ
ビット数の画像データに変換し、プリントバッファ20
25に保存する。
【0073】そして、いずれのバスの場合であっても、
プリンタ2095から送られてくるタイミング信号に同
期させて、プリントバッファ2026内に格納されてい
る画像データを先入れ先出しで、プリンタ2095に送
る。
【0074】<ソフトウェアの説明> (ソフトウェアブロックの全体構成)図12は、本実施
の形態例の上述した複写装置(スキャナとプリンタの複
合機)のソフトウエアブロック図である。
【0075】図12において、1501はUIモジュー
ルであり、ユーザインターフェイスを司り、オペレータ
が本実施の形態例装置の各種操作・設定を行う際、機器
との仲介を行うモジュールである。本UIモジュール1
501は、オペレータの操作に従い、後述する各種モジ
ュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの
設定等を行う。
【0076】1502はアドレスブックであり、データ
の送付先、通信先等を管理するデータベースモジュール
である。アドレスブック1502の内容は、UIモジュ
ール1501からの操作によりデータの追加、削除、取
得が行われ、オペレータの操作により後述する各モジュ
ールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使
用される。
【0077】1503はウエブサーバ(Web−Ser
ver)モジュールであり、不図示のウエブクライアン
トからの要求により、本実施の形態例装置の管理情報を
通知するために使用される。管理情報は、後述するAP
Iコントロール1518を介して読み取られ、後述する
HTTP1512,TCP/IP1516,ネットワー
クドライバ1517を介してウエブクライアントに通知
される。
【0078】1514はユニバーサル送信モジュールで
あり、データの配信を司る。ユニバーサル送信モジュー
ル1514は、UIモジュール1501によりオペレー
タにより指示されたデータを、同様にオペレータに指示
された通信(出力)先に配布する。またユニバーサル送
信モジュール1514は、オペレータにより本複写装置
のスキャナ機能を使用した配布データの生成が指示され
た場合には、後述するAPIコントロール1518を介
して各機器を動作させ、必要な配布データの生成を行な
う。
【0079】1505はユニバーサル送信モジュール1
504内で出力先にプリンタが指定された際に実行され
るP550モジュールである。1506はユニバーサル
送信モジュール1504内で通信先にE−メイルアドレ
スが指定された際に実行されるE−メイルモジュールで
ある。
【0080】1507はユニバーサル送信モジュール1
504内で出力先にデータベースが指定された際に実行
されるDBモジュールである。1508はユニバーサル
送信モジュール1504内で出力先に本実施の形態例装
置と同様の複合機が指定された際に実行されるDPモジ
ュールである。
【0081】1509はリモートコピースキャンモジュ
ールであり、本装置のスキャナ機能を使用し、ネットワ
ーク等で接続された他の複合機を出力先とし、本装置単
体で実現している複写機能(コピー機能)と同等の処理
を行なわせるモジュールである。
【0082】1510はリモートコピープリントモジュ
ールであり、本装置のプリンタ機能を使用し、ネットワ
ーク等で接続された他の複合機を入力先とし、この複合
機よりの画像データを本装置でプリントアウトして本複
合機単体で実現している複写機能と同等の処理を行わせ
るモジュールである。
【0083】1511はウエブ・プル・プリント(We
b−Pull−Print)モジュールであり、インタ
ーネットまたはイントラネット上の各種ホームページの
情報を読み出し、印刷するモジュールである。1512
は本実施の形態例装置がHTTPにより通信する際に使
用されるHTTPモジュールであり、後述するTCP/
IPモジュール1516によりウエブサーバモジュール
1503、ウエブ・プル・プリントモジュール1511
に通信を提供する。
【0084】1513はlprモジュールであり、TC
P/IPモジュール1516によりユニバーサル送信モ
ジュール1504内のプリンタモジュール1505に通
信を提供する。1514はSMTPモジュールであり、
TCP/IPモジュール1516によりユニバーサル送
信モジュール1504内のE−メールモジュール150
6に通信を提供する。
【0085】1515はSLM(Salutation
−Manager)モジュールであり、TCP/IPモ
ジュール1516によりユニバーサル送信モジュール1
504内のデータベースモジュール1517、DPモジ
ュール1518、及びリモートコピースキャンモジュー
ル1509、リモートコピープリントモジュール151
0に通信を提供する。
【0086】1516はTCP/IP通信モジュールで
あり、前述した各種モジュールに後述するネットワーク
−ドライバによりネットワーク通信を提供する。151
7はネットワークドライバであり、ネットワークに物理
的に接続される部分を制御するものである。
【0087】1518はAPIコントロールであり、ユ
ニバーサル送信モジュール1504等の上流モジュール
に対し、後述するジョブマネージャ(Job−Mana
ger)1519等の下流モジュールとのインターフェ
イスを提供する。APIコントロール1518は、上
流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞ
れの流用性を高めるものである。
【0088】1519はジョブマネージャであり、前述
した各種モジュールよりAPIコントロール1518を
介して指示される処理を解釈し、後述する各モジュール
に指示を与える。また、ジョブマネージャモジュール1
519は、本実施の形態例装置内で実行されるハード的
な処理を一元管理する。
【0089】1520はコーデック(CODEC)マネ
ージャであり、ジョブマネージャ1519が指示する処
理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御する。1
521はFBEエンコーダであり、ジョブマネージャ1
519、スキャンマネージャ1524により実行される
スキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォー
マットにより圧縮する。
【0090】1522はJPEGコーデックであり、ジ
ョブマネージャ1519,スキャンマネージャ1524
により実行されるスキャン処理、及びプリントマネージ
ャ1526により実行される印刷処理において、読み込
まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG
展開処理を行う。
【0091】1523はMMRコーデックであり、ジョ
ブマネージャ1519,スキャンマネージャ1524に
より実行されるスキャン処理、及びプリントマネージャ
1526により実行される印刷処理において、読み込ま
れたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処
理を行う。
【0092】1524はスキャンマネージャであり、ジ
ョブマネージャ1519が指示するスキャン処理を管理
・制御する。1525はSCSIドライバであり、スキ
ャンマネージャ1524と本実施の形態例装置が内部的
に接続しているスキャナ部との通信を行う。
【0093】1526はプリントマネージャであり、ジ
ョブマネージャ1519が指示する印刷処理を管理・制
御する。1527はエンジンI/Fドライバであり、プ
リントマネージャ1526と印刷部とのI/Fを司る。
1528はパラレルポートドライバであり、ウエブ・プ
ル・プリント1511がパラレルポートを介して不図示
の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供する。
【0094】(アプリケーション)以下、以上のソフト
ウエア構造を有する本実施の形態例装置における組み込
みアプリケーションの例を図面を用いて説明する。
【0095】図13は、本実施の形態例の情報処理シス
テムにおける配信に関する組み込みアプリケーションブ
ロックを表す図である。以下図13を参照して本実施の
形態例の配信制御の概要を説明する。
【0096】図13において、4050は図4に示す操
作部2012に対する操作部アプリケーションを示すブ
ロックである。4100はリモートコピーアプリケーシ
ョンの送信側(リモートコピースキャンモジュール15
09)を示すブロックである。4150は同報配信の送
信側を示すブロックである。
【0097】4200はウエブ・プル・プリントモジュ
ール1511を示すブロック図である。4250はウエ
ブサーバモジュール1503を示すブロックである。4
300はリモートコピーの受信側(リモートコピープリ
ントモジュール1510)を示すブロックである。
【0098】4350は同報配信で送信されてきたイメ
ージを汎用のプリンタで受信・プリントするブロックで
ある。4400はリモートプリントの受信側(プリント
側)を示すブロックである。
【0099】4450は同報配信で送信されてきたイメ
ージを公知のノーツ(Notes)サーバで受信・格納
するブロックである。4500は同報配信で送信されて
きたイメージを2値のイメージを受信・格納するブロッ
クである。4550は同報配信で送信されてきたイメー
ジを公知のメールサーバで受信・格納するブロックであ
る。
【0100】4600は、同報配信されてきたイメージ
を多値のイメージを受信・格納するブロック図である。
【0101】4650は情報コンテンツを含んだ、公知
のウエブサーバを示す図である。4700は本実施の形
態例システムのウエブサーバなどにアクセスする公知の
ウエブサーバブロウサー(Browser)を示す図で
ある。
【0102】以下、それぞれのブロックに照らし合わせ
ながら、アプリケーション群の説明を詳細に行う。
【0103】(ユーザインタフェースアプリケーショ
ン)4050ブロックに示したユーザインタフェース
(以下、「UI」と称す。)の詳細は、上述したとおり
であるが、ここでは、アドレスブック4051の詳細に
ついて説明する。このアドレスブック4051は、本実
施例装置内の不揮発性の記憶装置(不揮発性メモリやハ
ードディスクなど)に保存されており、この中には、ネ
ットワークに接続された機器の特徴が記載されている。
【0104】例えば、以下に列挙するようなものが含ま
れている。
【0105】機器の正式名やエイリアス名、機器のネッ
トワークアドレス、機器の処理可能なネットワークプロ
トコル、機器の処理可能なドキュメントフォーマット、
機器の処理可能な圧縮タイプ、機器の処理可能なイメー
ジ解像度、プリンター機器の場合の給紙可能な紙サイ
ズ、給紙段情報、サーバー(コンピューター)機器の場
合のドキュメントを格納可能なフォルダ名等が含まれて
いる。
【0106】以下に説明する各アプリケーションは、ア
ドレスブック4051に記載された情報により配信先の
特徴を判別することが可能となる。また、このアドレス
ブック4051は、編集可能であると共に、ネットワー
ク内のサーバーコンピュータなどに保存されているもの
をダウンロードして使用する、または、直接参照するこ
とも可能である。
【0107】(リモートコピーアプリケーション)リモ
ートコピーアプリケーションは、配信先に指定された機
器の処理可能な解像度情報をアドレスブック4051よ
り判別し、その判別結果に従い、スキャナにより読みと
った画像(例えば2値画像)を公知のMMR圧縮を用い
て圧縮し、それを公知のTIFF(Tagged Im
age File Format)化し、SLM410
3に通して、ネットワーク上のプリンタに送信する。
【0108】SLM4103とは、詳細には説明しない
が、公知のSalutationManager(また
は、Smart Link Manager)と呼ばれ
る機器制御情報などを含んだネットワークプロトコルの
一種である。
【0109】(操作部概要)操作部の全体構成は上述し
た図4に示す構成を備えており、図4に示す本実施の形
態例における操作部2012のLCD表示部2013の
各動作毎の表示画面について詳細に説明する。
【0110】(操作画面)本実施の形態例装置の図4に
示す操作部2012のLCD表示部2013の基本操作
画面の例を図14に示す。
【0111】本実施の形態例の複写装置が提供する機能
は、複写機能(コピー機能)(Copy)/送信機能
(Send)/受信印刷機能(Retrieve)/タ
スク管理機能(Tasks)/マネージメント(Man
agement)/設定機能(Configurati
on)の6つの大きなカテゴリーに分かれており、これ
らは操作画面(3010)上の上部に表示される6つの
メインタブ(COPY3011/SEND3012/R
ETRIEVE3013/TASKS3014/MGM
T3015/CONFIG3016に対応している。
【0112】これらのメインタブを押すことにより、各
カテゴリーの画面への切り替えが行われる。他カテゴリ
ーへの切り換えが許可されない場合は、メインタブの表
示色が変わり、メインタブを押しても反応しない。
【0113】本実施の形態例における複写機能(Cop
y)は、自装置が有するスキャナとプリンタを使用して
通常のドキュメント複写を行う機能と、自機が有するス
キャナとネットワークに接続された他の装置のプリンタ
を使用してドキュメントの複写を行う機能(リモートコ
ピー)を含む。
【0114】送信機能(Send)は、自機が有するス
キャナに置かれたドキュメントを、電子メール、リモー
トプリンタ、フアクシミリ装置(以下「ファックス」と
称す。)、ファイル転送(FTP)およびデータベース
に転送する機能であり、宛先を複数指定することが可能
である。
【0115】受信機能(Retrieve)は、外部に
あるドキュメントを取得し、自装置が有するプリンタよ
り印刷する機能である。ドキュメントの取得手段として
WWW、電子メール、ファイル転送およびファックスの
使用が可能である。
【0116】タスク管理機能(Tasks)は、ファッ
クスやインターネットプリントなどの外部から送られる
ドキュメントを自動処理し、定期的に受信印刷(Ret
rieve)を行うためのタスクの生成、管理を行う。
【0117】マネージメント(Management)
は、ジョブ・アドレス帳・ブックマーク・ドキュメント
・アカウント情報などの管理を行う。設定機能(Con
foguration)では、自装置に関しての設定
(ネットワーク、時計など)を行う。
【0118】以下、本実施の形態例における上述した各
機能設定を行う方法をLCD表示部2013の画面表示
の例を参照して説明する。
【0119】(複写機能選択時の表示画面)図14に示
す基本操作画面のCOPYタブ3011を押下すると、
複写機能(Copy)が選択され、COPYタブ301
1の表示色が他のタブとは異なる表示色となり、複写機
能選択画面に移行する。本実施の形態例における複写機
能選択画面の表示例を図15に示す。
【0120】図14に示す複写機能選択画面の表示時に
スタートボタン3002を押すと、スキャナが動作し、
選択されているプリンタから画面上に表示されている各
設定パラメータに応じた複写物が出力される。
【0121】図15に示す複写機能選択画面において
は、右上部にはプリンタ選択ボタン3103およびプリ
ンタ表示領域3102が設けられており、右側下段には
テンキー3114が設けられている。中央やや下段には
画像品質(Image Quality)選択ボタン3
105および画像品質表示領域3104、濃度インジケ
ータおよび濃度設定ボタン3109が設けられている。
【0122】また、左中段には、従来の複写機と同様の
コピーパラメータ表示部3101、等倍設定ボタン31
06、拡大縮小設定ボタン3107、紙選択ボタン31
08、ソータ設定ボタン3110、ステイプルソート設
定ボタン3111、両面コピー設定ボタン3112、3
113が設けられている。
【0123】なお、下段には、各画面共通の特殊機能設
定用のシフトキー3115、画像創作キー(Image
Creation)3116、特殊機能キー(Spe
cial Features)3117が備えられてい
る。
【0124】以上の各キーの配設された複写機能選択場
面において、プリンタ選択ボタン(3103)を押す
と、使用可能なプリンタ(自装置が有するプリンタおよ
びネットワークを介して自装置に接続されたプリンタ)
の一覧がプリンタ表示領域3102にプルダウン表示さ
れる。一覧の中から所望のプリンタを選択すると、一覧
が消え、プリンタ表示領域3102に選択したプリンタ
名が表示される。
【0125】画像品質設定ボタン3105を押すと、本
実施の形態例装置で設定することができる画像品質の一
覧が画像品質表示領域3104にプルダウン表示され
る。このため、このプルダウン表示の中から所望の画像
品質を選択することが可能に構成されている。
【0126】また、上述した左側中段に設けられている
各種のコピーパラメータ設定ボタンの内のいずれかの設
定ボタンを押すと、それぞれに対応した設定を行うため
のサブ画面(例えば、拡大縮小設定画面、紙選択画面、
ソータ設定画面、両面コピー設定画面等、各設定を行な
うための設定画面)が表示され、従来の複写機での設定
と同様にパラメータを設定することができる。また濃度
設定も従来の複写機と同様に操作することができる。
【0127】なお、図15に示す複写機能選択画面で
は、両面コピー設定ボタン3112、3113が設けら
れていたが、これは、複写装置に両面コピー機能が備え
られている場合における表示例であり、この両面コピー
機能が備えられていない複写装置の場合にはこの両面コ
ピー設定ボタン3112、3113は表示されない。こ
の両面コピー機能を備えていない複写装置の場合の複写
機能選択画面の表示例を図16に示す。
【0128】、図16に示すように、装置に備えられて
いない機能がある場合には係るに機能の設定に関する設
定ボタンを表示しないように制御される。同様に、備え
られている機能のうち何らかの具合で正常に使用するこ
とができない機能が存在する場合に、係る機能に関連す
る設定ボタンなどの表示を行なわないように制御しても
良い。このように制御することにより、誤って使用する
ことができない機能を選択することがなくなる。
【0129】(DISの説明)本実施の形態例において
は各構成デバイスの情報を各デバイスで共有することが
できるように構成されており、これを担保しているのが
DIS(DeviceInformation Ser
vice)としての定義である。
【0130】具体的には、コントローラ内でジョブに対
する設定値、デバイス(スキャナ、プリンタなど)の機
能、ステータス、課金情報等をAPIコントロール15
18に準拠したデータ形態で保持するデータベースと、
データベースとのI/FをDISとして定義している。
【0131】図17にDIS7102と図12に示した
ジョブマネージャ1519、及びスキャンマネージャ1
524、プリントマネージャ1526の各ドキュメント
マネージャとの処理の流れを示す。図17は本実施の形
態例におけるDISを説明するための図である。
【0132】基本的に、ジョブの開始命令など動的な情
報はジョブマネージャ1519から各ドキュメントマネ
ージャに直接指示され、デバイスの機能やジョブの内容
など静的な情報はDIS7102を参照する。各ドキュ
メントマネージャからの静的、動的情報、イベントはD
IS7102を介してジョブマネージャ1519に伝え
られる。
【0133】各ドキュメントマネージャからDISのデ
ータベースにデータの設定、取得を行う場合、DISの
内部データ形式がAPIコントロール(Control
API)準拠であることから、APIコントロールに
準拠したデータ形式と各ドキュメントマネージャが理解
できるデータ形式との相互の変換処理を行う。
【0134】例えば、各ドキュメントマネージャからス
テータスデータの設定を行う場合、デバイス固有のデー
タを解釈し、APIコントロールで定義される対応する
データに変換し、DISのデータベースへ書き込みを行
う。
【0135】ジョブマネージャからDISのデータベー
スにデータの設定、取得を行う場合には、ジョブマネー
ジャとDISの間でデータの変換は生じない。またDI
Sには、ドキュメントマネージャから通知される各種イ
ベント情報に基づき、イベントデータの更新が行われ
る。
【0136】図18にDIS内部に保持される各種デー
タベース(以下、「DB」と称す。)を示し、それぞれ
のDBについて説明する。図18は本実施の形態例の適
用される複写装置のDIS内部のデータベース、及びカ
ウンタを示す図である。図18中の丸角長方形は個々の
DBを表している。
【0137】図18において、7201はスーパーバイ
ザ(Supervisor)DBであり、機器全体につ
いてのステータスやユーザ情報を保持しているDBであ
る。スーパバイザDB7201における保持情報中の、
ユーザIDやパスワード等、バックアップが必要な情報
はハードディスク装置(以下、「HD装置」と称
す。)、あるいはバックアップメモリなどの不揮発性の
記憶装置に保持される。
【0138】7202はスキャンコンポーネント(Sc
anComponent)DB、7203はプリントコ
ンポーネント(PrintComponent)DBで
ある。これらの各コンポーネントDBは存在するコンポ
ーネント毎に対応して保持される。
【0139】例えば、プリンタのみからなる機器の場合
はプリントコンポーネントDBのみが存在し、また例え
ば、ファクシミリ装置(FAX)を備えた機器の場合は
不図示のFAXコンポーネントDBが保持される。コン
ポーネントDBには初期化時に、それぞれ対応するドキ
ュメントマネージャがコンポーネントの機能やステータ
スを設定する。
【0140】7204はスキャンジョブサービスDB、
7205はプリントジョブサービスDBであり、これら
のジョブサービスDBもコンポーネントDB同様、初期
化時にそれぞれ対応するドキュメントマネージャが機器
で使用できる機能や、それらのサポート状況を設定す
る。
【0141】次にジョブDB、ドキュメントDBについ
て説明する。7206はスキャンジョブDB、7207
はプリントジョブDBの各ジョブDB、7208はスキ
ャンドキュメントDB、7209はプリントドキュメン
トDBである。
【0142】ジョブDB、ドキュメントDBはジョブと
それに付随するドキュメントが生成される度にジョブマ
ネージャにより動的に確保、初期化が行われ、必要な項
目の設定が行われる。各ドキュメントマネージャはジョ
ブの処理開始前にジョブDB、およびドキュメントDB
から処理に必要な項目を読み出し、ジョブを開始する。
その後、ジョブが終了するとこれらのジョブ、及びそれ
に付随していたドキュメントのDBは解放される。
【0143】ジョブは1つ以上のドキュメントを持つの
で、あるジョブに対して複数のドキュメントDBが確保
される場合がある。
【0144】7210は各ドキュメントマネージャから
通知されるイベント情報を保持するデータベースである
イベントテーブル、7211は装置のスキャン回数、プ
リント回数を記録するためのカウンタテーブルである。
【0145】ドキュメントマネージャから通知されるイ
ベントには、スキャンドキュメントマネージャからのコ
ンポーネントの状態遷移、スキャン処理動作完了や各種
のエラー、またプリントドキュメントマネージャからの
コンポーネントの状態遷移、プリント処理動作完了、紙
詰まり、給紙カセットオープンなどがあり、それぞれの
イベントを識別するためのイベントIDが予め定められ
ている。
【0146】ドキュメントマネージャからイベントが発
行された場合、DISはイベントデータベースであるイ
ベントテーブル7211に発行されたイベントIDと必
要なら該イベントに付随する詳細データを登録する。ま
た、ドキュメントマネージャからイベントの解除が通知
された場合、解除指定されたイベントデータをイベント
テーブル7211から削除する。
【0147】ジョブマネージャよりイベントのポーリン
グが行われた場合、DISはイベントテーブル7210
を参照し、現在発生しているイベントIDと必要ならイ
ベントに付随する詳細データをジョブマネージャへ返信
し、現在イベントが発生していなければその旨を返信す
る。
【0148】また、スキャン処理動作完了、プリント処
理動作完了のイベントが通知された場合はスキャン,プ
リントを行ったユーザのカウンタ値を更新する。このソ
フトウエアによるカウンタは不慮の電源遮断などでその
値が失われないように、バックアップされたメモリ装置
やHD装置の不揮発性記憶装置にその値が更新されるた
びに書き戻す。
【0149】(スキャン動作)以下に本実施の形態例に
おけるスキャン動作の詳細について説明する。図19は
本実施の形態例におけるスキャン動作に関するハードウ
ェア構成を示す制御ブロックの概念図である。
【0150】図19において、PCIバス8105に図
2に示すCPU2001とメモリ2002、画像の圧縮
・伸長ボードであるコーデック8104、及びスキャナ
2070と、このシステムを接続するためのI/Fを提
供するSCSI仕様でのI/F仕様のスキャナ2070
を接続するためのSCSIコントローラ1525が接続
されている。
【0151】SCSIコントローラ1525とスキャナ
(または複合機能を有する複写機のスキャナ機能ユニッ
ト)2070はSCSIインターフェースケーブル81
06を介して接続されている。またPCIバス8105
にはIDEコントローラ8108が接続されており、I
DEケーブル8109を介してIDEハードディスク装
置2004と接続されている。
【0152】以上のハードウエア構成を動作させるスキ
ャン動作に関するソフトウェア構造を図20に示す。
【0153】図20に示すように本実施の形態例のスキ
ャン動作において、ジョブマネージャ8201はアプリ
ケーションレベルの要求を分類、保存する機能を持つ。
DIS8202はアプリケーションレベルからのスキャ
ン動作に必要なパラメータを保存する。アプリケーショ
ンからの要求はメモリ2002に保存される。
【0154】スキャン動作管理部8203はジョブマネ
ージャ8201とDIS8202からスキャンを行うの
に必要な情報を取得する。スキャン動作管理部8203
はジョブマネージャ8201から図21に示すジョブ番
号8303とドキュメント番号8304からなるテーブ
ルデータを受け取る。そして、受取ったジョブ番号83
03、ドキュメント番号8304のテーブルデータを元
に、DIS8202より図22に示すスキャンパラメー
タを受け取る。そしてこの受け取ったスキャンパラメー
タによりアプリケーションから要求されているスキャン
条件を元にスキャンを行う。
【0155】スキャン動作管理部8203は、DIS8
202から取得した図22に示すスキャンパラメータ
を、ドキュメント番号順にスキャンシーケンス制御部8
204に渡す。DIS8202から取得した図22に示
すスキャンパラメータは、ジョブ番号8305、ドキュ
メント番号8306、画像ファイルタイプ8307、ス
キャン画像属性8308、スキャン画像圧縮形式830
9により構成されている。
【0156】図22に示すスキャンパラメータを受け取
ったスキャンシーケンス制御部8204は、スキャン画
像属性8308の内容に従ってSCSI制御部8207
をコントロールする。
【0157】これにより、図19に示すPCI8105
に接続されたSCSIコントローラ1525を起動し
て、SCSIケーブル8106を介してスキャナ207
0にSCSI制御コマンドを送る。このSCSI制御コ
マンドによりスキャナ2070による載置原稿のスキャ
ンが実行される。
【0158】スキャナ2070でスキャンした画像は、
SCSIケーブル8106を介してSCSIコントロー
ラ1525に送られ、さらにPCIバス8105を介し
てメモリ(RAM)2002に格納される。
【0159】スキャンシーケンス制御部8204は、ス
キャナ2070による1頁分のスキャンが終了し、PC
Iバス8105を介してメモリ2002に画像が格納さ
れた時点で、図22に示すスキャンパラメータのスキャ
ン画像圧縮形式8309の内容にしたがって、メモリ2
002に格納されているスキャン画像を圧縮するため
に、圧縮・伸長制御部8205に対して要求を出す。
【0160】要求を受け取った圧縮・伸長制御部820
5は、PCIバス8105に接続されているコーデック
8104を用いて、メモリ2002に格納されているス
キャン画像を読み出してきてスキャンシーケンス制御部
8204からのスキャン画像圧縮形式8309により指
定された圧縮形式で圧縮する。圧縮・伸長制御部820
5は、圧縮した画像をPCIバス8105を介してメモ
リ2002に格納する。
【0161】スキャンシーケンス制御部8204は、圧
縮・伸長制御部8205がスキャン画像圧縮形式830
9で指定された形式にスキャン画像を圧縮し、メモリ2
002に格納した時点で、スキャンパラメータ8302
の画像ファイルタイプ8307にしたがってメモリ20
02に格納されている圧縮されたスキャン画像をファイ
ル化する。
【0162】スキャンシーケンス制御部8204は、フ
ァイルシステム8206に対して、スキャンパラメータ
8302の画像ファイルタイプ8307で指定されたフ
ァイル形式でファイル化することを要求する。
【0163】ファイルシステム8206は、スキャンシ
ーケンス制御部8204からの画像ファイルタイプ83
07にしたがって、メモリ2002に格納されている圧
縮された画像をファイル化し、PCIバス8105を介
してIDEコントローラ8108に転送する。
【0164】IDEコントローラ8108は、転送デー
タされてきたデータをIDEケーブル8109を介して
IDEハードディスク装置8110に転送することによ
り、スキャンされた圧縮画像をファイル化する。
【0165】スキャンシーケンス制御部8204は、フ
ァイルシステム8206がIDEハードディスク装置8
110にファイル化された画像を格納した時点で、スキ
ャナ8107上の一枚の原稿の処理が終了したとして、
スキャン動作管理部8203にスキャン終了通知を送り
返す。
【0166】この時点でスキャナ2070上にまだスキ
ャンが行われていない原稿が存在し、ジョブマネージャ
8201からスキャン要求が存在する場合には、再度、
DIS8202に格納されているスキャンパラメータ8
302を用いて、スキャンシーケンス制御部8204に
スキャン動作を要求する。
【0167】スキャナ2070上にスキャンされていな
い原稿が存在しない場合、またはジョブマネージャ82
01からのスキャン要求が存在しない場合には、スキャ
ン動作が終了したものとしてジョブマネージャ8201
に対してスキャン終了通知を発行する。
【0168】(プリント動作)以下、本実施の形態例に
おけるプリント動作について詳細に説明する。図23は
本実施の形態例におけるプリント動作に関するハードウ
ェア構成を示す制御ブロックの概念図である。
【0169】図23において、PCIバス9005にC
PU2001とメモリ2002、画像の圧縮・伸張ボー
ドであるコーデック9004、及びプリンタ2095、
本実施の形態例システムを接続するためのI/Fを提供
するエンジンI/Fボード1527が接続されている。
【0170】エンジンI/Fボード1527とプリンタ
(または複合機能を有する複写機のプリンタ機能ユニッ
ト)2095は、エンジンインターフェースケーブル9
006を介して互いに接続されている。
【0171】エンジンI/Fボード1527は、内部に
DPRAMを持ち、このDPRAMを介してプリンタ2
095へのパラメータ設定、及び、プリンタの状態読み
出しと、プリントの制御コマンドのやりとりを行う。ま
たこのエンジンI/Fボード1527はビデオ(Vid
eo)コントローラを持ち、プリンタ2095からエン
ジンインターフェースケーブル9006経由で与えられ
るVCLK(VideoClock)とHSYNCに合
わせて、PCIバス9005上に展開されているイメー
ジデータをエンジンインターフェースケーブル9006
を介してプリンタ2095に送信する。
【0172】この本実施の形態例の適用される複写装置
のプリントイメージデータの転送タイミングを図24に
示す。図24は本実施の形態例の適用される複写装置の
プリントイメージデータの転送タイミングを示す図であ
る。
【0173】図24において、VCLK信号は常時発生
されているクロック信号であり、HSYNC信号はプリ
ンタ2095の1ラインのデータ処理開始に同期して与
えられる。
【0174】また、エンジンI/F1527に内蔵され
るビデオコントローラは、設定された画像幅(WIDT
H)分のデータを、設定されたPCIバス9005上の
メモリ(SOURCE)から読み出して、ビデオ信号と
してエンジンI/Fケーブル9006に出力する。これ
を指定ライン分(LINES)繰り返した後、処理終了
割込み(IMAGE_END割り込み)を発生する。
【0175】以上に説明した通り、CPU2001が実
行中のアプリケーションプログラムからAPIコントロ
ール1518にプリントジョブの指示が渡されると、A
PIコントロール1518はこれを図17に示すコント
ローラレベルのジョブマネージャ1519にジョブとし
て渡す。
【0176】さらにこのジョブマネージャ1519は、
ジョブの設定をDIS7102に格納し、プリントマネ
ージャ1526にジョブの開始を指示する。プリントマ
ネージャ1526は、ジョブを受け付けるとDIS71
02からジョブ実行に必要な情報を読み出し、エンジン
I/Fボード1527及び、エンジンI/Fボード15
27に内蔵するDPRAMを介してプリンタ2095に
設定する。
【0177】エンジンI/Fボード1527の設定項目
の例を図25に、プリンタ2095へのエンジンI/F
ボード1527に内蔵するDPRAMを介した設定項目
及び制御コマンド、状態コマンドを図26に示す。以
下、図25、及び図26を参照して本実施の形態例のプ
リントマネージャ1526によるプリンタジョブの例を
具体的に説明する。
【0178】以下の説明においては、説明の簡単のため
に、プリントジョブの例として、非圧縮、レター(1
1”×8.5”)サイズ2値画像の、2ページ1部プリ
ント、プリンタが、600dpiの性能を持つものとし
て、具体的に動作を説明する。
【0179】プリントマネージャ1526は、ジョブマ
ネージャ1519からこのジョブを受けると、受け取っ
たジョブにおける画像の幅(この場合8.5”の側とす
る)の画像バイト数を算出する。
【0180】 WIDTH=8.5×600÷8≒630(バイト) 次にライン数を演算する。
【0181】 LINES=11×600=6600(ライン) これらの算出した値と、与えられた1ページ目の画像が
格納されているソースアドレス(SOURCEアドレ
ス)とを図25に示したWIDTH9101,LINE
S9102,SOURCE9103に設定する。
【0182】この時点でエンジンI/Fボード1527
は画像出力の用意が完了しているが、プリンタ2095
からのHSYNC信号が来ていないため(VCLKは来
ている)画像データを出力していない。
【0183】次にプリントマネージャ1526は。図2
6に示したDPRAMの所定のアドレス(BookNo
9201)に出力部数である1を書き込む。その後、1
ページ目に対する出力用紙の給紙要求(FEED_RE
Q9202)を発行する。そして、プリンタ2095か
らのIMAGE_REQ9203を待つ。
【0184】プリンタからIMAGE_REQ6203
が来たら、IMAGE_START9204を発行す
る。これを受けてプリンタ2095はHSYNCを出し
始め、HSYNC待ちであったエンジンI/Fボード1
527は画像を出力する。
【0185】プリンタ2095は、出力用紙の後端を検
出すると、IMAGE_END9205を出力し、出力
用紙が排出されるとSHEET_OUT9206を出力
する。
【0186】プリントマネージャ1526は、1ページ
目のIMAGE_END9205を受けて、2ページ目
のWIDTH9101,LINES9102,SOUR
CE9103をエンジンI/Fボード1527に設定
し、FEED_REQ9202を出して、IMAGE_
REQ9203を待つ。2ページ目のIMAGE_RE
Q9203が来てからの動作は、1ページ目と同様であ
る。
【0187】(機器情報獲得)図27を用いて、本実施
の形態例におけるLANネットワーク2011上にある
複数の画像入出力機器の情報を獲得する方法を説明す
る。ここに示す画像入出力機器は、一つは図2に示すデ
ジタル複写機(2070,2095)であり、スキャナ
2070、プリンタ2095を組み合わせた機器であ
る。それ以外はプリンタ2902、プリンタ2903が
接続されている場合を例として説明する。
【0188】複写機(2070,2095)の電源を入
れると、初期ルーチンの中でLANネットワーク201
1と接続され、CPU2001による機器情報の獲得制
御が行なわれる。獲得した機器情報は、RAM2002
に記憶する。ここで獲得した機器情報の例を図28に示
す。
【0189】図28において、2801に示すNo.1
は、自己のプリンタ2095が、モノクロ、両面コピー
可能、フィニッシャ有りかつステープル有り、40ペー
ジ/分であることを示している。同様に最初に検索され
た2802に示すNo.2のプリンタ2902は、カラ
ー、両面プリント不可、フィニッシャ接続なし、6ペー
ジ/分であることを示している。
【0190】2803に示すNo.3のプリンタ290
2は、モノクロ、両面プリント不可、フィニッシャ有り
かつステープル有り、20ページ/分であることを示し
ている。
【0191】(コピー動作の説明)引続き図27を用い
て本実施の形態例におけるLANネットワーク2011
上にある複数の画像入出力機器を組み合わせたリモート
コピー制御を説明する。図27は本実施の形態例におけ
るLANネットワーク2011上にある複数の画像入出
力機器を組み合わせて実行可能なリモートコピー制御を
説明するための図である。
【0192】ユーザは、スキャナ2070に原稿をセッ
トし、スキャナ2070上の操作部からコピー条件を設
定する。そのコピー条件を表示した操作部を図29に示
す。LCD表示部2013には設定条件、動作状態を表
示しており、図29に示す例では、A4の用紙で等倍の
ままで30部のコピーを取り、なおかつステープルを行
うことを示している。
【0193】スタートキー2014を押すと、コピー動
作が開始する。実際の原稿読取り&プリントが開始する
前に、いくつかの工程を実行する。図30を用いて本実
施の形態例における実際の原稿読取り&プリント開始前
の制御について説明する。
【0194】上述した複写設定処理終了後にスタートキ
ー2014を押すとコピー動作が開始し、図2014に
示す制御に移行する(2951)。まずステップS1に
おいて、処理枚数が所定の値(20部)より多いかどう
かを判断する。ステップS1において、処理枚数が20
部以下の場合にはステップS4以下の処理に移行し,そ
のままプリンタ2095からプリントする処理を実行す
る。
【0195】このステップS1における判断の基準値
は、小数部の場合はコピー時間もそれほど長くなく、少
ない部数をネットワーク上の複数のプリンタに振り分け
るとかえって余計な手間がかかるためである。本実施の
形態例においては、その動作切り替えのスレッショルド
を20部としている。
【0196】一方、ステップS1において処理枚数が2
0部を超える設定の場合にはステップS2に進み、ネッ
トワーク上から出力できるプリンタを探す。この出力で
きるプリンタの条件は、(1)現在プリント中ではな
い、(2)用紙切れやジャム等のエラーが発生していな
い、(3)オプションが設定条件に合っているというも
のである。
【0197】図28に示す例では、設定されているステ
ープルを行えるソータが実装され、現在動作可能な状態
にある2つのプリンタ2095,2903が検索される
ことになる。
【0198】次にステップS3において、検索されたプ
リンタに出力するプリント部数を振り分ける為の演算を
行う。仮に、トータル出力部数がX部で、検索されたプ
リンタのパフォーマンスがプリンタAが「a pp
m」、プリンタBが「b ppm」、プリンタCが「c
ppm」の3台が検索された場合、各プリンタの出力
部数を求める演算式は以下のものになる。
【0199】 (1)プリンタAの出力部数:X*A/(A+B+
C)、 (2)プリンタBの出力部数:X*A/(A+B+
C)、 (3)プリンタCの出力部数:X*A/(A+B+
C)、 上述した図28に示す本実施の形態例の場合では、プリ
ンタ2095,2903の2台が検索されたので、それ
ぞれの出力部数は以下のものになる。
【0200】・プリンタ2095の出力部数:20部←
30部*40/(40+20)、 ・プリンタ2903の出力部数:10部←30部*20
/(40+20)。
【0201】以上の工程が終了したらステップS4に進
む。
【0202】ステップS4においては、原稿を読み取る
ためにスキャンを開始する。その後、ステップS5に示
すようにLANネットワーク2011上に画像データを
送信して、プリントを開始する。この時、プリンタ20
95のようにスキャナから直接プリンタに出力できる構
成になっている場合のみ、ネットワーク上に画像データ
の出力は行わない。
【0203】プリントを行っている最中は、ステップS
6に示すようにプリンタを監視して、用紙切れやジャム
等のエラーが発生していないことを確認している。えら
ーが発生していない場合には続くステップS9において
指定された処理が統べて終了したか否かを調べ、終了し
ていない場合にはステップS5に戻り次のプリント処理
を実行する。この場合において、ステップS3における
プリンタに出力するプリント部数の振り分けがなされて
いる場合には、順次所定のプリンタへの振り分けが行な
われる。
【0204】ステップS9において、当該ジョブで要求
された全ての処理が終了して全部数が出力し終わると、
当該コピージョブを終了する。
【0205】一方、ステップS6において、もしもエラ
ーが発生したことが確認された場合にはステップS7に
進み、再びステップS2と同様のネットワーク上に使用
可能な他のプリンタの検索を行なう。そして続くステッ
プS8において、ステップS3と同様にして検索結果に
基づいてプリントできなかった部分の部数のネットワー
ク接続プリンタへの振り分け枚数を算出して算出した枚
数をプリントするように設定する。そしてステップS9
に進む。
【0206】ステップS7において、検索してもネット
ワーク上のプリンタに空きがなかった場合であっても、
現在同じジョブをプリントする為に稼働中のプリンタに
対して、再度部数を振り分ける。
【0207】なお、この処理の途中において、コピーを
行っている最中は、図31に示すようにユーザーの定め
たプリンタネームである、”プリンタ1,プリンタ3へ
出力中”という表示をし、どのプリンタへ出力している
かを知らせる。このため、ユーザはこの図31に表示さ
れたプリンタに印刷結果を取りに行くことになる。
【0208】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、複数の機器をネットワーク上につなげることがで
き、また、他の機器の稼動状況、あるいは用紙なし等の
エラー状況を見て、あいている機器に対しても、コピー
出力動作を分配することができる。この結果、効率良く
コピー出力が得られる。
【0209】例えば、従来例で説明した例においても、
60cpmを超えるコピージョブを行うことが可能にな
る。
【0210】また、動作可能な機器に対し、その動作能
力に応じて分配数を決めることにより、コピージョブを
最短時間で行うことが可能になる。
【0211】例えば、60cpm,40cpm,20c
pmの処理速度の複写装置あるいは印刷装置があった場
合において、120部のコピーを行う場合、60cpm
の機器には60部、40cpmの機器には40部、20
cpmの機器には20部を自動的に分配されるため、コ
ピー動作は3台の機器で並行して行われ、各機器はほぼ
同一時間にコピージョブを終了させることができる。こ
の結果,使用者が行いたかったコピーは最短時間で終了
することが可能となる。
【0212】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,
リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用
しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,フ
ァクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0213】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0214】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0215】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0216】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0217】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0218】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図面やフローチャートに
対応するプログラムコードを格納することになる。
【0219】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の機器をネットワーク上につなげることができ、効率
よくコピー出力動作を分配することができる。
【0220】また、動作可能な機器に対し、その動作能
力に応じて分配数を決めることにより、コピージョブを
最短時間で行うことが可能になる。
【0221】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例が適用され
るネットワークシステム全体の構成図である。
【図2】本実施の形態例の適用される複写装置の全体ブ
ロック構成図である。
【図3】本実施の形態例の適用される複写装置のスキャ
ナ部、プリンタ部、及び操作部の外形図である。
【図4】本実施の形態例の適用される複写装置の操作部
の詳細構成を示す図である。
【図5】本実施の形態例の適用される複写装置のスキャ
ナ画像処理部の詳細ブロック図である。
【図6】本実施の形態例の適用される複写装置のプリン
タ画像処理部の詳細ブロック図である。
【図7】本実施の形態例の適用される複写装置の画像圧
縮処理部の詳細ブロック図である。
【図8】本実施の形態例の適用される複写装置の画像回
転部の詳細ブロック図である。
【図9】図8に示す画像回転部における処理画像の転送
制御を説明するための図である。
【図10】図8に示す画像回転部における処理画像の画
像回転処理を説明するための図である。
【図11】本実施の形態例の適用される複写装置のデバ
イスI/F部の詳細ブロック図である。
【図12】本実施の形態例の適用される複写装置のソフ
トウエアのブロック図である。
【図13】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
る組み込みアプリケーションの例を説明するための図で
ある。
【図14】本実施の形態例装置の操作部の基本操作画面
の表示例を示す図である。
【図15】本実施の形態例装置の操作部の複写機能選択
画面の表示例を示す図である。
【図16】本実施の形態例装置の操作部の両面コピー機
能を備えていない複写装置の場合の複写機能選択画面の
表示例を示す図である。
【図17】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
るDISを説明するための図である。
【図18】本実施の形態例の適用される複写装置のDI
S内部のデータベース、及びカウンタを示す図である。
【図19】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
るスキャンに関するハードウェア制御ブロックの概念図
である。
【図20】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
るスキャン動作に関するソフトウェア制御ブロックの概
念図である。
【図21】本実施の形態例の適用される複写装置のスキ
ャン動作における図20に示すスキャン動作管理部がジ
ョブマネージャから受け取るパラメータテーブルの概略
図である。
【図22】本実施の形態例の適用される複写装置のスキ
ャン動作における図20に示すスキャン動作管理部がD
ISから受け取るパラメータテーブルの概略図である。
【図23】本実施の形態例におけるプリント動作に関す
るハードウェア構成を示す制御ブロックの概念図であ
る。
【図24】本実施の形態例の適用される複写装置のプリ
ントイメージデータの転送タイミングを示す図である。
【図25】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
るエンジンI/Fボード内のプリントパラメータ設定項
目の例を示す図である。
【図26】本実施の形態例の適用される複写装置におけ
るプリンタへのエンジンI/Fボードに内蔵するDPR
AMを介した設定項目及び制御コマンド、状態コマンド
の例を示す図である。
【図27】本実施の形態例におけるLAN上にある複数
の画像入出力機器を組み合わせて実行可能なリモートコ
ピー制御を説明するための図である。
【図28】図27に示す構成における電源投入時の機器
情報獲得制御により獲得された機器情報の例を示す図で
ある。
【図29】本実施の形態例におけるリモートコピーのモ
ード選択画面の表示例を示す図である。
【図30】本実施の形態例における実際の原稿読取り&
プリント開始前の制御を説明するための図である。
【図31】本実施の形態例におけるコピー処理における
出力を複数のプリンタへ振り分ける場合のコピー処理時
の表示画面の例を示す図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AR01 AR03 HH03 HH05 HK15 HQ14 HV09 HV10 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB00 BB10 EE05 QQ04 5C062 AA05 AA14 AA27 AA29 AA35 AB02 AB11 AB22 AB41 AB42 AC03 AC60 AE15 AF06 AF07 BA00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像供給機器と複数の画像出力機器とを
    通信媒体を介して互いに接続してなる情報処理システム
    において、 前記画像供給機器は、 出力画像を入力する画像入力手段と、 前記通信媒体に接続された画像出力機器に関する情報を
    保持する機器情報記憶手段と、 画像出力数を指定する指定手段と、 前記画像入力手段から入力した画像データを、複数の前
    記画像出力機器に振り分ける制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記機器情報記憶手段に記憶される画
    像出力機器情報に応じて、前記指定手段から入力された
    数の画像の出力先として前記複数の画像出力機器におけ
    る画像出力終了時間を考慮して画像の出力先の振り分け
    を行なうことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記画像供給機器は、更に、前記複数の
    画像出力機器において画像出力動作が可能であるかどう
    かを認識する機器管理手段を備え、 前記制御手段は前記機器管理手段により動作可能である
    と認識した前記画像出力機器を前記指定手段により指定
    された数の画像の出力先とすることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記画像供給機器は、更に振り分けた前
    記複数の画像出力機器情報を表示する表示手段を備え、
    当該画像供給機器より振り分け先が確認可能とすること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記通信媒体はローカルエリアネットワ
    ークであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記画像供給機器は少なくとも原稿画像
    を読み込む画像情報読み取り機器であり、前記入力手段
    は原稿画像を読み取る画像読取手段であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記画像出力機器は、通信媒体に接続さ
    れたプリンタであり、前記機器情報記憶手段は前記通信
    媒体に接続されたプリンタの有する機能情報及び動作状
    態情報を保持することを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記指定手段で指定する画像出力数は、
    前記プリンタより印刷出力する印刷枚数または部数であ
    ることを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記機器情報記憶手段
    に記憶される画像出力機器情報に応じて、前記複数の画
    像出力機器における画像出力終了時間ができるだけ同じ
    くなるように画像出力先を振り分けることを特徴とする
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報処理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 画像供給機器と複数の画像出力機器とを
    通信媒体を介して互いに接続してなる情報処理システム
    における情報処理方法であって、 前記画像供給機器は、前記通信媒体に接続された画像出
    力機器に関する情報を保持しておき、各画像出力機器に
    入力画像データを振り分ける際に、前記保持している画
    像出力機器に関する情報より出力するべき画像を前記複
    数の画像出力機器に振り分けた場合の画像出力終了時間
    を考慮して複数の前記画像出力機器に振り分けることを
    特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記画像供給機器において、更に、前
    記複数の画像出力機器において画像出力動作が可能であ
    るかどうかを認識し、動作可能であると認識した前記画
    像出力機器を入力画像の出力先とすることを特徴とする
    請求項9記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記画像供給機器において、更に振り
    分けた前記複数の画像出力機器情報を表示手段に表示
    し、当該画像供給機器より振り分け先が確認可能とする
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の情
    報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記通信媒体はローカルエリアネット
    ワークであることを特徴とする請求項9乃至請求項11
    のいずれかに記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記画像供給機器が振り分ける入力画
    像データを画像情報読み取り機器によって読み取られた
    原稿画像とすることを特徴とする請求項9乃至請求項1
    2のいずれかに記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記画像出力機器は、通信媒体に接続
    されたプリンタであり、画像出力機器に関する情報は前
    記通信媒体に接続されたプリンタの有する機能情報及び
    動作状態情報であり、出力画像の振り分けに際して前記
    複数の画像出力機器における画像出力終了時間ができる
    だけ同じくなるように画像出力先を振り分けることを特
    徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の情
    報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項1乃至請求項14のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    列。
  16. 【請求項16】 前記請求項1乃至請求項14のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    を記憶したコンピュータ可読記録媒体。
JP10322658A 1998-11-12 1998-11-12 情報処理システム及び情報処理方法 Pending JP2000151873A (ja)

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